JPH04157328A - 質量流量計 - Google Patents

質量流量計

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JPH04157328A
JPH04157328A JP28236390A JP28236390A JPH04157328A JP H04157328 A JPH04157328 A JP H04157328A JP 28236390 A JP28236390 A JP 28236390A JP 28236390 A JP28236390 A JP 28236390A JP H04157328 A JPH04157328 A JP H04157328A
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JP
Japan
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fluid
flow rate
circuit
sensor
sensor tube
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JP28236390A
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English (en)
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Koyata Sugimoto
小弥太 杉本
Akira Nakamura
明 中村
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Tokico Ltd
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Tokico Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は質量流量計に係り、特にコリオリカをを利用し
て流体の質量流量計を計測する質量流量計に関する。
従来の技術 流量は流体種類、物性(密度、粘度など)プロセス条件
が(温度、圧力)なとによって影響を受けない質量で表
わされることが望ましい。そのため、さまざまな質量流
量計が開発されている。
従来の質量流量計としては、被測流体の体積流量を計測
しこの計測値を質量流量に換算する間接形質量流量計と
、被測流体の質量流量を直接計測する直接形質量流量計
があり、特に流量をより高精度に計測できる直接形質量
流量計の1つとしコリオリカの力を利用したコリオリ式
質量流量計が知られている。
このコリオリカを利用する質量流量計としては、例えば
、U字状に形成された一対のセンサチューブを流入口、
流出口を有する流量計本体に接続し、一対のセンサチュ
ーブをお互いに近接、離間する方向に振動させ質量流量
に比例するコリオす力の発生に伴うセンサチューブの変
位を検出して質量流量を得る構成のものがある。
発明が解決しようとする課題 しかるに、上記の如くコリオリカを利用して流量計測を
行う質量流量計では、液体、気体だけでなく液中に泥状
物質が混入したスラリー等さまざまな流体の流量を計測
することができるため、種類の異なる流体を1台で計測
する場合がある。そのような場合、前回の流体がセンサ
チューブ等の管路に残っていると、今回の流体とが混合
していて化学反応を起こしたりあるいは食品等では前回
の残留流体により汚染されて衛生上使用負荷となってし
まうことがある。そのため、上記質量流量計においては
、前回の流体と次に流す流体が反応することや混合する
ことにより使用不可となることを防ぐため、流体切替時
センサチューブ内にスチームあるいは洗浄液を流してセ
ンサチューブ等の残留している前回の流体を除去しセン
サチューブ内を洗浄する作業を行っている。
ところが、コリオリカの質量流量計の場合、センサチュ
ーブの振動を一旦止めてしまうと、計測再開時センサチ
ューブを所定の振動数で振動させるまでの次の流体の流
量計測ができないため、センサチューブを振動させたま
まで洗浄作業を行うことが多い、その場合、センサチュ
ーブ内を流れるスチームあるいは洗浄液の流量が計測さ
れてしまい、そのまま流量として積算されてしまうとい
った課題が生ずる。
そこで、本発明は洗浄時の流体を判別し、被測流体の流
量のみを計測するよう構成した質量流量計を提供するこ
とを目的とする。
課題を解決するための手段 本発明は、流体が通過するセンサチューブを振動させ、
該センサチューブの振動に伴って発生するコリオリ力に
