JPH07284151A - 移動無線通信装置 - Google Patents

移動無線通信装置

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JPH07284151A
JPH07284151A JP6068689A JP6868994A JPH07284151A JP H07284151 A JPH07284151 A JP H07284151A JP 6068689 A JP6068689 A JP 6068689A JP 6868994 A JP6868994 A JP 6868994A JP H07284151 A JPH07284151 A JP H07284151A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】他の特別な装置を使うことなしに、装置自身の
表示手段を用いて、装置の動作状態を容易に確認可能な
移動通信装置の実現を目的とする。 【構成】発呼、着呼、位置登録、オーダ受信という各接
続処理を構成する個々の単位処理の実行を認識する手段
(31a)と、認識した各単位処理に対応する表示情報
を処理の順に記憶する手段(31b)と、記憶した表示
情報を処理の順に表示する手段(37)とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は移動無線装置に関し、特
に、装置自身の動作状態を表示する表示手段を備えた移
動無線装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の移動無線装置において、発呼、着
呼、位置登録等の基地局への接続処理について、装置の
現在の動作状態がどの処理に依存しているかを知るため
の情報を、受信電界レベル表示、受信チャネル表示、受
信SAT表示、出力PL表示等で得ていた。これらの表
示情報は、ユーザが使用するための通常の使用目的用に
搭載された表示機能であるため、装置が現在どの様な状
態にあるかは大雑把にしか捕らえることができなかっ
た。
【0003】例えば、受信チャネル表示、受信SAT表
示等によって、装置が待受受信状態にあるか、通話状態
にあるかは、確認できるが、発呼等の接続処理のどの処
理を通って通話状態になったかは判断できなかった。
【0004】また、移動無線装置開発の初期段階では、
装置をエミュレータが接続できるような形にして、どの
処理状態にあるかを調べることも可能であるが、開発も
末期になると、商用化する実際の装置と同じような形態
で処理動作を確認する必要があるので、エミュレータが
使用できなくなる。また、例えエミュレータが使用でき
たとしても、エミュレータは通常携帯形には出来ていな
いので、フィールドにて確認を行う場合には、装置の運
搬設備などの準備が必要で、大掛かりで繁雑なテストと
なる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、従
来の移動無線装置では、装置の基本機能としてある表示
などを用いて装置の現在の動作状態を判断していたの
で、その判断では現状への推移が分からず、細かい状態
の相違などが確認できないと言う問題があった。またエ
ミュレータの使用にも限界があった。
【0006】そこで本発明では、他の特別な装置を使用
すること無く、装置自身の表示手段を用いて装置の動作
状態を容易に確認することができる移動通信装置の実現
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、基地局と移動無線通信システムを構成
し、発呼、着呼、位置登録、オーダ受信等の接続制御処
理を前記基地局に対して行う移動無線通信装置におい
て、前記接続処理を構成する個々の単位処理の実行を認
識する認識手段と、前記認識手段が認識した各単位処理
に対応する表示情報を認識の順に記憶する表示情報記憶
手段と、前記表示情報記憶手段が記憶した表示情報を認
識の順に表示する表示手段とを具備する。
【0008】
【作用】この様に、本発明では、各接続処理を構成する
個々の単位処理の表示情報を実行の順に記憶して表示す
るようにしたので、何時でも、どこにおいても装置の動
作状態とその推移を確認することができ、装置の動作、
システムの動作を調査する為に有効である。
【0009】
【実施例】以下本発明にかかる移動無線通信装置を添付
図面を参照にして詳細に説明する。
【0010】図1は、本発明の一実施例が適用される自
動車電話装置の構成を示す回路ブロック図である。この
自動車電話装置は、送信系10、受信系20及び制御系
30に大別される。尚、40は電源回路であり、電池4
1からの出力を基に装置に必要な動作電圧Vccを供給
する。
【0011】送信系10は、送話器としてのマイクロホ
ン11と、音声符号器(SPCOD)12と、誤り訂正
