JPH07286249A - 磁歪材の製造方法 - Google Patents

磁歪材の製造方法

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JPH07286249A
JPH07286249A JP6104786A JP10478694A JPH07286249A JP H07286249 A JPH07286249 A JP H07286249A JP 6104786 A JP6104786 A JP 6104786A JP 10478694 A JP10478694 A JP 10478694A JP H07286249 A JPH07286249 A JP H07286249A
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輝夫 森
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 常温で結晶磁気異方性が小さく、しかも、磁
歪量が大きい(Tb,Dy)Fe2 系の磁歪材を、粉末
冶金法を利用して安価に提供する。 【構成】 式I (Tbx Dy1-x )Ty (Tは、F
e、CoおよびNiの1種以上であり、xおよびyは原
子比を表わし、0.30<x≦0.50、1.70≦y
≦2.00)で表わされる組成を有する原料Aの粉末
と、式II (Dy1-t Tbtz1-z (tおよびzは
原子比を表わし、0≦t≦0.30、0.40≦z≦
0.80)で表わされる組成を有する原料Bの粉末とを
含むか、前記原料Aおよび前記原料Bに加え、実質的に
Tから構成される原料Cを含む混合物を、磁場中で成形
した後、焼結することにより、式III (Tbv Dy
1-v )Tw(vおよびwは原子比を表わし、0.27≦
v<0.50、1.70≦w≦2.00)で表わされる
組成を有し、[111]軸が配向した磁歪材を製造す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外部磁界を作用させた
ときに長さが変化する磁歪材を製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】磁性体に外部磁界を作用させると、磁性
体には伸びあるいは縮みが発生する。これを磁歪と称す
る。磁歪は、例えば、変位制御用あるいは駆動用アクチ
ュエータ、超音波発生用磁歪振動子、超音波遅延線、超
音波濾波器、可変周波数共振器、各種センサ等に応用さ
れている。
【0003】磁歪材には、磁歪量が大きいことが基本的
に要求される。磁歪量が大きい磁歪材としては、例え
ば、(i) 鉄と希土類元素(Tb、Sm、Dy、Ho、E
r、Tm)との合金(米国特許第4,375,372号
明細書、同第4,152,178号明細書、同第3,9
49,351号明細書、同第4,308,474号明細
書等)、(ii)鉄族元素およびMnと、Tb、Smとの合
金(米国特許第4,378,258号明細書)、(iii)
Ti、V、Cr、Mn、Ni、Cu、Nb、Mo、T
a、W、C、Si、Ge、Sn、B、In、La、C
e、Pr、Nd、Sm、Gd、Tb、Eu、Dy、H
o、Er、Yb、Lu、Tmの1種以上と、FeとAl
とCoとからなる磁歪材、およびTi、V、Cr、M
n、Co、Ni、Cu、Nb、Mo、Ta、W、C、S
i、Ge、Sn、B、In、La、Ce、Pr、Nd、
Sm、Gd、Eu、Er、Yb、Lu、Tmの1種以上
と、TbとDyとHoとFeとからなる磁歪材(特開昭
53−64798号公報)などが挙げられる。これらの
磁歪材は、RFe2 ラーベス型金属間化合物と呼ばれる
Feと希土類元素Rとの金属間化合物、あるいはこれら
に遷移金属等の他の元素が添加されたものであり、ニッ
ケルやフェライトなどの従来用いられている磁歪材より
も1桁から2桁も大きい飽和磁歪値λs を有し、超磁歪
材と呼ばれている。
【0004】RFe2 ラーベス型金属間化合物のうちT
bFe2 は、外部磁界強度が高いとき、例えば外部磁界
強度20〜25kOe 程度での磁歪量は大きいが、磁界強
