JPH07284164A - 機器操作支援装置 - Google Patents
機器操作支援装置Info
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- JPH07284164A JPH07284164A JP6073204A JP7320494A JPH07284164A JP H07284164 A JPH07284164 A JP H07284164A JP 6073204 A JP6073204 A JP 6073204A JP 7320494 A JP7320494 A JP 7320494A JP H07284164 A JPH07284164 A JP H07284164A
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Abstract
に,各機器の操作および使用目的に関する情報を管理
し,これを利用して操作インタフェースを生成する。 【構成】 操作の対象とする機器の操作情報を蓄積する
手段と,この操作情報に従ってインタフェースを生成実
行する手段と,機器の制御を行なうための手段を設け
る。特に複数の機器の機能を複合して用いるための複合
機能情報を取り扱うことにより,複合機能の操作インタ
フェースを実現し,また障害診断知識を扱う障害診断検
索手段を設けることにより,対話的な障害の診断を可能
とする。これらの知識は,操作情報媒体によって供給さ
れ,この媒体からの情報を読みとり可能な装置を備え
る。
Description
をより分かりやすく簡便にすることを目的とする機器操
作支援機器に関し,特に複数の機器の間の協調により実
現される機能の使用を支援する装置に関する。
る要求は,その機能の向上に伴って高まりつつある。映
像や音声を中心とする情報の取り扱いの機会が増すにつ
れて,数多くの設定が必要な場合も増え,複数の機器の
間での連係動作が必要な場合など操作の複雑さは増大し
ている。
作をサポートしようという技術はいろいろな形で提案さ
れている。例えば特開平5―14968では,オーディ
オビデオ相互接続制御システムにシステム状態記憶手段
を設け,これに記憶された機器の機能とシステムの状態
から判断して,入力に対する適切な動作を実行するとい
う考え方が示されている。また,ホームバスの制御の分
野では,自動的な負荷の制御などで,自動的に機器同士
が協調をするという構成も発表されている。ただしこれ
らはシステム的に構成される機器の操作に関する面の考
慮はしていない。
って複雑な制御ロジックに基づいて制御されるようにな
ると,万一トラブルが発生した場合の対応が問題にな
る。トラブルに対処する技術として,自動的な故障診断
を行なうことも行なわれている。これは,発生しやすい
故障の一覧を,機器の状態との対応であらかじめ用意し
ておき,障害発生時に機器の状態とこの一覧とのマッチ
ングによって「診断」することにより,どのような故障
が発生したかを表示するものである。
ニュアルを電子的に実現し,これをオンラインで参照可
能とすることが一般的に用いられるようになっている。
マニュアルの電子的実現によって,検索を行なうこと
や,ソフトウェアを使用しながら関連する個所を参照す
るなどの作業が容易に行なわれることが明らかになって
いる。
従来技術に代表される複合機器の操作に関する技術で
は,以下に述べるような問題があった。すなわち,複数
の機器の間の操作の統合を行なおうとしても,操作に関
する考慮が十分にないために,その機能を十分に発揮で
きない。機器の操作に関する情報はそれぞれの機器の内
部にのみ存在し,外部からは各機器で持っている論理に
対応した形でしか指令を与えることが出来ない。そのた
め,コントローラ側では,単に各機器に対する指令をま
とめたものをワンタッチボタンとして提供するという範
囲のことしか実現できない。もしくは,完全に自動的に
働く機能として実現することは可能であるが,これは操
作者の自由にはならない。
接続による情報の伝達が重要な機能となっているが,デ
ジタル化の流れやFAX等の通信系の機器の家庭への導
入に伴い,扱われる情報の表現形式の種類は増加してい
る。さまざまな表現形式の間での相互変換が自然に行な
われるようになれば,機器の間の情報の受渡しがより円
滑に実現できるようになり,利用者はより有効に各機器
を利用することが出来る。この意味で操作に関する側面
を支援することが重要であるといえる。
れているが,主にサービス性の向上の観点からであっ
て,操作者自身がこれを有効に利用するまでには至って
いない。この理由は多くの機器では表示のチャンネルが
狭いために,あまり多くの情報を提示することが出来
ず,また故障時のためだけに多くのメモリを割くことも
コストが高くなることから現実的でない。さらに操作者
による判断や処置が必要な場合は,診断を単に提示する
だけでは不十分である。
情報が利用されていないことに発する。機器がある操作
に対しどのように動作するかという情報しか管理されて
いないために,集中制御を行なおうとしても,それぞれ
の機器の操作を1箇所に集中することしか出来ない。結
局操作者がそれぞれの機器の作用を理解して,自らの目
的を各機器に対する操作に展開することが必要になる。
複合された機器の機能を有効に活用するためには,各機
器の使用法に関する情報を制御を行なう機器に集中し,
これを活用するための仕組みが必要である。
決するため,本発明では以下に示すような手段を用い
る。
提としたインタフェースを構成することを目的に,少な
くとも2つ以上の機器の機能の統合によって実現される
機能の一覧を保持する複合機能情報蓄積手段と,機器操
作支援装置と被制御機器との間もしくは被制御機器間の
間の接続の状態を管理する相互接続管理手段と,前記複
合機能情報蓄積手段に格納された複合機能情報の中から
相互接続管理手段から提供される接続状況に応じて可能
な機能を検索する複合機能情報検索手段とを備え,検索
された内容に応じて操作インタフェースを実行するよう
に構成する。
種類の情報の間を変換するためには,機器操作支援装置
と被制御機器との間で入出力される情報の表現形式を判
定する情報形式判定手段と,2つの情報の形式の組合せ
