JPH09304151A - 質量流量計 - Google Patents

質量流量計

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JPH09304151A
JPH09304151A JP8123663A JP12366396A JPH09304151A JP H09304151 A JPH09304151 A JP H09304151A JP 8123663 A JP8123663 A JP 8123663A JP 12366396 A JP12366396 A JP 12366396A JP H09304151 A JPH09304151 A JP H09304151A
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JP
Japan
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zero point
flow rate
temperature
measured
phase difference
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JP8123663A
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English (en)
Inventor
Futoshi Takahashi
太 高橋
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Tokico Ltd
Original Assignee
Tokico Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01FMEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
    • G01F1/00Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow
    • G01F1/76Devices for measuring mass flow of a fluid or a fluent solid material
    • G01F1/78Direct mass flowmeters
    • G01F1/80Direct mass flowmeters operating by measuring pressure, force, momentum, or frequency of a fluid flow to which a rotational movement has been imparted
    • G01F1/84Coriolis or gyroscopic mass flowmeters
    • G01F1/8409Coriolis or gyroscopic mass flowmeters constructional details
    • G01F1/8436Coriolis or gyroscopic mass flowmeters constructional details signal processing
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01FMEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
    • G01F25/00Testing or calibration of apparatus for measuring volume, volume flow or liquid level or for metering by volume
    • G01F25/10Testing or calibration of apparatus for measuring volume, volume flow or liquid level or for metering by volume of flowmeters

Abstract

(57)【要約】 【課題】 被測定流体の停止を判断しゼロ点設定を行う
ことにより、正確にかつ自動的にゼロ点設定を行えるよ
うにした質量流量計に関し、ゼロ点調整を行うことによ
