JPH07288756A - ビデオプリンタ装置 - Google Patents

ビデオプリンタ装置

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JPH07288756A
JPH07288756A JP6075698A JP7569894A JPH07288756A JP H07288756 A JPH07288756 A JP H07288756A JP 6075698 A JP6075698 A JP 6075698A JP 7569894 A JP7569894 A JP 7569894A JP H07288756 A JPH07288756 A JP H07288756A
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JP6075698A
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English (en)
Inventor
Masaaki Kikuchi
正哲 菊地
Hideaki Inoue
秀昭 井上
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はビデオプリンタ装置に係り、特に画
像の分割印字を行う際、画像の分割数に対応した格子状
のグラフィック画像をモニタテレビに表示し、印刷する
画像位置に対応する表示を上記グラフィック画像に行う
ことにより、分割画像を正確な位置に張り合わせること
を可能としたビデオプリンタ装置を提供することを目的
とする。 【構成】 RAMに記憶された静止画像を分割印字する
際、分割数に対応する分割画面を画像情報処理部に記憶
すると共に、モニタテレビの画面に上述の分割数に対応
する格子状のグラフィック画面を表示し、分割画面の画
像を印字出力すると同時にモニタテレビ上のグラフィッ
ク画面の対応する枠を点滅し、印字出力中の分割画像が
静止画像のどの位置に対応するかを容易に判断できる様
にしたビデオプリンタ装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は映像信号を入力し、映像
信号に含まれる画像を例えばカラー印字するビデオプリ
ンタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】今日、コンピュータシステムを中心に画
像や音声等をデジタル信号に変換してデータの有効利用
を図ろうとする所謂マルチメディア化が進んでいる。特
に、画像処理においては、テレビジョン信号やビデオカ
メラの撮像信号等のアナログ信号をデジタル化し、静止
画像として表示し、又はカラー印刷する技術が提案され
ている。この様に、静止画像を記憶し、表示又は印刷処
理することは、従来動画として見ていた画像を1枚の静
止画として確認することができ、極めて有用である。
【0003】従来、上述の様な映像信号(NTSC信号
・コンポジット信号)に含まれる画像を印刷する場合、
以下の様に処理している。すなわち、ビデオカメラやビ
デオデッキから出力される映像信号をテレビモニタに再
生する間、例えばメモリキーを操作して任意の画像デー
タ1枚分をSRAM(スタティックRAM)に記憶す
る。そして、このSRAMに記憶した画像データをプリ
ンタ装置に読出し、例えばカラー印刷を行うものであ
る。また、従来のビデオプリンタ装置では、SRAMに
記憶した1枚の静止画像を単に印刷するだけでなく、1
枚の静止画像を複数枚に分割し、又は分割した画像を拡
大し、印刷する処理も行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のビデオプリンタ
装置では、もとの静止画像を分割し、又は分割した画像
を拡大して印刷することにより、実質的にプリンタ装置
が処理できる最大用紙の大きさを越えた大きさの画像を
印刷することができる。しかしながら、最終的に分割印
字された画像を合成する作業が必要である。すなわち、
分割画像が印字された複数枚の用紙を正しい位置に張り
合わせ、1枚の拡大画像を作成する必要がある。
【0005】従来この作業は、分割画像が印字された用
紙に何の識別記号も付されず、且つモニタテレビにも分
割番号等が表示されない為、極めて困難な作業であり、
特に画像の分割数が増すと用紙枚数も増え、正確な位置
に分割画像を合成することが困難であった。
