JPH07282006A - 文字メッセージ通信装置 - Google Patents

文字メッセージ通信装置

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Publication number
JPH07282006A
JPH07282006A JP6100698A JP10069894A JPH07282006A JP H07282006 A JPH07282006 A JP H07282006A JP 6100698 A JP6100698 A JP 6100698A JP 10069894 A JP10069894 A JP 10069894A JP H07282006 A JPH07282006 A JP H07282006A
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JP
Japan
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text message
unit
voice
message
cryptographic information
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Application number
JP6100698A
Other languages
English (en)
Inventor
Keita Nabeshima
慶太 鍋島
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Bandai Co Ltd
Original Assignee
Bandai Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】双方の装置間で光通信を行うことにより文字に
よるメッセージを伝送し、当該文字によるメッセージを
音声に変換して出力することのできる文字メッセージ通
信装置を提供することを目的とする。 【構成】装置本体に送信部と受信部を有し、送信部は文
字によるメッセージを入力する入力手段(5)と、この
入力した文字メッセージを光信号により送信する送信手
段(11)とを有し、前記受信部は文字メッセージの光
信号を受信する受信手段(7)と、この受信した文字メ
ッセージを音声に変換して出力する音声出力手段(1
7)とを有し、前記送信手段(11)と受信手段(7)
を装置本体の同一側面に設け、双方向光通信機能を有し
て構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、双方向光通信機能を有
する文字メッセージ通信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年ではポケットサイズの電子システム
手帳が開発され、四則演算機能の他に種々の機能を有す
る、いわゆる多機能電子システム手帳が提案されてい
る。従来の電子システム手帳としては特開平2−259
865号公報に示すようなものが知られている。この電
子システム手帳は携帯可能な本体と、メモリ容量を拡張
したり、特殊な演算処理を行うための拡張カードを有
し、この拡張カードは本体に取り付けられた記録用紙装
着具に必要枚数だけ装着されている。このような拡張カ
ードを使用する場合はそのカードと本体側とで信号の授
受を行う必要がある。例えば、拡張カード側に発光ダイ
オードを設けると共に、本体側に受光ダイオードを設け
て、発光ダイオードと受光ダイオードとの間の光通信に
よって信号の伝送を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
電子システム手帳は本体と、本体内に装着された拡張カ
ードとの間で光通信を行うものであり、光通信によって
伝送される情報信号は演算処理に用いられる特殊な信号
に限られていた。このように従来の電子システム手帳は
本体内で光通信を行うものであり、自己の電子システム
手帳と他人の電子システム手帳との間で光通信を行うこ
とにより文字によるメッセージを伝送し、当該文字によ
るメッセージを音声出力させることはできなかった。
【0004】本発明は上記課題に鑑みてなされたもの
で、光通信を行うことにより文字によるメッセージを伝
送し、当該文字によるメッセージを音声に変換して出力
することのできる文字メッセージ通信装置を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明が提供する第1の手段は以下の要件を備えて
