JPH07285520A - ネット袋製造機における定寸切断装置 - Google Patents

ネット袋製造機における定寸切断装置

Info

Publication number
JPH07285520A
JPH07285520A JP9921794A JP9921794A JPH07285520A JP H07285520 A JPH07285520 A JP H07285520A JP 9921794 A JP9921794 A JP 9921794A JP 9921794 A JP9921794 A JP 9921794A JP H07285520 A JPH07285520 A JP H07285520A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
net
tool
cylindrical
tubular
lip holder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9921794A
Other languages
English (en)
Inventor
Motofumi Kouno
求冬文 河野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NABITSUKU KK
Original Assignee
NABITSUKU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NABITSUKU KK filed Critical NABITSUKU KK
Priority to JP9921794A priority Critical patent/JPH07285520A/ja
Publication of JPH07285520A publication Critical patent/JPH07285520A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Containers And Plastic Fillers For Packaging (AREA)

Abstract

(57)【要約】 〔目的〕 包装用のネット袋を省力的、且つ、高能率に
製造するネット袋製造機における定寸切断装置を提供す
る。 〔構成〕 送り出し装置56から送出される筒状ネット
60の開口端部に挿入されるネット開拡具36と、ネッ
ト開拡具36に対応する位置において昇降動するネット
口縁保持具22と、ネット口縁保持具22から所定距離
下方に離間して位置し、ネット口縁保持具22と共に昇
降動する下部掴持具24と、下部掴持具24より下方の
近傍部位にあって切断動作するネット切断具50とを備
え、ネット口縁保持具22がネット開拡具36まで降下
して筒状ネット60の上縁周部を開口状態に掴持し、所
定位置に上昇することにより筒状ネット60を設定長さ
に引き出し、その引き出し下端部位を下部掴持具24が
掴持した状態でネット切断具50が筒状ネット60を切
断するようにしてあることを特徴とするネット袋製造機
における定寸切断装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、園芸収穫物(果実、野
菜、球根類等)やその他種々の物品を包装するためのネ
ット袋を製造するネット袋製造機に係り、具体的には、
リ−ルに巻かれている筒状ネットを引き出して所定寸法
に切断し、切断した筒状ネットを必要な姿勢に維持しな
がら次工程に向けて供給するネット袋製造機における定
寸切断装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のネット袋は、被包装物を
袋詰めする過程で手作業で行われることが多かった。即
ち、リ−ルに巻かれている筒状ネットを引き出して所定
寸法に切断するとともに、切断箇所を溶着してネット袋
とし、これに被包装物を袋詰めして行くものであるが、
この間にかなりの人手を要していた。殊に、筒状ネット
の捩じれ状態を解消する際には、ネット袋製造機の稼働
を停止して手作業でもって筒状ネットの捩じれを除去し
なければならないこともあり、連続運転で高能率に作業
できるものではなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のネット袋製造で
は、上述した一連の所作に人手がかかるものであったか
ら、労力負担を効果的に軽減することができない上、能
率も悪く、又、筒状ネットの切断寸法や姿勢維持の精度
も損なわれがちになるという問題があった。本発明は、
このような問題点を解消することを目的としてなされた
もので、リ−ルから筒状ネットを引き出して所定寸法に
切断し、切断した筒状ネットを必要な姿勢に保持しなが
