JPH07291186A - 二重反転プロペラ軸のシール装置における潤滑装置 - Google Patents

二重反転プロペラ軸のシール装置における潤滑装置

Info

Publication number
JPH07291186A
JPH07291186A JP6107591A JP10759194A JPH07291186A JP H07291186 A JPH07291186 A JP H07291186A JP 6107591 A JP6107591 A JP 6107591A JP 10759194 A JP10759194 A JP 10759194A JP H07291186 A JPH07291186 A JP H07291186A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
propeller
outer shaft
lip
seal device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6107591A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3229120B2 (ja
Inventor
Masatoshi Eda
政利 江田
Takashi Omura
隆 大村
Masahiro Tanaka
政浩 田中
Masami Akatsu
昌巳 赤津
Kiyoshi Uchiyama
潔 内山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eagle Industry Co Ltd
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Eagle Industry Co Ltd
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Eagle Industry Co Ltd, Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Eagle Industry Co Ltd
Priority to JP10759194A priority Critical patent/JP3229120B2/ja
Publication of JPH07291186A publication Critical patent/JPH07291186A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3229120B2 publication Critical patent/JP3229120B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63HMARINE PROPULSION OR STEERING
    • B63H23/00Transmitting power from propulsion power plant to propulsive elements
    • B63H23/32Other parts
    • B63H23/321Bearings or seals specially adapted for propeller shafts
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63HMARINE PROPULSION OR STEERING
    • B63H23/00Transmitting power from propulsion power plant to propulsive elements
    • B63H23/32Other parts
    • B63H23/321Bearings or seals specially adapted for propeller shafts
    • B63H2023/323Bearings for coaxial propeller shafts, e.g. for driving propellers of the counter-rotative type