度が低いときの磁歪量が十分ではない。このため、Tb
の一部をDyで置換した(Tb,Dy)Fe2 が、低磁
界強度での磁歪量を向上させた磁歪材として汎用されて
いる。特に、Tb0.3 Dy0.7 Fe2.0 結晶をもつ磁歪
材は、常温で結晶磁気異方性が極小となり、かつ磁歪も
大きいため、実用性が高く多用されている。
【0005】これらの超磁歪材の磁歪量をさらに大きく
するためには、磁歪が大きい方向の結晶軸を配向させて
異方性を付与することが有効である。RFe2 ラーベス
型金属間化合物結晶では、[111]軸方向の磁歪が大
きい。そして、上記Tb0.3Dy0.7 Fe2.0 結晶で
は、[111]軸は磁化容易軸である。
【0006】結晶を配向させるためには、単結晶育成法
が有効であり、例えば、米国特許第4,308,474
号明細書にブリッジマン法を用いた例がある。しかし、
単結晶育成法は極めて生産性が低く、また、粉末冶金法
に比べ製造可能な形状が制限されてしまう。同明細書に
は、[111]軸が配向した旨の記載があるが、その後
の研究により、ブリッジマン法では[111]軸は配向
せず[11−2]軸が配向することがわかっている。
[11−2]軸は[111]軸から約19°ずれている
ため、[11−2]軸が配向しているときの磁歪量は、
[111]軸が配向しているときの磁歪量にcos19
°を乗じた値まで減少してしまう。また、同明細書に
は、アーク溶解により製造した等方性多結晶合金を垂直
ゾーンメルト法により結晶配向させた実施例が記載され
ているが、ゾーンメルト法による異方性化も単結晶育成
法と同様に、極めて生産性が低く、形状の自由度が低
く、配向するのは[11−2]軸である。
【0007】他方、低コストでの製造が可能な粉末冶金
法では、Tb0.3 Dy0.7 Fe2.0結晶を有する粒子か
らなる粉末を磁場中で成形した後、焼結することによ
り、[111]軸が配向した異方性材料が得られること
が、米国特許第4,152,178号明細書に開示され
ている。しかし、Tb0.3 Dy0.7 Fe2.0 は結晶磁気
異方性が十分ではないため、配向させるためには強力な
磁界を印加する必要があるか、場合によっては配向しな
いこともあり、実用性に問題がある。
【0008】また、特開平1−180943号公報に
は、TbFe2 とDyFe2 とを個別に粉砕した後、混
合し、混合物を磁場中で成形した後、焼結する方法が開
示されている。同公報には、TbFe2 とDyFe2
は共に磁気異方性が大きいため、配向が容易であり、し
かも、焼結時の拡散により磁気異方性の小さい組成とな
るので、磁場応答性を高くできる旨の記述がある。しか
し、磁化容易軸はTbFe2 が[111]軸、DyFe
2 が[100]軸であり、後述するように本発明者らの
実験によれば、この方法では[111]軸が配向した異
方性材料は得られなかった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、常温
で結晶磁気異方性が小さく、しかも、磁歪量が大きい
(Tb,Dy)Fe2 系の磁歪材を、粉末冶金法を利用
して安価に提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】このような目的は、下記
(1)〜(4)の本発明により達成される。 (1) 式I (Tbx Dy1-x )Ty (式Iにおいて、Tは、Fe、CoおよびNiから選択
される少なくとも1種の元素であり、xおよびyは原子
比を表わし、0.30<x≦0.50、1.70≦y≦
2.00である)で表わされる組成を有する原料Aの粉
末と、 式II (Dy1-t Tbtz1-z (式IIにおいて、tおよびzは原子比を表わし、0≦t
≦0.30、0.40≦z≦0.80である)で表わさ
れる組成を有する原料Bの粉末とを含むか、前記原料A
および前記原料Bに加え、実質的にTから構成される原
料Cを含む混合物を、磁場中で成形した後、焼結するこ
とにより、 式III (Tbv Dy1-v )Tw (式III において、vおよびwは原子比を表わし、0.
