JPH0582444U - 芳香を有する置物 - Google Patents
芳香を有する置物Info
- Publication number
- JPH0582444U JPH0582444U JP2159492U JP2159492U JPH0582444U JP H0582444 U JPH0582444 U JP H0582444U JP 2159492 U JP2159492 U JP 2159492U JP 2159492 U JP2159492 U JP 2159492U JP H0582444 U JPH0582444 U JP H0582444U
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- JP
- Japan
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- fragrance
- flower
- leaf
- container
- figurine
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- Withdrawn
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 植物特有の芳香を放ち、視覚のみならず嗅覚
の面からも本物と区別がつかず、しかも、その芳香を長
期間維持し得る芳香を有する置物を提供する。 【構成】 香料入りの液2を収容した容器3と、この容
器3に装着された栓5と、栓を貫通する茎部1A、根部
1B、葉部1C、花部1Dを備え、根部1Bから葉部1
C、花部1Dへ液2を輸送する毛細管6を有する造花1
とを備える置物。 【効果】 容器3内の香料2が、毛細管6により造花1
の根部1Bから茎部1Aを経て葉部1C及び/又は花部
1Dに達し、葉部1C及び/又は花部1Dから芳香を放
つ。この毛細管6の径や、葉部1C及び/又は花部1D
の芳香面等を調節することにより、容易にその芳香の程
度を調整することができ、しかも、容器3内の香料2が
なくなるまで、長期間芳香を保つことができる。
の面からも本物と区別がつかず、しかも、その芳香を長
期間維持し得る芳香を有する置物を提供する。 【構成】 香料入りの液2を収容した容器3と、この容
器3に装着された栓5と、栓を貫通する茎部1A、根部
1B、葉部1C、花部1Dを備え、根部1Bから葉部1
C、花部1Dへ液2を輸送する毛細管6を有する造花1
とを備える置物。 【効果】 容器3内の香料2が、毛細管6により造花1
の根部1Bから茎部1Aを経て葉部1C及び/又は花部
1Dに達し、葉部1C及び/又は花部1Dから芳香を放
つ。この毛細管6の径や、葉部1C及び/又は花部1D
の芳香面等を調節することにより、容易にその芳香の程
度を調整することができ、しかも、容器3内の香料2が
なくなるまで、長期間芳香を保つことができる。
Description
【0001】
本考案は芳香を有する置物に係り、特に、特有の芳香を放つため、現物感豊か で装飾性に優れた芳香を有する置物に関する。
【0002】
従来、合成樹脂又は布、紙等で、本物に似せて作製された造花の置物が市販さ れている。このような造花の置物は、本物の植物のように枯れることがなく、長 期間美観を保つことができる上に、近年、技術の進歩に伴ない、より一層本物に 近いものをより安価に作製し得るようになったことから、一般家庭や店舗、ショ ールーム、事務所などで多く使われるようになってきている。
【0003】
しかしながら、従来の造花の置物では、いかに外観が本物と酷似していても、 植物特有の芳香を持たせることはできなかった。このため、従来の造花は見た目 だけの印象からは、確かに本物と区別がつかないものではあるが、その植物特有 の臭いがないため、近くの者には、本物ではないことがすぐに気付かれてしまう という欠点があり、このことが、造花が一部で敬遠される原因となっていた。
【0004】 本考案は上記従来の問題点を解決し、植物特有の芳香を放ち、視覚のみならず 嗅覚の面からも本物と区別がつかず、しかも、その芳香を長期間維持し得る芳香 を有する置物を提供することを目的とする。
【0005】
本考案の芳香を有する置物は、香料入りの液を収容した容器と、該容器に装着 された栓と、該栓を貫通する茎部、該茎部の下部から突設され前記液中に浸漬さ れた根部、該茎部の上部に設けられた葉部及び/又は花部、及び前記根部から、 葉部及び/又は花部へ前記液を輸送する毛細管を有した造花とを備えてなること を特徴とする。
【0006】
本考案の芳香を有する置物は、容器内の香料が、毛細管により造花の根部から 茎部を経て葉部及び/又は花部に達し、葉部及び/又は花部から芳香を放つ。こ の毛細管の径や、葉部及び/又は花部の芳香面等を調節することにより、容易に その芳香の程度を調整することができ、しかも、容器内の香料がなくなるまで、 長期間芳香を保つことができる。
【0007】
以下、図面を参照して本考案の実施例につき詳細に説明する。
【0008】 図1(a)は本考案の芳香を有する置物の一実施例の斜視図、図1(b)は図 1(a)の鉢部分の断面図、図1(c)は図1(b)のC−C線に沿う断面の拡 大図である。
