JPH07285844A - 皮膚外用剤組成物 - Google Patents
皮膚外用剤組成物Info
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- JPH07285844A JPH07285844A JP10059394A JP10059394A JPH07285844A JP H07285844 A JPH07285844 A JP H07285844A JP 10059394 A JP10059394 A JP 10059394A JP 10059394 A JP10059394 A JP 10059394A JP H07285844 A JPH07285844 A JP H07285844A
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- skin
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- polysaccharide
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 細胞賦活効果を有し、かつ有効成分の皮膚浸
透性を高める皮膚外用剤組成物。 【構成】 細胞外液組成に類似したものであり、無機
塩、糖、アミノ酸源、ビタミン源、多糖からなるもの
に、任意の有効成分を加え、かつ浸透圧を細胞外液と同
じかもしくはそれ以上に高く調製した皮膚外用剤組成
物。 【効果】 皮膚外用剤組成物が細胞賦活効果を有し、か
つ添加した有効成分の皮膚への浸透性を促進させる働き
がある。
透性を高める皮膚外用剤組成物。 【構成】 細胞外液組成に類似したものであり、無機
塩、糖、アミノ酸源、ビタミン源、多糖からなるもの
に、任意の有効成分を加え、かつ浸透圧を細胞外液と同
じかもしくはそれ以上に高く調製した皮膚外用剤組成
物。 【効果】 皮膚外用剤組成物が細胞賦活効果を有し、か
つ添加した有効成分の皮膚への浸透性を促進させる働き
がある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、細胞賦活効果を有し、
かつ、有効成分の浸透を良くする作用のある、細胞外液
類似組成物配合の皮膚外用剤組成物に関するものであ
る。
かつ、有効成分の浸透を良くする作用のある、細胞外液
類似組成物配合の皮膚外用剤組成物に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】低カロリー、低コレステロール、低糖、
アルカリ性、植物蛋白等、健康をテーマにした商品が市
場にでる中、飲料分野でも、スポーツドリンク、健康飲
料、豆乳等の健康関連飲料がでている。スポーツドリン
クに関しては、米国フロリダ大学のロバート・ケード博
士が、1965年にスポーツ生理学の見地から数々の研
究、実験を行い、水にナトリウム、カリウムなどのミネ
ラルとブドウ糖を一定配合で混入すると人体のスポーツ
時における水分の吸収が非常に早く、また、運動機能の
維持にも好結果をもたらすと述べている。
アルカリ性、植物蛋白等、健康をテーマにした商品が市
場にでる中、飲料分野でも、スポーツドリンク、健康飲
料、豆乳等の健康関連飲料がでている。スポーツドリン
クに関しては、米国フロリダ大学のロバート・ケード博
士が、1965年にスポーツ生理学の見地から数々の研
究、実験を行い、水にナトリウム、カリウムなどのミネ
ラルとブドウ糖を一定配合で混入すると人体のスポーツ
時における水分の吸収が非常に早く、また、運動機能の
維持にも好結果をもたらすと述べている。
【0003】また、タラソテラピー=海洋療法、すなわ
ち、“海による人体の手入れ”が、昨今ブームとなり、
タラソテラピー施設や、塩(ミネラル)を含有する肌荒
れ改善皮膚外用剤組成物の特許[特開平5−11715
8]等が見られ始め、ミネラルの多い、海水、海藻、海
泥などが、美容や健康への効果目的のため使用され、注
目されている。その他にも、ミネラルと単糖類を配合す
ることにより神経伝達物質の分泌を促進しつつ、真皮の
血液を調節・制御しながら健常皮膚の生成・増殖を図
り、乾燥肌、アトピー性皮膚炎、フケ症等の治療目的と
した皮膚及び頭皮・頭髪化粧料に関する特許[特開平5
−221823]も出願されている。
ち、“海による人体の手入れ”が、昨今ブームとなり、
タラソテラピー施設や、塩(ミネラル)を含有する肌荒
れ改善皮膚外用剤組成物の特許[特開平5−11715
8]等が見られ始め、ミネラルの多い、海水、海藻、海
泥などが、美容や健康への効果目的のため使用され、注
目されている。その他にも、ミネラルと単糖類を配合す
ることにより神経伝達物質の分泌を促進しつつ、真皮の
血液を調節・制御しながら健常皮膚の生成・増殖を図
り、乾燥肌、アトピー性皮膚炎、フケ症等の治療目的と
した皮膚及び頭皮・頭髪化粧料に関する特許[特開平5
−221823]も出願されている。
【0004】一方、医薬品分野においては、治療上有用
