JPH07286680A - 灯油タンク用兼用ストレーナバルブ - Google Patents

灯油タンク用兼用ストレーナバルブ

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Publication number
JPH07286680A
JPH07286680A JP7839194A JP7839194A JPH07286680A JP H07286680 A JPH07286680 A JP H07286680A JP 7839194 A JP7839194 A JP 7839194A JP 7839194 A JP7839194 A JP 7839194A JP H07286680 A JPH07286680 A JP H07286680A
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JP
Japan
Prior art keywords
valve
kerosene
outlet
strainer
kerosene tank
Prior art date
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Pending
Application number
JP7839194A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichiro Wada
信一郎 和田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hoei Kogyo KK
Hoei Industries Co Ltd
Original Assignee
Hoei Kogyo KK
Hoei Industries Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH07286680A publication Critical patent/JPH07286680A/ja
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  • Details Of Valves (AREA)
  • Feeding And Controlling Fuel (AREA)
  • Mechanically-Actuated Valves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 灯油タンクのストレーナバルブと小出しバル
ブと水抜きバルブの機能はそのまま維持させながら、そ
の部品点数をできるだけ少なくしてコストを低減させる
こと。 【構成】 灯油タンクTの底部に取り付けられ、この灯
油タンクTからの灯油を入口11から弁を介してカップ19
内のストレーナエレメント20を通過させ室内配管4への
メイン出口22に導く本体部10を備えたストレーナバルブ
において、この本体部10の灯油経路に小出し出口12を一
体的に配設した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、灯油タンクの底部に取
り付けられるストレーナバルブに関する。
【0002】
【従来の技術】戸外に配設され配管により室内のストー
ブ、給湯器などの使用機器に接続される灯油タンクは周
知である。従来、図7に示すようにこのような灯油タン
ク(T)、ことに家庭用のこの種灯油タンクには、図7に
示すように室内の使用機器への配管(4)に接続されるス
トレーナバルブ(1)と、灯油を容器などに小出しに取り
出すための小出しバルブ(2)(通常はめくら栓をしてあ
り、弁はユーザがオプションで取り付ける)と、底に溜
まった水を抜き出すための水抜きバルブ(3)とが底面に
取り付けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来の構造で
は、3つのバルブを別々に灯油タンクに配設することと
なり、部品点数が多く手間も費用もかかる。
【0004】本発明の目的は、灯油タンクのストレーナ
バルブと小出しバルブと水抜きバルブの機能はそのまま
維持させながら、その部品点数をできるだけ少なくして
コストを低減させることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、灯油タンクの
底部に取り付けられ、この灯油タンクからの灯油を入口
から弁を介してカップ内のストレーナエレメントを通過
させ室内配管へのメイン出口に導く本体部を備えたスト
レーナバルブにおいて、この本体部の灯油経路に小出し
出口を一体的に配設したことを特徴とする灯油タンク用
兼用ストレーナバルブにある。
【0006】
【作用】本発明によれば、ストレーナバルブに小出し出
口までが一体に形成されているので、少なくとも小出し
バルブをストレーナバルブと別個に灯油タンクに設ける
必要なくストレーナバルブから灯油を小出しすることが
できるのである。
【0007】
【実施例】図1および図2には本発明の第一の実施例で
ある灯油タンク用兼用ストレーナバルブを示す。このス
トレーナバルブの本体部(10)の上端には灯油タンクの底
面から下方に突出する短い管部材(図示してない)で構
成する取付座に螺合するメイン入口(11)が形成されてい
る。このメイン入口(11)の直下の管状部(13)には側方に
延びる小出し出口(12)が分岐されている。
【0008】管状部(13)の下端は側方のニードル弁(14)