りゼロ点調整を正確に行えるようにした質量流量計を提
供することを目的とする。 【解決手段】 センサチューブ2,3の上流側ピックア
ップ12の検出信号と下流側ピックアップ13の検出信
号との位相差に応じた位相差信号がゼロ点を中心とした
所定の範囲内で所定時間変化がないときに流体の流れが
停止していると判断して、ゼロ点設定を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は質量流量計に係り、
特に、被測定流体の停止を判断しゼロ点設定を行うこと
により、正確にかつ自動的にゼロ点設定を行えるように
した質量流量計に関する。
【0002】
【従来の技術】流体の流量を測定する計測器として質量
流量計が用いられている。このような、質量流量計で
は、流体をセンサチューブに流し、流体を流したセンサ
チューブを振動させて測定を行う。センサチューブを振
動させることにより流体の質量流量に応じたコリオリ力
がセンサチューブに働きセンサチューブの流入側と流出
側との振動に位相差が生じる。センサチューブの上流側
及び下流側にセンサチューブの変位を測定するピックア
ップを設け、ピックアップによりセンサチューブの振動
を検出することによりセンサチューブの上流側と下流側
との振動の位相差を検出し、位相差に応じて質量流量を
換算する。
【0003】図5に従来の質量流量計のブロック構成図
を示す。従来の質量流量計29は、流体が流れるセンサ
チューブ30、センサチューブ30を振動させる加振器
31、センサチューブ30の上流側の変位を検出する上
流側ピックアップ32、センサチューブ30の下流側の
変位を検出する下流側ピックアップ33、上流側ピック
アップ32の検出信号と下流側ピックアップ33の検出
信号との位相差を検出する位相差検出部34、位相差検
出部34で検出された位相差信号を質量流量値に変換す
る流量変換部35、流量変換部35での測定流量をゼロ
点に設定するゼロ点設定ボタン36より構成される。
【0004】このような質量流量計29で、ゼロ点を設
定する際には、まず、作業員がバルブなどを閉鎖し、セ
ンサチューブ30内の流量の流れを停止させる。このと
き、ピックアップ32、33で検出される検出信号の位
相差信号が質量流量ゼロに対応すると判断して、作業員
はゼロ点設定ボタン36を操作してゼロ点設定を行って
いた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来に質量
流量計では、作業員が人為的にゼロ点設定を行わなけれ
ばならないため、作業員がバルブが完全に閉じていない
状態でゼロ点設定ボタン36を操作し、ゼロ点設定を行
った場合などに流量がゼロではないにもかかわらずゼロ
点設定が行われてしまい、以降の計測に誤差が発生して
しまう等問題点があた。
【0006】また、センサチューブの温度変化や流体の
密度変化などが原因で振動周波数が変化することにより
ゼロ点が変化してしまったときには、このゼロ点変化の
分が流量の誤差として出力に乗ってしまうため、ゼロ点
設定を行わなくてはならない。しかし、上記従来の質量
流量計は、ゼロ点設定を作業員が人為的に行っているた
め、センサチューブの温度変化や流体の密度の変化は作
業員には把握できず、ゼロ点設定を行うべきときにゼロ
点設定が行われなかったり、または、ゼロ点設定を行う
必要がないときにゼロ点設定を行ってしまう等の問題点
があった。
【0007】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、上記の問題点を解決した質量流量計を提供するする
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1は、被
測定流体が流通するセンサチューブと、該センサチュー
ブを振動させる加振器と、該センサチューブの入力側と
出力側とでの振動周波数の位相差を検出する位相差検出
手段と、該位相差検出手段で検出された位相差に基づい
て該センサチューブに流れる該被測定流体の流量を算出
する流量算出手段とを備え、該流量算出手段で流量は設
定されているゼロ点からの相対流量である質量流量計に
おいて、前記被測定流体の流れが停止していると判断す
る判断手段と、前記判断手段で被測定流体の流れが停止
していると判断されたときに、前記流量算出手段の算出
