JPH07289325A - 装身具 - Google Patents

装身具

Info

Publication number
JPH07289325A
JPH07289325A JP10428694A JP10428694A JPH07289325A JP H07289325 A JPH07289325 A JP H07289325A JP 10428694 A JP10428694 A JP 10428694A JP 10428694 A JP10428694 A JP 10428694A JP H07289325 A JPH07289325 A JP H07289325A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
accessory
shaped
bent
slit
curved
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10428694A
Other languages
English (en)
Inventor
Masatoshi Oshiba
正敏 大芝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BI BUYUU KK
DAISHIBA KK
Original Assignee
BI BUYUU KK
DAISHIBA KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by BI BUYUU KK, DAISHIBA KK filed Critical BI BUYUU KK
Priority to JP10428694A priority Critical patent/JPH07289325A/ja
Publication of JPH07289325A publication Critical patent/JPH07289325A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A44HABERDASHERY; JEWELLERY
    • A44CPERSONAL ADORNMENTS, e.g. JEWELLERY; COINS
    • A44C9/00Finger-rings
    • A44C9/02Finger-rings adjustable

Landscapes

  • Adornments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 装着、脱装が容易であり、且つシンプルな外
観特性を備えた装身具の提供 【構成】 両端部が近づけられる向きに曲げられている
身体に装着して用いる装身具Aであって、この装身具A
には、中空状部1が備えられていると共に、この装身具
Aの長さ方向に向けて該中空状部1と外部とを連通する
スリット状の変形手段2を設けた装身具。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は身体に装着して用いら
れる装身具、特に欠円環状などのように、取付け開口部
を備え、この取付け開口部を開き出すことによって、首
部、手首部、足首部、あるいは指、耳朶などに対して装
着使用されるチョーカー、バングル、アンクレット、指
輪、ピアスなどの装身具の提供に関する。
【0002】
【従来の技術】身体の、例えば首部に装着使用される首
輪としてのチョーカー、手首部に装着使用される腕輪と
してのバングル、足首部に装着使用される足輪としての
アンクレット、あるいは指に装着使用されるリング、さ
らには、耳朶に開設した孔に挿通して装着使用される環
状のピアスなどにおいては、当該各装身具を、夫々の対
象部位に対して都合良く装着でき、しかも、装着した装
身具が確実に装着部位に保持できるに適した各種の構造
を、当該装身具に備えた構成としてある。
【0003】例えば、環状に構成されている装身具をヒ
ンジ部を介して連設された2個の半環状部によって構成
し、このヒンジ部分から夫々の半環状部を互に離れる側
に向けて開き出し、この開き出された半環状部間の夫々
の端部間から、この環状をなす装身具内に首部、手首
部、足首部、指部、耳朶などを収め入れると共に、この
開き出し状態にある各半環状部を閉じ、夫々の半環状部
端を相互に係合させることによって、当該装身具を環状
体とし、これによって、装身具の装着状態を効果的に維
持するようにしたものである。
【0004】更に、前記の各装身具を、例えば欠円環状
をなすように、一部を開口した環状のチョーカー、バン
グル、アンクレット、指輪、ピアスなどとして構成し、
この環状をなす各装身具に対して、この装身具の弾性変
形を利用して、手、足あるいは指などを押し入れ、これ
によって、これら装身具を、例えば手首、足首、指など
に装着するようにしたものである。また、かかる欠円環
状をなす装身具を、その弾性変形を利用することで、こ
の装身具の口を開き出し、この開口部分から、当該装身
具内に、例えば、首部、手首部、足首部、指部、耳朶部
などを導き入れて、これら装身具を装着使用するように
したものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
手法、即ち、一対の半環状部をヒンジによって連設した
装身具にあっては、ヒンジ機構の構成並びに係合機構の
構成に多くの部材と、労力とを要し、構成される装身具
が割高となる不都合を有すると共に、装着及び脱装に難
があった。また、この種の装身具では、ヒンジ部分及び
係合部分が目立ち易く、装身具としてのシンプル性が阻
害される不都合があった。
【0006】更に、前記の手法、即ち、欠円環状をなす
装身具にあっては、この環状装身具における環状部の開
き出しに限界があり、この為、環の大きさに対して比較
的細い線などを用いて装身具を構成したり、あるいは、
弾性変形の大きい素材を用いて当該装身具を構成するこ
とが試みられており、構成される装身具の多様化に難が
あった。また、かかる欠円環状をなす装身具にあって
は、これを押し拡げるようにして、無理に手首を挿通し
て装着した場合であっても、当該手首部から装着装身具
が抜け落ち易く、安定した装着状態の維持に難があると
共に、更に、無理な装身具の開き出しに伴って、当該装
