JPH07281319A - 写真焼付装置用光源 - Google Patents
写真焼付装置用光源Info
- Publication number
- JPH07281319A JPH07281319A JP6066049A JP6604994A JPH07281319A JP H07281319 A JPH07281319 A JP H07281319A JP 6066049 A JP6066049 A JP 6066049A JP 6604994 A JP6604994 A JP 6604994A JP H07281319 A JPH07281319 A JP H07281319A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light source
- film
- image
- diffusion plate
- printing apparatus
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B27/00—Photographic printing apparatus
- G03B27/32—Projection printing apparatus, e.g. enlarger, copying camera
- G03B27/52—Details
- G03B27/54—Lamp housings; Illuminating means
- G03B27/542—Lamp housings; Illuminating means for copying cameras, reflex exposure lighting
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Light Sources And Details Of Projection-Printing Devices (AREA)
- Projection-Type Copiers In General (AREA)
- Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 拡散手段から放射される光量のほとんどを焼
き付け用に利用できるようにして、光源の効率を著しく
向上させた写真焼付装置用光源。 【構成】 フィルムＦを照明してその画像を印画紙Ｐへ
投影して焼き付けるための写真焼付装置用光源におい
て、フィルムＦの近傍の照明光路中に配置した拡散板Ｂ
Ｄを露光時間中にボイスコイル等の振動手段Ｂにより自
身の平面に沿って往復振動させ、拡散板ＢＤ上のゴミや
キズがプリント上に結像されても、その像が動くことに
より印画紙Ｐ上でブレてプリントに影響を与えないよう
にする。これにより、フィルムＦと拡散板ＢＤとの距離
を従来のもの以上に近接させることが可能となり、その
結果プリントに利用できる光量の大幅なアップが達成で
きる。
き付け用に利用できるようにして、光源の効率を著しく
向上させた写真焼付装置用光源。 【構成】 フィルムＦを照明してその画像を印画紙Ｐへ
投影して焼き付けるための写真焼付装置用光源におい
て、フィルムＦの近傍の照明光路中に配置した拡散板Ｂ
Ｄを露光時間中にボイスコイル等の振動手段Ｂにより自
身の平面に沿って往復振動させ、拡散板ＢＤ上のゴミや
キズがプリント上に結像されても、その像が動くことに
より印画紙Ｐ上でブレてプリントに影響を与えないよう
にする。これにより、フィルムＦと拡散板ＢＤとの距離
を従来のもの以上に近接させることが可能となり、その
結果プリントに利用できる光量の大幅なアップが達成で
きる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、写真焼付装置用光源に
関し、特に、写真焼付装置における光源の効率を向上さ
せ、結果的に光量アップを可能とする写真焼付装置用光
源に関するものである。
関し、特に、写真焼付装置における光源の効率を向上さ
せ、結果的に光量アップを可能とする写真焼付装置用光
源に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】写真焼付装置（プリンター）において
は、従来から、図５の斜視図に示すように、焼き付けら
れるフィルムＦ照明用の直接の光源として拡散板Ｄが使
われている。実際の光源はランプＳであるが、それから
の光を拡散ボックスＭや拡散板Ｄにより拡散させること
により、プリンター光源として必要な散光を発生させて
いる。これにより、フィルムＦの画像のキズやゴミをプ
リント上で目立たなくさせると共に、プリントムラをな
くするようにしている。また、フィルムＦからの透過光
測定やスキャナーへの光のため、あるいは、人が目視す
るため、といったプリント以外の目的のために、プリン