であるが製剤学的あるいは生物薬剤学的に欠点を持つ薬
物分子の経皮吸収に関する研究がなされている。その方
法として、まず、プロドラッグ化が挙げられる。これ
は、薬物を化学的に修飾することでその物理化学的性質
を調節し、欠点の克服を図る方法である。このような化
合物が薬理作用を示すためには、投与後体内で親薬物と
修飾基の結合が切れなくてはならないので、一般に生体
内酵素反応を利用して結合を切る場合には、生体内に広
く分布するエステラーゼやアミラーゼによって加水分解
されるエステルや酸アミド等の結合様式、化学反応を利
用する場合はシッフ塩基、マンニッヒ塩基、エナミン等
の構造が用いられる。次いで、経皮吸収促進剤によって
皮膚の物理化学的性質を変えることで、薬物の皮膚浸透
速度を増大させる方法が挙げられる。経皮吸収促進剤の
多くは、極性の高い部分に一定の長さの脂肪鎖のつなが
った構造を有している。代表的な経皮吸収促進剤とし
て、1-Dodecylazacycloheptan-2-one(Azone)、oleic ac
id、dimethyl sulfoxide(DMSO)、2-pyrrolidone が挙げ
られる。
であるが製剤学的あるいは生物薬剤学的に欠点を持つ薬
物分子の経皮吸収に関する研究がなされている。その方
法として、まず、プロドラッグ化が挙げられる。これ
は、薬物を化学的に修飾することでその物理化学的性質
を調節し、欠点の克服を図る方法である。このような化
合物が薬理作用を示すためには、投与後体内で親薬物と
修飾基の結合が切れなくてはならないので、一般に生体
内酵素反応を利用して結合を切る場合には、生体内に広
く分布するエステラーゼやアミラーゼによって加水分解
されるエステルや酸アミド等の結合様式、化学反応を利
用する場合はシッフ塩基、マンニッヒ塩基、エナミン等
の構造が用いられる。次いで、経皮吸収促進剤によって
皮膚の物理化学的性質を変えることで、薬物の皮膚浸透
速度を増大させる方法が挙げられる。経皮吸収促進剤の
多くは、極性の高い部分に一定の長さの脂肪鎖のつなが
った構造を有している。代表的な経皮吸収促進剤とし
て、1-Dodecylazacycloheptan-2-one(Azone)、oleic ac
id、dimethyl sulfoxide(DMSO)、2-pyrrolidone が挙げ
られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】化粧品市場においては
機能性が要求されるようになり、アルブチン、プラセン
ター、コラーゲン、ヒアルロン酸等のような新規有効成
分の配合が多くみられるようになった。しかし、配合し
た有効成分が実際にその有効性を示すためには、皮膚か
らの吸収が起こらなければならない。ところが、このよ
うな成分は、高分子である等の理由により、そのままの
状態では経皮吸収は困難であると思われる。けれども市
場ニーズはより肌に効果的な化粧品を要求しており、そ
のため、化粧品業界でも化学修飾(プロドラッグ化)や
経皮吸収促進剤による有効成分の皮膚浸透の向上に関心
が高まっている。
機能性が要求されるようになり、アルブチン、プラセン
ター、コラーゲン、ヒアルロン酸等のような新規有効成
分の配合が多くみられるようになった。しかし、配合し
た有効成分が実際にその有効性を示すためには、皮膚か
らの吸収が起こらなければならない。ところが、このよ
うな成分は、高分子である等の理由により、そのままの
状態では経皮吸収は困難であると思われる。けれども市
場ニーズはより肌に効果的な化粧品を要求しており、そ
のため、化粧品業界でも化学修飾(プロドラッグ化)や
経皮吸収促進剤による有効成分の皮膚浸透の向上に関心
が高まっている。
【0006】有効成分を化学修飾した化合物として、化
粧品分野ではアスコルビン酸リン酸エステルが実用化さ
れている。しかし、化粧品の有効成分のうち構造の明確
でない物質や構造は分かっていても高分子な物は、化学
修飾による経皮吸収を期待できない。
粧品分野ではアスコルビン酸リン酸エステルが実用化さ
れている。しかし、化粧品の有効成分のうち構造の明確
でない物質や構造は分かっていても高分子な物は、化学
修飾による経皮吸収を期待できない。
【0007】そこで、経皮吸収促進剤に目が向けられる
のだが、経皮吸収促進剤が皮膚の物理化学的性質を変化
させることによって皮膚浸透を可能にするものであると
いう性質上、化粧品原料としての使用は安全性の面から
問題がある。実際経皮吸収促進剤は、脂肪鎖の炭素数が
12前後の同族体でその吸収効果が最大となり、側鎖と
しては、シス−不飽和脂肪酸鎖が促進効果が大きいとい
う報告が多いが、界面活性剤や脂肪酸の皮膚刺激性もま
た脂肪鎖の炭素数が12前後の同族体のものやシス−不
飽和結合を有するもので大きくなると報告されている。
のだが、経皮吸収促進剤が皮膚の物理化学的性質を変化
させることによって皮膚浸透を可能にするものであると
いう性質上、化粧品原料としての使用は安全性の面から
