JPH072863Y2 - ブーム付コンクリートポンプ車におけるホース取付構造 - Google Patents
ブーム付コンクリートポンプ車におけるホース取付構造Info
- Publication number
- JPH072863Y2 JPH072863Y2 JP1988079245U JP7924588U JPH072863Y2 JP H072863 Y2 JPH072863 Y2 JP H072863Y2 JP 1988079245 U JP1988079245 U JP 1988079245U JP 7924588 U JP7924588 U JP 7924588U JP H072863 Y2 JPH072863 Y2 JP H072863Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- boom
- hose
- hydraulic
- concrete
- center
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- On-Site Construction Work That Accompanies The Preparation And Application Of Concrete (AREA)
- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
- Joints Allowing Movement (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (a) 産業上の利用分野 本考案はブームを有するコンクリートポンプ車におい
て、車体からブームに延びた油圧ホースの取付構造に関
するものである。
て、車体からブームに延びた油圧ホースの取付構造に関
するものである。
(b) 従来の技術 一般にコンクリートポンプ車は、旋回台上に支柱を介し
てブームを起伏可能に設け、旋回台及び支柱の中央を通
したコンクリート配管をブームに沿設し、更にブーム作
動用のシリンダに油圧を供給するための油圧ホースが車
体からブーム側に延びている。
てブームを起伏可能に設け、旋回台及び支柱の中央を通
したコンクリート配管をブームに沿設し、更にブーム作
動用のシリンダに油圧を供給するための油圧ホースが車
体からブーム側に延びている。
前記ホースは支柱の外側に配置するとともに充分たるま
せた状態にして、ブームが旋回してもホースが追随する
ようになっている。
せた状態にして、ブームが旋回してもホースが追随する
ようになっている。
ところが前記構造では、たるんだホースがブーム旋回時
にもつれたり、他の部材にからまったりする危険があ
る。
にもつれたり、他の部材にからまったりする危険があ
る。
そのため、従来は前記ホースを支柱内に配置するととも
に両端を車体側と支柱側にそれぞれ固定し、ブームの旋
回時に前記ホースがコンクリート配管に巻き付くように
して前記欠点を解消するようにしている。
に両端を車体側と支柱側にそれぞれ固定し、ブームの旋
回時に前記ホースがコンクリート配管に巻き付くように
して前記欠点を解消するようにしている。
(c) 考案が解決しようとする課題 ところが前記構造であればホースの両端が固定されてい
るとともにホースが小半径で巻きついていくためにホー
スの中間にねじれが発生して押し潰した状態になり、圧
油が充分に供給されなくなったり、ホースが破損したり
する危険がある。
るとともにホースが小半径で巻きついていくためにホー
スの中間にねじれが発生して押し潰した状態になり、圧
油が充分に供給されなくなったり、ホースが破損したり
する危険がある。
そこで、本考案の目的はブーム旋回時にホースが他の部
材にからまるのを防止するとともにホースのねじれを防
止するようにしたホースの取付構造を提供することにあ
る。
材にからまるのを防止するとともにホースのねじれを防
止するようにしたホースの取付構造を提供することにあ
る。
(d) 課題を解決するための手段 本考案は前記の如き目的を達成するもので、ポンプ装置
を搭載した車体上の架台に旋回台を介して支柱を立設
し、前記支柱上部にはブームを起伏可能に設け、前記ポ
ンプ装置から延出したコンクリート配管を回転継手を介
して旋回台の中央を通すとともにブームに沿設したコン
クリートポンプ車において、車体側油圧配管の一端を旋
回台中央より偏心位置で架台若しくは車体に固定し、ブ
ームに設けられた被駆動装置側の油圧ホースの一端を旋
回台中央より偏心位置で支柱に固定し、前記油圧配管及
び油圧ホース間には前記旋回台の中央を通るコンクリー
ト配管に巻き付き可能な接続ホースを支柱内にて取付
け、前記接続ホース両端のすくなくとも一方には旋回台
の旋回時に接続ホースが引っ張られる方向に回転しうる
回転継手を介装してなるブーム付コンクリートポンプ車
におけるホース取付構造に関するものである。
を搭載した車体上の架台に旋回台を介して支柱を立設
し、前記支柱上部にはブームを起伏可能に設け、前記ポ
ンプ装置から延出したコンクリート配管を回転継手を介
して旋回台の中央を通すとともにブームに沿設したコン
クリートポンプ車において、車体側油圧配管の一端を旋
