JPH07283555A - 防水パッキン構造とこの防水パッキン構造を用いた防水方法 - Google Patents

防水パッキン構造とこの防水パッキン構造を用いた防水方法

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JPH07283555A
JPH07283555A JP7582394A JP7582394A JPH07283555A JP H07283555 A JPH07283555 A JP H07283555A JP 7582394 A JP7582394 A JP 7582394A JP 7582394 A JP7582394 A JP 7582394A JP H07283555 A JPH07283555 A JP H07283555A
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JP
Japan
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waterproof
packing
wiring
waterproof wall
packings
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JP7582394A
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Tomoyoshi Nakaigawa
知由 中井川
Katsuhiro Azuma
勝広 我妻
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来の防水パッキンに比べ防水性能を向上さ
せることができる防水パッキン構造を提供することにあ
る。 【構成】 パッキン本体2に二重に防水壁部5を形成
し、これら防水壁部5間にパッキン本体2の長手方向に
所定の間隔をおいて複数の補強リブ6を形成したもので
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、防水パッキン構造とこ
の防水パッキン構造を用いた防水方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】上ケースと下ケースとを備え、下ケース
には、電気機器本体が収容してあって、この電気機器本
体の基板部に配線が結線されている電気機器において、
上ケースと下ケースとを互いに嵌合して、上、下ケース
間から前記配線を外部に導出する場合、この配線導出部
に防水パッキンを設けて、上、下ケース内に浸水しない
ようにしている。
【0003】そして、上記従来の防水パッキンは図4お
よび図5に示すように合成ゴム性のパッキン本体20
に、このパッキン本体20の長手方向に所定の間隔をお
いて複数の配線挿通孔21を形成し、これらの配線挿通
孔21の開口端部を膜体22で塞ぎ、この膜体22に破
りやすいように溝(図示せず)を形成したものである。
【0004】そして、前記防水パッキンを前記配線導出
部に設けて、前記膜体22を溝の部分で破り、配線挿通
孔21に前記配線を挿通していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の防水パッキン構造であると、配線前に、配線挿通孔
21の膜体22を溝の部分で破り、配線が挿通できるよ
うにするという準備作業が発生し、さらに、配線挿通孔
21に配線を挿通しなければならず作業性が悪いという
問題点があった。
【0006】本発明は、上記の問題点に着目して成され
たものであって、その第1の目的とするところは、従来
の防水パッキンに比べ防水性能を向上させることができ
る防水パッキン構造を提供することにある。
【0007】また、本発明の第2の目的とするところ
は、作業性を大幅に改善することができる防水方法を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の第1の目的を達成
するために、本発明の防水パッキン構造は、パッキン本
体に、その端縁部で配線に接する防水壁部を二重に形成
したことを特徴とする。
【0009】また、上記の第2の目的を達成するため
に、本発明の防水方法は、パッキン本体に、その端縁部
で配線に接する防水壁部を二重に形成して構成された防
水パッキンを2個用い、これらの防水パッキンの前記防
水壁部の端縁部で配線を圧接挟持するようにしたことを
特徴とする。
【0010】
【作用】本発明の防水パッキン構造にあっては、防水壁
部を、その端縁部で配線に接して、配線導出部分の防水
を図った場合、外側の防水壁部を水が通り抜けても内側
の防水壁部で水の侵入を防ぐため従来の防水パッキンに
比べ防水性能を向上させることができる。
【0011】また、本発明の防水方法にあっては、例え
ば、一方の防水パッキンを一方のケースに、他方の防水
パッキンを他方のケースにそれぞれ設け、両ケースを互
いに嵌合して組み立てるだけで前記配線を防水パッキン
の防水壁部で挟み込んで防水作業も完了するため、従来
の防水パッキンのように配線挿通孔を開口した後にこの
配線挿通孔に配線を通すという作業が発生せず、作業性
を大幅に改善することができる。また、同形状の防水パ
ッキンを対にして使用するため部品の有効活用が図れ
る。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は本発明に係わる防水パッキン構造の斜視
図、図2の(1)は同防水パッキン構造の正面図、図2
の(2)は(1)のA−A線に沿う断面図、図2の
(3)は(1)のB−B線に沿う断面図、図3は本発明
に係わる防水パッキン構造のケースへの組立状態を示す
分解斜視図である。
【0013】図中1は防水パッキンであり、この防水パ
ッキン1は、受部4と、二重の防水壁部5と、複数の補