問題がある。実際経皮吸収促進剤は、脂肪鎖の炭素数が
12前後の同族体でその吸収効果が最大となり、側鎖と
しては、シス−不飽和脂肪酸鎖が促進効果が大きいとい
う報告が多いが、界面活性剤や脂肪酸の皮膚刺激性もま
た脂肪鎖の炭素数が12前後の同族体のものやシス−不
飽和結合を有するもので大きくなると報告されている。
【0008】本発明は、このような問題点に着目してな
されたものであり、肌に対する有効性、及び有効成分の
浸透を良くする作用を有する皮膚外用剤組成物を提供す
ることを課題とするものである。
されたものであり、肌に対する有効性、及び有効成分の
浸透を良くする作用を有する皮膚外用剤組成物を提供す
ることを課題とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、新規有効成分を配合することにより皮膚機能を向上
させるのではなく、皮膚細胞が本来有している機能に着
目し、細胞の賦活力を高めることで皮膚機能を向上させ
ることにした。細胞の機能を高めるものとしてミネラル
の他に、糖、アミノ酸を含む細胞液組成に着目した。ま
た、化粧料の組成が細胞液組成に近ければ、肌馴染みが
よく配合した有効成分の吸収も良くなると考えられた。
実際のところ、細胞は細胞外液に周囲を囲まれた状態で
存在しているので細胞液の中でも特に[表1]に示す細
胞外液の組成に着目し研究を重ねた結果、細胞外液類似
皮膚外用剤組成物の開発に成功した。
に、新規有効成分を配合することにより皮膚機能を向上
させるのではなく、皮膚細胞が本来有している機能に着
目し、細胞の賦活力を高めることで皮膚機能を向上させ
ることにした。細胞の機能を高めるものとしてミネラル
の他に、糖、アミノ酸を含む細胞液組成に着目した。ま
た、化粧料の組成が細胞液組成に近ければ、肌馴染みが
よく配合した有効成分の吸収も良くなると考えられた。
実際のところ、細胞は細胞外液に周囲を囲まれた状態で
存在しているので細胞液の中でも特に[表1]に示す細
胞外液の組成に着目し研究を重ねた結果、細胞外液類似
皮膚外用剤組成物の開発に成功した。
【0010】
【表1】
【0011】本発明は、ナトリウムイオンとして1〜5
000meq/L、カリウムイオンとして0.01〜2
00meq/L、カルシウムイオンとして0.001〜
100meq/L、マグネシウムイオンとして0.00
1〜100meq/L、クロライドイオンとして1〜3
000meq/L、リン酸として0.01〜150me
q/L、糖0.001〜10重量%、ビタミン源0.0
001〜10重量%、アミノ酸源0.001〜10重量
%、多糖0.001〜10重量%を配合した細胞外液組
成類似の皮膚外用剤組成物であるが、細胞及び肌への有
効性、使用感を検討した結果、好ましくは、ナトリウム
イオンとして111〜136meq/L、カリウムイオ
ンとして3.7〜4.5meq/L、カルシウムイオン
として0.4〜0.5meq/L、マグネシウムイオン
として0.2〜0.3meq/L、クロライドイオンと
して110〜135meq/L、リン酸として5.0〜
6.0meq/L、糖0.08〜0.12重量%、ビタ
ミン源0.08〜0.12重量%、アミノ酸源0.8〜
1.2重量%、多糖0.08〜0.12重量%であるが
これに限られるものではない。
000meq/L、カリウムイオンとして0.01〜2
00meq/L、カルシウムイオンとして0.001〜
100meq/L、マグネシウムイオンとして0.00
1〜100meq/L、クロライドイオンとして1〜3
000meq/L、リン酸として0.01〜150me
q/L、糖0.001〜10重量%、ビタミン源0.0
001〜10重量%、アミノ酸源0.001〜10重量
%、多糖0.001〜10重量%を配合した細胞外液組
成類似の皮膚外用剤組成物であるが、細胞及び肌への有
効性、使用感を検討した結果、好ましくは、ナトリウム
イオンとして111〜136meq/L、カリウムイオ
ンとして3.7〜4.5meq/L、カルシウムイオン
として0.4〜0.5meq/L、マグネシウムイオン
として0.2〜0.3meq/L、クロライドイオンと
して110〜135meq/L、リン酸として5.0〜
6.0meq/L、糖0.08〜0.12重量%、ビタ
ミン源0.08〜0.12重量%、アミノ酸源0.8〜
1.2重量%、多糖0.08〜0.12重量%であるが
これに限られるものではない。
【0012】ここで記載しているビタミン源とは、チア
ミン(B1 )、リボフラビン(B2)、ニコチン酸、パ
ントテン酸、イノシトール、ピリドキシン(B6 )、リ
ボ酸、葉酸、ビオチン、シアノコバラミン(B12)等か
ら1種以上の成分を組み合わせることが可能であるが、
これに限定されるものではない。配合方法としては、上
記ビタミン源を単品で配合してもよく、例えば酵母エキ
ス等のようにビタミンを豊富に含有して要る物質を添加
してもよい。
ミン(B1 )、リボフラビン(B2)、ニコチン酸、パ
ントテン酸、イノシトール、ピリドキシン(B6 )、リ
