JPH07286880A - 振動式測定装置 - Google Patents

振動式測定装置

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Publication number
JPH07286880A
JPH07286880A JP8196194A JP8196194A JPH07286880A JP H07286880 A JPH07286880 A JP H07286880A JP 8196194 A JP8196194 A JP 8196194A JP 8196194 A JP8196194 A JP 8196194A JP H07286880 A JPH07286880 A JP H07286880A
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JP
Japan
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wave signal
signal
excitation
excitation signal
value
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JP8196194A
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Inventor
Mikihiro Hori
幹宏 堀
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Tokico Ltd
Original Assignee
Tokico Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は被測流体中に気泡が混入したり、あ
るいは外乱の影響にも対応して計測できるよう構成した
振動式測定装置を提供することを目的とする。 【構成】 質量流量計1は、流体が流れるセンサチュー
ブ7,8を加振器19により振動させ、流量に比例した
コリオリ力によりセンサチューブ7,8の変位を上下流
側のピックアップ20,21により検出する。加振器1
9の励振コイル25には、正弦波信号生成回路38から
の正弦波信号、又は矩形波信号生成回路39からの矩形
波信号が励振信号として供給される。切換スイッチ40
は、振幅検出回路34からの出力信号が設定値(50
%)より大きい場合、正弦波信号生成回路38からの正
弦波信号を励振コイル25に供給し、振幅検出回路34
からの出力信号が設定値(50%)より小さい場合、矩
形波信号生成回路39からの矩形波信号を励振コイル2
5に供給するように切り換わる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は振動式測定装置に係り、
特に被測流体中に気泡が混入したり、あるいは外乱の影
響にも対応して計測できるよう構成した振動式測定装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】流体が流れる管路を振動させて流体の物
理量を測定する振動式測定装置として、例えばコリオリ
式質量流量計又は振動式密度計がある。
【0003】このコリオリ式質量流量計では、被測流体
が通過するセンサチューブを加振器により半径方向に振
動させ、流量に比例したコリオリ力によるセンサチュー
ブの変位をピックアップにより検出するよう構成されて
いる。又、振動式密度計も上記コリオリ式質量流量計と
同様な構成になっており、センサチューブが被測流体の
密度に応じた周波数で振動する。
【0004】例えば質量流量計の場合、一対のセンサチ
ューブをこの内部に計測すべく流体が充満している状態
における固有振動数で振動させておき、このセンサチュ
ーブ内に流体を流し、センサチューブ内を流れる流体に
生ずるコリオリの力によって生じたセンサチューブの振
動の時間差を検出して、流体の流量を計測する。
【0005】このような質量流量計において計測を安定
に行なうためには、センサチューブが上記の固有振動数
で安定に振動していることが重要である。
【0006】そのため、コリオリ式の質量流量計では、
センサチューブの変位を検出するピックアップからの検
出信号に基づいてセンサチューブの振幅を検出し、セン
サチューブを振動させる加振器の励振コイルに供給され
る電圧値を制御しており、センサチューブが共振周波数
で振動するようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記のよう
にセンサチューブを振動させてコリオリ力を利用して流
量を計測する構成とされた質量流量計では、センサチュ
ーブの振幅が大きくなるにしたがい外部振動(ノイズ)
の影響を受けにくくなる反面、センサチューブが振動す
るときの支点となる固定部近傍に応力が集中するおそれ
