JPH07288698A - 適応色特性化と校正の方法及び装置 - Google Patents

適応色特性化と校正の方法及び装置

Info

Publication number
JPH07288698A
JPH07288698A JP5064409A JP6440993A JPH07288698A JP H07288698 A JPH07288698 A JP H07288698A JP 5064409 A JP5064409 A JP 5064409A JP 6440993 A JP6440993 A JP 6440993A JP H07288698 A JPH07288698 A JP H07288698A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
color
curve
calibration
calibrating
target
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5064409A
Other languages
English (en)
Inventor
David K Mccauley
ケビン マッコーリー デビッド
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eastman Kodak Co
Original Assignee
Eastman Kodak Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Eastman Kodak Co filed Critical Eastman Kodak Co
Publication of JPH07288698A publication Critical patent/JPH07288698A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N17/00Diagnosis, testing or measuring for television systems or their details
    • H04N17/04Diagnosis, testing or measuring for television systems or their details for receivers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/46Colour picture communication systems
    • H04N1/56Processing of colour picture signals
    • H04N1/60Colour correction or control
    • H04N1/6027Correction or control of colour gradation or colour contrast
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/46Colour picture communication systems
    • H04N1/56Processing of colour picture signals
    • H04N1/60Colour correction or control
    • H04N1/603Colour correction or control controlled by characteristics of the picture signal generator or the picture reproducer
    • H04N1/6033Colour correction or control controlled by characteristics of the picture signal generator or the picture reproducer using test pattern analysis

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
  • Color Image Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 色装置集団のばらつきを最小化する。 【構成】 プリンタ68、スキャナ62、ディスプレイ
66といった色装置に対するチャネル非依存線形変換関
数、すなわち、校正曲線を、低コスト光強度センサを用
いて個々に作成する校正装置70及び方法である。スケ
ーリング定数が決定され、所望の線形目標応答曲線が共
にスケーリングされ、所望の色平衡を維持する。いずれ
の色も飽和しないある最大入力ドライブレベルにスケー
リングまたは正規化することにより、色飽和効果も除去
される。特性化曲線が所望の線形目標曲線の回りで回転
され、特定の装置応答特性に適応される各特性化曲線に
対する補償曲線を生成する。最大化されたダイナミック
レンジと、線形化曲線と、色平衡曲線と、飽和補償曲線
が変換テーブルにロードされ、入力値を適切な出力値に
変換する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラー文書スキャナ、
カラーディスプレイ装置、カラープリンタを適応特性化
する方法及び装置に係り、更に詳細には、低コスト無彩
色(achromatic)センサを用い、且つ、カラーマネジメ
ントシステムの使用者によって実行可能な方法を提供
し、強制的チャネル非依存線形化、すなわち、目標曲線
スケーリング、またはターゲット曲線スケーリングを生
成し、チャネル飽和補正のための所望の色平衡と目標曲
線スケーリングを実現することによって装置集団のばら
つきを最小化する、各装置に対して特有な校正変換を提
供する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】文書スキャナ、カラー陰極線管モニタ、
またはカラー陰極線管ディスプレイ、カラープリンタと
いった周辺機器を含むデスクトップ(低コスト)カラー
画像処理またはカラー画像管理システムにおいては、周
辺装置間での一定の色の外観一致が必要である。これら
のシステム全体の正確な演色性は、周辺装置の色の安定
性、色の一貫性、色の精度に基づいている。
【0003】校正は、低コストカラーマネジメントシス
テムの不可欠な部分である。数々の製造業者が、様々な
校正精度水準の周辺校正が必要な装置やソフトウェアパ
ッケージを市販している。これらの解決法の大多数は、
コストの理由によってモノクロム校正に限定され、従っ
て完全な測色法や補正法を有する製品ほど正確ではな
い。しかしながら、一般的には、デスクトップの環境で
は、モノクロム校正で十分であるとの誤った認識がなさ
れている。
【0004】スキャナの校正に対しては、Savitar がハ
イエンドマーケット及びローエンドマーケットそれぞれ
に向け、2つの解決法を市場に出している。SpectraPla
te/35 という商品名で販売されているハイエンド向けの
解決法では、線形可変分光フィルタとニュートラル濃度
グレイランプを含むターゲットと共に、数々の解析パッ
ケージを利用している。ニュートラル濃度ランプは、階
調スケールの不足を測定し、補正するのに用いられる。
このランプは可視スペクトルに渡って一定の透過特性を
示し、透過強度の2つの次数D−minからD−max
を線形的に変化する。線形可変フィルタは、装置の全ダ
イナミックレンジに渡り、スキャナの赤、緑、青(RG
B)チャネルをニュートラルグレイに平衡化するために
用いられる。線形可変フィルタは、スキャナの照明シス
テムを連続的な分布に光学的に分解(プリズムと同様の
方式で)する緩衝ウェッジとして働き、次いでこの連続
的な分解は電荷結合素子(CCD)画像装置上に画像化
される。ターゲット上の基底マークにより、画素データ
と波長が相関する。これにより、スキャナは外部計測器
がなくても、分光応答を得ることができる。Savitar の
ローエンド向け製品ScanMatch は、24パッチの測色タ
ーゲットを対照として用い、これによってターゲット許
容範囲内での正確な測色校正を可能にしている。この解
決法では、ターゲットは、ScanMatch アプリケーショ
ン、または適切なデバイスドライバを含むいくつかの他
のプログラムを用いて校正される装置によって走査され
る。その結果生じるディジタルデータファイルは、Scan
Match アプリケーションによってデータ抽出及び変換生
成が行われて処理される。変換テーブルの作成は、モデ
ルリンキング走査データを、ターゲットから導かれた定
義済み対照データへと構築することによって単純に実施
される。
【0005】RasterOps 、Radius、SuperMac、Barco と
いったベンダは、計測器(通常は測色計)、信号補正電
子装置、データ取得及び数値解析用の制御ソフトウェア
の様々な組合せを含む閉ループモニタ校正パッケージを
販売している。これらのシステムは測色計をサポートす
ることができるか、或いはサポート機能を含み、探索テ
ーブルまたは色補正行列を修正することにより色平衡校
正を行う。測色校正により最適な結果が得られるが、非
常にコスト高となり、通常はハイエンドシステム用であ
る。この校正をサポートしていないパッケージは、補正
行列における公称蛍光特性を想定している。
【0006】Radius and SuperMac TechnologyのSuperM
atchという製品は、モノクロム校正に限定したローエン
ド向けの解決法を提供している。双方のパッケージとも
本質的には同様で、制御アプリケーションと数値解析ア
プリケーション及び電子銃応答測定用の測定装置を含
む。これらの2つの解決法により、様々なテストパッチ
が生成される。これら2つの解決法では、それぞれの電
子銃応答を確定するため後で測定される、様々なテスト
パッチを線形スケールに沿って生成する。入力データを
適切に変形し、チャネルの不規則性を克服し、ある定義
済みの理想的な応答を形成する、それぞれの電子銃に対
する探索テーブルが計算される。このプロセスは、モニ
タに特有なガンマ応答を無効にするため、一般に“ガン
マ”補正と呼ばれるが、適切で理想的な応答により、フ
レア、サラウンド効果等のようなシステムの問題の克服
を助ける。両製品とも、使用者が所望の対応する色温度
とモニタタイプを選択することにより、モニタの白色点
を選択することが可能である。初期設定のそれぞれのモ
ニタタイプに対する蛍光色度データが、ガンマ補正曲線
をスケーリングするのに用いられ、所望の色平衡を実現
する。装置測定がそれぞれの装置に対して実施されず、
限定された個数について工場で実施されるため、明らか
に、この測色校正法はその他の方法と比較すると劣って
いる。
【0007】更に正確な測色法が必要な場合は、それぞ
れの装置は測色計または分光放射計を用いて個々に測定
されなければならない。RasterOps CorrectColor Calib
rator という製品は、この市場に、制御解析及び数値解
析の支援ソフトウェアパッケージを有する総合測色計を
提供している。このシステムは、上記で概説した使用者
が定義したガンマ補正及び色温度調節をサポートする
が、工場の標準デフォルト値ではなく、測定蛍光色度値
を使用する。従って、総合的な測色校正精度は、測定精
度によって限定される。
【0008】プリンタの校正でも測定装置(通常濃度
計、光源を備えた測色計、または分光測光器)及びソフ
トウェアパッケージを使用して、データ生成及び数値解
析を行っている。通常の校正手順は、階調及びグレイス
ケールの双方又はいずれかを含む標準化したターゲット
を印刷し、続いてパッチ測定とソフトウェア(通常自動
化されたもの)へのデータ挿入を行うステップを含む。
いくつかのシステムは、計測器の代りに、その他の計測
方法と比較した場合に、疑いなく高いレベルの測定誤差
を発生する視覚一致法を利用している。次いで数値解析
が実施され、非理想的な印刷特性を補正する、チャネル
ごとの探索テーブルを生成する。正確なターゲット特性
応答はパッケージの関数であり、ドットゲインに対して
線形的、すなわちD−log E 曲線により定義され
る。この手順は3色カラープリンタ及び4色カラープリ
ンタの双方で実施される。4色プリンタ、すなわち“ブ
ラック”プリンタは、製造業者がCMY(シアン、マゼ
ンタ、黄)の量を変化させる代りに黒成分を加えること
によって印刷プロセスを最適化しているため、特別な問
題を示す。これらのUCR(不足色除去、Under Color
Removal )及びGCR(グレイ成分置換)アルゴリズム
は、通常それぞれの装置の種類によって異なり、印刷エ
ンジン製造業者専有の知識であると見なされる。この情
報は簡単に広められず、校正システムは、特定の装置に
対するもので、このようなすべての装置をサポートせざ
るを得ない。
【0009】ローエンド向けのプリンタ校正手段を市販
しようとする試みは、計測器のコスト及び最近の消費者
向けのカラープリンタの登場により、この点で限定され
てきた。高精度の演色性に対する必要性はまだ生じたば
かりであり、製品開発努力は成熟していない。イースト
マンコダック社は、階調及びグレイスケールの濃度測定
からQMS(Color Script 100)プリンタを線形化する
校正パッケージを現在販売している。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、装置
集団のばらつきを最小化する校正法を提供することにあ
る。
【0011】本発明の他の目的は、スキャナ、プリン
タ、ディスプレイといった異なる種類の装置を、同一の
方法を用いて特性化及び校正することにある。
【0012】本発明の目的は、所望の目標曲線またはタ
ーゲット曲線に校正することである。
【0013】更に本発明の目的は、強度を感知し、非明
所の、低コストの無彩色測色計光センサを用いる校正シ
ステムを提供することにある。