27≦v<0.50、1.70≦w≦2.00である)
で表わされる組成を有する磁歪材を製造することを特徴
とする磁歪材の製造方法。 (2)原料AのDyの一部および/または原料BのDy
の少なくとも一部がHoで置換されている上記(1)の
磁歪材の製造方法。 (3)前記混合物中において、原料Aの重量百分率を
a、原料Bの重量百分率をb、原料Cの重量百分率をc
としたとき、50≦a<100、0<b≦40、0≦c
≦20、a+b+c=100である上記(1)または
(2)の磁歪材の製造方法。 (4)[111]軸が配向した多結晶体の磁歪材が製造
される上記(1)〜(3)のいずれかの磁歪材の製造方
法。
【0011】
【作用および効果】Tb0.3 Dy0.7 Fe2.0 結晶は、
磁場中成形において磁化容易軸を安定して十分に配向で
きるほどは結晶磁気異方性が大きくない。このため本発
明では、磁場中成形により磁化容易軸が十分に配向可能
な程度の結晶磁気異方性をもち、かつその磁化容易軸が
[111]軸である上記原料Aを用いる。しかし、上記
原料Aの焼結体は、結晶磁気異方性が大きすぎるため、
磁歪材として用いるときの磁場応答性が悪く実用的では
ない。そこで、本発明では、上記原料Aと上記原料Bと
の混合物を磁場中成形して焼結するか、さらにこの混合
物に上記原料Cを加えたものを磁場中成形して焼結す
る。焼結の際には元素拡散が生じるため、Tb0. 3 Dy
0.7 Fe2.0 付近の組成をもつ多結晶磁歪材が得られ
る。この多結晶磁歪材は、原料Aの[111]軸配向が
維持されているため磁歪が大きく、しかも、磁歪材とし
て適度な結晶磁気異方性を有するため、良好な磁場応答
性が得られる。
【具体的構成】以下、本発明の具体的構成について詳細
に説明する。
【0012】本発明により製造される磁歪材は、 式III (Tbv Dy1-v )Tw で表わされる組成を有する多結晶体である。式III にお
いてvおよびwは原子比を表わし、0.27≦v<0.
50、好ましくは0.27≦v≦0.40、1.70≦
w≦2.00、好ましくは1.80≦w≦1.97であ
る。vが小さすぎると常温よりも低い温度域で十分な磁
歪量を示さず、vが大きすぎると常温域で十分な磁歪量
を示さない。wが小さすぎると希土類元素リッチ相が多
くなり、wが大きすぎると(Tb,Dy)T3 相等の異
相が生じ、いずれも磁歪量が減少する。
【0013】Tは、Fe、CoおよびNiから選択され
る少なくとも1種の元素であるが、Mn、Cr、Moな
どは希土類元素と合金を形成して強度向上に寄与するこ
とも考えられるので、Tの一部をこれらの元素が置換し
ていてもよい。
【0014】以下に説明するように、本発明ではこのよ
うな磁歪材を、少なくとも2種の原料を用いて粉末冶金
法により製造する。
【0015】この方法では、原料Aの粉末と原料Bの粉
末とを含む混合物、または、原料Aの粉末と原料Bの粉
末と原料Cの粉末とを含む混合物を、磁場中で成形した
後、焼結する。
【0016】原料Aは、 式I (Tbx Dy1-x )Ty で表わされる組成を有する。式Iにおいてxおよびyは
原子比を表わし、0.30<x≦0.50、好ましくは
0.33≦x≦0.50、1.70≦y≦2.00、好
ましくは1.90≦y≦2.00である。xが小さすぎ
ると[111]軸配向が困難となり、特にxが0.30
未満であると[100]軸が配向するようになってしま
う。一方、xが大きすぎると原料Bの混合比率を高くす
る必要が生じるため、原料全体に占める原料Aの比率が
低くなってしまい、焼結後の[111]軸の配向度が低
くなってしまう。yが小さすぎると原料Cの混合比率を
高くする必要が生じるため、原料全体に占める原料Aの
比率が低くなってしまい、焼結後の[111]軸の配向
度が低くなってしまう。一方、yが大きすぎると(T
b,Dy)T3 相等のFeリッチの異相が多くなり、こ
のため磁場中成形による配向性が低くなり、この結果、
焼結後の配向性も低くなってしまう。また、焼結後に
(Tb,Dy)T3 相が残存して磁歪量を低下させてし
まう。