符号器(CHCOD)13と、デジタル変調器(MO
D)14と、乗算器15と、電力増幅器(PA)16
と、高周波スイッチ(SW)17と、アンテナ18から
構成される。音声符号器12では、マイクロホン11か
ら出力された送話信号の符号化が行われる。また誤り訂
正符号器13では、音声符号器12から出力されるデジ
タル化送話信号及び後述する制御回路31から出力され
るデジタル化制御信号の誤り訂正符号化が行われる。デ
ジタル変調器14では、誤り訂正符号器13から出力さ
れたデジタル化送信信号に応じた変調信号が発生され
る。乗算器15では、この変調信号が周波数シンセサイ
ザ32から出力される局部発振信号とミキシングされ、
これにより無線周波信号に周波数変換される。そして電
力増幅器16では、乗算器15から出力された無線送信
信号が所定の送信電力に増幅される。高周波スイッチ1
7は、制御回路31から指定された送信タイムスロット
の期間だけ導通状態になり、この期間に電力増幅器16
から出力された無線送信信号をアンテナ18に供給し
て、このアンテナ18から図示しない基地局に送信す
る。
【0012】これに対して、受信系20は、受信機(R
X)21と、デジタル復調器(DEM)22と、誤り訂
正復号器(CHDEC)23と、音声復号器(SPDE
C)24と、受話器としてのスピーカ25と、送信系1
0に共通な高周波スイッチ17と、アンテナ18から構
成される。
【0013】受信機21では、アンテナ18および高周
波スイッチ17で受信された受信高周波信号を、中間周
波信号又はベースバンド信号に直接周波数変換するため
のミキシング動作が行われる。デジタル復調器22で
は、受信機21から出力された受信デジタル信号に対す
るビット同期及びフレーム同期、つまりワード同期がと
られると共に、デジタル復調が行われる。そして、ワー
ド同期によって得られた同期信号は制御回路31に供給
される。誤り訂正復号器23では、デジタル復調器22
から出力されたデジタル復調信号の誤り訂正復号化が行
われる。この誤り訂正復号化により得られる信号は、デ
ジタル受話信号とデジタル制御信号とからなり、このう
ちデジタル受話信号は音声復調器24に入力され、デジ
タル制御信号はチャネル設定や通話制御などの制御の目
的で制御回路31に取り込まれる。音声復号器24では
デジタル通話信号の復調化処理が行われる。そして、こ
の復調化処理により元のアナログ信号に戻された受話信
号は、スピーカ25から擴声出力される。
【0014】一方、制御系30は、制御回路(CON
T)31と、周波数シンセサイザ(SYN)32と、シ
ステム識別情報メモリ(ID−ROM)33と、制御デ
ータメモリ(RAM)34と、コンソールユニット(C
U)35と、表示駆動回路36と、液晶表示器(LC
D)37とから構成される。
【0015】周波数シンセサイザ32は、制御回路31
によって指定された制御、通話、及び同期の各チャネル
周波数に対応する局部発振信号を発生する。
【0016】システム識別情報メモリ33は、例えばE
EPROMからなり、システム識別情報SIDAの登録
エリアを有している。このSIDA登録エリアには、使
用者が利用を希望する複数のシステムの識別情報SID
A1〜SIDAnが予め記憶されている。RAM34
は、ダイヤルキーにより入力された電話番号情報や、基
地局から各制御チャネルを介して送られてきたシステム
識別情報などの制御情報を必要に応じて一時記憶するた
めに使用される。コンソールユニット35には、ダイヤ
ルキーや発呼要求キー等のキーパッドが設けられてい
る。液晶表示器37は、表示駆動回路36により駆動さ
れるもので、ダイヤルキーにより入力された電話番号等
と共に、後述するシステム判定手段の判定結果を表す情
報を表示するために使用される。
【0017】制御回路31は例えば、マイクロコンピュ
ータを主制御部として備えたもので、装置の初期設定、
発着呼および通話に係わる一連の制御などの通常制御機
能に加えて、システム判定手段31aを備えている。
【0018】次に、以上のように構成された装置の動作
を制御回路31の操作手順に従って説明する。図2は、
制御回路31の操作手順のメインルーチンを示すフロー
チャートである。
【0019】図示しない電源スイッチが投入されると、
制御回路は先ずステップ2aによりリセット動作を実行
する。リセット動作の詳細は、図3に示したようなもの
で、先ずステップ3aで回路各部の状態がリセットさ
れ、続いて、ステップ3bでロック状態の設定監視が行
われる。ロック状態とは、第三者による装置の不正使用
を防止するためのものであり、ロック状態の設定操作が
行われると装置はロック状態となり、以後特定のキー操
作が行われない限り使用不可能になる。なお、このロッ
ク状態の設定されている状態で液晶表示器37には「L
OCK」が表示される(ステップ3c)。一方、ロック
