JPH07284240A - 小型モータ - Google Patents

小型モータ

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JPH07284240A
JPH07284240A JP6093053A JP9305394A JPH07284240A JP H07284240 A JPH07284240 A JP H07284240A JP 6093053 A JP6093053 A JP 6093053A JP 9305394 A JP9305394 A JP 9305394A JP H07284240 A JPH07284240 A JP H07284240A
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順一 原野
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茂佳 岩本
Mitsuo Kase
三男 加瀬
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Mabuchi Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 小型モータの軸方向の長さを短くし、また、
回転軸をスラスト方向に受けるスラスト受け部材の変形
を防止して回転軸を安定して支持する。 【構成】 内部に固定子32が取付けられたケーシング
31内に回転子34を配設し、前記ケーシングの両端部
にそれぞれ取付けられた軸受装置36,37により前記
回転子の回転軸35を軸支する小型モータにおいて、前
記一方の軸受装置37は、前記ケーシングに形成された
有底凹部39の内径以下の寸法を有して前記有底凹部の
平面状底面54の上に戴置されるとともに前記回転軸の
端部57をスラスト方向に支持するスラスト受け部材5
1と、前記有底凹部内に固定されるとともに前記スラス
ト受け部材に圧接し、前記回転軸を回転軸挿入孔52内
でラジアル方向に支持する軸受53とを備え、前記回転
軸挿入孔と、前記有底凹部の底板55に穿設された貫通
孔56とを連通させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は小型モータに係り、特に
CDプレーヤ等の音響・映像機器、小型カメラ等の光学
精密機器、及び複写機等のOA機器等に使用される小型
モータに関する。
【0002】
【従来の技術】小型モータは、前記各種機器のほかあら
ゆる分野で広く使用されており、小型軽量薄型化及び高
性能化が進んでいる。図18及び図19は、実開昭62
−2350号公報に開示されたモータの正面断面図及び
その軸受の斜視図である。図示するように、ケーシング
1の内面に固定子2を取付け、ケーシングの両端部に設
けられた軸受装置3,4により回転子5の回転軸6を回
転自在に軸支している。
【0003】ケーシング1の蓋部材7には凹部8が形成
されており、凹部8の底面の周囲には円弧状溝9が形成
され、この溝9には空気抜け孔10が穿設されている。
回転軸6をラジアル方向に支持する軸受11には、回転
軸挿入孔12の他に軸方向と平行に貫通孔13が穿設さ
れている。回転軸6をスラスト方向に支持する板状のス
ラスト受け部材14が、凹部8の内部に圧入されてお
り、軸受11との間には所定の隙間hが確保されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】斯かる構成のモータで
は、凹部8に円弧状溝9を成型する必要があり、その成
型作業が難しかった。特に蓋部材7が金属製の場合に
は、円弧状溝9を形成するためのプレス成型用の金型の
損傷が激しく、そのため金型の耐久性が劣り頻繁にメン
テナンスをする必要があった。
【0005】スラスト受け部材14は、凹部8内に圧入
されているので、この材料に潤滑性が良好な合成樹脂の
板材を使用すると、例えば板厚が0.25mm以下では
外周の部分に反り返りが発生する。この反り返りが発生
しない場合でも中央部が膨らんで凹部8の底面から浮き
上がってしまう。このようにスラスト受け部材14が変