【0006】本発明は、上記従来の問題に鑑みてなされ
たものであり、画像の分割印字を行う際、画像の分割数
に対応した格子状のグラフィック画像をモニタテレビに
表示し、印刷する画像位置に対応する表示を上記格子状
のグラフィック画像に行うことにより、印字出力された
分割画像を正確な位置に合成することを可能としたビデ
オプリンタ装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の構成は、静止画
像を記憶する静止画像記憶手段と、該静止画像記憶手段
に記憶された画像を所定の分割数で分割する画像分割制
御手段と、該画像分割制御手段で分割された分割画像を
印字する印字手段と、該印字手段から印字出力される分
割画像の、前記静止画像に対する分割位置を記憶する分
割位置記憶手段と、該分割位置記憶手段に記憶された分
割位置のデータを読み出し、表示手段にグラフィック表
示する表示制御手段とで構成されている。
【0008】また、前記静止画像記憶手段は、例えばア
ナログビデオ信号をデジタル変換して得られる画像デー
タを1枚の静止画像として記憶するものであり、また必
ずしもデジタル変換する必要はなく、直接デジタルビデ
オ信号を記憶する構成としても良い。
【0009】また、前記画像分割制御手段は、例えば前
記静止画像を所定の分割数で分割した後、各分割画像に
対して拡大処理を施す処理を行う構成であっても良い。
また、別に専用の拡大回路を設ける構成としても良い。
【0010】また、前記画像分割制御手段は、例えば1
個の分割印字キーの操作により静止画像の分割数を設定
する。また、前記印字手段は、カラー印字可能なカラー
印字装置で構成されていてもよい。
【0011】さらに、前記表示手段は、例えばモニタテ
レビであり、モニタテレビの画面に前記静止画像に対す
る分割位置をグラフィック表示する構成である。このグ
ラフィック表示は、例えば分割数に対応する格子状の枠
を形成し、この枠内の対応する位置を点滅表示する構成
である。
【0012】
【作用】従来、SRAM等に記憶された静止画像を分割
印字する際、分割画像を印字した用紙には何の識別記号
も付加されず、モニタテレビ等にも何等の表示もされな
かった為、分割画像を合成する際、困難な張り合わせ作
業が必要であった。
【0013】そこで、本発明は分割画像位置を示すグラ
フィックデータを記憶し、分割画像が印字手段(印字装
置)により印字出力される際、対応する分割画像の位置
を示すグラフィック画像をモニタテレビ等に表示するも
のである。
【0014】この様にモニタテレビ等に分割画像の位置
を示すグラフィック表示を行うことにより、この時、印
字出力される分割画像の合成位置が容易に分かり、後に
分割画像を張り合わせる際、極めて容易に張り合わせる
ことができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。尚、本実施例ではビデオプリンタ
装置としてカラープリンタの場合の例を示す。
【0016】図1は一実施例のビデオカラープリンタ装
置のシステム構成図である。同図において、ビデオカラ
ープリンタ装置1は、画像情報処理部2、RAM3、制
御部4、ROM5、印字部6で構成されている。尚、こ
れらの各部を駆動する為の電源(+5V)は電源部7か
ら供給される。また、電源部7に供給される+24Vの
電圧は、例えば外部のアダプタを介して供給され、この
電源の一部は例えば印字部6内の印字ヘッドの駆動電源
として使用される。
【0017】画像情報処理部2は、例えばビデオカメラ
やビデオデッキ等から出力されるコンポジット信号(N
TSC信号)をデジタル信号に変換し、RAM3に出力
する回路である。また、画像情報処理部2はテレビ画面
に表示する為の簡単な文字や数字、グラフィック等の画
像データを記憶し、後述する制御部4から出力される制
御信号に従ってビデオ出力端子から出力する。尚、ビデ
オ出力端子にはモニタ用のテレビが接続されている。
【0018】また、RAM3は上述の画像情報処理部2
で指定されるアドレスに上述のデジタル信号を記憶す
る。RAM3は、例えばSRAM(スタティックRA
M)で構成され、2MB(メガバイト)のフレームメモ
リを2枚有し、1ドット当たり8ビット構成の輝度信号
と、2ドット当たり6ビット構成の色差信号を記憶す
る。
【0019】画像分割制御手段としての制御部4は、本
実施例のビデオカラープリンタ装置1のシステム全体を
制御する中央処理装置であり、ROM5に記憶されたシ