よる該センサチューブの変位を検出する質量流量計にお
いて、 前記センサチューブを流れる流体の特性を検出する検出
手段と、 該流体の特性に関する閾値を設定する閾値設定手段と、 前記検出手段からの検出値と前記閾値設定手段からの閾
値とを比較し、前記センサチューブを流れる流体を判別
する比較手段と、 を具備してなる。
作用 センサチューブ内を洗浄するスチームあるいは洗浄液の
特性(体積流量、密度又は温度)を検出して被測流体か
否かを判別することにより、スチームあるいは洗浄液の
流量を積算しないようにして洗浄工程による計測誤差発
生を防止しうる。
実施例 第1図及び第2図に本発明になる質量流量計の第1実施
例を示す。
両図中、質量流量計1は流体が流れるセンサチューブ2
,3を振動させ、振動に伴うコリオリ力によるセンサチ
ューブ2,3の変位を検出して流量計測を行う流量計測
回路4を有する。流量計測回路4は、センサチューブ2
,3の振動を検出する検出コイル5,6と、検出コイル
5,6からの検出信号より速度を検出する速度検出回路
7゜8と、速度検出回路7,8から出力された出力信号
の時間差(位相差)を検出する時間差検出回路9と、こ
の時間差検出回路9により検出された時間差にある係数
を掛けて質量流量を算出する流量演算回路10とを有す
る。さらに流量計測回路4は、センサチューブ2.3を
励振する励振コイル11.12と、速度検出回路2から
の速度信号に応じた励振コイル11.12に駆動電流を
流し、センサチューブ2,3を所定の周波数で振動させ
るドライブ回路13と、を有する。
14はセンサチューブ2.3を流れる流体の体積流量を
算出する体積流量演算回路で、15は通常計測される被
測流体の体積流量に対する閾値を設定する閾値設定回路
である。比較回路16は体積流量演算回路14からの体
積流量値と閾値設定回路15からの閾値とを比較し、そ
の結果よりセンサチューブ2,3を流れる流体か被測流
体であるか、洗浄用の流体であるのかを判別する。
流量演算回路10からの流量信号はAND回路17に入
力され比較回路16からの信号に応じて流量積算回路1
8へ出力される。
ここで、質量流量計1の構成について説明する。
第2図乃至第6図に示す如く、質量流量計1は一対のセ
ンサチューブ2,3がマニホールド21に取付けられて
いる。マニホールド21は流入管22と流出管23との
間に設けられ、流入管22に接続された流入路21aと
流出路23に接続された流出路21bとを有する。
なお、第3図及び第4図に示すように、流入路21aは
左右に分岐するマニホールド21の接続口21a+ と
21a2に連通している。流出路21bも流入路21a
と同様に、マニホールド21の分岐した接続口2 l 
b + と21bgに連通している。
一方のセンサチューブ2は、流入路21aの接続口21
a1に接続され、配管方向に延在する直管部2aと、流
出路21bの接続口21b+に接続され配管方向に延在
する直管部2bと直管部2a、2bの先端でおり返すよ
うに曲げられた曲部2c、2dと、曲部2Cと2dとを
接続するU字状の接続部2eとからなる。
他方のセンサチューブ3は上記センサチューブ2と同一
形状に形成され、直管部3a、3bか直管部2a、2b
と平行となるようにセンサチューブ2と左右対称に設置
されている。なお、センサチューブ2,3の接続部2e
、3eは流出管23の周囲に遊嵌するリング24cに固
定されたブラケット24a、24bに支持されている。
一対のセンサチューブ2.3の直管部2a。
2b、3a、3bは支持板25を貫通し、支持板25に
溶接で固定されるとともに、その端部にマニホールド2
1の各接続口21a+、21a2゜21b+、21bt
に接続固定されている。支持板25の中央には穴25a
が穿設されており、流出管23はこの穴25aを貫通す
る。
第2図および第6図に示すように、流入側の直管部2a
と3aとの間、および流出側の直管部2bと3bとの間
には、ピックアップ26.27が設けられている。ピッ
クアップ26.27は前述した検出コイル5,6か直管
部3a、3bに固定され、検出コイル5,6の両側に対
向するマグネット5a、5b、6a、6bが直管部2a
、2bに固定されている。28.29は加振器で、直管
部2aと2bとの先端間、直間部3aと3bとの先端間
に設けられている。
ここで、加振器28,29による加振の方法にいて説明
する。加振器28,29は電磁ソレノイドと同じ構造な
ので、励振コイル11.12に通電されると、励振コイ
ル11.12とマグネット部28a、29bの間には吸
