JPH07284998A - スクリュー脱水機 - Google Patents

スクリュー脱水機

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JPH07284998A
JPH07284998A JP6080800A JP8080094A JPH07284998A JP H07284998 A JPH07284998 A JP H07284998A JP 6080800 A JP6080800 A JP 6080800A JP 8080094 A JP8080094 A JP 8080094A JP H07284998 A JPH07284998 A JP H07284998A
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JP
Japan
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discharge
expansion
contraction
discharge tube
cylinder
Prior art date
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Application number
JP6080800A
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English (en)
Inventor
Tadao Yoshikawa
忠男 吉川
Takakazu Fujiwara
敬和 藤原
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Hitachi Zosen Corp
Original Assignee
Hitachi Zosen Corp
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Publication date
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    • B30BPRESSES IN GENERAL
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    • B30B9/02Presses specially adapted for particular purposes for squeezing-out liquid from liquid-containing material, e.g. juice from fruits, oil from oil-containing material
    • B30B9/12Presses specially adapted for particular purposes for squeezing-out liquid from liquid-containing material, e.g. juice from fruits, oil from oil-containing material using pressing worms or screws co-operating with a permeable casing
    • B30B9/121Screw constructions
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B30BPRESSES IN GENERAL
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    • B30B9/12Presses specially adapted for particular purposes for squeezing-out liquid from liquid-containing material, e.g. juice from fruits, oil from oil-containing material using pressing worms or screws co-operating with a permeable casing