構成した。すなわち、 (イ)装置本体に送信部と受信部を有すること。 (ロ)前記送信部は文字メッセージを入力する入力手段
と、この入力した文字メッセージを光信号により送信す
る送信手段とを有すること。 (ハ)前記受信部は到来した文字メッセージの光信号を
受信する受信手段と、この受信した文字メッセージを音
声に変換して出力する音声出力手段とを有すること。 (ニ)前記送信手段と受信手段を前記装置本体の同一側
面に設け、双方向光通信機能を有すること。
【0006】また、上記の目的を達成するために本発明
が提供する第2の手段は以下の要件を備えて構成した。
すなわち、 (イ)装置本体に送信部と受信部を有すること。 (ロ)前記送信部は文字メッセージの暗号情報を入力す
る入力手段を有すること。 (ハ)前記送信部は前記暗号情報を光信号により送信す
る送信手段を有すること。 (ニ)前記受信部は到来した暗号情報の光信号を受信す
る受信手段を有すること。 (ホ)前記受信部は複数種類の暗号情報と、それぞれの
暗号情報に対応して設定された文字メッセージを記憶す
る記憶手段を有すること。 (ヘ)前記受信部は受信した暗号情報と対応する文字メ
ッセージを前記記憶手段から読み取る読取手段を有する
こと。 (ト)前記受信部は前記記憶手段から読み取った文字メ
ッセージを音声に変換して出力する音声出力手段を有す
ること。 (チ)前記送信手段と受信手段を前記装置本体の同一側
面に設け、双方向光通信機能を有すること。
【0007】また、上記の目的を達成するために本発明
が提供する第3の手段は以下の要件を備えて構成した。
すなわち、 (イ)装置本体に送信部と受信部を有すること。 (ロ)五十音順に整列された複数種類の文字メッセージ
と、それぞれの文字メッセージに対応して設定された暗
号情報を記載したカード状の索引表が前記装置本体に装
着されていること。 (ハ)前記送信部は文字メッセージの暗号情報を入力す
る入力手段を有すること。 (ニ)前記送信部は前記暗号情報を光信号により送信す
る送信手段を有すること。 (ホ)前記受信部は到来した暗号情報の光信号を受信す
る受信手段を有すること。 (ヘ)前記受信部は複数種類の暗号情報と、それぞれの
暗号情報に対応して設定された文字メッセージを記憶す
る記憶手段を有すること。 (ト)前記受信部は受信した暗号情報と対応する文字メ
ッセージを前記記憶手段から読み取る読取手段を有する
こと。 (チ)前記受信部は前記記憶手段から読み取った文字メ
ッセージを音声に変換して出力する音声出力手段を有す
ること。 (リ)前記送信手段と受信手段を装置本体の同一側面に
設け、双方向光通信機能を有すること。
【0008】
【作用】本発明が提供する第1の手段は、入力手段から
文字によるメッセージを入力すると、送信手段がこの入
力した文字メッセージを光信号により送信する。そし
て、受信手段が到来した文字メッセージの光信号を受信
すると、音声出力手段がこの受信した文字メッセージを
音声に変換して出力する。そして、前記送信手段と受信
手段を装置本体の同一側面に設けているので、双方向光
通信を行うことができ、光通信を行うことにより文字に
よるメッセージを伝送し、当該文字によるメッセージを
音声に変換して出力することができる。
【0009】また、本発明が提供する第2の手段は、入
力手段から文字メッセージの暗号情報を入力すると、送
信手段がこの入力した暗号情報を光信号により送信す
る。そして、受信手段が外部から到来した暗号情報の光
信号を受信すると、この受信した暗号情報と対応する文
字メッセージを記憶手段から読み取り、音声出力手段が
この読み取った文字メッセージを音声に変換して出力す
るので、短縮された暗号情報を入力するだけで操作が容
易であり、滑らかに発声される一連のメッセージを聞く
ことができる。そして、前記送信手段と受信手段を装置
本体の同一側面に設けているので、双方向光通信を行う
ことができ、暗号情報を用いた光通信を行うことにより
短縮された暗号情報を迅速に伝送し、当該暗号情報と対
応する定型の文字メッセージを音声に変換して出力する
ことができる。
【0010】また、本発明が提供する第3の手段は、五
十音順に整列された複数種類の文字メッセージと、それ
ぞれの文字メッセージに対応して設定された暗号情報を
記載したカード状の索引表が装置本体に装着されている
ので、伝送しようとする文字メッセージの暗号情報を容
易に検索することができる。この文字メッセージの暗号
情報を入力手段から入力すると、送信手段が入力した暗
号情報を光信号により送信する。そして、受信手段が外