結果を前記ゼロ点として設定するゼロ点設定手段とを有
することを特徴とする。
【0009】請求項1によれば、判断手段により被測定
流体の流れが停止していると判断されたときに、ゼロ点
設定手段によりゼロ点を設定することにより自動的にゼ
ロ点を設定することができる。請求項2は、前記ゼロ点
設定手段により前記ゼロ点を設定したときの前記位相差
検出手段の振動周波数を記憶する振動周波数記憶手段
と、前記判断手段により前記被測定流量の流れが停止し
ていると判断されたときの前記位相差検出手段の振動周
波数と前記振動周波数記憶手段に記憶されている前回の
ゼロ点設定が行われたときの振動周波数とを比較する振
動周波数比較手段とを有し、前記ゼロ点設定手段は、前
記振動周波数比較手段の比較結果、前記振動周波数が異
なるときに、前記流量算出手段の算出結果を新たにゼロ
点として設定することを特徴とする。
【0010】請求項2によれば、判断手段により被測定
流体の流れが停止していると判断されたときで、振動周
波数比較手段により、前回ゼロ点設定したときと振動周
波数が異なる場合に、ゼロ点設定手段によりゼロ点を設
定することにより、振動周波数の変動に応じて自動的に
ゼロ点を設定することができる。
【0011】請求項3は、前記センサチューブの温度を
検出する温度検出手段と、前記ゼロ点設定手段により前
記ゼロ点を設定したときの前記温度検出手段の温度を記
憶する温度記憶手段と、前記判断手段により流れが停止
していると判断されたときの前記温度検出手段の温度と
前記温度記憶手段に記憶されている前回ゼロ点設定が行
われたときの温度とを比較する温度比較手段とを有し、
前記ゼロ点設定手段は、前記温度比較手段に比較結果、
前記温度が異なるときに、前記流量算出手段の算出結果
を新たにゼロ点として設定することを特徴とする。
【0012】請求項3によれば、判断手段により被測定
流体の流れが停止していると判断されたときで、温度比
較手段により前回ゼロ点設定したときとセンサチューブ
の温度が異なる場合に、ゼロ点設定手段によりゼロ点を
設定することにより、温度の変動に応じて自動的にゼロ
点を設定することができる。
【0013】請求項4は、前記判断手段が前記被測定流
体の測定流量が前記ゼロ点付近の所定の流量範囲内で、
かつ、所定時間変化しない場合には、前記被測定流体の
流れが停止していると判断することを特徴とする。請求
項4によれば、判断手段により被測定流体の流量がゼロ
点付近の所定流量範囲内で所定時間変化しないときに被
測定流体の流れが停止していると判断し、ゼロ点設定手
段によりゼロ点を設定することにより、自動的にゼロ点
を設定することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1に本発明になる質量流量計の
一実施例の縦断面図を示す。本実施例の質量流量計1
は、コリオリ式の質量流量計を構成している。図1で
2,3はセンサチューブを示す。
【0015】センサチューブ2,3は、流体の流れ方向
(X方向)に直線状に延在するステンレス製の直管より
なり、上記流入側マニホールド4と流出側マニホールド
5との間で平行に設けられている。センサチューブ2,
3の両端近傍には、センサチューブ2,3が貫通して固
定される支持板6,7が横架されていて、センサチュー
ブ2,3は両端の支持板6,7により平行となるように
支持されている。
【0016】流入側マニホールド4は、上流側がベロー
ズ8Aに接続固定され、下流側がセンサチューブ2,3
の上流側端部に接続固定されている。流入側マニホール
ド4は、ベローズ8Aから流入した流体を2本のセンサ
チューブ2,3に分岐して供給する。
【0017】流出側マニホールド5は、上流側がセンサ
チューブ2,3の下流側端部に接続され、下流側がベロ
ーズ8Bの上流側端部に接続されている。流出側マニホ
ールド5は、2本のセンサチューブ2,3から供給され
た流体を混合してベローズ8Bに供給する。
【0018】ベローズ8Aは、一端が上記のように流入
側マニホールド4に接続され、他端は流入管9に接続さ
れている。ベローズ8Aは、流入側マニホールド4と流
入管9との間に生じる変位を吸収する。ベローズ8B
は、一端が上記のように流出側マニホールド5に接続さ
れ、他端が流出管10に接続されている。ベローズ8B
は、流出側マニホールド5と流出管10との間に生じる
変位を吸収する。