がある。このようなセンサチューブの応力集中を防止す
るため、質量流量計には、振動するセンサチューブの振
幅が一定値となるようにする振幅制御回路が組み込まれ
ている。
【0008】又、センサチューブの固有の共振周波数で
励振させるため、ピックアップからの速度信号を正帰還
して加振器(励振コイル)を駆動し、乗算器を用いて励
振コイルへ供給される電圧値の制御を行っていた。
【0009】上記質量流量計においては、センサチュー
ブの励振方法の違いにより、センサチューブを励振さ
せる励振コイルへの励振信号が矩形波信号である場合
と、励振コイルへの励振信号が正弦波信号である場合
とに分類できる。
【0010】上記の場合、励振コイルへの励振信号
が、矩形波信号であると、センサチューブを加振する力
が最も大きくなる。しかし、励振信号には、わずかなデ
ューティ比の違い(+側,−側の電圧がかかっている時
間の違い)から通常、基本共振周波数の整数倍の周波数
で大きな高調波成分が出力される。
【0011】つまり、センサチューブの振動がピックア
ップの検出位置において、通常の正弦波振動ではなくそ
れからずれた振動となる。そして、配管圧力や外乱など
によりセンサチューブに外力が加わるとその影響を受け
やすくなる。
【0012】ところが、上記に場合のように励振コイ
ルに供給される励振信号が正弦波信号であると、センサ
チューブを加振する力は小さくなる。しかし、センサチ
ューブの加振位置での振幅が正弦波の振幅であり、励振
信号も正弦波であるから高調波成分の発生が非常に小さ
い。
【0013】つまり、センサチューブの振動がピックア
ップの検出位置できれいな正弦波振動となる。そして、
配管圧力や外乱などによりセンサチューブの外乱が加わ
ってもその影響を受けにくい。
【0014】特に一対の直管を平行に配したセンサチュ
ーブを有する質量流量計では、流量に応じて発生する時
間差が小さい。ここで、センサチューブの励振信号が正
弦波信号でも矩形波信号であっても通常の計測動作では
全く問題がない。
【0015】しかし、外乱などの影響が加わると、時間
差が大きく得られる質量流量計では、S/N比の関係か
ら問題になりにくいが、時間差が小さい直管状センサチ
ューブを有する質量流量計では、正弦波信号でセンサチ
ューブを励振させることにより安定する。
【0016】ところが、センサチューブに気泡が混入し
た場合、センサチューブ内の質量のバランスが崩れて振
動Q値が下がり、より大きな加振力が必要となる。この
ときは、矩形波信号でセンサチューブを励振させる方が
計測性能が安定する。
【0017】そこで、本発明は上記課題を解決した振動
式測定装置を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記請求項1の発明は、
被測流体が流れるセンサチューブを振動させる加振器
と、流量に比例したコリオリ力の発生によるセンサチュ
ーブの変位を検出するピックアップとを有する振動式測
定装置において、前記ピックアップの出力が所定値以下
に低下したとき、前記加振器に供給する励振信号を正弦
波信号から矩形波信号に切り換え、前記ピックアップの
出力が所定値以上に上昇したとき、前記加振器に供給す
る励振信号を矩形波信号から正弦波信号に切り換える励
振信号波形切換手段を備えてなることを特徴とする。
【0019】又、請求項2の発明は、被測流体が流れる
センサチューブを振動させる加振器と、流量に比例した
コリオリ力の発生によるセンサチューブの変位を検出す
るピックアップとを有する振動式測定装置において、前
記加振器に供給する励振信号が所定値以上に増大したと
き、前記励振信号を正弦波信号から矩形波信号に切り換
え、前記励振信号が所定値以下に減少したとき、前記励
振信号を矩形波信号から正弦波信号に切り換える励振信
号波形切換手段を備えてなることを特徴とする振動式測
定装置。
【0020】又、請求項3の発明は、上記請求項1にお
いて、前記励振信号波形切換手段に、前記ピックアップ
の出力が低下するときの所定値となる第1の閾値と、前
記ピックアップの出力が上昇するときの所定値となる第
2の閾値とが設定され、前記第1の閾値より前記第2の
閾値が高い値に設定されたことを特徴とする。
【0021】又、請求項4の発明は、上記請求項2にお
いて、前記励振信号波形切換手段に、前記加振器に供給
する励振信号が増大するときの所定値となる第1の閾値
と、前記励振信号が減少するときの所定値となる第2の
閾値とが設定され、前記第1の閾値が前記第2の閾値よ
り高い値に設定されたことを特徴とする。
【0022】
【作用】上記請求項1によれば、ピックアップの出力が
所定値以下に低下したとき、加振器に供給される励振信
号を矩形波信号に切り換えることにより、センサチュー
ブの加振力を強くし、ピックアップの出力が所定値以上
に上昇したとき、加振器に供給される励振信号を正弦波
信号に切り換えることにより外乱の影響を受けにくいよ
