JPH07289694A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JPH07289694A
JPH07289694A JP8473794A JP8473794A JPH07289694A JP H07289694 A JPH07289694 A JP H07289694A JP 8473794 A JP8473794 A JP 8473794A JP 8473794 A JP8473794 A JP 8473794A JP H07289694 A JPH07289694 A JP H07289694A
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幸春 清水
Haruji Oyama
晴次 大山
Hiroshi Yamazaki
博 山崎
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 遊技盤の図柄が色彩的に多様に変化するよう
にして表現力を豊かにし、遊技者に鮮烈にアピールす
る。 【構成】 ELパネル6が遊技盤として配設されてお
り、このELパネル6の発光層14は、多色発光するよ
うにパターニングされ、遊技盤として色鮮やかな図柄や
種々の表示を行なうことができるようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パチンコ機等の遊技機
に関する。
【0002】
【従来の技術】遊技機では、視覚を通じて遊技を楽しま
せるための種々の工夫が施されている。例えば、パチン
コ機では、木製の基板に色鮮やかな図柄が描かれたセル
盤を貼付したものが遊技盤として配設され、色鮮やかな
図柄をみながら遊技を楽しむことができるようになって
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
セル盤による遊技盤は、色鮮やかな図柄が描いてあると
は言っても、それ自身が色彩的に変化する訳ではないた
めに、満足のいく十分な表現力やアピール力を与えるも
のではなかった。
【0004】そこで、本発明の目的は、遊技盤の図柄が
色彩的に多様に変化するようにして表現力を豊かにし、
鮮烈にアピールすることのできる遊技機を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る遊技機では、背面電極と透明電極との
間に誘電体層と発光層とが設けてあるエレクトロルミネ
ッセンスパネル(以下、「ELパネル」という。)が遊
技盤の少なくとも一部として配設してあることを特徴と
している。
【0006】このとき、好ましくは、ELパネルの少な
くとも片側の電極には、遊技盤に装着される釘等の導電
性部材との接触をを回避すべく、導電性部材の貫通部に
逃げ孔が形成される。
【0007】さらに、好ましくは、片側の電極は接地さ
れる。また、場合によっては、釘等の導電性部材には、
絶縁手段が設けられることもある。
【0008】さらに、好ましくは、遊技盤と対向する透
明蓋の開閉を検出する検出手段によって、透明蓋の開放
されたときにELパネルへの通電を遮断するように制御
される。
【0009】
【実施例】以下、本発明が適用されたパチンコ機を図面
に基づいて説明する。このパチンコ機では、図1に示さ
れるように枠体1が設けられ、この枠体1の上部に透明
蓋としてのガラス蓋2が取り付けられている。ガラス蓋
2は枠体1に図示しないヒンジ手段により開閉可能に取
り付けられ、故障作業時等に必要に応じて開閉できるよ
うになっている。
【0010】枠体1の裏側には、図2に示されるように
ガラス蓋2に対向して木製の基板4が取り付けられ、こ
の基板4の裏側に各種動作を制御する図示しない制御基
板を内蔵する制御ボックス5が取り付けられている。基
板4には、ガラス蓋2との対向部に遊技盤としてELパ
ネル6が接合され、この中央部に所定の図柄を可変表示
する表示装置7や複数のヤクモノ8および導電性部材で
ある複数の黄銅製の釘9が装着されている。表示装置7
およびヤクモノ8は、ELパネル6をその表面側から貫
通して基板4にねじ込まれる導電性部材である図示しな
いビスを介してELパネル6の表面上に固定されてい
る。釘9はELパネル6をその表面側から貫通して基板
4に打ちつけられ(図3参照)、ELパネル6の表面上
に突出した状態で固定されている。
【0011】ELパネル6は図3に示されるように接着
剤10で基板4に接着され、遊技盤の図柄としての色鮮
やかな図示しない図柄やパチンコ球の入賞や遊技の終了
や故障等に応じて種々の図示しない表示を発光表示でき
るようになっている。このELパネル6は背面側保護フ
ィルム11と背面電極層12と誘電体層としての絶縁層
13と発光層14と透明電極層15と透明保護フィルム
16とを積層した構造となっており、発光層14は、多
色発光するようにパターニングされ、遊技盤として色鮮
やかな図柄や種々の表示を行なうことができるようにな
っている。なお、このようなELパネル6はスクリーン
印刷法により製造できる。
【0012】背面電極層12および透明電極層15は駆