形すると、凹部8の底面とスラスト受け部材14との間
に間隙が生じる。すると、モータ駆動時に回転子5が軸
方向に動いて整流子15とブラシ16とが接触不安定に
なり、回転変動が起きるという課題があった。
【0006】スラスト受け部材14の前記変形を防止す
るために、スラスト受け部材14の直径を小さくして非
圧入で凹部8の底面上にセットすることも考えられる。
ところがこの場合には、回転軸6が回転するとスラスト
受け部材14も一緒に回転してしまう。そのため、凹部
底面との摩擦によって摩耗し、スラスト受け部材14の
寿命が短くなるという課題があった。
【0007】一方、モータの軸方向の全体の長さLを短
くするために、仮に軸受11をスラスト受け部材14に
密着させると、回転軸挿入孔12はスラスト受け部材1
4で塞がれる。すると、モータ組立て時に回転軸6を回
転軸挿入孔12に挿入する際、挿入孔12に溜まってい
た空気が軸受11の内部を抜けるので、軸受11に含浸
されている潤滑油が空気とともに軸受11の表面17か
らモータ内部に飛散する。この飛散した油が整流子15
やブラシ16に付着して、接点接触不良を起こしたりこ
こに摩耗粉が付着して堆積するため整流子間導通を引き
起こす虞がある。そのため、軸受11とスラスト受け部
材14との間には隙間hが必要であり、しかも円弧状溝
9が形成されているので凹部8を形成する突出部18の
突出寸法が長くなり、その結果、軸方向の全体の長さL
が長くなってモータの薄型化を困難にしていた。
【0008】ところで、前記のように軸受11が潤滑油
を含浸している場合は、軸受内部の油が軸受内部に形成
された空間の表面方向に移動してこの表面に滲み出るい
わゆる「ポンプ作用」が生ずる。このポンプ作用によ
り、回転軸6と回転軸挿入孔12との摺動部が常に潤滑
されている。ところが、このモータのように回転軸挿入
孔12のほかに貫通孔13が形成されていたり、又は図
20に示すような他の従来の軸受11aに回転軸組込み
時の空気抜き用の切欠き19等が形成されていると、ポ
ンプ作用が軸受11,11aの中心から外向きにも働い
て貫通孔13や切欠き19の表面に油が移動する。その
結果、回転軸挿入孔12への油の供給が不十分となって
摺動部分の摩耗が進行する。そのため、軸受11,11
aには貫通孔13や切欠き19等を形成しないのが望ま
しい。
【0009】本発明は、斯かる課題を解決するためにな
されたもので、モータの軸方向の長さを短くでき、ま
た、スラスト受け部材が変形することなく回転軸をスラ
スト方向に対して安定して支持できる小型モータを提供
することを目的とする。また本発明の別の目的は、潤滑
油を含浸した軸受の回転軸挿入孔内に回転軸を挿入する
時に、前記挿入孔内の空気抜きをすることにより、軸受
内の油が空気によってモータ内部に飛散しないようにし
て整流子やブラシ等への油の付着を防止してモータの品
質を向上させることである。さらに、本発明の別の目的
は、回転軸と軸受との摺動部分の潤滑を良好にして摩耗
を少なくすることである。さらに、本発明の別の目的
は、ケーシングをプレス成型するための金型の耐久性を
向上させることである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明に係る小型モータは、内部に固定子が取付け
られたケーシング内に回転子を配設し、前記ケーシング
の両端部にそれぞれ取付けられた軸受装置により前記回
転子の回転軸を回転自在に軸支する小型モータにおい
て、前記一方の軸受装置は、前記ケーシングに形成され
た有底凹部の内径以下の寸法を有してこの有底凹部の平
面状底面上に載置されるとともに前記回転軸の端部をス
ラスト方向に支持するスラスト受け部材と、前記有底凹
部内に固定されるとともに前記スラスト受け部材に圧接
し、前記回転軸を回転軸挿入孔内でラジアル方向に支持
する軸受とを備え、前記回転軸挿入孔と、前記有底凹部
の底板に穿設された貫通孔とを連通させたものである。
【0011】好ましくは、前記スラスト受け部材を略多
角形に形成し、このスラスト受け部材と前記有底凹部の
内周面との間のスペースを介して前記回転軸挿入孔と前
