JPH07286467A - 蝶 番 - Google Patents

蝶 番

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Publication number
JPH07286467A
JPH07286467A JP10219794A JP10219794A JPH07286467A JP H07286467 A JPH07286467 A JP H07286467A JP 10219794 A JP10219794 A JP 10219794A JP 10219794 A JP10219794 A JP 10219794A JP H07286467 A JPH07286467 A JP H07286467A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fixed
door
hinge
substrate
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10219794A
Other languages
English (en)
Inventor
Akimaru Watabe
明丸 渡部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Corp filed Critical Yamaha Corp
Priority to JP10219794A priority Critical patent/JPH07286467A/ja
Publication of JPH07286467A publication Critical patent/JPH07286467A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 現場における扉・枠などの組付け作業の合理
化を図る。 【構成】 蝶番1を固定基板2と、この固定基板2に対
して互いに左右折畳み回動自在にヒンジ結合された取付
基板3と、この取付基板3を着脱可能に保持するジョイ
ント部材4とで構成する。固定基板2に固定孔21と調
整孔22とを設けるとともに、この調整孔22を回動軸
O−Oに対して直交する方向に延びる長孔に形成して、
固定基板2を仮固定状態において前後方向に移動調整可
能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば建具の開口枠
への扉体などの組付部品として用いられる蝶番に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の蝶番においては、互いに
左右折畳み回動自在にヒンジ結合された取付基板と固定
基板とからなるとともに、例えば建具の開口枠に扉体を
開閉自在に組付ける場合、取付基板を扉体側の彫込み加
工部に、固定基板を開口枠側の彫込み加工部に固定し
て、扉体側の取付基板の回動軸受部を開口枠側の固定基
板の回動軸受部に突出させた受ピンに上方から落し込ん
で差し込むことにより行なわれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来構造の蝶番は、開口枠への扉体の取付後、開口
枠の戸当たり部に対する前後方向の移動調整が不可能で
あることから、現場施工において、開口枠に捩じれや取
付不良等があると、扉体が納まらない。
【0004】また、開口枠及び扉体の蝶番取付部位の彫
込み加工部に精度誤差があると、開口枠の戸当たり部に
設けた戸当たりパッキンと扉体とが互いに干渉し合っ
て、扉体が開口枠内に納まらなかったり、隙間が生じる
ために、彫込み加工部の加工に精度を要する。
【0005】しかも、戸当たりパッキンの仕様(厚さや
硬度等)によって、扉体の納まりが悪くなるために、そ
の都度、開口枠側あるいは扉体側の彫込み加工部を修正
する必要があり、扉・枠の組付け施工作業を合理化する
ことができないという問題があった。
【0006】
【発明の目的】この発明の目的は、現場における扉・枠
などの組付け作業の合理化を図ることができるようにし
た蝶番を提供することにある。
【0007】
【課題を解消するための手段】上記した課題を解消する
ために、この発明は、固定基板と、この固定基板に対し
て互いに左右折畳み回動自在にヒンジ結合された取付基
板と、この取付基板を着脱可能に保持するジョイント部
材とを具備し、前記固定基板に固定孔と調整孔とを設
け、この調整孔は、回動軸に対して直交する方向に延び
る長孔に形成して、前記固定基板を仮固定状態において
前後方向に移動調整可能にしてなる構成としたものであ
る。
【0008】
【作用】すなわち、この発明は、上記の構成を採用する
ことにより、固定基板に対して互いに左右折畳み回動自
在にヒンジ結合された取付基板をジョイント部材に着脱
可能に保持させる一方、固定基板に固定孔と調整孔とを
設けるとともに、この調整孔を回動軸に対して直交する
方向に延びる長孔に形成して、固定基板を仮固定状態に
おいて前後方向に移動調整可能にしてなるために、例え
ば扉・枠の組付けにおいて、開口枠側に調整孔を介して
仮固定した固定基板を前後方向に移動調整することによ
り、扉体取付後の開口枠の戸当たり部と扉体との位置調
整が容易に行なえる。
【0009】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面に基づいて
詳細に説明すると、図1及び図2に示すように、図中1
はこの発明に係る蝶番である。
【0010】この蝶番1は、固定基板2と、この固定基
板2に対して互いに左右折畳み回動自在にヒンジ結合さ
れた取付基板3と、この取付基板3を着脱可能に保持す
るバックルジョイントからなる上下左右対称形のジョイ
ント部材4とで構成されている。
【0011】そして、このジョイント部材4の左右両側
面(差込み端面)4a,4bには、差込み口5,6が形
成され、これら各々の差込み口5,6から前記取付基板
3の差込み端部3aが前記ジョイント部材4内に差込み
可能になっている。
【0012】また、図中7は前記ジョイント部材4の中
心部に設けたロック機構で、このロック機構7は、弾性
的に突没可能にした係止突起8からなり、この係止突起