の間の相互変換を行なう情報形式変換手段と,前記情報
形式判定手段によって与えられる入出力情報形式と前記
情報形式変換手段の能力とから相互接続の可能性を判定
する情報形式互換性判定手段と,前記情報形式互換性判
定手段によって与えられる可能な接続から有効な機能を
検索する複合機能情報検索手段とを備え,入出力可能な
情報の形式とその接続形態に応じて情報の変換を行なう
ことにより,接続される機器の取り扱う情報の形式が異
なっても機器の複合による機能が実現できるように構成
する。また,実現される機能の評価を複合機能情報蓄積
手段に持ち,この情報を用いることによって,与えられ
た目的に対し複数の方法が存在する時に,その中から最
も目的にかなった方法を選択するように構成することが
できる。
にし,サービス性の向上を図る目的では,各電子機器を
障害の状況を蓄積し,外部からの制御信号によって制御
の実行または状態の獲得が可能なように構成し,さらに
機器操作支援装置を,想定される障害の状態と対応する
診断および対策の集まりを保持する障害診断知識蓄積手
段と,操作者の入力に応じて前記障害診断知識蓄積手段
から診断および対策を検索する障害診断検索手段とを備
え,機器操作支援装置のインタフェースを被制御機器の
障害の診断および対策に活用するように構成する。
う機器に集中し,これを活用するための仕組みとして
は,被制御機器ごとに提供される操作に関する情報を含
んだ記憶媒体を読みとる操作情報媒体読取装置と,前記
読取装置によって読みとられた操作情報を複数の対象機
器について蓄積する操作情報蓄積手段と,前記操作情報
蓄積手段に蓄積された操作情報に従って被制御機器の操
作を実行する操作インタフェース実行手段と,前記操作
インタフェース実行手段が要求する操作者への情報の提
供および操作者の指示の入力を行なう対話管理手段と,
被制御機器との間の制御信号の通信を行なう機器間通信
手段とから構成される機器操作支援装置を提供し, 各
機器に関するマニュアルおよび操作に関する情報を一元
的に管理することによって,機器操作支援装置でこの情
報に基づいた操作インタフェースの実行を行なうように
実現する。また,操作情報媒体読取装置と操作情報蓄積
手段の組合せを操作情報媒体格納手段に換えて,操作情
報媒体を操作支援装置に格納することによって機器の登
録を行なうように構成しても,同様の操作インタフェー
スを実行することが可能になる。
しては,表示手段,入力手段,記憶手段など,他の機能
を発揮するための構成要素と共通する部分が大きく,他
の機能と組み合わせて一体に構成することにより,総体
としてはより安価に操作支援装置を実現することが可能
となる。
段に集められた被制御機器の間の情報の入出力する情報
の種類および接続の状況に関する情報を基に,被制御機
器の間の機能の複合による有用な機能の検索を行ない,
これを操作者に提示することによって,複数の機器の複
合によって実現される機能を,個々の機器に関する操作
のインタフェースに加えて操作者に提示することが出来
る。これにより従来は複雑であった複数の機器を用いた
操作を,操作者への心的負担をかけることなく実現する
ことが出来る。
換性判定手段が被制御機器との間で受け渡される情報の
種類の互換性を判定し,必要であれば情報形式変換手段
が被制御機器との間で受け渡される情報の形式の変換を
行なった上で情報の受渡しを行なうことにより,接続さ
れる機器が取り扱う情報の形式が相互に異なっていて
も,これを整合させ,複合された機能を利用実現するこ
とが出来るようになる。
断および対策の集まりを保持する障害診断知識蓄積手段
と,操作者の入力に応じて前記障害診断知識蓄積手段か
ら診断および対策を検索する障害診断検索手段との働き
により,機器の障害の状態と使用者の判断との両方に基
づいて障害の状況を診断し,その診断結果に対する対処
を行なう。これにより操作者は使用説明書に頼らずに機
器の障害に対する診断および処置を行なうことが出来る
ようになる。
は,操作インタフェースに関する一般的な部分と,各機
器に固有な使用目的,機能,あるいは障害の分析に関す
る情報に分けることが出来る。このうち各機器に固有な
部分の情報を収集する仕組みが,操作情報媒体読取装置
と操作情報蓄積手段の組合せ,または操作情報記憶装置
によって実現される。これらによって,従来被制御機器
の操作の目的や他の機器との連係動作の可能性について
関知していなかった従来の操作支援装置とは異なり,よ
り有効に被制御機器を活用するための操作インタフェー
スを提供することが出来る。
参照しながら説明する。図1は本実施例の操作支援装置
の概略構成図である。複合機能情報蓄積手段5は,操作
支援装置が操作支援の対象とする機器(被制御機器)に
ついて,複数の機器の間での情報の受渡しによって実現
可能な機能の一覧を保持する。相互接続管理手段7は,
操作支援装置が操作支援の対象とする機器の相互の間で
の情報の入出力および被制御機器と操作支援機器と間の
情報の入出力の状態を管理し,相互接続情報を複合機能
情報検索手段4に与える。複合機能検索手段4は複合機
能情報蓄積手段5によって与えられる複合機能情報と相
互接続管理手段7によって与えられる相互接続情報とか
ら,実現可能な機能を検索する。対話管理手段3は機能
提示手段1および機能指定手段2を介してユーザとの間
の対話を行なう。機能提示手段1は,TV画面等の画面
表示装置または音声による出力によって操作者に複合機
能情報検索手段4によって検索された可能な複合機能を
提示し,また機能指定手段2は,これに対してその機能
を実行するかどうか,あるいは複数の実行方法がある場
合にその中からの選択を操作者が指定する働きをし,ボ
タンやタッチパネルを用いることが出来る。機能実行手
段6は,対話管理手段3から,決定された機能を実行す
る働きを持つ。従って,被制御機器との間の通信を行な
うための手段,この通信を介して被制御機器に指令を与
えるための手段等はこの機能実行手段6の中に含まれ
る。
いて,より具体的に示す。図2aは,複合機能情報蓄積
手段5に格納されている情報の例である。この中には,
情報源とその出力形式との組に対してある機能を対応づ
けた形で,複合機能が格納されている。この情報は操作