状態の設定操作が行われていなかった場合には、液晶表
示器37にはステップ37dにて「NOSVC」が表示
される。
【0020】そうして、リセットが完了すると、制御回
路31は次にステップ2bによりイニシャライズ動作を
実行する。イニシャライズ動作は図4に示すフローのよ
うに行われる。まずステップ4aでイニシャライズ用の
複数の制御チャネル(Dチャネル)をスキャンし、これ
により受信電界強度が最も強いDチャネルと次に強いチ
ャネルがそれぞれ選択される。そして、ステップ4bに
おいて受信電界強度が最も強いDチャネルに対するビッ
ト同期およびフレーム同期、つまりワード同期を確立す
るための制御を行う。この制御により一定時間内にワー
ド同期が確立されると、ステップ4cに移行して、ここ
でDチャネルを介して基地局から送られた制御情報中か
らシステム識別情報SIDMを検出し、ステップ4eで
このSIDMをRAMに記憶させる。なおステップ4b
およびステップ4cにおいて、それぞれ一定時間内にワ
ード同期が確立できなかったり、システム識別情報が検
出出来なかった場合には、ステップ4dに移行して、こ
こで受信電界強度が次に強いDチャネルを選択し、この
Dチャネルについて再度、ステップ4b〜4eの制御を
行う。
【0021】このようにして、Dチャネルが決定する
と、制御装置は続いてステップ2cに移行し、ここで待
ち受け動作を行うための制御チャネル(Pチャネル)の
選択制御を実行する。すなわち、図5に示すごとく、ま
ずステップ5aで複数のPチャネルをスキャンし、受信
電界強度が最も強いPチャネルと次に強いチャネルをそ
れぞれ選択する。そして、ステップ5bにおいて受信電
界強度が最も強いPチャネルに対するビット同期および
フレーム同期、つまりワード同期を確立するための制御
を行う。そうして、一定時間内にワード同期が確立され
ると、ステップ5cに移行して、ここでPチャネルを介
して基地局から送られた制御情報中からシステム識別情
報SIDMを検出する動作を行い、一定時間内に検出さ
れると以後待受動作状態(ステップ2d)に移行する。
【0022】ステップ5bやステップ5cで、それぞれ
一定時間内にワード同期が確立されなかった場合や、シ
ステム識別情報が検出されなかった場合には、ステップ
5dに移行して、ここで受信電界強度が次に強いPチャ
ネルを選択し、このPチャネルについてワード同期の確
立と、システム識別情報の検出を行う。また、ステップ
5cにおいて、Pチャネルから検出されたシステム識別
情報SIDMが、イニシャライズ時にDチャネルから検
出されたシステム識別情報SIDMと一致しなかった場
合には、Pチャネルの選択を放棄して、そのままイニシ
ャライズ制御(ステップ2b)に戻る。
【0023】さて、このようにして移行した待受動作状
態(ステップ2d)で、Pチャネルを介して基地局から
着呼信号が到達したとする。そうすると、制御回路31
は、ステップ2eに移行し、ここで着呼応答制御を実行
する。
【0024】すなわち、制御回路31は、図6に示した
ように、まずステップ6aで通話チャネルを確立するた
めに使用するアクセスチャネルと呼ぶ複数の制御チャネ
ル(Aチャネル)をスキャンし、受信電界強度が最も強
いチャネルと次に強いそれぞれ選択する。そしてこの選
択されたAチャネルに対してワード同期を確立するため
の動作をステップ6bで行い、一定時間内にワード同期
が確立されると、ステップ6cに移行し、ここでAチャ
ネルを介して基地局から送られるシステム識別情報SI
DMを検出するための動作を行う。
【0025】このステップ6cで、一定時間内にシステ
ム識別情報SIDMが検出された場合には、制御回路3
1は、ステップ6fに移行し、ここで着呼応答信号をA
チャネルを介して基地局へ返送する。そして、この着呼
応答信号の返送後に、ステップ6gに移って基地局から
の通話チャネル指定信号の到来を待ち、通話チャネル指
定信号が受信されると、ショーテンドバースト信号を送
信してタイムアライメントの設定を行った後、ステップ
6hにおいて通話チャネル指定信号によって指定された
通話チャネル(DTチャネル)を補足して設定する。そ
して、この状態で呼出信号の受信待ち状態となる(ステ
ップ2f)。この状態で呼出信号が受信されると、例え
ば図示しないサウンダからリンガ音が発生され、以後制
御回路31は使用者の応答待ち状態(ステップ2g)に
なる。そしてリンガ音により着呼の発生を認識した使用
者がオフフック動作をして応答すると、制御回路31は
ステップ2hに移行して以後通話制御を実行する。
【0026】また、ステップ2fおよびステップ2gで
終話操作が行われた場合には、制御回路31はステップ
2iに移行しここで通話チャネルによる受信状態を解除
し、かつ、ステップ2jで送信系の動作を停止させた
