JPH07285299A - 装飾体 - Google Patents
装飾体Info
- Publication number
- JPH07285299A JPH07285299A JP7034991A JP3499195A JPH07285299A JP H07285299 A JPH07285299 A JP H07285299A JP 7034991 A JP7034991 A JP 7034991A JP 3499195 A JP3499195 A JP 3499195A JP H07285299 A JPH07285299 A JP H07285299A
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- Japan
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- decorative
- crystal growth
- parts
- aqueous solution
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- Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】視覚による美的効果に加え、嗅覚に訴える芳香
効果を有する装飾体を提供する。 【構成】無機化合物を溶かした水溶液に香料を混合して
なる溶液が満たされた受け台３に装飾基体２を立設して
その下端を溶液に接触させ、溶液を毛細管現象で装飾基
体２に吸い上げる。そして、吸い上げられた溶液の溶媒
が蒸発する際、装飾基体２の表面部に結晶成育物４を成
育育成するとともに、装飾基体２および結晶成育物４か
ら香料による芳香を発揮させる。
効果を有する装飾体を提供する。 【構成】無機化合物を溶かした水溶液に香料を混合して
なる溶液が満たされた受け台３に装飾基体２を立設して
その下端を溶液に接触させ、溶液を毛細管現象で装飾基
体２に吸い上げる。そして、吸い上げられた溶液の溶媒
が蒸発する際、装飾基体２の表面部に結晶成育物４を成
育育成するとともに、装飾基体２および結晶成育物４か
ら香料による芳香を発揮させる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、玄関や室内あるいはト
イレなどを飾る装飾体に関するものである。
イレなどを飾る装飾体に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来より、玄関や室内などを飾る装飾体
として、観葉植物やドライフラワーあるいは、動物を模
した置物などが提案されている。また、特公昭６１−１
４９６０号公報や特開平４−１１０１号公報に記載され
るように、化学的な結晶成育を利用した装飾体も知られ
ている。
として、観葉植物やドライフラワーあるいは、動物を模
した置物などが提案されている。また、特公昭６１−１
４９６０号公報や特開平４−１１０１号公報に記載され
るように、化学的な結晶成育を利用した装飾体も知られ
ている。
【０００３】すなわち、特公昭６１−１４９６０号公報
に記載される装飾体は、吸取紙のような素材で常磐木を
想定する形状に切り取られた２枚の薄板を嵌め込んで装
飾基体を組み立て、この装飾基体を水溶液を満たした受
け台に立設させることにより、装飾基体の下端から水溶
液を毛細管現象によって浸透させつつ吸い上げ、薄板の
枝部の突出端に供給された水溶液が乾燥する過程におい
て植物の成育形態を模した結晶成育物を成育育成させた
ものである。
に記載される装飾体は、吸取紙のような素材で常磐木を
想定する形状に切り取られた２枚の薄板を嵌め込んで装
飾基体を組み立て、この装飾基体を水溶液を満たした受
け台に立設させることにより、装飾基体の下端から水溶
液を毛細管現象によって浸透させつつ吸い上げ、薄板の
枝部の突出端に供給された水溶液が乾燥する過程におい
て植物の成育形態を模した結晶成育物を成育育成させた
ものである。
【０００４】また、特開平４−１１０１号公報に記載さ
れる装飾体は、植物あるいは植物模造体に糸を巻き付
け、この糸を皿に満たした水溶液に浸漬させることによ
り、植物あるいは植物模造体に巻き付けた糸の下端から
水溶液を毛細管現象によって浸透させつつ吸い上げ、糸
に供給された水溶液が乾燥する過程において糸の表面に
結晶成育物を成育育成させたものである。
れる装飾体は、植物あるいは植物模造体に糸を巻き付
け、この糸を皿に満たした水溶液に浸漬させることによ