うにする。
【0023】又、請求項2によれば、加振器に供給され
る励振信号が所定値以上に増大したとき、励振信号を矩
形波信号に切り換えることにより、センサチューブの加
振力を強くし、励振信号が所定値以下に減少したとき、
励振信号を正弦波信号に切り換えることにより外乱の影
響を受けにくいようにする。
【0024】又、請求項3によれば、上記請求項1にお
いて、ピックアップの出力が低下するときの所定値とな
る第1の閾値と、ピックアップの出力が上昇するときの
所定値となる第2の閾値とがヒステリシス特性を持つよ
うに設定されているので、ピックアップの出力が低下す
るときでもピックアップの出力が上昇するときでも励振
信号の波形切り換えが安定して行われ、ハンチングの発
生が防止される。
【0025】又、請求項4によれば、上記請求項2にお
いて、加振器に供給する励振信号が増大するときの所定
値となる第1の閾値と、励振信号が減少するときの所定
値となる第2の閾値とがヒステリシス特性を持つように
設定されているので、励振信号が増大するときでも励振
信号が減少するときでも励振信号の波形切り換えが安定
して行われ、ハンチングの発生が防止される。
【0026】
【実施例】図1乃至図3に本発明になる振動式測定装置
の第1実施例としてのコリオリ式質量流量計を示す。
【0027】尚、振動式測定装置としてはコリオリ式質
量流量計と振動式密度計がある。コリオリ式質量流量計
は振動式密度計と実質同様な構成であるので、本実施例
では質量流量計について詳細に説明する。
【0028】各図中、質量流量計1は密閉されたケーシ
ング2内に被測流体が通過する管路3を挿通してなる。
管路3は、軸方向に変位可能なベローズ4A,4Bと、
流入管5と、流入側マニホールド6と、一対のセンサチ
ューブ7,8と、流出側マニホールド9と、流出管10
とより形成されている。
【0029】一対のセンサチューブ7,8は流体の流れ
方向(X方向)に直線状に延在するステンレス製の直管
よりなり、上記流入側マニホールド6と流出側マニホー
ルド9との間で平行に設けられている。
【0030】又、センサチューブ7,8の両端近傍に
は、センサチューブ7,8が貫通して固定される支持板
11,12が横架されている。従って、センサチューブ
7,8両端の支持板11,12により平行となるように
支持されている。
【0031】従って、ケーシング2は円筒状のケーシン
グ本体13の両端開口を蓋部材14,15により閉蓋し
た密閉構造になっており、ケーシング2内の収納室16
に挿入された上記管路3表面に結露が発生することが防
止される。さらに、密閉された収納室16には、乾燥し
た保護気体(例えば、アルゴンガス等)が所定圧力に充
填されており、センサチューブ7,8の表面に結露が生
じて計測精度が低下することが防止される。
【0032】そのため、結露によりセンサチューブ7,
8の振動特性(主に固有振動数)が変動することが防止
されるため、質量流量計1は湿度の高い雰囲気でも支障
なく流量計測を行うことができる。
【0033】上記流入管5は、流入側端部に上流側配管
(図示せず)に連結されるフランジ5aを有し、流入管
5の他端はケーシング2の蓋部材14を貫通してケーシ
ング2の内部に延出している。
【0034】流入側マニホールド6は、上流側がベロー
ズ4Aに接続固定され、下流側がセンサチューブ7,8
の上流側端部に接続固定されている。
【0035】流出側マニホールド9は、上流側がセンサ
チューブ7,8の下流側端部に接続され、下流側がベロ
ーズ4Bの上流側端部に接続されている。
【0036】流出管10は、上流側端部が流出側マニホ
ールド9に接続固定され、下流側端部がケーシング2の
蓋部材15を貫通して下流側(X方向)へ突出してい
る。尚、流出管10の下流側端部には下流側配管(図示
せず)に連結されるフランジ10aが設けられている。
【0037】上流側のベローズ4Aは、軸方向に伸縮自
在な構造でセンサチューブ7,8が熱膨張あるいは収縮
した場合、センサチューブ7,8の長手方向の伸縮のみ
を吸収する。そのため、ケーシング2の蓋部材14と流
入側マニホールド6との間には、流入側マニホールド6
が振動しないように支持する防振機構17が設けられて
いる。
【0038】この防振機構17は、一端が蓋部材14に
固定され他端がケーシング2内に延在する複数の支柱1
7aと、複数の支柱17aの他端間に横架されて流入側
マニホールド6に結合された金属ダイヤフラム17bと
よりなる。従って、流入側マニホールド6は、防振機構
17により軸方向に移動可能に支持されるとともに、横
方向への移動を規制される。
【0039】又、下流側のベローズ4Bも上記上流側の
ベローズ4Aと同様に伸縮自在な構造でセンサチューブ
7,8が熱膨張あるいは収縮した場合、センサチューブ
7,8の長手方向の伸縮を吸収する。そのため、ケーシ
ング2の側壁2cと流出側マニホールド9との間には、
