JPH07289368A - コーナーキャビネット装置 - Google Patents

コーナーキャビネット装置

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Publication number
JPH07289368A
JPH07289368A JP6090813A JP9081394A JPH07289368A JP H07289368 A JPH07289368 A JP H07289368A JP 6090813 A JP6090813 A JP 6090813A JP 9081394 A JP9081394 A JP 9081394A JP H07289368 A JPH07289368 A JP H07289368A
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JP
Japan
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corner cabinet
corner
cabinet
counter
pedestal
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Withdrawn
Application number
JP6090813A
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English (en)
Inventor
Masaya Sakamoto
雅哉 坂本
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 キッチンキャビネットの後隅スペースに物品
収納することができ、その前方のカウンター上を調理ス
ペースとして活用することができ、コーナーキャビネッ
トを引き出して容易に物品出し入れを行うことができ、
コーナーキャビネットが確実にガイド支持されるコーナ
ーキャビネット装置を提供する。 【構成】 キッチンキャビネット1のカウンター2上に
平面視略直角三角形状のコーナーキャビネット3が後コ
ーナー部に沿わせて設置され、このコーナーキャビネッ
ト3の底部前端付近にカウンター2上を転動するキャス
ター4が設けられると共に、このコーナーキャビネット
3を前後方向スライド自在に支持するガイド機構5が同
コーナーキャビネット3とカウンター2との間に設けら
れて、このコーナーキャビネット3が前方へ引き出し自
在となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、キッチンキャビネット
のコーナー部分のカウンター上に設けられるコーナーキ
ャビネット装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、図8に示す如く、キッチンキ
ャビネット(イ)のカウンター(ロ)上にコーナーキャ
ビネット(ハ)を同キッチンキャビネット(イ)の後コ
ーナー部に沿わせて設置してなるコーナーキャビネット
装置は知られている。該コーナーキャビネット装置にお
いては、コーナーキャビネット(ハ)が平面視略正方形
状で、その正面側二面が前方へ開口するように設置され
ており、該コーナーキャビネット(ハ)の側方位置には
カウンター(ロ)のシンク(ニ)が配置されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術においては、キッチンキャビネット(イ)のコ
ーナー部分のカウンター(ロ)上のスペース全体がコー
ナーキャビネット(ハ)によって占領されるため、調理
スペースが狭くなり特にカウンター(ロ)のシンク
(ニ)側方での調理に不便を感じるものであった。
【0004】又、図9に示す如く、コーナー用のキッチ
ンキャビネット(イ)のカウンター(ロ)上に平面視略
直角三角形状のコーナーキャビネット(ハ)を同キッチ
ンキャビネット(イ)の後コーナー部に沿わせて設置し
てなるコーナーキャビネット装置も知られている。しか
しながら、該コーナーキャビネット装置においては、コ
ーナーキャビネット(ハ)の前方位置にカウンター
(ロ)のシンク(ニ)が配置されていて、上記従来例と
同様にカウンター(ロ)上の調理スペースが狭くて不便
を感じるものであった。
【0005】又、該コーナーキャビネット装置において
は、コーナーキャビネット(ハ)に回動棚(ホ)や引き