【0017】原料AのTは、Fe単独であってもよく、
Feの一部をCoおよび/またはNiで置換したもので
あってもよい。CoおよびNiは磁気異方性を増大させ
るが透磁率を低下させるため、Fe/Tは、好ましくは
70原子%以上、より好ましくは80原子%以上とす
る。
【0018】原料Bには、 式II (Dy1-t Tbtz1-z で表わされる組成の合金を用いる。式IIにおいてtおよ
びzは原子比を表わし、0≦t≦0.30、0.4≦z
≦0.80、好ましくは0.60≦z≦0.70であ
る。zが小さすぎても大きすぎても原料Bの融点が高く
なるため、緻密な焼結体が得られない。原料Bは、原料
AのTb/(Tb+Dy)を減少させるために混合され
るので、原料Bとしてtの大きなものを用いると原料B
の混合比率を高くする必要が生じ、その結果、混合物中
における原料Aの比率が相対的に低くなるので、焼結後
の配向度が低くなってしまう。したがって、t=0が最
も好ましい。具体的には、原料BとしてDy2 Tを用い
ることが好ましい。
【0019】原料Bでは、Dyの少なくとも一部がHo
で置換されていてもよい。また、原料Aでも、Dyの一
部がHoで置換されていてもよいが、Hoは結晶磁気異
方性を低下させるため、原料AにおけるHo置換率{H
o/(Dy+Ho)}は20原子%以下とすることが好
ましい。また、最終組成(磁歪材組成)におけるHo置
換率{Ho/(Dy+Ho)}は、飽和磁歪の低下を抑
えるために55原子%以下とすることが好ましい。Ho
により置換する場合、最終組成を表わす上記式III にお
いても、HoがDyを置換するものとして考える。
【0020】原料AのTbの一部および/または原料B
のTbの一部を、Tb、DyおよびHoを除く希土類元
素の少なくとも1種(以下、RI という)で置換しても
よい。ただし、RI は一般に磁歪量を低下させるため、
最終組成のRI 置換率{RI/(Tb+RI )}は、1
2.5原子%以下であることが好ましい。RI は特に限
定されないが、例えばNd、Pr、GdおよびYの少な
くとも1種で置換することにより、磁歪の温度依存性を
低くすることが可能である。RI により置換する場合、
最終組成を表わす上記式III においても、RI がTbを
置換するものとして考える。
【0021】原料Bに用いるTに特に制限はないが、
(Dy,Tb)2 FeのFeの少なくとも一部をCoお
よび/またはNiで置換したものは粉砕しやすいため、
粉末化の際の酸化を抑制することができ、大きな磁歪量
が得られやすくなる。
【0022】混合物中における各原料の比率は特に限定
されず、式III で表わされる最終組成となるように適宜
決定すればよいが、原料Aの重量百分率をa、原料Bの
重量百分率をb、原料Cの重量百分率をcとしたとき、
好ましくは50≦a<100、より好ましくは60≦a
≦95、好ましくは0<b≦40、より好ましくは5≦
b≦30、好ましくは0≦c≦20、より好ましくは0
≦c≦10、a+b+c=100 である。aが小さすぎる場合、すなわち、磁場中成形に
おいて配向する原料Aの比率が低い場合、焼結後の結晶
の配向度が低くなる。一方、aが大きすぎる場合、原料
Aの組成が最終組成に近いということであり、磁場配向
を容易にするために原料Aを用いる意味がなくなる。原
料Bは焼結の際に融剤としてはたらくため、bが小さす
ぎると焼結が進みにくくなって緻密な磁歪材が得にくく
なる。一方、bが大きすぎると、aが小さくなりすぎ
る。原料Cは目的とする最終組成を得るために必要に応
じて添加されるが、cが大きすぎるとaが小さくなりす
ぎるため、好ましくない。
【0023】各原料の粉末の平均粒子径は特に限定され
ず、焼結後に所望の磁歪特性が得られるように適宜決定
すればよいが、好ましくは1〜100μm 、より好まし
くは5〜20μm である。平均粒子径が小さすぎると製
造工程において酸化しやすくなり、大きすぎると焼結反
応が進まず密度が上がらない。なお、これらの平均粒子
径は、フィッシャー社製サブシーブサイザーによって測
定される値である。