【0019】流入管9は、下流側端部が上記のようにベ
ローズ8Aに接続され、上流側端部が上流側配管(図示
せず)に接続されている。流入管9は、上流側端部が上
流側配管(図示せず)に接続固定され、流体を質量流量
計に導入する。流出管10は、上流側端部が上記のよう
にベローズ8Bに接続され、下流側端部が下流側配管
(図示せず)に接続されている。流出管10は、下流側
端部が下流側配管(図示せず)に接続固定され、質量流
量計で計測された流体を配管に戻す。
【0020】センサチューブ2,3の間には加振器11
が設けられいる。加振器11は、励振信号が入力される
励振コイルとマグネットとを対向させた実質電磁ソレノ
イドと同様な構成であり、一対のセンサチューブ2,3
の略中間部間に設けられており、センサチューブ2,3
を互いに逆位相で振動させる。加振器11は、流量測定
部15に接続されており、流量測定部15から供給され
る駆動信号に応じて駆動される。
【0021】センサチューブ2,3の加振器11の上流
側には上流側ピックアップ12が設けられている。上流
側ピックアップ12は、センサチューブ2,3の一方に
検出コイルを設け、他方にマグネットを対向して設けた
構成であり、センサチューブ2,3の相対的な変位の速
度に応じた検出信号を得る。
【0022】センサチューブ2,3の加振器11の下流
側には下流側ピックアップ13が設けられている。下流
側ピックアップ13は、センサチューブ2,3の一方に
検出コイルを設け、他方にマグネットを対向させて設け
た構成であり、センサチューブ2,3の相対的な変位の
速度に応じた検出信号を得る。
【0023】上流側ピックアップ12及び下流側ピック
アップ13は、流量測定部15に接続されていて、得ら
れた検出信号を流量測定部15に供給する。流量測定部
15は、上流側ピックアップ12及び下流側ピックアッ
プ13で検出された検出信号の応じて加振器11の励振
振幅を制御するとともに、上流側ピックアップ12の検
出信号と下流側ピックアップ13の検出信号との位相差
を検出し、位相に応じて、予め設定されたゼロ点から相
対流量を算出する。
【0024】なお、センサチューブ2,3、上流側マニ
ホールド4、下流側マニホールド5、支持板6,7、加
振器11、上流側ピックアップ12、下流側ピックアッ
プ13は、ケース14により密閉状態に包囲されてお
り、流量の測定を安定に行える構成とされている。セン
サチューブ3には温度センサ16が設けられており、流
量計測時のセンサチューブ2,3の温度が監視されてい
る。温度センサ16は、流量計測部15に接続されてお
り、測定結果の補正及びゼロ点調整動作に用いられる。
【0025】計測時において加振器11は、ケース14
の外部に設けられた流量計測部15に接続されており、
流量計測部15からの駆動信号に応じて駆動され、セン
サチューブ2,3を近接、離間する方向(Y方向)に振
動させる。上流側配管(図示せず)から供給された被測
流体は流入管9より上流側のベローズ8Aを通ってマニ
ホールド4に至り、さらにマニホールド4の流路を通過
して振動するセンサチューブ2,3内に流入する。そし
て、センサチューブ2,3を通過した流体はマニホール
ド5の流路より下流側のベローズ8Bを通って流出管1
0より下流側配管(図示せず)に流出する。
【0026】このように、振動するセンサチューブ2
7,28に流体が流れると、その流量に応じた大きさの
コリオリ力が発生する。そのため、直管状のセンサチュ
ーブ2,3の流入側と流出側で動作遅れが生じ、これに
より上流側のピックアップ12の出力信号と下流側のピ
ックアップ13の出力信号とで位相差があらわれる。
【0027】流入側と流出側との位相差は流量に比例す
るため、流量計測部15は、上流側ピックアップ12の
検出信号と下流側ピックアップ13の検出信号との位相
差を検出し、位相差に応じて予め設定されているゼロ点
からの相対流量を算出する。ここで流量計測部15につ
いて図面とともに説明する。
【0028】図2に本発明になる質量流量計の一実施例
の流量計測部のブロック構成図を示す。流量計測部15
は、センサチューブ2,3の変位を検出するピックアッ
プ12,13からの検出信号を入力し、流量を算出し、
温度センサ16から供給される温度信号に応じて補正を
行い計測結果を出力するとともに、加振器11に駆動信
号を供給する。