身具が破損し、あるいは弾性を喪うなどの不都合があっ
た。
【0007】本発明に係る装身具は、かかる従前におけ
る環状装身具における不都合に鑑み、装着、脱装が容易
であり、且つシンプルな外観特性を備えた装身具の提供
を目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は叙上の目的を達
成するため、構成される装身具Aを、両端部が近づけら
れる向きに曲げられている身体に装着して用いる装身具
Aであって、この装身具Aには、中空状部1が備えられ
ていると共に、この装身具Aの長さ方向に向けて該中空
状部1と外部とを連通するスリット状の変形手段2が設
けられた構成としている。
【0009】
【作用】装身具Aを、両端部a、aを近づける向きに湾
曲し、同様に両端部a、aを近づける向きに屈曲し、又
は両端を近づける向きに湾曲及び屈曲し、しかも、中空
状部1と、この中空状部1と外部とを連通するスリット
状の変形手段2とを備えた構成とすることによって、装
身具Aは、その両端部a−aを互に大きく離れる向きに
変形するように機能する。
【0010】
【実施例】以下本発明に係る典型的な装身具の各実施例
について詳細に説明する。図1〜図4は第1実施例に係
る装身具Aを、図5〜図8は第2実施例に係る装身具A
を、図9〜図12は第3実施例に係る装身具Aを、図1
3〜図16は第4実施例に係る装身具Aを、図17〜図
20は第5実施例に係る装身具Aを、図21〜図24は
第6実施例に係る装身具Aを、図25〜図28は第7実
施例に係る装身具Aを、図29〜図32は第8実施例に
係る装身具Aを、図33〜図36は第9実施例に係る装
身具Aを夫々に示すものであり、当該各実施例を斜め上
方から見た状態、上方の略真上から見た状態、及び、こ
れを環状部に沿った方向で全部又は一部を断面した状
態、並びに環状部のなす面に直交する向きで切断した状
態として示している。
【0011】図37〜図45は、装身具Aの中空状部1
の各実施例を示すものであって、要部のみを夫々斜め上
方から見て示している。
【0012】(1) 第1実施例に係る装身具A 図1〜図4は第1実施例に係る装身具Aを示すものであ
って、断面四角形状の管材を、ぞれぞれ両端部a、aを
近づける向きに湾曲することで、中空状部1を備えた略
円環状の、湾曲部として構成される湾曲体としての装身
具A−1を構成すると共に、この夫々の管端に、端部化
粧材3を嵌め入れ状に装着し、これを適宜の、例えばロ
ウづけなどによって湾曲体としての装身具A−1に止着
している。このロウづけなどによる端部化粧材3と、湾
曲体としての装身具A−1との止着は、接合部分のいず
れにおいてなされていても良く、また、接合縁の全周に
亘って止着した構成としてあっても良い。特に、湾曲体
としての装身具A−1の端部の開き出し側、例えば、図
3における端部化粧材3と湾曲体としての装身具A−1
との接合部分の頂端4の位置でなされているのが好まし
い。
【0013】かくして構成された湾曲体としての装身具
A−1の内側の円周方向に向けて、前記管材の略中央を
通るように、前記管材の中空状部1と外部とを連通する
スリット状の変形手段2を設けている。この変形手段2
は、前記湾曲体としての装身具A−1を構成している断
面四角形状をなす管材の内側に、該管材の内外を連通す
る切溝状に設けてあると共に、このスリット状の変形手
段2が、湾曲体としての装身具A−1の円周方向、即
ち、該湾曲体としての装身具A−1の長さ方向に向くよ
うにして設けてある。尚、このスリット状の変形手段2
は、この湾曲体としての装身具A−1の全長に亘って設
けてあっても良いが、図示例におけるように、湾曲体と
しての装身具A−1の側端部に未開設部5を残して設け
てあるのが好ましい。
【0014】尚、叙上における実施例においては、湾曲
体としての装身具A−1を構成する両端部a、aは、若
干の隙間を隔てた構成とされているが、この両端部a、
a相互が密着した構成としてあっても良く、また、構成
される湾曲体としての装身具A−1が半円以上の円弧を
備えた湾曲体として構成されておれば、この両端部a、
a間が大きく離れた構成としてあっても良い。また、湾
曲体としての装身具A−1が断面略四角形の管材を用い
て構成されているが、かかる管材を用いず、例えば、ス
リット状の変形手段2を設ける部分のみを中空状部1と
して構成し、その他の部分を中実、即ち、ムクの状態に
構成してあっても良い。更に、湾曲体としての装身具A
−1に備えられるスリット状の変形手段2は、当該湾曲
体としての装身具A−1における両端部a、aを互に離
れる向きに変形できれば良く、該湾曲体としての装身具
A−1の一部分にのみ設けられていても良い。更に、湾
曲体としての装身具A−1に備えられるスリット状の変
形手段2は、当該湾曲体としての装身具A−1における
両端部a、aを互に離れる向きに変形できれば良く、該
湾曲体としての装身具A−1の一部分にのみ設けられて
いても良い。
【0015】かくして構成される湾曲体としての装身具
A−1は、この湾曲体としての装身具A−1における両
端部a、a間が互に離れる向き、即ち、図2に示すよう
に湾曲体としての装身具A−1を捻じり方向、即ち、構
成される円弧のなす面と直交する向きに変形させること
ができ、この両端部a、aの引き離し状態を利用して、
当該湾曲体としての装身具A−1を首部、手首部、足首
部、指部、耳朶などに対して容易に装着し、且つ、これ
を脱装することができる。
【0016】(2) 第2実施例に係る装身具A 図5〜図8は第2実施例に係る装身具Aを示すものであ
って、断面円形状の管材を、ぞれぞれ両端部a、aを近
づける向きに湾曲することで、中空状部1を備えた略円
環状の湾曲部として構成される湾曲体としての装身具A
−1を構成すると共に、この夫々の管端に、端部化粧材
3を嵌め入れ状に装着し、これを適宜の、例えばロウづ
けなどによって湾曲体としての装身具A−1に止着して
いる。このロウづけなどによる端部化粧材3と、湾曲体
としての装身具A−1との止着は、接合部分のいずれに
おいてなされていても良く、また、接合縁の全周に亘っ
て止着した構成としてあっても良い。特に、湾曲体とし
ての装身具A−1の端部の開き出し側、例えば、図7に
おける端部化粧材3と湾曲体としての装身具A−1との
接合部分の頂端4の位置でなされているのが好ましい。
【0017】かくして構成された湾曲体としての装身具
A−1の内側の円周方向に向けて、前記管材の略中央を
通るように、前記管材の中空状部1と外部とを連通する
スリット状の変形手段2を設けている。この変形手段2
は、前記湾曲体としての装身具A−1を構成している断
面円形状をなす管材の内側に、該管材の内外を連通する
切溝状に設けてあると共に、このスリット状の変形手段
2が、湾曲体としての装身具A−1の円周方向、即ち、
該湾曲体としての装身具A−1の長さ方向に向くように
して設けてある。尚、このスリット状の変形手段2は、
この湾曲体としての装身具A−1の全長に亘って設けて
あっても良いが、図示例におけるように、湾曲体として
の装身具A−1の側端部に未開設部5を残して設けてあ
るのが好ましい。
【0018】尚、叙上における実施例においては、湾曲
体としての装身具A−1を構成する両端部a、aは、若
干の隙間を隔てた構成とされているが、この両端部a、
a相互が密着した構成としてあっても良く、また、構成
される湾曲体としての装身具A−1が半円以上の円弧を
備えた湾曲体として構成されておれば、この両端部a、
a間が大きく離れた構成としてあっても良い。また、湾
曲体としての装身具A−1が断面円形の管材を用いて構
成されているが、かかる管材を用いず、例えば、スリッ
ト状の変形手段2を設ける部分のみを中空状部1として
構成し、その他の部分を中実、即ち、ムクの状態に構成
してあっても良い。更に、湾曲体としての装身具A−1
に備えられるスリット状の変形手段2は、当該湾曲体と
しての装身具A−1における両端部a、aを互に離れる
向きに変形できれば良く、該湾曲体としての装身具A−
1の一部分にのみ設けられていても良い。更に、湾曲体
としての装身具A−1に備えられるスリット状の変形手
段2は、当該湾曲体としての装身具A−1における両端
部a、aを互に離れる向きに変形できれば良く、該湾曲
体としての装身具A−1の一部分にのみ設けられていて
も良い。
【0019】かくして構成される湾曲体としての装身具
A−1は、この湾曲体としての装身具A−1における両
端部a、a間が互に離れる向き、即ち、図6に示すよう
に湾曲体としての装身具A−1を捻じり方向、即ち、構
成される円弧のなす面と直交する向きに変形させること
ができ、この両端部a、aの引き離し状態を利用して、
当該湾曲体としての装身具A−1を首部、手首部、足首
部、指部、耳朶などに対して容易に装着し、且つ、これ
を脱装することができる。
【0020】(3) 第3実施例に係る装身具A 図9〜図12は第3実施例に係る装身具Aを示すもので
あり、中空状部1を備えた変形管状装飾部材を、両端部
a、aを互に近づける向きに湾曲することで、略円環状
に近い湾曲部として構成される湾曲体としての装身具A
−1を構成し、一方の端部側に、イルカの頭部6aを、
また、他方の端部側にイルカの尾部6bを造形的に備え
させると共に、この尾部6bの側から頭部6aの側に向
けて漸次イルカの頭部6aの背側が膨む構成とし、この
湾曲体としての装身具A−1の内側に、略正円に近い円
孔を設けるようにしてある。
【0021】また、この湾曲体としての装身具A−1
は、尾部6bの先端6b’を除く、長さ方向の略全幅に
亘って中空としてあると共に、その内側を板状湾曲面7
とした、所謂半弧状断面をもつ構成としてあり、この板
状湾曲面7に、前記中空状部1と、外部とを連通する切
溝としての、所謂スリット状の変形手段2が開設されて
いる。
【0022】かくして構成された湾曲体としての装身具
A−1の内側の円周方向に向けて、前記変形管状部材の
略中央を通るように、前記管材の中空状部1と外部とを
連通するように備えられたスリット状の変形手段2は、
前記湾曲体としての装身具A−1を構成している断面半
円形状をなす変形管状部材の内側の板状湾曲面7に、該
変形管状部材の内外を連通する切溝状に設けてあると共
に、このスリット状の変形手段2が、湾曲体としての装
身具A−1の円周方向、即ち、該湾曲体としての装身具
A−1の長さ方向に向くようにして設けてある。尚、こ
のスリット状の変形手段2は、この湾曲体としての装身
具A−1の全長に亘って設けてあっても良いが、図示例
におけるように、湾曲体としての装身具A−1の側端部
に未開設部5を残して設けてあるのが好ましい。
【0023】尚、叙上における実施例においては、湾曲
体としての装身具A−1を構成する両端部a、aは、若
干の隙間を隔てた構成とされているが、この両端部a、
a相互が密着した構成としてあっても良く、また、構成
される湾曲体としての装身具A−1が半円以上の円弧を
備えた湾曲体として構成されておれば、この両端部a、
a間が大きく離れた構成としてあっても良い。また、湾
曲体としての装身具A−1が断面半円形状の変形管状部
材を用いて構成されているが、かかる変形管状部材を用
いず、例えば、スリット状の変形手段2を設ける部分の
みを中空状部1として構成し、その他の部分を中実、即
ち、ムクの状態に構成してあっても良い。更に、湾曲体
としての装身具A−1に備えられるスリット状の変形手
段2は、当該湾曲体としての装身具A−1における両端
部a、aを互に離れる向きに変形できれば良く、該湾曲
体としての装身具A−1の一部分にのみ設けられていて
も良い。更に、湾曲体としての装身具A−1に備えられ
るスリット状の変形手段2は、当該湾曲体としての装身
具A−1における両端部a、aを互に離れる向きに変形
できれば良く、該湾曲体としての装身具A−1の一部分
にのみ設けられていても良い。
【0024】かくして構成される湾曲体としての装身具
A−1は、この湾曲体としての装身具A−1における両
端部a、a間が互に離れる向き、即ち、図10に示すよ
うに湾曲体としての装身具A−1を捻じり方向、即ち、
構成される円弧のなす面と直交する向きに変形させるこ
とができ、この両端部a、aの引き離し状態を利用し
て、当該湾曲体としての装身具A−1を首部、手首部、
足首部、指部、耳朶などに対して容易に装着し、且つ、
これを脱装することができる。
【0025】(4) 第4実施例に係る装身具A 図13〜図16は第4実施例に係る装身具Aを示すもの
であって、断面四角形状の管材を、ぞれぞれ両端部a、
aを近づける向きに屈曲することで、角環状、特に八角
形の環状をなし、且つ中空状部1を備え、屈曲部を有す
る屈曲体としての装身具A−2を構成すると共に、この
夫々の管端に、端部化粧材3を嵌め入れ状に装着し、こ
れを適宜の、例えばロウづけなどによって屈曲体として
の装身具A−2に止着している。このロウづけなどによ
る端部化粧材3と、屈曲体としての装身具A−2との止
着は、接合部分のいずれにおいてなされていても良く、
また、接合縁の全周に亘って止着した構成としてあって
も良い。特に、屈曲体としての装身具A−2の端部の開
き出し側、例えば、図15における端部化粧材3と屈曲
体としての装身具A−2との接合部分の頂端4の位置で
なされているのが好ましい。
【0026】かくして構成された屈曲体としての装身具
A−2の内側に、該屈曲体としての装身具A−2の内周
を巡り、且つ円周方向に向けて、前記管材の略中央を通
るように、前記管材の中空状部1と外部とを連通するス
リット状の変形手段2を設けている。この変形手段2
は、前記屈曲体としての装身具A−2を構成している。
断面四角形状をなす管材の内側に、該管材の内外を連通
する切溝状に設けてあると共に、このスリット状の変形
手段2が、屈曲体としての装身具A−2の内周を巡ぐる
方向、即ち、該屈曲体としての装身具A−2の長さ方向
に向くようにして設けてある。尚、このスリット状の変
形手段2は、この屈曲体としての装身具A−2の全長に
亘って設けてあっても良いが、図示例におけるように、
屈曲体としての装身具A−2の側端部に未開設部5を残
して設けてあるのが好ましい。
【0027】尚、叙上における実施例においては、屈曲
体としての装身具A−2を構成する両端部a、aは、若
干の隙間を隔てた構成とされているが、この両端部a、
a相互が密着した構成としてあっても良く、また、構成
される屈曲体としての装身具A−2が半円以上の円弧位
置まで延びた屈曲体Aとして構成されておれば、この両
端部a、a間が大きく離れた構成としてあっても良い。
また、屈曲体としての装身具A−2が断面略四角形の管
材を用いて構成されているが、かかる管材を用いず、例
えば、スリット状の変形手段2を設ける部分のみを中空
状部1として構成し、その他の部分を中実、即ち、ムク
の状態に構成してあっても良い。更に、屈曲体としての
装身具A−2に備えられるスリット状の変形手段2は、
当該屈曲体としての装身具A−2における両端部a、a
を互に離れる向きに変形できれば良く、該屈曲体として
の装身具A−2の一部分にのみ設けられていても良い。
更に、屈曲体としての装身具A−2に備えられるスリッ
ト状の変形手段2は、当該屈曲体としての装身具A−2
における両端部a、aを互に離れる向きに変形できれば
良く、該屈曲体としての装身具A−2の一部分にのみ設
けられていても良い。
【0028】かくして構成される屈曲体としての装身具
A−2は、この屈曲体としての装身具A−2における両
端部a、a間が互に離れる向き、即ち、図14に示すよ
うに屈曲体としての装身具A−2を捻じり方向、即ち、
構成される環状枠のなす面と直交する向きに変形させる
ことができ、この両端部a、aの引き離し状態を利用し
て、当該屈曲体としての装身具A−2を首部、手首部、
足首部、指部、耳朶などに対して容易に装着し、且つ、
これを脱装することができる。
【0029】(5) 第5実施例に係る装身具A 図17〜図20は第5実施例に係る装身具Aを示すもの
であって、断面四角形状の管材を、ぞれぞれ両端部a、
aを近づける向きに屈曲することで、変形四角形の、即
ち、角四隅部にコーナー部8を介在した略四角形状の、
且つ中空状部1を備えた屈曲部を有する屈曲体としての
装身具A−2を構成すると共に、この夫々の管端に、端
部化粧材3を嵌め入れ状に装着し、これを適宜の、例え
ばロウづけなどによって屈曲体としての装身具A−2に
止着している。このロウづけなどによる端部化粧材3
と、屈曲体としての装身具A−2との止着は、接合部分
のいずれにおいてなされていても良く、また、接合縁の
全周に亘って止着した構成としてあっても良い。特に、
屈曲体としての装身具A−2の端部の開き出し側、例え
ば、図19における端部化粧材3と屈曲体としての装身
具A−2との接合部分の頂端4の位置でなされているの
が好ましい。
【0030】かくして構成された屈曲体としての装身具
A−1の内側に、この屈曲体としての装身具A−2の内
周を巡り、前記管材の略中央を通るように、前記管材の
中空状部1と外部とを連通するスリット状の変形手段2
を設けている。この変形手段2は、前記屈曲体としての
装身具A−2を構成している断面四角形状をなす管材の
内側に、該管材の内外を連通する切溝状に設けてあると
共に、このスリット状の変形手段2が、屈曲体としての
装身具A−2の内周を巡ぐる方向、即ち、該屈曲体とし
ての装身具A−2の長さ方向に向くようにして設けてあ
る。尚、このスリット状の変形手段2は、この屈曲体と
しての装身具A−2の全長に亘って設けてあっても良い
が、図示例におけるように、屈曲体としての装身具A−
2の側端部に未開設部5を残して設けてあるのが好まし
い。
【0031】尚、叙上における実施例においては、屈曲
体としての装身具A−2を構成する両端部a、aは、若
干の隙間を隔てた構成とされているが、この両端部a、
a相互が密着した構成としてあっても良く、また、構成
される屈曲体としての装身具A−2が半円以上の円弧位
置まで延びた屈曲体として構成されておれば、この両端
部a、a間が大きく離れた構成としてあっても良い。ま
た、屈曲体としての装身具A−2が断面略四角形の管材
を用いて構成されているが、かかる管材を用いず、例え
ば、スリット状の変形手段2を設ける部分のみを中空状
部1として構成し、その他の部分を中実、即ち、ムクの
状態に構成してあっても良い。更に、屈曲体としての装
身具A−2に備えられるスリット状の変形手段2は、当
該屈曲体としての装身具A−2における両端部a、aを
互に離れる向きに変形できれば良く、該屈曲体としての
装身具A−2の一部分にのみ設けられていても良い。更
に、屈曲体としての装身具A−2に備えられるスリット
状の変形手段2は、当該屈曲体としての装身具A−2に
おける両端部a、aを互に離れる向きに変形できれば良
く、該屈曲体としての装身具A−2の一部分にのみ設け
られていても良い。
【0032】かくして構成される屈曲体としての装身具
A−2は、この屈曲体としての装身具A−2における両
端部a、a間が互に離れる向き、即ち、図18に示すよ
うに屈曲体としての装身具A−2を捻じり方向、即ち、
構成される環状枠のなす面と直交する向きに変形させる
ことができ、この両端部a、aの引き離し状態を利用し
て、当該屈曲体としての装身具A−2を首部、手首部、
足首部、指部、耳朶などに対して容易に装着し、且つ、
これを脱装することができる。
【0033】(6) 第6実施例に係る装身具A 図21〜図24は第6実施例に係る装身具Aを示すもの
であって、断面四角形状の管材を、夫々の両端部a、a
を近づける向きに屈曲することで、角隅部にテーパ状の
コーナー部8を備えさせ略変形四角形状の且つ、中空状
部1を備えた屈曲部を有する屈曲体としての装身具A−
2として構成ある。また、この屈曲体としての装身具A
−2の内側には、この屈曲体としての装身具A−2の内
周を巡ぐるように、二条のスリット状の切溝が、略平行
に設けてあり、この二条のスリット状の切溝によって、
当該屈曲体としての装身具A−2の変形手段2を構成し
ている。この変形手段2は、前記屈曲体としての装身具
A−2の内周を巡ぐる方向、即ち、該屈曲体としての装
身具A−2の長さ方向に向くように設けてあると共に、
前記屈曲体としての装身具A−2を構成している断面四
角形状をなす管材の内外を連通するスリット状の切溝と
して構成されている。尚、このスリット状の変形手段2
は、この屈曲体としての装身具A−2の全長に亘って設
けてあっても良いが、図示例におけるように、屈曲体と
しての装身具A−2の側端部に未開設部5を残すように
設けてあっても良い。更に、このスリット状の二条の変
形手段2は、非平行な状態に設けられていても良く、一
方が、屈曲体としての装身具A−2の外面側に、他方が
屈曲体としての装身具A−2の内面側に設けられていて
も良い。
【0034】尚、叙上における実施例においては、屈曲
体としての装身具A−2を構成する両端部a、aは、若
干の隙間を隔てた構成とされているが、この両端部a、
a相互が密着した構成としてあっても良く、また、構成
される屈曲体としての装身具A−2が半円以上の円弧位
置まで延びた屈曲体Aとして構成されておれば、この両
端部a、a間が大きく離れた構成としてあっても良い。
また、屈曲体としての装身具A−2が断面略四角形の管
材を用いて構成されているが、かかる管材を用いず、例
えば、スリット状の変形手段2を設ける部分のみを中空
状部1として構成し、その他の部分を中実、即ち、ムク
の状態に構成してあっても良い。更に、屈曲体としての
装身具A−2に備えられるスリット状の変形手段2は、
当該屈曲体としての装身具A−2における両端部a、a
を互に離れる向きに変形できれば良く、該屈曲体として
の装身具A−2の一部分にのみ同一の長さ、又は異なっ
た長さに設けられていても良い。更に、屈曲体としての
装身具A−2に備えられるスリット状の変形手段2は、
当該屈曲体としての装身具A−2における両端部a、a
を互に離れる向きに変形できれば良く、該屈曲体として
の装身具A−2の一部分にのみ設けられていても良い。
【0035】かくして構成される屈曲体としての装身具
A−2は、この屈曲体としての装身具A−2における両
端部a、a間が互に離れる向き、即ち、図22に示すよ
うに屈曲体としての装身具A−2を捻じり方向、即ち、
構成される環状枠のなす面と直交する向きに変形させる
ことができ、この両端部a、aの引き離し状態を利用し
て、当該屈曲体としての装身具A−2を首部、手首部、
足首部、指部、耳朶などに対して容易に装着し、且つ、
これを脱装することができる。
【0036】(7) 第7実施例に係る装身具A 第25図〜図28は第7実施例に係る装身具Aを示すも
のであって、断面円形状の管材を用い、この管材の夫々
の両端部a、aを互に近づける向きに湾曲して、変形円
環状、即ち、欠円環状をなし、しかも中空状部1を備え
た湾曲部を有する湾曲体としての装身具A−1として構
成してある。そして、この湾曲体としての装身具A−1
には、その長さ方向、即ち、円周方向を向いたスリット
状の切溝として構成される変形手段2を螺旋状に備えた
構成としてあり、このスリット状の変形手段2が、前記
中空状部と外部とを連通する構成としてある。尚、この
スリット状の変形手段2は、この湾曲体としての装身具
A−1の全長に亘って設けてあっても良いが、図示例に
おけるように、湾曲体としての装身具A−1の側端部
に、夫々、未開設部5を残すように設けてあっても良
い。
【0037】尚、叙上における実施例においては、湾曲
体としての装身具A−1を構成する両端部a、aは、若
干の隙間を隔てた構成とされているが、この両端部a、
a相互が密着した構成としてあっても良く、また、構成
される湾曲体としての装身具A−1が半円以上の円弧を
備えた湾曲体として構成されておれば、この両端部a、
a間が大きく離れた構成としてあっても良い。また、湾
曲体としての装身具A−1が断面略円形の管材を用いて
構成されているが、かかる管材を用いず、例えば、スリ
ット状の変形手段2を設ける部分のみを中空状部1とし
て構成し、その他の部分を中実、即ち、ムクの状態に構
成してあっても良い。 更に、湾曲体としての装身具A
−1に備えられるスリット状の変形手段2は、当該湾曲
体としての装身具A−1における両端部a、aを互に離
れる向きに変形できれば良く、該湾曲体としての装身具
A−1の一部分にのみ設けられていても良い。
【0038】かくして構成される湾曲体としての装身具
A−1は、この湾曲体としての装身具A−1における両
端部a、a間が互に離れる向き、即ち、図26に示すよ
うに湾曲体としての装身具A−1を捻じり方向、即ち、
構成される円弧のなす面と直交する向きに変形させるこ
とができ、この両端部a、aの引き離し状態を利用し
て、当該湾曲体としての装身具A−1を首部、手首部、
足首部、指部、耳朶などに対して容易に装着し、且つ、
これを脱装することができる。
【0039】(8) 第8実施例に係る装身具A 図29〜図32は第8実施例に係る装身具Aを示すもの
であって、断面略四角形状をなす管材を用い、この管材
の両端部a,aが互に重なり合うように近づけて湾曲
し、又は屈曲させることによって、渦巻バネ状の装身具
A−3を構成している。
【0040】この図示例においては、断面略四角形状を
なす管材の夫々の両端部部a,aの一方を外側にし、こ
の外側にある一方の端部b内に入り込むように他方の端
部bを重ね合せた、所謂渦巻バネ状に湾曲部または屈曲
部を備えた構成としてあり、中空状部1を備えると共
に、この中空状部1を内外に連通するスリット状の切溝
として構成される変形手段2が、該渦巻バネ状体として
の装身具A−3の内周面に、その両側部に未開設部5を
残して、その円周方向の略全長に亘って設けてある。ま
た、ここで構成される渦巻バネ状体としての装身具A−
3は、断面略四角形状の管材を湾曲して構成することに
よって、渦巻バネ状体としての装身具A−3の略全長に
亘って中空状部1を備えた構成とされているが、かかる
管材を用いず、例えば、スリット状の変形手段2を設け
る部分のみを中空状部1として構成し、その他の部分を
中実、即ちムクの状態に構成してあっても良い。また、
ここで、渦巻バネ状体としての装身具A−3に設けられ
る変形手段2は、この渦巻バネ状体としての装身具A−
3を縮める向き、または拡げる向きに変形し、または、
該渦巻バネ状体としての装身具A−3の両端部a,aを
互に引き離す向きに変形できるものであれば、該渦巻バ
ネ状体としての装身具A−3のいずれに設けてあっても
良く、また、その一部々分にのみ設けてあっても良い。
【0041】また、図示例では、構成される渦巻バネ状
体としての装身具A−3を、円環状の湾曲体として構成
しているが、例えば、三角形状、四角形状などの多角形
状をなす屈曲体あるいは、湾曲部と屈曲部とを備えた構
成とすることによって、両端部a,aが重なり合うよう
に接近された湾、屈曲体とし、この屈曲体あるいは湾、
屈曲体における夫々の両端部a,aが互に重なり合うよ
うにすることで、渦巻バネ体又は変形渦巻バネ体として
の装身具を構成するようにしてあっても良い。
【0042】このようにして構成される渦巻バネ状体と
しての装身具A−3は、この渦巻バネ状体としての装身
具A−3における両端部a,aを図30に示すように、
両端部a,aを捻り拡く方向、即ち、構成される円弧の
なす面と略直交する向きに対して変形させることがで
き、この両端部a,aの変形を利用して、この渦巻バネ
状体としての装身具A−3を首部、手首部、足首部、指
部耳朶などに対して容易に装着し、且つ脱装することが
できる。
【0043】(9) 第9実施例に係る装身具A 図33〜図36は第9実施例に係る装身具Aを示すもの
であって、断面略四角形状をなす管材を用い、この管材
の両端部a,aが互に側方で重なり合うように近づけて
湾曲し、又は屈曲させることによって、湾曲部又は、屈
曲部を備えたコイルバネ状体としての装身具A−4を構
成している。
【0044】この図示例においては、断面略四角形状を
なす管材の夫々の両端部aが、夫々の側面を接し合うよ
うにを重ね合せた、所謂ツルマキ状のコイルバネ状体と
して構成してあり、中空状部1を備えると共に、この中
空状部1を内外に連通するスリット状の切溝として構成
される変形手段2が、該コイル状体としての装身具A−
4の内周面に、その両側部に未開設部5を残して円周方
向の略全長に亘って設けてある。また、ここで構成され
るコイル状体としての装身具A−4は、断面略四角形状
の管材を湾曲して構成することによって、コイル状体と
しての装身具A−4の略全長に亘って中空状部1を備え
た構成とされているが、かかる管材を用いず、例えば、
スリット状の変形手段2を設ける部分のみを中空状部1
として構成し、その他の部分を中実、即ちムクの状態に
構成してあっても良い。また、ここで、コイル状体とし
ての装身具A−4に設けられる変形手段2は、このコイ
ル状体としての装身具A−4を縮める向き、または拡げ
る向きに変形し、または、該コイル状体としての装身具
A−4の両端部a,aを互に引き離す向きに変形できる
ものであれば、該コイル状体としての装身具A−4のい
ずれの位置に設けてあっても良く、また、その一部々分
にのみ設けてあっても良い。
【0045】また、図示例では、構成されるコイル状体
としての装身具A−4を、円環状の湾曲体として構成し
ているが、例えば、三角形状、四角形状などの多角形状
をなす屈曲体あるいは、湾曲部と屈曲部とを備えること
によって、両端部a,aが重なり合うように接近された
湾、屈曲体とし、この屈曲体あるいは湾、屈曲体におけ
る夫々の両端部a,aが互に重なり合うようにすること
で、コイルバネ体又は変形コイルバネ体としての装身具
を構成するようにしてあっても良い。
【0046】このようにして構成されるコイル状体とし
ての装身具A−4は、このコイル状体として装身具A−
4における両端部a,aを図34に示すように、両端部
a,aを捻り拡く方向、即ち、構成される円弧のなす面
と略直交する向きに対して変形させることができ、この
両端部a,aの変形を利用して、このコイル状体として
の装身具A−4を首部、手首部、足首部、指部、耳朶な
どに対して容易に装着し、且つ脱装することができる。
【0047】図37〜図45は、装身具Aの主要部分を
構成する典型的な各実施例を示すものである。図37に
示す装身具Aは、断面円形のパイプ状物を装身具Aの主
要部分に含むことによって中空状部1を備えた装身具A
としてあり、構成される該装身具Aの長さ方向に向け
て、該中空状部1と外部とを連通するスリット状の変形
手段2を設けたものであり、この変形手段2は、前記パ
イプ状物としての装身具Aに、単なる切溝あるいはパイ
プ状物の湾曲形成接合縁11として構成されている。
【0048】図38に示す装身具Aは、断面楕円形のパ
イプ状物を装身具Aの主要部分に含むことによって中空
状部1を備えた装身具Aとしてあり、構成される該装身
具Aの長さ方向に向けて、該中空状部1と外部とを連通
するスリット状の変形手段2を設けたものであり、この
変形手段2は、前記パイプ状物としての装身具Aに、単
なる切溝あるいはパイプ状物の湾曲形成接合縁11とし
て構成されている。
【0049】図39に示す装身具Aは、断面が変形湾曲
されたパイプ状物を装身具Aの主要部分に含むことによ
って中空状部1を備えた装身具Aとしてあり、構成され
る該装身具Aの長さ方向に向けて、該中空状部1と外部
とを連通するスリット状の変形手段2を設けたものであ
り、この変形手段2は、前記パイプ状物としての装身具
Aに、開設されたスリット状の開口12における夫々の
開口縁12aを、互が背中合せ状となるように、該装身
具Aの内方に巻き込む構成としている。
【0050】図40に示す装身具Aは、断面が偏平管状
のパイプ状物を装身具Aの主要部分に含むことによって
中空状部1を備えた装身具Aとしてあり、構成される該
装身具Aの長さ方向に向けて、該中空状部1と外部とを
連通するスリット状の変形手段2を設けたものであり、
この変形手段2は、前記パイプ状物としての装身具A
に、開設されたスリット状の開口12における夫々の開
口縁12aを、互が背中合せ状となるように、該装身具
Aの内方に巻き込む構成としている。
【0051】図41に示す装身具Aは、板状部13の両
側縁部を、該板状部13の中央側に向けて、一方を表面
側に、他方を裏面側に夫々曲げ、これを反転部14とす
ることによって、この板状部13の上下に断面半円状の
中空状部1を備えた変形パイプ状物を構成し、これを装
身具Aの主要部分に含ませることによって、この板状部
13と、反転部14の先端縁との間に、スリット状の変
形手段2を設けたものであり、この変形手段2は、前記
変形パイプ状物の近接縁間間隙15として構成されてい
る。
【0052】図42に示す装身具Aは、断面正方形のパ
イプ状物を装身具Aの主要部分に含むことによって中空
状部1を備えた装身具Aとしてあり、構成される該装身
具Aの長さ方向に向けて、該中空状部1と外部とを連通
するスリット状の変形手段2を設けたものであり、この
変形手段2は、前記パイプ状物としての装身具Aに、単
なる切溝あるいはパイプ状物の屈曲形成接合縁11とし
て構成されている。
【0053】図43に示す装身具Aは、断面長方形のパ
イプ状物を装身具Aの主要部分に含むことによって中空
状部1を備えた装身具Aとしてあり、構成される該装身
具Aの長さ方向に向けて、該中空状部1と外部とを連通
するスリット状の変形手段2を設けたものであり、この
変形手段2は、前記パイプ状物としての装身具Aに、単
なる切溝あるいはパイプ状物の屈曲形成接合縁11とし
て構成されている。
【0054】図44に示す装身具Aは、断面長方形のパ
イプ状物を装身具Aの主要部分に含むことによって中空
状部1を備えた装身具Aとしてあり、構成される該装身
具Aの長さ方向に向けて、該中空状部1と外部とを連通
するスリット状の変形手段2を設けたものであり、この
変形手段2は、前記パイプ状物としての装身具Aに、開
設されたスリット状の開口16における夫々の開口縁1
6aを、該パイプ状物の内方に向けて直角に折り入れた
構成としてある。
【0055】図45に示す装身具Aは、板状部17の両
側縁部を、該板状部17の中央側に向けて、一方を表面
側に、他方を裏面側に夫々曲げ、これを反転部18とす
ることによって、この板状部13の上下に断面四角形状
の中空状部1を備えた変形パイプ状物を構成し、これを
装身具Aの主要部分に含ませることによって、この板状
部17と、反転部18の先端縁との間に、スリット状の
変形手段2を設けたものであり、この変形手段2は、前
記変形パイプ状物の近接縁間間隙19として構成されて
いる。
【0056】尚、本実施例において構成される装身具A
は、叙上の各実施例の構成、形状に限定されるものでは
なく、環状に近い構成あるいは開口した環状に近い構成
の装身具は勿論のこと、身体の装着対象部位を挾み込
み、あるいは収め入れる部分を湾曲部、又は、屈曲部と
して備えたものであれば、いかなる形状、構造のもので
あっても良い。また、この装身具Aに備えられるスリッ
ト状の変形手段2は、装身具Aの中空状部1と外部とを
連通したものであればいかなるものであっても良く、変
形手段2としてのスリット状部間が互に密着していて
も、あるいは装身具Aを構成する、例えば管状部の、夫
々のスリット状部縁が重ね合せの状態とされていても良
い。また、このスリット状の変形手段2は、構成される
装身具Aのいずれの部分に設けられていても良い。更
に、この装身具Aを構成する素材は、装身具Aの着脱に
際して弾性的な復帰機能を備えているものであれば、金
属製、プラスチック製など、いかなる素材で構成されて
いても良い。
【0057】
【発明の効果】本発明は叙上における特徴ある構成、特
に、装身具Aを、両端部a、aを近づける向きに湾曲
し、同様に両端部a、aを近づける向きに屈曲し、又は
両端部を近づける向きに湾曲及び屈曲し、しかも、中空
状部1と、この中空状部1と外部とを連通するスリット
状の変形手段2とを備えた構成としていることによっ
て、構成される装身具Aは、その両端部a、aを互に大
きく離す向きに変形できる特長を有する。この結果、身
体の、例えば首部に装着使用される首輪としてのチョー
カー、手首に装着使用される腕輪としてのバングル、足
首部に装着使用される足輪としてのアンクレット、ある
いは指に装着使用されるリング、さらには、耳朶に開設
した孔に挿通して装着使用される環状のピアスなどとし
て、装着並びに脱装とに無理がなく、当該各装身具を、
夫々の対象部位に対して都合良く装着でき、しかも、装
着した装身具が確実に装着部位に保持できる特長を備え
た装身具の提供を可能としている。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係る装身具の一部を破断して示す
斜視図
【図2】同平面図
【図3】同正面から見た縦断面図
【図4】同側面から見た縦断面図
【図5】第2実施例に係る装身具の一部を破断して示す
斜視図
【図6】同平面図
【図7】同正面から見た縦断面図
【図8】同側面から見た縦断面図
【図9】第3実施例に係る装身具を示す斜視図
【図10】同平面図
【図11】同正面から見た縦断面図
【図12】同側面から見た縦断面図
【図13】第4実施例に係る装身具の一部を破断して示
す斜視図
【図14】同平面図
【図15】同正面から見た縦断面図
【図16】同側面から見た縦断面図
【図17】第5実施例に係る装身具の一部を破断して示
す斜視図
【図18】同平面図
【図19】同正面から見た縦断面図
【図20】同側面から見た縦断面図
【図21】第6実施例に係る装身具を示す斜視図
【図22】同平面図
【図23】同正面から見た縦断面図
【図24】同側面から見た縦断面図
【図25】第7実施例に係る装身具の一部を破断して示
す斜視図
【図26】同平面図
【図27】同正面から見た縦断面図
【図28】同側面から見た縦断面図
【図29】第8実施例に係る装身具の一部を破断して示
す斜視図
【図30】同平面図
【図31】同正面から見た縦断面図
【図32】同側面から見た縦断面図
【図33】第9実施例に係る装身具の一部を破断して示
す斜視図
【図34】同平面図
【図35】同正面から見た要部の縦断面図
【図36】同側面から見た縦断面図
【図37】装身具の他の実施例の要部斜視図
【図38】装身具の更に他の実施例の要部斜視図
【図39】装身具の更に他の実施例の要部斜視図
【図40】装身具の更に他の実施例の要部斜視図
【図41】装身具の更に他の実施例の要部斜視図
【図42】装身具の更に他の実施例の要部斜視図
【図43】装身具の更に他の実施例の要部斜視図
【図44】装身具の更に他の実施例の要部斜視図
【図45】装身具の更に他の実施例の要部斜視図
【符号の説明】
A 装身具 1 中空状部 2 変形手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端部が近づけられる向きに曲げられて
    いる身体に装着して用いる装身具であって、この装身具
    には、中空状部が備えられていると共に、 この装身具
    の長さ方向に向けて該中空状部と外部とを連通するスリ
    ット状の変形手段が設けられていることを特徴とする装
    身具。
JP10428694A 1994-04-20 1994-04-20 装身具 Pending JPH07289325A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10428694A JPH07289325A (ja) 1994-04-20 1994-04-20 装身具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10428694A JPH07289325A (ja) 1994-04-20 1994-04-20 装身具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07289325A true JPH07289325A (ja) 1995-11-07

Family

ID=14376694

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10428694A Pending JPH07289325A (ja) 1994-04-20 1994-04-20 装身具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07289325A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07298909A (ja) * 1994-05-02 1995-11-14 Futaba Houshiyoku:Kk 装身具
JP2012213621A (ja) * 2011-04-01 2012-11-08 Rolex Sa 快適パッドを有するブレスレット
JP5822373B1 (ja) * 2015-04-23 2015-11-24 株式会社ピアリング リバーシブルピアスイヤリング

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07298909A (ja) * 1994-05-02 1995-11-14 Futaba Houshiyoku:Kk 装身具
JP2012213621A (ja) * 2011-04-01 2012-11-08 Rolex Sa 快適パッドを有するブレスレット
JP5822373B1 (ja) * 2015-04-23 2015-11-24 株式会社ピアリング リバーシブルピアスイヤリング

Similar Documents

Publication Publication Date Title
USD556620S1 (en) Item of jewelry for use as a pendant, earring, ring, brooch, bracelet, hair pin, cuff link or tiepin
JP2578167Y2 (ja) 装飾品のワイヤ
US20020129619A1 (en) Hinged ring that supports an ornament and a system and method for making same
US2003950A (en) Finger ring, bracelet, and the like
JPH07289325A (ja) 装身具
US4665595A (en) Clasp with interchangeable ornament
JPH01115302A (ja) 装身具
KR200400292Y1 (ko) 악세사리용 체결구
CN116473337A (zh) 饰品
CN110545690A (zh) 包括弹性元件和一个接一个地穿在弹性元件上以便相对于它可滑动并彼此相连的多个装饰元件的饰品
US20120279256A1 (en) Adjustable jewelry
JP3197577U (ja) 内径の変更が容易な指輪
JPH0529413U (ja) 宝飾指環
JP3224771U (ja) 身飾品
KR200373539Y1 (ko) 길이가 신축적으로 가변되는 장신구
JP3818590B2 (ja) 装身具
KR101917035B1 (ko) 장신구 커넥터 및 이를 가진 장신구
JP7329291B1 (ja) 装身具
JP3237279U (ja) 装身具用連結具
KR102537047B1 (ko) 반지 및 목걸이로 가변되는 장신구
JP3229443U (ja) 身飾品
JP2605256Y2 (ja) 装身具
US20030000249A1 (en) Gem setting having a securing member
JP2002165622A (ja) 留め具および装身用チェーンのスライド構造
US20120279026A1 (en) Ornament lock with wide opening ornament clasp