に通じている。つまみ(16)で出入を制御される弁体(15)
は、管状部(13)から下方のカップ(19)内に通ずる通路(1
7)を開閉する。
【0009】カップ(19)はリングナット(18)によって本
体部(10)に取り外し可能に取り付けられており、内部に
ストレーナエレメント(20)を収容している。このストレ
ーナエレメント(20)は、その中心の空洞部を本体部(10)
の下方突出管部(21)に差し込まれており、外周部はカッ
プ(19)との間に空間を残している。下方突出管部(21)は
側方のメイン出口(22)に連通している。
【0010】このような構成であるので、メイン入口(1
1)から流入した灯油は、開放しているニードル弁を通
り、通路(17)からカップ(19)に向かい、ストレーナエレ
メント(20)の外周部から中心の空洞部へと通過する。こ
の際に、混入しているかもしれない夾雑物が除去され
て、清浄な灯油が下方突出管部(21)からメイン出口(22)
へと流れて行く。メイン出口(22)は図7について前述し
たように室内の使用機器への配管(4)に接続されてい
る。
【0011】メイン入口(11)の直下の管状部(13)に設け
た小出し出口(12)には、図2に示すように任意の型式の
弁(25)を取り付けるのがよい。この小出し出口(12)から
は、たとえばポリタンクのような可搬式の容器に灯油を
小出しに取り出すことができる。小出し出口(12)は場合
によってはめくら栓(図示してない)で閉鎖してもよ
い。
【0012】所望により管状部(13)の小出し出口(12)を
止め、メイン出口(22)に小出し出口(23)を配設してもよ
い。この場合メイン出口は符号(22')で示す位置とな
る。小出し出口(23)には、前述の弁(25)と同様な弁(24)
を接続することができる。このように小出し出口をスト
レーナの後流側とすれば、全く夾雑物の混入していない
清浄な灯油を小出しすることができる。
【0013】図3に示す第二の実施例が上述の第一の実
施例と異なる点は、メイン入口(11)の中央に導管(26)が
立設されていることである。この導管(26)はその上端が
メイン入口(11)よりも上方に突出しており、したがって
灯油タンクの底面より上方に延びて底面から離れた位置
から灯油を導入するようになっている。したがって、灯
油タンク底部に溜まった水を吸引しない。
【0014】また、この導管(26)の下端は通路(18)の壁
部(18')に、ねじ込み、圧入または接着等の手段により
固着されている。このため、導管(26)から流入する灯油
が直接にニードル弁(14)に送り込まれ、この導管(26)の
周囲のメイン入口(11)から流入する灯油はニードル弁(1
4)には流れず、小出し出口(12)の方だけに送り込まれ
る。この小出し出口(12)には灯油タンクの底から流入す
るので、これは小出しだけにかぎらず、水抜きの機能も
果たす出口となる。このように水抜きバルブを兼ねるの
で、灯油タンクに水抜きバルブのための専用取付座も不
要となる。
【0015】変形例として、このストレーナバルブのメ
イン出口(22)に小出し出口(23)(図2参照)を連結すれ
ば、管状部(13)の出口(12)は水抜き専用の出口(当然に
弁(25)を設けておく)となり、メイン出口((22)の小出
し出口(23)からはストレーナ通過後の灯油が取り出され
るのである。この場合、小出し出口(23)がめくら栓付き
であっても、灯油タンク内に灯油が入ったままでユーザ
があとから弁を付けることができる。
【0016】図4及び図5に示す第3の実施例は、ニー
ドル弁でなく円筒型の弁体(30)を単一のつまみ(操作部)
(16)により回動させてふたつの通路(26')(12')を開閉す
るようにした複合弁(14')を備えたストレーナバルブで
ある。すなわち、本体部(10)には、メイン入口(11)の底
部の偏心部に連設され、メイン入口(11)より上方に延出
する導管(26)により上部が形成され、かつ下端がストレ
ーナエレメント(図示略)を収容するカップ(19)内に開口
する給油通路(26')と、上端がメイン入口(11)の底部に
開口し、かつ下端が本体部(10)側方の小出し出口(12)に
導通する小出し通路(12')とが並設されている。給油通
路(26')は、上部が導管(26)により形成されているの
で、灯油タンクの底より上方の高さ位置から灯油を導入
する。
【0017】円筒型の弁体(30)はこれらの通路(26')(1
2')を横切って配設されており、Oリング(31)で各通路
(26')(12')を密封的に仕切られている。図5(a)(b)に
示すように弁体(30)には各通路(26')(12')に対応する位
置にT字状の弁体通路(32a)(32b)が穿設されており、こ
れらの図および図4の右端に示すように各通路(26')(1
2')を開閉し、全閉(両通路(26')(12')とも閉止)、給油
のみ(給油通路(26')のみ開いて灯油をストレーナを通り
メイン出口(22)に送る)、小出しまたは水抜きのみ(小出
し通路(12')のみ開)、及び全開(両通路(26')(12')とも
開)の4つの状態を選択することができる。
【0018】図6は図4に示した実施例の変形例であっ
て、円筒状の弁体(30)に代えて円錐台状の弁体(30')を
用いている。この場合、弁体(30')は金属または樹脂の
シール筒(34)をかぶせたものとし、このシール筒(34)と
本体部(10)とのすり合わせおよびテーパ軸シール(33)で
密封を保証されている。
【0019】図4及び図5に示す各実施例においては、