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 混入固形物が排出可能な開度で、圧搾力を増
大することができる。 【構成】 スクリュー脱水機の被圧縮物の排出口5に排
出筒拡縮装置16が配設され、排出筒拡縮装置16は、その
軸心Oに直交する面内で接線に対して傾斜する複数の円
弧板24をその一部が摺動自在に重ね合わされて円筒状に
形成された排出筒21と、排出筒24の外周部に外嵌する調
整リング28に設けられた調整用ローラー29および円弧板
24に固定されて調整用ローラー29が当接するテーパー板
26からなる拡縮部材と、調整リング28を軸心O方向に駆
動する調整用ジャッキとで構成される。 【効果】 調整リングの駆動によりテーパー板の作用で
排出筒を縮小し、排出抵抗を増大させて圧搾圧力を増大
させ、排出隙間の縮小を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建設汚泥や河川港湾の
底質汚泥(ヘドロ)、上下水道、し尿、産業廃棄などの
汚泥を処理する際に、圧搾脱水して減容化などを図るた
めのスクリュー脱水機において、とくに被圧搾物を排出
する排出部の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のスクリュー脱水機における被圧搾
物の排出部は、プラグゾーンを形成する円筒形の排出筒
に対向して、円錐状のコーンプラグを接近離間自在に配
置したコーンバルブが設けられている。このコーンバル
ブは、排出筒内のプラグゾーンの長さとコーンバルブの
押付力による開度(排出間隙)とで、圧搾力を制御する
ものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、被圧搾物の性
状の変化と、コーンプラグの接触面の摩擦係数、混入固
形物の大きさにより、コーンバルブの制御が必要にな
る。圧搾圧力を高める場合、コーンプラグを排出筒に接
近させて開度を狭くすることにより行うが、圧搾圧力を
より高めるために開度が小さくなりすぎて、混入固形物
が排出できないような開度となる場合があった。
【0004】本発明は、上記問題点を解決して、混入固
形物の排出が可能な開度を確保できるとともに、圧搾圧
力を増大することができるスクリュー脱水機を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明は、ケーシング内に回転自在なスクリュー羽
根が収容され、ケーシング一端側の投入口から供給され
た被圧搾物がスクリュー羽根により圧縮されて脱水さ
れ、さらにケーシング他端側の排出口から排出されるス
クリュー脱水機において、前記排出口に設けられた排出
筒に、被圧搾物の通過断面積を拡大または縮小可能な排
出筒拡縮手段が設けられたものである。
【0006】上記構成の排出筒拡縮手段は、排出筒が、
その軸心に直交する面内で接線に対して傾斜する複数の
板材が、その一部を摺動自在に重ね合わされて円筒状に
形成されるとともに、この排出筒の外周部に外嵌する調
整リングと、この調整リングと排出筒の間に配置されて
調整リングを駆動することにより、各板材を半径方向に
解放または押圧して排出筒の内径を拡大または縮小可能
な拡縮部材とを有する拡縮駆動手段が設けられたもので
ある。
【0007】また、他の排出筒拡縮手段は、排出筒が、
周方向に分割された複数の円筒板と、隣接する円筒板間
に介装された弾性部材とで形成されるとともに、この排
出筒の外周部に、前記弾性部材を解放または圧縮して排
出筒の内径を拡大または縮小可能な拡縮駆動手段が設け
られたものである。
【0008】さらに、他の排出筒拡縮手段は、前記排出
筒の内側に出退自在な抵抗部材が設けられるとともに、
この抵抗部材を出退させる拡縮駆動手段が設けられたも
のである。
【0009】さらにまた、他の排出筒拡縮手段は、前記
排出筒が弾性材により形成され、この排出筒の外周部
に、排出筒を拘束してその内径を拡大縮小可能な拡縮駆
動手段が設けられたものである。
【0010】
【作用】上記構成において、被圧搾物の性状により、ケ
ーシング内の圧搾圧力を大きく高める場合には、拡縮駆
動手段により、排出筒の内径を縮小することにより、排
出抵抗を増大して圧搾圧力を増大することができる。し
たがって、コーンバルブでは排出筒とコーンプラグとの