【0029】流量測定部15には、上流側ピックアップ
12及び下流側ピックアップ13からセンサチューブ
2,3の振動に応じた検出信号が供給されており、上流
側ピックアップ12及び下流側ピックアップ13から供
給された検出信号は、センサ信号入力部17に供給され
る。センサ信号入力部17は、上流側ピックアップ12
及び下流側ピックアップ13から供給された検出信号を
増幅して位相差検出部18に供給するとともに、加振器
駆動部19に供給する。
【0030】位相差検出部18は、センサ信号検出部1
7により入力されたピックアップ12により検出された
検出信号とピックアップ13により検出された検出信号
との位相差を検出し、位相差に応じた位相差信号を電圧
変換部20に供給する。電圧変換部20は、位相差検出
部18から供給された位相差信号を電圧変換して時間平
均部21に供給する。
【0031】時間平均部21は、電圧変換された位相差
信号を所定の時間毎に平均化し、流量換算部22に供給
する。流量換算部22は、時間平均部21で平均化され
た信号レベルに応じた流量値を計測流量値として設定す
る。流量換算部22で設定された計測値はヤング率補正
部23に供給される。
【0032】また、ヤング率補正部23は、流量換算部
22から供給された測定流量値を測定温度に応じて補正
し、出力する。このため、ヤング率補正部23には温度
入力部24が接続され、温度入力部24から測定温度に
応じた温度信号が供給される。温度入力部24は、セン
サチューブ3に設けられた温度センサ16と接続されて
おり、温度センサ16からセンサチューブ3の温度に応
じた温度信号が供給され、増幅してヤング率補正部23
及び比較部25に供給する。
【0033】比較部25は、加振器駆動部19、流量換
算部22、温度入力部24、記憶部26、ゼロ設定部2
7、異常表示部28が接続されており、後述するように
温度入力部24から供給される温度信号、加振器駆動部
19から供給される振動周波数信号、流量換算部22か
ら供給される測定流量、及び、記憶部26に記憶された
前回ゼロ点設定時の温度、センサチューブ2,3の振動
周波数、測定流量に応じて流量換算部22換算の基準と
なる流量ゼロに対応する位相差信号を設定する動作を行
う。
【0034】記憶部26は、比較部25に接続されてい
て、ゼロ点設定時に温度センサ16で検出され、温度入
力部24を介して比較部25に入力された温度信号、ゼ
ロ点設定時に加振器駆動部19から供給されるセンサチ
ューブ2,3の振動周波数、ゼロ点設定時に流量変換部
22により検出される流れのない状態での位相差(時間
差)を記憶する。
【0035】ゼロ点設定部27は、比較部25に接続さ
れていて、比較部25からの指示により流量換算部22
のゼロ点を設定する。異常表示部28は、比較部25に
接続されていて、比較部25からの指示に応じてゼロ点
設定の異常表示を行う。
【0036】以上のようにゼロ点設定部27、異常表示
部28、記憶部26は、比較部25により制御され、ゼ
ロ点設定が自動的に行われる。図3に本発明になる質量
流量計の一実施例の比較部の動作フローチャートを示
す。
【0037】比較部25では、流量換算部22から供給
される位相差信号Δtを検知し、位相差信号が基準とな
るゼロ点Δt0 を中心として所定の流量範囲に対応する
位相差の範囲(Δt0 −Δt’〜Δt0 +Δt’)にあ
るか否か、すなわち、センサチューブ2,3に流体が流
れていないか否かを判断する(ステップS1)。ステッ
プS1で、流量換算部22からの測定流量(位相差)が
ゼロ点Δt0 の前後の所定の範囲内にはない(Δt≦Δ
t0 −Δt’、又は、Δt0 +Δt’≦Δt)、すなわ
ち、センサチューブ2,3に流体が流れていると判断し
た時には、ゼロ点設定動作を中止して現在流量換算部2
2に設定されたゼロ点Δt0 と測定位相差とが等しいと
きの流量が流量ゼロとなるように流量の換算を続ける。
【0038】また、比較部25は、ステップS1で位相
差信号が基準となるゼロ点Δt0 を中心と前後の所定の
範囲内(Δt0 ±Δt’以下)にあるとき(Δt0 −Δ
t’≦Δt≦Δt0 +Δt’)、すなわち、センサチュ
ーブ2,3に流体が流れていないと判断できるときに
は、比較部25に内蔵されたタイマーの計測時間Tを
「0」にリセットし、タイマーを起動する(ステップS