支援装置の中に準備されているものであっても良いし,
被制御機器ごとに本願の別の実施例に記載する形で供給
されるものであっても良い。またこれとは別に操作者が
別に設定することも可能である。さらに,図2bに示す
各被制御機器の取り扱う情報の性質についての情報もこ
の複合機能情報蓄積手段5に記憶されている。
ば図2cに示すようなものである。ここでは被制御機器
として何が接続されているかと,それぞれの間の信号の
接続状態を得る。機器の間の信号の入出力状況を,出力
機器および端子,入力側の機器および端子の組で管理す
る。これは機器間の全ての接続に対して行なう。接続状
態の管理は,IDの発信やコネクタ形状の制約などによ
りシステムの側で自動的に行なうことが望ましいが,被
制御機器がこれに対応していない場合は,設置時に手動
で入力することも可能である。複合機能情報検索手段4
では,操作者の要求に応じ,これらの情報を基にシステ
ムで実現可能な複合機能を検索する。
装置上で「印刷」という機能を選択した時,VTR単体
ではハードコピーをとる機能はなかったとする。この
時,ビデオ画像の印刷に関する複合機能を検索すると,
「ビデオテープ → ハードコピー,ビデオの印刷」の項
が該当する。さらに,個々の機器に関する情報から, VTR: ビデオテープ → out1 {ビデオ} VP(ビデオプリンタ): in1 → ハードコピー
{ビデオ} また接続情報からVTR/out1 → VP(ビデオプ
リンタ)/in1 の情報が得られ,これらの情報か
ら,ビデオテープの再生画像が,VTRからビデオプリ
ンタへの接続経路を通じてビデオプリンタでハードコピ
ー出力可能であるということが判断される。
からこの情報を得,機能提示手段1に操作者の確認を要
求する。「ビデオプリンタに出力しますか?」というメ
ッセージを画面上に表示し,操作者の確認を要求する。
より一般的には,検索の結果複数の経路および方法が該
当する場合があるが,画面上に一覧表示を作り,操作者
の指定によって機能の選択を行なう。
が不可能な機能を,操作支援装置にそれぞれの使用法に
関する知識を蓄積し,これに従って複合機能を操作者に
提示することにより,より簡便に高度な機能を使用でき
るようになる。
を参照しながら説明する。図3は本実施例の操作支援装
置の概略構成図である。図中,第1の実施例と動作が共
通する構成要素については同一番号を付してその説明を
省略する。情報形式判定手段10は,相互接続管理手段
7を通じて操作支援装置に入力される情報の種類を判定
し,これを互換性判定手段9に送る。互換性判定手段9
は相互接続管理手段7によって与えられる相互接続情報
と情報形式判定手段10とによって与えられる情報形式
とに基づいて,操作支援装置を経由する情報の入出力の
状態を判定する。これには情報形式の変換により互換性
が生ずる場合の可能性を含む。さらに情報形式変換手段
8は,相互接続管理手段7および機能実行手段6と協調
し,操作支援装置を経由して入出力される情報の形式の
変換を行なう。
いて,より具体的に示す。図4aおよび図4bは,複合
機能情報蓄積手段5に格納されている情報の例であり,
第1の実施例のものと同様である。複合機能情報蓄積手
段5は,機器の複合によって可能になる機能をこのよう
な形で保持する。また,図4cに示す相互接続管理手段
7で管理する情報も,も第1の実施例で示したものとほ
ぼ同様であるが,この例では操作支援装置(CS)と機
器との間の接続が加わっている点が異なっている。
互換性判定手段9で管理する情報である。入力および出
力とする情報の組合せに対して,その間の相互の変換が
情報形式変換手段8の能力で可能が否かを管理してい
る。情報形式判定手段は,操作支援装置に対して入力あ
るいは出力される情報の種類を,予め与えられる知識あ
るいは入力される情報そのものを解析することにより判
定し,これを互換性判定手段9に伝える。テキスト情報
などデジタルデータとして与えられる情報については,
情報そのものを解析することにより,より細分化した情
報形式を設定することが出来る。互換性判定手段9では
図5に示したような知識を基に,情報形式相互の間の変
換の可能性を複合機能情報検索手段4に伝える。
3FAX形式との間で相互に変換を行なうことが可能で
あると分かる。この情報を複合機能情報検索手段4で用
いると,すでに与えられている情報から,2つの方法で
VTRのビデオ信号の印刷が可能であることが分かる。
1つは第1の実施例と同じくVTRからビデオプリンタ
への接続経路を通じてビデオプリンタでハードコピー出
力する方法であり,もう1つは,VTRから操作支援装
置に入力されたビデオ信号の形式の情報を情報形式変換
手段8でFAXの形式に変換したのち,FAXに出力
し,これをFAXのハードコピーの能力を用いて印刷す
るという方法である。
3は機能提示手段1に操作者の確認を要求する。図6に
示すように,可能な方法を操作者に提示し,操作者にど
の方法を選択するかを要求する。ここで,操作者が「F
AXを使う」を選択して,印刷の実行を指示すると,機
能実行手段6の働きにより機能が実行される。VTRか
らの情報を操作支援装置が受け,情報形式変換手段8の
働きにより情報の形式をビデオ信号からFAXの形式に
変換して,これをFAX機に送り,印刷を行なう。この
ように,それぞれの機器単独では実行が不可能な機能
を,操作支援装置にそれぞれの使用法に関する知識を蓄
積し,これに従って複合機能を操作者に提示することに
より,より簡便に高度な機能を使用できるようになる。
また,情報形式変換の機能を備えることによって,情報
の入出力の形式が相互に異なる機器の間ででも機器の複
合による操作を実現できる。
映像信号を例として示したが,音声やテキストデータな
どの取り扱いも同様に行なうことが可能である。例え
ば,音声合成装置が接続されている場合に,これを利用
してテキストを音声に変換して電話回線に流すことや,
住所録などの情報の形式を定めておいて,これを機器の
間で共有するなどの機能を,容易な操作インタフェース
と共に提供することが出来る。
て表示するものとしたが,同じ機能を実現する可能性が
多数存在する場合には,操作者に全てを提示するのは適
