JPH0728601U - 多刃鋸盤における材料押え装置 - Google Patents

多刃鋸盤における材料押え装置

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JPH0728601U
JPH0728601U JP6091993U JP6091993U JPH0728601U JP H0728601 U JPH0728601 U JP H0728601U JP 6091993 U JP6091993 U JP 6091993U JP 6091993 U JP6091993 U JP 6091993U JP H0728601 U JPH0728601 U JP H0728601U
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pressing plate
saw
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淳二 辻
博幸 竹内
治 井口
秀樹 尾崎
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Taihei Machinery Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 切断する材料の厚みが変わった場合、材料押
え板を適正な位置まで移動することができるようにす
る。 【構成】 多刃鋸盤の丸鋸15で切断する材料2の入口
側において、この材料2の送り方向におよび上下方向に
位置の変更可能に配置した取付枠25に、主軸12と並
行に設けた軸27を中心に揺動する揺動部材30を設け
る。この揺動部材30の先端には、上記丸鋸15が容易
に切込むことができる材料からなる材料押え板31を着
脱自在に取付ける。揺動部材30には、上記材料押え板
31を材料2上に押し付けるばね39を取付ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、木製などの板材の周縁を鋸断したり、あるいは板材を複数本に小 割り鋸断したりする多刃鋸盤の材料押え装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、複数の丸鋸を用いる多刃鋸盤の各丸鋸は、モータによりドライブされる 主軸に筒状の位置決めスペーサーと共に嵌装し、ナットの締付けにより各丸鋸を 定位置に取付けている。 また、最近、上記の各丸鋸を主軸に沿って自動的に移動させて位置決めを行う 装置も提案されている。
【0003】 上記何れの装置においても各丸鋸間において、材料の上面を押えて、切断中に 材料が浮上らないようにする材料押え装置を有している。 図3は従来の多刃鋸板の一例を示すもので、1はベースフレーム、3は材料2 の送り手段としての無限軌道式などの無端ベルトであり、このベルトをモータ、 減速機からなる駆動手段4により矢印方向に駆動している。また、上記ベースフ レーム1上には平面形が長方形の上部フレーム5を固定する。
【0004】 また、上記上部フレーム5の側部に設けた垂直のガイドレールに沿って昇降す る昇降体10の下端に内方へ向く枠13を固定し、この枠13の下側に複数の押 さえローラ14を設ける。
【0005】 上部フレーム5の前後に固定したブラケット7には垂直の送りねじ9をそれぞ れ設け、この各送りねじ9を前記昇降体10上の雌ねじにねじ込んで、送りねじ 9の正逆転によりこの昇降体10が上下するようにする。
【0006】 また、上記各送りねじ9は各ブラケット7上に設けたモータ、伝動機構などか らなる駆動手段11により駆動される。 12は上部フレーム5に回転自在に装置した主軸で、この主軸に複数の丸鋸1 5を軸方向摺動自在に装着するが、スライドキーなどにより主軸12に対して共 に回転するように結合している。
【0007】 また、上記各丸鋸15は図示省略してある往復動機構により主軸12上を任意 の位置まで移動して主軸12に固定されるようになっている。16は主軸12の 駆動モータで、適宜の伝動手段により上記主軸12を丸鋸15とともに矢印方向 に駆動する。
【0008】 上記無端ベルト3は図示省略してある適宜のガイド装置により丸鋸15の円周 に沿って湾曲させてその上面を丸鋸15の円周に沿う凹入部6とする。 20は主軸12と平行するように設けた軸で、その両端は上部フレーム5に回 転自在に支承させ、この軸20に揺動部材21を固定する。この部材21の前部 には材料押え板22を着脱自在に固定する。
【0009】 上記押え板22の前縁はナイフエッジとし、各丸鋸15が入る切込みが設けて ある。 また、上記揺動部材21には油圧またはばねなどからなる加圧手段24を設け て、押え板22をベルト3上の材料2に押し付けるようにしてある。
【0010】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来例は、押え板22の支点となる軸20が固定点であるので、材料2の 厚みが薄くなると、押え板22の先端が丸鋸15の外周方向へ移動するため、丸 鋸15のセンターに対して、より離れた位置でしか押え板22の先端が材料2を 押さえられなくなり、切削中の材料の暴れの原因ともなった。