り、植物あるいは植物模造体に巻き付けた糸の下端から
水溶液を毛細管現象によって浸透させつつ吸い上げ、糸
に供給された水溶液が乾燥する過程において糸の表面に
結晶成育物を成育育成させたものである。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
装飾体は、視覚に訴える優れた美的効果を発揮すること
ができるものの、視覚的な装飾効果に限定されるという
欠点があった。
装飾体は、視覚に訴える優れた美的効果を発揮すること
ができるものの、視覚的な装飾効果に限定されるという
欠点があった。
【０００６】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたもので、視覚および嗅覚に訴えることのできる装飾
性に優れた装飾体を提供するものである。
れたもので、視覚および嗅覚に訴えることのできる装飾
性に優れた装飾体を提供するものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、溶媒の蒸発時
に結晶成育物を析出することのできる水溶液に香料を混
合した溶液と、毛細管現象により溶液を吸い上げて表面
部に結晶を析出する装飾基体とからなり、該装飾基体が
溶液に接触して浸透作用によって溶液を吸い上げ、溶媒
の蒸発時に結晶成育物をその表面部に成育育成するとと
もに、芳香を発することを特徴とするものである。
に結晶成育物を析出することのできる水溶液に香料を混
合した溶液と、毛細管現象により溶液を吸い上げて表面
部に結晶を析出する装飾基体とからなり、該装飾基体が
溶液に接触して浸透作用によって溶液を吸い上げ、溶媒
の蒸発時に結晶成育物をその表面部に成育育成するとと
もに、芳香を発することを特徴とするものである。
【０００８】
【作用】装飾基体の下端を溶液に接触させると、溶液が
毛細管現象によって装飾基体の下端から浸透しつつ吸い
上げられ、装飾基体の表面部にまで供給される。
毛細管現象によって装飾基体の下端から浸透しつつ吸い
上げられ、装飾基体の表面部にまで供給される。
【０００９】この結果、溶液の溶媒が蒸発する過程にお
いて装飾基体の表面部に結晶成育物を成育育成するとと
もに、装飾基体および結晶成育物から香料による芳香が
発せられることから、視覚に訴える美的効果に加え、嗅
覚に訴える芳香効果を発揮することができ、その優れた
装飾性によって用途を拡大することができる。
いて装飾基体の表面部に結晶成育物を成育育成するとと
もに、装飾基体および結晶成育物から香料による芳香が
発せられることから、視覚に訴える美的効果に加え、嗅
覚に訴える芳香効果を発揮することができ、その優れた
装飾性によって用途を拡大することができる。
【００１０】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
する。
【００１１】図１には、本発明の装飾体１の一実施例が
示されており、この装飾体１は、装飾基体２と、この装
飾基体２を立設するとともに、溶液を満たすことのでき
る受け台３から構成されている。そして、装飾基体２
は、図２に示すように、吸取紙あるいは布のような素材
で樹木を想定する形状に切り取られるとともに、それぞ
れ中央の上半部および下半部に切り込み２１ａ，２１ａ
が形成された２枚の薄板２１，２１を嵌め込んで横断面
十字状に組み立てられたものである。
示されており、この装飾体１は、装飾基体２と、この装
飾基体２を立設するとともに、溶液を満たすことのでき
る受け台３から構成されている。そして、装飾基体２
は、図２に示すように、吸取紙あるいは布のような素材
で樹木を想定する形状に切り取られるとともに、それぞ
れ中央の上半部および下半部に切り込み２１ａ，２１ａ
が形成された２枚の薄板２１，２１を嵌め込んで横断面
十字状に組み立てられたものである。
【００１２】また、受け台３は、溶液の容器として機能
するもので、その天板に装飾基体２の下端が装入できる
ように、十字状の装入口３ａが形成されている。
するもので、その天板に装飾基体２の下端が装入できる
ように、十字状の装入口３ａが形成されている。
【００１３】溶液は、無機化合物の水溶液に香料を混合
して調製したものが使用される。このうち、無機化合物
の水溶液としては、主として塩化ナトリウム、塩化カリ
ウム、炭酸水素ナトリウム、硫酸ナトリウム、リン酸一
アンモニウムなどの無機化合物を、水およびまたはアン
モニア水の溶媒に溶解して調製される。また、香料とし
ては、入浴剤や石けん、あるいは、芳香剤などに使用さ