引または反発力が発生する。センサチューブ2の固有振
動数て励振コイル11への電流を変化させれば、センサ
チューブ2の直管部2aと2bは音叉のように対向して
振動し、支持板25とセンサチューブ2との接続された
部分が振動の節となる。また、センサチューブ3の固有
振動数で励振コイル12の電流を変化させれば、センサ
チューブ3の直管部3aと3bとは音叉のように対向し
て振動し、支持板25とセンサチューブ3との接血され
た部分が振動の節となる。
ピックアップ26と27は、直管部2a、2b。
3a、3bの振動を磁界中に置かれた検出コイル5.6
の速度変化として測定している。そこで、このピックア
ップ26と27の信号から直管部2a、2b、3a、3
bの振幅が一定となるように、励振コイル12への電流
を求めて供給すれば、センサチューブ2,3を最小電流
で振動させることができる。センサチューブ2.3内を
流体が流れると、流体の流れと振動の作用によりコリオ
リカが発生する。このコリオリカの方向は、流体の運動
方向とセンサチューブ2,3を励振する振動方向(角速
度)のベクトル積の方向で、コリオリカの大きさは、セ
ンサチューブ2.3を流れる流体の質量とその速度に比
例する。流入側の直管部2a、3aでは、その先端にい
くほど振幅が大きくなるので流体には振動方向の加速度
か与えられ、流出側の直管部2b、3bでは、マニホー
ルド14側に戻るほど振幅が減るので負の加速度か与え
られる。
このことにより、流入側の直管部2a、3aでは振動を
押さえるようにコリオリカが働き、流出側の直管部2b
、3bでは振動を加速するようにコリオリカが働く。そ
のため、流体がセンサチ・ユーブ2,3を流れると、セ
ンサチューブ2.3をねじる方向にコリオリカが働く。
この変形はセンサチューブ2.3に流れた流体の質量流
量に比例するから、流入側に取付けた検出コイル11(
ピックアップ26)と流出側に取付けた検出コイル(ピ
ックアップ27)の出力信号は質量流量に比例しである
時間差τ(位相差ンを生じる。この時間差を測定すれば
、質量流量を求めることかできろ、1 第1図において、時間差から質量流量を求める回路部分
が、時間差検出回路9と流量演算回路10である。時間
差検出回路9は、速度検出回路7と速度検出回路8の出
力の時間差に比例した電圧を出力する、この電圧差か質
量流量に比例しているので、センサチューブ2,3の形
状に応じた係数(メータ定数に相当する)を掛け、瞬間
質量流量を求めるのが、流量演算回路IOである。
また、センサチューブ2,3の励振は次のように行われ
る。加振器28,29の励振コイル11゜12は直列に
接続され、ドライブ回路13より、電流が供給される。
速度検出回路7と8はセンサチューブ2,3の速度を検
出し積分により、その最大振幅が一定の値となるような
電流をドライブ回路13を通じて励振コイル11.12
に供給して共振状態を持続する。
ここで、体積流量演算回路14が密度を計算し、その後
体積流量を計算する方法について述べる。
センサチューブ2.3の振動周波数をfとしたとき、こ
の周波数fはセンサチューブ2,3のバネ定数にと質量
Mから関係から次式で求められる。
ω= (K/M)−05・・・(1) 角周波数ωは周波数fに2πを掛けたものである。この
質量Mはセンサチューブ2,3の質量M、とセンサチュ
ーブ2,3の内部に充填された流体の質量M0を加えた
ものに等しい。従って、センサチューブ2.3の質量M
、とセンサチューブ2.3の内部に充填された流体の質
量M0とから上記(1)式を書直すと、次式であられさ
れる。
ω’ =に/ (Mp +Mo ) ・・・(2)この
式(2)からセンサチューブ2.3の内部に充填された
流体の質量M0を角周波数ωとバネ定数にとセンサチュ
ーブ2.3の質量M、から表わせば、 M、=に/ω2 Mp  ・・・(3)となり、センサ
チューブ2,3の内容積V、が既知であるので、流体の
密度ρが求められる。
流体の密度ρは上記の式から、次のように表わされる。
ρ=(K/ω’−M、) 十V。
= (K’  T’−M、)+V、  −(4)である
。ここでTは振動周期で、K′はバネ定数Kを4π2で
割ったものである。すなわち、振動周波数fまたは角周
波数ωまたは振動周期Tを測定すれば密度を求めること
ができる。体積流量演算回路14は速度検出回路8の出
力側に接続され、振動周期Tを測定している。
次に体積流量を求めるには流量演算回路IOからの信号
を利用する。体積流量演算回路14はいま計算した密度
ρと流量演算回路10の信号Qから体積流量を計算する
。体積流量Vは、V=Q÷ρ ・・・(5) なので、簡単に割算回路で構成出来る。