部から到来した暗号情報の光信号を受信すると、この受
信した暗号情報と対応する文字メッセージを記憶手段か
ら読み取り、音声出力手段がこの読み取った文字メッセ
ージを音声に変換して出力するので、短縮された暗号情
報を入力するだけで操作が容易であり、滑らかに発声さ
れる一連のメッセージを聞くことができる。そして、前
記送信手段と受信手段を装置本体の同一側面に設けてい
るので、双方向光通信を行うことができ、暗号情報を用
いた光通信を行うことにより短縮された暗号情報を迅速
に伝送し、当該暗号情報と対応する定型の文字メッセー
ジを音声に変換して出力することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明に係る一実施例を図面を参照し
て説明する。図1は本発明に係る文字メッセージ通信装
置の回路図である。本発明に係る文字メッセージ通信装
置は、携帯性を有するケース内に図1に示すような回路
部が組み込まれ、計算処理機能、光通信機能、ゲーム機
能などの種々の機能を有する。このような計算処理、光
通信及びゲーム進行を制御処理するためのマイクロコン
ピュータ(CPU)1を有している。このCPU1は、
計算処理、光通信処理、ゲーム進行処理などの種々の制
御処理プログラムを記憶したプログラムメモリと、当該
プログラムメモリから所望するプログラムを読み取るプ
ログラム読取手段と、この読み取ったプログラムに従っ
て制御処理を実行する制御処理手段と、上記制御処理を
実行する際に各種データを一時的に記憶する一時記憶メ
モリ等を有する。
【0012】CPU1の端子P1,P2は電源入力端子
であり、端子P1,P2にはスイッチ3、抵抗R1が接
続されている。端子P3,P4,…,P14には複数の
キースイッチ5が接続されている。この複数のキースイ
ッチ5は複数の数字キーと、複数のファンクションキー
と、複数の四則演算キー等から構成される。上記ファン
クションキーには、計算モード、通信モード、ゲームモ
ードを選択的に設定し得る「モード」キー、「通信」キ
ー、「ゲーム」キーを有し、また通信モードにおける送
信動作を開始するための「OK」キー等を有する。ま
た、複数のキースイッチ5はマトリクス回路を形成して
おり、CPU1は複数のキースイッチ5の内、操作され
たキースイッチを判断する。また、CPU1は前記計算
モードが設定された場合に、キースイッチ5から入力さ
れたデータに基づいて計算処理を行う計算処理手段を有
する。そして、CPU1は通信モードが設定された場合
に、キースイッチ5から入力されたデータを文字、数
字、暗号等の文字メッセージに変換する変換手段を有す
る。また、CPU1は前記ゲームモードが設定された場
合に、キースイッチ5から入力されたデータに基づいて
ゲームを進行させるゲーム進行手段を有する。
【0013】CPU1の端子P15,P16,…,P1
9にはコンデンサC1,C2、ダイオードD1及び受光
回路7が接続されている。受光回路7は受光ダイオード
を有し、前記文字、数字、暗号等の文字メッセージの光
信号を受信する受信手段である。CPU1の端子P2
0,P21には論理回路9が接続され、論理回路9には
抵抗R2、トランジスタQ1、抵抗R3を介して発光回
路11が接続されている。この発光回路11は発光ダイ
オードを有し、文字メッセージを赤外線等の光信号に変
換して送信する送信手段である。発光回路11及び受光
回路7は装置本体の同一側面に設けられており、他の文
字メッセージ通信装置とのあいだで双方向の光通信を行
うことができる。CPU1の端子P22,P23,…,
P25には発振器13,15、コンデンサC3,C4,
C5,C6が接続されている。
【0014】CPU1の端子P26,P27,P28に
は前記受信した文字メッセージを音声合成して出力する
音声出力手段が接続される。すなわち、端子P26,P
27,P28には音声合成回路17が接続され、音声合
成回路17には抵抗R4,R5、コンデンサC7、トラ
ンジスタQ2が接続され、トランジスタQ2にはジャッ
ク19が接続されている。このジャック19には図示し
ないイヤホンが接続され、上記音声合成された文字メッ
セージを聞くことができる。
【0015】CPU1の端子P29,P30,…,P4
1には駆動回路21が接続され、駆動回路21には表示
器23が接続されている。表示器23は駆動回路21に
よって表示制御され、計算処理に関する式、送信される
文字、数字、暗号等の文字メッセージ、受信された文字
メッセージ等が表示される。駆動回路21には抵抗R
6,R7,…,R12、コンデンサC8、電源回路25