動回路17と接続され、駆動回路17により通電される
ようになっている。そして、背面電極層12および透明
電極層15への通電により発光層14が発光し、その光
が透明電極層15および透明保護フィルム16を透過し
て透明保護フィルム16の表面に遊技盤の図柄としての
色鮮やかな図柄やパチンコ球の入賞や遊技の終了や故障
等に応じた種々の表示が発光表示されるようになってい
る。
【0013】透明電極層15はアース18に接続されて
いる。背面電極層12には、釘9の貫通部および表示装
置7やヤクモノ8の取り付け用のビスの貫通部に当該ビ
スや釘9よりも大径の逃げ孔12aが形成され、逃げ孔
12aによりビスや釘9との接触が回避されている。逃
げ孔12aは、背面電極層12をスクリーン印刷法によ
り印刷形成する際にビスや釘9の貫通部をマスキングす
ることにより容易に形成できる。
【0014】上記の構成によれば、ELパネル6が遊技
盤として配設され、ELパネル6により遊技盤としての
色鮮やかな図柄やパチンコ球の入賞や遊技の終了や故障
等に応じた種々の表示が発光表示されるので、ELパネ
ル6により遊技盤の図柄を色彩的に多様に変化させて表
現力豊かに表現でき、遊技者に鮮烈にアピールできる。
【0015】また、背面電極層12のビスや釘9の貫通
部にビスや釘9との接触を回避する逃げ孔12aが形成
され、しかも透明電極層15がアース18に接続されて
いるので、逃げ孔12aによりビスや釘9を介しての背
面電極層12と透明電極層15との導通が回避されてE
Lパネル6への通電時に両電極層12、15がショート
することがなく、しかも透明電極層15の接地により透
明電極層15からビスや釘9に高圧電流が流れることが
なく、故障作業時等にELパネル6に通電したままガラ
ス蓋2を開放してビスや釘9に触れても感電することが
ない。また、ビスや釘9が透明電極層15を介して接地
されることとなり、ビスや釘9に静電気が帯電すること
もない。
【0016】なお、上記実施例では、背面電極層12に
ビスや釘9との接触を回避する逃げ孔12aを形成し、
透明電極層15をアース18に接続したが、図4に示さ
れるように透明電極層15にビスや釘9との接触を回避
する逃げ孔15aを形成し、背面電極層12をアース1
8に接続するようにしてもよい。
【0017】また、上記各実施例では、背面電極層12
および透明電極層15のいずれか一方にビスや釘9との
接触を回避する逃げ孔を形成し、他方を接地したが、背
面電極層12および透明電極層15の双方にビスや釘9
との接触を回避する逃げ孔を形成するようにしてもよ
い。この場合には、逃げ孔により、ビスや釘9と両電極
層12、15との導通も回避されるので、両電極層1
2、15の一方を上記実施例のように設置しなくても、
故障作業時等にELパネル6に通電したままガラス蓋2
を開放してビスや釘9に触れても感電することがない。
【0018】また、上記各実施例では、背面電極層12
および透明電極層15の少なくと一方にビスや釘9との
接触を回避する逃げ孔を形成したが、図5に示されるよ
うにビスや釘9の外周に絶縁手段としての樹脂等の絶縁
被膜20をコーティグするようにしてもよく、この場合
には絶縁被膜20により、ビスや釘9を介しての両電極
層12、15の導通が回避されるとともにビスや釘9と
両電極層12、15との導通が回避され、上記各実施例
と同様にELパネル6への通電時に両電極層12、15
がショートしたり、故障作業時等にELパネル6に通電
したままビスや釘9に触れても感電することがない。な
お、釘9の外周に絶縁被膜20をコーティグする場合に
は、図5に示されるようにパチンコ球21と接触しない
部分に絶縁被膜20をコーティグすれば、パチンコ球2
1が釘9に当たったときの反発係数が変わることがな
い。
【0019】また、上記各実施例では、背面電極層12
および透明電極層15のいずれか一方にビスや釘9との
接触を回避する逃げ孔を形成し、他方を接地する等した
が、これらと併せ、図6に示されるようにガラス蓋2の
開閉を検出するセンサやリミットスイッチ等の検出手段
22を設け、この検出手段22により駆動回路17を制
御してガラス蓋2が開放されたときにELパネル6への
通電を遮断するようにすれば、故障作業時等にガラス蓋
2を開放したときにビスや釘9に電流が流れることがな
く、故障作業時等の感電をより確実に防止できる。
【0020】なお、本発明は、ELパネル6を遊技盤全
体として配設する場合に限らず、ELパネル6を遊技盤
の一部として配設するようにしてもよく、また図7に示
されるように背面電極層12、絶縁層13および発光層
14を部分的に設け、他の部分にカラー顔料層23を設
けるようにELパネル6を構成してカラー顔料層23に
よっても図柄等を表現するようにしてもよい。
【0021】また、ELパネルを遊技盤の少なくとも一
部として配設する構成であればよく、図柄を描いた透光
性カラーシートの裏側にELパネルを配設するようにし
てもよい。このときのELパネルは、単色(例えば、白
色)発光のものでもよい。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る遊技機