流入側マニホールド9が振動しないように支持する防振
機構18が設けられている。
【0040】この防振機構18は、一端が蓋部材15に
固定され他端がケーシング2内に延在する複数の支柱1
8aと、複数の支柱18aの他端間に横架されて流出側
マニホールド9に結合された金属ダイヤフラム18bと
よりなる。従って、流出側マニホールド9は、防振機構
18により軸方向に移動可能に支持されるとともに、横
方向への移動を規制される。
【0041】19は加振器で、励振信号が入力される励
振コイルとマグネットとを対向させた実質電磁ソレノイ
ドと同様な構成であり、一対のセンサチューブ7,8の
略中間部間に設けられている。
【0042】20は上流側ピックアップで、センサチュ
ーブ7,8の振幅に応じた検出信号を出力する検出コイ
ルとマグネットとを対向させた構成であり、上記加振器
19より上流側に位置するように配設されている。
【0043】21は下流側ピックアップで、センサチュ
ーブ7,8の振幅に応じた検出信号を出力する検出コイ
ルとマグネットとを対向させた構成であり、上記加振器
19より下流側に位置するように配設されている。即
ち、上記各ピックアップ20,21は、夫々電磁ソレノ
イドと同様な構成であり、加振器19により加振された
センサチューブ7,8の変位を検出する。
【0044】流量計測時、上記構成になる質量流量計1
において、一対のセンサチューブ7,8は加振器19に
より近接、離間する方向(Y方向)に加振される。上流
側配管(図示せず)から供給された被測流体は流入管5
より上流側のベローズ4Aを通ってマニホールド6に至
り、さらにマニホールド6の流路を通過して振動するセ
ンサチューブ7,8内に流入する。そして、センサチュ
ーブ7,8を通過した流体はマニホールド9の流路より
下流側のベローズ4Bを通って流出管10より下流側配
管(図示せず)に流出する。
【0045】このように、振動するセンサチューブ7,
8に流体が流れると、その流量に応じた大きさのコリオ
リ力が発生する。そのため、直管状のセンサチューブ
7,8の流入側と流出側で動作遅れが生じ、これにより
上流側のピックアップ20の出力信号と下流側のピック
アップ21の出力信号とでは位相差があらわれる。
【0046】このように流入側と流出側との位相差が流
量に比例するため、流量計測制御回路22は、ピックア
ップ20からの出力信号とピックアップ21からの出力
信号の位相差に基づいて流量を演算する。
【0047】ここで流量計測制御回路22について説明
する。
【0048】図2中、流量計測制御回路22は、センサ
チューブ7,8の変位を検出するピックアップ20,2
1の検出コイル23,24からの検出信号より速度を算
出する速度検出回路27,28と、この速度検出回路2
7,28から出力された出力信号の時間差を検出する時
間差検出回路29と、この時間差検出回路29により求
められた時間差にある係数を掛けて質量流量を算出する
流量演算回路30とを有する。
【0049】さらに、流量計測制御回路22はセンサチ
ューブ7,8を励振する加振器19を駆動するドライブ
回路33を有する。このドライブ回路33は後述するよ
うに速度検出回路27,28からの速度信号に応じた振
幅を有する励振信号を加振器19の励振コイル25に流
してセンサチューブ7,8を所定の共振周波数で振動さ
せる。
【0050】ドライブ回路33は大略、振幅検出回路3
4、振幅判断回路35、速度方向検出回路36、励振回
路37とよりなる。
【0051】振幅検出回路34は速度検出回路27,2
8からの出力信号が入力されると、センサチューブ7,
8の振幅を算出、即ち、一度積分してその値の絶対値又
は絶対値の平均値を出力する。又、振幅判断回路35は
振幅検出回路14からの出力信号と予め入力された設定
値とを比較してセンサチューブ7,8の振幅が設定値と
どのくらい異なっているかを判断する。本実施例では、
この設定値が通常の振幅の50%に設定されている。
【0052】振幅判断回路35は振幅検出回路34から
の出力信号が設定値より大きい場合、その差が大きいほ
ど0Vに近づくマイナスの電圧を出力し、逆に振幅検出
回路34からの出力信号が設定値より小さいほど0Vか
ら離れるようなマイナスの電圧を出力する。即ち、振幅
判断回路35の出力は例えば振幅検出回路34からの出
力信号の大きさに応じておよそ−0.1Vから−5.0
Vの間でリニアに変化する。又、速度検出回路27,2
8からの出力信号は、上記振幅検出回路24及び速度方
向検出回路36にも供給される。
【0053】この励振回路37は、速度方向検出回路3
7の出力に応じて励振コイル25に励振信号(正方向の
電流又は逆方向の電流)を出力する回路であり、正弦波
信号生成回路38と、矩形波信号生成回路39と、切換
スイッチ40とよりなる。
【0054】正弦波信号生成回路38は、速度方向検出
回路37の出力に応じて図3に示すような正弦波信号を
