JPH0728U - 緑化用支柱 - Google Patents

緑化用支柱

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JPH0728U
JPH0728U JP1408692U JP1408692U JPH0728U JP H0728 U JPH0728 U JP H0728U JP 1408692 U JP1408692 U JP 1408692U JP 1408692 U JP1408692 U JP 1408692U JP H0728 U JPH0728 U JP H0728U
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JP
Japan
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foamed molded
greening
hego
foamed
plant
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Pending
Application number
JP1408692U
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English (en)
Inventor
兼三 久布白
紘 遠藤
時次 今村
哲雄 井口
Original Assignee
三菱化学ビーエーエスエフ株式会社
キッコーナ株式会社
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Publication date
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Publication of JPH0728U publication Critical patent/JPH0728U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】天然のヘゴと同様に使用できるように、保水性
及び過剰水の排水機能に優れ、かつ、強度的にも満たさ
れているようにする。 【構成】支柱1は、互いに連通した空隙を有し、その空
隙率が全容積の10〜50%であって筒状に形成された
発泡成形体1aと、この発泡成形体1aに長さ方向へ沿
って埋設された補強材7とから構成されており、発泡成
形体1aは、発泡ポリスチレン粒子(他の発泡樹脂粒子
でもよい)2をその粒子表面同士を点接着させることに
よって、上記空隙率の範囲内での空隙が存在するように
形成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は気根を持つ植物の育成に用いる緑化用支柱に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、つる科植物等のように気根を持つ植物は、天然のヘゴ材を用いて該ヘ ゴ材に植物の茎や根を絡ませながら成長させ、観葉植物として室内等に置いて観 賞に供されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
天然のヘゴは高価であり、しかも、入手することが非常に困難になってきてい る。その解決案として、実開平2−46542号公報に開示されているように、 織布又は不織布に高吸水性樹脂シートを積層接着した積層シートを筒状に丸めて 形成した人工ヘゴが提案されているが、この人工ヘゴは強度的に弱く、生長して いく植物の根を安定させてはわせる上に難点がある。
【0004】 本考案は上記の点に鑑みてなされたもので、その目的は保水性及び過剰水の排 水機能に優れていると共に、強度的にも満たされていて、人工ヘゴとしては極め て有用である緑化用支柱を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案の特徴とする緑化用支柱は互いに連通した 空隙を有し、その空隙率が全容積の10〜50%の発泡成形体であり、かつ、そ の発泡成形体には長さ方向へ沿って補強材が埋設されて成るものである。
【0006】 また、上記補強材は周面部に孔が穿設されている管状体であることが、本緑化 用支柱に根を絡ませた植物に対し給水を行なう上で便利である。
【0007】
【実施例】
以下に、本考案を図示の実施例を参照しながら説明すると、先ず、図1におい て、支柱1は互いに連通した空隙を有し、その空隙率が全容積の10〜50%で あって断面形状が多角形状や円状等の筒状に形成された発泡成形体1aと、この 発泡成形体1aに長さ方向へ沿って埋設された補強材7とから構成されている。
【0008】 そして、発泡成形体1aは、図2に示すように発泡ポリスチレン粒子(その他 のポリプロピレン、ポリエチレン等の発泡樹脂粒子でもよい)2を接着剤3(エ ポキシ系、ウレタン系、酢酸ビニル系、アクリル系、ゴム系、アスファルト系) を用いて粒子表面同士を点接着させることにより、上記空隙率の範囲内での空隙 4が存在するように形成される。
【0009】 また、上記発泡ポリスチレン粒子2に代えて、図3に示すように非球状である サドル状の発泡樹脂チップ5、例えば三菱油化バーデイツシエ株式会社製のYB チップ(商品名)を用い、この発泡樹脂チップ5を成形金型内で互いに面5aで 熱融着もしくは接着して、細長い空隙6が上記と同様の空隙率で形成されたもの であってもよい。