2)。比較部25はタイマーの起動後は、流量換算部2
2から供給される位相差信号Δtを検知し、位相差信号
が基準となるゼロ点Δt0 を中心として所定の範囲(Δ
t0 −Δt’≦Δt≦Δt0 +Δt’)にあるか否か、
すなわち、センサチューブ2,3に流体が流れていない
か否かの判断をタイマーの計測時間Tが予め設定された
所定時間Tcとなるまで行う(ステップS3,S4)。
【0039】ステップ3で、流量換算部22からの位相
差信号Δtがゼロ点Δt0 の前後の所定の範囲内(Δt
0 ±Δt’以下)ではなくなったとき、すなわち、セン
サチューブ2,3に流体が流れはじめると、ゼロ点設定
動作を中止して現在流量換算部22に設定されたゼロ点
を基準としてそのまま流量の換算を続ける。
【0040】また、ステップS3,S4で、位相差信号
Δtが基準となるゼロ点0を中心と前後の所定の範囲内
(Δt0 ±Δt’以下)にあるとき(Δt0 −Δt’≦
Δt≦Δt0 +Δt’)、すなわち、センサチューブ
2,3に流体が流れていない状態が予め設定された所定
時間Tc の間持続すると、比較部25はタイマーを停止
し、次に記憶部26から前回のゼロ点設定時の位相差信
号を読み出し、現在検出している位相差信号と比較し、
前回ゼロ点設定時の位相差信号と現在検出中の位相差信
号とが相違するか否かを判断する(ステップS6)。
【0041】比較部25は、ステップS6で前回ゼロ点
設定時の位相差信号と現在検出中の位相差信号とが同一
の場合には、現在のゼロ点は、前回設定したゼロ点と同
一であり、ゼロ点の再設定は不要であると判断できるた
め、現在ゼロ点設定部27に設定されているゼロ点Δt
0 と測定位相差とが等しいときの流量を流量ゼロとして
流量の換算を続ける。
【0042】また、比較部25は、ステップS6で前回
ゼロ点設定時の位相差信号と現在検出中の位相差信号と
が相違すると判断された場合には、次に温度入力部24
から現在の温度を、また、加振器駆動部19から現在の
センサチューブ2,3の振動周波数を入力し、さらに、
記憶部26から前回ゼロ点設定時の温度及びセンサチュ
ーブ2,3の振動周波数を読み出し、現在の温度と前回
ゼロ点設定時の温度とを比較し、相違するか否かを判断
するとともに、現在のセンサチューブ2,3の振動周波
数と前回ゼロ点設定時のセンサチューブ2,3の振動周
波数とを比較し、相違するか否かを判断する(ステップ
S7)。
【0043】比較部25は、ステップ7で現在の温度と
前回ゼロ点設定時の温度とが同一で、かつ、現在のセン
サチューブ2,3の振動周波数と前回ゼロ点設定時のセ
ンサチューブ2,3の振動周波数とが同一の場合には、
ゼロ点が変化する要因である温度又はセンサチューブ
2,3の振動周波数に変化がない(流体の密度、温度、
圧力に変化がない)にもかかわらずステップS2でゼロ
点となる位相差信号が変化してしまったことになるの
で、ゼロ点に異常があると判断できるため、異常表示部
28にゼロ点異常を知らせる表示を行う(ステップS
8)。
【0044】このとき検出できる異常としては、例え
ば、バルブのリークなどによりセンサチューブ2,3を
流れる流体の流れが停止しなかったり、流体に気泡が含
まれている等が考えられる。また、比較部25は、ステ
ップS7で現在の温度と前回ゼロ点設定時の温度とが相
違、または、現在のセンサチューブ2,3の振動周波数
と前回ゼロ点設定時のセンサチューブ2,3の振動周波
数とが相違する場合には、ゼロ点が変化する要因である
温度又はセンサチューブ2,3の振動周波数が変化して
いるためであると判断でき、流量計測は正常に行われて
いると判断できるため、ゼロ点設定部27を制御して、
現在位相差信号Δt1 が流量ゼロに対応するようにゼロ
点をΔt1 に設定し直す(ステップS9)。
【0045】比較部25は、ステップ9でゼロ点Δt1
を設定した後、ゼロ点設定時の位相差信号、温度、セン
サチューブ2,3の振動周波数を記憶部26に記憶する
(ステップS10)。記憶部26に記憶されたゼロ点設
定時の位相差信号、温度、センサチューブ2,3の振動
周波数は、次回のゼロ点設定の実行の判断に使用され
る。
【0046】次に図3の動作を波形図とともに説明す
る。図4に本発明になる質量流量計のセンサチューブの
温度変化によりゼロ点が変化したときにゼロ点設定する
場合の動作波形図を示す。図4は測定時間に対する位相
差信号の変化を示す。
