JPH0733601U - 多刃鋸盤における材料側面切り揃え装置 - Google Patents

多刃鋸盤における材料側面切り揃え装置

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JPH0733601U
JPH0733601U JP6502593U JP6502593U JPH0733601U JP H0733601 U JPH0733601 U JP H0733601U JP 6502593 U JP6502593 U JP 6502593U JP 6502593 U JP6502593 U JP 6502593U JP H0733601 U JPH0733601 U JP H0733601U
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JP
Japan
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blade
width
saw
cut
circular saw
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Pending
Application number
JP6502593U
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English (en)
Inventor
勝利 林
鉄男 平賀
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Taihei Machinery Works Ltd
Original Assignee
Taihei Machinery Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 多刃鋸盤で材料を小割りする際に不良品が出
ないようにする。 【構成】 複数の丸鋸15を主軸12に装着した多刃鋸
盤において、材料送り手段としての無端ベルト上の材料
2の片側を切り揃えて材料2の片方を耳屑を出さずに切
断する巾揃え用刃物30を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、木製などの板材の周縁を鋸断したり、あるいは板材を複数本に小 割り鋸断したりする多刃鋸盤において、切断される材料の側面を切削して切り揃 える装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、複数の丸鋸を用いる多刃鋸盤の各丸鋸は、モータによりドライブされる 主軸に筒状の位置決めスペーサーと共に嵌装し、ナットの締付けにより各丸鋸を 定位置に取付けている。 また、最近、上記の各丸鋸を主軸に沿って自動的に移動させて位置決めを行う 装置も提案されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記のような従来の多刃鋸盤において、材料を多数の丸鋸で小割鋸断すると、 材料取りによっては、定規側に位置する丸鋸で、材料の端ぎりぎりで切断しなけ ればならない場合があり、このような状況で材料を切断すると、材料の側面の凹 凸により材料が鋸巾全体に掛かったり、鋸巾の一部分にしか掛からないという事 が起き、その結果丸鋸に不均等な力が掛り、丸鋸が焼けたり、材料が真直に切断 されず製品として価値のないものとなる。又場合によっては定規側に細い耳屑が 出るため、その処置が厄介である。この考案の課題は、上記のような従来の多刃 鋸盤の問題点を改良して、材料の側面を切揃えて、鋸焼けや不良製品を出さない ようにする側面切揃え装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、この考案は多刃鋸盤の片側に、主軸上にセット された移動自在の丸鋸と巾揃え用刃物との間隔を任意にセットすることにより、 上記材料送り手段によって送られる材料の片側を耳屑を出さずに切断し、材料の 巾を一定に揃える巾揃え用刃物を設けた構成を採用した。
【0005】
【作用】
材料が送り手段により多刃鋸盤へ送り込まれると、この材料の一方の側面は鋸 盤に設けた定規に沿って移動する。 一方、丸鋸の一番端の定規側に位置する丸鋸と巾切揃え用刃物との間隔を任意 の寸法にすれば、丸鋸に対して掛かる負荷は一定となり、丸鋸に不均等な力が掛 かることが避けられ、また上記材料の定規側の端を巾揃え用刃物にて切揃えるた め、丸鋸を焼いたり材料が真直に切断されずに不良品を出すようなことがなくな り、歩留まりの向上になる。
【0006】 また、巾切り揃え用刃物は、ある一定の巾を持っているので、従来のように丸 鋸にて切断する際に定規側より排出されることがある耳屑を粉砕しながら切削す るため、屑は鋸屑と一緒に集塵されるので、耳屑の処置が不要となる。
【0007】
【実施例】
図面に示す実施例において、1はベースフレーム、3は材料2の送り手段とし て無限軌道式などの無端ベルトであり、このベルトをモータ、減速機からなる駆 動手段4により矢印方向に駆動している。また、上記ベースフレーム1上には平 面形が長方形の上部フレーム5を固定する。
【0008】 また、上記上部フレーム5の側部に設けた垂直のガイドレールに沿って昇降す る昇降体10の下端に内方へ向く枠13を固定し、この枠13の下側に複数の押 えローラ14を設ける。
