JPH07281673A - Nc工作機械のための能動消音方法およびその装置 - Google Patents

Nc工作機械のための能動消音方法およびその装置

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JPH07281673A
JPH07281673A JP6069217A JP6921794A JPH07281673A JP H07281673 A JPH07281673 A JP H07281673A JP 6069217 A JP6069217 A JP 6069217A JP 6921794 A JP6921794 A JP 6921794A JP H07281673 A JPH07281673 A JP H07281673A
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JP
Japan
Prior art keywords
noise
machine tool
sound
active
generation timing
Prior art date
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Pending
Application number
JP6069217A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Yoshikawa
紘 吉川
Nobuo Sakurai
信男 桜井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Amada Metrecs Co Ltd
Original Assignee
Amada Metrecs Co Ltd
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Publication date
Application filed by Amada Metrecs Co Ltd filed Critical Amada Metrecs Co Ltd
Priority to JP6069217A priority Critical patent/JPH07281673A/ja
Publication of JPH07281673A publication Critical patent/JPH07281673A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Numerical Control (AREA)
  • Exhaust Silencers (AREA)
  • Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 NC工作機械のための能動消音方法におい
て、特別な検出器を必要とすることなく騒音発生タイミ
ングを取得し、音波干渉により能動的に消音を行うこ
と。 【構成】 加工プログラムの実行によりNC装置3が出
力する制御指令により動作制御されるNC工作機械(プ
レス機械1)のための能動消音方法であって、NC装置
3が実行する加工プログラムの解読によりNC工作機械
が発生する騒音の発生タイミングを検知し、この検知タ
イミングと残留音検出用マイクロホン27により検出さ
れる残留音とに基づいて騒音発生タイミングに同期して
騒音と逆位相の音を出力し、音波干渉により消音を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、NC工作機械のための
能動消音方法およびその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】消音方法の一つとして、騒音発生に相関
がある情報を回転パルス検出器などの検出器により検出
し、この情報と残留音検出手段により検出される残留音
とに基づいて騒音発生タイミングに同期して騒音と逆位
相の音を出力し、音波干渉により消音を行う能動消音方
法は既に知られている。この技術は、例えば特開昭63
−5696号公報に記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の能動消音方法に
おいては、騒音発生に相関がある情報を取得するために
回転パルス検出器などの検出器が必要である。
【0004】ところで、NC工作機械はNC装置が加工
プログラムの実行に応じて出力する制御指令により動作
制御されるから、NC工作機械が騒音を発生するタイミ
ングは加工プログラムの解読により認識することが可能
である。
【0005】本発明は、上述の如き事象に着目してなさ
れたものであり、特別な検出器を必要とすることなく騒
音発生タイミングを取得し、音波干渉により能動的に消
音を行う能動消音方法およびその装置を提供することを
目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の如き目的は、本発
明によれば、加工プログラムの実行によりNC装置が出
力する制御指令により動作制御されるNC工作機械のた
めの能動消音方法であって、NC装置が実行する加工プ
ログラムの解読によりNC工作機械が発生する騒音の発
生タイミングを検知し、この検知タイミングと残留音検
出手段により検出される残留音とに基づいて騒音発生タ
イミングに同期して騒音と逆位相の音を出力し、音波干
渉により消音を行うことを特徴する能動消音方法によっ
て達成される。
【0007】また上述の如き目的を達成するために、本
発明によるNC工作機械のための能動消音装置は、加工
プログラムの実行によりNC装置が出力する制御指令に
より動作制御されるNC工作機械のための能動消音装置
であって、NC装置が実行する加工プログラムの解読に
よりNC工作機械が発生する騒音の発生タイミングを検
知する騒音発生タイミング検知手段と、残留音検出手段
を検出する残留音検出手段と、前記騒音発生タイミング
検知手段により検出される騒音発生検知タイミングと前
記残留音検出手段により検出される残留音とに基づいて
騒音発生タイミングに同期して騒音と逆位相の音を出力
する能動消音装置とを有していることを特徴としてい
る。
【0008】
【作用】上述の如き構成によれば、NC装置が実行する
加工プログラムの解読によりNC工作機械が発生する騒
音の発生タイミングが検知され、この検知タイミングと
残留音検出手段により検出される残留音とに基づいて騒
音発生タイミングに同期して騒音と逆位相の音が出力さ
れることにより、音波干渉によって能動的に消音が行わ
れる。
【0009】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。図1は本発明によるNC工作機械のための能
動消音装置の一実施例を示している。図1において、1
は騒音源となるプレス機械を、3はプレス機械1の数値
制御を行うNC装置を、5はプレス機械1が発生する騒
音を消音する能動消音装置を各々示している。
【0010】プレス機械1は、下金型7と対向して上金
型9を保持するラム11と、連接部材13によりラム1
1と駆動連結され、回転することによりラム11を上下
方向に駆動するフライホイール15と、クラッチ17に
よりフライホイール15と断続的に接続されてフライホ
イール15を回転駆動するモータ19とを有し、ラム1