8の頭部8aを前記ジョイント部材4の表面に露出させ
てなるとともに、前記取付基板3の差込み端部3aを前
記差込み端面4a,4bの一方から差し込んだ際、前記
取付基板3の差込み端部3aに設けたロック孔31がバ
ックルジョイント式に係合しロック可能にしてなるもの
であり、この場合、ロック状態の解除は、前記係止突起
8の頭部8aを外側から押し込んで没しさせることによ
り行なわれる。
【0013】さらに、前記固定基板2には、固定孔21
と、上下に配列した複数個の調整孔22とが設けられ、
これら各々の調整孔22は、前記取付基板3との回動軸
O−Oに対して直交する方向に延びる長孔に形成されて
いる。
【0014】すなわち、上記した構成の蝶番1を用い
て、例えば扉・枠の右仕様の組付けを行なう場合には、
図3及び図4に示すように、建具開口枠100の竪枠1
01における右竪枠101Aの取付部位に形成した彫込
み加工部102に固定基板2を調整基板103を介して
配置し、この固定基板2の各々の調整孔22に第1のビ
ス104を差し込んで仮固定する。
【0015】一方、前記左右共通な扉体200の一方の
取付部位に形成された彫込み加工部201にジョイント
部材4をビス第2の105にて位置決め固定し、このジ
ョイント部材4の差込み端面4aに形成した差込み口5
に、開口枠100側に仮固定した固定基板2とヒンジ結
合する取付基板3の差込み端部3aを差込み、この差込
み端部3aの係止孔31をジョイント部材4のロック機
構7を構成する係止突起8に係合させて保持させること
により組付ける。
【0016】そして、この状態で、扉体200を開口枠
100の戸当たり部106に設けた戸当たりパッキン1
07に対する前後方向の移動調整を行なう場合には、図
5に示すように、閉扉状態で、扉体200と共に固定基
板2を前後方向に移動させることにより行なわれるもの
で、位置決め調整後、調整孔22に差し込まれた第1の
ビス104を本締めするとともに、固定基板2に設けた
固定孔21に第3のビス(図示せず)を差し込んで本固
定してなるものである。
【0017】また、前記扉体200を開口枠100に対
して左仕様に組付ける際には、図6に示すように、開口
枠100の左側竪枠101Bに固定基板2を仮固定する
ことにより行なわれる。
【0018】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明は、固定基板に対して互いに左右折畳み回動自在にヒ
ンジ結合された取付基板をジョイント部材に着脱可能に
保持させる一方、固定基板に固定孔と調整孔とを設ける
とともに、この調整孔を回動軸に対して直交する方向に
延びる長孔に形成して、固定基板を仮固定状態において
前後方向に移動調整可能にしてなることから、例えば扉
・枠の組付けにおいて、開口枠側に調整孔を介して仮固
定した固定基板の前後方向に移動調整することにより、
扉体取付後の開口枠の戸当たり部と扉体との位置調整を
容易に行なうことができ、これによって、現場での扉・
枠の組付け作業の合理化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係る蝶番の一実施例を示す斜視
図。
【図2】 同じく分解斜視図。
【図3】 同じく右仕様における扉・枠の組付け状態を
示す説明図。
【図4】 同じく扉・枠への取付状態を示す説明図。
【図5】 同じく扉体の前後方向の調整状態を示す説明
図。
【図6】 同じく左仕様における扉・枠の組付け状態を
示す説明図。
【符号の説明】
1……蝶番、2……固定基板、21……固定孔、22…
…調整孔(長孔)、3……取付基板、3a……差込み端
部、31……ロック孔、4……ジョイント部材、4a,
4b……差込み端面、5,6……差込み口、7……ロッ
ク機構。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定基板と、この固定基板に対して互い
    に左右折畳み回動自在にヒンジ結合された取付基板と、
    この取付基板を着脱可能に保持するジョイント部材とを
    具備し、前記固定基板に固定孔と調整孔とを設け、この
    調整孔は、回動軸に対して直交する方向に延びる長孔に
    形成して、前記固定基板を仮固定状態において前後方向
    に移動調整可能にしたことを特徴とする蝶番。
JP10219794A 1994-04-15 1994-04-15 蝶 番 Pending JPH07286467A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10219794A JPH07286467A (ja) 1994-04-15 1994-04-15 蝶 番

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10219794A JPH07286467A (ja) 1994-04-15 1994-04-15 蝶 番

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Publication Number Publication Date
JPH07286467A true JPH07286467A (ja) 1995-10-31

Family

ID=14320941

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10219794A Pending JPH07286467A (ja) 1994-04-15 1994-04-15 蝶 番

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JP (1) JPH07286467A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008067861A (ja) * 2006-09-13 2008-03-27 Sanyo Product Co Ltd 遊技機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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