記貫通孔とを常に連通させている。なお、前記スラスト
受け部材は略正三角形であることが好ましい。
【0012】また、前記スラスト受け部材は、複数の頂
部が尖り且つ中央部がくびれた形状を有し、このスラス
ト受け部材と前記有底凹部の内周面との間のスペースを
介して前記回転軸挿入孔と前記貫通孔とを常に連通させ
るのが好ましい。なお、前記スラスト受け部材を円形状
に形成し、前記回転軸挿入孔及び前記貫通孔に常に連通
する複数の連通孔を前記スラスト受け部材に穿設しても
よい。また、前記回転軸挿入孔の前記スラスト受け部材
側の内周端縁に面取り部を形成して前記回転軸挿入孔と
前記貫通孔とを常に連通させるのが好ましい。
【0013】
【作用】本発明においては、ケーシングに形成された有
底凹部の平面状底面の上に、この有底凹部の内径と同一
又はこれより小さい寸法のスラスト受け部材を載置し、
回転軸をラジアル方向に支持する軸受をスラスト受け部
材に圧接している。これにより、スラスト受け部材を有
底凹部に非圧入で装着することができ且つ軸受とスラス
ト受け部材との間の隙間が不要になり、また回転軸が回
転してもスラスト受け部材は静止状態を維持する。
【0014】また、軸受に穿設された回転軸挿入孔と、
有底凹部の底面に穿設された貫通孔とを連通させたの
で、回転軸挿入孔に回転軸を挿入したとき、この挿入孔
内に溜っていた空気は貫通孔を流れてモータ外部に排出
されることとなり、軸受の内部に前記空気が侵入するこ
とはない。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1乃至図17を
参照して説明する。
【0016】(第1実施例)図1乃至図5は本発明の第
1実施例を示す図である。図1は小型モータの正面断面
図、図2は図1のモータの外観を示す斜視図、図3は図
1のモータの部分拡大断面図、図4は図3のIV−IV線断
面図である。図1及び図2に示すように、小型モータと
しての小型直流モータ30はケーシング31を備えてい
る。ケーシング31は、内部に固定子32が取付けられ
たハウジング33と、ハウジング33の開口部21に取
付けられた蓋部材20とを有している。ケーシング31
内には回転子34が配設されている。ハウジング33
は、例えば軟鋼を素材とした冷間圧延鋼板のような導体
によって有底中空筒状に形成されている。ハウジング開
口部21に嵌合する蓋部材20もハウジング33と同じ
材料の円形板材により形成されている。ケーシング31
の両端部にそれぞれ取付けられた軸受装置36,37
は、回転子34の回転軸35を回転自在に軸支してい
る。一方の軸受装置37は蓋部材20に、他方の軸受装
置36はハウジング33に、それぞれ取付けられてい
る。
【0017】蓋部材20の中央部にはモータ外方に突出
する有底中空円筒状の突出部38がプレス成型又は絞り
加工などにより一体的に形成されている。突出部38の
内方は、軸受装置37が取付けられる有底凹部39にな
っている。有底凹部39の底面54には従来のような円
弧状溝は形成されておらず、底面54は全体が平面状に
なっている。
【0018】固定子32は、ハウジング33の円筒状の
内周面40に固着されており、例えばハードフェライト
のような磁性材料によってアークセグメント状に形成さ
れた一対の永久磁石からなっている。回転子34は、回
転中心となる中心軸Cの方向に延びる回転軸35と、回
転軸35に取付けられて電機子巻線41がコア42にコ
イル状に巻回され、永久磁石32により回転力が付与さ
れる電機子43と、円筒形に組立てられて回転軸35に
取付けられるとともに電機子43に電気的に接続された
整流子44とを備えている。電機子43は、永久磁石3
2に対して所定のギャップを介してその内方に配設され
ている。
【0019】整流子44の下端部には、軸受装置37の
油が整流子44側に流れないようにするための油止めワ
ッシャ45が回転軸35に固定されている。蓋部材20
には、金属又はカーボン等の導体の材料により形成され
た複数組(例えば二組)のブラシ46が整流子44と摺
動係合するように設けられている。各ブラシ46にそれ
