JPH07282668A - 切換スイッチのつまみ取付構造 - Google Patents

切換スイッチのつまみ取付構造

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JPH07282668A
JPH07282668A JP9589594A JP9589594A JPH07282668A JP H07282668 A JPH07282668 A JP H07282668A JP 9589594 A JP9589594 A JP 9589594A JP 9589594 A JP9589594 A JP 9589594A JP H07282668 A JPH07282668 A JP H07282668A
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knob
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locking member
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Yoshiharu Hayasaka
佳春 早坂
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 調整用凹溝を有する面半田付け型の小型切換
スイッチでも、外部からの操作用部品として使用可能な
つまみを取り付けることができるつまみ取付構造を提供
する。 【構成】 つまみ取付用軸を有しない切換スイッチに対
してつまみを取り付けるためのつまみ取付構造におい
て、電子機器の外筐体に設けられたつまみ取付穴7と、
つまみ取付穴7と位置整合して設けられたつまみ固定板
15と、つまみ固定板15に設けられた第1つまみ係止
部材(8,9)と、第1つまみ係止部材(8,9)と結
合するための第2つまみ係止部材(11,12)を有す
るつまみ2を具備し、つまみ2がつまみ固定板15を介
してつまみ取付穴7に挿入されたとき、第1及び第2つ
まみ係止部材(8,9,11,12)の相互結合によっ
て、つまみ固定板15に回転可能に固定され、つまみ2
の先端に設けられた先端突起13が切換スイッチ4の調
整用凹溝14内に嵌合するようにした構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、携帯無線電話機等に使
用される例えばロータリー切換スイッチのつまみ取付構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯無線電話機等に使用されるロ
ータリー切換スイッチ21は、図6に示すように軸穴が
設けられた機器筐体22にワッシャ23やナット24等
を用いて固定され、その後に切換スイッチ21のつまみ
軸につまみを装着するものであった。
【0003】また近年、携帯無線電話機等の電子機器は
ますます小型化される傾向にあり、これに対応するため
にプリント基板に取り付けられるスイッチ部品の一部に
は、面半田付け型のスイッチ部品が多く採用され始めて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図6に
示すつまみ軸を有する切換スイッチの場合には、それ単
独で機器筐体にナット等を利用して固定されるために、
プリント基板と切換スイッチ間の配線等が必要になる場
合があり、また切換スイッチを直接プリント基板等に実
装した場合には、他の部品に比べて切換スイッチの占有
スペースが大となるために、機器内部のスペースを有効
に利用できないという問題があった。さらに、ナット等
の固定具のためのスペースも必要となる等の不都合があ
った。
【0005】一方プリント基板等に面半田付けされる小
型切換スイッチ部品の場合には、例えば切り換え調整用
の凹溝を有するロータリー切換スイッチでは、その部品
の調整作業に凹溝を回転させるためのドライバー等工具
を必要とし、工具がないと簡単に操作することが困難な
ため、外部からの操作用部品として使用するには無理が
あるという問題があった。
【0006】本発明は上記の課題に鑑み、調整用凹溝を
有する面半田付け型の小型切換スイッチでも、外部から
の操作用部品として使用可能なつまみを取り付けること
ができるつまみ取付構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、つまみ取付用軸を有しない切換スイッチに
対してつまみを取り付けるためのつまみ取付構造におい
て、電子機器の外筐体に設けられたつまみ取付穴と、つ
まみ取付穴と位置整合して設けられたつまみ固定板と、
つまみ固定板に設けられた第1つまみ係止部材と、第1
つまみ係止部材と結合するための第2つまみ係止部材を
有するつまみを具備し、つまみがつまみ固定板を介して
つまみ取付穴に挿入されたとき、第1及び第2つまみ係
止部材の相互結合によって、つまみ固定板に回転可能に
固定され、つまみの先端に設けられた先端突起が切換ス
イッチの調整用凹溝内に嵌合するようにした構成とす
る。
【0008】さらに本発明の切換スイッチのつまみ取付
構造において、つまみにつまみ取付穴の内周面と接触す
るOリングを有した構成とする。
【0009】
【作用】本発明によれば、外筐体の表面につまみを挿入
するためのつまみ取付穴及びつまみを回転可能に固定す
るつまみ固定板を設け、つまみ挿入機構、抜け止め機構
及び先端突起を有するつまみを、つまみ固定板を介して
つまみ取付穴に挿入する。これによって、つまみ用の回
転軸を有しない例えば面半田付け型の小型切換スイッチ
に対して、外部からの操作用部品として使用可能なつま
みを簡便に取り付けることが可能となる。
【0010】さらに、つまみ取付穴の内周面に接触して
つまみにOリングを設ける。これによって、つまみの固
定が達成されるとともに、電子機器の外筐体の厚みの範
囲内でつまみ部分における防水が達成され、電子機器の
小型化が図れる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例につき図1から図5
を参照して詳細に説明する。図1において、外筐体1に
対してビス17等で固定されるプリント基板5上に、面
半田付け型のロータリー式切換スイッチ4が半田付け等
により固定されている。この切換スイッチ4には調整用
の凹溝(マイナス溝またはプラス溝)14が設けられて
おり、この凹溝14に後述するつまみ2の先端突起13
が嵌合され、つまみ2の回動によって切換スイッチ4が
調整される。
【0012】無線機器の外筐体1の表面には、つまみ2
を挿入するための取付穴7が設けられ、またつまみ2を
回転可能に固定するためのつまみ固定板15が、外筐体
1の表面に例えば接着剤等で固定されている。外筐体1
の内側には、凹溝14と取付穴7とが整合するように切
換スイッチ4を位置決めするための位置決めリブ6が外
筐体1と一体成型で設けられている。
【0013】まず例えば合成樹脂材料から成るつまみ固
定板15の構造について説明する。図1から図4におい
て、つまみ固定板15には、取付穴7の外周に沿って円
弧状の少なくとも1つのスリット9(図においては2
個)が設けられ、そのスリット9と取付穴7との間に
は、つまみ2の抜けを防止するための少なくとも1つの
つまみ抜け押さえ部8(図においては2個)が設けられ
ている。なお切込み部16は、つまみ抜け押さえ部8の
柔軟性を確保するためのものである。
【0014】一方、つまみ2の構造は図1、図2及び図
5に示されるもので、例えば一体成型されたつまみ2の
指でつまむ部分のすぐ下方には、つまみ2が取付穴7に
挿入されたとき、必要以上に挿入されるのを防止するた
めの段差部10が設けられている。またその下方には抜
け止め突起11が少なくとも1ヶ所(図においては2ヶ
所)に設けられている。さらに、この抜け止め突起11
の下方には滑り斜面12がそれぞれ設けられている。
【0015】次に、つまみ挿入時における動作について
説明する。つまみ2がつまみ固定板15を介して取付穴
7に挿入されると、つまみ2の滑り斜面12は抜け押さ
え部8は滑り斜面12を滑り、図4に示すように抜け止
め突起11によって比較的柔軟な抜け押さえ部8が外周
方向に押しやられるため、抜け押さえ部8は図4に示す
位置までたわむ。その結果、つまみ2は図1に示すよう
な挿入完了位置まで挿入される。この位置で抜け止め突
起11は抜け押さえ部8の下面に接するので、つまみ2
は回転可能に係止されるとともに、つまみ2の先端突起
13は切換スイッチ4の凹溝14と正しく嵌合する。
【0016】なお図1に示すように、取付穴7の内周面
に接触してつまみ2にOリングを設けることにより防水
機能が得られるとともに、外筐体1とつまみ2とのすき
間を補いつまみ2のガタつきを防止できる。
【0017】また、つまみ2が取付穴7に完全に挿入さ
れたときには、つまみ2の基部が少し広がりを有してい
るため、つまみ固定板15に設けられたスリット9等は
その基部によって覆われて見えず好適な外観が保たれ
る。
【0018】
【発明の効果】以上述べたように本発明の切換スイッチ
のつまみ取付構造では、つまみ用の回転軸を有しない例
えば面半田付け型の小型切換スイッチに対して、外部か
らの操作用部品として使用可能なつまみを簡便に取り付
けることができるという効果を有する。
【0019】さらに、つまみ取付穴の内周面に接触して
つまみにOリングを設けることにより、つまみの固定が
達成されるとともに、電子機器の外筐体の厚みの範囲内
でつまみ部分における防水が達成され、電子機器の小型
化が図れるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるつまみ取付構造を示
す概略断面図である。
【図2】実施例におけるつまみとつまみ固定板との構成
を示す斜視図である。
【図3】実施例におけるつまみ取付板の構成を示す平面
図である。
【図4】実施例において、つまみがつまみ取付板に挿入
されたときの抜け押さえ部のたわみを説明するためのつ
まみ取付板の平面図である。
【図5】実施例におけるつまみの底面を示す底面図であ
る。
【図6】従来の切換スイッチの取付方法を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 外筐体 2 つまみ 3 Oリング 4 切換スイッチ 5 プリント基板 6 位置決めリブ 7 取付穴 8 つまみ抜け押さえ部 9 スリット 10 段差部 11 抜け止め突起 12 滑り斜面 13 先端突起 14 凹溝 15 つまみ固定板 16 切込み部 17 ビス