ト光軸外に向かう光を作る必要がある。このような目的
のために拡散板Ｄを用いる。
は、従来から、図５の斜視図に示すように、焼き付けら
れるフィルムＦ照明用の直接の光源として拡散板Ｄが使
われている。実際の光源はランプＳであるが、それから
の光を拡散ボックスＭや拡散板Ｄにより拡散させること
により、プリンター光源として必要な散光を発生させて
いる。これにより、フィルムＦの画像のキズやゴミをプ
リント上で目立たなくさせると共に、プリントムラをな
くするようにしている。また、フィルムＦからの透過光
測定やスキャナーへの光のため、あるいは、人が目視す
るため、といったプリント以外の目的のために、プリン
ト光軸外に向かう光を作る必要がある。このような目的
のために拡散板Ｄを用いる。
【０００３】本出願人は、この拡散板Ｄの構造として、
フィルムＦ長手方向と直交する方向に拡散させる異方性
を持ったもの（特開平１−２９８３３７号）、微細な尖
塔形突起を持ったもの（特開平２−２７８２４３号）等
を提案してきた。
フィルムＦ長手方向と直交する方向に拡散させる異方性
を持ったもの（特開平１−２９８３３７号）、微細な尖
塔形突起を持ったもの（特開平２−２７８２４３号）等
を提案してきた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この拡
散板Ｄの上にゴミやキズが付いた場合は、プリント上に
その像が投影されないように、フィルムＦと拡散板Ｄと
の距離を１０ｍｍ以上離すことが必要である。この距離
が大きいと、プリント用レンズＬに入る光量が小さくな
り、結果的には光源効率が低下する。
散板Ｄの上にゴミやキズが付いた場合は、プリント上に
その像が投影されないように、フィルムＦと拡散板Ｄと
の距離を１０ｍｍ以上離すことが必要である。この距離
が大きいと、プリント用レンズＬに入る光量が小さくな
り、結果的には光源効率が低下する。
【０００５】一方、プリント用レンズＬの焦点深度を浅
くした上でこのフィルムＦと拡散板Ｄとの距離を１０ｍ
ｍより短くすることは可能であるが、そうすると、今度
はフィルムＦの微小な凹凸（カール）によるピント不良
が発生しやすくなり、実用はできない。
くした上でこのフィルムＦと拡散板Ｄとの距離を１０ｍ
ｍより短くすることは可能であるが、そうすると、今度
はフィルムＦの微小な凹凸（カール）によるピント不良
が発生しやすくなり、実用はできない。
【０００６】このように、従来の写真焼付装置用拡散光
源は、フィルムと拡散板の間にある程度の距離を確保し
なければならないため、本来放射される光量の一部しか
焼き付けに使われていなかった。
源は、フィルムと拡散板の間にある程度の距離を確保し
なければならないため、本来放射される光量の一部しか
焼き付けに使われていなかった。
【０００７】本発明はこのような従来技術の問題点に鑑
みてなされたものであり、その目的は、拡散手段から放
射される光量のほとんどを焼き付け用に利用できるよう
にして、光源の効率を著しく向上させた写真焼付装置用
光源を提供することである。
みてなされたものであり、その目的は、拡散手段から放
射される光量のほとんどを焼き付け用に利用できるよう
にして、光源の効率を著しく向上させた写真焼付装置用
光源を提供することである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の写真焼付装置用光源は、フィルムを照明してその画
像を印画紙へ投影して焼き付けるための写真焼付装置用
光源において、前記フィルムの近傍の照明光路中に配置
され、前記印画紙への前記画像の露光時間の間に移動す
るように構成された拡散板を備えていることを特徴とす
るものである。
明の写真焼付装置用光源は、フィルムを照明してその画
像を印画紙へ投影して焼き付けるための写真焼付装置用
光源において、前記フィルムの近傍の照明光路中に配置
され、前記印画紙への前記画像の露光時間の間に移動す
るように構成された拡散板を備えていることを特徴とす
るものである。
【０００９】この場合、拡散板は、その面に平行な面で
回転するもの、その面に平行な方向に移動するもの、そ
の面に交差する方向に移動するもの何れでもよい。
回転するもの、その面に平行な方向に移動するもの、そ
の面に交差する方向に移動するもの何れでもよい。
【００１０】拡散板がその面に平行な方向に移動するも
のの場合、拡散板を異方性拡散板で構成し、その拡散方
向をフィルムの長手方向に直交する方向に配置し、か
つ、その移動方向をその拡散方向と同じ方向にすること
により、光源の効率の向上が達成できると共に、フィル
ムの移送時に付いたキズの影響を受けないプリントが可
能となる。
のの場合、拡散板を異方性拡散板で構成し、その拡散方
向をフィルムの長手方向に直交する方向に配置し、か