ボ酸、葉酸、ビオチン、シアノコバラミン(B12)等か
ら1種以上の成分を組み合わせることが可能であるが、
これに限定されるものではない。配合方法としては、上
記ビタミン源を単品で配合してもよく、例えば酵母エキ
ス等のようにビタミンを豊富に含有して要る物質を添加
してもよい。
【0013】アミノ酸源とは、アラニン、バリン、ロイ
シン、イソロイシン、プロリン、フェニルアラニン、ト
リプトファン、メチオニン、グリシン、セリン、トレオ
ニン、システイン、グルタミン、アスパラギン、チロシ
ン、リシン、アルギニン、ヒスチジン、アスパラギン
酸、グルタミン酸から1種以上の成分を組み合わせるこ
とが可能であるが、これに限定されるものではない。配
合方法は、上記アミノ酸源を単品で配合してもよく、例
えば、必須アミノ酸をバランスよく含有しているラクト
アルブミンや乳製カゼイン等の加水分解物のような、ペ
プチドの形で配合してもよい。ペプチドの形でアミノ酸
源を配合すれば有効成分の浸透を効果的に促進させるこ
とが可能である。
シン、イソロイシン、プロリン、フェニルアラニン、ト
リプトファン、メチオニン、グリシン、セリン、トレオ
ニン、システイン、グルタミン、アスパラギン、チロシ
ン、リシン、アルギニン、ヒスチジン、アスパラギン
酸、グルタミン酸から1種以上の成分を組み合わせるこ
とが可能であるが、これに限定されるものではない。配
合方法は、上記アミノ酸源を単品で配合してもよく、例
えば、必須アミノ酸をバランスよく含有しているラクト
アルブミンや乳製カゼイン等の加水分解物のような、ペ
プチドの形で配合してもよい。ペプチドの形でアミノ酸
源を配合すれば有効成分の浸透を効果的に促進させるこ
とが可能である。
【0014】糖とは、グルコース、マンノース、ガラク
トース、リボース、アラビノース、キシロース、エリト
ロース、グリセルアルデヒド等の単糖類、及びマルトー
ス、イソマルトース、ラクトース、シュークロース等の
二糖類から1種以上の成分を組み合わせることが可能で
あるが、これに限定されるものではない。
トース、リボース、アラビノース、キシロース、エリト
ロース、グリセルアルデヒド等の単糖類、及びマルトー
ス、イソマルトース、ラクトース、シュークロース等の
二糖類から1種以上の成分を組み合わせることが可能で
あるが、これに限定されるものではない。
【0015】多糖とは、三糖以上のオリゴ糖から、分子
量が数万から数千万に及ぶ高分子多糖のことである。ま
た、分子量は均一でなく、多数の重合同族体の混合物で
ある。本多糖は、その化学的成分より、ホモグリカンと
ヘテログリカンに分類される。前者には、セルロース、
デンプン、デキストラン、マンナン等、後者には、ヒア
ルロン酸、コンドロイチン硫酸、その他、多くの粘物
質、細菌多糖類等があり、これらの中から、1種以上の
成分を組み合わせて使用することが可能であるが、これ
に限定されるものではない。
量が数万から数千万に及ぶ高分子多糖のことである。ま
た、分子量は均一でなく、多数の重合同族体の混合物で
ある。本多糖は、その化学的成分より、ホモグリカンと
ヘテログリカンに分類される。前者には、セルロース、
デンプン、デキストラン、マンナン等、後者には、ヒア
ルロン酸、コンドロイチン硫酸、その他、多くの粘物
質、細菌多糖類等があり、これらの中から、1種以上の
成分を組み合わせて使用することが可能であるが、これ
に限定されるものではない。
【0016】本発明皮膚外用剤組成物は、上記成分を配
合し、精製水で全量を100%としたものである。
合し、精製水で全量を100%としたものである。
【0017】さらに、本皮膚外用剤組成物は浸透圧を上
げることにより、その効果をより一層高める効果があ
る。浸透圧を上げるためには、塩類、多糖類のみなら
ず、グリコール類、アルコール類等を配合することによ
っても可能であるが、これらに限定されるものではな
い。
げることにより、その効果をより一層高める効果があ
る。浸透圧を上げるためには、塩類、多糖類のみなら
ず、グリコール類、アルコール類等を配合することによ
っても可能であるが、これらに限定されるものではな
い。
【0018】また任意の有効成分、例えば、γ−アミノ
酪酸のような化合物または、植物エキスの様な混合物で
もよく、これらを本皮膚外用剤組成物に加えることによ
り、皮膚に対する効果をより一層上昇させることが可能
である。
酪酸のような化合物または、植物エキスの様な混合物で
もよく、これらを本皮膚外用剤組成物に加えることによ
り、皮膚に対する効果をより一層上昇させることが可能
である。
【0019】本皮膚外用剤組成物は実際の用途に応じ、
化粧水、クリーム、乳液等に使用できる。他の配合成分
は通常用いられている何れを使用しても良い。
化粧水、クリーム、乳液等に使用できる。他の配合成分
は通常用いられている何れを使用しても良い。
【0020】
【作用】本発明は、ナトリウムイオンとして1〜500
0meq/L、カリウムイオンとして0.01〜200
meq/L、カルシウムイオンとして0.001〜10