が接続され、電源回路25にはコンデンサC9,C1
0、電池VEが接続されている。この電池VEの電池電
圧Vc及び電源回路25の出力電圧Vccが各回路部へ
供給される。
【0016】次に、図2及び図3を参照して通常の通信
モードにおける作用を説明する。まず、一方の文字メッ
セージ通信装置に組み込まれた発光ダイオードと、他方
の文字メッセージ通信装置に組み込まれた受光ダイオー
ドとを対向させて配置する。そして、「モード」キーと
「通信」キーを操作して通常の通信モードを設定する
と、送信側となる一方の文字メッセージ通信装置では、
図2に示すようにステップS1で初期イニシャルリセッ
トを行う。ステップS3でキースイッチ5が操作される
と、操作されたキースイッチ5を判定すると共に、この
キースイッチ5の操作によって入力されたデータを文字
メッセージに変換し、当該文字メッセージを表示器23
に表示する(ステップS5)。また、文字メッセージの
データは一時的にメモリに記憶される。ステップS7で
はOKキーが操作されたかどうかを判定しており、OK
キーが操作されない場合は再びステップS3へ戻り前述
の動作を繰り返す。すなわち、操作されたキースイッチ
5を判定すると共に、このキースイッチ5の操作によっ
て入力されたデータを文字メッセージに変換し、例えば
「おはよう」の文字メッセージを表示器23に表示する
(ステップS5)。ステップS7でOKキーが操作され
た場合はステップS9へ進み、文字メッセージの送信動
作を開始する。これにより、発光回路11の発光ダイオ
ードが動作して上記文字メッセージを赤外線による光信
号に変換して送信する。
【0017】次に、図3を参照して他方の文字メッセー
ジ通信装置における受信処理動作を説明する。ステップ
S11では初期イニシャルリセットを行う。ステップS
13で受光回路7の受光ダイオードが前記文字メッセー
ジの光信号を受信し、当該文字メッセージを表示器23
に表示する(ステップS15)。ステップS17では音
声合成回路17が文字メッセージを音声合成して出力す
る。ジャック19にはイヤホンが接続されており、当該
イヤホンを介して上記音声合成された文字メッセージを
1語ずつ聞くことができる(ステップS19)。次に、
ステップS21では受信が終了したかどうかを判定して
おり、受信が終了していない場合は再びステップS13
へ戻り前述の動作を繰り返して文字メッセージの光信号
を受信する。この結果、「お」「は」「よ」「う」の各
音声から成る文字メッセージを聞くことができる。ま
た、ステップS21で受信が終了したことを判定した場
合は文字メッセージの受信動作を終了する。
【0018】尚、前述の例では、一方の文字メッセージ
通信装置から送信された文字によるメッセージを他方の
文字メッセージ通信装置で受信し、この受信した文字メ
ッセージを音声合成して出力する場合を説明したが、逆
の場合、すなわち他方の文字メッセージ通信装置から送
信された文字によるメッセージを一方の文字メッセージ
通信装置で受信し、この受信した文字メッセージを音声
合成して出力する場合の動作も前述したと同様である。
以上のごとく、双方向の光通信によって一方の文字メッ
セージ通信装置から文字によるメッセージを送信する
と、他方の文字メッセージ通信装置で受信し、音声合成
された文字メッセージをイヤホンで聞くことができるの
で、映画館やコンサートホールにおける恋人同士や夫婦
間での意志の伝達に威力を発揮することができる。
【0019】次に、図4乃至図7を参照して本発明に係
る他の実施例を説明する。本実施例は複数種類の文字メ
ッセージに対応して設定された暗号情報を用いて光通信
を行うようにしたことを特徴とする。尚、図4に示す他
の実施例の基本構成は図1に示したと同様であり、図1
と同一構成のものについては同一番号を付して詳細な説
明を省略する。CPU1は、複数種類の暗号情報とそれ
ぞれの暗号情報に対応して設定された定型の文字メッセ
ージを記憶する文字メッセージ記憶手段と、受信した暗
号情報と対応する文字メッセージを前記文字メッセージ
記憶手段から読み取るメッセージ読取手段を有する。上
記文字メッセージ記憶手段として、音声合成用の文字メ
ッセージを記憶する第1の文字メッセージ記憶手段と、
適宜のキャラクターの音声による文字メッセージを録音
した第2の文字メッセージ記憶手段との2種類の記憶手
段を有する。すなわち、図5に示すように複数種類の暗
号情報と、それぞれの暗号情報に対応して設定された音
声合成用の文字メッセージを記憶する第1の文字メッセ
ージ記憶手段と、図6に示すように複数種類の暗号情報