ら次工程に向けて供給する一連の所作を全自動的に行う
ことができ、更には、筒状ネットの捩じれ状態をも自動
的に解消することができるように改良されたネット袋製
造機における定寸切断装置を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係るネット袋製造機における定寸切断装置
は、送り出し装置から送出される筒状ネットの開口端部
に挿入されるネット開拡具と、ネット開拡具に対応する
位置において昇降動するネット口縁保持具と、ネット口
縁保持具から所定距離下方に離間して位置し、ネット口
縁保持具と共に昇降動する下部掴持具と、下部掴持具よ
り下方の近傍部位にあって切断動作するネット切断具と
を備え、ネット口縁保持具がネット開拡具まで降下して
筒状ネットの上縁周部を開口状態に掴持し、所定位置に
上昇することにより筒状ネットを設定長さに引き出し、
その引き出し下端部位を下部掴持具が掴持した状態でネ
ット切断具が筒状ネットを切断するようにしてあること
を特徴とするものである。
【0005】そして、ネット口縁保持具及び下部掴持具
は、少なくとも2組以上のネット口縁保持具及び下部掴
持具を、鉛直軸心を中心にして回転移動し、複数のステ
−ションで一時停止できるように装設し、複数ステ−シ
ョンのうちいずれかのステ−ションにネット開拡具を配
設して、各組のネット口縁保持具及び下部掴持具が、ネ
ット開拡具を備えたステ−ションよりも回転方向前位の
ステ−ションで降下体勢になり、その降下体勢でネット
開拡具に対応する位置に回転移行するように構成するの
が好ましい。
【0006】又、ネット開拡具が筒状ネットをその上方
端部を余して保持するものであり、ネット口縁保持具が
余した端部を掴持する構成が好ましく、具体的には、ネ
ット開拡具を、上方が開口した円筒部とその下方に連設
する重錘部とで形成し、且つ、ネット口縁保持具を、裾
部に下方拡がりのテ−パ−部を備えてネット開拡具の円
筒部よりも小径に形成する内挿筒体と、内挿筒体に上下
移動可能に外嵌し、テ−パ−部によって脱落を阻止する
リングとで形成し、ネット口縁保持具の内挿筒体がネッ
ト開拡具の円筒部に進入する位置に降下すると、円筒部
の口縁によりリングが押し上げられてテ−パ−部との間
に筒状ネットの上縁周部を導入し、ネット口縁保持具の
内挿筒体が上昇すると、リングが自重降下しテ−パ−部
とで筒状ネットの上縁周部を挾持するようにしてある構
成が好ましい。
【0007】更に、ネット開拡具を、固定部材に対して
回転自在な支持座によって浮動支持するとともに、ネッ
ト口縁保持具を支持腕によって自由回転状態に支持して
ある構成が好ましい。
【0008】
【作用】本発明装置が適用されたネット袋製造機がネッ
ト袋を製造する際には、先ず、送り出し装置から繰り出
される筒状ネットを、ネット開拡具に被嵌してその開口
端部を所定の待機状態に維持して置く。次いで、ネット
口縁保持具並びに下部掴持具が下動し、ネット口縁保持
具は、ネット開拡具まで降下して筒状ネットの開口周縁
部を掴持する。
【0009】しかる後、ネット口縁保持具は、筒状ネッ
トを引き出しながら設定位置に向けて上昇移行し、筒状
ネットを設定長さに引き出す。設定長さに引き出された
筒状ネットの下方部位を下部掴持具が掴み、その掴持部
分よりも下方の部位をネット切断具が切断し、設定長さ
に切断された筒状ネットは、その上部がネット口縁保持
具によって開口状態に保持され、且つ、下端部位が下部
掴持具によって掴持された状態に保たれる。又、ネット
開拡具側に残る筒状ネットの端部は、ネット開拡具と支
持座とに挟持されて最初と同じ状態の待機状態に維持さ
れる。
【0010】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面に基づいて説
明するが、図1は本発明に係るネット袋製造機の全体概
略図、図2はその一部分を拡大して示した断面図、図3
は図2の中のネット口縁保持具及びその支持部分を抽出
して示した平面図、図4は図2の中のネット開拡具及び
その支持部分を抽出して示した平面図、図5〜図7は本
発明装置の作動態様を時系列的に示した説明図、図8〜
図11はネット口縁保持具及びネット開拡具の作動態様
を時系列的に示した説明図である。
【0011】鉛直軸心Y−Yを中心にして回転可能に基
枠(図示省略)に立設する支柱10を、適宜の割出駆動
手段12によって設定回転角度で間欠回転させて鉛直軸
心Y−Y周りの複数のステ−ションA・B・C・D位置
(図5〜図7参照)において一時停止することができる
ように装設し、その支柱10に、個々独立に昇降可能な
複数の昇降体14を間配り装設している。各々の昇降体
14は、定められた時期に昇降駆動部16により鉛直軸
心Y−Yに沿って上下移行され、設定した上下のストロ