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Ocean & Marine Engineering (AREA)
  • Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)
  • Sealing Of Bearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 二重反転プロペラ船において、前方プロペラ
の後部に装備される内軸船尾側軸封装置(内軸後部シー
ル装置)の潤滑装置の簡素化をはかる。 【構成】 前方プロペラ5(外軸2の後端部に取り付け
られている)の後端面に取り付けられたケーシング7a
とケーシング7aの内周に取り付けられ内径端部が内軸
1上のライナー8と摺接可能なラバー製のリップ型シー
ル9〜12とで内軸後部シール装置7を構成し、リップ型
シール11と12との間に開口する非常用配管14を外軸2の
内面に布設し、配管14の端部を、外軸前部シール装置19
を構成するライナー16を前後方向に貫通する給油穴20,
弁15を介して、外軸軸受3の潤滑油室3aに連用する構
成とすることにより、外軸前部シール装置19付近の簡素
化を可能にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、二重反転プロペラ軸の
シール装置における潤滑装置に関し、特に二重反転プロ
ペラ船において、前方プロペラの後部に装備される内軸
船尾側軸封装置(内軸後部シール装置)の潤滑装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、1軸船の船尾管軸封装置の潤滑装
置として、図3に示すようなものが提案されている。す
なわち図3において、符号114,115はプロペラ軸113を
支持するための船体116に装着された船尾管軸受を示し
ている。船尾管軸受114,115は潤滑油を用いているの
で、この潤滑油117の外部への流出を防ぐ目的から、船
尾管軸受114,115の船首側と船尾側の2ケ所に船尾管軸
封装置が設けられる。符号114aは船尾管軸受114(11
5)の潤滑油室を示している。
【0003】船尾管軸封装置は、船体116の船尾管前端
部と後端部とにプロペラ軸113の外周を包囲するように
設けられた軸封装置のケーシング100,109と、ケーシン
グ100,109の内周に取り付けられるとともに内径端部が
プロペラ軸113上のライナー105,112の外周面に摺接す
るラバー製のリップ型シール101〜104,110〜111とで構
成されており、各リップ型シール間には摺動部を潤滑す
るために潤滑油が封入されている。
【0004】そして多くの船舶には、リップ型シールの
交換が比較的難しい船尾側軸封装置のリップ型シールの
耐久性を確保するために、非常用配管106を装備してい
る。また、船尾管軸受114,115を潤滑した潤滑油を排油
するための排油管108に弁107が装備されていて、正常時
この弁107を“開”とすることにより、リップ型シール1
03と104との間の油圧が配管106によって船尾管軸受11
4,115の潤滑油室114aと同じとなり、結果的にリップ
型シール104をフリー状態として、リップ型シール103が
機能するようになっている。
【0005】リップ型シール103が損耗する等の異常時
には、弁107を“閉”とすることでリップ型シール103と
104との間の圧力が低くなり、リップ型シール104が機能
し始めるようになっている。
【0006】次に、このような船尾管軸封装置の潤滑装
置を二重反転プロペラ軸船の内軸後部シール装置に適用
した場合を想定してみると、それは図4,5に示すよう
なものとなる。図4において、符号1は内軸プロペラ軸
を、また符号2は外軸プロペラ軸をそれぞれ示してい
る。
【0007】外軸プロペラ軸2は外軸軸受3,4を介し
て船体21に回転可能に支持され、内軸プロペラ軸1は内
軸後部軸受13に回転可能に支持されるようになってい
る。なお内軸後部軸受13は外軸プロペラ軸2の後端部に
取り付けられた前方プロペラ5の内面に取り付けられて
いる。また、内軸プロペラ軸1の後端部に後方プロペラ
(図示せず)が取り付けられている。
【0008】符号7は内軸後部シール装置を示してお
り、この内軸後部シール装置7は内軸プロペラ軸1の外
周を包囲するように前方プロペラ5の後端面に設けられ
たケーシング7aと、ケーシング7aの内周に取り付け
られるとともに内径端部が内軸プロペラ軸1上のライナ
ー8の外周面に摺接するラバー製のリップ型シール9〜
12とで構成され、各リップ型シール間には摺動部を潤滑
するための潤滑油が封入されている。
【0009】符号19は外軸前部シール装置を示してお
り、この外軸前部シール装置19も、船体21に取り付けら
れるとともに外軸プロペラ軸2を包囲するように設けら
れたケーシング19aと、ケーシング19aの内周面に取り
付けられるとともに内径端部が外軸プロペラ軸2上のラ
イナー16の外周面に摺接するラバー製のリップ型シール