と、それぞれの暗号情報に対応して適宜のキャラクター
の音声により録音された文字メッセージを記憶する第2
の文字メッセージ記憶手段とを有する。上記暗号情報は
3桁で成り、上位2桁が共通の暗号を示し、最終桁が
「0」の場合は音声合成用の暗号情報であることを示
し、最終桁が「1」の場合は録音された文字メッセージ
の暗号情報であることを示す。第1の文字メッセージ記
憶手段には上記設定された文字メッセージ以外に、任意
のプライベートな文字メッセージと、これに対応する暗
号を記憶させることができる。また、第2の文字メッセ
ージ記憶手段へ自己の音声による文字メッセージを記録
させるように構成しても良い。文字メッセージ通信装置
の装置本体には図7に示すような複数枚のカード状の索
引表2a,…,2nが装着されている。すなわち、中心
線から折り曲げ可能に形成され複数の装着用の穴4が設
けられており、この穴4へ装置本体側の装着具が挿入さ
れる。このカード状の索引表2a,…,2nには五十音
順に整列された複数種類の文字メッセージと、それぞれ
の文字メッセージに対応して設定された上位2桁の暗号
が記載されている。また、索引表2nの後半部にはプラ
イベートな文字メッセージと、これに対応する暗号を記
入し得る余白が設けられている。
【0020】CPU1の端子P3,P4,…,P14に
は複数のキースイッチ5が接続されている。この複数の
キースイッチ5は複数の数字キーと、複数のファンクシ
ョンキーと、複数の四則演算キー等から構成される。上
記ファンクションキーには、計算モード、通信モード、
ゲームモードを選択的に設定し得る「モード」キー、
「通信」キー、「ゲーム」キーを有し、また通信モード
における送信動作を開始するための「OK」キー等を有
する。そして、前記「モード」キーと「通信」キーとを
組み合わせて操作することにより通常の通信モードと、
暗号情報を用いる暗号通信モードを設定することができ
る。
【0021】CPU1の端子P26,P27,P28に
は文字メッセージを音声合成して出力する第1の音声出
力手段が接続される。すなわち、端子P26,P27,
P28には音声合成回路17が接続され、音声合成回路
17にはジャック19が接続されている。このジャック
19には図示しないイヤホンが接続され、上記音声合成
された文字メッセージを聞くことができる。上記音声合
成回路17は受信された暗号情報の最終桁が「0」であ
る場合に、その上位2桁の暗号に基づいて第1の文字メ
ッセージ記憶手段から読み取られた文字メッセージを音
声合成するものである。また、CPU1の端子P42,
P43には前記適宜のキャラクターの音声による文字メ
ッセージを再生して出力する第2の音声出力手段として
の音声再生装置31が接続される。音声再生装置31は
ジャック19と接続され、図示しないイヤホンを介して
上記再生されたキャラクターの音声による文字メッセー
ジを聞くことができる。上記音声再生装置31は受信さ
れた暗号情報の最終桁が「1」である場合に、その上位
2桁の暗号に基づいて第2の文字メッセージ記憶手段か
ら読み取られた文字メッセージを再生出力するものであ
る。
【0022】次に、暗号情報を用いた暗号通信モードに
おける動作を説明する。まず、「モード」キーと「通
信」キーとを操作して暗号通信モードに設定する。図7
に示すような五十音順に整列された複数種類の文字メッ
セージと、それぞれの文字メッセージに対応して設定さ
れた暗号を記載したカード状の索引表が装置本体に装着
されており、この索引表を参照して所望の文字メッセー
ジに該当する暗号を選択することができる。一方の文字
メッセージ通信装置から送信する場合は、キースイッチ
5の数字キーを操作して例えば、上位2桁の暗号「3
2」と、音声合成用の最終桁の暗号情報「0」を入力す
る。この暗号情報「320」は表示器23に表示される
ので、これを確認した後「OK」キーを操作すると、送
信動作を開始する。これにより、発光回路11の発光ダ
イオードが動作して上記暗号情報「320」を赤外線に
よる光信号に変換して送信する。
【0023】一方、受信側の文字メッセージ通信装置で
は上記暗号情報「320」を受信すると、文字メッセー
ジ記憶手段から暗号情報「320」と対応する音声合成
用の定型の文字メッセージを読み取る。すなわち、図5
に示すように暗号情報「320」と対応する文字メッセ
ージ「帰ろうよ」が読み取られる。この読み取られた文
字メッセージ「帰ろうよ」は表示器23に表示されると
共に、音声合成回路17が文字メッセージ「帰ろうよ」
を連続的に音声合成して出力する。ジャック19にはイ