出し(ヘ)が設けられていて、該回動棚(ホ)或いは引
き出し(ヘ)を前方へ突出させて容易に収納物の出し入
れを行うことができるが、この場合には、コーナーキャ
ビネット(ハ)の前方位置にカウンター(ロ)のシンク
(ニ)が存在するため、同回動棚(ホ)や引き出し
(ヘ)をカウンター(ロ)から浮かした状態として後方
のコーナーキャビネット(ハ)によってのみ支持する形
態となっており、該回動棚(ホ)或いは引き出し(ヘ)
が前方へ突出された状態で上下方向にぐらつき動き易く
て確実に支持され難いものであった。
【0006】本発明は、上記従来の技術における問題を
解決するために発明されたもので、すなわちその課題
は、キッチンキャビネットの後コーナー部のカウンター
上に設置されるコーナーキャビネットに物品を収納する
ことができ、しかも、該コーナーキャビネットの前方の
カウンター上を調理スペースとして便利に活用すること
ができ、又、同コーナーキャビネット全体を前方へ引き
出して手前側で容易に物品の出し入れを行うことがで
き、この場合に、コーナーキャビネットが確実強固にガ
イド支持されるコーナーキャビネット装置を提供するこ
とである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1)記載
のコーナーキャビネット装置は、キッチンキャビネット
のカウンター上に平面視略直角三角形状のコーナーキャ
ビネットを同キッチンキャビネットの後コーナー部に沿
わせて設置し、該コーナーキャビネットの底部前端付近
にカウンター上を転動するキャスターを設けると共に、
該コーナーキャビネットを前後方向スライド自在に支持
するガイド機構を同コーナーキャビネットとカウンター
との間に設けて、該コーナーキャビネットを前方へ引き
出し自在となしたもので、この構成によって上記課題が
解決された。
【0008】本発明の請求項2)記載のコーナーキャビ
ネット装置は、上記請求項1)記載のコーナーキャビネ
ット装置において、前方へ引き出された状態にあるコー
ナーキャビネットの側方位置にカウンターのシンクを配
置させたことを特徴とするものである。
【0009】本発明の請求項3)記載のコーナーキャビ
ネット装置は、上記請求項1)又は2)記載のコーナー
キャビネット装置において、平面視略直角三角形状の台
座をカウンターの後コーナー部上に設置固定し、該台座
を介してその上にコーナーキャビネットを合致するよう
に設置し、該コーナーキャビネットの底部と台座との間
にガイド機構を設けたことを特徴とするものである。
【0010】本発明の請求項4)記載のコーナーキャビ
ネット装置は、上記請求項3)記載のコーナーキャビネ
ット装置において、台座の前端部分にキャスターが収容
される欠除凹部を形成したことを特徴とするものであ
る。
【0011】本発明の請求項5)記載のコーナーキャビ
ネット装置は、上記請求項1)乃至4)のいずれか一つ
の請求項記載のコーナーキャビネット装置において、コ
ーナーキャビネットが前方へ引き出された状態で左右に
首振自在となるようにガイド機構に枢支軸部を設けたこ
とを特徴とするものである。
【0012】
【作用】本発明の請求項1)記載のコーナーキャビネッ
ト装置においては、キッチンキャビネットのカウンター
上に平面視略直角三角形状のコーナーキャビネットが同
キッチンキャビネットの後コーナー部に沿わせて設置さ
れているため、後コーナー部のカウンター上のスペース
が有効に利用されて設置された同コーナーキャビネット
に物品を収納することができ、又、同コーナーキャビネ
ットの前方のカウンター上を調理スペースとして便利に
活用することができる。しかも、コーナーキャビネット
の底部前端付近にカウンター上を転動するキャスターが
設けられると共に、該コーナーキャビネットを前後方向
スライド自在に支持するガイド機構が同コーナーキャビ
ネットとカウンターとの間に設けられて、該コーナーキ
ャビネットが前方へ引き出し自在となっているため、コ
ーナーキャビネット全体を前方へ引き出して手前側で容
易に物品の出し入れを行うことができ、この場合に、コ
ーナーキャビネットがカウンター上にキャスターを介し
て確実強固にガイド支持される。
【0013】本発明の請求項2)記載のコーナーキャビ
ネット装置においては、特に、前方へ引き出された状態
にあるコーナーキャビネットの側方位置にカウンターの
シンクが配置されているため、シンクでの洗い作業に連
続してその側方に位置する引き出された状態のコーナー