切ではなく,システム側でより良い方法を選択する必要
がある。この目的で,システムの持つ個別機能のそれぞ
れにコスト,品質等の評点をつけておき,これを評価に
用いることで,最も適切な実現方法を複合機能情報検索
手段が選択することが可能である。この場合,本実施例
で示した例のように,FAXで出力するとコストが有利
で,ビデオプリンタで出すと品質が良いというように両
者の利点が異なり,一意に決定できない場合は,操作者
にどちらを選択するかを問い合わせることが出来る。さ
らに,情報形式の変換は操作支援機器の機能に含まれる
ものとして示したが,これは別の機器として構成するこ
とも可能であるし,また対象機器の1つがこの変換の機
能を持っていても良い。
する。図7は本実施例の概略構成を示す図である。図中
下方の電子機器は障害診断の対象となる機器,上方の操
作支援機器は対象の電子機器の障害の診断を行なう。制
御手段18は,電子機器のシステム制御を行なう機能を
持つ。通信手段17を経て操作支援装置から与えられる
命令および電子機器自身の操作部やセンサの入力を受
け,所定の動作を実行する。通常マイクロコンピュータ
がこの機能を司る。障害検知手段20は,機器の異常な
状態を検知するセンサもしくはセンサの情報に基づいて
異常を判断する機能を持つハードウェアまたはソフトウ
ェアである。異常が検知された場合,制御手段18の働
きにより,障害発生時の状態が障害状況蓄積手段19に
蓄えられる。制御手段17は操作支援機器および他の電
子機器との間で通信を行なう。ディジタルのデータが乗
るものであれば,有線の通信でも赤外線もしくは電波に
よる通信でも構わない。
とも1つの電子機器との間で通信を行ない,操作対象と
する電子機器の障害の状況を受信し,また障害の対策に
ついて電子機器の制御が必要な場合,制御信号を送信す
る。障害診断知識蓄積手段14は,操作対象とする電子
機器についての障害の状況およびそれに対する診断およ
び対策についての知識の集合を記憶している。障害診断
検索手段13は,通信手段16から与えられる電子機器
の障害状況と障害診断知識蓄積手段14によって与えら
れる障害診断知識とに基づいて,障害の診断および対策
を出力する。対話管理手段3は,障害診断検索手段13
が出力する障害診断に基づいて操作者との対話を障害対
策表示手段11と入力手段12とを介して行なう。障害
対策表示手段11はTV等のグラフィック画面や音声に
よる出力など,障害に対する処置の方法を操作者に対し
て提示したり,判断において不足する情報を操作者に要
求したりする能力を持つものである。表示装置は操作支
援装置自体に備えることも,操作支援装置自体はテレビ
受信機の画面に出力する能力のみを持ち,表示装置は別
の機器を用いることも可能である。入力手段12は,ボ
タンやキーボードなど操作者の意図を操作支援装置に対
して与える。入力手段に関しても,操作支援装置自体が
これを備える場合と,リモコンなどの遠隔指示装置を用
いることも可能である。障害対策実行手段15は,対話
管理手段3および障害診断検索手段13によって決定さ
れた対策を実行する。この対策は通信手段16を介して
電子機器に伝えられる。
示す。ここでは対象とする電子機器として電子レンジを
想定し,電子レンジに障害が生じた場合を例として示
す。まず,電子機器の側で何らかの障害が発生したと
き,たとえば庫内温度の異常上昇を検知すると,障害検
知手段20および制御手段18の働きにより,異常発生
時の機器の内部状態が障害状況蓄積手段19に記録され
る。この内部状態の中には,センサにより検出された機
器の状態,異常発生前後の操作系列,発生時間などを含
む。制御手段18はこれを図示しない表示手段を用いて
異常の発生を表示する。操作者は電子機器の障害を機器
の動作の不調やインジケータなどによって知り,操作支
援装置の処理メニューの中から「電子レンジの障害診
断」を選択する。処理メニューの内容は障害診断知識蓄
積手段14に記憶されており,障害診断検索手段13お
よび対話管理手段3を介して障害対策表示手段によって
表示され,操作者は入力手段12を用いて選択を行う。
障害診断のメニューが選択されると,操作支援装置は対
象となる電子機器(この場合は電子レンジ)に通信手段
16を介して障害状況の問い合わせを行う。電子機器は
通信手段17から操作支援機器による問い合わせを受
け,制御手段18が障害状況蓄積手段19から異常の状
況を引き出し,再び通信手段17を介して操作支援機器
に障害状況を通信する。操作支援機器の側ではこの障害
状況をもとに障害診断検索手段13が障害診断知識蓄積
手段14から必要な部分を検索し,障害対策表示手段1
1がこれを表示する。例えばこの場合には,「庫内温度
の異常上昇」という状況をもたらす原因として「通風口
がふさがれている」または「制御回路の異常」の2つが
その対策とともに障害診断知識蓄積手段14に記憶され
ている。対話管理手段3は障害診断検索手段13から与
えられる情報を整理し,障害対策表示手段11に操作者
の判断を促すための情報を出力する。これは例えば図8
に示すような画面であって,センサ及びシステムの状態
からは判断できない機器の周辺の状況について問い合わ
せるものである。これによって,操作者の判断を考慮に
いれた上で障害の原因を特定し,対策を講じる事ができ
る。ここで操作者が機器の周辺に十分な余裕がない事を
認めると,障害診断知識蓄積手段14に記憶されている
知識から,機器の周辺に必要な余裕を提示し,対応を要
求する。また,これとは別の場合として,機器の側で何
らかの対応が必要である事が判明した場合は,障害対策
実行手段15が通信手段を介して電子機器を直接制御
し,障害の回復に当たる。
る。図9は本実施例の操作支援装置の概略構成を示す図
である。本実施例における構成要素の一部は第3の実施
例と共通するので,共通の部分については同一番号を付
して説明を省略する。図9において障害診断要求発信手
段22は,障害検知手段20が障害を検知し,電子機器
の制御手段18で判断がつかない場合に操作支援機器に
対して通信手段17を介して診断を要求する。また操作
支援機器の障害診断要求受信手段21は電子機器の障害
診断要求発信手段22からの診断要求を受け,対話管理