ここで、スチーム等の洗浄液を流入した場合を考える。
通常の流体を計測しているよりも体積流量が大きいので
、体積流量演算回路14の出力か大きくなる。体積流量
演算回路14の出力すなわち体積流量そのものは、比較
回路16に入力されている。閾値設定回路15の出力は
比較回路16の閾値を決定する端子に接続されている。
比較回路16は入力端子の電圧が閾値端子よりも高い場
合、Lレベルの信号を出力し、低い場合にはHレベルの
信号を出力する(通常の比較回路と反対の出力かでるが
、反転出力と考えればよい。)ここで、閾値設定回路1
5の出力は洗浄液の体積流量よりも小さい値に設定され
ている。このため、流体が洗浄液である場合、比較回路
16の出力はLレベルであり、流体が実際に測定したい
被測流体の場合はHレベルとなる。即ち、センサチュー
ブ2.3内を流れる流体の特性として体積流量を計測す
ることにより、流体が洗浄液であるか実際の計測したい
被測流体であるか、比較回路16は判別できる。比較回
路16の出力は、センサチューブ2.3の内部に計測す
べき被測流体が入っているかを出力するので、質量流量
が測定すべきものであるか正常であるかを外部への警告
に使用できる。
本実施例では比較回路16の出力はAND回路17に供
給される。従って、流量演算回路10から出力された流
量信号がAND回路17に供給されたとき、センサチュ
ーブ2.3内に洗浄液か流れていると比較回路16の出
力がLレベルとなるため、流量信号はAND回路17か
ら出力されない、しかし、センサチューブ2,3内に計
測すべき被測流体が流れるときは比較回路16の出力か
Hレベルになるため、流量演算回路lOから出力された
流量信号はAND回路17より流量積算回路18に供給
され、積算される。
このように、体積流量により流体が洗浄液か測定すべき
流体かを判別できるので、センサチューブ2.3内を洗
浄する際は、洗浄液の流量か積算されてしまうことを防
止できる。そのため、質量流量計1を停止させずにセン
サチューブ2,3内を洗浄することができ、洗浄終了後
次の流体の計測を直ちに行うことがてき、洗浄作業によ
るロスタイムをできるだけ短縮することかできる。
第7図に本発明の第2実施例を示す。第7図において、
流量計測回路31には上記第1実施例の体積流量演算回
路14の代わりに流体の密度を算出する密度演算回路3
2か設けられている。
ここで、スチーム等の洗浄液をセンサチューブ2.3に
流入させた場合を考える。通常の流体を計測している場
合よりもスチームは質量か小さいので、測定流体M0と
センサチューブ2,3の質量M、を加えたチューブ全体
の質量は軽くなる。
しかし、センサチューブ2.3のバネ定数には変化しな
いから振動周波数fは上がる。従って、振動周期Tは短
くなり、密度演算回路32は密度に比例した信号を出力
する。
密度演算回路32の出力は比較回路16に入力されてい
る。閾値設定回路15の出力端子は比較回路16の閾値
を決定する端子に接続されている。
比較回路16は入力端子の電圧が閾値端子よりも高い場
合、Hレベルの信号を出力し、低い場合にはLレベルの
信号を出力する。閾値設定回路15の出力は洗浄液の密
度より大きく実際の測定したい流体の密度よりも小さい
値に設定されている。
このため、流体が洗浄液である場合、比較回路16の出
力Lレベルであり、流体が実際に測定したい流体の場合
はHレベルとなる。即ち、センサチューブ2.3内を流
れる流体の特性として密度を測定することにより流して
いる流体か洗浄液であるか実際の測定したい流体である
のか比較回路16は判別できる。比較回路16はセンサ
チューブ2.3の内部を流れる流体の種類を密度により
検出できるので、質量流量が測定すべきものであるか否
かを外部へ警告できる。
ここで洗浄液がスチームのように測定流体よりも密度が
小さいものを考えたが、測定流体が軽くて、洗浄液体が
重い場合もあるが、これは、比較回路16の出力の意味
を逆として、即ち、比較回路16の入力端子の電圧が閾
値端子よりも低い場合、Hレベルの信号を出力し、高い
場合、Lレベルの信号を出力するようにすれば良い。
このように、流体の密度を計測することにより流体が洗
浄液か測定すべき流体かを判別することができるので、
洗浄液の流量が積算されてしまうことを防止でき、質量
流量計1を停止させずにセンサチューブ2.3内を洗浄
することができる。
そのため、洗浄終了後次の流体の計測を直ちに行うこと
ができ、洗浄作業によるロスタイムをできるだけ短縮す
ることができる。
第8図に本発明の第3実施例を示す。