ぞれ電気的に接続された複数(例えば2個)の接続端子
47が、合成樹脂等の絶縁材からなるブラシホルダ48
を介して蓋部材20に取付けられている。
【0020】ハウジング33の中央部には、プレス成型
又は絞り加工等により円筒状の突出部49が形成されて
おり、突出部49の内周面に軸受装置36が圧入固定さ
れている。軸受装置36は、出力部50側の回転軸35
を回転自在に軸支するとともにラジアル方向に対して支
持している。回転軸35の反出力部側を回転自在に支持
する軸受装置37は、回転軸35の端部57をスラスト
方向に支持する板状のスラスト受け部材51と、回転軸
35を回転軸挿入孔52内でラジアル方向に支持する軸
受53とを備えている。
【0021】軸受装置36と軸受53は、プラスチック
または一般の金属材料により形成してもよいが、潤滑油
を含浸した鉄銅系の粉末焼結金属または粉末焼結合金に
より形成すれば、回転軸35との潤滑性が良好でメンテ
ナンスフリーである点で好ましい。スラスト受け部材5
1は、潤滑性が良好な合成樹脂により形成するのが好ま
しく、例えばポリスライダー(株式会社旭ポリスライダ
ー社製の商品名であり、ナイロン6に添加剤を加えたも
の)、またはソマシート(ソマール株式会社製の商品名
であり、ナイロン66に添加剤を加えたもの)がある。
【0022】図1及び図3に示すように、スラスト受け
部材51は、ケーシング31に形成された有底凹部39
の内径以下即ち内径と同一か又はそれより小さい寸法を
有して有底凹部39の平面状底面54の上に載置されて
いる。軸受53は、有底凹部39内に圧入等により固定
されるとともにスラスト受け部材51に圧接している。
これにより、スラスト受け部材51は、底面54と軸受
53との間にサンドイッチ状に挟まれて密着しており、
非回転状態に固定されている。有底凹部39の底板55
には、モータ外部に通じる貫通孔56が穿設されてお
り、回転軸挿入孔52と貫通孔56とは連通している。
すなわち、スラスト受け部材51は底面54の全面を覆
わない所定の形状を有しており、回転軸挿入孔52と貫
通孔56との連通路が確保されるようにしている。な
お、貫通孔56は1個でもよいが複数であってもよい。
【0023】斯かる構成を有する小型モータ30におい
て、接続端子47からブラシ46及び整流子44を介し
て電機子巻線41に電流を流せば、一対の永久磁石32
によって形成されている磁界中に存在する回転子34に
回転力が付与されて、回転子34は回転運動をする。こ
れによりモータ30は、回転する回転軸35の出力部5
0を介して、図示しないCDプレーヤなどを駆動する。
【0024】次に、有底凹部39に取付けられた軸受装
置37について更に詳述する。図3及び図4に示すよう
に、スラスト受け部材51を略多角形に形成し、このス
ラスト受け部材51と有底凹部39の内周面60との間
のスペース61を介して、回転軸挿入孔52と貫通孔5
6とを常に連通させることが好ましい。そのために、本
実施例ではスラスト受け部材51を略正三角形に形成し
ている。スラスト受け部材51を有底凹部39の底面5
4上に非圧入で載置することにより、スラスト受け部材
51の周縁部の反り返りや中央部の膨らみなどの変形を
防止している。そのために、スラスト受け部材51の外
形寸法(例えば外接円(多角形のすべての頂点が円周上
にある円)62の直径)を内周面60の直径と同一か又
はそれよりわずかに小さくしている。なお、スラスト受
け部材51の外径寸法を内周面60の直径に近い寸法に
しておけば、有底凹部39内でスラスト受け部材51が
半径方向にずれにくく、おさまりがよいので好ましい。
また、スラスト受け部材51の各頂部58を図示するよ
うに滑らかな曲面に仕上げれば、この頂部58が有底凹
部39や軸受53に引っ掛ることはない。
【0025】回転軸挿入孔52の円が、スラスト受け部
材51の内接円(多角形の内にあってその各辺に接する
円)65より小さい場合は、スラスト受け部材51が回
転軸挿入孔52を塞いでしまう。そこで、本実施例では
回転軸挿入孔52のスラスト受け部材側の内周端縁を面
取りして面取り部63を形成し、また、面取り部63の