つ、その移動方向をその拡散方向と同じ方向にすること
により、光源の効率の向上が達成できると共に、フィル
ムの移送時に付いたキズの影響を受けないプリントが可
能となる。
【００１１】
【作用】本発明においては、フィルムの近傍の照明光路
中に配置され、印画紙へのフィルム画像の露光時間の間
に移動するように構成された拡散板を備えているので、
拡散板上に付いたゴミ、キズの影響がプリントに出なく
なると共に、フィルムと拡散板との距離を従来のもの以
上に近接させることが可能となり、その結果、プリント
に利用できる光量の大幅なアップが達成できる。これま
では、拡散板上のゴミやキズの像が結像されないように
焦点をずらしてボカしていたが、本発明では、その像が
結像されないようにブレを生じさせるようにしたもので
ある。
中に配置され、印画紙へのフィルム画像の露光時間の間
に移動するように構成された拡散板を備えているので、
拡散板上に付いたゴミ、キズの影響がプリントに出なく
なると共に、フィルムと拡散板との距離を従来のもの以
上に近接させることが可能となり、その結果、プリント
に利用できる光量の大幅なアップが達成できる。これま
では、拡散板上のゴミやキズの像が結像されないように
焦点をずらしてボカしていたが、本発明では、その像が
結像されないようにブレを生じさせるようにしたもので
ある。
【００１２】
【実施例】上記したように、従来の写真焼付装置（プリ
ンター）用拡散光源のための拡散板は、その拡散面上の
ゴミやキズが仕上がったプリント上に投影されてプリン
トムラとならないように、焼き付けされるフィルムから
ある程度距離を置いて離しておく必要があった。このた
め、本来放射される光量の一部しか焼き付けに使われな
かった。本発明では、この距離を原理的にほとんどなく
すことが可能であるものである。
ンター）用拡散光源のための拡散板は、その拡散面上の
ゴミやキズが仕上がったプリント上に投影されてプリン
トムラとならないように、焼き付けされるフィルムから
ある程度距離を置いて離しておく必要があった。このた
め、本来放射される光量の一部しか焼き付けに使われな
かった。本発明では、この距離を原理的にほとんどなく
すことが可能であるものである。
【００１３】すなわち、このような拡散板上のゴミ、キ
ズの影響がプリントに出ないようにするためには、拡散
板をフィルムからある距離を置いて離しておくのではな
く、露光中にそれらの影が印画紙上の一点に集中して投
影されないようにすればよい。このことから、本発明で
は、拡散板をフィルム画像露光時間中に例えばその面に
平行な方向に動かすことにする。
ズの影響がプリントに出ないようにするためには、拡散
板をフィルムからある距離を置いて離しておくのではな
く、露光中にそれらの影が印画紙上の一点に集中して投
影されないようにすればよい。このことから、本発明で
は、拡散板をフィルム画像露光時間中に例えばその面に
平行な方向に動かすことにする。
【００１４】以下、図面を参照にして、本発明の写真焼
付装置用光源を実施例に基づいて説明する。図１は、本
発明の第１実施例の光源を備えた写真焼付装置の模式的
な斜視図であり、この装置は、光源側から、ランプＳの
発散光を集光するリフレクターＲ、ランプＳ、ランプＳ
からの光を散乱させるためのミラーボックスであって、
この場合、４面の内面ミラーを有する四角筒からなり、
入口に入口側拡散板Ｄ’を備えたミラーボックスＭ、ミ
ラーボックスＭの出口側に近接して光軸に直交するよう
に配置され、ボイスコイル等の振動手段Ｂにより自身の
平面に沿って往復振動させられる振動拡散板ＢＤ、振動
拡散板ＢＤに近接して配置されたプリントされるべきフ
ィルムＦ、フィルムＦの画像を投影するプリント用レン
ズＬ、プリント用レンズＬの結像面に配置された印画紙
Ｐからなる。
付装置用光源を実施例に基づいて説明する。図１は、本
発明の第１実施例の光源を備えた写真焼付装置の模式的
な斜視図であり、この装置は、光源側から、ランプＳの
発散光を集光するリフレクターＲ、ランプＳ、ランプＳ
からの光を散乱させるためのミラーボックスであって、
この場合、４面の内面ミラーを有する四角筒からなり、
入口に入口側拡散板Ｄ’を備えたミラーボックスＭ、ミ
ラーボックスＭの出口側に近接して光軸に直交するよう
に配置され、ボイスコイル等の振動手段Ｂにより自身の
平面に沿って往復振動させられる振動拡散板ＢＤ、振動
拡散板ＢＤに近接して配置されたプリントされるべきフ
ィルムＦ、フィルムＦの画像を投影するプリント用レン
ズＬ、プリント用レンズＬの結像面に配置された印画紙
Ｐからなる。
【００１５】このような構成において、このプリンター
では、図５の従来例と同様、焼き付けられるフィルムＦ
の直接の光源として振動拡散板ＢＤが使われる。実際の
光源はランプＳであるが、それからの光を拡散ボックス