ヤホンが接続されており、当該イヤホンを介して上記音
声合成された文字メッセージ「帰ろうよ」を連続的に聞
くことができる。
【0024】また、暗号情報と暗号情報の間に「スペー
ス」キーを挿入することにより、2種類以上の暗号情報
を組み合わせて用いることができる。例えば、暗号情報
「310」「321」を送信すると、受信側では暗号情
報「310」と対応する音声合成用の文字メッセージ
「いそいで!」が文字メッセージ記憶手段から読み取ら
れる。そして、暗号情報「321」と対応する「帰ろう
よ」の文字メッセージが適宜のキャラクターの音声によ
り再生出力される。従って、文字メッセージ「いそいで
!」を音声合成して出力した後、「帰ろうよ」の文字メ
ッセージが適宜のキャラクターの音声により再生出力さ
れる。このように、促すための文字メッセージ「いそい
で!」を機械的な合成音で出力し、人に語り掛ける「帰
ろうよ」の文字メッセージを優しいキャラクターの音声
により再生出力させることにより、動作等を促す作用と
人に優しく語り掛ける作用の相乗的効果を発揮させるこ
とができる。以上のごとく暗号情報を送信することによ
り、対応する定型の文字メッセージを連続的に音声出力
するので、送信側では操作が容易であり、受信側では滑
らかに発声されるメッセージを聞くことができる。
【0025】また、双方向の光通信によって一方の文字
メッセージ通信装置から文字によるメッセージを送信す
ると、他方の文字メッセージ通信装置で受信し、音声に
変換された文字メッセージをイヤホンで聞くことができ
るので、映画館やコンサートホールにおける恋人同士や
夫婦間での意志の伝達に威力を発揮することができる。
【0026】尚、図5及び図6に示した暗号に対応する
文字メッセージの設定は一例であり、任意の記号、数字
を用いた暗号に対応して適宜の文字メッセージを設定す
ることができる。
【0027】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明に係る第
1の手段によれば、入力手段から文字によるメッセージ
を入力すると、送信手段がこの入力した文字メッセージ
を光信号により送信すると共に、受信手段が文字メッセ
ージの光信号を受信すると、合成音出力手段がこの受信
した文字メッセージを音声合成して出力するように構成
し、前記送信手段と受信手段を装置本体の同一側面に具
備したので、容易に双方向光通信を行うことができ、光
通信を行うことにより文字によるメッセージを伝送し、
当該文字によるメッセージを音声に変換して出力するこ
とができるという効果を有する。
【0028】また、本発明に係る第2の手段によれば、
入力手段から文字メッセージの暗号情報を入力すると、
送信手段がこの入力した暗号情報を光信号により送信す
る。そして、受信手段が到来した暗号情報の光信号を受
信すると、受信した暗号情報と対応する文字メッセージ
を記憶手段から読み取り、合成音出力手段がこの読み取
った文字メッセージを音声合成して出力するので、操作
が容易であり、滑らかに発声されるメッセージを聞くこ
とができるという効果を有する。また。前記送信手段と
受信手段を装置本体の同一側面に設けているので、双方
向光通信を行うことができ、光通信を行うことにより暗
号情報を迅速に伝送し、当該暗号情報と対応する文字メ
ッセージを音声に変換して出力することができるという
効果を有する。
【0029】また、本発明に係る第3の手段によれば、
五十音順に整列された複数種類の文字メッセージと、そ
れぞれの文字メッセージに対応して設定された暗号情報
を記載したカード状の索引表が装置本体に装着されてい
るので、伝送しようとする文字メッセージの暗号情報を
容易に検索することができるという効果を有する。送信
時には文字メッセージの暗号情報を光信号により送信
し、受信時には外部から到来した光信号の暗号情報と対
応する文字メッセージを記憶手段から読み取り、この読
み取った文字メッセージを音声に変換して出力するの
で、短縮された暗号情報を送信し、若しくは受信するだ
けで操作が容易であり、滑らかに発声される一連のメッ
セージを聞くことができるという効果を有する。そし
て、送信手段と受信手段を装置本体の同一側面に設けて
いるので、双方向光通信を行うことができ、暗号情報を
用いた光通信を行うことにより短縮された暗号情報を迅
速に伝送し、当該暗号情報と対応する定型の文字メッセ
ージを音声に変換して出力することができるという効果
を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る文字メッセージ通信装置の回路図