大径部の面取り円64をスラスト受け部材51の内接円
65より大きくしている。これにより、回転軸挿入孔5
2とスペース61とは常に連通する。
【0026】図5は、スラスト受け部材51が図4とは
別の位置にセットされた場合の断面図である。図示する
ように、スラスト受け部材51の一つの頂部58が貫通
孔56の方向にセットされた場合でも、貫通孔56はス
ラスト受け部材51によって塞がれることがないように
なっている。例えば、貫通孔56の中心bにおいて、こ
の中心bとスラスト受け部材51の中心とを通る線dに
直角な方向におけるスラスト受け部材51の寸法を符号
eとし、貫通孔56の直径を符号fとした場合、 f > e としている。このようにすれば、スラスト受け部材51
を底面54上に載置する場合に、スラスト受け部材51
を中心軸Cまわりのどの位置にセットしてもスペース6
1と貫通孔56とは常に連通する。したがって、スラス
ト受け部材51の取付け方向の制限がなくなり、しかも
これを非圧入でセットできるので、組立て作業が容易に
なり作業ミスを防止できる。
【0027】モータ組立て時に回転軸35を回転軸挿入
孔52に挿入すると、挿入孔52内に溜まっていた空気
は面取り部63を介してスペース61に流れる。この空
気はスペース61から貫通孔56を介してモータ30の
外部に排出される。したがって、空気が軸受53の内部
を通過しないので、軸受53の内部に含浸されている潤
滑油が空気とともにモータ内部に飛散して整流子44と
ブラシ46との摺動部等に付着するといった従来の不具
合は生じない。なお、油が軸受53からスペース61側
に滲み出た場合には、この油は貫通孔56からモータ外
部に排出されるのでモータ内部には飛散しない。
【0028】(第2実施例)図6は本発明の第2実施例
に係るモータの部分拡大断面図で図3相当図、図7は図
6のVII−VII線断面図で図4相当図である。本実施例で
は、軸受53aに形成された回転軸挿入孔52aの直径
が大きい場合、すなわち、回転軸挿入孔52aの円の方
が、正三角形のスラスト受け部材51の内接円65より
大きい場合を示している。この場合には、第1実施例の
ような軸受の面取りを行わなくても回転軸挿入孔52a
とスペース61とは常に連通している。軸受53aに面
取り部を形成しなくてもよいので、回転軸35aと軸受
53aとの摺動面積を大きくすることができる。なお、
他の構成は第1実施例と同様であり、同一の作用効果を
奏する。
【0029】(第3実施例)図8は本発明の第3実施例
に係るモータの部分拡大断面図で図3相当図、図9は図
8のIX−IX線断面図で図4相当図である。多角形のスラ
スト受け部材として本実施例では六角形のスラスト受け
部材51bの場合を示している。スラスト受け部材51
bの外接円62bは内周面60と同寸法又はこれよりも
わずかに小さくなっており、スラスト受け部材51bは
有底凹部39内に非圧入でセットされている。
【0030】このスラスト受け部材51bを用いた場合
のスペース61は、前記三角形のスラスト受け部材51
の場合と比べて半径方向の間隔が狭くなっており、回転
軸挿入孔52から遠く離れている。そのため、本実施例
では軸受53bを大きく面取りして面取り部63bをス
ペース61に連通させている。即ち、面取り部63bの
面取り円64bを、スラスト受け部材51bの内接円6
5bより大きくしたので、回転軸挿入孔52は面取り部
63bを介してスペース61に常に連通する。面取り部
63bのスラスト受け部材51bの表面59に対する傾
斜角θを小さくすれば、軸受53bと回転軸35との摺
動面積を大きく確保することができる。また、スペース
61と貫通孔56とを常に連通させるために、貫通孔5
6を内周面60に近い位置に形成している。なお、他の
部分の構成は第1実施例と同様で、同一の作用効果を奏
する。
【0031】図10は図9の変形例を示すモータの部分
断面図で図4相当図であり、スラスト受け部材51cは
略多角形例えば正方形に近似した形状を有している。す
なわち、スラスト受け部材51cの各頂部66には内周
面60と同心の円弧状部67がそれぞれ形成されてい
る。この場合には、円形の板材の周囲を直線状に切り落