れるＤ−リモネン、リナロール、ゲラニオール、シトラ
ール、テルピネオール、Ｌ−メントールなどの香料を、
１種類または必要に応じて数種類組み合わせて使用され
る。この溶液は、無機化合物の水溶液１００重量部に対
して香料１〜１００重量部、特に１〜４０重量部となる
ように混合したものが好ましい。また、これらの溶液に
は、青色１号、赤色１０２号、黄色２号、黄色４号、緑
色３号などのタール系色素を適量加えても良い。
して調製したものが使用される。このうち、無機化合物
の水溶液としては、主として塩化ナトリウム、塩化カリ
ウム、炭酸水素ナトリウム、硫酸ナトリウム、リン酸一
アンモニウムなどの無機化合物を、水およびまたはアン
モニア水の溶媒に溶解して調製される。また、香料とし
ては、入浴剤や石けん、あるいは、芳香剤などに使用さ
れるＤ−リモネン、リナロール、ゲラニオール、シトラ
ール、テルピネオール、Ｌ−メントールなどの香料を、
１種類または必要に応じて数種類組み合わせて使用され
る。この溶液は、無機化合物の水溶液１００重量部に対
して香料１〜１００重量部、特に１〜４０重量部となる
ように混合したものが好ましい。また、これらの溶液に
は、青色１号、赤色１０２号、黄色２号、黄色４号、緑
色３号などのタール系色素を適量加えても良い。
【００１４】なお、香料は、各種溶剤によって希釈した
ものでもよい。また、無機化合物の溶媒は、揮発性を有
して前述の無機化合物を溶かすことのできるものであれ
ば、水やアンモニア水以外にアルコール、エタノール、
アセトンなどの有機溶剤を使用することもできる。さら
に、溶液は、通常、水溶液と香料とが２層に分離した状
態となるが、これを防止する目的で、カルボン酸塩、ス
ルホン酸塩、脂肪酸アミン塩、アミノカルボン酸塩など
の各種界面活性剤もしくはグリセリン脂肪酸エステル、
レシチンなどの乳化剤を混合し、溶液を均一に溶解した
ものとしても良い。
ものでもよい。また、無機化合物の溶媒は、揮発性を有
して前述の無機化合物を溶かすことのできるものであれ
ば、水やアンモニア水以外にアルコール、エタノール、
アセトンなどの有機溶剤を使用することもできる。さら
に、溶液は、通常、水溶液と香料とが２層に分離した状
態となるが、これを防止する目的で、カルボン酸塩、ス
ルホン酸塩、脂肪酸アミン塩、アミノカルボン酸塩など
の各種界面活性剤もしくはグリセリン脂肪酸エステル、
レシチンなどの乳化剤を混合し、溶液を均一に溶解した
ものとしても良い。
【００１５】したがって、受け台３に溶液を注入し、そ
の装入口３ａに装飾基体２の下端を装入して立設させる
ことにより、装飾基体２の下端から溶液を毛細管現象に
よって浸透させつつ吸い上げる結果、溶液を装飾基体２
の表面部まで供給することができる。この際、溶液の溶
媒が蒸発する過程において結晶成育物４をその表面部で
成育育成すると同時に、装飾基体２および結晶成育物４
から香料による芳香を発揮することができる。
の装入口３ａに装飾基体２の下端を装入して立設させる
ことにより、装飾基体２の下端から溶液を毛細管現象に
よって浸透させつつ吸い上げる結果、溶液を装飾基体２
の表面部まで供給することができる。この際、溶液の溶
媒が蒸発する過程において結晶成育物４をその表面部で
成育育成すると同時に、装飾基体２および結晶成育物４
から香料による芳香を発揮することができる。
【００１６】この結果、結晶成育物４によって視覚に訴
える美的効果を発揮することができるとともに、香料に
よって嗅覚に訴える芳香効果を発揮することができる。 （実施例１）塩化ナトリウム１８重量部、アンモニア２
％水溶液２重量部、水８０重量部、色素（黄色２号）微
量からなる水溶液２０ミリリットルに、香料としてＤ−
リモネン２ミリリットル（水溶液を１００重量部とする
と香料７．６重量部に相当）を混合して溶液を２２ミリ
リットルつくり、受け台３に注いだ後、濾紙によって樹
木形状に切り取った２枚の薄板２１，２１を嵌め込んで
組み立てた装飾基体２を受け台３の装入口３ａに装入し
て立設した。
える美的効果を発揮することができるとともに、香料に
よって嗅覚に訴える芳香効果を発揮することができる。 （実施例１）塩化ナトリウム１８重量部、アンモニア２
％水溶液２重量部、水８０重量部、色素（黄色２号）微
量からなる水溶液２０ミリリットルに、香料としてＤ−
リモネン２ミリリットル（水溶液を１００重量部とする
と香料７．６重量部に相当）を混合して溶液を２２ミリ
リットルつくり、受け台３に注いだ後、濾紙によって樹
木形状に切り取った２枚の薄板２１，２１を嵌め込んで