1による上金型9の上下駆動により、上金型9と下金型
7とで被加工物Wにプレス加工を行う。
【0011】NC装置3は、加工プログラムを与えられ
て加工プログラムを解読して制御指令を出力するプログ
ラム実行部21と、プログラム実行部21が出力する制
御指令によりクラッチ17およびモータ19の動作を制
御する機械制御部23とを有している。
【0012】またNC装置3は、プログラム実行部21
が実行する加工プログラムの解読によりプレス機械1が
発生する騒音の発生タイミングを検知する騒音発生タイ
ミング検知部25を有し、騒音発生タイミング検知部2
5は騒音発生タイミング信号R1 を出力する。
【0013】騒音源であるプレス機械1の近傍には騒音
の残量値信号R2 を出力する残量音検出用マイクロホン
27が配置されている。
【0014】能動消音装置5は、残量音検出用マイクロ
ホン27が出力する残量値信号R2をサンプルホールド
回路29に取り込み、残量値信号R2 をA/Dコンバー
タ31によりA/D変換する。
【0015】コンピュータ33は、騒音発生タイミング
検知部25より騒音発生タイミング信号R1 を入力し、
入力した騒音発生タイミング信号R1 に同期して、即ち
ラム11の上下動に同期してA/Dコンバータ31より
残量値信号R2 を取り込み、演算処理によって騒音と逆
位相の音を発生するための制御信号を騒音発生タイミン
グ信号R1 に同期してD/Aコンバータ35へ出力す
る。
【0016】この制御信号はD/Aコンバータ35にて
アナログ信号aに変換され、アナログ信号eはスピーカ
39へ出力される。
【0017】これによりプレス機械1の近傍に配置され
たスピーカ39が、ラム11の上下動、換言すれば騒音
発生タイミングに同期して騒音と逆位相の音を空間に出
力する。このスピーカ39よりの音と騒音との音波干渉
により騒音が減衰し、消音がなされる。
【0018】上述の実施例では、NC工作機械がプレス
機械1である場合について説明したが、本発明による能
動消音装置が適用されるNC工作機械はプレス機械1に
限られることはなく、本発明による能動消音装置は、N
C旋盤、NCマシニングセンタなど、各種のNC工作機
械に適用され得るものである。
【0019】以上に於ては、本発明を特定の実施例につ
いて詳細に説明したが、本発明は、これに限定されるも
のではなく、本発明の範囲内にて種々の実施例が可能で
あることは当業者にとって明らかであろう。
【0020】
【発明の効果】以上の説明から理解される如く、本発明
によるNC工作機械のための能動消音方法および装置に
よれば、NC装置が実行する加工プログラムの解読によ
りNC工作機械が発生する騒音の発生タイミングがソフ
トウェア的に検知され、この検知タイミングと残留音検
出手段により検出される残留音とに基づいて騒音発生タ
イミングに同期して騒音と逆位相の音が出力されること
により、騒音発生タイミングの取得のために特別な検出
器を必要とすることなく音波干渉による能動的消音が確
実に行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるNC工作機械のための能動消音装
置の一実施例を示す構成図である。
【符号の説明】
1 プレス機械(NC工作機械) 3 NC装置 5 能動消音装置 11 ラム 15 フライホイール 19 モータ 21 プログラム実行部 23 機械制御部 25 騒音発生タイミング検知部 27 残量音検出用マイクロホン 29 サンプルホールド回路 33 コンピュータ 37 サンプルホールド回路 39 スピーカ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加工プログラムの実行によりNC装置が
    出力する制御指令により動作制御されるNC工作機械の
    ための能動消音方法であって、 NC装置が実行する加工プログラムの解読によりNC工
    作機械が発生する騒音の発生タイミングを検知し、この
    検知タイミングと残留音検出手段により検出される残留
    音とに基づいて騒音発生タイミングに同期して騒音と逆
    位相の音を出力し、音波干渉により消音を行うことを特
    徴する能動消音方法。
  2. 【請求項2】 加工プログラムの実行によりNC装置が
    出力する制御指令により動作制御されるNC工作機械の
    ための能動消音装置であって、 NC装置が実行する加工プログラムの解読によりNC工
    作機械が発生する騒音の発生タイミングを検知する騒音
    発生タイミング検知手段と、 残留音検出手段を検出する残留音検出手段と、 前記騒音発生タイミング検知手段により検出される騒音
    発生検知タイミングと前記残留音検出手段により検出さ
    れる残留音とに基づいて騒音発生タイミングに同期して
    騒音と逆位相の音を出力する能動消音装置と、 を有していることを特徴とするNC工作機械のための能
    動消音装置。
JP6069217A 1994-04-07 1994-04-07 Nc工作機械のための能動消音方法およびその装置 Pending JPH07281673A (ja)

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JP6069217A JPH07281673A (ja) 1994-04-07 1994-04-07 Nc工作機械のための能動消音方法およびその装置

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JPH07281673A true JPH07281673A (ja) 1995-10-27

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ID=13396340

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JP6069217A Pending JPH07281673A (ja) 1994-04-07 1994-04-07 Nc工作機械のための能動消音方法およびその装置

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JP (1) JPH07281673A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE112021005206T5 (de) 2020-12-21 2023-08-10 Fanuc Corporation Numerische Steuervorrichtung, Numerisches Steuersystem und ein Verfahren zur Rauschreduzierung

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE112021005206T5 (de) 2020-12-21 2023-08-10 Fanuc Corporation Numerische Steuervorrichtung, Numerisches Steuersystem und ein Verfahren zur Rauschreduzierung

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