JPH0728618Y2 - デジタルオーディオ装置 - Google Patents

デジタルオーディオ装置

Info

Publication number
JPH0728618Y2
JPH0728618Y2 JP1990090563U JP9056390U JPH0728618Y2 JP H0728618 Y2 JPH0728618 Y2 JP H0728618Y2 JP 1990090563 U JP1990090563 U JP 1990090563U JP 9056390 U JP9056390 U JP 9056390U JP H0728618 Y2 JPH0728618 Y2 JP H0728618Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
digital
recording
pll
input
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1990090563U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0449360U (ja
Inventor
正孝 八重樫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alpine Electronics Inc
Original Assignee
Alpine Electronics Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alpine Electronics Inc filed Critical Alpine Electronics Inc
Priority to JP1990090563U priority Critical patent/JPH0728618Y2/ja
Publication of JPH0449360U publication Critical patent/JPH0449360U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0728618Y2 publication Critical patent/JPH0728618Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案はデジタルオーディオ装置に係り、特にデジタル
入力に基づく録音時に、デジタルオーディオ信号に含ま
れるクロックを再生するPLL回路のロックがはずれた時
の記録待機、記録開始機能を備えたデジタルオーディオ
装置に関する。
〈従来技術〉 DAT装置は、デジタル入力端子にデジタルオーディオ機
器を接続することにより、該デジタルオーディオ機器か
ら入力されるデジタル信号を、AD,DA変換系を通さずに
デジタル信号のままテープに録音することができる。か
かるデジタル入力においては、バイフェーズマーク変調
されたデジタルオーディオデータに含まれるクロックを
PLLにより再生し、該クロックに同期して入力デジタル
オーディオデータを1ビットづつ読み取り、読みとった
デジタルオーディオデータを信号処理可能な形式に変換
して信号処理部に入力し、デジタルデータに誤り訂正符
号や必要なサブコードを付してテープに記録する。
〈考案が解決しようとする課題〉 デジタルオーディオソースとしては、衛星放送用チュー
ナ(BSチューナ)があり、そのサンプリング周波数はA
モード、Bモード用として48KHz、32KHzの2種類があ
る。このため、BSチューナからデジタル録音している
時、サンプリング周波数がモード変更により切り替わる
場合がある。かかる場合、PLLのロックが外れ、正しく
入力オーディオデータを読み取れなくなり、ノイズとな
る。尚、サンプリング周波数の切り替わりはBSチューナ
から録音している場合に限らず、サンプリング周波数が
異なる種々の音楽が録音されているDATテープからダビ
ングしている場合にも生じる。
又、以上のほかに、何らかの原因でPLLのロックが外れ
るとその間、正しく入力オーディオデータを読み取れな
くなり、やはりノイズとなる。
従来はPLLのロックが外れた時、そのまま録音を継続し
たり、録音をストップしたりしている。
しかし、録音を継続すると、サンプリング周波数の切り
替わり時に、ノイズが録音されてしまい、録音を停止す
ると以後録音できない問題が生じる。
以上から、本考案の目的はPLLのロックが外れても、ノ
イズを録音せず、しかもPLLがロックした時、適当な長
さの曲間を置いて録音を再開できる、デジタルオーディ
オ装置を提供することである。
〈課題を解決するための手段〉 上記課題は本考案において、PLLのロックが外れている
か検出するロック・アンロック検出部と、デジタル録音
時、PLLのロックが外れると信号処理部をして、音量が
零のデータを記録部に出力させるデジタルミュート制御
部と、PLLのロック/アンロック状態によりオーディオ
データの録音を制御する録音制御部とにより達成され
る。
〈作用〉 PLLのロックが外れた時、音量零のデータをデジタル録
音し、第1の設定時間を経過してもロック状態に戻らな
い場合には所定時間の無音部分を置くために、第1の設
定時間以下の第2の設定時間だけリバース送りして録音
待機状態にし、PLLがロックした時、オーディオデータ
のデジタル録音を再開する。
〈実施例〉 第1図は本考案に係わるDAT装置を含むシステムのブロ
ック図であり、1はBSチューナ、2は外部接続DAT装
置、3はCDプレーヤ、4は所定のデジタルオーディオソ
ースからのデジタルオーディオ信号を選択出力するセレ
クタ、5は本考案に係わるDAT装置(要部のみ示す)
で、11はデジタルI/Oインタフェース、12は信号処理
部、13はRFアンプ、14は録再ヘッド、15は制御部、16は
テープ走行系等を制御するメカコントロール部、17は各
種キー、スイッチ、表示部を備えた操作パネルであり、
17aは録音キー、17bは入力信号がアナログかデジタルか
を指示する入力信号指示キーである。
デジタルI/Oインタフェース11は、入力されたデジタル
オーディオ信号をDAT装置の信号処理部12が処理可能な
形に変換して出力すると共に、入力デジタルオーディオ
信号のサンプリング周波数を識別して出力するもので、
第2図にその構成を示す。第2図において、11aは入力
データから再生クロックを作り出すPLL回路、11bはPLL
のロックが外れているかを検出するロック・アンロック
検出部、11cは再生クロックに同期してデジタルデータ
を読み取る読取回路、11dはバイフェーズ変調されて入
力されたデータを復調する復調回路、11eは信号処理部
が処理できる形式にしてオーディオ信号やスタートID、
ショートニングIDを出力するインタフェース回路であ
る。PLL回路11aはバイフェーズマーク変調されたデジタ
ル信号が入力されると該バイフェーズ変調データに同期
した周波数128・Fs(Fsはサンプリング周波数)のクロ
ック信号CLを発生する。第3図はデジタルオーディオデ
ータのフォーマット説明図であり、左チャンネルと右チ
ャンネルの各1サンプルオーディオデータを基本とし
(1フレームという)、各チャンネルのオーディオデー
タは種々のデータを付加されて32ビットのサブフレーム