組み立てた装飾基体２を受け台３の装入口３ａに装入し
て立設した。
【００１７】そして、常温で４８時間放置したところ、
樹木に花が咲いた如くの植物を模した結晶成育物４（図
１参照）が成育育成された。また、この結晶成育物４
は、周囲に柑橘系の芳香を発するものであった。 （実施例２）塩化ナトリウム１８重量部、アンモニア２
％水溶液２重量部、水８０重量部、色素（黄色４号）微
量からなる水溶液２０ミリリットルに、香料としてＬ−
メントール２ミリリットル（水溶液を１００重量部とす
ると香料８．０重量部に相当）を混合して溶液を２２ミ
リリットルつくり、以下実施例１と同様にして常温で４
８時間放置したところ、樹木に花が咲いた如くの植物を
模した結晶成育物４（図１参照）が成育育成された。ま
た、この結晶成育物４は、周囲にハッカ系の芳香を発す
るものであった。 （実施例３）塩化ナトリウム１８重量部、水８２重量
部、色素（黄色４号）微量からなる水溶液２０ミリリッ
トルに、香料としてＤ−リモネン２ミリリットル（水溶
液を１００重量部とすると香料７．６重量部に相当）を
混合して溶液を２２ミリリットルつくり、以下実施例１
と同様にして常温で４８時間放置したところ、樹木に花
が咲いた如くの植物を模した結晶成育物４（図１参照）
が成育育成された。また、この結晶成育物４は、周囲に
柑橘系の芳香を発するものであった。 （実施例４）リン酸一アンモニウム１８重量部、水８２
重量部、色素（黄色４号）微量からなる水溶液２０ミリ
リットルに、香料としてシトラール２ミリリットル（水
溶液を１００重量部とすると香料８．３重量部に相当）
を混合して溶液を２２ミリリットルつくり、以下実施例
１と同様にして常温で４８時間放置したところ、樹木に
花が咲いた如くの植物を模した結晶成育物４（図１参
照）が成育育成された。また、この結晶成育物４は、周
囲に柑橘系の芳香を発するものであった。
樹木に花が咲いた如くの植物を模した結晶成育物４（図
１参照）が成育育成された。また、この結晶成育物４
は、周囲に柑橘系の芳香を発するものであった。 （実施例２）塩化ナトリウム１８重量部、アンモニア２
％水溶液２重量部、水８０重量部、色素（黄色４号）微
量からなる水溶液２０ミリリットルに、香料としてＬ−
メントール２ミリリットル（水溶液を１００重量部とす
ると香料８．０重量部に相当）を混合して溶液を２２ミ
リリットルつくり、以下実施例１と同様にして常温で４
８時間放置したところ、樹木に花が咲いた如くの植物を
模した結晶成育物４（図１参照）が成育育成された。ま
た、この結晶成育物４は、周囲にハッカ系の芳香を発す
るものであった。 （実施例３）塩化ナトリウム１８重量部、水８２重量
部、色素（黄色４号）微量からなる水溶液２０ミリリッ
トルに、香料としてＤ−リモネン２ミリリットル（水溶
液を１００重量部とすると香料７．６重量部に相当）を
混合して溶液を２２ミリリットルつくり、以下実施例１
と同様にして常温で４８時間放置したところ、樹木に花
が咲いた如くの植物を模した結晶成育物４（図１参照）
が成育育成された。また、この結晶成育物４は、周囲に
柑橘系の芳香を発するものであった。 （実施例４）リン酸一アンモニウム１８重量部、水８２
重量部、色素（黄色４号）微量からなる水溶液２０ミリ
リットルに、香料としてシトラール２ミリリットル（水
溶液を１００重量部とすると香料８．３重量部に相当）
を混合して溶液を２２ミリリットルつくり、以下実施例
１と同様にして常温で４８時間放置したところ、樹木に
花が咲いた如くの植物を模した結晶成育物４（図１参
照）が成育育成された。また、この結晶成育物４は、周
囲に柑橘系の芳香を発するものであった。
【００１８】なお、上記装飾体１の各実施例において
は、装飾基体２を樹木を想定する形状に形成したが、そ
れ以外に、植物、動物、山、庭、家などの各種形状に形
成してもよい。
は、装飾基体２を樹木を想定する形状に形成したが、そ
れ以外に、植物、動物、山、庭、家などの各種形状に形
成してもよい。
【００１９】また、装飾基体２の表面部である端縁部分
に結晶成育物４が成育育成することから、必ずしも突出
端を形成する必要はないものである。
に結晶成育物４が成育育成することから、必ずしも突出
端を形成する必要はないものである。
【００２０】さらに、装飾体の他の実施例として、植
物、動物や山などの天然模造体あるいは家や車輌などの
人工模造体に形成した模造体に、糸や紐などの糸状物を
巻き付け、その糸状物の下端を無機化合物、溶媒からな
る水溶液と香料を混合して得られる溶液に浸漬させて溶