【0014】本発明の目的は、同時に飽和効果を補正
し、装置応答を線形化し、色応答を平衡化し、装置応答
をスケーリングして装置の全ダイナミックレンジを利用
するシステムを提供することにある。
【0015】更に本発明の目的は、ともに拘束されて色
平衡応答を供給する非依存色補正曲線を供給することに
より、色チャネルを個々に補正するシステムを提供する
ことにある。
【0016】更に本発明の目的は、色再現システムが工
場を離れた後、使用者の作業現場で色再現システムの使
用者によって定期的に使用することのできる、校正シス
テムを提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段及び作用】上記の目的は、
プリンタ、スキャナ、ディスプレイといった、装置種類
に対するチャネル非依存線形関数が生成され、目標階調
スケール曲線またはターゲット階調スケール曲線が整列
または共に移動するよう要求することにより、好ましく
ない階調スケール挙動を補償するシステム及び方法によ
って実現される。色応答曲線を別々に測定するため、光
強度センサが用いられる。曲線は別々に線形化され、共
にスケーリングされ、所望の色平衡を維持する。いずれ
の色も飽和せず、ダイナミックレンジを最大化する、あ
る最大入力ドライブレベルに対するスケーリングによ
り、色飽和効果もまた除去される。各色に対するスケー
リングされた曲線と、線形化された曲線と、色平衡曲線
と、飽和補償曲線は、入力を装置種類に対して適切な出
力値に変換する変換テーブルにロードされる。
【0018】本出願は、米国特許第855,400号、
コダック社出願番号第63,166号「CRT出力強度
測定用の減法測定法及び装置(Subtractive Measuremen
t Method And Apparatus For CRT Output Intensity Me
asurement )」と、米国特許第855,281号、コダ
ック社出願番号第63、757号「輝度測定法及び装置
(Luminance Measurement Method And Apparatus)」
と、米国特許第855,260号、コダック社出願番号
第64,413号「CRT校正装置(CRT Calibrator U
nit )」と、米国特許第785,980号、コダック社
出願番号第62,189号「CRTディスプレイを自動
的に構成する方法及び装置(A Method AndApparatus Fo
r Automatically Calibrating A CRT Display)」に関
連する。これらはすべてイーストマンコダック社に譲渡
され、本参考文献に含まれる。
【0019】これらは、後に明らかになる他の目的及び
利点とともに、この一部を形成する添付の図面を参照と
し、更に詳細に説明され、請求項に示された構造及び操
作の詳細に記載される。
【0020】
【実施例】図面において、同一の数字は同一の部品を示
すものとする。
【0021】本発明は、それぞれの装置が使用者によ
り、工場または作業現場において個々に校正される際、
装置集団のばらつきを最小化する校正装置及び校正法を
提供する。本発明により、ディジタルデータが変換を受
けた場合、それぞれの装置に対し、集団のそれぞれの装
置が同一であるように見える特有の校正変換を生成す
る。
【0022】たとえば、図1に示したように、スキャナ
12によって走査された走査テストターゲット10は、
校正変換14と特性化変換16により、すべての装置に
対して設計許容範囲内で同一の応答を生成する。一連の
変換により、特定の種類(スキャナのような)のすべて
の装置に対して普遍的に適用される、統計的に平均化し
た単一の変換を生成することができる。
【0023】校正変換14と特性化変換16のインタフ
ェースでの一貫した応答を保証するため、適応チャネル
連動線形化が校正プロセスに含まれている。線形化をは
じめとする次の4つの主要概念が本発明において同時に
利用される。(1)強制的チャネル非依存線形化、
(2)所定の色平衡を実現するための目標曲線またはタ
ーゲット曲線のスケーリング、(3)チャネル飽和効果
を除去するための目標曲線のスケーリング、(4)装置
の全ダイナミックレンジを使用するための目標曲線のス
ケーリング。
【0024】チャネル非依存線形化は、補正関数が形成
されて、望ましくない階調スケール挙動を補償する、モ
ニタに対する“ガンマ”補正に類似した技法である。所
望の応答、すなわちターゲット応答は“目標”曲線と呼
ばれ、CIE(国際照明委員会、Commission Internati
onal de l'Edairage)XYZ(三刺激値)、またはL*
A*B*表色系のような、ある標準対照色空間系(some
traceable referencecolor space metric )に対する
装置ドライブ値(device drive values )により定義さ
れる。一般的な場合ではこの関係は、用語“線形化”の
起源となっているように線形関数であるが、システムの
量子化誤差を最小化するように働く、他の形をとる場合
もある。装置について図2に示したように、目標曲線2
4(線形応答曲線)が所望の場合、補正関数20は、実
際の装置応答を目標曲線の回りで単純に回転させること
によって得られる。非線形目標曲線の場合は、前述の自
動校正アプリケーションに記載されているような、装置
のモデル化または1点ごとの評価を含む、より精巧な評
価法が必要となる。
【0025】カラーマネジメントでの使用に好適な目標
曲線は、無限にスケーリング可能で、装置のダイナミッ
クレンジをすべて利用できるものである。固定した目標
は、ある状況では有用であるが、通常のコンピュータ周
辺機器は最初にダイナミックレンジが限られているた
め、わずかなレンジの圧縮でさえも顕著な画像歪みの原
因となる。
【0026】システムの必要条件により、線形系は、適
切にスケーリングされたデータ上で動作するCIE標準
色空間(a CIE traceable color space )である必要が
ある。
【0027】図3は、定義により、白色点に対してスケ
ーリングされる線形系として定義され、所望の基準を満
たす、曲線30、32、34に対するCIE三刺激値空
間からのCap Yを示している。CIEのL*A*B
*またはL*U*V色空間もまた、白色点に対してスケ
ーリングされるため、有用な色空間である。
【0028】通常、1つの目標が、3個か4個のすべて
の装置の色成分に対して同時に適用される。この方法
は、最大装置応答が最大目標要求を上回ると仮定した固
定目標に対しては通常十分である。可変目標は特定の色
平衡を保持していないため、この方法は好ましくない。
完全なチャネルの独立は、色成分間の既知の関係を保証
せず、したがって単一の色成分の低下を補償することは
できない。たとえば、この効果は、1つの電子銃の放射
率が時間とともに低下し、相対階調スケールを保持しな
がら色平衡のシフトを起す場合に、モニタで非常に頻繁
に発生する。
【0029】この問題は、相対階調スケールが追い付け
るよう、チャネル非依存線形化を適切に強制することに
よって克服することができる。好適な方法は、3個また
は4個の目標を適切にスケーリングし、ある種の既知の
色平衡を実現することが含む。実際の白色点目標は、実
現可能で効果的であり、全体的なシステム精度に対して
影響を及ぼさないと仮定した場合、通常は重要ではな
い。本発明によって用いられる色平衡は、好ましくはD
50基準光源下のニュートラルグレイであると定義され
る。
【0030】目標スケーリングは、理想的な加法色モデ
ル(スキャナ及びモニタの場合)または減法色モデル
(プリンタの場合)を適切なものとして使用することに
より、実施される。それぞれの原色の分光特性の情報を
考慮して、色平衡の必要条件を満たす原色の線形の組合
せがいずれの表色系においても見い出すことができる。
この関数は、全グレイスケールに渡り、加法装置用の優
れた近似に対して真のニュートラルを生成するのに必要
な比を決定する。しかしながら、ある種のプリンタは、
ニュートラルスケールの色相のわずかなシェージングの
原因となるインクのレイダウン効果のため、線形減法モ
デルに正確には一致しない。モデルは校正変換及び校正
装置のカスケードから構成されているためこの効果を無
視できるので、この効果は次の特性化ステップによって
取り除くことができる。
【0031】装置間のばらつきはダイナミックレンジ、
最小値、最大値について存在するため、目標曲線のスケ
ーリングの概念はこれらの不良を克服するのに適用する
ことができる。線形化の結果が目標から逸脱してしまう
これらの領域は消去され、装置の残りのダイナミックレ
ンジを利用するよう、スケーリングが適用される。この
状況は、通常、チャネルが飽和された場合にスキャナ及
びモニタにおいて発生し、特定の色成分の最大濃度が時
間とともに低下した場合にプリンタにおいて発生する。
図4は、フルスケールの90%で飽和した緑の原色の目
標曲線40と、このスケールが青の原色の目標曲線42
と赤の原色の目標曲線44にも適用されている場合の例
を図示している。図5に示したように、色平衡を再スケ
ーリングした目標は、すべてのチャネルにおいてフルス
ケールの90%の最大入力ドライブレベルを有する。図
示したように、赤の原色の目標曲線50及び青の原色の
目標曲線52は、以前の90%の位置で切り詰められ、
緑の原色の目標曲線54に一致し、ダイナミックレンジ
を犠牲にしてニュートラルを保持する。100%のYが
青に100%でなく90%で一致し、図3の平衡関係が
維持されるよう、縦座標は再スケーリングされている。
【0032】本発明の通常のシステムは、図6に示した
ように、IBMパーソナルコンピュータシステムまたは
アップルマッキントッシュコンピュータといった、コン
ピュータ60を含む。コンピュータ60は、走査された
ドキュメントを、カリフォルニア州TorrenceのMicrotek
Lab社から市販されている600ZS ScanMaker のようなス
キャナ62から受信することができる。スキャナを校正
するため、既定のテストターゲットドキュメント64が
走査される。出力装置は、CRTディスプレイまたは液
晶ディスプレイのような、通常アップルマッキントッシ
ュのようにコンピュータ60と一体型のディスプレイ6
6と、ニューヨーク州Rochester のイーストマンコダッ
ク社から市販されているXL7700染料昇華プリンタ
のようなプリンタ68を含む。ディスプレイ66は、関
連するCRT校正装置アプリケーションに記載されてい
るような低コスト光強度センサまたは無彩色センサを含
む校正装置70を用い、本発明のプロセスを実行するた
めの光強度データを供給する、前述の関連する減法測定
アプリケーション及び輝度測定アプリケーションに記載
されたプロセスを用いて校正される。印刷ドキュメント
74を安定した光源で照明する照明器72と、校正装置
70が光を感知するアパーチャ/レンズと校正装置70
を結合し、校正装置70を反射計として使用することに
より、プリンタ68が校正される。本発明によって生成
される結果は、好ましくは一連の特性化テーブル及び校
正テーブルに保存される。1つのテーブルはそれぞれの
色に対応し、実行されるアプリケーション(走査、表
示、印刷)に応じて、コンピュータ60にロードされる
ファイルの一部となる。
【0033】ほとんどの装置は図7に結合曲線80で示
した線形加法特性を示すため、スキャナ62に対する適
応目標曲線の校正は単純な例である。最低濃度(反射ま
たは透過)において真のニュートラルグレイを実現する
のに必要な赤、緑、青(RGB)の適切な比率は、最大
濃度によっても保持されるので、階調特性の1点だけが
検査される。この説明で装置の応答を表すのに用いられ
る軸のスケールは、所望の出力を供給するのに必要なデ
ィジタル値を表す“カウント”で示される。図7の例で
は、ドキュメントからの100%の反射は、スキャナに
よる255カウントの出力を生成し、0%の反射はスキ
ャナによる0カウントの出力を生成する。
【0034】所定の基準光源下における走査されたパッ
チの有効三刺激値は、次のコンボルーションにより与え
られる。
【0035】
【数1】
【数2】
【数3】 p(λ)は走査されるパッチの分光反射で、P(λ)は
走査基準光源の分光パワー分布(the scanning illumin
ant spectral power distribution )と100%拡散リ
フレクタに対する画像器の応答で、l(λ)は対照光源
分光パワー分布(a reference source spectral power
distribution)で好ましくはD50であり、r(λ)、
g(λ)、b(λ)はフィルタの分光感度であり、x
(λ)、y(λ)、z(λ)は1931CIE等色関数
であり、kx 、ky 、kz は次の式によって定義される
正規化定数である。
【0036】
【数4】
【数5】
【数6】 特定のターゲットの対象のニュートラルグレイパッチが
D50基準光源下で特定の三刺激値をとるとすると、X
D50 =k1 、YD50 =k2 、ZD50 =k3 であり、紙の
それぞれの種類はD50基準光源下の白色に対し、異な
るXYZを有するため、k1 、k2 、k3 は使用される
紙に応じて異なる。C1 、C2 、C3 を非正規化スケー
リング定数とすると、3つのスケーリング定数は次のよ
うに容易に見い出される。XD50 =C1 X、YD50 =C
2 Y、ZD50 =C3 Z。我々は相対的な測色法を行って
いるので、これらは、次のようにトライアドの最大値に
よってそれぞれを除することによってスケーリングされ
る。A=C1 /max(C1,C2 ,C3 ),B=XC
2 /max(C1 ,C2 ,C3 ),C=C3 /max
(C1 ,C2 ,C3 )。A、B、Cは正規化色平衡スケ
ール定数である。これらの色平衡スケール定数は好まし
くはそれぞれの変換に対応するヘッダファイルに保存さ
れる。
【0037】スキャナ校正手順は、図8に示した校正タ
ーゲット94を使用する。好適なターゲット94は、.