排出間隙が排出筒外周に沿う断面積となるのに対して、
本発明では排出筒の断面積となるため、同一排出断面積
に設定しても、混入固形物の排出可能な隙間を大きく確
保することができ、混入固形物の排出を確保しつ内部の
圧搾圧力を充分に高めることができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明に係るスクリュー脱水機の第1
実施例を図1および図2に基づいて説明する。
【0012】図2において、1は架台2上に水平軸心O
上に前後一対の脚体3A,3Bを介して支持された外筒
体(ケーシング)で、前部上面に被圧搾物の投入ホッパ
ー(投入口)4が設けられるとともに、後端側に排出口
5が設けられている。そして、この外筒体1は、投入ホ
ッパー4から後部脚体3A,3Bまでの間が後部ほど小
径となる円錐状の圧搾部1aに形成され、圧搾部1aを
含む周部に多数の外部排水孔6が形成されている。この
外筒体1内の水平軸心O部には、円筒状の内部濾過用内
筒体7が配置されており、内筒体7の排出口5側を除く
周部には多数の内部排水孔8が形成されるとともに、内
部に清掃用スクリュー9が回転自在に配置されている。
なお、ここで外筒体1は直状に形成し、内筒体7を後部
ほど広がる円錐筒状に形成してもよく、先端側が絞れる
形状であればよい。
【0013】この清掃用スクリュー9は、中心軸9aに
螺旋状のスクリュー羽根9bが取り付けられたもので、
前端部が前部脚体3Aに軸受を介して支持されるととも
に、後端部が外筒体1から後方に突出する内筒体7の端
板7aに軸受を介して支持され、前部脚体3Aに設けら
れた清掃用モーター10の出力軸と、中心軸9aの前端
部とが、スプロケットとチェーンからなる巻掛け伝動機
構11を介して連動連結されている。
【0014】内筒体7の外周部には、圧搾用リボンスク
リュー(スクリュー羽根)12が回転自在に外嵌されて
おり、このリボンスクリュー12はその外周縁が外筒体
1の圧搾部1aに沿うテーパー状に形成され、また後部
脚体3Bに配設された圧搾用駆動装置13により回転駆
動されるように構成されている。
【0015】この圧搾用駆動装置13は、後部脚体3B
に軸受を介して回転自在に支持された回転筒13aにリ
ボンスクリュー12が固着され、回転筒13aに設けら
れたリングギヤ13bと、圧搾用モーター13cの出力
軸に取り付けられた駆動ギヤ13dとが噛合されてお
り、圧搾用モーター13cにより、駆動ギヤ13dおよ
びリングギヤ13bを介して回転筒13aを回転させ、
リボンスクリュー12を回転駆動することができる。
【0016】排出口5には、本発明に係る排出筒拡縮装
置(排出筒拡縮手段)16が設けられている。排出筒拡
縮装置16は、図1にも示すように、外筒体1の後端部
に接続されて後部ほど縮径された円錐台筒状の排出筒2
1が、円周方向に対して同一方向に少し傾斜して配置さ
れかつ周方向に湾曲する複数(図では12枚)円弧板
(板体)24を、その一部が摺動自在に重ね合わされて
筒状に形成され、各円弧板24は前端部がフランジ25
を介して外筒体1に連結されている。そして、この排出
筒21の内径を拡大縮小する拡縮駆動装置(拡縮駆動手
段)17は、排出筒21に一定の空間をあけて外嵌され
た調整リング28と、前記フランジ25と調整リング2
8との間に連結されて調整リング28を水平軸心O方向
に移動自在に支持する複数の調整用ジャッキ27と、各
円弧板24の外面に取り付けられて後部ほど内径側に傾
斜するテーパー板(拡縮部材)26と、前記調整リング
28に取り付けられてテーパー板26にそれぞれ当接す
る調整用ローラー(拡縮部材)29とで構成されてい
る。
【0017】したがって、上記拡縮駆動装置17におい
て、調整用ジャッキ27が収縮されて調整リング28を
介して調整用ローラー29が水平軸心O方向に沿って矢
印Aで示す前方に移動されると、テーパー板26の作用
により各円弧板24が互いに摺動して内側に締め付けら
れ、排出筒21の内径を縮小させることができる。ま
た、反対に調整用ジャッキ27が進展され調整リング2
8を介して調整用ローラー29が水平軸心O方向に沿っ
て矢印Bで示す後方に移動されることにより、調整用ロ
ーラー29によるテーパー板26の拘束が無くなり、被