【0024】混合物の成形は、磁場中で行なう。印加す
る磁界の強度は、好ましくは3 kOe以上、より好ましく
は6 kOe以上である。磁界印加方向は、圧力印加方向と
平行であっても垂直であってもよい。成形圧力は、好ま
しくは0.5t/cm2 以上、より好ましくは3t/cm2 以上
である。
【0025】成形体を焼結する条件は特に限定されない
が、通常、900℃以上、好ましくは1100〜120
0℃で1〜10時間とすればよい。焼結は、Arガス等
の非酸化性雰囲気中や真空中で行なうことが好ましい。
【0026】このようにして製造された磁歪材は多結晶
体であり、磁歪が最も大きくなる[111]軸方向が配
向している。磁歪材の平均結晶粒径は、好ましくは10
μm以上である。平均結晶粒径が小さすぎると、結晶粒
界による応力のために、外部磁界による磁化率が低くな
ってしまう。なお、平均結晶粒径の上限は特にないが、
上記した平均粒子径をもつ原料粉末を用いた場合、平均
結晶粒径は、通常、200μm 以下となる。
【0027】
【実施例】以下、本発明の具体的実施例を示し、本発明
をさらに詳細に説明する。
【0028】<サンプルNo. 1〜6>表1に示す磁歪材
サンプルNo. 1〜6を、粉末冶金法により作製した。原
料の組成を表1に示す。原料A、BおよびCを混合し、
乾式振動ミル(Arガス雰囲気中)および湿式振動ミル
(トルエン中)により平均粒子径7〜20μm にまで粉
砕した。各原料の混合比a、bおよびcを表1に示す。
粉砕後の混合物を磁場中で乾式成形した後、焼結し、直
方体形状(10mm×10mm×8mm)の磁歪材サンプルと
した。成形圧力は6t/cm2 とし、磁界印加方向は加圧方
向に垂直とした。成形時の磁界強度を表1に示す。ただ
し、サンプルNo. 1作製の際には、無磁場中で成形を行
なった。表1に示す項目のうち、成形時の磁界強度以外
はすべてのサンプルで同一とした。焼結は、Arガス雰
囲気中において1180℃で1時間行なった。
【0029】これらのサンプルの磁歪量を歪ゲージによ
り測定した。磁歪量測定の際の印加磁界強度(H)は、
1 kOeまたは10 kOeとした。図1(a)に示すよう
に、磁歪量(//)は成形時の磁界印加方向に対し平行
な方向で測定した値であり、磁歪量(⊥)は成形時の磁
界印加方向に対し垂直な方向で測定した値である。結果
を表1に示す。
【0030】サンプルNo. 1、2、3、6のX線回折チ
ャートを図2に示す。このX線回折チャートは、図1
(b)に示すように、測定面が成形時の磁界印加方向に
垂直であるときのものである。
【0031】
【表1】
【0032】図2に示されるように、成形時の磁界強度
が高くなるにしたがって(111)面のピーク(2θ≒
20.9°)および(222)面のピーク(2θ≒4
2.6°)の強度が大きくなっており、磁場中成形によ
り[111]軸が配向することがわかる。そして、表1
に示されるように、成形時の磁界強度が高くなるにした
がって磁歪量(//)は増加する傾向を示す。
【0033】表2に示される磁歪材サンプルを作製し
た。
【0034】
【表2】
【0035】<サンプルNo. 7〜12>最終組成(サン
プル組成)はすべて同じであるが、原料Aの希土類元素
中のTb比率が異なるものである。これらのサンプル
は、原料Aの組成および原料の混合比を除き、表1のサ
ンプルNo. 6と同様にして作製した。ただし、表2に示
されるサンプルでは、組成に応じて焼結温度を1150
〜1200℃の範囲から選んだ。サンプルNo. 12のX
線回折チャートを図3に示す。図3の上段に示すチャー
ト(⊥)は、図1(b)に示すように、測定面が成形時
の磁界印加方向に垂直である場合のものであり、下段に
示すチャート(//)は、図1(c)に示すように、測
定面が成形時の磁界印加方向に平行である場合のもので
ある。なお、以下に説明するサンプルのX線回折チャー
トの構成も同様である。
【0036】表2に示されるように、原料Aの希土類元
素中のTb比率が0.50を超える場合には、実質的に
磁歪に異方性が認められず、磁歪量(//)が小さい。