05D〜1.95D、ステータスA濃度、D50基準光
源のパッチ濃度値を有する複数(20)の色パッチ96
を含む。校正ターゲット94はまた、定位のための基底
マーク98と、位置設定パッチ99を含む。ターゲット
はモノクロ(白黒)ターゲットであり、3個のスキャナ
チャネルすべてに同時に使用される。スキャナは、走査
プロセスにより、ターゲットを3つの異なる色のターゲ
ットに分解する。写真複製、中間調印刷、スポットカラ
ー印刷を含むターゲットの必要事項を満たすのに使用す
ることのできる複数の従来型印刷技術が存在する。それ
ぞれの印刷技法は、選択決定において製造コスト、ター
ゲットの耐久性、複製の耐用性、生産量が大きなウェイ
トを占めるような、長所と短所を持っている。最高の校
正精度を得るには、ターゲットは、走査される対象が印
刷されるのと同一の紙に作成されるべきである。それ以
外の点では、前述の印刷技術のいずれでも満足に利用で
きるが、最適の選択は仕様の制限内で最もコストのかか
らないものとなる。全体的な校正精度はターゲットパッ
チ特性についての正確な情報によって大きく異なる。こ
れに関しては、2つの原則がある。第1に、非常に正確
なターゲットを印刷し、公称パッチの値を校正ソフトウ
ェアに保存することである。もう1つは、精度の低いタ
ーゲットを印刷し、各ターゲット或いは各バッチを測定
し、次いで各ターゲットとともに実際のパッチの値を出
荷することである。製造研究によると、高精度のターゲ
ットを印刷するのが最もコストのかからない生産法であ
り、従って、これが実施のために選択された好適な方法
である。
【0038】図9〜図10に示したように、使用者によ
ってターゲットがスキャナ62に配置された後(10
2)、校正手順における次のステップは、校正される装
置によって走査した後、校正ターゲットを電子的に取得
することである(104)。これは、図8に示したよう
なターゲットをスキャナのプラテンに置き、取得シーケ
ンスを呼び出すことによって実行される。好適なスキャ
ナも含め、ほとんどのスキャナは、特定のコマンドがコ
ンピュータ60に入力された後に、自動装置制御、デー
タ取得、データ保存作業を実行する、従来型のアプリケ
ーションをハードウェアと共に有している。その結果生
じるカラーディジタルデータは、データ抽出のため、T
IFF、PICT、EPSといった、標準的なビットマ
ップ方式のファイル形式でターゲットファイルに保存さ
れる(106)。
【0039】次いでターゲットファイルは、コンピュー
タのモニタ上で走査したターゲットを自動的に演色す
る、カラーマネジメント校正アプリケーションまたはル
ーチン内でオープンされる(108)。演色されたター
ゲットは、後で説明する表示方法を用いて、校正された
形式で演色される。視覚による確認(110)を実施し
て取得プロセスにおける全体のエラーをチェックする。
画素の欠如、過度のフレア、偶発的なターゲットクロッ
ピング(inadvertent target cropping )といった、主
な不良は新米の使用者でも容易に確認でき、これらはデ
ータが不純で使用できないため、再び走査する。
【0040】次に、ターゲットの方向は、位置設定パッ
チ99の位置を確認することによってチェックする(1
12)。すべてのテキストが直接読込み可能な場合、こ
のパッチは上部で、演色化画像の左側に配置される。従
来型の画像回転ツールが、画像を正しく方向付けするの
に使用できる(114)。これらのツールはほとんどの
描画パッケージ及びいくつかのスキャナ制御アプリケー
ションで利用できる。解像度が高すぎる場合は、画像の
大きさを再び変更する必要がある。パッチが抽出プロセ
スで十分な大きさになるよう、画像は理想的には1イン
チ当たり100〜150ドット(DPI)で走査され
る。画像の大きさを再び変更する従来型のツールも、ほ
とんどの描画パッケージで利用できるが、補間法の選択
には注意しなくてはならない。双一次補間または双曲線
補間といったマルチピクセルアルゴリズムは、曲線整合
誤差のために誤った結果を生じる傾向があるので、避け
るべきである。最近傍補間は優れた結果を与えるので、
好適である。次いでファイルはビットマップ形式で次の
処理のために保存され、クローズされる(116)。図
9〜図10に示したように、アプリケーションによって
使用者が入力したコマンドにより、校正処理が実施され
る(118)。コマンドの属性は、視覚によって確認さ
れた校正ターゲットのファイル名と、校正されるスキャ
ナ装置に対応するパッチの値のファイル名を含む。校正
処理は、図11〜図13に示したように実施される。
【0041】校正プロセスの第1のステップにおいて、
ターゲットファイルは、校正アプリケーション内にある
フルフレームバッファ内でオープンされる(132)。
画像のサブサンプルバージョンをファイル確認のために
選択的にモニタ上に表示することができるが、必須では
ない。
【0042】ビットマップデータについて特有の“V”
型のパタンを走査することにより、基底マークの位置が
決められる(134)。一旦それぞれのポイントが正確
に配置されると、これらの間の相対変位が、色座標系上
のデルタX及びデルタYについて計算される(13
6)。この情報は、空間解像度とマップの回転が走査さ
れたターゲットのものに一致するよう、あらかじめ保存
されたターゲットマップを従来型の方式でスケーリング
するのに用いられる(138)。パッチカウンタが初期
化される(140)。
【0043】マップは、2つの基底マークより、絶対変
位におけるそれぞれのパッチ中心を突き止める(14
2)。データ抽出は、ターゲットマップによって定義さ
れたように各パッチの各中心点の回りの10×10画素
領域を調べることにより、パッチ毎に順次生成する(1
44)。それぞれの100の画素グループは平均化さ
れ、平均値から実効値(RMS)誤差が計算される(1
46)。RGBの平均値は、RMS誤差が最大しきい値
に対してチェックされる間、一次的に保存される。しき
い値を越えた場合は、過度のスキャナノイズまたは不適
切なターゲットの解像度が生じる。好ましくは、使用者
への警告が設置され、使用者にこのような状態を知らせ
る。ターゲット再取得がアドバイスされるが、必須では
ない。パッチカウンタがテストされ、すべてのパッチデ
ータが抽出され、平均化されるまで必要に応じて増加さ
れる(148)。
【0044】次いで前述のスケーリング定数が変換ヘッ
ダファイルから検索され、色平衡計算の対象として使用
される(152)。図14に示したように、スケーリン
グ定数から測定された中間スケールパッチに対する最も
負の正規化RGB値184は、次のすべての計算がそこ
から開始される固定データポイントになる。従来型の正
規化操作においては、最大結合値が最大のスケール値に
対してスケーリングされ、その他の値はそれに比例して
スケーリングされることに注目するのが重要である。す
なわち、正規化されたRGBトライアドは、Rを255
カウントで、Gを255カウントで、Bを255カウン
トで計算し、スケーリングして結合する。ここでの値が
このようなものでない理由は、その値より小さい中間ス
ケールトライアドが、定義により、全体の曲線をスケー
リングするためのポイントとして選択されているからで
ある。チャネル飽和効果を除去し、フルダイナミックレ
ンジに対して目標曲線スケーリングを最大化する(15
4)。1つのチャネルが早期に飽和した場合、パッチの
最大値の代りに飽和点における正規化データ値が用いら
れる。この置換により、走査画像に非無彩色のハイライ
トを生じるチャネル飽和を除去する。全体的な減衰は、
Bn及びCの比率から計算される。全体的な減衰は、新
たなスケーリングした目標曲線を生成するための3つの
スケーリング定数の内の2つに適用されるスケーリング
ファクタとなる。全体的な減衰は残りの2つのスケーリ
ング定数、この例ではA及びBに適用され、Raimと
Gaimを生成する。次いで減衰ファクタが計算され、
それぞれの目標値に対して正規化赤チャネル及び正規化
緑チャネルを導く(158)。総合減衰=B/C、B
aim=Bn 、Gaim=G/C、Raim=R
/C、緑の減衰=(G/B)*総合減衰、赤の
減衰=(R/B)*総合減衰である。平衡のとれてい
ない目標曲線にこれらのスケーリングファクタを適用、
すなわち、乗算することにより、図15に示したような
色平衡のとれた目標曲線が得られる。青チャネル210
は飽和されず、残りの2つのチャネル212と214が
適切にスケーリングされている。単に、それぞれの色に
対する抽出パッチまたは特性化データをそれぞれの目標
曲線の回りで回転し、ポイント間で従来通り補間し、チ
ャネル非依存線形化を行うことにより、補正テーブルの
作成が実施される(160)。自動校正に関するアプリ
ケーションは、回転操作を表示する。図16に曲線22
0、222、224で示したテーブルが作成される。こ
れらの曲線220、222、224は、前述の4つの目
的を同時に達成する変換となる。使用中、スキャナによ
って生成された画像中のそれぞれの画素の色に対するそ
れぞれのディジタル値(入力カウント)は、従来型の探
索操作を用いて補正ディジタル値(出力カウント)に変
換される。
【0045】モニタ66の校正は、その挙動が平面スキ
ャナ62の挙動に類似しているので、ほとんど前述の入
力装置に対する操作に従う。この種の装置はまた、加法
モデルにより、優れた近似が得られるが、原色応答はス
キャナの場合と異なり、上昇に伴い線形とはならない。
ビデオ信号と電子ビーム間の電子銃変換関数は、従来通
り次のようにモデル化される。
【0046】
【数7】
【数8】
【数9】 すべてのkとγの項は定数で、0と最大カウントの間に
あるドライブ値である。図17に示したように、通常の
モニタは、各原色の応答を別々に測色計で測定すると、
上記電子銃変換関数によって予測されるように、明確な
パワー関数を示す。図17において、縦軸は輝度(Ca
p Y)の立方根を表す。曲線230、232、234
は、各チャネルの輝度を別々に測定することにより、好
ましくは前述の減法測定アプリケーションにおいて説明
したようなカウントの関数として生成され、Y1/3 をカ
ウントの関数としてプロットする。簡単に説明する理由
により、縦座標は一次関数ではなく、立方根関数であ
る。これにより、実際にはγが2.2にほぼ等しい場
合、外見上のγは1未満となる。これらの関数モデル
は、時間及び温度とともに変化する傾向のある実際の装
置の内で最も不安定な部分をモデル化する。この現象は
電子銃相互依存性ではないため、ここで説明した可変目
標曲線法を用いて補正される。
【0047】従来型のモニタモデルの残りの部分は、上
記RGB電子銃の応答と測定可能三刺激値間の“回転”
を単純に実施する従来型の3×3行列によって与えられ
る。すなわち、下記の方程式10は、電子ビームとモニ
タの蛍光物質との衝突から三刺激値への変換関数であ
る。この行列は、チャネルの線形性には影響しない色ク
ロストーク行列(a color cross-talk matrix )と結合
されたRGBからXYZへの変換に対応する定数の厳密
な線形結合となる。クロストーク行列の物理的補間は、
長期安定性を示す蛍光のある蛍光分光放射特性をモデル
化するもので、優れた近似結果を示す。このモデルだけ
を全体的に使用した校正は、蛍光特性を測定するために
高価な測色用の計測器を必要とし、好適なモノクロセン
サ及び無彩色センサの計測器が限定されるので、賢明で
ない。
【0048】
【数10】 モニタに対するスケーリング定数はスキャナ用に開発し
た手順に従う手順によって導かれる。第1のステップで
は、ミノルタCRT色分析器CA−100のような測色
計を用い、階調スケール上の1点、通常はフルスケール
において測色法を行うことにより、原色の三刺激値を測
定する。モニタ装置は理論的には蛍光が一定である(蛍
光色度は放射レベルによって変化しない)が、計測器の
限界のため、フルスケール未満の測定値は通常信頼性が
低いため、その他の点が選択される場合もある。このよ
うな限界は、関連したアプリケーションで説明した、減
法測定技法を用いることによって克服することができ
る。次いで、測定値が次のようなコンボルーションによ
って蛍光放射と関係付けられるものとする。
【0049】
【数11】
【数12】
【数13】 r(λ)、g(λ)、b(λ)は蛍光パワー分光濃度
(phosphor power spectral densities )であり、x
(λ)、y(λ)、z(λ)は1931CIE等色関数
であり、kは次の式によって定義される正規化定数であ
る。
【0050】
【数14】 また、ニュートラルグレイスケールを実現するターゲッ
ト値は、XD50 =k1 、YD50 =k2 、ZD50 =k3
あるものとする。スケーリングファクタは次のように見
い出される。
【0051】
【数15】
【数16】
【数17】 0 、C1 、C2 は非正規化スケーリング定数である。
我々は相対的な測色法を行っているので、これらは、次
のようにトライアドの最大値によってそれぞれを除する
ことによってスケーリングされる。A=C0 /max
(C0 ,C1 ,C2),B=C1 /max(C0
1 ,C2 ),C=C2 /max(C0 ,C1
2 )。A、B、Cは正規化色平衡スケール定数であ
る。これらの色平衡スケール定数は好ましくはそれぞれ
の変換に対応するヘッダファイルに保存される。
【0052】上記の技法は、測色計を校正計測器として
用い、スケーリング定数を決定するステップを含む。し
かしながら、以下に説明するように、好適な無彩色セン
サを用いてスケーリング定数が決定される。
【0053】モニタは線形加法装置であるため、白色の
分光パワー濃度は3原色濃度の合計となる。
【0054】
【数18】 モニタ上の白色パッチを測定するのに測色計が使用され
る場合、等色関数をパッチの分光パワー濃度とコンボル
ーションすることによって結果が見い出され、方程式
(11)〜(14)を用いて正規化されたX,Y,Zが
見い出される。これは、測色計によって得られた測定
値、X,Y,Zの値は、コンボルーションされた曲線の
積分であることを示している。好適なセンサのような無
彩色測定装置は、白色パッチの測定値からこれらの3つ
の値を生成することができない。原色が別々に表示及び
測定される場合、無彩色センサは各原色の応答を測定す
ることができる。帯域関数が等色関数の三刺激値に一致
しないため、これらの3つの測定値は三刺激値には関係
づけられない。測定値は測色計に対して行ったのと同様
に、コンボルーションを用いて計算されるが、方程式は
無彩色センサの分光“取込み”特性を反映するものに代
る。モニタの原色は次の有効パワー分光濃度を有する。
【0055】
【数19】
【数20】
【数21】 f(λ)は無彩色センサの分光応答である。
【0056】分光特性が2つの測定値間で異なるため、
無彩色センサに対して測色計の校正を実施しなくてはな
らないが、これによって非正規化スケーリングファクタ
が生成する。
【0057】スケーリング定数を求めるためには、X,
Y,Zと複数の関数R(λ)、G(λ)、B(λ)、方
程式(19)〜(21)において与えられるセンサの無
