JPH0736958Y2 - 高所作業車 - Google Patents

高所作業車

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JPH0736958Y2
JPH0736958Y2 JP12598289U JP12598289U JPH0736958Y2 JP H0736958 Y2 JPH0736958 Y2 JP H0736958Y2 JP 12598289 U JP12598289 U JP 12598289U JP 12598289 U JP12598289 U JP 12598289U JP H0736958 Y2 JPH0736958 Y2 JP H0736958Y2
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JP
Japan
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hydraulic
bucket
support shaft
vertical support
work vehicle
Prior art date
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JP12598289U
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JPH0364992U (ja
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幹夫 櫨林
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Tadano Ltd
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Tadano Ltd
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  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
  • Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、高所作業車の改良に関するものである。
(従来の技術) 第1図に示す如く、起伏自在なブーム1の先端に常に鉛
直姿勢を維持するよう立設した鉛直支軸2に、旋回自在
に外嵌した外嵌部3を有するバケット支持具4を介して
バケット5を取付けると共に、前記鉛直支軸2の上端部
に、油圧駆動ウインチ6およびアーム7を有する吊り上
げ装置8を旋回自在に取り付けてなる高所作業車、特
に、前記バケット支持具4と鉛直支軸2間にバケット支
持具4に設けた油圧モータ9により駆動される旋回駆動
装置10を取り付けてなる高所作業車は、既に知られてい
る。
この種の高所作業車において、油圧駆動ウインチ6およ
び油圧モータ9へのブーム1の先端側からの駆動油圧の
供給は、ブーム1の先端部からルーズな油圧ホース11、
12(バケット支持具4の所定範囲内の旋回動を許容する
ため)を介して前記バケット支持具4またはこのバケッ
ト支持具4に取り付けられたバケット5に設けた油圧制
御装置13に導き、この油圧制御装置13の制御油で以て前
記油圧モータ9および油圧駆動ウインチ6を駆動するよ
う構成している。
しかしながら、このように構成した高所作業車は、バケ
ット支持具4またはこのバケット支持具4に取り付けら
れたバケット5に設けた油圧制御装置13が、ルーズな油
圧ホース11、12を介してブーム1の先端側に連結されて
いるので、バケット支持具4の鉛直支軸2回りで旋回範
囲が前記ルーズな油圧ホース11、12の長さによって制約
されると言う問題があった。
この考案は、このような問題に対処し、バケット支持具
4の鉛直支軸2回りでの旋回範囲が何ら制約されること
のない高所作業車を提供することを目的とするものであ
る。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決するため、この考案の高所作業車は、
ブーム1側から前記バケット支持具4またはこのバケッ
ト支持具4に取り付けられたバケット5に設けた油圧制
御装置13への給排油路を、前記鉛直支軸2の軸心と同心
的に当該鉛直支軸2の外周に配置したロータリジョイン
トを介して構成しこの油圧制御装置13の制御油で以て前
記油圧モータ9および油圧駆動ウイント6を駆動するよ
う構成すると共に、少なくとも前記油圧制御装置13と油
圧駆動ウインチ6間の制御油の給排はリーズな油圧ホー
スを介して行うように構成したのである。
(作用) 上記構成によれば、ブーム1側から前記バケット支持具
4またはこのバケット支持具4に取り付けられたバケッ
ト5に設けた油圧制御装置13への給排油路を、前記鉛直
支軸2の軸心と同心的に当該鉛直支軸2の外周に配置し
たロータリジョイントを介して構成し、前記油圧制御装
置13の制御油をバケット支持具4旋回用の油圧モータ9
へ給排するので、バケット支持具4を鉛直支軸2回りで
任意の方向に任意の量だけ旋回駆動することができるの
である。また上記油圧制御装置13と油圧駆動ウインチ6
は、両者が鉛直支軸2回りで相対的に所定量旋回できれ
ば足りるものであるから、ルーズな油圧ホースでの連結
でその要求を満足できるのである。
(実施例) 次にこの実施例を第2図および第3図に基づいて説明す
る。この考案は、従来の高所作業車に比べ、ブーム先端
側から油圧モータ9および油圧駆動ウインチ6への油圧
給排部分に特徴を有するものであるから、第1図に示し
従来技術として説明した符号1〜10,13とその説明は、
以下においてもそのまま援用する。
(第一実施例) 第2図において、ブーム1側から前記バケット5に設け
た油圧制御装置13への給排油路は、前記鉛直支軸2の軸
心と同心的に当該鉛直支軸2の外周に配置したロータリ
ジョイント14を介して行うよう構成している。ロータリ
ジョイント14は、互いに相対的に回転する内部材14Aと
外部材14Bで構成されている。この例では、ロータリジ
ョイント14は、バケット支持具4の旋回駆動装置10の下