【0009】 本実施例の芳香を有する置物は、鉢植えの造花1であって、香料入りの液2を 収容した容器3は鉢4内に設けられている。この容器3の上部開口は栓5で蓋さ れており、この栓5を貫通して、造花1の茎部1Aが設けられている。茎部1A の下部からは根部1Bが、液2中に浸漬するように突設されており、茎部1Aの 上部には葉部1C及び花部1Dが設けられている。また、根部1B、茎部1Aを 経て、葉部1C及び花部1Dに液2を輸送する毛細管6が内部に設けられている 。なお、7は、容器3及び栓5を被う土又は土様の合成品である。
【0010】 このような置物にあっては、香料を含む液2が、毛細管6により、根部1B、 茎部1Aを経て、葉部1C及び花部1Dに送給され、葉部1C及び花部1Dの表 面から芳香が放たれる。なお、葉部1C及び花部1Dの表面又は裏面の少なくと も一部は、毛細管6により送給された液が気散し得るように、多孔質面とする。
【0011】 例えば、本実施例において、花部1Dの中心部分1Eを多孔質面としておくこ とにより、芳香が良好に放たれる。
【0012】 このような置物にあっては、香料入りの液2がなくなったら、栓5を取り外し て、液を補充すれば良く、芳香を長期間保つことができる。
【0013】 なお、図示の実施例は本考案の一実施例であって、本考案は何ら図示のものに 限定されるものではない。例えば、本考案の置物は、図示の鉢植えタイプの他、 花瓶又はプランタータイプとすることができる。特に、花瓶タイプの場合には、 液を収容する容器自体を花瓶とすることができる。また、造花の種類についても 花物、葉物を問わない。更に、各部の構成についても任意であり、例えば、根部 は図示の如く、枝分れしたものの他、単なる多孔質部であっても良い。
【0014】 本考案において、香料入りの液を葉用と花用と2種類用意し、各々、別の容器 に投入し、葉用の液のみを毛細管を経て葉部に送給する一方、花用の液のみを毛 細管を経て花部に送給するようにすることにより、葉部は葉の芳香を、花は花の 芳香をそれぞれ放つ、より現物感豊かな置物とすることができる。
【0015】 なお、造花の構成材料としては特に制限はなく、合成樹脂、布、紙、ガラス等 、従来、造花の構成材料とされるものであれば、どのようなものでも採用し得る 。
【0016】
以上詳述した通り、本考案の芳香を有する置物によれば、見た目だけではなく 、臭いも本物の植物に酷似した、現物感豊かで装飾性に優れ、しかも長持ちのき く置物が提供される。
【図1】(a)は本考案の一実施例を示す斜視図、
(b)は(a)の部分断面図、(c)は(b)のC−C
線に沿う断面の拡大図である。
(b)は(a)の部分断面図、(c)は(b)のC−C
線に沿う断面の拡大図である。
1 造花 1A 茎部 1B 根部 1C 葉部 1D 花部 2 液 3 容器 4 鉢 5 栓 6 毛細管
Claims (1)
- 【請求項1】 香料入りの液を収容した容器と、 該容器に装着された栓と、 該栓を貫通する茎部、該茎部の下部から突設され前記液
中に浸漬された根部、該茎部の上部に設けられた葉部及
び/又は花部、及び前記根部から、葉部及び/又は花部
へ前記液を輸送する毛細管を有した造花と、 を備えてなる芳香を有する置物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2159492U JPH0582444U (ja) | 1992-04-08 | 1992-04-08 | 芳香を有する置物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2159492U JPH0582444U (ja) | 1992-04-08 | 1992-04-08 | 芳香を有する置物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0582444U true JPH0582444U (ja) | 1993-11-09 |
Family
ID=12059366
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2159492U Withdrawn JPH0582444U (ja) | 1992-04-08 | 1992-04-08 | 芳香を有する置物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0582444U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013537441A (ja) * | 2010-07-12 | 2013-10-03 | エス.シー. ジョンソン アンド サン、インコーポレイテッド | エアフレッシュシステム |
-
1992
- 1992-04-08 JP JP2159492U patent/JPH0582444U/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013537441A (ja) * | 2010-07-12 | 2013-10-03 | エス.シー. ジョンソン アンド サン、インコーポレイテッド | エアフレッシュシステム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19960801 |