後、イニシャライズ動作に復帰する。また、ステップ2
f、2gまたは2hの状態で、フェージングなどの影響
により受信電界強度が所定時間以上連続して所定レベル
以下に低下すると、制御回路31はステップ2jに移行
して、ここで送信系の動作を停止させ、その後イニシャ
ライズ動作に復帰する。
【0027】一方、待受動作状態(ステップ2d)にお
いて、発呼要求キーが操作されるか、または音声ダイア
ルにより発呼要求が発生したとする。そうすると制御回
路31はステップ2kに移行し、ここで発呼制御を次の
ように実行する。
【0028】図7はその制御手順と制御内容を示したフ
ローチャートである。
【0029】すなわち、制御回路31は、まずステップ
7aで発呼受付け時間を計時するためのタイマをスター
トさせる。この発呼受付け時間は例えば12秒に設定さ
れている。制御回路31は次にステップ7bで複数のA
チャネルをスキャンし、これにより、受信電界強度が最
も強いチャネルと次に強いそれぞれ選択する。そしてス
テップ7cでこの選択されたAチャネルに対してワード
同期を確立するための動作を行う。そうして、一定時間
内にワード同期が確立されると、制御回路31は、この
Aチャネルを介して基地局から送られるシステム識別情
報SIDMの検出を行い、システム識別情報SIDMが
検出されると、制御回路31はステップ7fで発呼意志
の確認を行う。ここで発呼意思があるかどうかの判定
は、発呼フラグが“1”であるか“0”であるかによっ
て行われる。発呼フラグは相手先の電話番号が入力され
た後、「SEND」キーが押された場合に“1”にセッ
トされる。ステップ7fで発呼意志ありと判定される
と、制御回路31はステップ7gで発振制御チャネル
(Aチャネル)を捕捉して設定する。そうして、捕捉さ
れた発振制御チャネルを使用して、先に使用者が入力し
た相手先の電話番号に相当する情報を含む発呼信号を基
地局に向けて送出する(ステップ7h)。なお、一定時
間内に発振制御チャネルが捕捉できない場合には、ステ
ップ7kで捕捉失敗と判断してステップ7fに戻る。
【0030】発呼信号を送出すると、制御装置31はス
テップ7iに移行し、ここで発呼応答信号の返送監視を
行う。そして、基地局から発呼応答信号が返送される
と、Aチャネルのスロット同期を確立した後、ショーテ
ンドバースト信号を送信してタイムアライメントを設定
し、しかるのちにステップ7jに移行する。そして、こ
のステップ7jにおいて、発呼応答信号により指定され
た通話チャネル(DTチャネル)を捕捉するための制御
を行い、DTチャネルの捕捉に成功すれば、以後通話状
態(ステップ2h)に移行する。なお、ステップ7iお
よび7jにおいて、それぞれ一定時間内に発呼応答信号
の返送が検出されなかったり、またDTチャネルの捕捉
に失敗すると、イニシャライズ動作に復帰する。
【0031】以上が、本発明が適用される自動車電話装
置の基本的な動作である。ここに本発明を適用する場合
を説明する。
【0032】まず発呼制御に適用する場合を図8で説明
する。図8は図7の発呼制御フローチャートをより詳し
く示したものである。図8の詳細の説明はここでは省略
するが、各処理、各判断内に示された()内の数字はそ
の処理、判断に対応した液晶表示部37での表示番号で
ある。
【0033】本発明では、表示番号が付された処理、判
断が実行されたとき、その表示番号を順に液晶表示部3
7に表示する機能を付加し、選択できるようにした。例
えば、図8のフローチャートでAチャネルスキャン8c
まで終了した段階では、“1”、“2”、“3”が液晶
表示部37に表示される。各処理、各判断内には、例え
ば8j、8qのように表示番号が付されていないものも
あるが、これらも前後の表示からどの経路を辿って処理
されたかが容易に推察できる。
【0034】図9は、本発明が着呼応答制御に適用され
た場合のフローチャートを示す。図9は詳細説明は省く
が図6をより詳しく示したものであり、()内の数字は
その処理、判断に対応した液晶表示部37での表示番号
である。表示番号が付された処理、判断が実行されたと
き、その表示番号を順に液晶表示部37に表示されるの
は、発呼制御の時と同様である。各処理、各判断内に
は、例えば9i、9qのように表示番号が付されていな
いものもあるが、これらは前後の表示からどの経路を辿
って処理されたかが容易に推察できるものである。ま
た、発呼制御と着呼応答制御以外の位置登録、オーダ受
信処理にも同様にフローチャートに対応した表示番号を
付して表示することができ、各制御処理の区別は表示番
号の頭にページ番号を付すことで区別する。
【0035】次に、発呼、着呼応答等による通話終了後
の待受状態で前回の接続処理がどうであったかを再度確
認したい場合には、図11に示すように特定のキーを入
力することにより、接続処理内容を液晶表示部37に表
