JP3443038B2 - レジャー用バッグ - Google Patents

レジャー用バッグ

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JP3443038B2
JP3443038B2 JP15691899A JP15691899A JP3443038B2 JP 3443038 B2 JP3443038 B2 JP 3443038B2 JP 15691899 A JP15691899 A JP 15691899A JP 15691899 A JP15691899 A JP 15691899A JP 3443038 B2 JP3443038 B2 JP 3443038B2
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泰基 園部
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、キャンプ等に使
用するレジャー用バッグに関するものである。
【0002】
【従来の技術】レジャー用バッグの一種でテーブルの機
能を持ち合わせたものがある。バッグからテーブルに形
態を変える際に、テーブルとなる箇所は若干類度の可変
後にできるものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】バッグからテーブルに
形態を変える際に、テーブルとなる箇所の一部は固定さ
れた状況でできるバッグを提供する。これにより、テー
ブルに形態を変えてからの次の作業が円滑に行えるよう
になる。
【0004】
【課題を解決するための手段】いま、その構成を説明す
ると、 (イ) バッグ1に固定型のテーブル2を設ける。 (ロ) テーブル2に置く掲載物を保持するための壁3
を設ける。 以上のように装置する。
【0005】
【発明の実施の形態】図1に示すように、バッグ1に設
けたテーブル2は固定型であるため、バッグからテーブ
ルに形態を変える際にテーブル2の位置に変化は生じな
い。つまり、テーブル2に掲載物を置いた状況下におい
ても、バッグからテーブルに形態を変えることは可能で
ある。これにより、テーブルに形態を変えてからの次の
作業が円滑に行えるようになる。例えばテーブル2に置
かれた掲載物が加工食品の場合は、即座に食事行為に移
行できるということも考慮されることになる。なお、テ
ーブル2は水平状態を維持できれば可動型としても目的
は達成できるが、複雑な構造はメンテナンスの点で問題
がある。又、テーブル2をテーブルとして使用する高さ
に移行させる手間も問題であり、最終的にテーブル2を
固定型とすることは効果的である。なお、バッグ1の形
態で使用する際にはテーブル2は棚として機能するが、
テーブル2に置く掲載物を保持するために壁3を設ける
必要がある。バッグ1においてはバッグ1の外観を担う
正面、背面及び左右側面が壁3として機能することにな
る。
【0006】
【実施例】図1のものは左右側面が固定型の壁3である
のに対し、正面及び背面は可動型の壁3であることを示
している。これにより、可動型の壁3の内壁をテーブル
2面と一致させることで、テーブルに形態を変えた際の
テーブル面積の拡大が可能となる。図1においては、可
動型の壁3をテーブル4と表記し、バッグ1の正面が図
1の左側であるとするならば、左側のテーブル4は壁3
として機能し、背面となる右側のテーブル4はテーブル
として機能していることを示している。又、テーブル2
とテーブル4を蝶つがいにより固定する方法は、蝶つが
い及び、それにより生じる隙間が使用に際して不都合を
与え、外観上も問題があるため、図に示すように抜き差
し型としてテーブル2とテーブル4の接合を整然とさせ
ている。抜き差し型において、テーブル4が壁3として
機能する場合とテーブルとして機能する場合では、テー
ブル4を固定するために使われる凹部5が異なるが、そ
れを明瞭に示せるようにテーブル4の部位を斜線で表示
している。なお、この図においてテーブル4を壁3とし
て機能させるために、テーブル4側の金属片6とバッグ
1側の磁石7による磁力接着により安定した固定を図っ
たものである。又、テーブル4のコーナーに埋め込み型
の収納部8を設けて、箸、調味料等の小物の収納に活用
する。この収納部8はバッグ1の移動の際の小物の転倒
防止のためにも一役を担うことになる。又、バッグ1の
左右側面は固定型の壁3であるため、テーブルとして観