【0009】 上記フレーム5の前後に固定したブラケット7には、垂直の送りねじ9をそれ ぞれ設け、この各送りねじ9を前記昇降体10上の雌ねじにねじ込んで、送りね じ9の正逆転によりこの昇降体10が上下するようにする。
【0010】 また、上記各送りねじ9は各ブラケット7上に設けたモータ、伝導機構などか らなる駆動手段11により駆動される。 12は上記フレーム5に回転自在に装置した主軸で、この主軸に複数の丸鋸1 5を軸方向摺動自在に装着するが、スライドキーなどにより主軸12に対して共 に回転するように係合している。
【0011】 また、上記各丸鋸15は図示省略してある往復動機構により主軸12上を任意 の位置まで移動してこの主軸12に固定されるようになっている。16は主軸1 2の駆動モータで、適宜の伝導手段により上記主軸12を丸鋸15とともに矢印 方向に駆動する。
【0012】 上記無端ベルト3は図示省略してある適宜のガイド装置により丸鋸15の円周 に沿って湾曲させてその上面を丸鋸15の円周に沿う凹入部6とする。 20は主軸12と平行するように設けた軸で、その両端は上部フレーム5に回 転自在に支承させ、この軸20に揺動部材21を固定する。この部材21の前部 には材料押え板22を着脱自在に固定する。
【0013】 上記押え板22の前縁はナイフエッジとし、各丸鋸15が入る切込みが設けて ある。 また、上記揺動部材21には油圧またはばねなどからなる加圧手段を設けて、 押え板22をベルト3上の材料2に押し付けるようにしてある。
【0014】 図2に示す平面図において、23は材料2の一方の側面を案内する定規で、ベ ースフレーム1上にねじなどで可調整的に固定してある。 30は巾揃え用刃物で、フレーム1上の軸受31に回転自在に装着し、モータ ー、減速機などからなる駆動手段32により駆動する。
【0015】 上記刃物30は側面及び外形に刃を有し、材料2の側面を切削し材料2の巾を 一定にすると同時に耳屑の粉砕を行う。 33は丸鋸15の出口側に配置した回転軸で丸鋸15と同数の背割ローラ34 が取り付けてある。 この背割ローラ34は丸鋸15により小割り切断された小割材の間に入って、 小割材を正しく誘導する役目を果たす。 上記の実施例の場合、図2の巾揃え用刃物30の位置と定規23の内面との間 隔aを定規23を動かして任意の寸法に調節し設定する。 この間隔aは材料2の巾bより小割りするのに最も歩留まりの良い寸法に設定 する。また、各丸鋸15や背割ローラ34の間隔も従来と同じ手段により設定す る。 この状態で無端ベルト3や丸鋸15、カッター30を駆動しながら材料2を送 り込むと、この材料は定規23に沿いながら矢印方向に移動し、各丸鋸15によ り小割りされる。
【0016】 この際定規23側の材料2の縁と丸鋸15間では定規23に正しく誘導されて 一定の巾に小割りされる。 また、巾揃え用刃物30が常に耳屑を粉砕しながら材料2の側面を切削して丸 鋸15との間隔を一定に保っているので、材料2のこの側においても一定巾の小 割材が得られる。 その後各小割材は背割ローラ34により正しく誘導されて送り出される。
【0017】
【効果】
この考案は上記のように、材料の片側を巾揃え用刃物によって、切り揃えなが ら、複数の丸鋸により小割を行うので、丸鋸に不均等な力が掛からないので鋸焼 けが起きない。また材料が真直に切断されるので、製品が不良品にならないとい う特有の効果があり、さらに定規側の耳屑が巾揃え用刃物により粉々に粉砕され るので耳屑の処置が不要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の一部切欠側面図
【図2】同上の上部機構を省略した平面図
【符号の説明】
2 材料 3 無端ベルト 12 主軸 15 丸鋸 30 巾揃え用刃物 34 背割ローラ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主軸と、この主軸と共に回転し、かつ軸
    方向に移動自在な複数の丸鋸を設け、材料送り手段上の
    材料を切断するようにした多刃鋸盤において、上記多刃
    鋸盤の片側に、主軸上にセットされた移動自在の丸鋸と
    巾揃え用刃物との間隔を任意にセットすることにより、
    上記材料送り手段によって送られる材料の片側を耳屑を
    出さずに切断し、材料の巾を一定に揃える巾揃え用刃物
    を設けた多刃鋸盤における材料側面切り揃え装置。
JP6502593U 1993-12-06 1993-12-06 多刃鋸盤における材料側面切り揃え装置 Pending JPH0733601U (ja)

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JPH0733601U true JPH0733601U (ja) 1995-06-20

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101142189B1 (ko) * 2010-09-15 2012-05-04 최재흥 목재 측면 커팅 가공장치
KR101142523B1 (ko) * 2010-09-15 2012-05-07 최재흥 목재 가공장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101142189B1 (ko) * 2010-09-15 2012-05-04 최재흥 목재 측면 커팅 가공장치
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