キャビネットへの収納作業を行うことができて作業性が
良く、又、後方に収容された状態にあるコーナーキャビ
ネットの前方のカウンター上のスペースで調理を行うの
に連続してその側方に位置するシンクでの洗い作業を行
うことができて便利である。
【0014】本発明の請求項3)記載のコーナーキャビ
ネット装置においては、特に、平面視略直角三角形状の
台座がカウンターの後コーナー部上に設置固定され、該
台座を介してその上にコーナーキャビネットが合致する
ように設置され、該コーナーキャビネットの底部と台座
との間にガイド機構が設けられているため、台座上にコ
ーナーキャビネットが体裁良く収容設置され、しかも、
該コーナーキャビネットはその底部が台座にガイド機構
を介して支持されて前方へ安定して引き出される。
【0015】本発明の請求項4)記載のコーナーキャビ
ネット装置においては、特に、上記台座の前端部分にキ
ャスターが収容される欠除凹部が形成されているため、
キャスターが欠除凹部に収容されてコーナーキャビネッ
トが後方の台座上に支障なく収容設置される。
【0016】本発明の請求項5)記載のコーナーキャビ
ネット装置においては、特に、コーナーキャビネットが
前方へ引き出された状態で左右に首振自在となるように
ガイド機構に枢支軸部が設けられているため、前方へ引
き出された状態にあるコーナーキャビネットの向きを変
えて、該コーナーキャビネットに収納物を所望の方向か
ら簡単に出し入れすることができる。
【0017】
【実施例】図1、図2、図3に示すコーナーキャビネッ
ト装置は、本発明の一実施例で、キッチンキャビネット
1のカウンター2上に平面視略直角三角形状のコーナー
キャビネット3を同キッチンキャビネット1の後コーナ
ー部に沿わせて設置し、該コーナーキャビネット3の底
部前端付近にカウンター2上を転動するキャスター4を
設けると共に、該コーナーキャビネット3を前後方向ス
ライド自在に支持するガイド機構5を同コーナーキャビ
ネット3とカウンター2との間に設けて、該コーナーキ
ャビネット3を前方へ引き出し自在となしたものであ
る。
【0018】該実施例のコーナーキャビネット装置にお
いては、前方へ引き出された状態にあるコーナーキャビ
ネット3の側方位置にカウンター2のシンク6が配置さ
れている。又、平面視略直角三角形状の台座7がカウン
ター2の後コーナー部上に設置固定され、該台座7を介
してその上にコーナーキャビネット3が合致するように
設置され、該コーナーキャビネット3の底部と台座7と
の間にガイド機構5が設けられており、同台座7の前端
部分にキャスター4が収容される欠除凹部8が形成され
ている。
【0019】キッチンキャビネット1は、前方から収納
物が出し入れされるキャビネット本体上にカウンター2
を設置固定してなり、全体として平面視略L字状に形成
されている。カウンター2は合成樹脂にて人造大理石と
して一体に形成され、該カウンター2の略L字状の一辺
側にはシンク6が、他辺側にはコンロ9が配設されてい
る。該シンク6の底部には排水口10が形成され、同シン
ク6の後側縁のカウンター2上には水栓具11が付設され
ている。
【0020】コーナーキャビネット3は合成樹脂製で、
平面視略直角三角形状の前方に開口したボックス形状に
形成され、その内部空間は中程の仕切棚12にて上収納ス
ペース13と下収納スペース14とに仕切られている。該コ
ーナーキャビネット3の後側の直角コーナー部分がキッ
チンキャビネット1の後コーナー部に合致されて、同コ
ーナーキャビネット3はカウンター2上に設置される。
この場合、カウンター2上に合成樹脂製の台座7が接着
剤、ビス等の固着手段によって設置固定され、該台座7
上にガイド機構5を介してコーナーキャビネット3が結
合設置される。該ガイド機構5はアンテナ状の伸縮自在
杆15にて形成され、該伸縮自在杆15の後端が台座7の上
面に固定され、同伸縮自在杆15の前端がコーナーキャビ
ネット3の底部に固定されている。この場合、ガイド機
構5は対にして両側に配設されており、該両ガイド機構
5の間のコーナーキャビネット3の底部前端中央にキャ
スター4が一つだけ設けられており、台座7の前端部分
中央に同キャスター4が収容される欠除凹部8が一つだ
け形成されている。
【0021】したがって、該実施例のコーナーキャビネ
ット装置においては、キッチンキャビネット1の後コー
ナー部のカウンター2上の隅部分スペースが有効に利用
されて平面視略直角三角形状のコーナーキャビネット3