−クエンド位置に移行して停止するようになっている。
【0012】そして、それぞれ昇降体14は、支柱10
から放射方向に延出する支持腕18と、支持腕18に連
設した垂下腕20とを備えており、支持腕18によって
ネット口縁保持具22を保持するとともに、垂下腕20
によって下部掴持具24を支持している。ネット口縁保
持具22は、図2に見られるように、裾部外面に下方拡
がりのテ−パ−部26を備えた内挿筒体28と、その内
挿筒体28に上下移動可能に外嵌し、テ−パ−部26に
よって脱落を阻止するリング30とで形成してあり、図
3に見られるように、内挿筒体28の上方口縁部に設け
た鍔部32に、支持腕18側に配設した複数の支持ロ−
ラ−34を係合することによって支持腕18に対して鍔
部32を回転自在に支持している。
【0013】一方、複数のステ−ションA・B・C・D
のうち、例えば、ステ−ションAの下方延長位置A1に
はネット開拡具36を配設してある。ネット開拡具36
は、図2によって確認できるように、上方が開口した円
筒部38の下部に、下向きに先細りの円錐体からなる重
錘部40を連設して形成し、支持座42に開設した下狭
まりのテ−パ−孔44に上方から落し込むことによって
支持している。
【0014】ネット開拡具36の円筒部38は、ネット
口縁保持具22の内挿筒体28を所定の間隙を有して挿
入することができる内口径に形成してあり、また、支持
座42は円形体になっていて、その周縁部に、基枠側の
固定部材46に設けてある複数個の支持ロ−ラ−48群
を係合することによって固定部材46に対して自由に回
転できるように保持してある。又、ネット開拡具36の
上端から所定距離上方に離間した位置に、ネット切断具
50と補助掴持具52を配設するとともに、ネット開拡
具36から所定距離下方に離間した位置に、ネット引き
戻し機構54を設けてある。
【0015】ネット切断具50及び補助掴持具52は、
前述のネット口縁保持具22が上下のストロ−クエンド
位置に移行する際には、その移行を妨げない位置又は体
勢に退避するようになっており、又、ネット口縁保持具
22と共に上下移行する下部掴持具24は、ネット開拡
具36とそれを支持する部材などの他部材に干渉しない
体勢で上下移動するようになっている。そうして、支柱
10、昇降体14、下部掴持具24とネット切断具50
及び補助掴持具52、ネット引き戻し機構54等の諸動
作要素を、マイクロコンピュ−タなど適宜の制御手段
(図示は省略している)によってそれぞれ定められた時
期に所定のように作動するように構成している。
【0016】実施例のように構成してネット袋を製造す
る場合は、送り出し装置56のリ−ル58に巻いてある
筒状ネット60を、ガイドロ−ラ−群62によって誘導
しながら引き出して、ネット引き戻し機構54を経由さ
せた後に、その開口端部を適当長さ余してネット開拡具
36に被嵌する。すると、筒状ネット60は、自身の収
縮力でもってネット開拡具36の周囲に圧接しながら、
開口縁部がネット開拡具36の口縁によって内向き折り
曲げられて、図5と図8に仮想線で示しているような姿
勢になって抜け外れしないように保持される。
【0017】上記のような準備所作をした後に作動開始
操作をすると、装置の諸動作要素が定められた時期、順
序でもって所定のように作動される。そして、作動開始
されると、先ず、支柱10が間欠回転されて、ネット開
拡具36を備えたステ−ションAよりも回転方向前位の
ステ−ションDの下方位置D1において降下体勢になっ
ているネット口縁保持具22が、ネット開拡具36に対
応する位置に回転移行する。次いで、ネット口縁保持具
22が降下し、その内挿筒体28がネット開拡具36の
円筒部38に侵入する。尚、ステ−ションDの下方位置
D1におけるネット口縁保持具22の下端はステーショ
ンAに存在するネット開拡具36の上端よりは上方に位
置しており、ネット口縁保持具22の回転移行の際に相
互が干渉しないようになっている。
【0018】内挿筒体28が円筒部38に進入すると、
図9に示しているように、ネット開拡具36の口縁によ
ってリング30が相対的に上方に移行されるとともに、
筒状ネット60の開口縁部は、円筒部38の周壁内外面
に沿って二つ折り状態に折り曲げられる。次いで、ネッ
ト口縁保持具22が上昇し、内挿筒体28のテ−パ−部
26が円筒部38の口縁部近くにまで上昇すると、図1
0に示しているように、円筒部38の周壁内面に沿って
位置していた筒状ネット60の折れ曲がり部分が、テ−
パ−部26によって持ち上げられ、自重で降下してくる
リング30との間に挾持されることとなり、その後は、
ネット口縁保持具22の上昇が進むに連れて筒状ネット
60の巻出し抵抗が強まり、それに応じてリング30が
テ−パ−部26に食い込み、筒状ネット60の上縁周部
が確実に掴持される。