生成し、励振信号として切換スイッチ40に出力する。
【0055】矩形波信号生成回路39は、速度方向検出
回路37の出力に応じて図4に示すような矩形波信号を
生成し、励振信号として切換スイッチ40に出力する。
【0056】切換スイッチ40は、前述した振幅判断回
路35から出力された信号の大きさに応じて正弦波信号
生成回路38又は矩形波信号生成回路39のいずれか一
方と励振コイル25とを接続するように切り換え動作を
行う。
【0057】この場合、切換スイッチ40は、振幅判断
回路35からの出力信号が0Vに近づくマイナスの電圧
のときは、正弦波信号生成回路38に切り換わり、逆に
振幅判断回路35からの出力信号が0Vから離れるよう
なマイナスの電圧のときは、矩形波信号生成回路39に
切り換え動作する。従って、上記振幅検出回路34と切
換スイッチ40とにより、励振信号波形切換手段が構成
されている。
【0058】従って、切換スイッチ40は、振幅検出回
路34からの出力信号が設定値(50%)より大きい場
合、正弦波信号生成回路38から出力された正弦波信号
を励振信号として励振コイル25に供給するように切り
換わる。そして、振幅検出回路34からの出力信号が設
定値(50%)より小さい場合、切換スイッチ40は、
矩形波信号生成回路39から出力された矩形波信号を励
振信号として励振コイル25に供給するように切り換わ
る。
【0059】即ち、流量計測時、上記加振器19の励振
コイル25に正弦波信号生成回路38から出力された正
弦波信号又は矩形波信号生成回路39から出力された矩
形波信号が入力されると、センサチューブ7,8はY方
向に加振される。
【0060】ここで、上記のような流量計測時における
流量計測制御回路22の動作につき説明する。
【0061】流量計測時は、前述の如くドライブ回路3
3から励振コイル25に電流が供給され、センサチュー
ブ7,8の直管部が励振される。速度検出回路27,2
8はセンサチューブ7,8の速度を検出し、ドライブ回
路33はこの速度信号を積分してセンサチューブ7,8
の最大振幅が一定の値となるように励振回路37よりセ
ンサチューブ7,8の速度に応じた周波数の電流を励振
コイル25に供給する。
【0062】ここで、センサチューブ7,8の振幅が設
定値より小さい場合(通常の振幅の50%未満)を考え
る。この場合、振幅判断回路35の出力は0Vに近くな
る。
【0063】即ち、切換スイッチ40は、矩形波信号生
成回路39から出力された矩形波信号を励振信号として
励振コイル25に供給するように切り換わる。
【0064】従って、加振器19の励振コイル25に
は、正弦波形信号よりも大きな加振力が発生し、センサ
チューブ7,8を加振する力が最も大きくなる。しか
し、励振信号には、わずかなデューティ比の違い(+
側,−側の電圧がかかっている時間の違い)から通常、
基本共振周波数の整数倍の周波数で大きな高調波成分が
出力される。
【0065】つまり、センサチューブの振動がピックア
ップの位置において、通常の正弦波振動ではなくそれか
らずれた振動となる。そして、流量計測時、配管圧力や
外乱などによりセンサチューブ7,8に外力が加わると
その影響を受けやすくなる。
【0066】そのため、センサチューブ7,8の振幅が
設定値より大きい場合(通常の振幅の50%以上)、振
幅判断回路35の出力は0Vから離れるようなマイナス
の電圧となる。
【0067】従って、切換スイッチ40は、正弦波信号
生成回路38から出力された正弦波信号を励振信号とし
て励振コイル25に供給するように切り換わる。
【0068】そのため、上記励振コイル25に供給され
る励振信号が正弦波信号であると、センサチューブ7,
8を加振する力は小さくなる。しかし、センサチューブ
7,8の加振位置での振幅が正弦波の振幅であり、励振
信号も正弦波であるから高調波成分の発生が非常に小さ
い。
【0069】つまり、センサチューブ7,8の振動がピ
ックアップ20,21の位置できれいな正弦波振動とな
る。そして、流量計測時、配管圧力や外乱などによりセ
ンサチューブ7,8の外乱が加わってもその影響を受け
にくい。
【0070】さらに、本実施例のように一対の直管より
なるセンサチューブ7,8を有する質量流量計1では、
流量に応じて発生する時間差が小さい。このように、時
間差が小さい直管状センサチューブ7,8を有する質量
流量計1では、外乱などの影響が加わると、正弦波信号
でセンサチューブ7,8を励振させることにより安定す
る。
【0071】ところが、センサチューブ7,8に気泡が
混入した場合、センサチューブ7,8内の質量のバラン
スが崩れて振動Q値が下がり、より大きな加振力が必要
となる。この場合、センサチューブ7,8の振幅が設定
値より小さく(通常の振幅の50%未満)なると、振幅
判断回路35の出力は0Vに近くなる。
【0072】そのため、切換スイッチ40は、矩形波信