図3に示されるように、前記Tb比率が0.8であるサ
ンプルNo. 12では、(111)面のピークおよび(2
22)面のピークが(⊥)方向と(//)方向とでほぼ
等しく、[111]軸の配向は認められない。また、サ
ンプルNo. 11でも、サンプルNo. 12と同様に[11
1]軸の配向は認められなかった。サンプルNo. 11お
よび12では、原料Aの混合比aが小さいために、焼結
後に配向性が認められなかったと考えられる。なお、サ
ンプルNo. 7〜10のX線回折チャートでは、[11
1]軸の配向が認められた。
【0037】<サンプルNo. 13〜15>最終組成はす
べて同じであるが、原料AのFe含有率が異なるもので
ある。これらのサンプルは、原料Aの組成および原料の
混合比を除き、表1のサンプルNo. 6と同様にして作製
した。サンプルNo. 15のX線回折チャートを図4に示
す。
【0038】表2に示されるように、原料Aの希土類元
素に対するFeの比率が2.0を超えるサンプルNo. 1
5では、実質的に磁歪に異方性が認められず、磁歪量
(//)が小さい。図4に示されるように、サンプルN
o. 15では、(111)面のピークおよび(222)
面のピークが(⊥)方向で大きく、[111]軸の配向
は認められるが、Feリッチの異相{(Tb,Dy)F
3 }のピークが多くなっている。なお、サンプルNo.
13および14のX線回折チャートでは、[111]軸
の配向が認められた。
【0039】<サンプルNo. 16〜19>サンプルNo.
16〜18は、原料BのFeの少なくとも一部をCoま
たはNiで置換した以外は、表1のサンプルNo. 6と同
様にして作製した。また、サンプルNo. 19は、原料A
のFeの10原子%をCoで置換すると共に原料BのF
eをCoで全量置換し、さらに原料の混合比を変更した
以外は、表1のサンプルNo. 6と同様にして作製した。
サンプルNo. 19のX線回折チャートを図5に示す。
【0040】表2に示されるように、原料BのFeをC
oやNiで置換することにより磁歪が大きくなることが
わかる。これは、置換により原料Bの粉砕性が向上し、
原料Bの粉末の酸素量が少なくなったためと考えられ
る。図5に示されるように、サンプルNo. 19では、
[111]軸が配向していることがわかる。なお、サン
プルNo. 16〜18のX線回折チャートでも[111]
軸の配向が認められた。
【0041】<サンプルNo. 20〜22>最終組成の希
土類元素中のTb比率が高いサンプルである。これらの
サンプルは、原料Aの組成および原料の混合比を除き、
表1のサンプルNo. 6と同様にして作製した。サンプル
No. 22のX線回折チャートを図6に示す。
【0042】表2に示されるように、これらのサンプル
では磁歪に異方性が認められる。また、図6に示される
ように、サンプルNo. 22のX線回折チャートでは[1
11]軸の配向が認められる。なお、サンプルNo. 20
および21のX線回折チャートでも[111]軸の配向
が認められた。
【0043】<サンプルNo. 23>前述した米国特許第
4,152,178号明細書の記載に準じて、原料とし
てTb0.3 Dy0.7 Fe1.9 だけを用いたものである。
このサンプルのX線回折チャートを図7に示す。
【0044】このサンプルでは、表2に示されるように
磁歪の異方性は認められず、図7に示されるように[1
11]軸の配向は認められない。
【0045】<サンプルNo. 24>前述した特開平1−
180943号公報の記載に準じて、TbFe1.9 とD
yFe1.9 とをTb0.3 Dy0.7 Fe1.9 となるように
混合して作製したサンプルである。このサンプルのX線
回折チャートを図8に示す。
【0046】このサンプルでは、表2に示されるように
磁歪の異方性は認められず、図8に示されるように[1
11]軸の配向は認められない。このサンプルで磁歪量
(//)よりも磁歪量(⊥)が有意に大きくなっている
のは、DyFe2 結晶の[100]軸配向の影響と考え
られる。
【0047】なお、本発明サンプルにおいて、原料Bの