【0010】 なお、補強材7には木材や樹脂の成形棒、竹棒等が用いられるが、これは、図 4に示すように周面部に多数の孔8が穿設されている管状体であることが植物へ の給水の面で好ましく、この管状体内に水ごけを充填してもよい。
【0011】 そして、孔8は管状体の周面積の1〜40%の割合で、特に管状体の上半部側 に穿設しておくのが給水を効率的に行なう上で好ましく、また、発泡成形体1a の外周面には不織布、樹脂製ネット、金網等の外被9を補強や保水性及び気根の からみを高めるために被着してもよい。
【0012】 次に、本考案の緑化用支柱を使用した場合の具体例を説明すると、発泡成形体 1a内に直径が3mmである孔8を周面積の15%の割合で穿設した管状の補強 材7を埋設する一方、その外側をポリプロピレン製不織布の外被9により被覆し た支柱(図4に示すものと同様)1を植木鉢に立設し、つる科植物の一種である シダを定植したところ、この植物は従来の天然のヘゴを用いた時と同様に生長し た。
【0013】 また、図5に示すように発泡成形体1a内に直径が3mmである孔8を周面積 20%の割合で穿設した管状の補強材7を埋設する一方、その外側をレーヨン系 でポリプロピレン繊維を約10%含む不織布の外被9により被覆した支柱1を植 木鉢11に立設し、シダfを定植した。
【0014】 そして、植木鉢11を水槽12内に収容し、補強材7の中央部分と水槽12と の間を給水ポンプpを介して接続し、水槽12内の水を循環させて植物(シダf )に随時給水が行なわれるように実施したところ、植物は天然のヘゴを用いた場 合と同様に成長した。13は給水管である。
【0015】
【考案の効果】
本考案は上記の如くであって、発泡成形体は保水性があると共に過剰水の排水 機能に優れており、また、補強材の存在で強度的にも十分満たされているので、 天然のヘゴと同様に植物を育成できる。また、断面形状や色彩も自由に選定して 実施できる利点がある。
【0016】 加えて、周面部に孔が穿設されている管状体を補強材として用いれば、これに 給水ポンプを接続することで給水が容易となり、手間が省けると同時に植物の枯 れ死も防止され、安定させて植物の育成ができるものであって、その実用的価値 は多大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す正断面図である。
【図2】図1の部分拡大断面図である。
【図3】図2の変形例を示す断面図である。
【図4】本考案の他の実施例を示す正断面図である。
【図5】本考案緑化用支柱の使用状態を示す正断面図で
ある。
【符号の説明】
1は支柱、1aは発泡成形体、4、6は空隙、7は補強
材、8は孔である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 今村 時次 三重県四日市市川尻町1000番地 三菱油化 バーデイツシエ株式会社内 (72)考案者 井口 哲雄 愛知県名古屋市北区長喜町一丁目12番地の 1 キッコーナ株式会社内

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに連通した空隙を有し、その空隙率
    が全容積の10〜50%の発泡成形体であり、かつ、そ
    の発泡成形体には長さ方向へ沿って補強材が埋設されて
    成ることを特徴とする緑化用支柱。
  2. 【請求項2】 補強材は周面部に孔が穿設されている管
    状体であることを特徴とする請求項1記載の緑化用支
    柱。
JP1408692U 1992-01-31 1992-01-31 緑化用支柱 Pending JPH0728U (ja)

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JP1408692U JPH0728U (ja) 1992-01-31 1992-01-31 緑化用支柱

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JP1408692U JPH0728U (ja) 1992-01-31 1992-01-31 緑化用支柱

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JPH0728U true JPH0728U (ja) 1995-01-06

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ID=11851301

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JP1408692U Pending JPH0728U (ja) 1992-01-31 1992-01-31 緑化用支柱

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JP (1) JPH0728U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200459224Y1 (ko) * 2011-01-06 2012-03-26 김우동 식물착생재배용 지주

Cited By (1)

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