彩色分光応答r(λ)、g(λ)、b(λ)とf(λ)
を知らなければならない。R(λ)、G(λ)、B
(λ)は蛍光パワー濃度関数のコンボルーションであ
る。方程式(15)〜(17)におけるそれぞれの合計
を積分すると、次のようになる。
【0058】
【数22】
【数23】
【数24】 上記の積分のすべての変数は特定のタイプのモニタ及び
好適なセンサのような無彩色測定装置について既知であ
る。単一グレイパッチ(R=G=B=255)が評価の
ために選択できる。2つの評価手順が利用できるが、第
1は計算法、第2は測定法である。
【0059】第1の計算手順における第1のステップ
は、b(λ)、g(λ)、r(λ)間の相対ピークが保
持されるよう、蛍光分光濃度と等色関数を方程式(1
1)〜(13)に代入して白色点(R=G=B=25
5)に対するX、Y、Zを計算することである。次に、
X、Y、Zに対する値が方程式(22)〜(24)に代
入され、蛍光の分光濃度、等色関数、無彩色センサを用
いて積分値が計算される。方程式(22)〜(24)は
従来型の線形代数法を用いて解法され、定数C0
1 、C2 が正規化される。これらの定数は次いで校正
パッケージの一部としてモニタに供給される。
【0060】第2の方法は、工場においてのものであ
り、まず前述の測色計を使用して白色点(R=G=B=
255)に対するX,Y、Zを測定し、校正ソフトウェ
アの一部として使用者に値を提供することである。これ
らの値は方程式(22)〜(24)に代入される。無彩
色センサの応答は、使用者により、赤(R=255)、
青(B=255)、緑(G=255)に対する色パッチ
を用いて別々に測定される。これらの結果は方程式(2
2)〜(24)に代入される。値kが1に設定され、定
数がこれに対して前述のように解法される。次いで定数
0 、C1 、C2は正規化され、校正ソフトウェアに保
存される。この方法では、無彩色センサが測色計に対
し、特定のディスプレイタイプについて校正され、無彩
色センサを同一タイプのすべてのディスプレイについて
使用できるようにする。すなわち、使用者は赤、青、緑
のパッチを測定し、工場で方程式にロードされたX、
Y、Z値を使用して、ソフトウェアが上述の計算を行
う。もちろん、モニタを購入し、値をソフトウェアにロ
ードした際には、所望ならば、使用者がX、Y、Zの値
を測定することも可能である。
【0061】図18に示したように、モニタの校正手順
はカラーマネジメント校正アプリケーションをオープン
し、続いてこのアプリケーションにおいてモニタ校正ル
ーチンを選択することによって開始される(242)。
このルーチンは、校正されるモニタに対する適切な装置
色特性のネーミング(ファイル名)を要求する。
【0062】ファイルが見つかると、校正装置の配置に
対する円形ターゲットが表示される(244)。使用者
は、モニタに表示されるプロンプトにより、校正装置7
0を円形ターゲットの中心に配置し、校正装置70をC
RT管前面にしっかりと押し付けるよう指示される。校
正装置に取り付けられた吸引カップが十分な真空状態を
つくりだし、測定時間中測定装置をCRT管前面に保持
する。使用者は特定のキーを押し、ソフトウェア制御の
パッチ生成とデータ取得とステップ248の校正を開始
するよう指示され(244)、次いで校正装置70は取
り外される(250)。ステップ248については、図
19〜図20に関して更に詳しく説明する。
【0063】図19〜図20の校正操作において、色タ
ーゲットのシーケンスは従来の方法で生成及び表示さ
れ、これによって校正装置70は、それぞれの電子銃の
“ガンマ”曲線と結合グレイ曲線の測定が可能となる。
測定シーケンスは、R、G、B入力値が等しい条件で、
赤の曲線の0から最大入力値までの、たとえば値1つお
きの測定、緑の曲線の測定、青の曲線の測定、結合曲線
の測定を要求する。パッチカウンタは初期化され(27
2)、パッチカウンタは測定される色の強度に一致す
る。各ターゲットはまずビデオメモリで演色され(27
4)、自動的にモニタ上に表示される(274)。複数
のリフレッシュフィールドの命令に応じたモニタ設定に
対する待機期間が与えられ(276)、次いで校正装置
は、データを取得してコンピュータ60に結果を転送す
るよう命令される。各ターゲットは、好ましくは、無彩
色強度または色強度が定義済みシーケンスに従って変化
する中央円形パッチを含む、約50%のグレイバックグ
ラウンドを有する。このシーケンスは、入力ドライブ値
に対応する光強度出力について校正装置70によって測
定される各パッチに対して異なる強度のモニタドライブ
値(カウント)を供給することによって、量子化が装置
のRGB空間において等間隔で行われる、従来型のガン
マ曲線を形成する。実験によると、補正テーブルを作成
する間に方程式(7)〜(9)において理想的な関係を
用いて各曲線がモデル化される場合は、最低3つの値が
要求され、データポイントが補正手順において利用され
る場合は、約32の値が要求される。所望ならば、0〜
255のポイントの完全なスケールが取得される。計測
器が低輝度データを正確に記録することができれば、こ
れによって最適な結果が得られるが、これが関連アプリ
ケーションの減法技法が好まれる理由である。1つおき
のコード値に対して測定することによって生成される部
分スケールは、速度と精度の間で譲歩される。
【0064】データが取得されると、次いで、使用者に
よって選択された変換からスケーリング定数が検索され
る(284)。すべての定数はヘッダファイルに置かれ
る。前述の減衰ファクタと、D50平衡目標曲線と、補
正テーブルの生成は、スキャナについて前述した手順に
従う。従って、ステップ286〜294については詳細
には説明しない。しかしながら、説明すべきいくつかの
重要な差異がある。まず、その第1は“線形化空間”の
選択である。前述のように、蛍光(光強度測定)装置を
用いてガンマ曲線が測定され、その結果は、図12〜図
13のステップ152〜162にに関して説明したよう
に、立方根関数によって数値的に変化される。この事後
処理は、色補正校正の間、校正テーブルが特性化変換に
よって作成される(are cascaded)場合のシステムエラ
ーを最小化することを特に意図している。その他の空間
は、一般的な方法で選択される。この選択は、垂直方向
のスケールの変化のため、図21に示したように形成さ
れる平衡目標曲線に影響を及ぼす。図22に示したよう
に、生成される補正テーブルもまた、異なる空間が選択
された場合には形状を変化させる。
【0065】本発明をプリンタに適用する場合は、この
ような装置の固有の非加法応答のため、複雑化する。グ
レイステップウェッジにおいて真のニュートラルを実現
するための色平衡補正の予測は、平衡パラメータが各デ
ータポイントにおいて可能な限り最高の精度で再計算さ
れる必要がある。目的は単に装置を周知の動作条件に戻
すことであるので、真のグレイスケール保持は要求され
ず、色平衡計算は1点で実施される。この一次近似は、
特性化プロセスによって後に補正される。
【0066】このプリンタ装置の種類では、通常正確な
解析モデル化ができず、校正プロセスを簡単に実施でき
ない。ほとんどのプリンタ、特にインク及びワックス転
写装置は、多公称法を用いた場合に最適にモデル化され
る。これは、インクレイダウン特性(ink lay down cha
racteristics)が複雑でモデル化できないためである。
インクまたは染料の相対分光特性がわずかに変化するだ
けであり、絶対レイダウンがプリントエンジンとメディ
ア/インクのバッチ間で大きなばらつきを示すものと仮
定すると、拘束チャネル非依存校正が可能となる。これ
らの仮定は100%正確ではないが、経験によると、こ
の仮定は現実の例外に対して、非常に良好な近似であ
る。
【0067】通常の染料昇華型のプリンタに対する階調
曲線が図23に再現されている。期待通り3つの色成分
330、332、334はすべて整列し(グレイスケー
ルを実現する必要がある)、3つのスケールはほぼ10
0%RGB反射率(すなわち、ほぼ0%CMY反射率)
で飽和している。階調スケール応答の1点でのスケーリ
ングは、一次近似に対して所望の色平衡を実現するには
十分である。ここに示されたチャネル飽和効果は、平衡
点の選択に影響を及ぼし、明らかに最大スケールは適切
ではない。中間スケールデータポイントは良好な結果を
生じる。単一点のみが利用されるものとすると、これら
の飽和効果は補正されず、色相のシフトが生じる。幸
い、飽和は、肉眼が色相に敏感ではない黒領域で生じる
ため、この効果は全体的な画像品質にはほとんど影響せ
ず、無視される。
【0068】中間階調スケール付近の単一平衡点を前提
とすると、スケーリング定数は次のように導かれる。C
MYプリンタの(またはRGBプリンタの)三刺激応答
は、単純に一次近似にモデル化できる。
【0069】
【数25】
【数26】
【数27】 r(λ)、g(λ)、b(λ)は、RGBチャネルに対
応する印刷されたパッチの分光反射濃度であり、x
(λ)、y(λ)、z(λ)は1931CIE等色関数
であり、p(λ)はビューイングソースの分光パワー分
布で、好ましくはD50、P(λ)は測定装置の分光応
答、kは次の式によって定義される正規化定数である。
【0070】
【数28】 また、ニュートラルグレイスケールを実現するターゲッ
ト値は、D50下のぺーパホワイト三刺激値XD50 =k
1 、YD50 =k2 、ZD50 =k3 である。
【0071】スケーリングファクタは次のように見い出
される。
【0072】
【数29】
【数30】
【数31】 0 、C1 、C2 は非正規化スケーリング定数である。
我々は相対的な測色法を行っているので、これらは、次
のようにトライアドの最大値によってそれぞれを除する
ことによってスケーリングされる。A=C0 /max
(C0 ,C1 ,C2),B=C1 /max(C0
1 ,C2 ),C=C2 /max(C0 ,C1
2 )。A、B、Cは正規化色平衡スケール定数であ
る。
【0073】プリンタの校正手順を図24〜図25に示
す。市販の分光測光器または濃度計が階調スケール測定
に用いられるが、非常に高価である。好適な方法は、安
定な照明器72を有するモニタ校正装置70を用い、相
対反射率の測定を可能にしている。
【0074】校正手順はカラーマネジメント校正アプリ
ケーションをオープンし、続いてこのアプリケーション
においてプリンタ校正ルーチンを選択することによって
開始される(342)。このルーチンは、校正されるプ
リンタに対する適切な装置色特性ファイルのネーミング
を要求する。
【0075】グレイスケールターゲットがメモリで演色
され(344)、生成したビットマップがプリンタにダ
ウンロードされる。高級グラフィック言語が代りに使用
されるが、あるプリンタはラスタ画像プロセッサ(RI
Ps)を有しておらず、画像をプリンタ内で演色する必
要がある。ターゲットは図8のグレイスケールターゲッ
トと同一である。ただし、このターゲットは電子ファイ
ルとして存在する。
【0076】次いで使用者はキーを押してソフトウェア
制御データの取得を開始する(346)。パッチカウン
タが初期化され(348)、カウント値は測定される特
定の色曲線の強度に一致する。相互応答が測定値を適切
なパッチ数で同調するために使用される。使用者は反射
率測定装置を各パッチ上に連続して配置し(350)、
キーを押して設定準備ができたことを知らせる(35
2)。アプリケーションは校正装置70に対し、反射率
データを取得し、その結果をコンピュータ60に戻すよ
う指示する。パッチ測定オーダはこのターゲットに対し
て特有且つ特異的であるため、偏差は認められない。モ
ニタ上のユーザプロンプトが“次のパッチ”という情報
を与え、テスト354がすべてのパッチが測定されたこ
とを表示するまで、順次測定のエラーを防止する。パッ
チの測定が完結していない場合には、パッチポインタが
増分される(356)。すべての色に対するすべてのパ
ッチの濃度が測定されると、図21の校正ルーチンが実
施される(358)。
【0077】減衰ファクタと、D50平衡目標曲線と、
補正テーブルの生成は、スキャナについて前述した手順
に従う。従って、図21のステップ370〜382につ
いては詳細には説明しない。しかしながら、説明すべき
いくつかの重要な差異がある。まず、その第1は“線形
化空間”の選択である。前述のように、階調は測色装置
と光源を用いて測定され、その結果は、反射関数の立方
根関数によって数値的に変化される。この事後処理は、
校正テーブルが特性化変換によって作成される(are ca
scaded)場合のシステムエラーを最小化することを特に
意図している。その他の空間は、一般的な方法で選択さ
れる。この選択は、形成され、図27に示した平衡目標
曲線に影響を及ぼす。補正テーブルの形状もまた影響を
受けるが、こうした例の結果を図28に示す。
【0078】特定の結合特性化、平衡目標校正補正、ス
ケーリング補正、飽和補正テーブルが、図6のプリンタ
68、モニタ66、スキャナ62といった特定の装置に
対して生成され、テーブルがハードディスクといった、
コンピュータ60の不揮発性記憶装置のファイルに保存
される。変換が必要な特定の操作が必要な場合、テーブ
ルがロードされて使用される。たとえば、ドキュメント
が走査されてスキャナにロードされる場合、画素入力値
がスキャナから受信される際、さらに処理が望まれる色
空間における画素値に前記画素入力値を変換するため、
従来型のテーブル探索操作により、スキャナ用のテーブ
ルが用いられる。出力用の画素が、表示または印刷のた
めにモニタのメモリまたはプリンタのメモリに送出され
て画像の処理が完結すると、適切なモニタテーブル及び
プリンタテーブルまたはこれらのいずれかを用いて、画
素が変換される。その結果、走査された画像と、表示さ
れた画像と、印刷された画像は視覚的に同一に見える。
【0079】本発明の多くの特性及び利点は詳細な明細
書から明らかであり、添付の請求項により、本発明の精
神及び範囲内に含まれる本発明のこのような特性及び利
点をすべて包含するものとする。さらに、多くの修正及
び変更が当業者には容易に実施できるため、本発明が図
示して説明したそのままの構成及び操作に限定されるこ
とを望むものではない。従って、すべての適切な修正及
びこれに相当するものは、本発明の範囲内に含まれるも
のとする。
【0080】
【発明の効果】本発明により、低コスト無彩色センサを
用い、拘束チャネル非依存線形化、すなわち、目標曲線
スケーリング、またはターゲット曲線スケーリングを生
成し、チャネル飽和補正のための所望の色平衡と目標曲
線スケーリングを実現することにより、カラー文書スキ
ャナ、カラーディスプレイ装置、カラープリンタを適応
特性化する方法及び装置装置集団のばらつきを最小化す
る、各装置に特有な校正変換を提供する方法を提供する
ことができる。本方法は、カラーマネジメントシステム
の使用者によって実行可能であるため、使用者の現場で
実施することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によって生成される変換のダイアグラム