Ｍと振動拡散板ＢＤにより拡散させることにより、プリ
ンター光源として必要な散光を発生させている。これに
より、フィルムＦの画像のキズやゴミをプリント上で目
立たなくさせると共に、プリントムラをなくするように
している。
では、図５の従来例と同様、焼き付けられるフィルムＦ
の直接の光源として振動拡散板ＢＤが使われる。実際の
光源はランプＳであるが、それからの光を拡散ボックス
Ｍと振動拡散板ＢＤにより拡散させることにより、プリ
ンター光源として必要な散光を発生させている。これに
より、フィルムＦの画像のキズやゴミをプリント上で目
立たなくさせると共に、プリントムラをなくするように
している。
【００１６】そして、本発明においては、フィルムＦの
近くの拡散板ＢＤを露光時間中にその面に平行な方向に
振動させ、拡散板ＢＤ上のゴミやキズがプリント上に結
像されても、その像が露光中に動くことにより印画紙Ｐ
上でブレてプリントに影響を与えないようにしている。
すなわち、フィルムＦと静止した拡散板Ｄとの距離を離
して、拡散板ＢＤのゴミやキズの像をボカしている図５
の従来のものと同じ効果が得られるわけである。これに
より、フィルムＦと拡散板ＢＤとの距離を従来のもの以
上に近接させることが可能となり、その結果、プリント
に利用できる光量の大幅なアップが達成できる。
近くの拡散板ＢＤを露光時間中にその面に平行な方向に
振動させ、拡散板ＢＤ上のゴミやキズがプリント上に結
像されても、その像が露光中に動くことにより印画紙Ｐ
上でブレてプリントに影響を与えないようにしている。
すなわち、フィルムＦと静止した拡散板Ｄとの距離を離
して、拡散板ＢＤのゴミやキズの像をボカしている図５
の従来のものと同じ効果が得られるわけである。これに
より、フィルムＦと拡散板ＢＤとの距離を従来のもの以
上に近接させることが可能となり、その結果、プリント
に利用できる光量の大幅なアップが達成できる。
【００１７】図１の具体例では、振動拡散板ＢＤをその
面に平行に動かす手段Ｂとして、いわゆるボイスコイル
を利用し、これに正弦波電流を流すことで、拡散板ＢＤ
も正弦波状で振動するようになっている。後述するよう
に、その他にも様々な振動手段を用いることができる。
拡散板ＢＤとフィルムＦとの距離は、これまで以上に近
接させることができ、原理的にはフィルムＦに触れない
限り、振動拡散板ＢＤはいくらでも近づけることが可能
である。ただし、拡散板ＢＤを保持するための図示しな
いレール又はガイドが必要であるが、それらに触れて拡
散板ＢＤに付いたスリキズがフィルムＦの画面内に位置
しないように部品を配置すると共に、拡散板ＢＤ自体の
材料もキズの付き難いガラス等を使用するのが望まし
い。
面に平行に動かす手段Ｂとして、いわゆるボイスコイル
を利用し、これに正弦波電流を流すことで、拡散板ＢＤ
も正弦波状で振動するようになっている。後述するよう
に、その他にも様々な振動手段を用いることができる。
拡散板ＢＤとフィルムＦとの距離は、これまで以上に近
接させることができ、原理的にはフィルムＦに触れない
限り、振動拡散板ＢＤはいくらでも近づけることが可能
である。ただし、拡散板ＢＤを保持するための図示しな
いレール又はガイドが必要であるが、それらに触れて拡
散板ＢＤに付いたスリキズがフィルムＦの画面内に位置
しないように部品を配置すると共に、拡散板ＢＤ自体の
材料もキズの付き難いガラス等を使用するのが望まし
い。
【００１８】図１の拡散板ＢＤの露光中のその他の振動
手段としては、図２に示すように、モーター等の回転手
段Ｂ’を用い、その回転軸Ａをクランク状にし、その先
端を拡散板ＢＤに回転自在に取り付けて、回転を往復振
動に変換させるようにしてもよく、あるいは、図３に示
すように、拡散板ＢＤをモーター等の回転手段Ｂ’の回
転軸Ａに直接取り付け、振動拡散板ＢＤの代わりに回転
拡散板ＢＤ’にしてもよい。また、フィルムＦとの距離
は小さく保った上で、拡散板ＢＤの面に直角方向（光軸
方向）に小さな振幅で振動させても目的の効果を得るこ
とが可能である。
手段としては、図２に示すように、モーター等の回転手
段Ｂ’を用い、その回転軸Ａをクランク状にし、その先
端を拡散板ＢＤに回転自在に取り付けて、回転を往復振
動に変換させるようにしてもよく、あるいは、図３に示
すように、拡散板ＢＤをモーター等の回転手段Ｂ’の回
転軸Ａに直接取り付け、振動拡散板ＢＤの代わりに回転
拡散板ＢＤ’にしてもよい。また、フィルムＦとの距離
は小さく保った上で、拡散板ＢＤの面に直角方向（光軸
方向）に小さな振幅で振動させても目的の効果を得るこ
とが可能である。
【００１９】さらに、図４（ａ）にフィルムＦの長手方
向に直交する方向の断面を、図４（ｂ）にフィルムＦの
長手方向に沿う断面を示すように、振動拡散板として特