ステムプログラムに従って制御処理を行う。また、RO
M5内には各種のテーブルが設けられ、このテーブルに
記憶されたデータに基づいて、後述する各種の制御を行
う。また、制御部4にはキー入力部8からキー操作信号
が入力すると共に、リモコン入力信号、センサ入力信号
も供給され、各入力信号の指示する処理を行う。
【0020】尚、キー入力部8には各種キーが配設さ
れ、ユーザが押下するキーに対応するキー操作信号が上
述の制御部4へ出力される。また、キー入力部8に設置
された主なキーとしては、例えば静止画像の分割を指示
すると共に、分割数を選択する分割印字キー、ビデオ信
号から1枚の静止画像を取り出す時操作するメモリキ
ー、印字を指示するプリントキー、等が設置されてい
る。この中で、分割印字キーは1個のキーで静止画像を
分割する際の指示キー、及び分割数を選択する選択キー
として機能する。尚、この分割印字キーの操作について
は後述する。
【0021】図2は、上述の画像情報記憶部2に設けら
れたテーブルの構成を示す図である。この様なテーブル
は分割数毎に設けられ、同図に示すテーブルは分割数が
16の例を示すものである。このテーブルの場合、分割
数エリア5aには数字「16」のコードが登録され、分
割番号エリア5bには「1」〜「16」までの分割番号
がコードとして登録されている。また、各分割番号に対
応して、座標エリア5cには対応する座標データが登録
されている。
【0022】図3は上述のテーブルに登録された分割番
号及び座標データと、実際にモニタテレビに表示される
分割枠(格子状のグラフィック画面)との対比を示す図
である。テーブルに示す分割番号「1」〜「16」は、
分割枠の〜 外1 に対応
【0023】
【外1】
【0024】し、座標データX、Yは各分割枠の左下の
画素(ドット)のアドレスx,yに対応する。例えば、
図2に示すテーブルの分割番号「1」は、図3の分割枠
に対応し、座標データX161、Y164は、分割枠
の左下に示すアドレスx161,y164 に対応する。同
様に、テーブルの分割番号「2」は、分割枠に対応
し、座標データX162、Y164は、分割枠の左下
に示すアドレスx162 ,y164 に対応する。以下、テー
ブルに示す他の分割番号及び座標データも同様であり、
同図に示す対応である。
【0025】尚、画像情報処理部2には上述の16分割
のテーブル以外に、4分割、9分割、24分割、等の他
の分割数のテーブルも用意されている。また、画像情報
処理部2には、上述の座標データに基づいて格子状の画
像を出力するグラフィックCG、格子状の画像を一時記
憶するVRAM(ビデオRAM)等も設けられている。
【0026】一方、印字部6はRAM3に記憶された静
止画像を印字し、又は静止画像が上述の所定数に等分割
された分割画像を印字する。この印字部6は、例えば主
走査方向に対してライン状に多数の発熱体を配列した印
字ヘッドと、この印字ヘッドの幅とほぼ同じ幅のインク
リボンを有し、このインクリボンに用紙を重ねて副走査
方向に移動させながらカラー印字を行う構成である。し
たがって、例えばインクリボンは、減法混色の三原色で
あるイエロー(黄色)、マゼンタ(赤色染料)及びシア
ン(緑味のある青色)の三色と文字などの印字に専用す
るブラック(黒)とがベースフィルムの長手方向へ順次
に並べて配置され、静止画像データ又は分割画像データ
の1ライン毎のデータがライン状の発熱体に出力され、
熱エネルギーによりインクリボンのインクを対応する用
紙位置に転写し、印字を行うものである。
【0027】尚、本実施例のビデオカラープリンタ装置
では、発熱体の数は主走査方向の最大画素数に等しく、
例えば499個である。また、その配列ピッチは125
μm(ミクロン)となっている。これは1mm(ミリメ
ートル)当たりおよそ8ドットの画素密度に対応する。
つまり主走査方向の最大印字幅は、およそ62mmであ
る。
【0028】次に、上述の構成のビデオカラープリンタ
装置の処理動作を、図4に示すフローチャートに従って
説明する。尚、以下の処理動作は、キー入力部8、又は
リモコンを操作して本実施例のビデオカラープリンタ装
置1に電源が既に投入されていることを前提とする。し
たがって、制御部4の初期設定処理等により、画像情報
処理部2は既にビデオデッキやビデオカメラ等からNT
SC信号を入力しており、このNTSC信号をそのまま
ビデオ出力端子からモニタテレビへ出力することによ