強リブ6とをそれぞれ一体に合成ゴムより成形して構成
されている。すなわち、防水パッキン1はパッキン本体
2を有しており、このパッキン本体2の一側部が受部4
になされ、他側部には二重に防水壁部5が形成してあ
り、これら防水壁部5は前記受部4の表裏の面部と同一
平面内に位置している。そして、前記防水壁部5間には
パッキン本体2の長手方向に所定の間隔をおいて複数の
補強リブ6が設けてある。
【0014】図中7は上ケースであり、8は下ケースで
ある。上ケース7の端面部9にはパッキン装着部10が
形成してあり、また、下ケース8の端面部11には配線
整列部材12が装着してあり、この配線整列部材12の
後部にパッキン装着部13が形成してある。
【0015】そして、前記上ケース7のパッキン装着部
10には、前記防水パッキン1が、その受部4を上にし
て装着してあり、前記下ケース8のパッキン装着部13
には、前記防水パッキン1が、その受部4を下にして装
着してあり、上下の防水パッキン1は、その防水壁部5
側を対向させている。
【0016】また、前記下ケース8内には、電気機器本
体14が収容してあって、この電気機器本体14の基板
部15に結線された配線16は下側の防水パッキン1の
上を這って前記配線整列部材12の整列部12aを経て
外部に導出されている。
【0017】したがって、下ケース8に上ケース7を嵌
合して電気機器を組み立てると、前記配線16は上下の
防水パッキン1の防水壁部5間に圧接挟持される。この
場合、防水壁部5が内外の二重になっているために、外
側の防水壁部5を水が通り抜けても内側の防水壁部5で
水の侵入を防ぐため従来の防水パッキンに比べ防水性能
は向上する。
【0018】また、上、下ケース7、8を互いに嵌合し
て組み立てるだけで前記配線16を上下の防水パッキン
1の防水壁部5で挟み込んで防水作業も完了するため、
従来の防水パッキンのように配線挿通孔を開口した後に
この配線挿通孔に配線を通すという作業が発生せず、作
業性を大幅に改善することができる。
【0019】また、同形状の防水パッキンを対にして使
用するため部品の有効活用が図れる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の防水パッ
キン構造は、パッキン本体に、その端縁部で配線に接す
る防水壁部を二重に形成したものであるから、防水壁部
を、その端縁部で配線に接して、配線導出部分の防水を
図った場合、外側の防水壁部を水が通り抜けても内側の
防水壁部で水の侵入を防ぐため従来の防水パッキンに比
べ防水性能を向上させることができる。
【0021】また、本発明の防水方法は、パッキン本体
に、その端縁部で配線に接する防水壁部を二重に形成し
て構成された防水パッキンを2個用い、これらの防水パ
ッキンの前記防水壁部の端縁部で配線を圧接挟持するよ
うにしたから、例えば、一方の防水パッキンを一方のケ
ースに、他方の防水パッキンを他方のケースにそれぞれ
設け、両ケースを互いに嵌合して組み立てるだけで前記
配線を防水パッキンの防水壁部で挟み込んで防水作業も
完了するため、従来の防水パッキンのように配線挿通孔
を開口した後にこの配線挿通孔に配線を通すという作業
が発生せず、作業性を大幅に改善することができる。
【0022】また、同形状の防水パッキンを対にして使
用するため部品の有効活用が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる防水パッキン構造の斜視図
【図2】(1)は同防水パッキン構造の正面図 (2)は(1)のA−A線に沿う断面図 (3)は(1)のB−B線に沿う断面図
【図3】本発明に係わる防水パッキン構造のケースへの
組立状態を示す分解斜視図
【図4】従来の防水パッキン構造の斜視図
【図5】(1)は同防水パッキン構造の断面図 (2)は同防水パッキン構造の側面図 (3)は同防水パッキン構造の平面図
【符号の説明】
2 パッキン本体 5 防水壁部 6 補強リブ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パッキン本体に、その端縁部で配線に接
    する防水壁部を二重に形成したことを特徴とする防水パ
    ッキン構造。
  2. 【請求項2】 パッキン本体に、その端縁部で配線に接
    する防水壁部を二重に形成して構成された防水パッキン
    を2個用い、これらの防水パッキンの前記防水壁部の端
    縁部で配線を圧接挟持するようにしたことを特徴とする
    防水方法。
JP07582394A 1994-04-14 1994-04-14 防水パッキン構造を有する電気機器 Expired - Fee Related JP3538884B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09199867A (ja) * 1996-01-22 1997-07-31 Nec Corp 防水機能付き屋外設置筐体
JP2006351905A (ja) * 2005-06-17 2006-12-28 Oi Electric Co Ltd 防水ケース
JP2007129888A (ja) * 2005-10-07 2007-05-24 Kawamura Electric Inc 配線ダクト

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JP2006351905A (ja) * 2005-06-17 2006-12-28 Oi Electric Co Ltd 防水ケース
JP2007129888A (ja) * 2005-10-07 2007-05-24 Kawamura Electric Inc 配線ダクト

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