【0047】図4で時刻T0 から時刻T3 までは被測定
流体の流れは停止しているものとし、時刻T3 以降、被
測定流体がセンサチューブ2,3を流通するものとす
る。まず、時刻T1 でセンサチューブ2,3の温度変化
で流量ゼロに対応する位相差、つまり、ゼロ点がΔt0
から(Δt1 −Δt0 )分だけシフトしたΔt1 に変移
したとする。変移した位相差Δt1 はゼロ点Δt0 を中
心として所定流量範囲(Δt0 −Δt’≦Δt1 ≦Δt
0 +Δt’)にあるので、図3のステップS4でにより
所定流量範囲(Δt0 −Δt’≦Δt1 ≦Δt0 +Δ
t’)にある時間が判断される。
【0048】図4に示すように時刻T1 から所定時間T
c 経過した時刻T2 まで位相差がΔt1 の状態が継続す
るので、、図3のステップS4によりこれが検出され
る。時刻T2 で、図3のステップS4により所定時間T
c の間、位相差Δt1 の状態が継続したと判断される
と、次に、図3のステップS6及びS7の判断が実施さ
れる。
【0049】このとき、図4の位相差の変化は前回ゼロ
点Δt0 の位相差とは異なる位相差Δt1 となってお
り、かつ、前回ゼロ点Δt0 設定時の温度とは異なるた
め、次に図3のステップS9が実行される。図3のステ
ップS9では、図4の右側の縦軸に示すように位相差が
Δt1 のとき流量ゼロとなるようにゼロ点がΔt1 に設
定される。
【0050】次に、時刻T3 でセンサチューブ2,3に
被測定流体が流れ、計測位相差がΔt2 とされると、流
量はゼロ点の位相差Δt1 と位相差Δt2 との差(Δt
2 −Δt1 )に対応したものとなり、これは前回のゼロ
点の位相差Δt0 と位相差Δt2 との差(Δt2 −Δt
0 )からオフセット分(Δt1 −Δt0 )が除去された
正確な流量値となる。
【0051】このように、本実施例によれば、比較部2
5の動作により自動で流体の流れの停止を判断し、ゼロ
点設定を行うため、常に精度良く流量計測が可能とな
る。また、記憶部26を設け、ゼロ点の変動要因である
前回のゼロ点設定時の温度、センサチューブ2,3の振
動周波数を記憶しておき、現在の温度、又は、センサチ
ューブ2,3の振動周波数が一致する否かを判断するこ
とにより、ゼロ点設定の環境をチェックしつつゼロ点設
定を実行し、ゼロ点設定環境に異常があれば、異常を表
示するため、誤ってゼロ点設定を行ってしまうことがな
い。
【0052】なお、本実施例では平行2直管のセンサチ
ューブを有する質量流量計について説明したが、これに
限ることはなく、1直管のセンサチューブより構成され
るものや、センサチューブをJ字状に曲げた構成のもの
でも良く、センサチューブの形態には左右されない。
【0053】また、本実施例の質量流量計では流量測定
部15をセンサチューブ2,3、加振器11、ピックア
ップ12,13、温度センサ16等が収容されたケース
14の外部に別体で設けたが、流量測定部15をケース
14の内部に配置し、一体的に構成としてもよい。
【0054】さらに、本実施例では流量換算部22から
供給される位相差信号が所定の時間ゼロ点を中心として
所定の範囲内にあるときに流体の流れた停止したと判断
してゼロ点設定を自動的に行う構成としたが、質量流量
計に流入する流体の流れを遮断したときに、バルブから
流量換算部22に閉弁信号が入力されるようにし、被測
定流体の流れが停止したと判断する構成としてもよい。
【0055】
【発明の効果】上述の如く、本発明の請求項1によれ
ば、判断手段により被測定流体の流量が停止していると
判断されたときに、ゼロ点設定手段により自動的にゼロ
点を設定できるため、作業員が人為的にゼロ点設定を行
う手間を省略できる等の特長を有する。
【0056】請求項2によれば、判断手段により被測定
流体の流れが停止していると判断されたときで、振動周
波数比較手段により、前回ゼロ点設定したときと振動周
波数が異なる場合に、ゼロ点設定手段によりゼロ点を設
定することにより、振動周波数の変動に応じて自動的に
ゼロ点を設定することができるため、振動周波数の変化
によりゼロ点が変化したときに確実にゼロ点設定を行う
ことができ、正確な流量測定が可能となる等の特長を有
する。
【0057】請求項3によれば、判断手段により被測定
流体の流れが停止していると判断されたときで、温度比
較手段により前回ゼロ点設定したときとセンサチューブ