回台中央より偏心位置で架台若しくは車体に固定し、ブ
ームに設けられた被駆動装置側の油圧ホースの一端を旋
回台中央より偏心位置で支柱に固定し、前記油圧配管及
び油圧ホース間には前記旋回台の中央を通るコンクリー
ト配管に巻き付き可能な接続ホースを支柱内にて取付
け、前記接続ホース両端のすくなくとも一方には旋回台
の旋回時に接続ホースが引っ張られる方向に回転しうる
回転継手を介装してなるブーム付コンクリートポンプ車
におけるホース取付構造に関するものである。
(e) 作用 コンクリート配管先端を任意の打設場所に臨ませるため
にブームを起伏・旋回させる。
にブームを起伏・旋回させる。
その際、油圧配管はそのまゝの位置で油圧ホースが移動
することから接続ホースはコンクリート配管に巻付き、
ねじれが発生しようとするが、接続ホースの端部が回転
継手にて接続されていることから、回転継手のところで
接続ホースが回転してねじれが発生しないようになって
いる。
することから接続ホースはコンクリート配管に巻付き、
ねじれが発生しようとするが、接続ホースの端部が回転
継手にて接続されていることから、回転継手のところで
接続ホースが回転してねじれが発生しないようになって
いる。
(f) 実施例 以下実施例を図面にて説明すると、車体で、該車体
(1)にはポンプ装置(2)が搭載され、ミキサ車から
供給されるコンクリートを圧送するようになっている。
(1)にはポンプ装置(2)が搭載され、ミキサ車から
供給されるコンクリートを圧送するようになっている。
また車体(1)上には架台(3)が固定され、この架台
(3)上には旋回台(4)を介して支柱(5)が立設さ
れ、前記支柱(5)の上部には屈折式のブーム(6)が
起伏可能に設けられている。
(3)上には旋回台(4)を介して支柱(5)が立設さ
れ、前記支柱(5)の上部には屈折式のブーム(6)が
起伏可能に設けられている。
前記ブーム(6)にはブームを起伏・屈折させるための
被駆動装置であるシリンダ(7)(7)が設けられてい
る。
被駆動装置であるシリンダ(7)(7)が設けられてい
る。
(8)はポンプ装置(2)より延出されたコンクリート
配管で、該配管(8)は架台(3)、旋回台(4)及び
支柱(5)の中央を通り、支柱(5)側方より突出した
後ブーム(6)全長に沿設された状態になっている。
配管で、該配管(8)は架台(3)、旋回台(4)及び
支柱(5)の中央を通り、支柱(5)側方より突出した
後ブーム(6)全長に沿設された状態になっている。
前記配管(6)の内、架台(3)に位置する部分には回
転継手(9)が設けられ、支柱(5)の旋回により支柱
(5)内の配管(8)も旋回するようになっている。
転継手(9)が設けられ、支柱(5)の旋回により支柱
(5)内の配管(8)も旋回するようになっている。
(10)は油圧ポンプ若しくはタンク(図示せず)から延
びた油圧配管で、該油圧配管(10)の端部は架台(3)
に固定されている。
びた油圧配管で、該油圧配管(10)の端部は架台(3)
に固定されている。
(11)はブーム(6)に取付けたシリンダ(7)から延
びた油圧ホースで、該油圧ホース(11)の端部は支柱
(5)を貫通して固定された取付部材(12)の外端に接
続固定されている。
びた油圧ホースで、該油圧ホース(11)の端部は支柱
(5)を貫通して固定された取付部材(12)の外端に接
続固定されている。
前記取付部材(12)の内端と油圧配管(10)の端部間に
は接続ホース(13)が接続され、油圧ポンプからの圧油
をシリンダ(7)に供給できるようになっている。
は接続ホース(13)が接続され、油圧ポンプからの圧油
をシリンダ(7)に供給できるようになっている。
また接続ホース(13)と油圧配管(10)との間には接続
ホース(13)の線上を中心として回転しうる回転継手
(14)と上記線上に直交する方向で回転しうる旋回継手
(15)が設けられている。
ホース(13)の線上を中心として回転しうる回転継手
(14)と上記線上に直交する方向で回転しうる旋回継手
(15)が設けられている。
(16)は接続ホース(13)を支持する規制部材である。
尚、実施例では回転継手を接続ホースの下端側に設けて
いるが、上端側若しくは上下両方に設けても同様の作用
効果を有するものである。
尚、実施例では回転継手を接続ホースの下端側に設けて
いるが、上端側若しくは上下両方に設けても同様の作用
効果を有するものである。
本考案は前記の如き構成で次に作用について説明する
と、まず第1図の状態よりコンクリート配管(8)先部
を矢印方向に格納状態から外し、その状態で各シリンダ
(7)(7)及び旋回台4を駆動させて、コンクリート
配管(8)先端をコンクリート打設場所に臨ませる。
と、まず第1図の状態よりコンクリート配管(8)先部
を矢印方向に格納状態から外し、その状態で各シリンダ
(7)(7)及び旋回台4を駆動させて、コンクリート
配管(8)先端をコンクリート打設場所に臨ませる。
次にポンプ装置(2)を作動させてコンクリートを圧送
するとコンクリートはコンクリート配管(8)を通って
コンクリート打設場所に供給される。
するとコンクリートはコンクリート配管(8)を通って
コンクリート打設場所に供給される。