圧搾物の圧力により各円弧板24が外側に広がって排出
筒21の内径が拡大される。
【0018】上記実施例において、投入ホッパー4から
被圧搾物が投入されると、圧搾用駆動装置13により回
転されるリボンスクリュー12が回転駆動され、被圧搾
物が前方に送られるとともに、漸次縮径される圧搾部1
aの抵抗により圧縮されて水分が外筒体1の外部排出孔
8から外部に排出されると同時に、内部排出孔8から内
筒体7の内部に濾過排出される。そして、内部排出孔8
から排出された水は、清掃用モーター10により清掃用
スクリュー9が駆動されて前方の排水口7bに送られ排
出される。
【0019】排出口5側に送られた被圧搾物は、排出筒
21により形成されるプラグゾーンにおいて被圧搾物プ
ラグが形成されてその絞り抵抗および摩擦抵抗により、
排出筒21内の搾圧圧力が確保される。そして、この圧
搾圧がコーンバルブ15と排出筒拡縮装置16により調
整され、排出筒21の端部と内筒体7間の排出間隙αか
ら被圧搾物が押し出される。この時、従来のコーンバル
ブにおける排出断面積がコーンプラグと外筒体との外周
面に沿う面(図3に示すβ)に沿って形成されるのに対
して、この第1実施例では、排出筒21内で内筒体7の
外周部に排出間隙αが形成されることから、同一排出断
面積を確保した場合には、排出筒拡縮装置16の方が混
入固形物の排出隙間αを大きく確保することができる。
【0020】図3は第1実施例の排出筒拡縮装置16に
コーンバルブ15を並設した第2実施例を示す。すなわ
ち、前記コーンバルブ15は、外筒体1の後端部に接続
されて被圧搾物のプラグゾーンを形成する排出筒21
と、内筒体7にスライド自在に外嵌された円錐台状のコ
ーンプラグ22と、このコーンプラグ22を排出筒21
に接近離間させて圧搾圧力を調整可能なバルブ作動ジャ
ッキ23とで構成されており、バルブ作動ジャッキ23
によりコーンプラグ22を排出筒21に接近させて排出
間隙αを小さくすることにより、被圧搾物の排出抵抗を
高めて圧搾圧力を増大することができる。
【0021】この第2実施例によれば、特に、被圧搾物
の性状から、圧搾圧力を高くしなければならず、また混
入固形物の直径が大きい場合にも、排出筒拡縮装置16
に設けられた拡縮駆動装置17により、排出筒21の内
径を縮径することで、排出間隙αを絞り排出抵抗を増大
させて圧搾圧力を増大させることができる。したがっ
て、コーンバルブ15によるコーンプラグ22と排出筒
21と間の排出間隙βを狭くしなくても、排出抵抗を増
加させて圧搾圧力を増大することができ、混入固形物が
排出間隙αに詰まることなく、確実に排出することがで
きる。しかも、排出筒拡縮装置16と併用することによ
り、圧搾圧力の制御範囲をさらに拡大することができ
る。
【0022】図4は第2実施例における拡縮駆動装置
(拡縮駆動手段)を変更した第3実施例を示す。先の述
べた第2実施例の拡縮駆動装置17では、調整リング2
8を水平軸心O方向に移動させて排出筒21を拡縮させ
たのに対して、この拡縮駆動装置31(拡縮駆動手段)
では、調整リング32を所定角度C,D方向に回動させ
ることにより、排出筒21を拡縮するように構成したも
のである。
【0023】すなわち、この拡縮駆動装置31は、各円
弧板24の外面に、水平軸心Oと平行な軸心回りに回転
自在な受けローラー(拡縮部材)33がそれぞれ取り付
けられ、一方調整リング32の内面に反時計方向(D方
向)側ほど厚肉状に形成されて各受けローラー33がそ
れぞれ当接されるテーパー板(拡縮部材)34が取り付
けられている。そして、フランジ25側に支持された2
本の旋回ジャッキ35が調整リング32に連結され、調
整リング32を水平軸心Oを中心に所定範囲で回動させ
ることができる。
【0024】したがって、旋回ジャッキ34を進展して
調整リング31を矢印Cで示す時計方向に旋回すること
により、テーパー板34および受けローラー32を介し
て各円弧板24を内側に押し込み、排出筒21を縮小す
ることができ、反対に旋回ジャッキ34を進展して調整
リング31を矢印Dで示す反時計方向に旋回することに
より、テーパー板33および受けローラー32を介して
各円弧板24を拘束から解放し、被圧搾物の圧力により
排出筒21を拡大することができる。
【0025】上記第3実施例によれば、第2実施例と同