第8図において流量計測回路33には上記体積演算回路
14の代わりに流体の温度を検出する温度センサ34と
、温度センサ34からの信号に基づき温度に比例した温
度信号を出力する温度検出回路35とが設けられている
ここで、スチームによりセンサチューブ2,3内を洗浄
する場合を考える。スチームを洗浄液として使用する場
合、例えば、180度に加熱された蒸気が使用される。
そのため、スチームは通常の被測流体よりも高温であり
、センサチューブ2゜3を流れる流体の特性として温度
を温度センサ34により測定することにより、流体が洗
浄液かあるいは測定すべき被測流体であるかを判別する
ことができる。
温度検出回路35の出力は比較回路16に入力されてい
る。閾値設定回路15の出力は比較回路16の閾値を決
定する端子に接続されている。比較回路1Gは入力端子
の電圧が閾値端子よりも高い場合Lレベルの信号を出力
し、低い場合はHレベルの信号を出力する。閾値設定回
路15の出力はスチームの温度より低く、測定すべき被
測流体の温度より高い値に設定されている。
そのため、スチームをセンサチューブ2,3に流す場合
、比較回路16の出力Lレベルであり、被測流体の場合
はHレベルとなる。即ち、センサチューブ2,3内を流
れる流体の密度を測定することにより、スチームか被測
流体なのかを比較回路16は判別できる。このように、
センサチューブ2,3内を流れる流体の温度により洗浄
液か否かを判別することができるので、洗浄液の流量が
積算されてしまうことを防止でき、質量流量計】を停止
させずにセンサチューブ2,3内を洗浄することができ
る。
尚、上記実施例では管路が第2図に示すような形状に曲
げられたセンサチューブを例に挙げて説明したが、セン
サチューブの形状はこれに限らず、例えば直管状あるい
はU字状に形成されたセンサチューブにも適用できるの
は勿論である。
発明の効果 上述の如く、本発明になる質量流量計は、センサチュー
ブ内を洗浄するスチームあるいは洗浄液の特性(体積流
量、密度又は温度)を検出して測定すべき被測流体であ
るか否かを判別することができるので、センサチューブ
を振動させたまま洗浄作業を行っても洗浄液の流量を被
測流体の流量として積算することを防止できる。従って
、洗浄作業による計測誤差発生を防止できるとともに、
センサチューブを振動させながら洗浄できるので洗浄作
業終了後衣の流体の計測を直ちに行うことかでき、洗浄
作業によるロスタイムをできるだけ短縮して流量計測効
率を高めることができる等の特長を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明になる質量流量計の第1実施例に適用さ
れた流量計測回路の構成図、第2図は質量流量計の斜視
図、第3図、第4図は質量流量計の平面図、側面図、第
5図、第6図は第3図中、v−v線、VI−VI線に沿
う断面図、第7図は本発明の第2実施例の構成図、第8
図は本発明の第3実施例の構成図である。 l・・・質量流量計、2.3・・・センサチューブ、4
゜31.33・・・流量計測回路、5,6・・・検出コ
イル、7.8・・・速度検出回路、9・・・時間差検出
回路、10・・・流量演算回路、11.12・・・励振
コイル、13・・・ドライブ回路、】4・・・体積流量
演算回路、I5・・・閾値設定回路、16・・−比較回
路、17・・・AND回路、■8・・・流量積算回路、
26.27・・・ピックアップ、28.29・・・加振
器、32・・・密度演算回路、34・・・温度センサ、
35・・・温度検出回路。 特許出願人  ト キ コ 株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  流体が通過するセンサチューブを振動させ、該センサ
    チューブの振動に伴って発生するコリオリ力による該セ
    ンサチューブの変位を検出する質量流量計において、 前記センサチューブを流れる流体の特性を検出する検出
    手段と、 該流体の特性に関する閾値を設定する閾値設定手段と、 前記検出手段からの検出値と前記閾値設定手段からの閾
    値とを比較し、前記センサチューブを流れる流体を判別
    する比較手段と、 を具備してなることを特徴とする質量流量計。
JP28236390A 1990-10-19 1990-10-19 質量流量計 Pending JPH04157328A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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