0meq/L、マグネシウムイオンとして0.001〜
100meq/L、クロライドイオンとして1〜300
0meq/L、リン酸として0.01〜150meq/
L、糖0.001〜10重量%、ビタミン源0.000
1〜10重量%、アミノ酸源0.001〜10重量%、
多糖0.001〜10重量%を配合した細胞外液組成類
似の皮膚外用剤組成物であるが、細胞及び肌への有効
性、使用感を検討した結果、好ましくは、ナトリウムイ
オンとして111〜136meq/L、カリウムイオン
として3.7〜4.5meq/L、カルシウムイオンと
して0.4〜0.5meq/L、マグネシウムイオンと
して0.2〜0.3meq/L、クロライドイオンとし
て110〜135meq/L、リン酸として5.0〜
6.0meq/L、糖0.08〜0.12重量%、ビタ
ミン源0.08〜0.12重量%、アミノ酸源0.8〜
1.2重量%、多糖0.08〜0.12重量%である。
上記よりなる皮膚外用剤組成物、または、浸透圧を本皮
膚外用剤組成物より高く調製したものには、皮膚細胞賦
活効果がある。また、任意の有効成分を本皮膚外用剤組
成物に添加することにより、添加した有効成分の皮膚へ
の浸透性を促進させる働きがある。
0meq/L、カリウムイオンとして0.01〜200
meq/L、カルシウムイオンとして0.001〜10
0meq/L、マグネシウムイオンとして0.001〜
100meq/L、クロライドイオンとして1〜300
0meq/L、リン酸として0.01〜150meq/
L、糖0.001〜10重量%、ビタミン源0.000
1〜10重量%、アミノ酸源0.001〜10重量%、
多糖0.001〜10重量%を配合した細胞外液組成類
似の皮膚外用剤組成物であるが、細胞及び肌への有効
性、使用感を検討した結果、好ましくは、ナトリウムイ
オンとして111〜136meq/L、カリウムイオン
として3.7〜4.5meq/L、カルシウムイオンと
して0.4〜0.5meq/L、マグネシウムイオンと
して0.2〜0.3meq/L、クロライドイオンとし
て110〜135meq/L、リン酸として5.0〜
6.0meq/L、糖0.08〜0.12重量%、ビタ
ミン源0.08〜0.12重量%、アミノ酸源0.8〜
1.2重量%、多糖0.08〜0.12重量%である。
上記よりなる皮膚外用剤組成物、または、浸透圧を本皮
膚外用剤組成物より高く調製したものには、皮膚細胞賦
活効果がある。また、任意の有効成分を本皮膚外用剤組
成物に添加することにより、添加した有効成分の皮膚へ
の浸透性を促進させる働きがある。
【0021】
細胞外液類似組成皮膚外用剤組成物の調製
【0022】[表2]に細胞外液類似組成皮膚外用剤組
成物の配合量の例を示してあるがこれに限定されるもの
ではない。これを精製水で全量を100%とし、化粧水
基剤とした。使用した成分は、Yeast extract (アサヒ
ビール社製)、加水分解カゼインナトリウム(SIGMA 社
製)以外は、試薬特級(和光純薬)である。
成物の配合量の例を示してあるがこれに限定されるもの
ではない。これを精製水で全量を100%とし、化粧水
基剤とした。使用した成分は、Yeast extract (アサヒ
ビール社製)、加水分解カゼインナトリウム(SIGMA 社
製)以外は、試薬特級(和光純薬)である。
【0023】
【表2】
【0024】[実施例1] 細胞賦活試験
【0025】(1)試験溶液調製 前記細胞外液類似組成皮膚外用剤組成物中のヒアルロン
酸ナトリウムを除いたものをサンプルとしオートクレー
ブ処理(121℃、15分処理)を行ったものを試験溶
液とした。
酸ナトリウムを除いたものをサンプルとしオートクレー
ブ処理(121℃、15分処理)を行ったものを試験溶
液とした。
【0026】(2)細胞培養 正常ヒト胎児肺線維芽細胞WI−38をMINIMUM ESSENT
IAL MEDIUM EAGLE (MODIFIED) 培地(Flow Laboratorie
s社製)に10%牛胎児血清を添加したもので培養し
た。以下、10%牛胎児血清を上記培地をMEM
(+)、血清を添加していない培地をMEM(−)とす
る。試験は滅菌24穴シャーレに細胞を一定量入れ前記
培地で培養し、細胞添加3日目前記試験溶液に交換し、
その後24時間培養を行った。
IAL MEDIUM EAGLE (MODIFIED) 培地(Flow Laboratorie
s社製)に10%牛胎児血清を添加したもので培養し
た。以下、10%牛胎児血清を上記培地をMEM
(+)、血清を添加していない培地をMEM(−)とす
る。試験は滅菌24穴シャーレに細胞を一定量入れ前記
培地で培養し、細胞添加3日目前記試験溶液に交換し、
その後24時間培養を行った。
【0027】(3)細胞賦活試験方法 前記のように培養後、培地中に0.5gMTT(和光純
薬)を下記[表3]に示してあるPBS(−)100m
lに溶かし除菌濾過した溶液を1穴当り40μlを添加
し、6時間培養する。その後、0.4NHClとなるよ