手段3に割り込みを要求する。
3の実施例と同じく電子レンジを制御対象の電子機器と
する。電子機器が障害検知手段20によってある障害を
検知したとき,制御手段18は障害状況蓄積手段19に
障害の状況や内部状態を記録する。またこれに伴い障害
診断要求発信手段22は通信手段17を介して操作支援
機器への障害診断要求を行う。この通信の内容は発信元
である機器を特定する信号と障害状況蓄積手段19に蓄
積された障害の状況を含む。
て受けた操作支援機器は,障害診断要求受信手段21が
この要求を判断し,対話管理手段3に割り込みを要求す
る。対話管理手段3はこの割り込み要求を受け,操作者
が操作中の機器の表示装置に対して特定の電子機器に異
常が発生し,操作者の対応が求められている事を表示す
る。例えば操作の時間的系列から操作者がテレビを視聴
中であると判断され,テレビ画面の上で診断の操作が可
能であれば,図10に示すように受信中のテレビの画面
に割り込んで,対応を要求する。操作者が応じて診断の
処理に入った後は,第3の実施例と同様に診断の作業が
進行し,対策が講じられる。第3の実施例の場合と異な
り,電子機器から障害診断要求が発せられるときに障害
の状態は通信されており,操作支援装置はその状況を把
握しているので,電子機器に対して状態の問い合わせを
行い電子機器がこれに返答する過程は行われない。
例では,障害が発生した場合にその障害の発生を操作者
に示す手段は,障害が発生した電子機器自体の表示装置
かまたは操作支援装置の表示手段によるものとしたが,
これらは同時に用いてその効果を高める事ができる。操
作者の注目している電子機器が操作系列などから特定で
きず発生した障害の緊急の度合いが高ければ複数の電子
機器の表示装置を用いて警告を発する事が可能である
し,また緊急の度合いが低ければ操作者からの問い合わ
せがあるまで保留する事も可能である。
は,操作支援装置と制御される電子機器とは通信手段を
介して通信するとのみ説明し,その通信の実際の形態に
ついては詳述しなかったが,これは通信を実現する手段
にはよらず本発明が適用可能である事を示す。操作支援
装置と制御される電子機器とが一体に形成される複合機
器の場合は,操作支援のための通信が制御マイコン間の
シリアル通信など安価な手段で実現でき,独自のプロト
コルによって動作を最適化する事ができる利点がある。
この形態はオーディオコンポーネントなどに適用可能で
ある。また操作支援機器を独立の機器として構成し,有
線または無線の通信ネットワークによって外部の機器と
通信する形態は,ホームバス規格などの種々の通信規格
の上で実現可能である。この場合は操作支援のための機
能と表示及び入力のためのデバイスを1つの機器に集中
できる利点がある。
る。図11は本実施例の操作支援装置の概略構成を示す
図である。図11において表示手段23と入力手段24
とは操作者との直接の接点となる部分であり,表示手段
23は操作インタフェースを表示する表示画面やグラフ
ィックディスプレイ,または映像信号の形でテレビ画面
に出力する機能を備えるだけでもよい。入力手段24は
表示手段23によって提示された操作の要求に対して操
作者の意図を入力する目的で働くものであり,操作支援
機器本体の上の操作ボタンやリモコンなどその実現形態
は問わない。対話管理手段3は表示手段23および入力
手段24を介して操作者への情報の提供及び操作者の意
志の入力を要求する処理の流れを管理する。
よって操作を行う対象の電子機器の使用法に関する知識
を格納する。ここに蓄積される情報は,機器の機能とそ
の使用目的とを結び付ける使用法に関する情報,機器の
使用上の異常やトラブルの分析と対応に関する情報,ま
たこれらを操作者に提示し操作者の入力を要求するため
の画面インタフェースに関する情報などである。この操
作情報蓄積手段は大きな容量を必要とするので,磁気デ
ィスクまたは光ディスクなどの大容量で記録可能な記憶
デバイスが好適であるが,処理速度の向上のために半導
体メモリを併用しても良い。この操作情報は操作情報媒
体読取装置26から読み込まれる。この操作情報媒体読
取装置は代表的にはCD−ROMドライブであり,先述
のような操作情報がデジタル記録された媒体を読み込む
事が可能な装置である。ここで読み込まれる操作情報媒
体は,CD−ROMなどのデジタル記録媒体であり,各
電子機器に付属して供給される。また,複数の機器にま
たがって行われる操作については,操作情報のみで供給
される事も可能である。この操作情報媒体読取装置は提
供される媒体の形式に応じ,フロッピーディスクドライ
ブであっても良いしまた電話回線を通じた通信の手段で
あっても良い。
情報蓄積手段27に蓄積された各機器の操作情報を元
に,表示手段23および入力手段24を用いる機器操作
インタフェースを生成し実行する。そして機器関通信手
段28は,制御の対象となる機器と制御に関する通信を
行ない,操作インタフェース実行手段25の要求による
機器の状態の獲得および操作の実行を行なう。
いて説明する。本実施例の動作は操作の支援と操作情報
媒体の取り扱いとの2つに分けて示す。まず操作の実行
は次のようなステップで行なう。操作インタフェース実
行手段25はその時の機器の状態および操作の流れに従
って,操作用の画面を生成する。この画面は例えば起動
時には制御対象の機器の一覧が出るメイン画面であり,
また障害診断の画面などである。対話管理手段3は操作
インタフェース実行手段25と表示手段23および入力
手段24との間の情報の流れの整理を行なう。表示手段
23は生成した画面を操作者に向けて出力する。この画
面は操作を実行するためのメニューや選択すべきアイコ
ン,確認のためのボタンなどを含む。次に操作者が表示
手段23を介して与えられた問いかけに対して,入力手
段24を用いて操作意図を入力する。実際の操作はリモ
コン上のボタンの選択,タブレットやタッチパネル等を
用いたポインティングと選択などによる。この入力は対
話管理手段3で処理され,処理された結果が操作インタ
フェース実行手段25への指令として送られる。
指令に基づき必要な処理を行なう。指令が直接機器で実
行可能なものであれば,機器間通信手段28を介して制
御対象の機器と通信し,制御を実行する。それ以外の場