図である。
【図2】補正操作を示したグラフ図である。
【図3】色平衡目標曲線、または色平衡ターゲット曲線
を示したグラフ図である。
【図4】飽和緑原色を示したグラフ図である。
【図5】飽和に対して補正し、再スケーリングした平衡
目標曲線を示したグラフ図である。
【図6】本発明に従うシステムの構成要素のダイアグラ
ム図である。
【図7】スキャナに対する3色結合目標曲線のグラフ図
である。
【図8】スキャナターゲットを示す図である。
【図9】スキャナ校正プロセスのフローチャートであ
る。
【図10】スキャナ校正プロセスのフローチャートであ
る。
【図11】コンピュータによって実施されるプロセスの
フローチャートである。
【図12】コンピュータによって実施されるプロセスの
フローチャートである。
【図13】コンピュータによって実施されるプロセスの
フローチャートである。
【図14】平衡操作を示したグラフ図である。
【図15】平衡目標曲線を示したグラフ図である。
【図16】補正テーブルを示したグラフ図である。
【図17】モニタ特性を示したグラフ図である。
【図18】モニタ校正手順のフローチャートである。
【図19】モニタ校正のためのコンピュータプロセッサ
のフローチャートである。
【図20】モニタ校正のためのコンピュータプロセッサ
のフローチャートである。
【図21】モニタに対する平衡目標曲線のグラフ図であ
る。
【図22】モニタに対する補正テーブルのグラフ図であ
る。
【図23】通常のプリンタ応答を示したグラフ図であ
る。
【図24】プリンタ校正プロセスのフローチャートであ
る。
【図25】プリンタ校正プロセスのフローチャートであ
る。
【図26】コンピュータによって実施されるプリンタ校
正手順のフローチャートである。
【図27】プリンタに対する平衡目標曲線のグラフ図で
ある。
【図28】プリンタに対する補正テーブルのグラフ図で
ある。
【符号の説明】
10 走査テストターゲット 12 スキャナ 14 校正変換 16 特性化校正 20 補正関数 24 目標曲線 26 装置応答 40 緑の原色の目標曲線 42 青の原色の目標曲線 44 赤の原色の目標曲線 50 緑の原色の平衡目標曲線 52 青の原色の平衡目標曲線 54 赤の原色の平衡目標曲線 60 コンピュータ 62 スキャナ 64 テストターゲットドキュメント 66 ディスプレイ 68 プリンタ 70 校正装置 72 照明器 74 印刷ドキュメント 80 結合曲線 94 校正ターゲット 96 色パッチ 98 基底マーク 99 位置設定パッチ 184 最も負の正規化RGB値

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 色装置校正用の装置において、 色装置の色チャネルの強度特性化曲線を別々に測定する
    ための強度測定手段と、 特性化曲線に対する装置応答によって白色点平衡応答を
    生成するための校正曲線を作成するための校正手段と、
    を含むことを特徴とする色装置校正用の装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の色装置校正用の装置にお
    いて、 前記校正手段が、平衡白色点を有する線形目標曲線の回
    りで特性化曲線を回転することによって前記校正曲線を
    作成することを特徴とする色装置校正用の装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の色装置校正用の装置にお
    いて、 前記校正手段が、校正曲線を飽和値に対してスケーリン
    グすることを特徴とする色装置校正用の装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の色装置校正用の装置にお
    いて、 前記校正手段が、対応する目標曲線に比較した時、最も
    負の最大応答を有する特性化曲線の1つに対して正規化
    することを特徴とする色装置校正用の装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の色装置校正用の装置にお
    いて、前記校正手段が、 正規化色平衡スケーリング定数を決定するための定数化
    手段と、 特性化曲線を最大応答に対して正規化するための正規化
    手段と、 スケーリング手段を用いて曲線平衡定数を決定するため
    の平衡定数手段と、 目標曲線を曲線平衡定数によってスケーリングするため
    の平衡曲線スケーリング手段と、 特性化曲線をスケーリングした目標曲線の回りで回転す
    ることにより、補正テーブルを作成するための平衡曲線
    作成手段と、 から成ることを特徴とする色装置校正用の装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の色装置校正用の装置にお
    いて、 前記色装置用の装置が、モニタと、プリンタと、スキャ
    ナによって動作することを特徴とする色装置校正用の装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の色装置校正用の装置にお
    いて、 前記強度測定手段が、無彩色光センサから成ることを特
    徴とする色装置校正用の装置。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の色装置校正用の装置にお
    いて、 前記校正手段が、モニタを含むことを特徴とする色装置
    校正用の装置。
  9. 【請求項9】 モニタ、プリンタ、スキャナの校正用の
    装置において、 色装置の色チャネルの強度特性化曲線を別々に且つ自動
    的に測定する無彩色光センサと、 特性化曲線に反応する装置によって白色点平衡応答を生
    成するための校正曲線を作成するコンピュータと、を含
    み、前記コンピュータが、 正規化色平衡スケーリング定数を決定するための定数化
    手段と、 最大応答に対して特性化曲線を正規化するための正規化
    手段と、 スケーリング定数を用いて曲線平衡定数を決定するため
    の平衡定数化手段と、 目標曲線を曲線平衡定数によってスケーリングするため
    の平衡曲線スケーリング手段と、 スケーリングした目標曲線の回りで特性化曲線を回転す
    ることによって補正テーブルを作成するための平衡曲線
    作成手段と、を含むことを特徴とする校正用の装置。
  10. 【請求項10】 デスクトップコンピュータ色装置を校
    正する方法において、 (a)色装置を制御して装置の色応答の色特性化曲線を
    生成するステップと、 (b)色平衡校正テーブルを特性化曲線から適応生成す
    るステップと、を含むことを特徴とするデスクトップコ
    ンピュータ色装置を校正する方法。
  11. 【請求項11】 請求項10記載のデスクトップコンピ
    ュータ色装置を校正する方法において、ステップ(b)
    が、(b1)スケーリング定数を決定するステップと、
    (b2)飽和を補償する装置の最大ダイナミックレンジ
    に対して特性化曲線を正規化するステップと、(b3)
    最も負の正規化応答を決定するステップと、(b4)最
    も負の正規化応答から色平衡定数を決定するステップ
    と、(b5)色平衡定数を用いて目標曲線をスケーリン
    グするステップと、(b6)スケーリングした目標曲線
    と正規化特性曲線を用いて校正テーブルを作成するステ
    ップと、から成ることを特徴とするデスクトップコンピ
    ュータ色装置を校正する方法。
  12. 【請求項12】 請求項10記載のデスクトップコンピ
    ュータ色装置を校正する方法において、前記方法がデス
    クトップコンピュータの使用者によって開始されること
    を特徴とするデスクトップコンピュータ色装置を校正す
    る方法。
  13. 【請求項13】 請求項10記載のデスクトップコンピ
    ュータ色装置を校正する方法において、ステップ(a)
    の前記特性化曲線は、第1と、第2と、第3の、異なる
    色曲線であることを特徴とするデスクトップコンピュー
    タ色装置を校正する方法。
  14. 【請求項14】 請求項10記載のデスクトップコンピ
    ュータ色装置を校正する方法において、ステップ(b)
    が、色平衡三色目標曲線を用いて色平衡校正曲線を生成
    するステップから成ることを特徴とするデスクトップコ
    ンピュータ色装置を校正する方法。
  15. 【請求項15】 請求項10記載のデスクトップコンピ
    ュータ色装置を校正する方法において、ステップ(a)
    が、特性化曲線上の各点に対する画素のグループに対し
    てRMS平均を生成するステップを含むことを特徴とす
    るデスクトップコンピュータ色装置を校正する方法。
  16. 【請求項16】 デスクトップコンピュータ色装置を校
    正する方法において、 (a)使用者の開始により、色装置を制御して装置の3
    色応答の3つの色特性化曲線を生成するステップと、 (b)前記特性化曲線から3つの色平衡テーブルを適応
    生成するステップと、から成り、 前記ステップ(b)が、(b1)スケーリング定数を決
    定するステップと、(b2)飽和を補償する装置の最大
    ダイナミックレンジに対して特性化曲線を正規化するス
    テップと、(b3)最も負の正規化応答を決定するステ
    ップと、(b4)最も負の正規化応答から色平衡定数を
    決定するステップと、(b5)色平衡定数を用いて目標
    曲線をスケーリングするステップと、(b6)スケーリ
    ングした目標曲線と正規化特性曲線を用いて校正テーブ
    ルを作成するステップと、から成ることを特徴とするデ
    スクトップコンピュータ色装置を校正する方法。
  17. 【請求項17】 色入力/出力装置によって生成される
    応答特性値から色校正テーブルを作成する方法におい
    て、 (a)特性値を正規化するステップと、 (b)特性値から色平衡目標曲線を決定するステップ
    と、 (c)平衡目標曲線と特性値を用いて校正テーブルを生
    成するステップと、から成ることを特徴とする色校正テ
    ーブルを作成する方法。
  18. 【請求項18】 請求項17記載の色校正テーブルを作
    成する方法において、 (d)目標曲線をスケーリングすることによって飽和チ
    ャネル応答を補償するステップから成ることを特徴とす
    る色校正テーブルを作成する方法。
  19. 【請求項19】 請求項17記載の色校正テーブルを作
    成する方法において、 平衡目標曲線が線形であることを特徴とする色校正テー
    ブルを作成する方法。
  20. 【請求項20】 請求項17記載の色校正テーブルを作
    成する方法において、 平衡目標曲線が非線形であることを特徴とする色校正テ
    ーブルを作成する方法。
JP5064409A 1992-03-23 1993-03-23 適応色特性化と校正の方法及び装置 Pending JPH07288698A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US855280 1992-03-23
US07/855,280 US5363318A (en) 1992-03-23 1992-03-23 Method and apparatus for adaptive color characterization and calibration

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07288698A true JPH07288698A (ja) 1995-10-31

Family

ID=25320836

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5064409A Pending JPH07288698A (ja) 1992-03-23 1993-03-23 適応色特性化と校正の方法及び装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US5363318A (ja)
EP (1) EP0562971A1 (ja)
JP (1) JPH07288698A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005292132A (ja) * 2004-03-23 2005-10-20 Microsoft Corp 単一のイメージからのラジオメトリック較正
US8928781B2 (en) 2011-11-30 2015-01-06 Microsoft Corporation Response function determination by rank minimization
JP2020535324A (ja) * 2017-08-31 2020-12-03 トワイン ソリューションズ リミテッド 色較正アルゴリズム
CN112763573A (zh) * 2020-12-31 2021-05-07 绵阳同成智能装备股份有限公司 一种基于纸张检测扫描装置的横幅曲线干扰补偿方法及系统

Families Citing this family (130)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5841955A (en) * 1991-12-02 1998-11-24 Goss Graphic Systems, Inc. Control system for a printing press
US5487020A (en) * 1993-01-18 1996-01-23 Canon Information Systems Research Australia Pty Ltd. Refinement of color images using reference colors
US5589954A (en) * 1993-05-28 1996-12-31 Ricoh Company, Ltd. γ-correction curve selecting apparatus and a γ-correction curve creating apparatus
DE69424321T2 (de) * 1993-08-06 2000-10-19 Toyota Motor Co Ltd Verfahren zur Selektion der Farbe eines Lackes
US5828780A (en) * 1993-12-21 1998-10-27 Ricoh Company, Ltd. Image processing apparatus with improved color correction
US5509086A (en) * 1993-12-23 1996-04-16 International Business Machines Corporation Automatic cross color elimination