17,18,24とで構成され、各リップ型シール間には摺動
部を潤滑するための潤滑油が封入されている。
【0010】さらに、内軸後部シール装置7のリップ型
シール11と12との間へ給油するための非常用配管14が外
軸プロペラ軸2の内面に布設され、非常用配管14には外
軸前部シール装置19を介して出口配管25が連通するよう
になっており、出口配管25は弁15を介して、外軸軸受3
(4)の潤滑油室3aに開口する排油管22に接続されて
いる。図4中の符号6は外軸後部シール装置を示してお
り、この外軸後部シール装置6は外軸前部シール装置19
と同じ構成となっている。また符号27は潤滑油を示して
いる。
【0011】図5に示した装置は、図4の装置に、内軸
後部シール装置7への専用の給油装置41を外軸前部シー
ル装置19の船首側の外軸プロペラ軸2の表面に装着した
ものである。なお、給油装置41もケーシング41aとリッ
プ型シール42,43,ライナー40とをそなえ、図4におけ
る外軸前部シール装置19とほぼ同一の構成となってい
る。符号44はケーシング41aの船体側支持材を示してい
る。
【0012】このように、内軸後部シール装置7のリッ
プ型シール11と12との間への給油のために、外軸プロペ
ラ軸2の内面に非常用配管14が布設されている。そし
て、非常用配管14と弁15の出口配管25との接続構造とし
て、図4の場合は外軸前部シール装置19のリップ型シー
ル17と18の間を利用し、図5の場合は専用の給油装置41
が設けられている。
【0013】そして、正常時には弁15は“開”となって
おり、リップ型シール11と12との間の油室が非常用配管
14や出口配管25によって外軸軸受3,4付近と同じとな
り、結果的にリップ型シール12をフリー状態として、リ
ップ型シール11が機能するようになっている。リップ型
シール11が損耗する等の異常時には、弁15を“閉”とす
ることで、リップ型シール11と12との間の圧力が低くな
り、リップ型シール12が機能し始める。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図4,5に
示したものでは、次のような問題点がある。 (1) 外軸前部シール19付近の軸室は大変狭いので、排油
管22に装備する弁15や出口配管25の取り付けがしにくい
うえ、図5の場合、さらに専用の給油装置41の取り付け
作業の追加が必要となる。 (2) 外軸プロペラ軸2の内面に布設された非常用配管14
と接続するために、外軸前部シール装置19にリップ型シ
ール24を追加するか、もしくは専用の給油装置41を設け
る必要があるが、いずれも外軸プロペラ軸2の前後方向
に取付スペースが必要となり、軸系装置が長くなる。そ
の結果、主機関をその分前方へ移動する必要が生じ、機
関室の配置が難しくなると共に、軸系装置の延長分に加
え追加した給油装置の費用が増加する。
【0015】本発明は、これらの問題点の解決をはかっ
た二重反転プロペラ軸のシール装置における潤滑装置を
提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、請求項1に記載の二重反転プロペラ軸のシール装置
における潤滑装置は、二重反転プロペラ船において、上
記プロペラ船の船体に装着された外軸軸受により回転可
能に支持され後端部に前方プロペラを装着された外軸プ
ロペラ軸と、同外軸プロペラ軸の内部に配設されるとと
もに同外軸プロペラ軸に装着された内軸軸受により回転
可能に支持され後端部に後方プロペラを装着された内軸
プロペラ軸と、上記外軸軸受の潤滑油の漏洩を防止すべ
く上記前方プロペラの前方で上記の船体と外軸プロペラ
軸との間に介装された外軸前部シール装置と、上記内軸
軸受の潤滑油の漏洩を防止すべく上記前方プロペラの後
方で上記の外軸プロペラ軸と内軸プロペラ軸との間に介
装された内軸後部シール装置とをそなえ、同内軸後部シ
ール装置が、上記内軸プロペラ軸の外周を包囲するよう
に上記前方プロペラに設けられたケーシングと、同ケー
シングの内周面に取り付けられ内径端部が上記内軸プロ
ペラ軸上のライナーの外周面に摺接可能な複数個のリッ
プ型シールとで構成されるとともに同各リップ型シール
間に潤滑油が封入され、上記外軸前部シール装置が、上
記外軸プロペラ軸の外周を包囲するように上記船体に設
けられたケーシングと、同ケーシングの内周に取り付け
られ内径端部が上記外軸プロペラ軸上のライナーの外周
面に摺接可能な複数個のリップ型シールとで構成される
とともに同各リップ型シール間に潤滑油が封入され、上
記外軸プロペラ軸の内面に非常用配管が布設され、同非
常用配管の後端部が上記内軸後部シール装置のリップ型
シール間に接続されるとともに、前端部が弁を介して上
記外軸前端シール装置のライナーを前後方向に貫通し上
記外軸軸受の潤滑油室に連通する給油穴に接続されてい
ることを特徴としている。
【0017】また、請求項2に記載の二重反転プロペラ
軸のシール装置における潤滑装置は、請求項1に記載の
二重反転プロペラ軸のシール装置における潤滑装置にお