り、モニタテレビには動画画像であるテレビ映像が表示
されている。
【0029】この状態で、先ずキー入力部8のメモリキ
ーを押下すると、キー入力部8からキー操作信号が制御
部4へ出力され、制御部4から画像情報処理部2に対し
画像データの取り込み指示信号(制御信号)が出力され
る。画像情報処理部2はこの制御信号の指示に従って、
この時ビデオ入力端子から入力する動画信号(NTSC
信号)1枚分を取り込み、A/D変換器でデジタル信号
化(量子化)し、1枚の静止画像としてRAM3に記憶
する(ステップ(以下STで示す)1)。この処理は具
体的には、NTSC信号に含まれる輝度信号(Y信号)
と色差信号(C信号)を分離し、静止画像の1ドット当
たり8ビット構成の輝度信号と、2ドット当たり6ビッ
ト構成の色差信号としてRAM3に記憶する。前述の様
に、RAM3は2Mバイト構成のフレームメモリを2枚
有し、1枚のフレームメモリに上述の静止画像を記憶す
る間、もう1枚のフレームメモリに静止画像が記憶され
ていれば、その静止画像を読み出すことができる。
【0030】次に、上述の様にしてRAM3に1枚の静
止画像を記憶した後、制御部4はRAM3に記憶された
静止画像全体を印字するか否か判断する(ST2)。こ
の判断は、キー入力部8に設けられた前述のメモリキー
を押下した後、分割印字キーが押下されたか否かを判断
することで実行する。ここで、分割印字キーが押下され
なければ(ST2がN(ノー))、拡大キーの入力を待
って印字範囲の大きさを指定する(ST3)。すなわ
ち、この場合には静止画像の全体を印字するのではな
く、その一部を印字する場合であり、上述の拡大キーを
押下して印字範囲を指定する。この場合、例えばカーソ
ルが指示する位置を初期座標とし、指定する拡大率から
印字範囲に合わせた枠の座標データをROM5から読出
す(ST4)。そして、対応する画面設定データを制御
部4から画像情報処理部2へ出力し、モニタテレビに指
定された範囲の枠を表示する(ST5)。ユーザはこの
表示を見ることにより、例えばカーソルキーを操作して
印字位置を指定し(ST6)、印字範囲の設定処理が終
了する(ST7がY)。この処理により、静止画像の一
部の範囲について範囲指定が行われ、以後当該範囲に対
する画像分割処理が行われる(ST8以降)。
【0031】一方、前述の判断(ST2)において、分
割印字キーが押下されていれば(ST2がY(イエ
ス))、前述の静止画像の全体を分割印字するものと判
断し、次に分割数の指定処理を行う(ST8)。この分
割数の指定処理は、RAM3に記憶されている1枚の静
止画像の分割数を指定するものである。具体的には、上
述の分割印字キーが押下された回数を制御部4が計数
し、その計数に対応した分割数を指定する。例えば、分
割印字キーが1回だけ押下されたのであれば4分割の指
定であり、分割印字キーが2回押下された場合には8分
割の指定であり、3回押下された場合には16分割の指
定であるという様に予め設定された分割印字キーの押下
回数に対応した分割数が指定される。
【0032】尚、図5はこの処理を説明するフローチャ
ートである。この処理を簡単に説明すると、上述の分割
印字キーの押下により、モニタテレビには分割印字モー
ドに移行した旨の表示が行われる(ステップ(以下Sで
示す)1)。また、この時、例えば分割枚数「4」の表
示が同時に行われる。そして、次に分割印字キーが押下
されると分割枚数の変更処理を行い(S2)、モニタテ
レビに分割枚数「8」の表示を行う(S3)。以下同様
にして、分割印字キーが押下される毎に分割枚数の変更
処理を行い(S4等)、例えば予め設定された最大の分
割枚数の設定表示を行うと(Sn)、最初の分割枚数表
示に戻る。尚、図6はモニタテレビへの分割枚数の表示
システムを簡単に説明する図である。キー入力部8の分
割印字キーが押下されると、制御部4はこれを検知し、
その押下回数から画像情報処理部2へ制御信号を出力
し、モニタテレビに対応する分割枚数の表示を行う。
【0033】尚、以下の説明では、分割印字キーが3回
押下され、例えば分割数16が指定されたとして図4に
示す説明を続ける。この様に、例えば16分割が指定さ
れると、制御部4から16分割の分割指定信号が画像情
報処理部2へ出力され、画像情報処理部2は指定された
分割数に対応するグラフィックデータをグラフィックC
Gから読出す(ST9)。この処理によって読出される
グラフィックデータは、前述の図3に示す格子状の画像