US5579090A (en) * 1994-01-12 1996-11-26 Canon Kabushiki Kaisha In an image processing system, an image processing apparatus and method for stabilizing output image quality by controlling image forming parameters
JP3809195B2 (ja) * 1994-01-31 2006-08-16 キヤノン株式会社 画像処理方法及び装置
US5543940A (en) * 1994-02-02 1996-08-06 Electronics For Imaging Method and apparatus for converting color scanner signals into colorimetric values
US5537516A (en) * 1994-03-15 1996-07-16 Electronics For Imaging, Inc. Method for calibrating a color printer using a scanner for color measurements
JP3471886B2 (ja) * 1994-03-25 2003-12-02 キヤノン株式会社 画像形成方法及び装置
JPH07264411A (ja) * 1994-03-25 1995-10-13 Canon Inc 画像形成装置
US5670985A (en) * 1994-05-09 1997-09-23 Apple Computer, Inc. System and method for adjusting the output of an output device to compensate for ambient illumination
US5726771A (en) * 1994-10-31 1998-03-10 Hewlett-Packard Company System and method for optimizing tonal resolution in an optical scanner
JPH08149323A (ja) * 1994-11-18 1996-06-07 Minolta Co Ltd 画像処理装置
US5812705A (en) * 1995-02-28 1998-09-22 Goss Graphic Systems, Inc. Device for automatically aligning a production copy image with a reference copy image in a printing press control system
US5856876A (en) * 1995-04-06 1999-01-05 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus and method with gradation characteristic adjustment
US5781206A (en) * 1995-05-01 1998-07-14 Minnesota Mining And Manufacturing Company Apparatus and method for recalibrating a multi-color imaging system
US6067406A (en) * 1995-05-03 2000-05-23 Agfa-Gevaert N.V. Automatic calibration for output devices based on device output mode
US5767980A (en) 1995-06-20 1998-06-16 Goss Graphic Systems, Inc. Video based color sensing device for a printing press control system
JPH0918902A (ja) * 1995-06-21 1997-01-17 Eastman Kodak Co ディスプレイモデルを用いた視覚的キャラクタリゼーション
US5805280A (en) 1995-09-28 1998-09-08 Goss Graphic Systems, Inc. Control system for a printing press
US5903712A (en) * 1995-10-05 1999-05-11 Goss Graphic Systems, Inc. Ink separation device for printing press ink feed control
US5821993A (en) * 1996-01-25 1998-10-13 Medar, Inc. Method and system for automatically calibrating a color camera in a machine vision system
US6016161A (en) * 1996-01-25 2000-01-18 Medar, Inc. Method and system for automatically calibrating a color-based machine vision system
US7728845B2 (en) 1996-02-26 2010-06-01 Rah Color Technologies Llc Color calibration of color image rendering devices
US6459425B1 (en) 1997-08-25 2002-10-01 Richard A. Holub System for automatic color calibration
US6043909A (en) 1996-02-26 2000-03-28 Imagicolor Corporation System for distributing and controlling color reproduction at multiple sites
US6134029A (en) * 1996-09-09 2000-10-17 Light Source Acquisition Company Scanner calibration technique
US5946460A (en) * 1996-09-13 1999-08-31 International Business Machines Corporation System setup verification for peripheral devices
US6108442A (en) * 1997-06-27 2000-08-22 Minnesota Mining And Manufacturing Company Characterization of color imaging systems
KR100240070B1 (en) * 1997-07-10 2000-01-15 Samsung Electronics Co Ltd Apparatus and method for color calibration in image system
US6262810B1 (en) * 1997-09-11 2001-07-17 Ricoh Corporation Digital imaging color calibration
US6178008B1 (en) * 1997-10-30 2001-01-23 Hewlett-Packard Company Constructing device-state tables for inkjet printing
US6542185B1 (en) * 1998-01-07 2003-04-01 Intel Corporation Method and apparatus for automated optimization of white and color balance on video camera
US6023264A (en) * 1998-04-24 2000-02-08 Adobe Systems Incorporated Method to estimate the white point on a display device
US6178255B1 (en) 1998-04-28 2001-01-23 Cross Match Technologies, Inc. Individualized fingerprint scanner
GB9808968D0 (en) * 1998-04-28 1998-06-24 Howell Michael J Densitometry and/orspectrophotometry method
US6188804B1 (en) * 1998-05-18 2001-02-13 Eastman Kodak Company Reconstructing missing pixel information to provide a full output image
US6611249B1 (en) 1998-07-22 2003-08-26 Silicon Graphics, Inc. System and method for providing a wide aspect ratio flat panel display monitor independent white-balance adjustment and gamma correction capabilities
DE19839676A1 (de) * 1998-09-01 2000-03-02 Heidelberger Druckmasch Ag Einrichtung und Verfahren zur Kalibrierung eines Monitors
US6337472B1 (en) 1998-10-19 2002-01-08 The University Of Texas System Board Of Regents Light imaging microscope having spatially resolved images
US6215562B1 (en) * 1998-12-16 2001-04-10 Electronics For Imaging, Inc. Visual calibration
US6327047B1 (en) * 1999-01-22 2001-12-04 Electronics For Imaging, Inc. Automatic scanner calibration
EP1030513A3 (en) * 1999-02-17 2001-10-24 Fuji Photo Film Co., Ltd. Image forming apparatus
US6400843B1 (en) * 1999-04-22 2002-06-04 Seiko Epson Corporation Color image reproduction with accurate inside-gamut colors and enhanced outside-gamut colors
US6507666B1 (en) * 1999-05-19 2003-01-14 Jesus Hill De La Torre Method and apparatus for compensating for dot gain in stochastic printing
JP4274632B2 (ja) * 1999-05-25 2009-06-10 オリンパス株式会社 色再現システム
US7057765B1 (en) * 1999-05-28 2006-06-06 Eastman Kodak Company Constrained multi-dimensional color transformation
US6658164B1 (en) * 1999-08-09 2003-12-02 Cross Match Technologies, Inc. Calibration and correction in a fingerprint scanner
EP1224609A1 (en) 1999-10-22 2002-07-24 Cross Match Technologies, Inc. Adjustable, rotatable finger guide in a tenprint scanner with movable prism platen
US6888961B1 (en) * 1999-11-11 2005-05-03 Fuji Photo Film Co., Ltd. Profile producing method and profile producing apparatus
US6628826B1 (en) * 1999-11-29 2003-09-30 Eastman Kodak Company Color reproduction of images from color films
US6618076B1 (en) 1999-12-23 2003-09-09 Justsystem Corporation Method and apparatus for calibrating projector-camera system
US6873433B1 (en) * 2000-03-09 2005-03-29 Eastman Kodak Company Calibration of color reproduction apparatus
US7038811B1 (en) * 2000-03-31 2006-05-02 Canon Kabushiki Kaisha Standardized device characterization
US7102648B1 (en) 2000-04-11 2006-09-05 Rah Color Technologies Llc Methods and apparatus for calibrating a color display
US7064860B1 (en) 2000-05-15 2006-06-20 Xerox Corporation Color-balanced TRC correction to compensate for illuminant changes in printer characterization
US7050196B1 (en) * 2000-06-20 2006-05-23 Eastman Kodak Company Color printer calibration
US6844941B1 (en) 2000-06-23 2005-01-18 Xerox Corporation Color halftoning using a single successive-filling halftone screen