号生成回路39から出力された矩形波信号を励振信号と
して励振コイル25に供給するように切り換わり、正弦
波信号よりも大きな加振力が発生する。その結果、矩形
波信号でセンサチューブ7,8を励振させることによ
り、計測性能が安定する。
【0073】上記第1実施例では、ピックアップ20,
21の出力が通常の50%以上になったかどうかにより
励振信号を正弦波信号又は矩形波信号に切り換えるよう
にしたが、これに限らず、振幅判断回路35の設定値を
通常の振幅の50%以外の値に設定するようにしても良
い。
【0074】又、上記第1実施例では、ピックアップ2
0,21の出力が通常の50%以上になったかどうかに
より励振信号を正弦波信号又は矩形波信号に切り換える
ようにしたが、例えばピックアップ20,21の出力が
低下するときの所定値となる第1の閾値と、ピックアッ
プ20,21の出力が上昇するときの所定値となる第2
の閾値とが設定され、第1の閾値より第2の閾値が高い
値に設定されるようにしても良い。
【0075】この場合、例えば第1の閾値はピックアッ
プ20,21の出力が通常の48%以下になったかどう
かにより励振信号を正弦波信号から矩形波信号に切り換
えるように設定し、第2の閾値はピックアップ20,2
1の出力が通常の53%以上になったかどうかにより励
振信号を矩形波信号から正弦波信号に切り換えるように
設定する。
【0076】これにより、ピックアップ20,21の出
力が低下するときでもピックアップ20,21の出力が
上昇するときでも励振信号の波形切り換えが安定して行
われ、正弦波信号と矩形波信号とが頻繁に切り換わって
励振信号が安定しないハンチングの発生が防止される。
【0077】図5に本発明の第2実施例を示す。
【0078】同図中、切換スイッチ40から出力された
励振信号は、励振コイル25に出力されるとともに、振
幅検出回路41にフィードバックされる。そのため、第
2実施例の流量計測制御回路22では、励振信号が小さ
くなると、励振信号を大きくするように出力を調整す
る。
【0079】この振幅検出回路41は、励振信号が入力
されると、励振信号の振幅を算出する。又、振幅判断回
路42は、振幅検出回路41からの出力信号と予め入力
された設定値とを比較して励振信号の振幅が設定値とど
のくらい異なっているかを判断する。本実施例では、こ
の設定値が通常の振幅の110%に設定されている。
【0080】振幅判断回路42は振幅検出回路41から
の出力信号が設定値より大きい場合、その差が大きいほ
ど0Vに近づくマイナスの電圧を出力し、逆に振幅検出
回路41からの出力信号が設定値より小さいほど0Vか
ら離れるようなマイナスの電圧を出力する。即ち、振幅
判断回路42の出力は例えば振幅検出回路41からの出
力信号の大きさに応じておよそ−0.1Vから−5.0
Vの間でリニアに変化する。この場合、切換スイッチ4
0は、振幅判断回路42からの出力信号が0Vに近づく
マイナスの電圧のときは、矩形波信号生成回路39に切
り換わり、逆に振幅判断回路35からの出力信号が0V
から離れるようなマイナスの電圧のときは、正弦波信号
生成回路38に切り換えるよう動作する。
【0081】従って、切換スイッチ40は、振幅検出回
路41からの出力信号が設定値(110%)より大きい
場合、矩形波信号生成回路39から出力された矩形波信
号を励振信号として励振コイル25に供給するように切
り換わる。そして、振幅検出回路41からの出力信号が
設定値(110%)より小さい場合、切換スイッチ40
は、正弦波信号生成回路38から出力された正弦波信号
を励振信号として励振コイル25に供給するように切り
換わる。
【0082】従って、励振信号の増加割合が通常の10
%以上に大きくなると、矩形波信号生成回路39から出
力された矩形波信号が励振コイル25に供給されて大き
な加振力がセンサチューブ7,8に加えられ、励振信号
の増加割合が通常の10%未満であるときは正弦波信号
生成回路38から出力された正弦波信号が励振コイル2
5に供給されて外乱の影響を受けにくい励振方法に切り
換える。
【0083】尚、上記第2実施例では、励振信号の増加
割合が通常の10%以上になったかどうかにより、正弦
波信号又は矩形波信号を励振コイル25に供給するよう
にしたが、これに限らず、励振信号の増加割合を上記以
外の任意の値に基づいて判断するようにしても良い。
【0084】又、上記第1実施例の代わりにマイクロコ
ンピュータにより上記正弦波信号と矩形波信号との切り
換えを行うようにしても良い。その場合、マイクロコン
ピュータは、図6に示すフローチャートの処理を一定時
間毎に繰り返し実行する。
【0085】図6中、ステップS1(以下「ステップ」
を省略する)において、ピックアップ20,21からの
検出信号が入力されると、上流側のピックアップ20の
出力信号と下流側のピックアップ21の出力信号との位
相差を求め、この流入側と流出側との位相差より流量を