の上収納スペース13及び下収納スペース14内に、調味
料、洗剤、小食器等の台所用小物品を収納することがで
きる。又、同コーナーキャビネット3の前方のカウンタ
ー2上を調理スペースとして便利に活用することがで
き、例えば、該調理スペース上にまな板を載置して料理
材料を切ったり、同調理スペース上で料理の盛り付けを
行ったりすることができる。しかも、同コーナーキャビ
ネット3全体を前方へ引き出して手前側で容易に台所用
小物品の出し入れを行うことができ、この場合に、コー
ナーキャビネット3がカウンター2上にキャスター4を
介して荷重支持されると共にガイド機構5によって前後
方向にスムーズにガイドされて、該コーナーキャビネッ
ト3は確実強固にガイド支持される。
【0022】又、該実施例のコーナーキャビネット装置
においては、前方へ引き出された状態にあるコーナーキ
ャビネット3の側方位置にカウンター2のシンク6が配
置されているため、該シンク6での小食器の洗い作業に
連続してその側方に位置する引き出された状態のコーナ
ーキャビネット3への同小食器の収納作業を行うことが
できて作業性が良く、又、後方に収容された状態にある
コーナーキャビネット3の前方のカウンター2上の調理
スペース上で調理を行うのに連続してその側方に位置す
るシンク6での洗い作業を行うことができて便利なもの
である。
【0023】又、該実施例のコーナーキャビネット装置
においては、平面視略L字状のカウンター2の一辺側に
シンク6が、他辺側にコンロ9が配設されているため、
例えば、一側方のシンク6にて洗った料理材料をコーナ
ーキャビネット3の前方のカウンター2上の調理スペー
ス上に移して食器に盛り付けたり、同調理スペース上に
載置したまな板上に移して切ったり、或いは、他側方の
コンロ9にて煮たり焼いたりした料理を同調理スペース
上に移して食器に盛り付けたり、同調理スペース上に載
置したまな板上で切った料理材料をコンロ9側へ移して
煮たり焼いたりすることができ、左右中程位置での調理
作業を連続してスムーズに行うことができる。
【0024】又、該実施例のコーナーキャビネット装置
においては、平面視略直角三角形状の台座7がカウンタ
ー2の後コーナー部上に設置固定され、該台座7を介し
てその上にコーナーキャビネット3が合致するように設
置され、該コーナーキャビネット3の底部と台座7との
間にガイド機構5が設けられているため、台座7上にコ
ーナーキャビネット3が体裁良く収容設置され、この場
合、同台座7の前端部分にはキャスター4が収容される
欠除凹部8が形成されているため、キャスター4が同欠
除凹部8に収容されてコーナーキャビネット3は後方の
台座7上に支障なく収容設置され、しかも、該コーナー
キャビネット3はその底部が台座7にガイド機構5を介
して支持されて前方へ安定して引き出される。
【0025】又、図4、図5、図6に示すコーナーキャ
ビネット装置は、本発明の各々別の実施例で、これ等の
各実施例のコーナーキャビネット装置においては、特
に、コーナーキャビネット3が前方へ引き出された状態
で左右に首振自在となるようにガイド機構5に枢支軸部
16が設けられているため、前方へ引き出された状態にあ
るコーナーキャビネット3の向きを変えて、該コーナー
キャビネット3に収納物を所望の方向から簡単に出し入
れすることができる。
【0026】図4に示す実施例のコーナーキャビネット
装置においては、コーナーキャビネット3の底部後角部
に枢支軸部16が垂設され、該枢支軸部16が台座7の上面
中央に形成される前後方向の凹溝部17にスライド自在に
係合されて、該コーナーキャビネット3は前方へ引き出
された状態で同枢支軸部16を中心に回動されて左右に首
振自在となり、同コーナーキャビネット3の底部前端両
側にキャスター4が二つ設けられており、台座7の前端
部分両側に同キャスター4が収容される欠除凹部8が二
つ形成されている。
【0027】図5に示す実施例のコーナーキャビネット
装置においては、台座7の上面の前端部分中央に枢支軸
部16が突設され、該枢支軸部16がコーナーキャビネット
3の底部下面中央に形成される前後方向の凹溝部17にス
ライド自在に係合されて、該コーナーキャビネット3は
前方へ引き出された状態で同枢支軸部16を中心に回動さ
れて左右に首振自在となり、同コーナーキャビネット3
の底部前端両側にキャスター4が二つ設けられており、
台座7の前端部分両側に同キャスター4が収容される欠