開平１−２９８３３７号に従ってレンチキュラーレンズ
のような異方性拡散板ＢＤ”を用い、その拡散方向をフ
ィルムＦの長手方向に直交する方向とし、かつ、その振
動方向をその拡散方向（フィルムＦの長手方向に直交す
る方向）と同じにすることにより、本発明の目的である
光源の効率の向上が達成できると共に、フィルムＦの移
送時に付いたキズの影響を受けないプリントが可能とな
る。
向に直交する方向の断面を、図４（ｂ）にフィルムＦの
長手方向に沿う断面を示すように、振動拡散板として特
開平１−２９８３３７号に従ってレンチキュラーレンズ
のような異方性拡散板ＢＤ”を用い、その拡散方向をフ
ィルムＦの長手方向に直交する方向とし、かつ、その振
動方向をその拡散方向（フィルムＦの長手方向に直交す
る方向）と同じにすることにより、本発明の目的である
光源の効率の向上が達成できると共に、フィルムＦの移
送時に付いたキズの影響を受けないプリントが可能とな
る。
【００２０】以上、本発明の写真焼付装置用光源を実施
例に基づいて説明してきたが、本発明はこれら実施例に
限定されず種々の変形が可能である。
例に基づいて説明してきたが、本発明はこれら実施例に
限定されず種々の変形が可能である。
【００２１】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の写真焼付装置用光源によると、フィルムの近傍の照明
光路中に配置され、印画紙へのフィルム画像の露光時間
の間に移動するように構成された拡散板を備えているの
で、拡散板をフィルムに近付けることで、結果的には、
プリント用レンズに近付けることができ、プリント光源
としての利用光量を増加させることができる。
の写真焼付装置用光源によると、フィルムの近傍の照明
光路中に配置され、印画紙へのフィルム画像の露光時間
の間に移動するように構成された拡散板を備えているの
で、拡散板をフィルムに近付けることで、結果的には、
プリント用レンズに近付けることができ、プリント光源
としての利用光量を増加させることができる。
【００２２】また、拡散板の拡散面を小さくすることが
できるので、拡散ボックス（ミラーボックス）を先細り
テーパー状に絞ることができ、やはり利用光量を増加さ
せることができる。
できるので、拡散ボックス（ミラーボックス）を先細り
テーパー状に絞ることができ、やはり利用光量を増加さ
せることができる。
【００２３】さらに、拡散板上のゴミやキズがプリント
に写るのを抑制するのみでなく、拡散板自身が持ってい
る厚みムラや拡散特性のムラをも平均化して目立たなく
できる。
に写るのを抑制するのみでなく、拡散板自身が持ってい
る厚みムラや拡散特性のムラをも平均化して目立たなく
できる。
【００２４】加えて、拡散板の回転・振動といった移動
により、拡散板に付着したゴミを払い落とす効果もあ
る。したがって、拡散板の移動だけでは消去不可能な影
を生ずる程の大きなゴミは、逆にこの移動により振るい
飛ばされてしまうので、定期的に拡散板を掃除するよう
な手間もなくなり、一段と扱いやすい光源となる。
により、拡散板に付着したゴミを払い落とす効果もあ
る。したがって、拡散板の移動だけでは消去不可能な影
を生ずる程の大きなゴミは、逆にこの移動により振るい
飛ばされてしまうので、定期的に拡散板を掃除するよう
な手間もなくなり、一段と扱いやすい光源となる。
【図１】本発明の第１実施例の光源を備えた写真焼付装
置の模式的な斜視図である。
置の模式的な斜視図である。
【図２】第２実施例の光源を備えた写真焼付装置の模式
的な斜視図である。
的な斜視図である。
【図３】第３実施例の光源を備えた写真焼付装置の模式
的な斜視図である。
的な斜視図である。
【図４】第４実施例の構成を説明するための要部断面図
である。
である。
【図５】従来の光源を備えた写真焼付装置の模式的な斜
視図である。
視図である。
Ｓ…ランプ Ｒ…リフレクター Ｍ…ミラーボックス Ｄ’…入口側拡散板 Ｂ…振動手段 ＢＤ…振動拡散板 Ｆ…フィルム Ｌ…プリント用レンズ Ｐ…印画紙 Ｂ’…回転手段 Ａ…回転軸 ＢＤ’…回転拡散板 ＢＤ”…異方性拡散板
Claims (5)
- 【請求項１】 フィルムを照明してその画像を印画紙へ
投影して焼き付けるための写真焼付装置用光源におい
て、前記フィルムの近傍の照明光路中に配置され、前記
印画紙への前記画像の露光時間の間に移動するように構
成された拡散板を備えていることを特徴とする写真焼付
装置用光源。 - 【請求項２】 前記拡散板は、その面に平行な面で回転
することを特徴とする請求項１記載の写真焼付装置用光
源。 - 【請求項３】 前記拡散板は、その面に平行な方向に移
動することを特徴とする請求項１記載の写真焼付装置用
光源。 - 【請求項４】 前記拡散板は異方性拡散板からなり、そ
の拡散方向が前記フィルムの長手方向に直交する方向に