JP2004506993A (ja) * 2000-08-18 2004-03-04 クロス マッチ テクノロジーズ, インコーポレイテッド 指紋スキャナ自動キャプチャシステムおよび方法
US6950109B2 (en) * 2000-10-23 2005-09-27 Sun Microsystems, Inc. Multi-spectral color correction
US7027182B1 (en) * 2000-10-31 2006-04-11 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Printing a true-ink reference, and refining gray accuracy, for optimum color calibration in incremental printing
US6928195B2 (en) * 2000-12-18 2005-08-09 Cross Match Technologies, Inc. Palm scanner using a programmable nutating mirror for increased resolution
US7149002B2 (en) * 2000-12-21 2006-12-12 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Scanner including calibration target
US6484631B2 (en) * 2000-12-28 2002-11-26 Xerox Corporation Method and system of individualizing tone-reproduction curves calibration and applying thereof
US6999199B2 (en) * 2000-12-28 2006-02-14 Xerox Corporation Method and system of individualizing tone-reproduction curves calibration and applying thereof
US7142332B2 (en) * 2000-12-28 2006-11-28 Xerox Corporation Method and system of individualizing tone-reproduction curves calibration and applying thereof
US6906828B2 (en) * 2000-12-28 2005-06-14 Xerox Corporation Method and system of individualizing tone-reproduction curves calibration and applying thereof
US6771839B2 (en) 2001-02-20 2004-08-03 Sharp Laboratories Of America, Inc. Efficient method of computing gamma correction tables
US7161558B1 (en) * 2001-04-24 2007-01-09 Daktronics, Inc. Calibration system for an electronic sign
AU2002305229A1 (en) 2001-04-26 2002-11-11 Cross Match Technologies, Inc. Silicone rubber surfaces for biometric print tir prisms
US7027185B2 (en) * 2001-07-30 2006-04-11 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Linearization of an incremental printer by measurements referred to a media-independent sensor calibration
US6639669B2 (en) * 2001-09-10 2003-10-28 Xerox Corporation Diagnostics for color printer on-line spectrophotometer control system
US7004963B2 (en) 2001-09-14 2006-02-28 Scimed Life Systems, Inc. Conformable balloons
US20030149343A1 (en) * 2001-09-26 2003-08-07 Cross Match Technologies, Inc. Biometric based facility security
US7480070B2 (en) 2001-11-20 2009-01-20 Electronics For Imaging, Inc. Spot color pattern system
US6775633B2 (en) * 2001-12-31 2004-08-10 Kodak Polychrome Graphics, Llc Calibration techniques for imaging devices
US7136189B2 (en) * 2002-01-07 2006-11-14 Xerox Corporation Color halftoning using a multi-level successive-filling halftone screening algorithm
US7095530B2 (en) * 2002-01-07 2006-08-22 Xerox Corporation Color vector halftoning using a successive filling with improved color registration latitude
US6954260B2 (en) * 2002-01-17 2005-10-11 Cross Match Technologies, Inc. Systems and methods for illuminating a platen in a print scanner
JP2005516290A (ja) 2002-01-17 2005-06-02 クロス マッチ テクノロジーズ, インコーポレイテッド 指紋ワークステーションおよび方法
US6867850B2 (en) 2002-01-17 2005-03-15 Cross Match Technologies, Inc. Light wedge for illuminating a platen in a print scanner
US7073711B2 (en) 2002-04-19 2006-07-11 Cross Match Technologies, Inc. Mobile handheld code reader and print scanner system and method
US6944768B2 (en) * 2002-04-19 2005-09-13 Cross Match Technologies, Inc. System and methods for access control utilizing two factors to control access
US7079007B2 (en) 2002-04-19 2006-07-18 Cross Match Technologies, Inc. Systems and methods utilizing biometric data
KR100490405B1 (ko) * 2002-07-02 2005-05-17 삼성전자주식회사 프린팅 시스템에 있어서 이미지의 색상 조정방법 및 이를위한 그래픽 사용자 인터페이스
WO2004013801A2 (en) * 2002-08-02 2004-02-12 Cross Match Technologies, Inc. System and method for counting ridges in a captured print image
EP1398956A1 (en) * 2002-09-05 2004-03-17 Hewlett Packard Company, a Delaware Corporation 4-dimensional gray neutrality calibration
US6880790B2 (en) * 2002-10-15 2005-04-19 Gretagmacbeth, Llc Sensor with suction cup array mount
US7064831B2 (en) * 2002-10-15 2006-06-20 Gretagmacbeth, Llc Colorimeter with single cable low impact mounting system
US7030987B2 (en) * 2002-12-11 2006-04-18 Gretagmacbeth, Llc Colorimeter with high SNR
US7164440B2 (en) 2003-02-28 2007-01-16 Cross Match Technologies, Inc. Dynamic image adaptation method for adjusting the quality of digital prints
CN100539630C (zh) * 2003-04-02 2009-09-09 伊斯曼柯达公司 确保软打样系统的精确测量
US7277562B2 (en) 2003-08-01 2007-10-02 Cross Match Technologies, Inc. Biometric imaging capture system and method
US8344410B2 (en) 2004-10-14 2013-01-01 Daktronics, Inc. Flexible pixel element and signal distribution means
US7893948B1 (en) * 2004-10-14 2011-02-22 Daktronics, Inc. Flexible pixel hardware and method
US8001455B2 (en) * 2004-10-14 2011-08-16 Daktronics, Inc. Translation table
US7868903B2 (en) * 2004-10-14 2011-01-11 Daktronics, Inc. Flexible pixel element fabrication and sealing method
EP1652668B1 (en) * 2004-10-28 2017-03-29 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Color accuracy check
US20060093234A1 (en) * 2004-11-04 2006-05-04 Silverstein D A Reduction of blur in multi-channel images
US7710432B2 (en) 2005-02-15 2010-05-04 Eastman Kodak Company Color correction techniques for correcting color profiles or a device-independent color space
EP1856905A1 (en) * 2005-02-15 2007-11-21 Eastman Kodak Company Color correction techniques for correcting color profiles
US7733353B2 (en) * 2005-02-15 2010-06-08 Eastman Kodak Company System and method for profiling digital-image input devices
US7791776B2 (en) * 2005-10-28 2010-09-07 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Spot color adjuster
US8873102B2 (en) * 2005-10-28 2014-10-28 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Dynamic color separation at a digital press
US7548343B2 (en) * 2005-10-28 2009-06-16 Eastman Kodak Company Color enhancement method and system
US7602493B2 (en) * 2006-02-14 2009-10-13 John Ramirez Electronic color matching apparatus and method of display
US7679782B2 (en) * 2006-03-09 2010-03-16 Kabushiki Kaisha Toshiba System and method for extracting grayscale data in accordance with a prescribed tolerance function
US7944592B2 (en) * 2006-12-18 2011-05-17 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Image capture device
US8169450B2 (en) * 2007-05-22 2012-05-01 Atmel Corporation System and method for ambient-light adaptive intensity control for an electronic display
US7991226B2 (en) * 2007-10-12 2011-08-02 Pictometry International Corporation System and process for color-balancing a series of oblique images
US9195875B1 (en) 2007-10-22 2015-11-24 Data Recognition Corporation Method and apparatus for defining fields in standardized test imaging
US8649601B1 (en) 2007-10-22 2014-02-11 Data Recognition Corporation Method and apparatus for verifying answer document images