【0019】そうして、筒状ネット60の上縁周部を掴
持したネット口縁保持具22は、その上昇力がネット開
拡具36を支持座42から浮かせて筒状ネット60を強
制的に引き出しながら、上方のストロ−クエンド位置に
向けて上昇移行するのであるが、その際、ネット切断具
50及び補助掴持具52は両側に開いて退避しており、
又、ネット口縁保持具22と共に移行する下部掴持具2
4も周囲の他部材に干渉しない体勢で上昇する。この場
合、送り出し装置56から繰り出されてくる筒状ネット
60に捩じれを生じることは避けられないのであるが、
ネット口縁保持具22が自由回転状態に設けられるとと
もに、ネット開拡具36を保持する支持座42が共に自
由回転状態に設けられているので、これらが筒状ネット
60の捩じれ反力によって回転され、筒状ネット60の
捩じれが自動的に除去される。
【0020】このようにしてネット口縁保持具22が上
方のストロ−クエンド位置に達した体勢では、ネット切
断具50、補助掴持具52、下部掴持具24が、それぞ
れ所定の位置に復帰して、ネット切断具50及び補助掴
持具52が両側から寄って掴み動作し、設定長さに引き
出された筒状ネット60の下方部位の2個所を握り状態
に掴持するとともに、ネット切断具50が両側から鋏の
ように寄って切断動作して、下部掴持具24と補助掴持
具52とによって掴持されている間の部分を切断する。
【0021】切断後、下部掴持具24による筒状ネット
60の掴持は保持され続けるが、補助掴持具52による
掴持は解かれ、その後、エアシリンダ等によるネット引
き戻し機構54が作動してネット開拡具36側に残って
いる筒状ネット60が所定寸法だけ引き戻される。この
引戻しは、切断したままではネット開拡具36からはみ
出る余部の長さが長すぎてネット口縁保持具22による
掴持がうまくゆかないことがあるからである。尚、ネッ
ト開拡具36側の筒状ネット60は、自身の収縮力とネ
ット開拡具36と支持座42とによる挟持力とでネット
開拡具36の周囲に圧接しながら余部がネット開拡具3
6の口縁から内向き折り曲げられて、図5と図8に仮想
線で示しているような姿勢になって抜け外れしないよう
に保持される。つまり、作業開始時に手作業で行ったと
同様の待機体勢に保持される。
【0022】以上の一連の動作が終わると、支柱10が
回転されて、ステ−ションAに位置していたネット口縁
保持具22及び下部掴持具24は、その儘の体勢で回転
後位のステ−ションBに回転移行される。つまり、筒状
ネット60の上部をネット口縁保持具22で開口状態に
保持し、且つ、筒状ネット60の下部を下部掴持具24
で掴持した状態の儘でステ−ションBに回転移行され、
ステ−ションBにおいて行われる次工程の作業に備え
る。
【0023】ステ−ションBでは、ネット切断具50で
切断されて下部掴持具24で掴持された部分をヒータ等
で熱して溶着して袋とする作業がなされる。更に、ステ
−ションCでは、袋になった筒状ネット60の掴持を解
放して次の袋詰機(包装機)等に受け渡す作業がなされ
る。尚、このとき、被包装物を挿入するためのガイド筒
等が下からこの袋に挿入されることがある(図示省
略)。尚、この場合、ステ−ションDにおいて、ネット
口縁保持具22は前記した降下位置D1に降下して次の
ステ−ションAに移行する準備をしている。このように
して既に説明したような一連の動作が反復されて、連続
的にネット袋の製造が行われるのである。
【0024】
【発明の効果】本発明におけるネット袋製造機における
定寸切断装置は、筒状ネットの開口端部に挿入するネッ
ト開拡具と、ネット開拡具に対応する位置において昇降
動するネット口縁保持具と、ネット口縁保持具から所定
距離下方に離間して位置し、ネット口縁保持具と共に昇
降動する下部掴持具と、下部掴持具より下方の近傍部位
にあって切断動作するネット切断具とを備え、ネット口
縁保持具がネット開拡具まで降下して筒状ネットの上縁
周部を開口状態に掴持し、所定位置に上昇することによ
り筒状ネットを設定長さに引き出し、その引き出し下端
部位を下部掴持具が掴持した状態でネット切断具が筒状
ネットを切断するように構成しているから、筒状ネット
を引き出して所定寸法に切断し、切断した筒状ネットを
必要な姿勢に保持しながら次工程に向けて供給する一連
の所作を全自動で連続的に行え、省力的で、無駄時間の
少ない高能率な作業ができる。
【0025】そして、請求項2のものは、少なくとも2
組以上のネット口縁保持具及び下部掴持具を、鉛直軸心
を中心にして回転移動し複数のステ−ションで一時停止
できるように装設し、複数ステ−ションのうちいずれか
のステ−ションにネット開拡具を配設して、各組のネッ
ト口縁保持具及び下部掴持具が、ネット開拡具を備えた
ステ−ションよりも回転方向前位のステ−ションで降下