うにイソプロパノールで希釈したものを添加して生成し
ているMTTホルマザンを溶解し、570nmで吸光度
を測定した。この時の吸光度値を細胞賦活力とする。試
験物質の効果測定の対照区として、MEM(−)を使用
した。細胞賦活率は[数1]を用い、対照区の細胞賦活
力を100%とし計算を行った。
薬)を下記[表3]に示してあるPBS(−)100m
lに溶かし除菌濾過した溶液を1穴当り40μlを添加
し、6時間培養する。その後、0.4NHClとなるよ
うにイソプロパノールで希釈したものを添加して生成し
ているMTTホルマザンを溶解し、570nmで吸光度
を測定した。この時の吸光度値を細胞賦活力とする。試
験物質の効果測定の対照区として、MEM(−)を使用
した。細胞賦活率は[数1]を用い、対照区の細胞賦活
力を100%とし計算を行った。
【0028】
【表3】
【0029】
【数1】
【0030】細胞賦活試験の結果を[表4]に示してあ
る。試験区の中に、医薬品として使われる細胞賦活剤ソ
ルコセリル(大鵬薬品)の10%(v/v)溶液を取っ
ているが、効果はMEM(+)に比べて低かったのに対
し、試験溶液の効果は、157.8%とMEM(+)と
同程度の効果がみられた。
る。試験区の中に、医薬品として使われる細胞賦活剤ソ
ルコセリル(大鵬薬品)の10%(v/v)溶液を取っ
ているが、効果はMEM(+)に比べて低かったのに対
し、試験溶液の効果は、157.8%とMEM(+)と
同程度の効果がみられた。
【0031】MEM(+)は、通常細胞培養用に使用し
ている培地であり、この培地中では細胞は増殖するのだ
が、細胞増殖効果の見られない試験溶液で同程度の活性
が見られたことはその効果の強さを示している。また、
[表3]に示してある生体内無機塩組成に近いPBS
(+)のみでは賦活効果がみられないことから、試験溶
液の組成を細胞外液類似組成にしたことで効果が得られ
たと考えられる。これにより請求項1の効果が示され
る。
ている培地であり、この培地中では細胞は増殖するのだ
が、細胞増殖効果の見られない試験溶液で同程度の活性
が見られたことはその効果の強さを示している。また、
[表3]に示してある生体内無機塩組成に近いPBS
(+)のみでは賦活効果がみられないことから、試験溶
液の組成を細胞外液類似組成にしたことで効果が得られ
たと考えられる。これにより請求項1の効果が示され
る。
【0032】[表4] 細胞賦活試験結果
【表4】
【0033】[実施例2] ラット皮膚中呼吸鎖系酵素
活性への影響
活性への影響
【0034】(1)試験溶液調製 前記細胞外液類似組成皮膚外用剤組成物に[表5]に示
した成分を配合し、精製水で全量を100%として試験
溶液を調製した。
した成分を配合し、精製水で全量を100%として試験
溶液を調製した。
【0035】
【表5】
【0036】(2)ラット塗布試験 SD系ラット(メス、6−7週令)を12匹(1群6
匹)を用いて試験を行った。ラットの背部をバリカンと
シェーバーにより剃毛し2×3cm2 の部位を2カ所設
けた。その翌日から各カ所に試験溶液をそれぞれ0.1
mlずつ1日2回(朝と夕)10日間(実質20回)連
続塗布した。塗布終了後頚椎脱臼により屠殺し試料を塗
布した背部皮膚を剥離し、可及的に皮下脂肪を除いた。
次に、剥離皮膚0.2gに[表3]に示してあるリン酸
緩衝液、PBS(−)2mlを加え、ホモジナイザー
(ボリトロンホモジナイザー)で10%(w/v)のホ
モジネートを調製し、遠心分離後、酵素活性測定用の試
料とした。
匹)を用いて試験を行った。ラットの背部をバリカンと
シェーバーにより剃毛し2×3cm2 の部位を2カ所設
けた。その翌日から各カ所に試験溶液をそれぞれ0.1
mlずつ1日2回(朝と夕)10日間(実質20回)連
続塗布した。塗布終了後頚椎脱臼により屠殺し試料を塗
布した背部皮膚を剥離し、可及的に皮下脂肪を除いた。
次に、剥離皮膚0.2gに[表3]に示してあるリン酸
緩衝液、PBS(−)2mlを加え、ホモジナイザー
(ボリトロンホモジナイザー)で10%(w/v)のホ
モジネートを調製し、遠心分離後、酵素活性測定用の試
料とした。
【0037】(3)酵素活性の測定 乳酸脱水素酵素(LDH)、リンゴ酸脱水素酵素(MD
H)活性は、上記酵素活性測定用試料を10μl、10
mMの基質を200μl、0.1Mリン酸緩衝液(pH
6.6)を690μl、1mMNADHを100μlの
反応液を30℃下で反応させ、その時の340nmでの
吸光度値の減少度から測定した。活性表示は比活性で示
してある。
H)活性は、上記酵素活性測定用試料を10μl、10
mMの基質を200μl、0.1Mリン酸緩衝液(pH
6.6)を690μl、1mMNADHを100μlの
反応液を30℃下で反応させ、その時の340nmでの
吸光度値の減少度から測定した。活性表示は比活性で示
してある。
【0038】酵素活性測定結果を[表6]に示す。各試
験溶液についてN=6の平均値を示している。
験溶液についてN=6の平均値を示している。