の温度が異なる場合に、ゼロ点設定手段によりゼロ点を
設定することにより、温度の変動に応じて自動的にゼロ
点を設定することができるため、温度の変化によりゼロ
点が変化したときに確実にゼロ点設定を行うことがで
き、正確な流量測定が可能となる等の特長を有する。
【0058】請求項4によれば、判断手段により被測定
流体の流量がゼロ点付近の所定流量範囲内で所定時間変
化しないときに被測定流体の流れが停止していると判断
するため、被測定流体の流れた停止したことを確実に判
断できる等の特長を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる質量流量計の一実施例の概略構成
図である。
【図2】本発明になる質量流量計の一実施例の流量計測
部のブロック構成図である。
【図3】本発明になる質量流量計の一実施例の比較部の
動作フローチャートである。
【図4】本発明になる質量流量計の一実施例の動作波形
図である。
【図5】従来の質量流量計の一例の概略構成図である。
【符号の説明】 1 質量流量計 2,3 センサチューブ 4,5 マニホールド 6,7 支持板 8A,8B ベローズ 9 流入管 10 流出管 11 加振器 12,13 ピックアップ 14 ケース 15 流量計測部 16 温度センサ 17 センサ信号入力部 18 位相差検出部 19 加振器駆動部 20 電圧変換部 21 時間平均部 22 流量換算部 23 ヤング率補正部 24 温度入力部 25 比較部 26 記憶部 27 ゼロ点設定部 28 異常表示部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定流体が流通するセンサチューブ
    と、該センサチューブを振動させる加振器と、該センサ
    チューブの入力側と出力側とでの振動周波数の位相差を
    検出する位相差検出手段と、該位相差検出手段で検出さ
    れた位相差に基づいて該センサチューブに流れる該被測
    定流体の流量を算出する流量算出手段とを備え、該流量
    算出手段で流量は設定されているゼロ点からの相対流量
    である質量流量計において、 前記被測定流体の流れが停止していると判断する判断手
    段と、 前記判断手段で被測定流体の流れが停止していると判断
    されたときに、前記流量算出手段の算出結果を前記ゼロ
    点として設定するゼロ点設定手段とを有することを特徴
    とする質量流量計。
  2. 【請求項2】 前記ゼロ点設定手段により前記ゼロ点を
    設定したときの前記位相差検出手段の振動周波数を記憶
    する振動周波数記憶手段と、 前記判断手段により前記被測定流量の流れが停止してい
    ると判断されたときの前記位相差検出手段の振動周波数
    と前記振動周波数記憶手段に記憶されている前回のゼロ
    点設定が行われたときの振動周波数とを比較する振動周
    波数比較手段とを有し、 前記ゼロ点設定手段は、前記振動周波数比較手段の比較
    結果、前記振動周波数が異なるときに、前記流量算出手
    段の算出結果を新たにゼロ点として設定することを特徴
    とする請求項1記載の質量流量計。
  3. 【請求項3】 前記センサチューブの温度を検出する温
    度検出手段と、 前記ゼロ点設定手段により前記ゼロ点を設定したときの
    前記温度検出手段の温度を記憶する温度記憶手段と、 前記判断手段により流れが停止していると判断されたと
    きの前記温度検出手段の温度と前記温度記憶手段に記憶
    されている前回ゼロ点設定が行われたときの温度とを比
    較する温度比較手段とを有し、 前記ゼロ点設定手段は、前記温度比較手段に比較結果、
    前記温度が異なるときに、前記流量算出手段の算出結果
    を新たにゼロ点として設定することを特徴とする請求項
    1又は2記載の質量流量計。
  4. 【請求項4】 前記判断手段は、前記被測定流体の測定
    流量が前記ゼロ点付近の所定の流量範囲内で、かつ、所
    定時間変化しない場合には、前記被測定流体の流れが停
    止していると判断することを特徴とする請求項1乃至3
    のいずれか一項記載の質量流量計。
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