JPH072833U - 換気扇等のグリル取付装置 - Google Patents

換気扇等のグリル取付装置

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Publication number
JPH072833U
JPH072833U JP2887593U JP2887593U JPH072833U JP H072833 U JPH072833 U JP H072833U JP 2887593 U JP2887593 U JP 2887593U JP 2887593 U JP2887593 U JP 2887593U JP H072833 U JPH072833 U JP H072833U
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JP
Japan
Prior art keywords
grill
wire spring
main body
sliding plate
ventilation fan
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Pending
Application number
JP2887593U
Other languages
English (en)
Inventor
健蔵 安富
Original Assignee
三洋電機株式会社
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Publication date
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Publication of JPH072833U publication Critical patent/JPH072833U/ja
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 二股状の線バネ12を開閉するための摺動板14
を設けたコ字状の下側係止具9をグリル10に装着し、か
つこの下側係止具9に係合するコ字状の上側係止具21を
本体ケ−ス1の側壁に装着し、上記摺動板14は上側係止
具21により押し下げられることにより、線バネ12が開状
態となり、グリル10は本体ケ−ス1に固定される。 【効果】 機器本体よりグリルを下方に引き下げた状態
で、機器本体とグリルとの間に隙間を作り、この隙間か
ら手を入れて着脱操作をするような必要がなく、機器本
体の保守、点検の際に装着された化粧板を容易に着脱す
ることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は天井面等に取り付けられる換気扇等のグリル取付装置に関し、特に 弾性部材を介してグリルを取り付けるようにしたグリルの取り付け構造を改良し たものである。
【0002】
【従来の技術】
室壁に取り付けられた換気扇等の機器本体は、室壁側にグリルが装着されてい るが、機器本体の保守、点検の際などに上記グリルを取り外さなければならない 。そこで従来より特開昭61−52540号公報、実公昭60−27859号公 報などで、グリルの着脱に関する様々の技術が公開されている。
【0003】 例えば、図4は、従来の天井用換気扇の機器本体25からグリル26を取り外した 状態を示す斜視図である。天井に取り付けられる天井用換気扇の機器本体25は該 機器本体25の通気口部27の外縁部に、長孔29、29を夫々有するフランジ部28、28 が折曲形成されている。一方グリル26には二股状の線バネ30、30が取付具31、31 を介して装着されている。該線バネ30、30は機器本体通気口部27の外縁部に形成 された長孔29、29に挿入係合させることによって、グリル26を機器本体25の通気 口部27に取り付ける構成としている。
【0004】 また上記従来例では二股状の線バネ30、30を挿入する長孔29、29を通気口部27 外縁部のフランジ部28、28に形成したが、長孔を有した取付具を機器本体内部に 配設したものもある。さて上記構成で、グリル26を取り付ける場合、線バネ30、 30を狭め、その状態を保持しつつ該線バネ30、30をフランジ部28、28の長孔29、 29に挿入しなければならず、また逆にグリル26を取り外す場合も、同様に線バネ 30、30を狭めた状態で長孔29、29から抜脱しなければならない。さらに、上記線 バネ30、30はグリル26を保持するほどの強い反発力を有するものであるため、上 記着脱操作には多大な力を要する。
【0005】 つまり、上記従来の構成では、機器本体25よりグリル26を下方に引き下げた状 態で、機器本体25とグリル26との間に隙間を作り、上記隙間から手を入れて着脱 操作をしなければならず、グリル26の着脱操作が極めて面倒であり、機器本体25 の保守、点検に不便であった。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上記問題点に鑑みてなされたもので、機器本体へのグリルの着脱操作 を簡単にし、よって機器本体の保守、点検を容易に行い得る換気扇等のグリル取 付装置を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記事情に鑑みてなされたものであり、天井面等に取り付けられ、本 体ケ−スの開口を覆うグリルを有する換気扇等のグリル取付装置において、二股 状の線バネを支持し、かつ該二股状の線バネを開閉するための摺動板を設けたコ 字状の下側係止具を上記グリルに固定するとともに、上記下側係止具に係合する コ字状部を有する上側係止具を上記本体ケ−スの側壁に固定し、該上側係止具に は上記二股状の線バネを挿通する挿通孔が穿設されており、該挿通孔は上記線バ ネが摺動板による閉状態において自由端間が挿通できる大きさであり、上記摺動 板は上側係止具により押し下げられことにより、上記線バネが開状態となり、上 記グリルが本体ケ−スに装着されることを特徴とするものである。
【0008】
【作用】
本考案によれば、グリルに装着された下側係止具の摺動板を上方に摺動させる ことによって、二股状の線バネを閉状態で保持することができる。この状態で本 体ケ−ス側面に固定された上側係止具の挿通孔に線バネの自由端を挿入し、さら にグリルを押し上げることにより、上側係止具の突片は摺動板を押し下げ、それ にともない線バネが拡開する。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に基づき説明する。