合は操作インタフェース実行手段25は操作情報蓄積手
段27から与えられた指令に対応する操作情報を検索
し,これを実行する。操作情報が操作画面である場合に
は操作用の画面の生成のステップに戻り,機器の制御で
ある場合にはこれを機器間通信手段28を介して機器に
送り,制御の実行ないし状態の獲得を行なう。以上に述
べた動作を繰り返し行なうことにより,本実施例の操作
支援装置による操作の実行は進行する。
る。操作情報は,以上に示したような操作者との対話を
通じて操作者の機器使用目的を特定し,その実行を行な
うための知識を記述したソフトウェアの形で与えられ
る。この操作情報は,典型的にはCD−ROMのような
デジタルデータの記録再生が可能な媒体で提供され,各
電子機器に付属してマニュアルおよび操作インタフェー
スに関する情報を格納する。操作情報には複数の機器の
連動により複合された機能を取り扱うものも含まれる
が,個々の機器に依存しない複合的な機能に関する情報
はあらかじめ操作支援機器に備えるか,複合機能の一部
をになう機器に付属して供給する。また,既定の複合機
能であってプロトコルが決まっている機能については,
まとめて機器とは別に供給する事も可能である。新たな
機器を導入する場合には,新たな機器に関する操作情報
が格納された操作情報媒体を操作情報媒体読取装置26
に置き,操作支援機器のメニューに従って読み込む。読
み込まれた操作情報は操作情報蓄積手段27に格納され
る。
操作情報読取手段として操作情報媒体であるCD−RO
M103を読みとるためのCD−ROMドライブ101
を備え,入力手段として画面カーソル制御用のキーを備
えたリモコン102を持つ。裏面には図示しない端子を
備え,これは映像及び音声を別の表示装置に出力するた
めの端子と,制御対象と通信するための端子とを含む。
本実施例によれば,各機器に付属する操作情報媒体を比
較的安価に製造出来る利点がある。
する。図13は本実施例の操作支援装置の概略構成を示
す図である。本実施例における構成要素の一部は第5の
実施例と共通するので,共通部分については同一番号を
付して説明を省略する。操作情報媒体格納手段29は第
5の実施例における操作情報媒体読取装置と操作情報蓄
積装置との組み合わせによって発揮されるのと同様の効
果を持つものである。本実施例において操作情報は制御
対象となる機器ごとに供給され,デジタル情報を格納可
能な媒体に記録されたものである。第5の実施例と異な
り,操作情報媒体は常時操作情報媒体格納手段29に格
納される。代表的にはROMカートリッジの形態で供給
されるものであり,従って操作情報媒体格納手段29は
このカートリッジを格納可能なスロットとして構成され
る。図14はこの操作情報媒体格納手段の実現形態の1
つを示したものである。図14でしめす実現形態では操
作情報はメモリカード105の形で供給され,操作情報
媒体格納手段はこのメモリカードを収納可能なメモリカ
ードスロット104である。このスロットは操作支援装
置が操作支援を行う機種の数だけ必要であり,十分な数
を備えておく必要がある。バス形式とし,各カードにア
ドレスを設けることにより,カードを差し込むだけで操
作支援機器が新たに導入された機器を認識することが可
能である。
ーチェイン型の操作情報媒体格納手段も可能である。こ
の形式ではメモリカード105のそれぞれが入力用端子
と出力用端子とを備える。1枚目のカードの出力用端子
は操作支援機器のメモリカード用端子106に差し,2
枚目以降のカードは順次前のカードの入力用端子に挿入
することにより,接続を行なう。この方法を用いること
によれば,操作支援装置に予め十分な数のスロットを設
けるために無駄なハードウェアの設置を行なうことを避
けることが出来る。
る。図16は本実施例の操作支援装置の概略構成を示す
図である。本実施例における構成要素の一部は第5の実
施例と共通するので,共通部分については同一番号を付
して説明を省略する。操作情報記憶手段30は第5の実
施例における操作情報媒体読取装置と操作情報蓄積手段
との組合せによって発揮されるのと同様の働きを持つも
のであり,ここではその実現形態は問わない。文書管理
手段31および文書入力手段32は通常のワードプロセ
ッサの機能を果たすものである。このうち文書入力手段
32は入力手段24を用いて文字および絵からなる文書
の作成および整形を行なう働きを持ち,文書管理手段3
1は文書の保存,読み出しを行なう。これらは通常のワ
ードプロセッサに用いられる従来の技術を用いて構成す
る。
援機能を行なう構成要素と文書処理機能を行なう構成要
素との両方で用いるため,操作の流れの制御を行なうた
めの切替手段33を設ける。入力手段24が持つキーボ
ードの1つを切替用のスイッチとし,このキーを押すた
びに表示手段23と入力手段24とを操作支援機能に用
いるか文書作成機能に用いるかが切り替わるように構成
する。
分の流れについては第5の実施例で示したものとほぼ共
通し,文書処理機能の部分については従来の技術として
知られているものと変わりはない。主に切替手段33の
働きについて示す。
態のイメージを示す図である。図17において,107
はノート型のワープロ兼用の操作支援装置,108はこ
れに接続された操作支援用のリモコン送受信器(機器間
通信装置に相当),109は制御の対象となる機器であ
る。文書保管用のディスクドライブはそのまま操作支援
機能の操作情報媒体読取装置として利用可能であり,デ
ィスプレイおよびキーボードを表示手段および入力手段
として用いることが出来る。制御対象機器との通信は,
図に示すように,専用のリモコン信号送受信器を介して
行なっても良いし,対象の機器と直接通信する形態も可
能である。
より,得られるメリットは,次のようなものである。操
作支援機能と文書処理機能とは,必要とする構成要素が
大部分共通し,双方とも時分割で使用できるため,一体
の装置としてまとめて構成することにより,構成要素上
のむだが少なくなる。また,全体として使用頻度を高
め,機器を有効に利用できるようにすることができる。
する。図18は本実施例の操作支援装置の概略構成を示
す図である。本実施例における構成要素の一部は第5の