配置され、かつ、その移動方向がその拡散方向と同じ方
向であることを特徴とする請求項３記載の写真焼付装置
用光源。 - 【請求項５】 前記拡散板は、その面に交差する方向に
移動することを特徴とする請求項１記載の写真焼付装置
用光源。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6066049A JPH07281319A (ja) | 1994-04-04 | 1994-04-04 | 写真焼付装置用光源 |
| US08/402,710 US5614989A (en) | 1994-04-04 | 1995-03-13 | Light source for photographic printer |
| DE19509274A DE19509274A1 (de) | 1994-04-04 | 1995-03-15 | Lichtquelle für eine Photoabzugsvorrichtung |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6066049A JPH07281319A (ja) | 1994-04-04 | 1994-04-04 | 写真焼付装置用光源 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07281319A true JPH07281319A (ja) | 1995-10-27 |
Family
ID=13304636
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6066049A Pending JPH07281319A (ja) | 1994-04-04 | 1994-04-04 | 写真焼付装置用光源 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5614989A (ja) |
| JP (1) | JPH07281319A (ja) |
| DE (1) | DE19509274A1 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10320520A1 (de) * | 2003-04-30 | 2004-11-18 | Carl Zeiss Smt Ag | Beleuchtungssystem mit Diffusorelement |
Family Cites Families (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4256363A (en) * | 1978-08-08 | 1981-03-17 | The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Air Force | Speckle suppression of holographic microscopy |
| JPS60114851A (ja) * | 1983-11-25 | 1985-06-21 | Fuji Photo Film Co Ltd | フイルム画像読取用光源 |
| US4936642A (en) * | 1985-10-16 | 1990-06-26 | Flight Dynamics, Inc. | Method of constructing a hologram whose thickness is independent of the thickness of the holographic recording material |
| US4949389A (en) * | 1987-10-09 | 1990-08-14 | The United States Of America As Represented By The United States Department Of Energy | Optical ranked-order filtering using threshold decomposition |
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| EP0479490A3 (en) * | 1990-10-02 | 1992-08-12 | Physical Optics Corporation | Volume holographic diffuser |
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Also Published As
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