た場合は撤去したいところであるが、壁3として残すこ
とにより新たな機能が創成できることになる。つまり、
左右の壁3とトップ9により形成される囲いはテーブル
2の部位を覆うことになるが、これが日光を遮断するこ
とになりテーブル2に置かれた食品の腐敗の進行を抑え
ることになる。しかし、キャンプ等は夏場が多く腐敗も
進み易いため、送風ファン10により対処するようにす
る。この図においては送風ファン10を棚11の底に設
けてある。つまりバッグ1の移動の際には引き出し12
内の保冷材により食品を守り、食事中は送風ファン10
により対処することになる。送風ファン10の他照明ラ
ンプの設置等が可能となり壁3の固定化は有効である。
なお、13はバッグ1の移動に必要な取っ手である。
又、図1のものは可動型の壁3の内壁をテーブル4とし
て活用しているのに対し、図2のものは可動型の壁3の
上端から直角に延長させるように、つまりトップ9と平
行に接するようにテーブル4を設ける。つまり、可動型
の壁3とテーブル4は一体形成の構成であり、テーブル
4をテーブルとして使用の際は可動型の壁3を水平に引
き出し、テーブル2面と一致させて使用する。又、図1
において棚11を設けた位置に、図2においては板14
を設ける。バッグ1に形態を変える際には、下側となる
左のテーブル4の底に設けたへこみ15と板14を噛み
合わせ、金属片6と磁石7の接着により左のテーブル4
を固定する。左のテーブル4の固定後において、左のテ
ーブル4面とトップ9の底の間に空間が生じるが、この
空間に右のテーブル4を挿入して右のテーブル4を固定
する。つまり、図2に示すものはバッグ1の形態をとる
ものとなる。なお、テーブル4の固定の際に、可動型の
壁3を支える手が固定型の壁3と接触しないように、固
定型の壁3に切れ込み16を設ける。切れ込み16は左
側面の壁3に2箇所、右側面の壁3に2箇所の合計4箇
所に設けるようにする。
【0007】
【発明の効果】以上のことで、このレジャー用バッグ1
を使用することにより、テーブル2と壁3により掲載物
は保持されることになる。つまり、テーブルに形態を変
えた時点ですでにテーブル2に掲載物は置かれているた
め、掲載物を使う次の作業が円滑に行えることになる。
又、固定型の壁3を活用することにより、食品の鮮度を
保つという新たな機能を創成することになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の側面透視図
【図2】構成を変えた本発明の側面透視図
【符号の説明】
1 はバッグ 2 はテーブル 3 は壁 4 はテーブル 5 は凹部 6 は金属片 7 は磁石 8 は収納部 9 はトップ 10 は送風ファン 11 は棚 12 は引き出し 13 は取っ手 14 は板 15 はへこみ 16 は切れ込み

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バッグ1に、バッグ1の形態で使用する際
    には棚として機能するテーブル2を設ける。又、テーブ
    ル2に置く掲載物を保持するための壁3を設ける。この
    テーブル2は固定型であるため、テーブル2に掲載物を
    置いた状況下においても、バッグからテーブルに形態を
    変えることが可能である。これにより、バッグからテー
    ブルに形態を変えてからの次の作業が円滑に行なえるこ
    とを特徴とする、レジャー用バッグ。
  2. 【請求項2】バッグ1の可動型の壁3によるテーブル4
    をテーブル2と接合させてテーブル面積の拡大を図る。
    又、バッグ1の固定型の壁3とトップ9により形成され
    る囲いによりテーブル2の部位を覆うことで、日光遮断
    によるテーブル2上の食品の腐敗の進行を抑えることを
    特徴とする、請求項1に記載のレジャー用バッグ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3000246U (ja) 1994-01-18 1994-08-02 株式会社芋谷工業 テーブル付容器

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JP3000246U (ja) 1994-01-18 1994-08-02 株式会社芋谷工業 テーブル付容器

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