【0039】[表6] 酵素活性測定結果
【表6】
【0040】NO.1とNO.2の比較より、細胞外液
類似組成皮膚外用剤組成物が、水と比較して1.1〜
1.2倍程度測定酵素の活性を高くすることが分かっ
た。T検定の結果よりも活性を増加させると判断でき
る。これにより、請求項2の効果が示される。
類似組成皮膚外用剤組成物が、水と比較して1.1〜
1.2倍程度測定酵素の活性を高くすることが分かっ
た。T検定の結果よりも活性を増加させると判断でき
る。これにより、請求項2の効果が示される。
【0041】有効成分として配合してある、GABA
(和光純薬)は、細胞内化学エネルギーを産生するクエ
ン酸回路の導入部に必要なヘキソキナーゼ活性を高め、
糖質代謝を促進する物質である。NO.3とNO.4を
比較することにより得られるGABA吸収への細胞外液
類似組成皮膚外用剤組成物の効果は、酵素活性を数値的
に高くしており、T検定で増加させる傾向があるという
結果を得たことにより、確認できた。これにより請求項
3の効果が示される。
(和光純薬)は、細胞内化学エネルギーを産生するクエ
ン酸回路の導入部に必要なヘキソキナーゼ活性を高め、
糖質代謝を促進する物質である。NO.3とNO.4を
比較することにより得られるGABA吸収への細胞外液
類似組成皮膚外用剤組成物の効果は、酵素活性を数値的
に高くしており、T検定で増加させる傾向があるという
結果を得たことにより、確認できた。これにより請求項
3の効果が示される。
【0042】以下に本発明を適用した化粧料の処方例を
示す。
示す。
【0043】 [処方例1] 化粧水 <組成> (重量%) グリセリン ─────────────────────── 5.0 ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレート(20E. 0) ── 1.5 プラセンター ────────────────────── 1.0 防腐剤・酸化防止剤 ─────────────────── 適量 香料 ────────────────────────── 適量 本発明皮膚外用剤組成物 ───────────────── 残部
【0044】 [処方例2] 化粧用クリーム <組成> (重量%) ミツロウ ──────────────────────── 2.0 ステアリンアルコール ────────────────── 5.0 ステアリン酸 ────────────────────── 8.0 スクワラン ────────────────────── 10.0 自己乳化型グリセリンモノステアレート ────────── 3.0 ポリオキシエチレンセチルエーテル(20E. 0) ─────── 1.0 プロピレングリコール ────────────────── 5.0 水酸化カリウム ───────────────────── 0.3 香料 ────────────────────────── 適量 防腐剤・酸化防止剤 ─────────────────── 適量 本発明皮膚外用剤組成物 ───────────────── 残部
【0045】 [処方例3] 乳液 <組成> (重量%) スクワラン ─────────────────────── 8.0 ワセリン ──────────────────────── 2.0 ミツロウ ──────────────────────── 0.5 ソルビタンセスキオレエート ─────────────── 0.8 ポリオキシエチレンオレイルエーテル(20E. 0) ────── 1.2 プロピレングリコール ────────────────── 0.5 エタノール ─────────────────────── 7.0 香料 ────────────────────────── 適量 防腐剤・酸化防止剤 ─────────────────── 適量 本発明皮膚外用剤組成物 ───────────────── 残部
【0046】 [処方例4] パック剤 <組成> (重量%) 酢酸ビニル樹脂エマルジョン ────────────── 15.0 ポリビニルアルコール ───────────────── 10.0 オリーブ油 ─────────────────────── 3.0 グリセリン ─────────────────────── 5.0 酸化チタン ─────────────────────── 8.0 カオリン ──────────────────────── 7.0 エタノール ─────────────────────── 5.0 香料 ────────────────────────── 適量 防腐剤・酸化防止剤 ─────────────────── 適量 本発明皮膚外用剤組成物 ───────────────── 残部
【0047】
【発明の効果】本発明は以上説明したように生体内無機
塩、糖、アミノ酸源、ビタミン源、多糖等細胞外液類似
成分を含んでいるため、主として皮膚細胞の賦活に有効
で、副作用もみられない。また、細胞外液組成に類似し