データである。このグラフィックデータはビデオ出力端
子からモニタテレビへ出力され、モニタテレビの画面に
表示される(ST10)。但し、この時モニタテレビに
は前述の様にNTSC信号に基づく映像(動画画像)が
表示されており、上述の16分割を示す格子状の図形
は、例えばモニタテレビの端部にスーパーインポーズ表
示される。
【0034】次に、制御部4は印字処理が可能かどうか
判断する(ST11)。ここで、印字処理が可能でなけ
れば、印字処理が可能になるまで上述の判断及び処理
(ST2、ST8〜ST10)を繰り返す。一方、印字
処理が可能であれば(ST11がY)、ROM5に設け
られた不図示の座標データを前述のRAM3のアドレス
に変換する(ST12)。この処理は制御部4の制御に
従って実行され、先ず分割番号「1」の座標データをR
AM3のアドレスに変換する。次に、RAM3から対応
するアドレスの画像データを読出す(ST13)。さら
に、制御部4は読出した画像データに拡大処理を施す
(ST14)。尚、この拡大処理は、例えば読出された
画像データに対して補完データを挿入しデータの拡大処
理を行う。
【0035】この様にして、例えば分割画面「1」に対
する拡大処理が終了すると、この分割画面「1」の拡大
画像データは印字部6へ出力され、カラー印字が行われ
る(ST15)。この印字処理は、上述の分割画像デー
タを1ライン毎に499個で構成される発熱体に出力
し、選択的に発熱体を加熱しインクリボンのインクを溶
かして対応する位置の用紙に転写するものである。ま
た、インクリボンがイエロー、マゼンタ、シアン、ブラ
ックと印字ベッド上を移動する間、用紙は各色の印字を
行う為、副走査方向を前後に複数回移動し、カラー印字
を行う。
【0036】一方、この間、制御部4は現在分割画面
「1」の印字処理を実行していることを報知すべく、こ
の情報を画像情報処理部2へ出力する。画像情報処理部
2は、この情報に従って、格子状に16分割されたグラ
フィック画面の分割枠を点滅制御する(ST16)。
すなわち、画像情報処理部2は図2に示すテーブルから
分割番号「1」に対応する座標データX161、Y16
4を読み出し、モニタテレビに表示されている上述の格
子状画面の分割枠を点滅表示する。尚、この点滅表示
は、例えば分割枠に対していわゆるベタ黒データを所
定時間間隔で出力することにより実現できる。また、こ
の時の表示状態を示す図が、図7の(a)である。した
がって、例えばユーザは分割画像を印字出力中、モニタ
テレビを目視することにより、格子状グラフィック画面
の点滅位置を確認することで、例えば分割画面「1」の
印字処理中であることを知ることができる。
【0037】この様にして、一枚の分割画面「1」の印
字処理が終了すると、制御部4は印字部6から出力され
るアクノーリッジ信号等で印字処理が終了したことを知
り、他の全ての分割画面の印字処理が終了したか判断す
る(ST17)。ここで、全ての分割画面の印字処理が
終了していれば印字処理を終了するが(ST17が
Y)、全ての分割画面の印字処理が終了していなけれ
ば、印字処理を継続する(ST17がN)。この場合、
制御部4は次の分割画面に移行する(ST18)。そし
て、前述の処理(ST12)に戻って、対応する座標デ
ータを読出し、RAM3から対応するアドレスの画像デ
ータを読出し(ST13)、読出した画像データに拡大
処理を施す(ST14)。その後、この分割画面の拡大
画像データを印字部6へ出力し、上述と同様、カラー印
字を行う(ST15)。この間、制御部4は次の分割画
面の印字処理を行っていることを表示すべく、制御信号
を画像情報処理部2へ出力し、モニタテレビ上のグラフ
ィック画面の分割枠を点滅させる(ST16)。すな
わち、画像情報処理部2は図2に示すテーブルから分割
番号「2」に対応する座標データX162、Y164を
読み出し、モニタテレビに表示されている上述の格子状
画面の分割枠を点滅表示する。尚、この時の表示状態
を示す図が、図7の(b)である。ユーザはこの点滅位
置を判断して、現在印字中の分割画像が分割枠である
ことを容易に知ることができる。
【0038】以下同様にして、静止画像の分割画像が順
次、拡大印字される間、モニタテレビ上の格子状グラフ
ィック画面には、分割番号「3」〜「16」に対応する
枠が点滅する(尚、図7(c)には16枚目の分割画面
の印字出力の際表示される分割枠 外2 の点滅状態の