除凹部8が二つ形成されている。
【0028】図6に示す実施例のコーナーキャビネット
装置においては、コーナーキャビネット3の底部両側に
枢支軸部16を介してリンク片18が回動自在に結合され、
該両リンク片18の先端に設けられる枢支軸部16が台座7
の上面の前端部分に沿ってその両側に形成される凹溝部
17に各々スライド自在に係合されて、該コーナーキャビ
ネット3は前方へ引き出された状態で各枢支軸部16を中
心に回動される両リンク片18にてガイド支持されて左右
に首振自在となり、同コーナーキャビネット3の底部前
端中央にキャスター4が一つだけ設けられており、台座
7の前端部分中央に同キャスター4が収容される欠除凹
部8が一つだけ形成されている。
【0029】なお、これ等図4、図5、図6に示す各実
施例のコーナーキャビネット装置においては、その他の
部分が上記実施例と同様に構成され、上記実施例と同様
の作用効果が奏される。
【0030】又、図7に示すコーナーキャビネット装置
は、本発明の更に別の実施例で、該実施例のコーナーキ
ャビネット装置にあっては、平面視略長方形状のキッチ
ンキャビネット1のカウンター2の一側方における後コ
ーナー部の上面に台座7を介することなくコーナーキャ
ビネット3が設置され、同カウンター2の他側方にシン
ク6が配設されている。この場合、同カウンター2の後
コーナー部の角部付近の上面に取着基体19が固定され、
該取着基体19から前方へアンテナ状の伸縮自在杆15にて
形成されるガイド機構5が突設され、該ガイド機構5の
前端がコーナーキャビネット3の底部中程に結合固定さ
れている。
【0031】したがって、該実施例のコーナーキャビネ
ット装置においても、キッチンキャビネット1の後コー
ナー部のカウンター2上の隅部分スペースが有効に利用
されて平面視略直角三角形状のコーナーキャビネット3
に台所用物品を収納することができ、又、同コーナーキ
ャビネット3の前方のカウンター2上を調理スペースと
して便利に活用することができ、しかも、同コーナーキ
ャビネット3全体を前方へ引き出して手前側で容易に台
所用物品の出し入れを行うことができ、この場合に、コ
ーナーキャビネット3がカウンター2上にキャスター4
を介して荷重支持されると共にガイド機構5によって前
後方向にスムーズにガイドされて、該コーナーキャビネ
ット3は確実強固にガイド支持される。
【0032】又、前方へ引き出された状態にあるコーナ
ーキャビネット3の側方位置にカウンター2のシンク6
が配置されているため、該シンク6での洗い作業に連続
してその側方に位置する引き出された状態のコーナーキ
ャビネット3への収納作業を行うことができて作業性が
良く、又、後方に収容された状態にあるコーナーキャビ
ネット3の前方のカウンター2上のスペース上で調理を
行うのに連続してその側方に位置するシンク6での洗い
作業を行うことができて便利なものである。
【0033】
【発明の効果】上述の如く、本発明の請求項1)記載の
コーナーキャビネット装置においては、キッチンキャビ
ネットの後コーナー部のカウンター上のスペースが有効
に利用されて平面視略直角三角形状のコーナーキャビネ
ットに物品を収納することができ、又、同コーナーキャ
ビネットの前方のカウンター上を調理スペースとして便
利に活用することができ、しかも、同コーナーキャビネ
ット全体を前方へ引き出して手前側で容易に物品の出し
入れを行うことができ、この場合に、コーナーキャビネ
ットがカウンター上にキャスターを介して確実強固にガ
イド支持されるものである。
【0034】又、本発明の請求項2)記載のコーナーキ
ャビネット装置においては、特に、前方へ引き出された
状態にあるコーナーキャビネットの側方位置にカウンタ
ーのシンクが配置されており、シンクでの洗い作業に連
続してその側方に位置する引き出された状態のコーナー
キャビネットへの収納作業を行うことができて作業性が
良く、又、後方に収容された状態にあるコーナーキャビ
ネットの前方のカウンター上のスペースで調理を行うの
に連続してその側方に位置するシンクでの洗い作業を行
うことができて便利なものである。
【0035】又、本発明の請求項3)記載のコーナーキ
ャビネット装置においては、特に、平面視略直角三角形
状の台座がカウンターの後コーナー部上に設置固定さ
れ、該台座を介してその上にコーナーキャビネットが合
致するように設置され、該コーナーキャビネットの底部
と台座との間にガイド機構が設けられており、台座上に