にされ、バイフェーズ変調してデジタルライン上を伝送
されるようになっている。32ビットのサブフレームは、
4ビットのプリアンブルと、4ビットの予備ビットと、
20ビットのオーディオデータと、4ビットの制御データ
とで構成され、バイフェーズ変調により、“1"は2つの
反転、“0"は1つの反転を持つように変調される。従っ
て、変調後のビットレートは、 Fs×2×32×2=128・Fs となる。尚、最初の数字2はステレオによるもの、後の
2はバイフェーズ変調によるものである。
アンロック検出部11bは、入力デジタルオーディオデー
タのサンプリング周波数Fsの変更により、あるいは何ら
かの原因によりPLLのロックが外れた時、アンロック状
態信号ULKを出力するようになっている。
第1図に戻って、信号処理部12はメモリ制御部(MMC)1
2aや誤り検出・訂正部(ECC)12b、サブコード処理部
(SBC)12c等を備え、録音時、入力されたデジタルのオ
ーディオデータに、別途作成した所定のサブコードを付
加すると共に、データに誤り検出符号を付してRFアンプ
13に出力する。
録音制御部15は、PLLのロックが外れるとデジタルミュ
ート指令DMCを信号処理部12に入力し、信号処理部をし
て音量が零のデータ(“0"データ)をRFアンプ13に出力
させるデジタルミュート制御部15aと、デジタルミュー
ト指令された後、所定時間Ta(例えば9秒)録音を続行
させ、しかる後所定時間Tb(例えば6秒)リバースさせ
て録音待機状態にし、PLLがロックした時、録音を再開
させる録音制御部15bを有している。以下、第4図に示
す記録制御の流れ図に従って本考案の録音動作を説明す
る。
録音制御部15bは、録音キー17aが押圧されて録音が指示
されると、テープを所定速度で送ると共に、入力信号指
示キー17bの指示を参照してデジタル入力かアナログ入
力かを判別し(ステップ101)、アナログ入力であればA
D変換して録音を開始させる(ステップ102)。
一方、デジタル入力であれば、ロック・アンロック検出
部11b(第2図)の出力を参照してPLLがロック状態にあ
るかチェックし(ステップ103)、ロック状態にあれ
ば、入力されたデジタルオーディオデータに基づいてデ
ジタル録音を実行させる。
しかし、ロック状態になければ、デジタルミュート制御
部15aはデジタルミュート指令DMCを信号処理部12に入力
し、信号処理部をして“0"データをRFアンプ13に出力さ
せDATテープに記録させる(ステップ104)。
録音制御部15bは“0"データ記録開始後、Ta秒(=9
秒)経過したか監視し(ステップ105)、経過しなけれ
ばロック状態になった調べ、ロック状態になれば“0"デ
ータの記録停止(デジタルミュート停止)を指令し、代
わって入力デジタルオーディオデータを録音させる。
しかし、Ta秒経過してもアンロックの場合には、信号処
理部をして“0"データの録音を停止させ、しかる後Tb秒
分(=6秒分)テープをリバース送りし(ステップ10
6)、しかる後録音待機状態にする(ステップ107)。
以後、設定時間内(たとえば5分以内)にロック状態に
なったか監視し(ステップ108,109)、ロック状態にな
れば録音を開始し、ロック状態にならなければ、録音を
ストップする(ステップ110)。
尚、以上ではTa=9秒、Tb=6秒としたのは、ある曲と
次の曲のサンプリング周波数が異なってアンロックにな
った時、次の曲のスタートID記録時間である9秒間のう
ちにロックになれば直ちに録音を行い、ロックしなけれ
ば3秒間の無音部分をおくために6秒のリバース送りす
るためである。又、リバース送りせず、Tc秒(たとえば
3秒)のデジタルミュートを行い、しかる後に録音待機
するように構成することもできる。
〈考案の効果〉 以上本考案によれば、PLLのロックが外れた時、音量零
のデータをデジタル録音し、第1の設定時間を経過して
もロック状態に戻らない場合には所定時間の無音部分を
置くために、第1の設定時間以下の第2の設定時間だけ
リバース送りして録音待機状態にし、PLLがロックした
時、オーディオデータのデジタル録音を再開するように
構成したから、PLLのロックが外れても、ノイズを録音
することがなく、しかもPLLがロックした時、適当な長
さの曲間を置いて自動的に録音を再開することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係わるDAT装置を含むシステムのブロ
ック図、 第2図はデジタルI/Oインタフェースのブロック図、 第3図はデジタルオーディオデータのフォーマット説明
図、 第4図は本考案のデジタル録音の処理の流れ図である。 1……BSチューナ 5……DAT装置 11……デジタルI/Oインタフェース 11a……PLL回路 11b……ロック・アンロック検出部 12……信号処理部 15a……デジタルミュート制御部 15b……録音制御部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】バイフェーズマーク変調された入力デジタ
    ルオーディオデータに含まれるクロックをPLLにより再
    生し、該クロックに同期して入力デジタルオーディオデ
    ータを読み取り、読み取ったデジタルオーディオデータ
    を信号処理可能な形式に変換するデジタルI/Oインタフ
    ェースと、デジタルI/Oインタフェースから入力された
    デジタルデータに誤り訂正符号を付して記録部に出力す
    る信号処理部を備えたデジタルオーディオ装置におい
    て、 PLLのロックが外れているか検出するロック・アンロッ
    ク検出部と、 デジタル入力に基づく録音時、PLLのロックが外れると
    信号処理部をして、音量が零のデータを記録部に出力さ
    せるデジタルミュート制御部と、 PLLのロックが外れた時、音量零のデータをデジタル録
    音し、第1の設定時間を経過してもロック状態に戻らな
    い場合には所定時間の無音部分を置くために、第1の設
    定時間以下の第2の設定時間だけリバース送りして録音
    待機状態にし、PLLがロックした時、オーディオデータ
    のデジタル録音を再開する録音制御部を有することを特
    徴とするデジタルオーディオ装置。
JP1990090563U 1990-08-29 1990-08-29 デジタルオーディオ装置 Expired - Lifetime JPH0728618Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990090563U JPH0728618Y2 (ja) 1990-08-29 1990-08-29 デジタルオーディオ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990090563U JPH0728618Y2 (ja) 1990-08-29 1990-08-29 デジタルオーディオ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0449360U JPH0449360U (ja) 1992-04-27
JPH0728618Y2 true JPH0728618Y2 (ja) 1995-06-28