様の効果を奏することができる。また、上記第1〜第3
実施例とも、排出筒21を複数枚の円弧24を重ね合わ
せて円筒を構成したので、拡縮駆動装置17,31によ
り、内径を均等に拡大縮小することができるとともに、
排出筒21の前部から後部にかけて漸次均等な割合で縮
小することができ、スムーズな脱水および被圧搾物プラ
グの排出を実現することができる。また排出筒21の圧
搾圧力に耐える充分な強度も確保できるとともに、排出
筒21の拡縮幅も大きくとることができる。さらに、テ
ーパー板26,34の傾斜角を変化させることにより、
任意に絞り量を変化させることができる。
【0026】次に図5〜図7に基づいて第4実施例を説
明する。この第4実施例は、排出筒拡縮装置(排出筒拡
縮手段)41の構成が上記第2,第3実施例と相違する
ものである。
【0027】すなわち、排出筒42は、水平軸心Oに沿
う面で2分割された半円筒体(円筒板)43と、これら
半円筒体43の間に介装された第1弾性体(たとえば合
成ゴム製)44とで構成されている。この半円筒体43
は、周方向端縁に軸方向フランジ43aが形成されると
ともに、前端部に取付フランジ43bがそれぞれ形成さ
れており、軸方向フランジ43aと取付フランジ43b
には所定の間隔をあけてそれぞれボルト長孔が形成され
ている。そして軸方向フランジ43a間には、ボルト長
孔を介して貫通された調整ボルト(拡縮駆動手段)45
により第1弾性体44が保持されている。また、外筒体
1の後端部に形成されたフランジ1bと取付フランジ4
3bとの間には、リング状の第2弾性体46が介装さ
れ、ボルト長孔に貫通された取付ボルト47により保持
されている。
【0028】したがって、調整ボルト45を後部程強く
締め付けることにより、図7に示すように、第1弾性体
44を圧縮して排出筒42の断面積を後部開口面ほど小
さくなるように縮径することができ、第2弾性体46が
半円筒体43の傾動を吸収している。
【0029】上記第4実施例によれば、圧搾圧力を増大
させる場合に、調整ボルト45を締め付けることによ
り、排出筒42の内径すなわち排出間隙βを絞って抵抗
を増大させ、圧搾圧力を増大させることができる。した
がって、コーンバルブ15の排出間隙βを必要以上に小
さくして混入固形物の排出が困難になることはない。ま
た、拡縮可能な排出筒42を半円筒体43の弾性体4
4,46からなる簡単な構成としたので、組立およびメ
ンテナンスも容易で、製造コストも低くできる。
【0030】なお、拡縮駆動手段を調整ボルト45によ
り構成したが、他のジャッキ装置やシリンダ装置により
構成して自動化を図ることもできる。また、第3実施例
では、排出筒42を2分割したが、周方向に3分割以上
にすることも可能である。
【0031】次に図8および図9に基づいて、第5実施
例を説明する。この第5実施例は上記各実施例と排出筒
拡縮装置の構成が相違するものである。すなわち、円筒
状の排出筒50の後端部開口面に沿って形成されたフラ
ンジ部51には、水平軸心Oに直交する後面上に、内縁
が開口縁に沿う上下一対の半リング状抵抗板(抵抗体)
52がスライド自在に配置されており、フランジ部51
に植設された4本のガイドボルト53が抵抗板52の長
孔52aに嵌合され、互いに接近離間する方向に長孔5
2aの範囲でスライドで、かつガイドボルト53の頭部
により後方への移動が規制されている。フランジ部51
の上下部に形成された張出部51aには、それぞれ左右
一対の雌ねじ孔51bが形成され、先端部が抵抗板52
に回転自在に連結された調整ボルト(拡縮駆動手段)5
4が雌ねじ孔52bに螺合されている。
【0032】したがって、これら調整ボルト54を締め
付けて抵抗板52を互いに接近させ、それら内縁部を排
出筒50の開口縁から突出させることにより、排出筒5
0の開口面すなわち排出間隙αを絞ることができる。こ
れにより、被圧搾物の流動抵抗を増大して圧搾圧力を増
大させることができるので、コーンバルブ15による加
圧を行う必要がない。したがって、コーンバルブ15の
排出間隙βを充分に確保することができ、混入固形物が
詰まることもない。また、排出筒50に抵抗板52を付
設することにより、容易に設置できるので、既設のスク
リュー脱水機に容易に増設することができる。
【0033】なお、上記実施例では、抵抗板52を2枚