US8738659B1 (en) 2007-10-22 2014-05-27 Data Recognition Corporation Method and apparatus for managing priority in standardized test and survey imaging
US8488220B1 (en) * 2007-10-22 2013-07-16 Data Recognition Corporation Method and apparatus for calibrating imaging equipment
US8526055B1 (en) 2007-10-22 2013-09-03 Data Recognition Corporation Standardized test and survey imaging system
US8179402B2 (en) * 2007-10-31 2012-05-15 Canon Kabushiki Kaisha Generating colorimetric profiles from spectral data and user input
US8125687B2 (en) 2008-10-06 2012-02-28 Canon Kabushiki Kaisha Target for color characterization of color printer
EP2213993A1 (de) * 2009-01-30 2010-08-04 X-Rite Europe GmbH Kalibrierverfahren, Farbmessverfahren und Anwendung des letzteren
JP5237215B2 (ja) * 2009-07-15 2013-07-17 キヤノン株式会社 画像処理装置及び方法
CN101635053B (zh) * 2009-09-02 2011-10-26 北京航空航天大学 多光源颜色强度一致性标定方法
JP6061459B2 (ja) * 2011-11-25 2017-01-18 キヤノン株式会社 画像処理装置、方法及びプログラム
US9076376B2 (en) * 2012-09-11 2015-07-07 Apple Inc. Subtractive color based display white point calibration
JP5990093B2 (ja) 2012-11-29 2016-09-07 キヤノン株式会社 画像処理装置、画像処理方法ならびにプログラム
AU2016312847A1 (en) * 2015-08-21 2018-04-12 Quivervision Limited A process, system and apparatus for machine colour characterisation of digital media
US9813591B1 (en) * 2016-07-14 2017-11-07 Global Graphics Software Limited Systems and methods for managing printing using multiple colorant levels
US10706509B2 (en) 2018-03-14 2020-07-07 Adobe Inc. Interactive system for automatically synthesizing a content-aware fill
US10586311B2 (en) * 2018-03-14 2020-03-10 Adobe Inc. Patch validity test
US10740930B2 (en) 2018-11-07 2020-08-11 Love Good Color LLC Systems and methods for color selection and auditing

Family Cites Families (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53144220A (en) * 1977-05-23 1978-12-15 Hitachi Ltd Automatic adjuster for color purity of color television
DE2921246A1 (de) * 1979-05-25 1980-12-04 Bosch Gmbh Robert Verfahren und schaltung zur kontrastkorrektur von farbfernsehsignalen
DE3364249D1 (en) * 1982-03-30 1986-07-31 Crosfield Electronics Ltd Video retouching systems
US4667228A (en) * 1983-10-14 1987-05-19 Canon Kabushiki Kaisha Image signal processing apparatus
US4694330A (en) * 1984-08-21 1987-09-15 Sony Corporation Color correction circuit
JPS61161093A (ja) * 1985-01-09 1986-07-21 Sony Corp ダイナミツクユニフオミテイ補正装置
US4706108A (en) * 1985-04-12 1987-11-10 Sony Corporation Automatic setup system for controlling color gain, hue and white balance of TV monitor
US4700218A (en) * 1985-04-12 1987-10-13 Conrac Corporation Automated system for adjustment of the white balance in a signal displayed on the screen of a color cathode ray tube
JP2594913B2 (ja) * 1985-12-04 1997-03-26 株式会社日立製作所 カラービデオカメラ
CA1272286A (en) * 1986-03-17 1990-07-31 Junichi Oshima Method and apparatus for automatically establishing a color balance of a color television monitor
US4688079A (en) * 1986-08-05 1987-08-18 Zenith Electronics Corporation Color CRT purity measurement
US4962418A (en) * 1987-06-30 1990-10-09 Kabushiki Kaisha Toshiba Color picture display apparatus
US4875032A (en) * 1987-10-26 1989-10-17 Mcmanus Paul A Method and apparatus for processing colorimetric parameters of a color sample
US4963828A (en) * 1988-03-04 1990-10-16 Hitachi, Ltd. Picture quality testing method and apparatus for color cathode-ray tube
US4814858A (en) * 1988-04-06 1989-03-21 Hitachi, Ltd. Method of measuring color purity of color display and apparatus therefor
GB8814157D0 (en) * 1988-06-15 1988-07-20 Crosfield Electronics Ltd Display control system
JP2671414B2 (ja) * 1988-08-05 1997-10-29 ミノルタ株式会社 光電色彩計の分光感度補正機構
US4862265A (en) * 1988-09-01 1989-08-29 Eastman Kodak Company CRT device light versus input signal characteristic function
US4939581A (en) * 1988-11-23 1990-07-03 Hanoch Shalit Method and system in video image hard copy reproduction
US5157506A (en) * 1990-08-29 1992-10-20 Savitar, Inc. Standardized color calibration of electronic imagery

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005292132A (ja) * 2004-03-23 2005-10-20 Microsoft Corp 単一のイメージからのラジオメトリック較正
US7986830B2 (en) 2004-03-23 2011-07-26 Microsoft Corporation Radiometric calibration from a single image
US8928781B2 (en) 2011-11-30 2015-01-06 Microsoft Corporation Response function determination by rank minimization
JP2020535324A (ja) * 2017-08-31 2020-12-03 トワイン ソリューションズ リミテッド 色較正アルゴリズム
CN112763573A (zh) * 2020-12-31 2021-05-07 绵阳同成智能装备股份有限公司 一种基于纸张检测扫描装置的横幅曲线干扰补偿方法及系统
CN112763573B (zh) * 2020-12-31 2024-02-06 绵阳同成智能装备股份有限公司 一种基于纸张检测扫描装置的横幅曲线干扰补偿方法及系统

Also Published As

Publication number Publication date
US5363318A (en) 1994-11-08
EP0562971A1 (en) 1993-09-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH07288698A (ja) 適応色特性化と校正の方法及び装置
US6671067B1 (en) Scanner and printer profiling system
EP0980628B1 (en) Arrangement for high-accuracy colorimetric characterization of display devices and method therefor
US5309257A (en) Method and apparatus for providing color matching between color output devices
US8705152B2 (en) System, medium, and method calibrating gray data
US4884130A (en) Method of describing a color in a triaxial planar vector color space
US7940393B2 (en) Method and system for approximating the spectrum of a plurality of color samples
US7889403B2 (en) Methods and apparatus for calibrating a digital color imaging device that uses multi-hue colorants
KR19990009458A (ko) 화상 시스템의 색보정 장치 및 방법
US8358318B2 (en) Method for reproducing an image on an imaging device
US8401289B2 (en) Method for matching colors between two systems
US20050248786A1 (en) Method and system for correcting color rendering devices
WO2006020632A2 (en) Digital color fidelity
MacDonald Developments in colour management systems
US7724392B2 (en) Methods and apparatus for calibrating digital imaging devices
US7630106B2 (en) Methods and apparatus for determining colorant limits for calibrating digital imaging devices
US7742204B2 (en) Methods and apparatus for determining a total colorant limit for digital imaging devices
US6522338B1 (en) Method of color matching between color image processing devices, by interpolation of relatively small number of color data sets
Sharma ICC color management: Architecture and implementation
US6424740B1 (en) Method and means for producing high quality digital reflection prints from transparency images
JP2003283851A (ja) 印刷制御装置、印刷制御方法、印刷制御プログラム、印刷制御プログラムを記録した媒体、色変換装置、色変換方法、色変換テーブルの作成方法および色変換テーブル
JPH0756549A (ja) 画像機器及び色補正システム
KR100235458B1 (ko) 스캐너와 모니터간의 색 조화 방법
JPH084321B2 (ja) 色値の校正方法及び装置
WO2000054213A1 (en) System for color balancing animations and the like