JPH07284466A

JPH07284466A - 掃除機用小物回収機構の網具

Info

Publication number: JPH07284466A
Application number: JP16336794A
Authority: JP
Inventors: Masae Shimozu; 雅枝下津
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1994-05-24
Filing date: 1994-05-24
Publication date: 1995-10-31
Anticipated expiration: 2013-08-20
Also published as: JP2787754B2

Abstract

(57)【要約】（修正有）【目的】掃除機で必要とする小物を回収する時、ゴ
ミ、ほこり等と一緒に集塵袋に入れてつまみ取るのでな
く、集塵袋に入る前に、網具（３）で回収する目的であ
る。【構成】掃除機のパイプに内設する補助輪１に、又は
段部２、一端、切り口等を掩うように網具３を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は誤ってこぼしたり、落し
たりした米、豆等、又機械の部品である小さいネジ、ナ
ット等、その他必要とする小さくつまみにくい小物を、
掃除機で吸引し、回収する掃除機用小物回収機構の網具
に関するもの。

【０００２】

【従来の技術】従来、掃除機を使って、上記必要とする
小物を回収することは、他のほこり、ごみと一緒になり
困難であった。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】本発明は、掃除機を使
った場合、集塵袋にほこり、ごみ等といっしょに吸い込
まれた大事な必要である小物をより分けていちいちつま
み上げるのに手間がかかり、時間がかかった。又特につ
まみにくい大事な部品が、機械の間にはまり込んだ場合
など苦労した。本発明は、この時間のかかる大変な作業
を短時間で容易に回収できる、回収網具を提供すること
を目的とする。

【０００４】

【問題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、掃除機で吸引して回収する小物を納める
網具を設けるため、補助輪（１）に段を設け、その段部
（２）に網具（３）を設ける。又、補助輪（１）の一端
（４）に網具（３）を設ける。次に補助輪（１）の切り
口（５）に平面状の網具（３）を設ける。これ等それぞ
れの補助輪（１）の適所に逆止弁（６）が設けられる手
段を講じるものもあるる。

【０００５】

【作用】本発明は前記構成によって手段を講じたので、
いずれも本発明を固着、内設してある補助輪（１）を掃
除機用パイプに組みスイッチを入れて、必要な小物を吸
引する。吸引した小物は、集塵袋に到達しない途中の本
発明の細かい目の網具（３）にとどまる。回収を終った
時点でスイッチを切り、補助輪（１）を掃除機用パイプ
からはずして、網具（３）の中にある小物は、補助輪
（１）を下にして出せばよい。又、補助輪（１）に吸引
口（７）を組みスイッチを入れて、必要な小物を吸引す
る。回収を終った時点で吸引口（７）を上にしてスイッ
チを切る。細かい目の網具（３）の中にある小物は、吸
引口（７）を下にして出せばよい。補助輪（１）に逆止
弁（６）を設けてある場合は掃除機のスイッチを切ると
同時に今まで引っぱられていたパイプ内の空圧が止まる
ので開いていた逆止弁（６）はパタと閉じて小物を外に
出さない。前記のようにスイッチを切る前に吸引口
（７）を上にあげなくてよい。補助輪（１）に逆止弁
（６）を設けた本発明は、そのまま取りはずしても小物
はこぼれない。

【０００６】

【実施例】以下、図面に示す実施例により、請求項１、
２、３、４、各項別に詳細に説明するが、各項共、共通
する点を前述する。本発明の網具（３）は掃除機のモー
ターが引き込む強い力を認識して、容易に破れない、切
れない、素材を使用し、すてられない必要とする米、ネ
ジ等の小物を回収して納めるものであるから、小物のこ
ぼれない細かい目のものであること、又、補助輪（１）
の段部（２）、一端（４）、切り口（５）に設ける網具
（３）はパイプ内に挿入するのであるから、大きさ、長
さも考慮する。

【０００７】上記を踏えて、請求項１について図面に従
って実施例を述べると、補助輪（１）の段部（２）を有
する。つぎ手パイプや延長パイプの段部（２）に図１の
イの如く網具（３）を被ぶせて外設するほか、図１のロ
の如く内部に内設して接着を施す。図１のハの如く網具
（３）の口にリング（１０）を設けてあるので段部
（２）にとりつけ、とりはずしが簡単にできる。