としたが、周方向に複数に分割した3枚以上の抵抗板を
使用することもできる。また、調整ボルト54に駆動モ
ーターを連結して自動的に回転させることも可能で、さ
らに調整ボルト54に代えてジャッキ装置により抵抗板
52を駆動することもできる。
【0034】図10および図11は第6実施例で、この
第6実施例は上記各実施例と排出筒拡縮装置の構成が相
違するものである。すなわち、排出筒61は、たとえば
合成ゴムなどの弾性材により形成されている。またこの
排出筒61を拡縮する拡縮駆動装置62は、排出筒61
の後部に外嵌され軸心Oに直交する面に対して傾斜され
た端部傾斜面63a,63bが互いに当接する締付リン
グ63と、この締付リング62の両端部外面に突設され
たブラケット63cを互いに連結する調整ボルト・ナッ
ト64とで構成されている。
【0035】したがって、調整ボルト・ナット64を締
め付けることにより、図10に仮想線で示すように、ブ
ラケット63cを介して傾斜面63a,63bを摺動さ
せて締付リング63を縮径させ、排出筒61を締め付け
て排出間隙αを縮小することができる。これにより、被
圧搾物の流動抵抗を増大して圧搾圧力を増大させること
ができるので、コーンバルブ15による加圧をする必要
がない。したがって、コーンバルブ15の排出間隙βを
充分に確保することができ、混入固形物が詰まることも
ない。
【0036】上記実施例によれば、排出筒61を弾性材
で形成することにより、排出筒拡縮装置62も、締付リ
ング63と調整ボルト・ナット64とで極めて簡単に構
成することができ、低コストで製造できる。また、内径
も均等に拡大または縮小することができ、被圧搾物のス
ムーズな排出を実現することができる。なお、調整ボル
ト・ナット64に駆動モーターを連結して自動化するこ
とも可能であり、調整ボルト・ナット64に代えてジャ
ッキ装置やシリンダ装置を使用することもできる。
【0037】
【発明の効果】以上に述べたごとく本発明によれば、拡
縮駆動手段により、排出筒の内径を拡大することで、被
圧搾物プラグの排出抵抗を少なくして、次の被圧搾物プ
ラグにより排出することができる。また排出筒の内径を
縮小することにより、被圧搾物プラグの排出抵抗を増大
して圧搾圧力を増大することができる。したがって、コ
ーンバルブにおいてコーンプラグと排出筒の排出間隙を
混入固形物を排出できないくらいに絞り込むのに比べ
て、排出筒の内径を縮小することで、混入固形物の排出
間隙を確保しつつ内部の圧搾圧力を充分に高めることが
できる。また排出筒を拡径することにより、大型の混入
固形物の排出も可能となる。さらに、排出筒を縮径して
排出抵抗を得ることで、排出筒によるプラグゾーンを短
くすることができ、全体を小型化することができる。
【0038】また、排出筒を複数枚の板材を重ね合わせ
て円筒状に形成し、調整リングにより拡縮部材を介して
排出筒を拡縮する拡縮駆動装置を設けたので、圧搾圧力
に十分に対向できる高強度な排出筒が得られるととも
に、均等な拡縮が可能となり、被圧搾物のスムーズな排
出が可能となる。
【0039】さらに、排出筒を複数の円筒板と弾性体と
で形成することにより、拡縮可能な排出筒を極めて容易
に構成することができ、低コストですむ。さらにまた、
拡縮駆動手段により、排出筒内に出退自在な抵抗体を設
けることにより、従来の排出筒に容易に付設することが
できる。
【0040】また、排出筒を弾性材で形成することによ
り、排出筒を拘束して拡縮する拡縮駆動手段を極めて簡
単な構成にすることができ、低コストに製造することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスクリュー脱水機の第1実施例を
示し、排出筒拡縮装置の背面断面図である。
【図2】同スクリュー脱水機の全体縦断面図である。
【図3】本発明に係るスクリュー脱水機の第2実施例を
示す全体縦断面図である。
【図4】本発明に係るスクリュー脱水機の第3実施例を
示し、排出筒拡縮装置の背面断面図である。
【図5】本発明に係るスクリュー脱水機の第4実施例を
示す排出筒拡縮装置の背面断面図である。
【図6】同スクリュー脱水機の排出筒拡縮装置の縦断面
図である。
【図7】同スクリュー脱水機の排出筒縮小状態を示す平
面図である。