液を毛細管現象によって吸い上げ、溶媒が蒸発すること
で糸状物の表面に雪が積もったような、あるいは、樹氷
状の外観を呈するように結晶成育物を成育育成させ、合
わせて、糸状物および結晶成育物から周囲に芳香を発す
るようにしてもよい。
物、動物や山などの天然模造体あるいは家や車輌などの
人工模造体に形成した模造体に、糸や紐などの糸状物を
巻き付け、その糸状物の下端を無機化合物、溶媒からな
る水溶液と香料を混合して得られる溶液に浸漬させて溶
液を毛細管現象によって吸い上げ、溶媒が蒸発すること
で糸状物の表面に雪が積もったような、あるいは、樹氷
状の外観を呈するように結晶成育物を成育育成させ、合
わせて、糸状物および結晶成育物から周囲に芳香を発す
るようにしてもよい。
【００２１】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、溶液の溶
媒が蒸発する過程において装飾基体の表面部に結晶成育
物を成育育成するとともに、装飾基体および結晶成育物
から香料による芳香が発せられることから、視覚に訴え
る美的効果に加え、嗅覚に訴える芳香効果を発揮するこ
とができ、その優れた装飾性によって用途を拡大するこ
とができる。
媒が蒸発する過程において装飾基体の表面部に結晶成育
物を成育育成するとともに、装飾基体および結晶成育物
から香料による芳香が発せられることから、視覚に訴え
る美的効果に加え、嗅覚に訴える芳香効果を発揮するこ
とができ、その優れた装飾性によって用途を拡大するこ
とができる。
【図１】本発明の装飾体を示す斜視図である。
【図２】図１の装飾体を構成する基体の斜視図である。
１ 装飾体 ２ 装飾基体 ２１ 薄板 ３ 受け台 ４ 結晶成育物
Claims (3)
- 【請求項１】 溶媒の蒸発時に結晶成育物を析出するこ
とのできる水溶液に香料を混合した溶液と、毛細管現象
により溶液を吸い上げて表面部に結晶を析出する装飾基
体とからなり、該装飾基体が溶液に接触して浸透作用に
よって溶液を吸い上げ、溶媒の蒸発時に結晶成育物をそ
の表面部に成育育成するとともに、芳香を発することを
特徴とする装飾体。 - 【請求項２】 装飾基体が少なくとも１個の突出端を形
成したことを特徴とする請求項１記載の装飾体。 - 【請求項３】 装飾基体が糸状物であり、模造体に巻き
付けられていることを特徴とする請求項１記載の装飾
体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7034991A JPH07285299A (ja) | 1994-02-25 | 1995-02-23 | 装飾体 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6-28334 | 1994-02-25 | ||
| JP2833494 | 1994-02-25 | ||
| JP7034991A JPH07285299A (ja) | 1994-02-25 | 1995-02-23 | 装飾体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07285299A true JPH07285299A (ja) | 1995-10-31 |
Family
ID=26366412
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7034991A Pending JPH07285299A (ja) | 1994-02-25 | 1995-02-23 | 装飾体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07285299A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020076873A (ko) * | 2001-03-30 | 2002-10-11 | 경원석 | 결정화 세트. (結晶花 set) |
-
1995
- 1995-02-23 JP JP7034991A patent/JPH07285299A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020076873A (ko) * | 2001-03-30 | 2002-10-11 | 경원석 | 결정화 세트. (結晶花 set) |
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