では、ELパネルを遊技盤の少なくとも一部として配設
したので、ELパネルにより遊技盤の図柄を色彩的に多
様に変化させて表現力豊かに表現でき、遊技者に鮮烈に
アピールできる。
【0023】また、遊技盤に釘等の導電性部材が貫通し
て装着されるものにあっては、ELパネルの少なくとも
片側の電極の導電性部材の貫通部に導電性部材との接触
を回避する逃げ孔を形成したり、この場合に他側の電極
を接地したり、あるいは導電性部材に絶縁手段を設けれ
ば、ELパネルの両側の電極がショートしたり、あるい
は故障作業時等にELパネルに通電したまま釘等の導電
性部材に触れたときに感電する等の不都合を生じること
がない。
【0024】また、遊技盤と対向する透明蓋の開閉を検
出する検出手段を設け、当該検出手段により透明蓋の開
放が検出されたときにELパネルへの通電を遮断するよ
うにELパネルへの通電を制御すれば、故障作業時等の
感電をより確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されたパチンコ機の概略構成を示
す正面図である。
【図2】要部断面図である。
【図3】要部を図2に対応して詳細に示した断面図であ
る。
【図4】第2実施例を図3に対応して示した断面図であ
る。
【図5】第3実施例を図3に対応して示した断面図であ
る。
【図5】第4実施例を図3に対応して示した断面図であ
る。
【図6】第5実施例を示すELパネルの回路ブロック図
である。
【図7】第6実施例を示す要部断面図である。
【符号の説明】
2 ガラス蓋(透明蓋) 6 ELパネル 9 釘(導電性部材) 12 背面電極層(電極) 12a 逃げ孔 15 透明電極層(電極) 12a 逃げ孔 18 アース 19 アース 20 絶縁被膜(絶縁手段) 22 検出手段
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年8月31日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されたパチンコ機の概略構成を示
す正面図である。
【図2】要部断面図である。
【図3】要部を図2に対応して詳細に示した断面図であ
る。
【図4】第2実施例を図3に対応して示した断面図であ
る。
【図5】第3実施例を図3に対応して示した断面図であ
る。
【図6】第4実施例を示すELパネルの回路ブロック図
である。
【図7】第5実施例を示す要部断面図である。
【符号の説明】 2 ガラス蓋(透明蓋) 6 ELパネル 9 釘(導電性部材) 12 背面電極層(電極) 12a 逃げ孔 15 透明電極層(電極) 12a 逃げ孔 18 アース 19 アース 20 絶縁被膜(絶縁手段) 22 検出手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 背面電極と透明電極との間に誘電体層と
    発光層とが設けてあるエレクトロルミネッセンスパネル
    が遊技盤の少なくとも一部として配設してあることを特
    徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記遊技盤は、釘等
    の導電性部材が貫通して装着されるものであり、上記エ
    レクトロルミネッセンスパネルには、少なくとも片側の
    電極の上記導電性部材の貫通部に上記導電性部材との接
    触を回避する逃げ孔を形成してあることを特徴とする遊
    技機。
  3. 【請求項3】 請求項2において、上記エレクトロルミ
    ネッセンスパネルの他側の電極は、接地してあることを
    特徴とする遊技機。
  4. 【請求項4】 請求項1において、上記遊技盤は、釘等
    の導電性部材が貫通して装着されるものであり、上記導
    電性部材には、絶縁手段を設けてあることを特徴とする
    遊技機。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4のいずれかにおい
    て、上記遊技盤と対向する透明蓋の開閉を検出する検出
    手段を設けてあり、当該検出手段により上記透明蓋の開
    放が検出されたときに上記エレクトロルミネッセンスパ
    ネルへの通電を遮断するように上記エレクトロルミネッ
    センスパネルへの通電を制御することを特徴とする遊技
    機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002331082A (ja) * 2001-05-08 2002-11-19 Heiwa Corp 遊技機
JP2009165541A (ja) * 2008-01-11 2009-07-30 Sophia Co Ltd 遊技機

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JP2002331082A (ja) * 2001-05-08 2002-11-19 Heiwa Corp 遊技機
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