示したり、記憶されている接続処理内容を消去すること
ができる。例えば、“コール”、“*”、“1”をキー
入力すると(11a)発呼接続処理の情報が表示され
(11b)、“メモリ”、“*”、“1”を入力すると
(11e)発呼接続処理の情報を消去出来る(11
f)。尚、消去には特別の処理を設けず、新たに表示情
報が書き込まれることによって先の情報を消去するよう
にしてもよい。
【0036】以上本実施例では自動車電話を例にして説
明したが、携帯無線電話装置、コードレス電話機、さら
にMCAシステム等の他の移動無線通信システムで使用
される移動端末装置にも適用できる。更に、デジタル変
調方式を採用した移動無線装置以外に、アナログ変調方
式を採用した移動無線装置や、デジタル変調方式とアナ
ログ変調方式を選択的に使用するいわゆるデュアルモー
ドの移動無線装置にも同様に使用できる。
【0037】本発明はまた、装置の構成や制御回路の制
御手順及び制御内容、処理の種類や内容、記憶手段の種
類や構成、表示手段の種類や構成、表示形態等について
も、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施
できる。
【0038】
【発明の効果】以上述べたように、本発明では、基地局
と移動無線通信システムを構成し、発呼、着呼、位置登
録、オーダ受信という接続制御処理を基地局に対して行
う移動無線通信装置において、各接続処理を構成する個
々の単位処理の実行を認識する手段と、認識した各単位
処理に対応する表示情報を処理の順に記憶する手段と、
記憶した表示情報を処理の順に表示する手段とを設けた
ので、表示された内容を辿ることによって装置がどの様
な処理を実行したかを容易に確認することができる。
【0039】この時、外部の装置や道具、電源などを必
要としないので、設備全体を小形化でき、可搬性を増す
ことができる。
【0040】これにより、移動無線通信システムとして
移動無線通信装置と基地局との接続シーケンス等の確
認、フィールドテスト等に非常に有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における自動車電話装置の構
成を示すブロック図。
【図2】図1に示す装置の制御部のメインルーチンを示
すフローチャート。
【図3】図2に示すフローチャート中でリセット動作の
手順と内容を示すフローチャート。
【図4】図2に示すフローチャート中でイニシャライズ
動作の手順と内容を示すフローチャート。
【図5】図2に示すフローチャート中でPチャネル選択
動作に関する制御手順とその内容を示すフローチャー
ト。
【図6】図2に示すフローチャート中で着呼応答制御に
関する制御手順とその内容を示すフローチャート。
【図7】図2に示すフローチャート中で発呼制御動作に
関する制御手順とその内容を示すフローチャート。
【図8】図7のフローチャート中の個々の単位制御及び
その表示情報を示すフローチャート。
【図9】図6のフローチャート中の個々の単位制御及び
その表示情報を示すフローチャート。
【図10】各接続制御における表示情報の処理手順を示
すフローチャート。
【図11】表示情報の表示と消去処理の手順を示すフロ
ーチャート。
【符号の説明】
10 送信系 11 マイクロホン11 12 音声符号器(SPCOD) 13 誤り訂正符号器(CHCOD) 14 デジタル変調器(MOD) 15 乗算器 16 電力増幅器(PA) 17 高周波スイッチ(SW) 18 アンテナ 20 受信系 21 受信機(RX) 22 デジタル復調器(DEM) 23 誤り訂正復号器(CHDEC) 24 音声復号器(SPDEC) 25 スピーカ 30 制御系 31 制御回路(CONT) 31a 実行された各単位処理を認識する手段 31b 実行された各単位処理の表示情報を記憶する手
段 32 周波数シンセサイザ(SYN) 33 システム識別情報メモリ(ID−ROM) 34 制御データメモリ(RAM) 35 コンソールユニット(CU) 36 表示駆動回路 37 液晶表示器(LCD) 40 電源回路 41 電池

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基地局と移動無線通信システムを構成
    し、発呼、着呼、位置登録、オーダ受信等の接続制御処
    理を前記基地局に対して行う移動無線通信装置におい
    て、 前記接続処理を構成する個々の単位処理の実行を認識す
    る認識手段と、 前記認識手段が認識した各単位処理に対応する表示情報
    を認識の順に記憶する表示情報記憶手段と、 前記表示情報記憶手段が記憶した表示情報を認識の順に
    表示する表示手段とを有することを特徴とする移動無線
    通信装置。
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