【0011】 この考案の課題は上記のような従来装置の問題点を解決して、材料の厚みが変 わっても丸鋸15のセンターに対して押さえ板22の先端が常に適正な位置にて 保持できるようにした材料押え装置を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、この考案は多刃鋸盤の材料の入口側において、 この材料の送り方向および上下方向に位置の変更可能に配置した取付枠に上記主 軸と平行に設けた軸を中心に揺動する揺動部材を設け、この揺動部材の先端には 、上記丸鋸が容易に切込める材料からなる材料押え板を着脱自在に取付け、上記 揺動部材には、上記材料押え板を上記材料上に押し付ける加圧手段を設ける構成 を採用した。
【0013】
【作用】
この考案の場合、最初は丸鋸が入る切込みのない材料押え板を用いて材料の切 断を行う。これにより各丸鋸が材料押え板に切り込んで切込みを形成したのち材 料を切断する。
【0014】 また、材料の間隔が変ったときは前の切込みと異なる位置に丸鋸が切込んで新 しい切込みを形成する。上記の作用により切込みの数が増加して押え板が使用不 能になると新しい押え板と取り替える。
【0015】 つぎに材料の厚みが変り、押え板の位置が不適当となったときは取付枠を丸鋸 に対して昇降させ、かつ進退させて、押え板を適当な位置にしたのち、取付枠を 固定する。
【0016】
【実施例】
多刃鋸盤の基本的な構造や機能は図3の従来のものと同一であるから異なる点 についてのみ説明する。
【0017】 図1ないし図2において、25は昇降体10の下部に設けたガイド26に沿っ て矢印方向に進退する取付枠で、その下部に押えローラ29を設け先端に回転自 在に装着した軸27には、揺動部材30を固定し、この部材30の前部に材料押 え板31を固定する。図示例では図2のように部材30上に設けた蟻溝32に押 え板31の下側の台形断面の突部33を係合させ、止めねじ34により着脱自在 に固定しているが、この部分の構造は自由である。 35は取付枠25の上部に傾斜状に固定したボルトで、このボルト35を前記 揺動部材30の後端に設けた長孔36に遊嵌する。
【0018】 上記ボルト35の下部に固定した鍔37と部材30の後部間には押ばね39を 装着して部材30の後端を押し上げる。 40はストッパとしてのナットで部材30の後端が必要以上に押上げられるこ とを防止する。
【0019】 図1の41は上記昇降体10に固定した機箱で、この機箱41内にはモータ伝 動機構などからなる駆動手段を設け、この駆動手段により正逆回転する送りねじ 42を前記取付枠25の雌ねじにねじ込んで、送りねじ42の正逆回転により取 付枠25を進退させる。
【0020】 なお、上記材料押え板31の材料は木材または木材と同様の、丸鋸15が容易 に切込める合成木材または合成樹脂製とし、先端はナイフエッジとしてある。 上記実施例の場合、最初は丸鋸15が入るような切込みのない材料からなる材 料押え板31を揺動部材30に固定して矢印方向に移動する材料2の切断を行う 。
【0021】 これにより矢印方向に回転する各丸鋸15が材料押え板31に切り込んで切込 み23を形成しながら材料2を切断する。また、材料2の間隔が変ったときは前 の切込み23と異なる位置に丸鋸15が切込んで新しい切込みを形成する。 上記の作用により切込み23の数が増加して押え板31が使用不能になると新 しい押え板と取り替える。
【0022】 つぎに材料2の厚みが変ると、送りねじ9の正逆転により昇降体10を上下さ せて押えローラ29の上下位置を調整し、これにより、押え板31の位置が不適 当となったときは送りねじ42を正転または逆転させて、取付枠25を丸鋸15 に対して進退させ、押え板31を適当な位置にする。
【0023】
【効果】
この考案は上記のように、材料押え板を取り付けた取り付け枠が材料の厚みに 対応して上下方向及び送り方向に移動可能であるため、材料の厚みが変更された 場合でも、丸鋸のセンターに対して材料押え板の先端を常に適正な位置に調整で きるので、良好な切断面が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の要部縦断側面図
【図2】同上の拡大縦断側面図
【図3】従来の多刃鋸盤の一例を示す一部縦断側面図
【符号の説明】
3 無端ベルト 12 主軸 15 丸鋸 25 取付枠 27 軸 29 押えローラ 30 揺動部材 31 材料押え板 39 ばね
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 尾崎 秀樹 羽曳野市誉田3丁目10番7号

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主軸と、この主軸と共に回転し、かつ軸
    方向に移動自在な複数の丸鋸を設け、材料送り手段上の
    材料を切断するようにした多刃鋸盤において、上記材料
    の入口側において、この材料の送り方向および上下方向
    に位置の変更可能に配置した取付枠に上記主軸と平行に
    設けた軸を中心に揺動する揺動部材を設け、この揺動部
    材の先端には、上記丸鋸が容易に切込める材料からなる
    材料押え板を着脱自在に取付け、上記揺動部材には、上
    記材料押え板を上記材料上に押し付ける加圧手段を設け
    た多刃鋸盤における材料押え装置。
JP1993060919U 1993-11-12 1993-11-12 多刃鋸盤における材料押え装置 Expired - Fee Related JP2597174Y2 (ja)

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