コーナーキャビネットが体裁良く収容設置され、しか
も、該コーナーキャビネットはその底部が台座にガイド
機構を介して支持されて前方へ安定して引き出されるも
のである。
【0036】又、本発明の請求項4)記載のコーナーキ
ャビネット装置においては、特に、上記台座の前端部分
にキャスターが収容される欠除凹部が形成されており、
キャスターが欠除凹部に収容されてコーナーキャビネッ
トが後方の台座上に支障なく収容設置されるものであ
る。
【0037】又、本発明の請求項5)記載のコーナーキ
ャビネット装置においては、特に、コーナーキャビネッ
トが前方へ引き出された状態で左右に首振自在となるよ
うにガイド機構に枢支軸部が設けられており、前方へ引
き出された状態にあるコーナーキャビネットの向きを変
えて、該コーナーキャビネットに収納物を所望の方向か
ら簡単に出し入れすることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるコーナーキャビネット
装置を示す平面図である。
【図2】同コーナーキャビネット装置の異なる状態にお
ける平面図である。
【図3】同コーナーキャビネット装置の要部斜視図であ
る。
【図4】別の実施例であるコーナーキャビネット装置を
示す要部平面図である。
【図5】更に別の実施例であるコーナーキャビネット装
置を示す要部平面図である。
【図6】更に別の実施例であるコーナーキャビネット装
置を示す要部平面図である。
【図7】更に別の実施例であるコーナーキャビネット装
置を示す平面図である。
【図8】本発明の従来例であるコーナーキャビネット装
置を示す斜視図である。
【図9】別の従来例であるコーナーキャビネット装置を
示す斜視図である。
【符号の説明】
1 キッチンキャビネット 2 カウンター 3 コーナーキャビネット 4 キャスター 5 ガイド機構 6 シンク 7 台座 8 欠除凹部 16 枢支軸部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キッチンキャビネットのカウンター上に
    平面視略直角三角形状のコーナーキャビネットを同キッ
    チンキャビネットの後コーナー部に沿わせて設置し、該
    コーナーキャビネットの底部前端付近にカウンター上を
    転動するキャスターを設けると共に、該コーナーキャビ
    ネットを前後方向スライド自在に支持するガイド機構を
    同コーナーキャビネットとカウンターとの間に設けて、
    該コーナーキャビネットを前方へ引き出し自在となした
    コーナーキャビネット装置。
  2. 【請求項2】 前方へ引き出された状態にあるコーナー
    キャビネットの側方位置にカウンターのシンクを配置さ
    せたことを特徴とするコーナーキャビネット装置。
  3. 【請求項3】 平面視略直角三角形状の台座をカウンタ
    ーの後コーナー部上に設置固定し、該台座を介してその
    上にコーナーキャビネットを合致するように設置し、該
    コーナーキャビネットの底部と台座との間にガイド機構
    を設けたことを特徴とする請求項1)又は2)記載のコ
    ーナーキャビネット装置。
  4. 【請求項4】 台座の前端部分にキャスターが収容され
    る欠除凹部を形成したことを特徴とする請求項3)記載
    のコーナーキャビネット装置。
  5. 【請求項5】 コーナーキャビネットが前方へ引き出さ
    れた状態で左右に首振自在となるようにガイド機構に枢
    支軸部を設けたことを特徴とする請求項1)乃至4)の
    いずれか一つの請求項記載のコーナーキャビネット装
    置。
JP6090813A 1994-04-28 1994-04-28 コーナーキャビネット装置 Withdrawn JPH07289368A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007330489A (ja) * 2006-06-14 2007-12-27 Toto Ltd システムキッチン

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007330489A (ja) * 2006-06-14 2007-12-27 Toto Ltd システムキッチン

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