【図8】本発明に係るスクリュー脱水機の第5実施例を
示す排出筒拡縮装置の縦断面図である。
【図9】図8に示すI−I断面図である。
【図10】本発明に係るスクリュー脱水機の第6実施例
を示す排出筒拡縮装置の背面断面図である。
【図11】同スクリュー脱水機の全体縦断面図である。
【符号の説明】
O 水平軸心 α 排出間隙 1 外筒体 1a 圧搾部 4 投入ホッパー 5 排出口 6 外部排水孔 7 内筒体 7b 排水口 8 内部排水孔 9 清掃用スクリュー 12 リボンスクリュー 13 圧搾用駆動装置 13c 圧搾用モーター 15 コーンバルブ 15a 排出間隙 16 排出筒拡縮装置 17 拡縮駆動装置 21 排出筒 22 コーンプラグ 23 バルブ作動ジャッ 24 円弧板 25 フランジ 26 テーパー板 27 調整用ジャッキ 28 調整リング 29 調整用ローラー 31 拡縮駆動装置 32 調整リング 33 受けローラー 34 テーパー板 35 旋回ジャッキ 41 排出筒拡縮装置 42 排出筒 43 半円筒体 43a 軸方向フランジ 44 第1弾性体 45 調整ボルト 50 排出筒 52 抵抗板 53 ガイドボルト 54 調整ボルト 61 排出筒 62 拡縮駆動装置 63 締付リング 64 調整ボルト・ナット

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシング内に回転自在なスクリュー羽
    根が収容され、ケーシング一端側の投入口から供給され
    た被圧搾物がスクリュー羽根により圧縮されて脱水さ
    れ、さらにケーシング他端側の排出口から排出されるス
    クリュー脱水機において、 前記排出口に設けられた排出筒に、被圧搾物の通過断面
    積を拡大または縮小可能な排出筒拡縮手段が設けられた
    ことを特徴とするスクリュー脱水機。
  2. 【請求項2】 排出筒拡縮手段は、排出筒が、その軸心
    に直交する面内で接線に対して傾斜する複数の板材が、
    その一部を摺動自在に重ね合わされて円筒状に形成され
    るとともに、この排出筒の外周部に外嵌する調整リング
    と、この調整リングと排出筒の間に配置されて調整リン
    グを駆動することにより、各板材を半径方向に解放また
    は押圧して排出筒の内径を拡大または縮小可能な拡縮部
    材とを有する拡縮駆動手段が設けられたことを特徴とす
    る請求項1記載のスクリュー脱水機。
  3. 【請求項3】 排出筒拡縮手段は、排出筒が、周方向に
    分割された複数の円筒板と、隣接する円筒板間に介装さ
    れた弾性部材とで形成されるとともに、この排出筒の外
    周部に、前記弾性部材を解放または圧縮して排出筒の内
    径を拡大または縮小可能な拡縮駆動手段が設けられたこ
    とを特徴とする請求項1記載のスクリュー脱水機。
  4. 【請求項4】 排出筒拡縮手段は、前記排出筒の内側に
    出退自在な抵抗部材が設けられるとともに、この抵抗部
    材を出退させる拡縮駆動手段が設けられたことを特徴と
    する請求項1記載のスクリュー脱水機。
  5. 【請求項5】 排出筒拡縮手段は、前記排出筒が弾性材
    により形成され、この排出筒の外周部に、排出筒を拘束
    してその内径を拡大縮小可能な拡縮駆動手段が設けられ
    たことを特徴とする請求項1記載のスクリュー脱水機。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100879441B1 (ko) * 2007-10-09 2009-01-20 임인수 착즙량을 배가시킨 두유착즙기
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KR20200121676A (ko) * 2019-04-16 2020-10-26 박덕규 슬러지 탈수장치
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CN112952281A (zh) * 2019-11-26 2021-06-11 株式会社丰田自动织机 压力调整阀结构及蓄电模块

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