体勢になり、その降下体勢でネット開拡具に対応する位
置に回転移行するようにしているので、無駄時間がさら
に短縮されて作業能率が一層向上される。この点で、ネ
ット口縁保持具を上下固定にし、ネット開拡具をネット
口縁保持具まで上昇させた後に降下させて回転移行させ
るものに比べて作動時間が約半分に短縮される。
【0026】又、請求項3及び4のものは、ネット開拡
具を、上方が開口した円筒部とその下方に連設する重錘
部とで形成し、ネット口縁保持具を、裾部に下方拡がり
のテ−パ−部を備えてネット開拡具の円筒部よりも小径
に形成する内挿筒体と、内挿筒体に上下移動可能に外嵌
しテ−パ−部によって脱落を阻止するリングとで形成し
ているので、構造簡潔であるうえ、筒状ネットを大きな
開口径状態に確実に支えることができて袋詰め等の作業
に有利となる。
【0027】更に、請求項5のものは、ネット開拡具を
回転自在な支持座によって浮動支持するとともに、ネッ
ト口縁保持具を支持腕に自由回転状態に支持しているか
ら、筒状ネットの捩じれ反力により支持座、ネット口縁
保持具が回転されて、筒状ネットの捩じれが自動的に解
消されて良好な姿勢に維持され、又、捩じれ除去の為に
装置を停止する必要がないから益々作業能率が向上され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るネット袋製造機の全体概略図であ
る。
【図2】ネット袋製造機の一部分を拡大して示した断面
図である。
【図3】図2におけるネット口縁保持具及びその支持部
分を示す平面図である。
【図4】図2におけるネット開拡具及びその支持部分を
示す平面図である。
【図5】本発明装置の作動態様説明図である。
【図6】本発明装置の作動態様説明図である。
【図7】本発明装置の作動態様説明図である。
【図8】ネット口縁保持具及びネット開拡具の作動態様
説明図である。
【図9】ネット口縁保持具及びネット開拡具の作動態様
説明図である。
【図10】ネット口縁保持具及びネット開拡具の作動態
様説明図である。
【図11】ネット口縁保持具及びネット開拡具の作動態
様説明図である。
【符号の説明】
10 支柱 18 支持腕 22 ネット口縁保持具 24 下部掴持具 26 テ−パ−部 28 内挿筒体 30 リング 36 ネット開拡具 38 円筒部 40 重錘部 42 支持座 46 固定部材 50 ネット切断具 56 送り出し装置 60 筒状ネット

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送り出し装置から送出される筒状ネット
    の開口端部に挿入されるネット開拡具と、ネット開拡具
    に対応する位置において昇降動するネット口縁保持具
    と、ネット口縁保持具から所定距離下方に離間して位置
    し、ネット口縁保持具と共に昇降動する下部掴持具と、
    下部掴持具より下方の近傍部位にあって切断動作するネ
    ット切断具とを備え、ネット口縁保持具がネット開拡具
    まで降下して筒状ネットの上縁周部を開口状態に掴持
    し、所定位置に上昇することにより筒状ネットを設定長
    さに引き出し、その引き出し下端部位を下部掴持具が掴
    持した状態でネット切断具が筒状ネットを切断するよう
    にしてあることを特徴とするネット袋製造機における定
    寸切断装置。
  2. 【請求項2】 少なくとも2組以上のネット口縁保持具
    及び下部掴持具を、鉛直軸心を中心にして回転移動し、
    複数のステ−ションで一時停止できるように装設し、複
    数ステ−ションのうちいずれかのステ−ションにネット
    開拡具を配設して、各組のネット口縁保持具及び下部掴
    持具が、ネット開拡具を備えたステ−ションよりも回転
    方向前位のステ−ションで降下体勢になり、その降下体
    勢でネット開拡具に対応する位置に回転移行するように
    してある請求項1記載のネット袋製造機における定寸切
    断装置。
  3. 【請求項3】 ネット開拡具が筒状ネットをその上方端
    部を余して保持するものであり、ネット口縁保持具が余
    した端部を掴持するものである請求項1又は2記載のネ
    ット袋製造機における定寸切断装置。
  4. 【請求項4】 ネット開拡具を、上方が開口した円筒部
    とその下方に連設する重錘部とで形成し、且つ、ネット
    口縁保持具を、裾部に下方拡がりのテ−パ−部を備えて
    ネット開拡具の円筒部よりも小径に形成する内挿筒体
    と、内挿筒体に上下移動可能に外嵌し、テ−パ−部によ
    って脱落を阻止するリングとで形成し、ネット口縁保持
    具の内挿筒体がネット開拡具の円筒部に進入する位置に
    降下すると、円筒部の口縁によりリングが押し上げられ