実施例と共通するので,共通部分については同一番号を
付して説明を省略する。図18において,テレビ放送受
信手段34は,アンテナ端子,テレビチューナ,チャン
ネル選択手段等を含み,通常のテレビ受信機を構成する
要素と同等の構成で,ビデオ信号をオーバレイ手段35
に対して出力するものである。表示手段23は,本実施
例においては,テレビ放送受信手段34と同様のビデオ
信号を出力する。テレビモニタ38はビデオ信号を受け
てこれをCRTないし液晶パネル等の表示デバイスに対
して出力するものである。第7の実施例と同じく,本実
施例においては機器操作支援機能とテレビ放送受信機能
の2つの異なる機能を一体に構成しているため,この2
つを使い分けるための手段が必要である。本実施例にお
いては,この切替はテレビのチャンネル選択を行なう手
段によって行なう。テレビのチャンネルまたは入力切替
の1つに操作支援機能の実行を行なうモードを割り当て
ておくことにより,簡便な作法で操作支援機能を呼び出
すことが出来る。
3が出力する操作インタフェースの画面とテレビ放送受
信手段34が出力する画面とを合成する。テレビ自体の
操作インタフェースも操作支援機能によって支援される
ので,テレビ画面と操作画面とを同時に見る必要があ
る。さらに,テレビの小画面機能をオーバレイ手段35
に持つことにより,図19に示すように,操作画面とテ
レビ放送とを同時に見ることが出来る。
機器を構成することにより,さまざまな効果が得られ
る。
ら集中的に行なう利点がある。接続された機器に関する
情報を保存し,この情報から複合的な機能の操作インタ
フェースを生成することにより,複数の部分的な機能を
発揮する機器の機能を集めて,より高度な機能を提供す
ることが出来る。特に,機器の間の情報の流れに着目
し,情報の入出力を管理する手段を設けると,画像およ
び音声の情報を中心とした機器間の情報の共有と有効利
用を図ることが出来る。さらに,情報の形式の変換の手
段を備えることにより,テキストやデータを含めた様々
な情報を取り扱うことが出来,これを操作するインタフ
ェースを各機器の機能から生成することにより簡便に操
作を行なうことが出来る。
話で障害の診断を行なう手段を備えることにより,機器
に備えられた障害検知手段と,操作者である人間の判断
とを総合して診断を行なうことが出来る。さらに制御の
対象となる機器から,操作支援機器に対して診断を要求
する機能を設けることによって,緊急の場合にも迅速な
処理を行なうことが可能となる。
で,制御の対象となる機器の操作法や使用目的に関する
知識,障害の診断に関する知識等を持たなければ実現で
きない。これを解決するのが,操作情報が記録された媒
体を読取もしくは格納する手段である。複数の機器に対
する操作情報を集約し,各機器の操作に関する情報を記
録する方法を定め,これに従ってインタフェースを実行
するインタフェース実行手段を設けることにより,統一
されたインタフェースで各種の機器を操作できるように
なる。
他の機能を構成する要素と一体に構成することにより,
共通する構成要素を共用化でき,全体として安価に操作
支援機器を構成することが可能になる。
例
Claims (14)
- 【請求項1】複数機器との間で通信を行ないながら、複
数機器の機能を統合して用いるための操作インタフェー
スを提供する機器操作支援装置であって、少なくとも2
つ以上の機器の機能の統合によって実現される機能の一
覧を保持する複合機能情報蓄積手段と、当該機器操作支
援装置と被制御機器との間もしくは被制御機器間の接続
の状態を管理する相互接続管理手段と、前記複合機能情
報蓄積手段に格納された複合機能情報の中から相互接続
管理手段から提供される接続状況に応じて可能な機能を
検索する複合機能情報検索手段と、前記検索された機能
を表示デバイス上に表示する機能提示手段と、提示され
た機能の中から特定の機能をユーザによって選択する機
能指定手段と、前記機能指定手段により指定された機能
を実行する機能実行手段とを備え、当該機器操作支援装
置への機器の接続の状態に応じて、機器の複合により実
行可能な機能を選択してその実行を支援することを特徴
とする機器操作支援装置。 - 【請求項2】複合機能情報蓄積手段および相互接続管理
手段の機能の一部を備えた被制御機器と、被制御機器か
ら発せられる相互接続状況および複合機能情報に基づい
て機器操作支援を行なう機器操作支援装置との接続から
構成される請求項1記載の機器操作支援装置。 - 【請求項3】複数機器との間で通信を行ないながら、複
数機器の機能を統合して用いるための操作インタフェー
スを提供する機器操作支援装置であって、少なくとも2
つ以上の機器の機能の統合によって実現可能な機能の一
覧を保持する複合機能情報蓄積手段と、機器操作支援装
置と被制御機器との間の接続の状態を管理する相互接続
管理手段と、機器操作支援装置と被制御機器との間で入
出力される情報の表現形式を判定する情報形式判定手段
と、2つの情報の形式の組合せの間の相互変換を行なう
情報形式変換手段と、前記情報形式判定手段によって与
えられる入出力情報形式と前記情報形式変換手段の能力
とから相互接続の可能性を判定する情報形式互換性判定
手段と、前記情報形式互換性判定手段によって与えられ
る可能な接続から有効な機能を検索する複合機能情報検
索手段と、前記検索された機能を表示デバイス上に表示
する機能提示手段と、提示された機能の中から特定の機
能を操作者によって選択する機能指定手段と、前記機能
指定手段により指定された機能を実行する機能実行手段
とを備え、機器操作支援装置への機器の接続の状態と入
出力可能な情報の形式とに応じて、機器の複合により実
行可能な機能を選択し、その実行を支援することを特徴
とする機器操作支援装置。 - 【請求項4】情報形式判定手段および情報形式変換手段
の機能を備えた被制御機器と、被制御機器から発せられ
る相互接続状況・情報形式および複合機能情報に基づい
て機器操作支援を行なう機器操作支援装置との接続によ
って構成される機器操作支援装置。 - 【請求項5】複合機能情報蓄積手段において、実現され
る機能の品質、速度、コスト等の機能評価情報を管理
し、複合機能情報検索手段における検索で与えられた機