み示す)。したがって、ユーザは分割画像の印字出力
【0039】
【外2】
【0040】の間、現在どの分割画像が印字出力されて
いるのかモニタテレビのグラフィック画面を見るだけで
容易に知ることができる。尚、本実施例では16分割さ
れた格子状のグラフィック画面をモニタテレビの端部に
表示するように構成したが、端部に限るわけではなく、
例えばモニタテレビの画面中央部であってもよく、また
画面全体に格子状のグラフィック画面を表示しても良
い。
【0041】また、本実施例ではRAM3に記憶した静
止画像を16分割する場合の例について説明したが、1
6分割の場合に限るわけではなく、例えば4分割、8分
割、20分割等の他の分割数に分割する場合でも良い。
【0042】さらに、本実施例ではビデオカラープリン
タ装置について説明したが、カラープリンタに限らず、
白黒のビデオプリンタに適用できることは勿論である。
【0043】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、RAM等の記憶手段に記憶された静止画像データ
を分割拡大印字する時、モニタテレビに分割位置が表示
されるので、印字出力中の分割画像が静止画像上のどの
位置の画像であるのか容易に判断することができる。
【0044】また、印字出力後の分割画像を張り合わせ
て大きな画像にする際、容易にその張り合わせ位置が分
かり、作業を効率良く行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例のビデオカラープリンタ装置のシステ
ム構成図である。
【図2】画像情報処理部に登録された16分割のテーブ
ルの構成図である。
【図3】16分割の際のモニタテレビに表示されるグラ
フィック画面の例を示す図である。
【図4】一実施例のビデオカラープリンタ装置の動作を
説明するフローチャートである。
【図5】分割枚数の設定処理を説明するフローチャート
である。
【図6】分割枚数の設定処理を説明するシステム構成図
である。
【図7】(a)〜(c)は、モニタテレビ上に表示され
る格子状画像の表示状態変化図である。
【符号の説明】
1 ビデオカラープリンタ装置 2 画像情報処理部 3 RAM 4 制御部 5 ROM 5a 分割数エリア 5b 分割番号エリア 5c 座標データエリア 6 印字部 7 電源部 8 キー入力部
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 5/91 H04N 5/91 H

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静止画像を記憶する静止画像記憶手段
    と、 該静止画像記憶手段に記憶された画像を所定の分割数で
    分割する画像分割制御手段と、 該画像分割制御手段で分割された分割画像を印字する印
    字手段と、 該印字手段から印字出力される分割画像の、前記静止画
    像に対する分割位置を記憶する分割位置記憶手段と、 該分割位置記憶手段に記憶された分割位置のデータを読
    み出し、表示手段にグラフィック表示する表示制御手段
    と、 を有することを特徴とするビデオプリンタ装置。
  2. 【請求項2】 前記静止画像記憶手段は、アナログビデ
    オ信号をデジタル変換して得られる画像データを1枚の
    静止画像として記憶することを特徴とする請求項1記載
    のビデオプリンタ装置。
  3. 【請求項3】 前記画像分割制御手段は、前記静止画像
    を所定の分割数で分割した後、各分割画像に対して拡大
    処理を施すことを特徴とする請求項1記載のビデオプリ
    ンタ装置。
  4. 【請求項4】 前記画像分割制御手段は、1個の分割印
    字キーの操作により静止画像の分割数を設定することを
    特徴とする請求項1記載のビデオプリンタ装置
  5. 【請求項5】 前記印字手段は、カラー印字可能なカラ
    ー印字装置であることを特徴とする請求項1記載のビデ
    オプリンタ装置。
  6. 【請求項6】 前記表示手段は、モニタテレビであるこ
    とを特徴とする請求項1記載のビデオプリンタ装置。
JP6075698A 1994-04-14 1994-04-14 ビデオプリンタ装置 Pending JPH07288756A (ja)

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