方位置において鉛直支軸2回りに当該鉛直支軸2と同心
的に設けられており、かつ前記内部材14Aが鉛直支軸2
で兼用されたものとなっている。ロータリジョイント14
の内部材14Aたる鉛直支軸2は、上下端が開口してお
り、前記内部材14A該当部分外周に上下に離隔して開口
した内部材14A側ポート15、16を備えている。ロータリ
ジョイント14の外部材14Bの内周面には、前記内部材14A
のポート15,16にそれぞれ連通する環状溝17,18およびこ
の環状溝17,18に連通する外部材14B側のポート19,20が
それぞれ設けられている。
21,22は、伸縮ブーム1先端とロータリジョイント14間
を接続する油路で、この油路21,22は、前記内部材14A側
ポート15,16へそれぞれその上端を溶接連結し、その下
端を鉛直支軸2下端開口付近に止着した金属配管21A,22
A、およびこれら金属配管21A,22Aの下端に連結した油圧
ホース21B,22Bとからなっている。
23,24は、ロータリジョイント14と油圧制御装置13間を
接続する油路で、金属配管または油圧ホースで構成され
ている。
25は、外部材14Bとバケット支持具4間に取り付けら
れ、バケット支持具4の旋回に連動して外部材14Bを回
転させるための連動手段である。28,29は、油圧制御装
置13と油圧駆動ウインチ間の制御油の給排はルーズな油
圧ホースである。
尚、上記ロータリジョイント14は、バケット支持具4の
上側の鉛直支軸2外周に設けても良いこと勿論である。
(第二実施例) 上記実施例では、ロータリジョイント14の内部材14Aを
鉛直支軸2で兼用しており、これにより構造の簡略化を
図っているが、このロータリジョイント14は、第3図に
示すように構成してもよい。
即ち、第3図において、ロータリジョイント14の内部材
14Aを鉛直支軸2に回転不能に外嵌した円筒状部材で構
成してもよい。この場合、伸縮ブーム1先端側とロータ
リジョイント14間を接続する油路21,22は、図示の如く
油圧ホースで構成すればよい。この例では、伸縮ブーム
1先端側とロータリジョイント14間を接続する油路21,2
2は、伸縮ブーム1先端側から、鉛直支軸2下端開口、
鉛直支軸2内、鉛直支軸2の側壁に開口したホース通し
穴26,27を経由する油圧ホースでもって構成している。
この例の場合においても、上記ロータリジョイント14
は、バケット支持具4の上側の鉛直支軸2外周に設けて
も良いこと勿論である。
上記各実施例において、伸縮ブーム1先端側からバケッ
ト支持具4側への送油は、ロータリジョイント14を介し
て行われるので、バケット支持具4を自由に全旋回でき
るのである。
(効果) 以上の如く構成し作用するこの考案の高所作業車は、バ
ケット支持具4を鉛直支軸2回りで任意の方向に任意の
量だけ旋回駆動することができるので高所作業車の作業
能率を高めることができるのである。尚、油圧制御装置
13と油圧駆動ウィンチ6は、両者が鉛直支軸2回りで相
対的に所定量相対的に旋回できれば足りるものであるか
ら、ルーズな油圧ホースでの連結でその要求を満足でき
るのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の高所作業車の説明図、第2〜3図は、
この考案の高所作業車の要部の説明図であって、第2図
はこの考案の高所作業車の一実施例の説明図、第3図は
他の実施例の説明図である。 1;伸縮ブーム,2;鉛直支軸,4;バケット支持具.5;バケッ
ト,6;油圧駆動ウインチ,9;油圧モータ,13;油圧制御装
置,14;ロータリジョイント,21、22;給排油路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】起伏自在なブーム1の先端に常に鉛直姿勢
    を維持するよう立設した鉛直支軸2に、旋回自在に外嵌
    した外嵌部3を有するバケット支持具4を介してバケッ
    ト5を取り付けると共に、前記鉛直支軸2の上端部に、
    油圧駆動ウインチ6およびアーム7を有する吊り上げ装
    置8を旋回自在に取り付けてなり、前記バケット支持具
    4と鉛直支軸2間にバケット支持具4に設けた油圧モー
    タ9により駆動される旋回駆動装置10を取り付けてなる
    高所作業車であって、伸縮ブーム1側からの給排油路2
    1、22を、前記鉛直支軸2の軸心と同心的に当該鉛直支
    軸2の外周に配置したロータリジョイント14を介して前
    記バケット支持具4またはこのバケット支持具4に取り
    付けられたバケット5に設けた油圧制御装置13に導き、
    この油圧制御装置13の制御油で以て前記油圧モータ9お
    よび油圧駆動ウインチ6を駆動するよう構成すると共
    に、少なくとも前記油圧制御装置13と油圧駆動ウインチ
    6間の制御油の給排はルーズな油圧ホース28、29を介し
    て行うよう構成してあることを特徴とする高所作業車。
JP12598289U 1989-10-27 1989-10-27 高所作業車 Expired - Lifetime JPH0736958Y2 (ja)

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JP12598289U JPH0736958Y2 (ja) 1989-10-27 1989-10-27 高所作業車

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JP12598289U JPH0736958Y2 (ja) 1989-10-27 1989-10-27 高所作業車

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Publication Number Publication Date
JPH0364992U JPH0364992U (ja) 1991-06-25
JPH0736958Y2 true JPH0736958Y2 (ja) 1995-08-23

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