器の接続状態、情報形式および複合機能情報に対して可
能な機能が複数検索された時に、前記機能評価情報に基
づいて最適な実現を選択または提示することを特徴とす
る請求項3記載の機器操作支援装置。 - 【請求項6】機器の使用に関する障害が発生した際にこ
れを検知する障害検知手段と、障害発生時の機器の状況
を保存する障害状況蓄積手段と、外部からの操作要求に
応じて機能の実行および状態の伝達を行なう制御手段
と、前記障害検知手段が障害を検知した際に障害診断要
求を操作支援機器に対して送信する障害診断要求発信手
段とを備えた少なくとも1つの電子機器と、前記電子機
器から発せられた障害診断要求を受信する障害診断要求
受信手段と、想定される障害の状態と対応する診断およ
び対策の集まりを保持する障害診断知識蓄積手段と、前
記障害診断要求を受けて前記障害診断知識蓄積手段から
診断および対策を検索する障害診断検索手段と、この検
索された診断および対策を表示手段上に表示し操作者の
入力を要求する障害対策表示手段と、この表示に対して
操作者が与える入力に従って障害に対する対策を実行し
または診断を続行する障害対策実行手段とを備えた操作
支援機器とから構成される機器操作支援装置。 - 【請求項7】機器の使用に関する障害が発生した際にこ
れを検知する障害検知手段と,障害発生時の機器の状況
を保存する障害状況蓄積手段と、外部からの操作要求に
応じて機能の実行および状態の伝達を行なう制御手段と
を備えた少なくとも1つの電子機器と、想定される障害
の状態と対応する診断および対策の集まりを保持する障
害診断知識蓄積手段と、操作者の入力に応じて前記障害
診断知識蓄積手段から診断および対策を検索する障害診
断検索手段と、この検索された診断および対策を表示手
段上に表示し、操作者の入力を要求する障害対策表示手
段と、この表示に対して操作者が与える入力に従って障
害に対する対策を実行しまたは診断を続行する障害対策
実行手段とを備えた操作支援機器とから構成される機器
操作支援装置。 - 【請求項8】操作支援機器とこれによって制御される少
なくとも1つの電子機器と一体に構成された請求項6又
は7記載の機器操作支援装置。 - 【請求項9】操作支援機器とこれによって制御される少
なくとも1つの電子機器とは個別の機器として構成さ
れ,これらの間の通信は有線または無線のネットワーク
により行われる請求項6又は7記載の機器操作支援装
置。 - 【請求項10】複数機器との間で通信を行ないながら、
複数機器の機能を用いるための操作インタフェースを提
供する機器操作支援装置であって、被制御機器ごとに提
供される操作に関する情報を含んだ記憶媒体を読みとる
操作情報媒体読取装置と、前記読取装置によって読みと
られた操作情報を複数の対象機器について蓄積する操作
情報蓄積手段と、前記操作情報蓄積手段に蓄積された操
作情報に従って被制御機器の操作を実行する操作インタ
フェース実行手段と、前記操作インタフェース実行手段
が要求する操作者への情報の提供および操作者の指示の
入力を行なう対話管理手段と、被制御機器との間の制御
信号の通信を行なう機器間通信手段とから構成され、媒
体に記録された被制御機器に関する操作情報を読みと
り、これを蓄積することにより被制御機器に関する操作
インタフェースを実現し、制御の実行を操作者との対話
を通じて行なうことを特徴とする機器操作支援装置。 - 【請求項11】操作情報を記録する記憶媒体はCD−R
OM等の円盤状光学的記録再生媒体であり、操作情報媒
体読取装置はCDトランスポート等の光学的媒体再生装
置である請求項10記載の機器操作支援装置。 - 【請求項12】複数機器との間で通信を行ないながら、
複数機器の機能を用いるための操作インタフェースを提
供する機器操作支援装置であって、被制御機器ごとに提
供される操作に関する情報を含んだ記憶媒体を複数の対
象機器について格納し、この内容を読みとることが可能
である操作情報媒体格納装置と、前記操作情報格納装置
に蓄積された操作情報に従って被制御機器の操作を実行
する操作インタフェース実行手段と、前記操作インタフ
ェース実行手段が要求する操作者への情報の提供および
操作者の指示の入力を行なう対話管理手段と、被制御機
器との間の制御信号の通信を行なう機器間通信手段とか
ら構成され、被制御機器に関する操作情報を記録した媒
体を格納し、随時これを読みとり可能とすることによ
り、被制御機器に関する操作インタフェースを実現し、
制御の実行を操作者との対話を通じて行なうことを特徴
とする機器操作支援装置。 - 【請求項13】被制御機器ごとに提供される操作に関す
る情報を格納し、この内容を読みとることが可能である
操作情報記憶装置と、前記操作情報記憶装置に蓄積され
た操作情報に従って被制御機器の操作を実行する操作イ
ンタフェース実行手段と、前記操作インタフェース実行
手段が要求する操作者への情報の提供および操作者の指
示の入力を行なう対話管理手段と、被制御機器との間の
制御信号の通信を行なう機器間通信手段とから構成され
る機器操作支援機能と、操作者の操作によって文字の入
力を行なう文字入力手段と、文章の整形、編集および保
管を行なう文書処理機能を持ち、前記操作支援機能と文
書処理機能との間の切替を行なう切替え手段を備え、機
器操作支援機能と文書処理機能との両方を切替えて使用
することを特徴とする機器操作支援装置。 - 【請求項14】被制御機器ごとに提供される操作に関す
る情報を格納し、この内容を読みとることが可能である
操作情報記憶装置と、前記操作情報記憶装置に蓄積され
た操作情報に従って被制御機器の操作を実行する操作イ
ンタフェース実行手段と、前記操作インタフェース実行
手段が要求する操作者への情報の提供および操作者の指
示の入力を行なう対話管理手段と、被制御機器との間の
制御信号の通信を行なう機器間通信手段とから構成され
る機器操作支援機能と、テレビ放送受信手段とテレビ映
像表示装置とを備え、機器操作支援機能とテレビ受信機
とを一体の装置として構成することを特徴とする機器操
作支援装置。
Priority Applications (1)
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