弁体通路(32a)(32b)を互いに同径としてあるが、小出し
通路(12')側の弁体通路(32b)を、給油通路(26')側の弁
体通路(32a)より大径とするのがよい。また、それに伴
って、小出し通路(12')も給油通路(26')より大径とする
のがよい。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、ストレーナバルブに小
出し出口を併設したので、灯油タンクに小出しバルブを
別個に配設する必要がなくなり、専用の取付座を設ける
手間も費用も省ける。
【0021】メイン入口に灯油タンクの底から上方の位
置まで延びる導管(26)を配設した場合には、ストレーナ
へはこの位置からの灯油が導入され、このパイプ以外の
メイン入口からは灯油タンクの底からの灯油が小出し出
口に導かれる。また、灯油タンクに水が溜まっている場
合には、ここから水抜きをすることができる(請求項4
の発明)。
【0022】回動式の複合弁を使用した場合には、すべ
ての操作がひとつの弁の一動作で制御することで簡単に
行える(請求項6、8及び9の発明)。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例であるストレーナバルブ
の縦断面図である。
【図2】図1に示したストレーナバルブの平面図であ
る。
【図3】本発明の第2の実施例の縦断面図である。
【図4】本発明の第3の実施例の縦断面図である。
【図5】(a)は、図4に示した第3の実施例におけるス
トレーナへの流れを開閉する弁体通路を示す断面図、
(b)は、同じく小出し出口への流れを開閉する弁体通路
を示す断面図である。
【図6】図4に示した第3の実施例の弁構造の変形例を
示す縦断面図である。
【図7】従来の灯油タンクの側面図である。
【符号の説明】
(1)ストレーナバルブ (2)小出しバルブ (3)水抜きバルブ (4)配管 (10)本体部 (11)入口またはメイン入口 (12)小出し出口 (12')小出し通路 (13)管状部 (14)ニードル弁 (14')複合弁 (15)弁体 (16)つまみ(操作部) (17)通路 (18)リングナット (18')壁部 (19)カップ (20)ストレーナエレメント (21)下方突出管部 (22)メイン出口 (23)小出し出口 (24)弁 (25)弁 (26)導管 (26')給油通路 (30)円筒状の弁体 (30')円錐台状の弁体 (31)Oリング (32a)弁体通路 (32b)弁体通路 (33)テーパ軸シール (34)シール筒

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 灯油タンクの底部に取り付けられ、この
    灯油タンクからの灯油を入口から弁を介して、下端に設
    けたカップ内のストレーナエレメントを通過させ室内配
    管へのメイン出口に導く本体部を備えたストレーナバル
    ブにおいて、前記本体部の灯油経路に小出し出口を一体
    的に配設したことを特徴とする灯油タンク用兼用ストレ
    ーナバルブ。
  2. 【請求項2】 小出し出口を入口側に配設したことを特
    徴とする請求項1記載の灯油タンク用兼用ストレーナバ
    ルブ。
  3. 【請求項3】 小出し出口を出口側に配設したことを特
    徴とする請求項1記載の灯油タンク用兼用ストレーナバ
    ルブ。
  4. 【請求項4】 灯油タンクの底部に本体部の入口を接続
    し、前記本体部に、前記入口を通って上方に延出し、か
    つ上端が灯油タンクの内部において底面より上方に開口
    する導管を設け、該導管の下端を、本体部の下端に設け
    たカップ内のストレーナエレメントを通って室内配管へ
    のメイン出口に至る灯油経路に、弁を介して接続すると
    ともに、前記本体部の入口を、本体部に設けた小出し出
    口に連通させることにより、メイン出口には灯油タンク
    の底面より上方から灯油を導き、小出し出口には灯油タ
    ンク底部からの水または灯油を導くようにしたことを特
    徴とする灯油タンク用兼用ストレーナバルブ。
  5. 【請求項5】 小出し出口と入口との間に弁を設けたこ
    とを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の灯油タ
    ンク用兼用ストレーナバルブ。
  6. 【請求項6】 小出し出口と入口との間に設けた弁と、
    メイン出口に至る灯油経路に設けた弁とを、単一の操作
    部を備える複合弁とした請求項5記載の灯油タンク用兼
    用ストレーナバルブ。
  7. 【請求項7】 出口側に小出し専用の出口を設けて、入
    口側の小出し出口を水抜き専用としたことを特徴とする
    請求項4記載の灯油タンク用兼用ストレーナバルブ。
  8. 【請求項8】 複合弁をOリングシール型の円筒状の弁
    体を有するものとしたことを特徴とする請求項6記載の
    灯油タンク用兼用ストレーナバルブ。
  9. 【請求項9】 複合弁をテーパ軸シール型の円錐台状の
    弁体を有するものとしたことを特徴とする請求項6記載
    の灯油タンク用兼用ストレーナバルブ。
JP7839194A 1994-04-18 1994-04-18 灯油タンク用兼用ストレーナバルブ Pending JPH07286680A (ja)

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