とすことにより容易にスラスト受け部材51cを形成す
ることができ、製造が容易である。貫通孔56cは、ス
ペース61と常に連通させるために周方向に長い長孔に
するのが好ましい。なお、他の部分の構成は図9の構成
と同様である。
【0032】(第4実施例)図11は本発明の第4実施
例に係るモータの部分断面図で図4相当図、図12は図
11の変形例を示す部分断面図である。本実施例のスラ
スト受け部材51dは、複数(例えば三個)の頂部70
が尖り且つ中央部72がくびれた形状を有し、このスラ
スト受け部材51dと有底凹部39の内周面60との間
のスペース61を介して回転軸挿入孔52と貫通孔56
とを常に連通させている。
【0033】斯かる形状のスラスト受け部材51dは軸
受53の外径寸法が回転軸挿入孔52よりかなり大きい
場合に有効である。すなわち、スラスト受け部材51d
の外接円62dが大きくなるので、スラスト受け部材を
正三角形等の多角形にすると回転軸挿入孔52が塞がれ
てしまう。そこで、図11に示すように、中央部72が
くびれた形状にし且つ内接円65dを回転軸挿入孔52
の円より小さくすれば、回転軸挿入孔52とスペース6
1とは常に連通する。
【0034】図12に示すように、回転軸挿入孔52が
スラスト受け部材51dの内接円65dより小さい場合
は、前記と同様に内接円65dより大きい面取り円64
dを有する面取り部を軸受に形成すればよい。なお、他
の構成部分は第1実施例と同様であり同様の作用効果を
奏する。また、本実施例によれば、スラスト受け部材5
1dが軽いのでモータを軽量化できる。
【0035】(第5実施例)図13乃至図15は本発明
の第5実施例に係るモータの部分断面図で図4相当図で
ある。本実施例ではスラスト受け部材を円形状に形成
し、回転軸挿入孔52と、有底凹部39の底板55に穿
設された貫通孔56eとに常に連通する複数の連通孔7
1,71eをスラスト受け部材に穿設している。
【0036】図13は、軸受に面取り部を形成しない場
合を示しており、円形のスラスト受け部材51eに、複
数の連通孔71を穿設し、連通孔71を円周方向に均等
に配置している。また、連通孔71と回転軸挿入孔52
の円とを交差させることにより、連通孔71と回転軸挿
入孔52とを常に連通させている。貫通孔56eを少な
くとも一つの連通孔71に常に連通させるために、貫通
孔56eは周方向に長い長孔になっている。
【0037】図14は、回転軸挿入孔52が小さいので
軸受に面取り部を形成した場合のスラスト受け部材51
fを示している。回転軸挿入孔52の円は連通孔71と
交差していないが、面取り部の面取り円64eが連通孔
71と交差しているので、回転軸挿入孔52と連通孔7
1とは面取り部を介して常に連通している。なお、連通
孔は円形に限られるものではなく、図15に示すように
周方向に長い長孔状の複数の連通孔71eをスラスト受
け部材51gに穿設してもよい。
【0038】図16は本発明に係る小型モータ30の回
転軸35のラジアル方向に関する変化量(ガタの量)の
実験結果を示すヒストグラム、図17は従来のモータ
(図18に示すモータ)における回転軸6のラジアル方
向に関する変化量(ガタの量)の実験結果を示すヒスト
グラムである。縦軸は変化量を、横軸はモータ数量の分
布を示している。本実験では、各々の実験について各4
0個のモータをCDディスク実装状態で長時間(120
0時間)運転して実測した。本発明のモータ30におい
ては、軸受53に回転軸挿入孔52以外の孔や切欠きな
どを形成していないので、軸受53に含浸された潤滑油
がポンプ作用により回転軸挿入孔52側に移動して回転
軸35との摺動部分に十分に供給される。したがって、
図16に示すように回転軸35のガタの量は極めて小さ
い。
【0039】これに対して、従来のモータでは、軸受1
1に貫通孔13を別途穿設しているので、ポンプ作用に
より軸受11内の含浸油が貫通孔13側に移動して回転
軸6との摺動部分に充分に供給されない。したがって、
潤滑が不十分となって軸受11の摺動部分での摩耗が激
しくなり、その結果、図17に示すようにガタの量が大
きくなる。