算出する。
【0086】S2では、ピックアップ20,21の出力
が通常の電圧値の50%未満であるかどうかをチェック
する。
【0087】もし、S2において、ピックアップ20,
21の出力が通常の電圧値の50%未満でないときは、
S3に進み、加振器19の励振コイル25に正弦波信号
を励振信号として出力させる。
【0088】従って、励振コイル25に供給される励振
信号が正弦波信号であると、センサチューブ7,8を加
振する力は小さくなる。しかし、センサチューブ7,8
の加振位置での振幅が正弦波の振幅であり、励振信号も
正弦波であるから高調波成分の発生が非常に小さい。そ
して、流量計測時、配管圧力や外乱などによりセンサチ
ューブ7,8の外乱が加わってもその影響を受けにく
い。
【0089】又、上記S2において、ピックアップ2
0,21の出力が通常の電圧値の50%未満であるとき
は、S4に進み、加振器19の励振コイル25に矩形波
信号を励振信号として出力させる。
【0090】従って、加振器19の励振コイル25に
は、正弦波形よりも大きな加振力が発生し、センサチュ
ーブ7,8を加振する力が最も大きくなる。さらに、セ
ンサチューブ7,8に気泡が混入した場合、センサチュ
ーブ7,8内の質量のバランスが崩れて振動Q値が下が
り、より大きな加振力が必要となる。そのため、矩形波
信号を励振信号として励振コイル25に供給することに
より、正弦波信号よりも大きな加振力が発生する。その
結果、矩形波信号でセンサチューブ7,8を励振させる
方が計測性能が安定する。
【0091】又、上記第2実施例の代わりにマイクロコ
ンピュータにより上記正弦波信号と矩形波信号との切り
換えを行うようにしても良い。その場合、マイクロコン
ピュータは、図7に示すフローチャートの処理を一定時
間毎に繰り返し実行する。
【0092】図7中、ステップS11において、ピック
アップ20,21からの検出信号が入力されると、上流
側のピックアップ20の出力信号と下流側のピックアッ
プ21の出力信号との位相差を求め、この流入側と流出
側との位相差より流量を算出する。
【0093】S12では、励振コイル25に供給される
励振信号の大きさを演算する。
【0094】続いて、S13に進み、励振信号の増加割
合が通常の電圧値の10%以上であるかどうかをチェッ
クする。
【0095】もし、S13において、励振信号の増加割
合が通常の電圧値の10%未満であるときは、S14に
進み、加振器19の励振コイル25に正弦波信号を励振
信号として出力させる。
【0096】従って、励振コイル25に供給される励振
信号が正弦波信号であるため、加振力は小さいが、配管
圧力や外乱などによりセンサチューブ7,8の外乱が加
わってもその影響を受けにくい。
【0097】又、上記S13において、励振信号の増加
割合が通常の電圧値の10%以上であるときは、S15
に進み、加振器19の励振コイル25に矩形波信号を励
振信号として出力させる。
【0098】従って、センサチューブ7,8に気泡が混
入した場合でも、加振器19の励振コイル25には正弦
波形信号よりも大きな加振力が発生するため、計測性能
が安定する。
【0099】上記第1実施例では、ピックアップ20,
21の出力が通常の50%以上になったかどうかにより
励振信号を正弦波信号又は矩形波信号に切り換えるよう
にしたが、これに限らず、振幅判断回路35の設定値を
通常の振幅の50%以外の値に設定するようにしても良
い。
【0100】又、上記第2実施例では、励振信号の増加
割合が通常の電圧値の10%以上であるかどうかにより
励振信号を正弦波信号又は矩形波信号に切り換えるよう
にしたが、例えば加振器19の励振コイル25に供給す
る励振信号が増大するときの所定値となる第1の閾値
と、励振信号が減少するときの所定値となる第2の閾値
とが設定され、第1の閾値が第2の閾値より高い値に設
定されるようにしても良い。
【0101】この場合、例えば第1の閾値は励振信号の
増加割合が通常の電圧値の13%以上になったかどうか
により励振信号を正弦波信号から矩形波信号に切り換え
るように設定し、第2の閾値は励振信号の増加割合が通
常の電圧値の8%以下になったかどうかにより励振信号
を矩形波信号から正弦波信号に切り換えるように設定す
る。
【0102】これにより、加振器19に供給する励振信
号が増大するときの所定値となる第1の閾値と、励振信
号が減少するときの所定値となる第2の閾値とがヒステ
リシス特性を持つように設定されているので、励振信号
が増大するときでも励振信号が減少するときでも励振信
号の波形切り換えが安定して行われ、正弦波信号と矩形
波信号とが頻繁に切り換わって励振信号が安定しないハ
ンチングの発生が防止される。
【0103】
【発明の効果】上述の如く、上記請求項1によれば、ピ
ックアップの出力が所定値以下に低下したとき、加振器
に供給される励振信号を矩形波信号に切り換えるため、