【0010】 図1は本考案の一実施例に係るダクト用換気扇の正面要部断面図である。1は 天井板2にネジ3で固定されたダクト用換気扇の本体ケ−スであり、この本体ケ −ス1の上面にはファン4を駆動するモ−タ5が装着されている。6はオリフィ ス部を有する仕切り板であり、ファン4を取り巻くケ−シング(図示されてない )とともに気密室を形成している。7は本体ケ−ス1の排気口に固着された接続 部で屋外に連通したダクト8が接続されている。
【0011】 9はグリル10の裏面に装着されたコ字状の下側係止具で、底辺部の折り曲げ片 11には二股状の線バネ12のコイル支持部13が固定されている。14は摺動板であり 、中央部に二股状の線バネ12を開閉差せるための摺動穴15が形成されている。こ の摺動穴15は一方向に開口16が形成されており、線バネ12が挿入されやすいよう に形成されている。
【0012】 摺動板14は図2に示すように左右両縁部に長孔18、18が穿設されており、下側 係止具9の左右両側板19、19が摺動自在に挿入されている。また下側係止具9の 左右両側板19、19の端部には摺動板14の抜け止め防止用の爪部20が設けられてい る。この爪部20は左右両側板19、19の端部に形成された凸部を捩じることにより 形成されたものである。
【0013】 21は上記グリル10に装着された下側係止具9に係合する上側係止具であり、本 体ケ−ス1の側面に固定されている。この上側係止具21の下方部は上記下側係止 具9と同様にコ字状に形成されており、かつ水平片部には線バネ12を挿通する挿 通孔22が穿設されている。水平部の両側縁には下方に向かって突片23、23が形成 されており、この両突片23、23の間隔は摺動板14の長さよりは狭く形成されてい る。
【0014】 上記構成において、まず図2に示すように下側係止具9に摺動自在に挿入され ている摺動板14を上方に持ち上げる。これにより摺動穴15に挿入されている線バ ネ12の自由端17は閉じられた状態で保持される。この状態で自由端17の間隔は上 記上側係止具21の水平部分に穿設された挿通孔22よりは狭く保持されており、線 バネ12の自由端17は容易に挿通孔22に挿通させることができる。
【0015】 そしてこの状態でグリル10を上方に押し上げると上記上側係止部21の突片23、 23が摺動板14を押し下げ、これに伴って線バネ12が拡開していく。そして最終的 には図3のような状態となり、グリル10が線バネ12を介して本体に容易に装着さ れる。
【0016】 また、グリル10を取り外すときにはグリル10を下方に引き下げることにより、 上側係止具21の挿通孔22に線バネ12が摺動しながら閉じられていき、最後に摺動 板14を抜け止め防止用の爪部20に当るまで押し上げることにより、線バネ12は挿 通孔22への挿入時と同じ閉状態となり、容易に挿通孔22から抜くことができる。
【0017】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、グリルに装着された下側係止具の摺動板を上方 に摺動させることによって、二股状の線バネを閉状態で保持することができ、グ リルの着脱の際に上側係止具の挿通孔に線バネの自由端を容易に挿入することが できる。また、上記状態で本体ケ−ス側面に固定された上側係止具の挿通孔に線 バネの自由端を挿入し、さらにグリルを押し上げることにより、上側係止具の突 片は摺動板を押し下げ、それにともない線バネが拡開し、グリルが装着できるこ とから、機器本体よりグリルを下方に引き下げた状態で、機器本体とグリルとの 間に隙間を作り、この隙間から手を入れて着脱操作をするような必要がなく、機 器本体の保守、点検の際に装着されたグリルを容易に着脱することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係るダクト用換気扇の要部
断面正面図である。
【図2】同実施例の要部斜視図である。
【図3】同実施例の要部斜視図である。
【図4】本考案の従来例であるダクト用換気扇の斜視図
である。
【符号の説明】
1 本体ケ−ス 9 下側係止具 10 グリル 12 線バネ 14 摺動板 21 上側係止具 22 挿通孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井面等に取り付けられ、本体ケ−スの
    開口を覆うグリルを有する換気扇等のグリル取付装置に
    おいて、二股状の線バネを支持し、かつ該二股状の線バ
    ネを開閉するための摺動板を設けたコ字状の下側係止具
    を上記グリルに固定するとともに、上記下側係止具に係
    合するコ字状部を有する上側係止具を上記本体ケ−スの
    側壁に固定し、該上側係止具には上記二股状の線バネを
    挿通する挿通孔が穿設されており、該挿通孔は上記線バ
    ネが摺動板による閉状態において自由端間が挿通できる
    大きさであり、上記摺動板は上側係止具により押し下げ
    られことにより、上記線バネが開状態となり、上記グリ
    ルが本体ケ−スに装着されることを特徴とする換気扇等
    のグリル取付装置。
JP2887593U 1993-05-31 1993-05-31 換気扇等のグリル取付装置 Pending JPH072833U (ja)

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JP2887593U JPH072833U (ja) 1993-05-31 1993-05-31 換気扇等のグリル取付装置

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JP2887593U JPH072833U (ja) 1993-05-31 1993-05-31 換気扇等のグリル取付装置

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JPH072833U true JPH072833U (ja) 1995-01-17

Family

ID=12260563

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013029311A (ja) * 2012-11-09 2013-02-07 Panasonic Corp 換気装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013029311A (ja) * 2012-11-09 2013-02-07 Panasonic Corp 換気装置

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