Dyの少なくとも一部をHoで置換した場合、および原
料AのDyの20原子%以下をHoで置換した場合に
も、[111]軸の配向が認められた。また、原料Bの
Dyの30原子%以下をTbで置換した場合でも、原料
Bの混合比を増加させることにより所望の最終組成が得
られ、[111]軸の配向も可能であった。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は磁歪量の測定方向の説明図であり、
(b)および(c)はX線回折における測定面の説明図
である。
【図2】表1の磁歪材サンプルNo. 1、2、3、6のX
線回折チャートであって、測定面が成形時の磁界印加方
向に垂直であった場合のものである。
【図3】表2の磁歪材サンプルNo. 12のX線回折チャ
ートであり、上段は、測定面が成形時の磁界印加方向に
垂直であった場合のもの、下段は、測定面が成形時の磁
界印加方向に平行であった場合のものである。
【図4】表2の磁歪材サンプルNo. 15のX線回折チャ
ートであり、上段は、測定面が成形時の磁界印加方向に
垂直であった場合のもの、下段は、測定面が成形時の磁
界印加方向に平行であった場合のものである。
【図5】表2の磁歪材サンプルNo. 19のX線回折チャ
ートであり、上段は、測定面が成形時の磁界印加方向に
垂直であった場合のもの、下段は、測定面が成形時の磁
界印加方向に平行であった場合のものである。
【図6】表2の磁歪材サンプルNo. 22のX線回折チャ
ートであり、上段は、測定面が成形時の磁界印加方向に
垂直であった場合のもの、下段は、測定面が成形時の磁
界印加方向に平行であった場合のものである。
【図7】表2の磁歪材サンプルNo. 23のX線回折チャ
ートであり、上段は、測定面が成形時の磁界印加方向に
垂直であった場合のもの、下段は、測定面が成形時の磁
界印加方向に平行であった場合のものである。
【図8】表2の磁歪材サンプルNo. 24のX線回折チャ
ートであり、上段は、測定面が成形時の磁界印加方向に
垂直であった場合のもの、下段は、測定面が成形時の磁
界印加方向に平行であった場合のものである。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】式I (Tbx Dy1-x )Ty (式Iにおいて、Tは、Fe、CoおよびNiから選択
    される少なくとも1種の元素であり、xおよびyは原子
    比を表わし、 0.30<x≦0.50、 1.70≦y≦2.00である)で表わされる組成を有
    する原料Aの粉末と、 式II (Dy1-t Tbtz1-z (式IIにおいて、tおよびzは原子比を表わし、 0≦t≦0.30、 0.40≦z≦0.80である)で表わされる組成を有
    する原料Bの粉末とを含むか、前記原料Aおよび前記原
    料Bに加え、実質的にTから構成される原料Cを含む混
    合物を、磁場中で成形した後、焼結することにより、 式III (Tbv Dy1-v )Tw (式III において、vおよびwは原子比を表わし、 0.27≦v<0.50、 1.70≦w≦2.00である)で表わされる組成を有
    する磁歪材を製造することを特徴とする磁歪材の製造方
    法。
  2. 【請求項2】 原料AのDyの一部および/または原料
    BのDyの少なくとも一部がHoで置換されている請求
    項1の磁歪材の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記混合物中において、原料Aの重量百
    分率をa、原料Bの重量百分率をb、原料Cの重量百分
    率をcとしたとき、 50≦a<100、 0<b≦40、 0≦c≦20、 a+b+c=100である請求項1または2の磁歪材の
    製造方法。
  4. 【請求項4】 [111]軸が配向した多結晶体の磁歪
    材が製造される請求項1〜3のいずれかの磁歪材の製造
    方法。
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