センサチューブの加振力を強くしてセンサチューブ内に
気泡が混入しても計測性能を安定させることができると
ともに、ピックアップの出力が所定値以上に上昇したと
き、加振器に供給される励振信号を正弦波信号に切り換
えるため、外乱の影響を受けずにセンサチューブを加振
させて計測することができる。
【0104】又、請求項2によれば、加振器に供給され
る励振信号が所定値以上に増大したとき、励振信号を矩
形波信号に切り換えるため、センサチューブの加振力を
強くしてセンサチューブ内に気泡が混入しても計測性能
を安定させることができ、励振信号が所定値以下に減少
したとき、励振信号を正弦波信号に切り換えることによ
り外乱の影響を受けずに計測することができる。
【0105】又、請求項3によれば、上記請求項1にお
いて、ピックアップの出力が低下するときの所定値とな
る第1の閾値と、ピックアップの出力が上昇するときの
所定値となる第2の閾値とがヒステリシス特性を持つよ
うに設定されているので、ピックアップの出力が低下す
るときでもピックアップの出力が上昇するときでも励振
信号の波形切り換えが安定して行われ、ハンチングの発
生を防止できる。
【0106】又、請求項4によれば、上記請求項2にお
いて、加振器に供給する励振信号が増大するときの所定
値となる第1の閾値と、励振信号が減少するときの所定
値となる第2の閾値とがヒステリシス特性を持つように
設定されているので、励振信号が増大するときでも励振
信号が減少するときでも励振信号の波形切り換えが安定
して行われ、ハンチングの発生を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる振動式測定装置の一実施例として
の質量流量計の斜視図である。
【図2】本発明になる振動式測定装置の第1実施例の流
量計測制御回路のブロック図である。
【図3】正弦波励振信号の波形図である。
【図4】矩形波励振信号の波形図である。
【図5】本発明の第2実施例の流量計測制御回路のブロ
ック図である。
【図6】第1実施例の処理を実行するマイクロコンピュ
ータのフローチャートである。
【図7】第2実施例の処理を実行するマイクロコンピュ
ータのフローチャートである。
【符号の説明】
1 質量流量計 6 流入側マニホールド 7,8 センサチューブ 9 流出側マニホールド 19 加振器 20,21 ピックアップ 23,24 検出コイル 25 励振コイル 27,28 速度検出回路 33 ドライブ回路 34,41 振幅検出回路 35,42 振幅判断回路 36 速度方向検出回路 37 励振回路 38 正弦波信号生成回路 39 矩形波信号生成回路 40 切換スイッチ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測流体が流れるセンサチューブを振動
    させる加振器と、流量に比例したコリオリ力の発生によ
    るセンサチューブの変位を検出するピックアップとを有
    する振動式測定装置において、 前記ピックアップの出力が所定値以下に低下したとき、
    前記加振器に供給する励振信号を正弦波信号から矩形波
    信号に切り換え、前記ピックアップの出力が所定値以上
    に上昇したとき、前記加振器に供給する励振信号を矩形
    波信号から正弦波信号に切り換える励振信号波形切換手
    段を備えてなることを特徴とする振動式測定装置。
  2. 【請求項2】 被測流体が流れるセンサチューブを振動
    させる加振器と、流量に比例したコリオリ力の発生によ
    るセンサチューブの変位を検出するピックアップとを有
    する振動式測定装置において、 前記加振器に供給する励振信号が所定値以上に増大した
    とき、前記励振信号を正弦波信号から矩形波信号に切り
    換え、前記励振信号が所定値以下に減少したとき、前記
    励振信号を矩形波信号から正弦波信号に切り換える励振
    信号波形切換手段を備えてなることを特徴とする振動式
    測定装置。
  3. 【請求項3】 前記励振信号波形切換手段には、前記ピ
    ックアップの出力が低下するときの所定値となる第1の
    閾値と、前記ピックアップの出力が上昇するときの所定
    値となる第2の閾値とが設定され、前記第1の閾値より
    前記第2の閾値が高い値に設定されたことを特徴とする
    請求項1の振動式測定装置。
  4. 【請求項4】 前記励振信号波形切換手段には、前記加
    振器に供給する励振信号が増大するときの所定値となる
    第1の閾値と、前記励振信号が減少するときの所定値と
    なる第2の閾値とが設定され、前記第1の閾値が前記第
    2の閾値より高い値に設定されたことを特徴とする請求
    項2の振動式測定装置。
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