いて、上記弁が、上記外軸プロペラ軸の表面に装着され
ていることを特徴としている。
【0018】
【作用】上述の本発明の二重反転プロペラ軸のシール装
置における潤滑装置では、外軸プロペラ軸の表面に装備
された弁を正常時に“開”とすることで、内軸後部シー
ル装置のリップ型シール間の圧力が、外軸軸受付近と同
じになり、内側のリップ型シールが機能して、外側のリ
ップ型シールはフリーの状態となる。何らかの異常時に
は、弁を“閉”にすることで、リップ型シール間の圧力
が下がり、フリー状態だったリップ型シールが機能す
る。
【0019】外軸前部シール装置のライナーを前後方向
に貫通する給油穴を介して非常用配管を外軸軸受の潤滑
油室に接続したことにより、外軸前部シール装置のリッ
プ型シールの個数を少なくでき、さらに弁を外軸プロペ
ラ軸に装着したことと相まって、外軸前部シール装置付
近の簡素化をはかることができる。
【0020】
【実施例】以下、図面により本発明の一実施例としての
二重反転プロペラ軸のシール装置における潤滑装置につ
いて説明すると、図1はその側断面図、図2(a),(b)は
弁の変形例を示す側断面図である。なお、図1中図4,
5と同じ符号はほぼ同一の部材を示している。
【0021】この実施例も外軸プロペラ軸2が船体21に
装着された外軸軸受3,4により回転可能に支持され、
外軸2の後端部に前方プロペラ5が取り付けられてい
る。さらに、前方プロペラ5の内面に内軸後部軸受13が
取り付けられ、内軸プロペラ軸1が内軸後部軸受13に回
転可能に支持されて外軸プロペラ軸2と同芯状に配設さ
れている。なお内軸プロペラ軸1の後端部(図1の左端
部)に後方プロペラ(図示せず)が取り付けられてい
る。
【0022】さらに、前方プロペラ5の後端面に、図
4,5の場合と同様に、内軸後部シール装置7が取り付
けられている。符号9〜12は内軸後部シール装置7のケ
ーシング7aの内周面に上端部を取り付けられたラバー
製のリップ型シールを示していて、それらの各内径端部
が内軸プロペラ軸1に装着されたライナー8の外周面に
摺接するようになっている。なおこの内軸後部シール装
置7は図4,5中の内軸後部シール装置7と同じ構成で
ある。
【0023】また、符号6は外軸後部シール装置を、符
号19は外軸前部シール装置をそれぞれ示しており、これ
らはいずれも図3,4中の外軸後部シール装置6および
外軸前部シール装置19と同じ構成であるるさらに、外軸
プロペラ軸2の内面に非常用配管14が布設されており、
非常用配管14の後端部は内軸後部シール装置7のリップ
型シール11と12との間に接続され、前端部は、弁15を介
して、外軸前部シール装置のライナー16(このライナー
16は外軸プロペラ軸2に取り付けられている)を前後方
向に貫通する給油穴20の前端部に接続されている。
【0024】給油穴20の後端部は外軸軸受3(4)の潤
滑油室3aに開口し、潤滑油室3aに排油管22が接続さ
れている。弁15として通常の止め弁を用いてもよいが、
図2(a),(b)に示すような、外軸プロペラ軸2に装着し
たスリーブ30にボルト31を螺合し、このボルト31の回転
操作でボルト31を締め込んだり引き揚げたりして、図2
(a)の“開”状態と図2(b)の”閉“状態との切換えが行
なるような構造のものが好ましい。
【0025】上述の構成において、正常時、弁15を
“開”とすることで内軸後部シール装置7のリップ型シ
ール11と12との間の圧力が、外軸軸受3,4の潤滑油室
3aと同じになり、リップ型シール11が機能してリップ
型シール12はフリーの状態となる。何らかの異常時に
は、弁15を“閉”にすることで、リップ型シール11と12
との間の圧力が下がり、フリー状態だったリップ型シー
ル12が機能する。
【0026】そしてこの実施例の場合、図4,5の装置
のように排油管に弁15を装備していないこと、および図
4,5の装置における出口配管25を不用とするこによ
り、図4,5の装置における排油管22に弁15を装備さ
せ、かつ出口配管25を取り付けることによる不都合を解
消することができる。
【0027】さらに、外軸前部シール装置19におけるリ
ップ型シールの設置個数を減少することができ、また図
5の装置のような専用の給油装置41が不用となるため、
給油装置の製造費用および取り付け費用が不必要となる
ほか、給油装置の取り付けによる軸系長さの増加を抑制
できるなどの利点もある。また弁15を外軸プロペラ軸2
に装着したことにより、外軸前部シール装置19付近を簡
素化することが可能となる。
【0028】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の二重反転
プロペラ軸のシール装置における潤滑装置によれば、次
のような効果ないし利点が得られる。 (1) 排油管に弁を装備しないこと、および外軸前部シー
ル装置のリップ型シールの追加不要、さらに専用の給油
装置の装備不要等により、配置的に容易に内軸後部シー
ル装置用の非常用配管の布設ができる。 (2) 専用の給油装置本体の費用およびその取付費用なら
びに軸系長さの増加による費用増加を抑制することがで