ているため、有効成分の肌への浸透にも効果的に作用す
るものである。
塩、糖、アミノ酸源、ビタミン源、多糖等細胞外液類似
成分を含んでいるため、主として皮膚細胞の賦活に有効
で、副作用もみられない。また、細胞外液組成に類似し
ているため、有効成分の肌への浸透にも効果的に作用す
るものである。
Claims (3)
- 【請求項1】 無機塩、糖、アミノ酸源、ビタミン源、
多糖からなる皮膚外用剤組成物。 - 【請求項2】 無機塩、糖、アミノ酸源、ビタミン源、
多糖からなる溶液を、浸透圧を細胞外液と同じかもしく
はそれ以上に高く調製した皮膚外用剤組成物。 - 【請求項3】 無機塩、糖、アミノ酸源、ビタミン源、
多糖からなる溶液に、任意の有効成分を加え、浸透圧を
細胞外液と同じかもしくはそれ以上に高く調製した皮膚
外用剤組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10059394A JPH07285844A (ja) | 1994-04-13 | 1994-04-13 | 皮膚外用剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10059394A JPH07285844A (ja) | 1994-04-13 | 1994-04-13 | 皮膚外用剤組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07285844A true JPH07285844A (ja) | 1995-10-31 |
Family
ID=14278177
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10059394A Pending JPH07285844A (ja) | 1994-04-13 | 1994-04-13 | 皮膚外用剤組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07285844A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001106622A (ja) * | 1999-10-04 | 2001-04-17 | Marine Bio Kk | コーラルサンドおよび海水(表層水又は深層水)を使用した化粧品類 |
JP2002308783A (ja) * | 2001-04-13 | 2002-10-23 | Geo Co Ltd | 皮膚または粘膜疾患予防、治療用医薬組成物 |
JPWO2005046624A1 (ja) * | 2003-11-17 | 2007-05-24 | 株式会社ゲオ | 化粧料組成物 |
JP2008273941A (ja) * | 2007-03-31 | 2008-11-13 | Taisho Pharmaceutical Co Ltd | アダパレン含有外用剤組成物 |
WO2016194760A1 (ja) * | 2015-05-29 | 2016-12-08 | ロート製薬株式会社 | 美容方法およびそれに用いる皮膚外用剤、並びに遊走付与剤、皮膚状態を向上させる美容方法に用いられる成分のスクリーニング方法 |
-
1994
- 1994-04-13 JP JP10059394A patent/JPH07285844A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001106622A (ja) * | 1999-10-04 | 2001-04-17 | Marine Bio Kk | コーラルサンドおよび海水(表層水又は深層水)を使用した化粧品類 |
JP2002308783A (ja) * | 2001-04-13 | 2002-10-23 | Geo Co Ltd | 皮膚または粘膜疾患予防、治療用医薬組成物 |
JPWO2005046624A1 (ja) * | 2003-11-17 | 2007-05-24 | 株式会社ゲオ | 化粧料組成物 |
JP2008273941A (ja) * | 2007-03-31 | 2008-11-13 | Taisho Pharmaceutical Co Ltd | アダパレン含有外用剤組成物 |
WO2016194760A1 (ja) * | 2015-05-29 | 2016-12-08 | ロート製薬株式会社 | 美容方法およびそれに用いる皮膚外用剤、並びに遊走付与剤、皮膚状態を向上させる美容方法に用いられる成分のスクリーニング方法 |
JPWO2016194760A1 (ja) * | 2015-05-29 | 2018-03-15 | ロート製薬株式会社 | 美容方法およびそれに用いる皮膚外用剤、並びに遊走付与剤、皮膚状態を向上させる美容方法に用いられる成分のスクリーニング方法 |
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