    てテ−パ−部との間に筒状ネットの上縁周部を導入し、
    ネット口縁保持具の内挿筒体が上昇すると、リングが自
    重降下しテ−パ−部とで筒状ネットの上縁周部を挾持す
    るようにしてある請求項3記載のネット袋製造機におけ
    る定寸切断装置。
  5. 【請求項5】 ネット開拡具を、固定部材に対して回転
    自在な支持座によって浮動支持するとともに、ネット口
    縁保持具を支持腕によって自由回転状態に支持してある
    請求項1乃至4いずれかに記載のネット袋製造機におけ
    る定寸切断装置。
JP9921794A 1994-04-12 1994-04-12 ネット袋製造機における定寸切断装置 Pending JPH07285520A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9921794A JPH07285520A (ja) 1994-04-12 1994-04-12 ネット袋製造機における定寸切断装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9921794A JPH07285520A (ja) 1994-04-12 1994-04-12 ネット袋製造機における定寸切断装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07285520A true JPH07285520A (ja) 1995-10-31

Family

ID=14241501

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9921794A Pending JPH07285520A (ja) 1994-04-12 1994-04-12 ネット袋製造機における定寸切断装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07285520A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3688326B2 (ja) 付着縫合糸を有する縫合針の自動包装機及び自動包装方法
CN104275829B (zh) 双筋圆筒柔性集装袋全自动化生产线
US7313897B2 (en) Garment bagging apparatus
EP1107865B1 (de) Vorrichtung zum herstellen und abtransportieren von stapeln aus kunststoffbeuteln, insbesondere automatenbeuteln
CN108000157A (zh) 喷吹管加工总成
CN213323892U (zh) 水果网套包装装置
US20190070820A1 (en) Triangle sandwich packaging machine and method of packaging triangle sandwich
JPH07285520A (ja) ネット袋製造機における定寸切断装置
CN111071541B (zh) 一种自动套纱机
JP4948017B2 (ja) 容器の詰め物の製造方法および筒状ネットの巻回装置
JP3516036B2 (ja) 果物の自動包装装置
US4947625A (en) Bag-forming and filling apparatus and process
US5729961A (en) Process for obtaining packets full of products by means of a continuous tube of net
CN212048089U (zh) 一种开袋装置以及自动化套袋机
US20140323281A1 (en) Bag making machine and method
CN211996367U (zh) 一种垂直套袋机
CN112716054A (zh) 电子烟雾化芯的自动组装线
CN112498832A (zh) 一种开袋装置、自动化套袋机及套袋方法
CN111038776A (zh) 一种垂直套袋机
JP6747837B2 (ja) 袋体形成用フィルム送出装置、袋体形成挿入装置、梱包設備、及び袋体形成用フィルム送出方法
US20220348390A1 (en) Grouped screw bunch and related method and machine for production of the same
CN219948717U (zh) 螺旋包装机
CN214770250U (zh) 雾化装置的雾化芯自动组装系统
CN216861942U (zh) 一种dty装箱设备
CN211543992U (zh) 一种膜袋成型装置