【0040】以上説明した通り、本発明によれば従来必
要であった円弧状溝が不要となり、また軸受とスラスト
受け部材との間には隙間を設けずに密着させたので、モ
ータの軸方向の全体の長さL1 (図1)を短くしてモー
タ30を薄型化できる。
【0041】また、スラスト受け部材が非圧入で有底凹
部39内にセットされているので、スラスト受け部材が
変形することがなくなり、回転軸をスラスト方向に対し
て安定して軸支することができる。したがって、回転軸
35が軸方向に動かずに整流子44とブラシ46とが安
定して接触するので、モータは一定の回転数で回転す
る。スラスト受け部材を有底凹部39内で任意の方向に
取付けてもよいので、モータの組立て作業が容易にな
り、取付けミスを防止できる。
【0042】スラスト受け部材は有底凹部39内に非圧
入でセットされているが、軸受と平面状底面との間に挟
まれて固定されているので、回転軸が回転してもスラス
ト受け部材は回転しない。したがって、スラスト受け部
材が底面との摩擦によって摩耗することはない。
【0043】潤滑油を含浸した軸受の回転軸挿入孔内に
回転軸を挿入する時に、回転軸挿入孔内の空気はスペー
スを通って貫通孔からモータ外部に排出される。従って
前記空気が軸受内を流れないので、軸受内の含浸油が空
気によってモータ内部に飛散することはなくなり、整流
子やブラシへの油の付着が防止されるので両者の接触が
安定化する。このように、油付着による性能や寿命への
悪影響がなくなるので、モータの品質が向上する。ま
た、本発明では軸受装置37の軸受に回転軸挿入孔以外
の孔や切欠きを形成しないので、ポンプ作用により油が
充分に回転軸挿入孔側に移動することとなり、回転軸3
5は回転軸挿入孔内で円滑に回転し摩耗も少ない。
【0044】また、従来のような円弧状溝を形成しない
で底面54の全体を平面状にしたので、蓋部材20をプ
レス成型する際に成型が容易になる。また、成型用の金
型の損傷が少なくなって以下に示すように耐久性が向上
し、金型の寸法を長期間高精度に維持することができ
る。
【0045】(金型の耐久性の実験結果) ・本発明の蓋部材20用の金型:約1000万ショット ・従来の蓋部材7用の金型 :約500万ショット
【0046】なお、前記各実施例は軸受装置37が蓋部
材20に取付けられた場合を示したが、ハウジング33
に有底凹部を形成してそこに軸受装置37を取付けた場
合であってもよい。また、本発明は薄型の小型モータに
適用するのが好ましいが、モータの使用時の姿勢は縦型
でも横型でもよい。なお、本発明は上述のような小型直
流モータのほか、例えば交流モータ、ステッピングモー
タ等の他の小型モータにも適用することができる。な
お、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。
【0047】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したので、モ
ータの軸方向の長さを短くでき、またスラスト受け部材
が変形することなく回転軸をスラスト方向に対して安定
して支持することができる。また、潤滑油を含浸した軸
受の回転軸挿入孔内に回転軸を挿入する時に、前記挿入
孔内の空気は軸受内を流れないでモータ外部に排出され
る。従って、軸受内の油が空気によってモータ内部に飛
散することはなくなり、整流子やブラシ等への油の付着
を防止してモータの品質を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1乃至図5は本発明の第1実施例を示す図
で、図1は小型モータの正面断面図である。
【図2】図1のモータの外観を示す斜視図である。
【図3】図1のモータの部分拡大断面図である。
【図4】図3のIV−IV線断面図である。
【図5】スラスト受け部材が別の位置にセットされた場
合の断面図である。
【図6】本発明の第2実施例に係るモータの部分拡大断
面図である。
【図7】図6のVII−VII線断面図である。
【図8】本発明の第3実施例に係るモータの部分拡大断
面図である。
【図9】図8のIX−IX線断面図である。