【０００８】請求項２について述べると、図２のイの如
く薄いシートノ補助輪（１）の外側又は内側に網具
（３）を接着し設けられる。図２のロの如く、補助輪
（１）の形状を、吸引口（７）に引掛ける鍔（８）を設
けた形状にもできる。本発明は、吸引口（７）と他の掃
出口（９）が合わさる挾間にはさみ込む状態にするので
あるから、薄い金属、合成樹脂、ゴム等の素材で成形す
るほうがよい。補助輪（１）の寸法は必要に応じ、成形
できるものである。

【０００９】請求項３について述べると、請求項１、
２、３、の各項の本発明の補助輪（１）の切り口（５）
に設ける網具（３）であるから補助輪（１）に密嵌でき
る形状の図３のイの如く網具（３）面は平たく平面状に
する。

【００１０】請求項４について、補助輪（１）の適所に
設ける逆止弁（６）は、空気の流圧によってすい込まれ
開き小物が通過できる状態を作り、止まると逆止弁
（６）が閉じる状態の機能を持たせるために、補助輪
（１）の内径に合致する逆止弁でなくてはならない。逆
止弁（６）は請求項１、２、３、記載の掃除機用小物回
収機構にも設置できる。

【００１１】以上請求項１、２、３、の本発明の網具
（３）の製法は、金属・合成樹脂・布・糸・不織布等の
素材を使用し、細かい目の袋をつくり、丸形・菱・長形
・その他諸諸の形のものでも使用できる。

【００１２】

【発明の効果】

１、ゴミと区別して、必要とする小物を回収する。２、回収した小物は、簡単に取り出せる。３、網具は、取り出して洗え、清潔にできる。４、網具の組み合せ、取りはずしは簡単である。５、水中で使う掃除機にも使える。６、大型、小型の掃除機にも使用できる。７、補助輪に網具を設けた単品部品として販売できる。８、各家庭、工場、会社、その他公の場にも必需品とし
て備えると良い。

【図面の簡単な説明】

【図１】イ、ロ本発明の段部に網具を設けた斜視図。

【図１】ハ本発明の段部にリングつき網具を設けた斜視図。

【図２】イ本発明の一端に網具を設けた斜視図。

【図２】ロ本発明の鍔を設けた補助輪の一端に網具を設けた斜視
図。

【図３】イ本発明の切り口に網具を設けた斜視図。

【図３】ロ本発明の

【図３】イを掃出口に設けた一部切断斜視図。

【図４】本発明の逆止弁を設ける斜視図。

【符号の説明】

１補助輪２段部３網具４一端５切り口６逆止弁７吸引口８鍔９掃出口１０リング

【手続補正書】

【提出日】平成７年１月３０日

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】図面の簡単な説明

【補正方法】変更

【補正内容】

【図面の簡単な説明】

【図１】イ、ロ、は、本発明の段部に網具を設けた斜視
図。ハ、は、本発明の段部にリングつき網具を設けた斜
視図。

【図２】イ、は、本発明の一端に網具を設けた斜視図。
ロ、は、本発明の鍔を設けた補助輪の一端に網具を設け
た斜視図。

【図３】イ、は、本発明の切り口に網具を設けた斜視
図。ロ、は、本発明の図３、イ、を掃出口に設けた一部
切断斜視図。

【図４】本発明の逆止弁を設ける斜視図。

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】掃除機で吸引して回収する入れ物に於
て、補助輪（１）に段を設け、その段部（２）に網具
（３）を設けた掃除機用小物回収機構の網具。
【請求項２】補助輪（１）の一端（４）に網具（３）
を設けた請求項１記載の掃除機用小物回収機構の網具。
【請求項３】補助輪（１）の切り口（５）に平面状に
網具（３）を設けた請求項１記載の掃除機用小物回収機
構の網具。
【請求項４】補助輪（１）の適所に逆止弁（６）を設
ける請求項１、２、３、記載の掃除機用小物回収機構の
網具。