である。
【図2】図1に示した実施例の送信処理の動作を示した
フローチャートである。
【図3】図1に示した実施例の受信処理の動作を示した
フローチャートである。
【図4】本発明に係る他の実施例の回路図である。
【図5】複数種類の暗号情報と、当該暗号情報に対応し
て設定された音声合成用の文字メッセージを示した説明
図である。
【図6】複数種類の暗号情報と、当該暗号情報に対応し
て録音された文字メッセージを示した説明図である。
【図7】五十音順に整列された複数種類の文字メッセー
ジと、それぞれの文字メッセージに対応して設定された
暗号を記載したカード状の索引表を示した説明図であ
る。
【符号の説明】
1 CPU 2a 索引表 2n 索引表 5 キースイッチ 7 受信回路 11 送信回路 17 音声合成回路 19 ジャック 21 駆動回路 23 表示器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04B 10/10 10/22

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の要件を備えたことを特徴とする文
    字メッセージ通信装置。 (イ)装置本体に送信部と受信部を有すること。 (ロ)前記送信部は文字メッセージを入力する入力手段
    と、この入力した文字メッセージを光信号により送信す
    る送信手段とを有すること。 (ハ)前記受信部は到来した文字メッセージの光信号を
    受信する受信手段と、この受信した文字メッセージを音
    声に変換して出力する音声出力手段とを有すること。 (ニ)前記送信手段と受信手段を前記装置本体の同一側
    面に設け、双方向光通信機能を有すること。
  2. 【請求項2】 下記の要件を備えたことを特徴とする文
    字メッセージ通信装置。 (イ)装置本体に送信部と受信部を有すること。 (ロ)前記送信部は文字メッセージの暗号情報を入力す
    る入力手段を有すること。 (ハ)前記送信部は前記暗号情報を光信号により送信す
    る送信手段を有すること。 (ニ)前記受信部は到来した暗号情報の光信号を受信す
    る受信手段を有すること。 (ホ)前記受信部は複数種類の暗号情報と、それぞれの
    暗号情報に対応して設定された文字メッセージを記憶す
    る記憶手段を有すること。 (ヘ)前記受信部は受信した暗号情報と対応する文字メ
    ッセージを前記記憶手段から読み取る読取手段を有する
    こと。 (ト)前記受信部は前記記憶手段から読み取った文字メ
    ッセージを音声に変換して出力する音声出力手段を有す
    ること。 (チ)前記送信手段と受信手段を前記装置本体の同一側
    面に設け、双方向光通信機能を有すること。
  3. 【請求項3】 下記の要件を備えたことを特徴とする文
    字メッセージ通信装置。 (イ)装置本体に送信部と受信部を有すること。 (ロ)五十音順に整列された複数種類の文字メッセージ
    と、それぞれの文字メッセージに対応して設定された暗
    号情報を記載したカード状の索引表が前記装置本体に装
    着されていること。 (ハ)前記送信部は文字メッセージの暗号情報を入力す
    る入力手段を有すること。 (ニ)前記送信部は前記暗号情報を光信号により送信す
    る送信手段を有すること。 (ホ)前記受信部は到来した暗号情報の光信号を受信す
    る受信手段を有すること。 (ヘ)前記受信部は複数種類の暗号情報と、それぞれの
    暗号情報に対応して設定された文字メッセージを記憶す
    る記憶手段を有すること。 (ト)前記受信部は受信した暗号情報と対応する文字メ
    ッセージを前記記憶手段から読み取る読取手段を有する
    こと。 (チ)前記受信部は前記記憶手段から読み取った文字メ
    ッセージを音声に変換して出力する音声出力手段を有す
    ること。 (リ)前記送信手段と受信手段を装置本体の同一側面に
    設け、双方向光通信機能を有すること。
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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS61112273A (ja) * 1984-11-06 1986-05-30 Seiko Epson Corp 携帯用小型情報機器
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