【図10】図9の変形例を示すモータの部分断面図であ
る。
【図11】本発明の第4実施例に係るモータの部分断面
図である。
【図12】図11の変形例を示すモータの部分断面図で
ある。
【図13】本発明の第5実施例に係るモータの部分断面
図である。
【図14】図13の変形例を示すモータの部分断面図で
ある。
【図15】図13の他の変形例を示すモータの部分断面
図である。
【図16】本発明に係るモータの回転軸のラジアル方向
の変化量の実験結果を示すヒストグラムである。
【図17】従来のモータにおける回転軸のラジアル方向
の変化量の実験結果を示すヒストグラムである。
【図18】従来のモータの正面断面図である。
【図19】図18に示すモータの軸受の斜視図である。
【図20】他の従来のモータに設けられた軸受の斜視図
である。
【符号の説明】
30 小型直流モータ(小型モータ) 31 ケーシング 32 永久磁石(固定子) 34 回転子 35,35a 回転軸 36,37 軸受装置 39 有底凹部 51,51b乃至51g スラスト受け部材 52,52a 回転軸挿入孔 53,53a,53b 軸受 54 底面 55 底板 56,56c,56e 貫通孔 57 回転軸の端部 60 内周面 61 スペース 63,63b 面取り部 70 頂部 71,71e 連通孔 72 中央部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に固定子(32)が取付けられたケ
    ーシング(31)内に回転子(34)を配設し、前記ケ
    ーシングの両端部にそれぞれ取付けられた軸受装置(3
    6,37)により前記回転子の回転軸(35,35a)
    を回転自在に軸支する小型モータにおいて、 前記一方の軸受装置(37)は、 前記ケーシングに形成された有底凹部(39)の内径以
    下の寸法を有して前記有底凹部の平面状底面(54)上
    に載置されるとともに前記回転軸の端部(57)をスラ
    スト方向に支持するスラスト受け部材(51,51b乃
    至51g)と、 前記有底凹部内に固定されるとともに前記スラスト受け
    部材に圧接し、前記回転軸を回転軸挿入孔(52,52
    a)内でラジアル方向に支持する軸受(53,53a,
    53b)とを備え、 前記回転軸挿入孔と、前記有底凹部の底板(55)に穿
    設された貫通孔(56,56c,56e)とを連通させ
    たことを特徴とする小型モータ。
  2. 【請求項2】 略多角形に形成された前記スラスト受け
    部材(51,51b,51c)と前記有底凹部の内周面
    (60)との間のスペース(61)を介して前記回転軸
    挿入孔と前記貫通孔とを常に連通させたことを特徴とす
    る請求項1記載の小型モータ。
  3. 【請求項3】 前記スラスト受け部材(51)は略正三
    角形であることを特徴とする請求項2記載の小型モー
    タ。
  4. 【請求項4】 前記スラスト受け部材(51d)は、複
    数の頂部(70)が尖り且つ中央部(72)がくびれた
    形状を有し、このスラスト受け部材と前記有底凹部の内
    周面(60)との間のスペース(61)を介して前記回
    転軸挿入孔と前記貫通孔とを常に連通させたことを特徴
    とする請求項1記載の小型モータ。
  5. 【請求項5】 前記スラスト受け部材(51e乃至51
    g)を円形状に形成し、前記回転軸挿入孔及び前記貫通
    孔(56e)に常に連通する複数の連通孔(71,71
    e)を前記スラスト受け部材に穿設したことを特徴とす
    る請求項1記載の小型モータ。
  6. 【請求項6】 前記回転軸挿入孔の前記スラスト受け部
    材側の内周端縁に面取り部(63,63b)を形成して
    前記回転軸挿入孔と前記貫通孔とを常に連通させたこと
    を特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の小型モ
    ータ。
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