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 つまみ取付用軸を有しない切換スイッチ
    に対してつまみを取り付けるためのつまみ取付構造にお
    いて、 電子機器の外筐体に設けられたつまみ取付穴と、前記つ
    まみ取付穴と位置整合して設けられたつまみ固定板と、
    前記つまみ固定板に設けられた第1つまみ係止部材と、
    前記第1つまみ係止部材と結合するための第2つまみ係
    止部材を有するつまみを具備し、 前記つまみが前記つまみ固定板を介して前記つまみ取付
    穴に挿入されたとき、前記第1及び第2つまみ係止部材
    の相互結合によって、前記つまみ固定板に回転可能に固
    定され、前記つまみの先端に設けられた先端突起が前記
    切換スイッチの調整用凹溝内に嵌合するようにしたこと
    を特徴とする切換スイッチのつまみ取付構造。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記第1つまみ係止
    部材が、前記つまみ固定板に設けられた少なくとも1つ
    のスリットと、少なくとも1つのつまみ抜け押さえ部と
    から構成されることを特徴とする切換スイッチのつまみ
    取付構造。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記第2つまみ係止
    部材が、前記つまみに設けられた少なくとも1つの突起
    で構成されることを特徴とする切換スイッチのつまみ取
    付構造。
  4. 【請求項4】 請求項1において、前記つまみが、前記
    つまみ取付穴の内周面と接触するOリングを有すること
    を特徴とする切換スイッチのつまみ取付構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7465055B2 (en) 2004-04-16 2008-12-16 Nec Viewtechnology, Ltd. Rotary operation mechanism, electronic apparatus and projector

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6392925U (ja) * 1986-12-03 1988-06-15

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US7465055B2 (en) 2004-04-16 2008-12-16 Nec Viewtechnology, Ltd. Rotary operation mechanism, electronic apparatus and projector

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