き、コスト面で有利である。 (3) 弁を外軸プロペラ軸に装着したことにより、外軸前
部シール装置付近を簡素化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としての二重反転プロペラ軸
のシール装置における潤滑装置の側断面図。
【図2】(a) 同弁の変形例の「開」状態を示す側断面
図。 (b) 同「閉」状態を示す側断面図。
【図3】従来の1軸船のシール装置における潤滑装置の
側断面図。
【図4】従来技術を二重反転プロペラ軸船に適用した場
合のシール装置における潤滑装置の側断面図。
【図5】同専用の給油装置を装備した場合の側断面図。
【符号の説明】
1 内軸プロペラ軸 2 外軸プロペラ軸 3,4 外軸軸受 3a 潤滑油室 5 前方プロペラ 6 外軸後部シール装置 7 内軸後部シール装置 8,16 ライナー 9,10,11,12,17,18 リップ型シール 13 内軸軸受 14 非常用配管 15 弁 19 外軸前部シール装置 20 給油穴 21 船体 22 排油管 27 潤滑油
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大村 隆 長崎市飽の浦町1番1号 三菱重工業株式 会社長崎造船所内 (72)発明者 田中 政浩 長崎市飽の浦町1番1号 三菱重工業株式 会社長崎造船所内 (72)発明者 赤津 昌巳 埼玉県坂戸市大字片柳1500番地 イーグル 工業株式会社内 (72)発明者 内山 潔 埼玉県坂戸市大字片柳1500番地 イーグル 工業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二重反転プロペラ船において、 上記プロペラ船の船体に装着された外軸軸受により回転
    可能に支持され後端部に前方プロペラを装着された外軸
    プロペラ軸と、同外軸プロペラ軸の内部に配設されると
    ともに同外軸プロペラ軸に装着された内軸軸受により回
    転可能に支持され後端部に後方プロペラを装着された内
    軸プロペラ軸と、上記外軸軸受の潤滑油の漏洩を防止す
    べく上記前方プロペラの前方で上記の船体と外軸プロペ
    ラ軸との間に介装された外軸前部シール装置と、上記内
    軸軸受の潤滑油の漏洩を防止すべく上記前方プロペラの
    後方で上記の外軸プロペラ軸と内軸プロペラ軸との間に
    介装された内軸後部シール装置とをそなえ、 同内軸後部シール装置が、上記内軸プロペラ軸の外周を
    包囲するように上記前方プロペラに設けられたケーシン
    グと、同ケーシングの内周面に取り付けられ内径端部が
    上記内軸プロペラ軸上のライナーの外周面に摺接可能な
    複数個のリップ型シールとで構成されるとともに同各リ
    ップ型シール間に潤滑油が封入され、 上記外軸前部シール装置が、上記外軸プロペラ軸の外周
    を包囲するように上記船体に設けられたケーシングと、
    同ケーシングの内周に取り付けられ内径端部が上記外軸
    プロペラ軸上のライナーの外周面に摺接可能な複数個の
    リップ型シールとで構成されるとともに同各リップ型シ
    ール間に潤滑油が封入され、 上記外軸プロペラ軸の内面に非常用配管が布設され、 同非常用配管の後端部が上記内軸後部シール装置のリッ
    プ型シール間に接続されるとともに、前端部が弁を介し
    て上記外軸前部シール装置のライナーを前後方向に貫通
    し上記外軸軸受の潤滑油室に連通する給油穴に接続され
    ていることを特徴とする、二重反転プロペラ軸のシール
    装置における潤滑装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の二重反転プロペラ軸の
    シール装置における潤滑装置において、 上記弁が、上記外軸プロペラ軸の表面に装着されている
    ことを特徴とする、二重反転プロペラ軸のシール装置に
    おける潤滑装置。
JP10759194A 1994-04-22 1994-04-22 二重反転プロペラ軸のシール装置における潤滑装置 Expired - Fee Related JP3229120B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10759194A JP3229120B2 (ja) 1994-04-22 1994-04-22 二重反転プロペラ軸のシール装置における潤滑装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10759194A JP3229120B2 (ja) 1994-04-22 1994-04-22 二重反転プロペラ軸のシール装置における潤滑装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07291186A true JPH07291186A (ja) 1995-11-07
JP3229120B2 JP3229120B2 (ja) 2001-11-12