Family

ID=31825435

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1990090563U Expired - Lifetime JPH0728618Y2 (ja) 1990-08-29 1990-08-29 デジタルオーディオ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0728618Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH079736B2 (ja) * 1986-12-27 1995-02-01 パイオニア株式会社 磁気記録再生装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0449360U (ja) 1992-04-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4901168A (en) Apparatus and method for recording and reproducing a digital signal
JPH0728618Y2 (ja) デジタルオーディオ装置
JP3814848B2 (ja) 音声信号処理装置
JPH02156457A (ja) デジタルインタフエース録音方法
JP2525435Y2 (ja) 録音システム
JPH0722767Y2 (ja) Datの録音装置
JP3776689B2 (ja) オーディオ再生録音システム及びオーディオ再生録音方法
KR940008487B1 (ko) 디에이티의 효과음 발생방법
JPH0756711B2 (ja) デジタルオーディオ装置
JP2536343B2 (ja) デジタル録再生装置
JP2000348422A (ja) オーディオ信号のダビング装置
JP3399096B2 (ja) 磁気再生装置、磁気記録再生装置および編集装置
JPH026552Y2 (ja)
JP2794599B2 (ja) 信号再生装置
JP3449069B2 (ja) 磁気記録再生装置及び磁気記録再生装置のトラッキング方法
JPH01285063A (ja) 磁気記録再生方式
JPH06168506A (ja) 磁気記録再生装置の再生方法
JPH0652590B2 (ja) イントロスキャン方法
JPH0567945U (ja) 記録制御装置
JPH0982046A (ja) デジタルオーディオ信号再生装置及びデジタルオーディオ信号再生方法
JPH0740405B2 (ja) Dat装置
JPH05128637A (ja) デジタル録音再生装置
JPH05225694A (ja) ディジタル信号記録再生装置
JPH02165494A (ja) ディジタル信号切換回路
JP2002358768A (ja) タイマ記録の確認機能付き情報記録再生装置

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term