ところで前記作業、特にブーム(6)を旋回させる際、
接続ホース(13)はコンクリート配管(8)に巻付くと
ともにねじりが発生しようとするが、回転継手(14)に
より接続ホース(13)が回転してねじりを回避すること
ができ、また第4図の如く旋回継手(15)にて接続ホー
ス(13)が巻付き方向に揺動できるので接続ホース(1
3)の屈曲を防止することもできる。
接続ホース(13)はコンクリート配管(8)に巻付くと
ともにねじりが発生しようとするが、回転継手(14)に
より接続ホース(13)が回転してねじりを回避すること
ができ、また第4図の如く旋回継手(15)にて接続ホー
ス(13)が巻付き方向に揺動できるので接続ホース(1
3)の屈曲を防止することもできる。
(g) 考案の効果 以上の如く本考案は車体側から延びた油圧配管とブーム
側から延びた油圧ホースとを接続する接続ホースを支柱
内に配置するとともに接続ホースの端部に回転継手を介
装するようにしたので、ブーム旋回時に接続ホースが他
の部材にからまったり、ねじれによる押し潰した状態に
なるのを確実に防止することができ、安全に作業を行う
ことができる。
側から延びた油圧ホースとを接続する接続ホースを支柱
内に配置するとともに接続ホースの端部に回転継手を介
装するようにしたので、ブーム旋回時に接続ホースが他
の部材にからまったり、ねじれによる押し潰した状態に
なるのを確実に防止することができ、安全に作業を行う
ことができる。
第1図はコンクリートポンプ車の全体図、第2図は第1
図A−A図、第3図は第2図B−B図、第4図は第2図
のC−C拡大図である。 (1)は車体、(2)はポンプ装置、(3)は架台、
(4)は旋回台、(5)は支柱、(6)はブーム、
(8)はコンクリート配管、(10)は油圧配管、(11)
は油圧ホース、(13)は接続ホース、(14)は回転継
手。
図A−A図、第3図は第2図B−B図、第4図は第2図
のC−C拡大図である。 (1)は車体、(2)はポンプ装置、(3)は架台、
(4)は旋回台、(5)は支柱、(6)はブーム、
(8)はコンクリート配管、(10)は油圧配管、(11)
は油圧ホース、(13)は接続ホース、(14)は回転継
手。
Claims (1)
- 【請求項1】ポンプ装置を搭載した車体上の架台に旋回
台を介して支柱を立設し、前記支柱上部にはブームを起
伏可能に設け、前記ポンプ装置から延出したコンクリー
ト配管を回転継手を介して旋回台の中央を通すとともに
ブームに沿設したコンクリートポンプ車において、車体
側油圧配管の一端を旋回台中央より偏心位置で架台若し
くは車体に固定し、ブームに設けられた被駆動装置側の
油圧ホースの一端を旋回台中央より偏心位置で支柱に固
定し、前記油圧配管及び油圧ホース間には前記旋回台の
中央を通るコンクリート配管に巻き付き可能な接続ホー
スを支柱内にて取付け、前記接続ホース両端のすくなく
とも一方には旋回台の旋回時に接続ホースが引っ張られ
る方向に回転しうる回転継手を介装してなるブーム付コ
ンクリートポンプ車におけるホース取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988079245U JPH072863Y2 (ja) | 1988-06-15 | 1988-06-15 | ブーム付コンクリートポンプ車におけるホース取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988079245U JPH072863Y2 (ja) | 1988-06-15 | 1988-06-15 | ブーム付コンクリートポンプ車におけるホース取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH021360U JPH021360U (ja) | 1990-01-08 |
JPH072863Y2 true JPH072863Y2 (ja) | 1995-01-25 |
Family
ID=31304129
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988079245U Expired - Lifetime JPH072863Y2 (ja) | 1988-06-15 | 1988-06-15 | ブーム付コンクリートポンプ車におけるホース取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH072863Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60121062U (ja) * | 1984-01-26 | 1985-08-15 | 三菱重工業株式会社 | 旋回装置 |
-
1988
- 1988-06-15 JP JP1988079245U patent/JPH072863Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH021360U (ja) | 1990-01-08 |
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