Family

ID=14463043

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10759194A Expired - Fee Related JP3229120B2 (ja) 1994-04-22 1994-04-22 二重反転プロペラ軸のシール装置における潤滑装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3229120B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107269712A (zh) * 2017-07-26 2017-10-20 广西柳航墙材工业有限公司 一种高效螺旋真空挤出成型机的密封结构
KR101939761B1 (ko) * 2018-07-19 2019-01-17 엘아이지넥스원 주식회사 씰링 구조체

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107269712A (zh) * 2017-07-26 2017-10-20 广西柳航墙材工业有限公司 一种高效螺旋真空挤出成型机的密封结构
KR101939761B1 (ko) * 2018-07-19 2019-01-17 엘아이지넥스원 주식회사 씰링 구조체

Also Published As

Publication number Publication date
JP3229120B2 (ja) 2001-11-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2043546C (en) Sealing device for a rotating propeller shaft of a ship
US4174672A (en) Ship's propeller shaft sealing assembly
JP3479328B2 (ja) 2本の同心的に配置された二重反転プロペラシャフトを備えた船舶のプロペラ駆動機構のパッキンに対する潤滑装置
JPH037832B2 (ja)
JPH01148171U (ja)
JP3813842B2 (ja) 水潤滑型の船尾管シール装置
JPH07291186A (ja) 二重反転プロペラ軸のシール装置における潤滑装置
JPH0132638Y2 (ja)
GB2140880A (en) Shaft sealer
JP3117333B2 (ja) 二重反転プロペラ装置における船尾管の給水および軸封・給水装置
JP2003127988A (ja) 水中構造体のシール装置
JPH0332478Y2 (ja)
JP3117332B2 (ja) 船尾管軸封装置
JPH07251795A (ja) 二重反転プロペラ船用船尾管シール装置のドレン排水方法およびドレン排水管構造
JPH06323439A (ja) 船尾管軸封装置
JPH07242197A (ja) 船尾管シール装置
JP2002234493A (ja) ポッドプロペラ推進システムのシール装置
JPS5943264A (ja) 船尾管軸封装置
JP2000065219A (ja) 油潤滑式船尾管軸受の船首側軸封装置
JPH07156887A (ja) 船舶のプロペラシャフトのシール構造
JPH0972427A (ja) 船尾管シール装置
JPH06344984A (ja) 船舶用隔壁シール装置
JP2005041348A (ja) 船舶用推進軸の軸封装置及び軸封方法
JPH07242198A (ja) 船尾管シール装置
JPH0717488A (ja) 船尾管軸封装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20010808

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees