JP5822373B1 - リバーシブルピアスイヤリング - Google Patents
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Abstract
Description
また、脱落防止機能において優れた両面使用可能(リバーシブル)なピアスイヤリングとしては、国際公開99/52391号公報(特許文献2参照)のようなバネの挟着力を利用したピアスイヤリングが知られている。
したがって、耳たぶのピアス孔へのピアスイヤリングの取付作業が不自然で、取付に手間がかかるという問題があった。
このように、いずれの装飾部材を表側に装着する場合でも、ピンを耳たぶの表側からピアス孔に挿通することができるため、イヤリングの取付作業に無理がなく、取付に手間のかからないリバーシブルピアスイヤリングを提供することが可能となった。
前記第1装飾部材11の連結部分には一対の取付脚部13,14が一体に備えられ、これと対向して第2装飾部材12の連結部分には前記取付脚部13,14間にはまり合う取付基部15が一体に形成されている。そして、これらに開けられた貫通孔16,17に軸ピン18を挿通してこの部位を連結している
したがって、いずれの装飾部材11,12を耳たぶの表側に装着する場合でも、ピン19,20を耳たぶの表側からピアス孔21に挿通することができるため、イヤリングの取付作業に無理がなく、取付に手間のかからないリバーシブルなピアスイヤリングを提供することが可能となった。
32は他方の装飾部材12の適所に設けた固定用の溝、33はその中にはめ込む板バネ31の端部、34は板バネ31を保持する固定用バーである。もちろん、この固定用バー34を板バネ31のほぼ全長を覆う長さのカバーとすれば、板バネ31が見えなくなって見栄えが良く、したがってピアスイヤリングの装飾性を向上させることができる。
図10に示すように一対の装飾部材11,12を開放すると、前記一方の装飾部材11の端部内周に沿って当接した前記板バネ31は取付基部15の先端に押し上げられて負荷が大きくなるのである。したがって、板バネ31によって前記一対の装飾部材11,12は先端を閉じる方向により大きな付勢力を受けるようになっている。
もちろん、前記板バネ31に代えてコイルバネ等のバネ部材や、ワッシャを介してかしめ付ける締付部材を用いることもできる。
また図12は、一対の装飾部材11,12の開放端部の間に耳たぶをはめ込み、第2装飾部材12のピン20を耳たぶのピアス孔21に挿通した状態を示すものである。
このように、いずれの装飾部材11,12を耳たぶの表側に装着する場合でも、ピン19,20を耳たぶの表側からピアス孔21に挿通することができるため、イヤリングの取付作業に無理がなく、取付に手間のかからないリバーシブルなピアスイヤリングを提供することが可能となった。
なお、この実施例においては、前記耳たぶのピアス孔21に挿通するピン19,20が、フック状をなしており、例えば一方のフック状ピン19が耳たぶのピアス孔21に挿通されると、他方のフック状ピン20は開放規制手段によって耳たぶの裏側を押圧するようになっているので、装着されたピアスイヤリングが耳たぶのピアス孔21から脱落するおそれがない。
なお、前記第1装飾部材41と第2装飾部材42の連結部分の構造については、第1実施例と同様である。
この実施例においては、一方のピン43が耳たぶのピアス孔51に挿通されると、図15に示すように、他方のピン45は一方のピン44に交差して耳たぶのピアス孔51に挿通されるようになっている。
この実施例においては、ピアスイヤリングとしての外観が保たれていて、ピアスイヤリングとして違和感のない製品を提供することができるようになった。
したがって、いずれの装飾部材41,42を耳たぶの表側に装着する場合でも、ピン44,45を耳たぶの表側からピアス孔51に挿通することができるため、イヤリングの取付作業に無理がなく、取付に手間のかからないリバーシブルなピアスイヤリングを提供することが可能となった。
したがって、図示したような円弧状の装飾部材を用いた場合のみならず、その他のデザインや形状の装飾部材を用いたピアスイヤリング等にも適用可能であることはいうまでもない。
12 第2装飾部材
13,14 取付脚部
15 取付基部
16,17 貫通孔
18 軸ピン
19,20 ピン
21 ピアス孔
22 宝石
31 板バネ
32 固定用の溝
33 板バネの端部
34 固定用バー
41 第1装飾部材
42 第2装飾部材
43 宝石
44,45 ピン
51 ピアス孔
Claims (4)
- 第1の装飾部材と第2の装飾部材の連結部分に一対の取付脚部と取付基部とを形成してこれらを軸着するとともに、
該連結部分に介装した開放規制手段で第1の装飾部材と第2の装飾部材の開放端部の開放が規制されているイヤリングであって、
前記第1の装飾部材と第2の装飾部材の開放端部にはそれぞれ耳たぶの孔に挿通するピンが形成されており、いずれの装飾部材を耳たぶの表側に装着する場合でも、ピンを耳たぶの表側からピアス孔に挿通できるようにしたことを特徴とするリバーシブルピアスイヤリング。 - 前記耳たぶの孔に挿通するピンが、フック状をなしており、一方のフック状ピンが耳たぶの孔に挿通されると、他方のフック状ピンは耳たぶの裏側を押圧するようになっていることを特徴とする請求項1記載のリバーシブルピアスイヤリング。
- 前記耳たぶの孔に挿通するピンが、ほぼ直線状をなしており、一方のピンが耳たぶの孔に挿通されると、他方のピンは一方のピンの先端に突き合わされるか、一方のピンに交差して耳たぶの孔に挿通されるようになっていることを特徴とする請求項1記載のリバーシブルピアスイヤリング。
- 前記連結部分に介装した開放規制手段が、連結部分に介装した板バネもしくはコイルバネ、締付部材からなることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のリバーシブルピアスイヤリング。
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