JPH0728106B2 - フレキシブルプリント基板 - Google Patents
フレキシブルプリント基板Info
- Publication number
- JPH0728106B2 JPH0728106B2 JP62152354A JP15235487A JPH0728106B2 JP H0728106 B2 JPH0728106 B2 JP H0728106B2 JP 62152354 A JP62152354 A JP 62152354A JP 15235487 A JP15235487 A JP 15235487A JP H0728106 B2 JPH0728106 B2 JP H0728106B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit board
- printed circuit
- flexible printed
- holes
- bending
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/02—Details
- H05K1/03—Use of materials for the substrate
- H05K1/0393—Flexible materials
Landscapes
- Structure Of Printed Boards (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 （発明の分野） 本発明は、屈伸運動に伴う屈曲部を有するフレキシブル
プリント基板に関するものである。
プリント基板に関するものである。
（従来技術） 第２図は平行移動機構を有する装置を例に、従来のフレ
キシブルプリント基板の構成を説明する概略図である。
同図において、移動台３は、軸受6a,6b及び基台１に固
定されたレール2a,2bによって支持され、図中ＡＡ′
方向へ移動可能となっている。フレキシブルプリント基
板４は該基台１と該移動台３にビスで固定され、四角形
状の補強板5a,5bがその固定部近傍に貼りつけられてい
る。
キシブルプリント基板の構成を説明する概略図である。
同図において、移動台３は、軸受6a,6b及び基台１に固
定されたレール2a,2bによって支持され、図中ＡＡ′
方向へ移動可能となっている。フレキシブルプリント基
板４は該基台１と該移動台３にビスで固定され、四角形
状の補強板5a,5bがその固定部近傍に貼りつけられてい
る。
第３図は第２図の補強板とフレキシブルプリント基板Ｄ
−Ｄ′断面図を示す。構成は補強板5a（ポリエステル、
200μｍ）、カバーフィルム42（ポリイミド、25μ
ｍ）、銅はく43（18μｍ）、ベースフィルム44（ポリイ
ミド、25μｍ）から成り、それぞれの間に接着剤層41が
ある。又、補強板5b側も同じ断面構成となっている。
−Ｄ′断面図を示す。構成は補強板5a（ポリエステル、
200μｍ）、カバーフィルム42（ポリイミド、25μ
ｍ）、銅はく43（18μｍ）、ベースフィルム44（ポリイ
ミド、25μｍ）から成り、それぞれの間に接着剤層41が
ある。又、補強板5b側も同じ断面構成となっている。
（発明が解決しようとしている課題） しかしながら、第２図に示した従来のフレキシブルプリ
ント基板では、移動台３の往復移動時に補強板5a,5bの
端部Ｂ−Ｂ′、Ｃ−Ｃ′にて曲げ半径Ｒ＝3mm程度の曲
げが生じることから、この部分で曲げ応力が集中し該フ
レキシブルプリント基板の銅はく部分が非常に疲労しや
すい状態になってしまう。
ント基板では、移動台３の往復移動時に補強板5a,5bの
端部Ｂ−Ｂ′、Ｃ−Ｃ′にて曲げ半径Ｒ＝3mm程度の曲
げが生じることから、この部分で曲げ応力が集中し該フ
レキシブルプリント基板の銅はく部分が非常に疲労しや
すい状態になってしまう。
本願出願人が上記フレキシブルプリント基板の耐久試験
を行ったところ、270万回程度の往復回数で該端部Ｂ−
Ｂ′、Ｃ−Ｃ′部分に無数のクラックが発生し、断線が
生じるという欠点があった。
を行ったところ、270万回程度の往復回数で該端部Ｂ−
Ｂ′、Ｃ−Ｃ′部分に無数のクラックが発生し、断線が
生じるという欠点があった。
（課題を解決するための手段） 本発明の目的は、上述した従来技術の問題点に鑑みなさ
れたものであり、十分な耐久性を持ったフレキシブルプ
リント基板を提供することにある。
れたものであり、十分な耐久性を持ったフレキシブルプ
リント基板を提供することにある。
本発明の上記目的は、屈伸運動に伴う屈曲部を有するフ
レキシブルプリント基板において、前記フレキシブルプ
リント基板の固定部近傍に複数の穴が設けられた補強板
を設け、前記穴は前記フレキシブルプリント基板の長さ
方向において前記固定部に近づくほど穴の数が減少する
ように穴の数を増減させて形成されていることによって
達成される。
レキシブルプリント基板において、前記フレキシブルプ
リント基板の固定部近傍に複数の穴が設けられた補強板
を設け、前記穴は前記フレキシブルプリント基板の長さ
方向において前記固定部に近づくほど穴の数が減少する
ように穴の数を増減させて形成されていることによって
達成される。
（実施例） 第１図は、平行移動機構を有する装置を例に、本発明の
フレキシブルプリント基板の一実施例を説明する概略図
である。図中、第２図と同一の部材には共通の符号を付
し、詳細な説明は省略する。フレキシブルプリント基板
４には該基板４の曲げ応力を分散させる補強板53a、53b
がその固定位置近傍に貼りつけられている。また、補強
板及びフレキシブルプリント基板の積層構成は第３図と
同様である。
フレキシブルプリント基板の一実施例を説明する概略図
である。図中、第２図と同一の部材には共通の符号を付
し、詳細な説明は省略する。フレキシブルプリント基板
４には該基板４の曲げ応力を分散させる補強板53a、53b
がその固定位置近傍に貼りつけられている。また、補強
板及びフレキシブルプリント基板の積層構成は第３図と
同様である。
同図に示すように該補強板54a,54bには、穴が該フレキ
シブルプリント基板の長さ方向に穴の数を増減させて形
成されている。従って、フレキシブルプリント基板４が
屈曲する際の曲げ方向の剛性は固定位置近傍で小さくな
るように段階的にその長さ方向の位置で変化している。
シブルプリント基板の長さ方向に穴の数を増減させて形
成されている。従って、フレキシブルプリント基板４が
屈曲する際の曲げ方向の剛性は固定位置近傍で小さくな
るように段階的にその長さ方向の位置で変化している。
本実施例では、該移動台３がＡ−Ａ′方向に移動する
際、該フレキシブルプリント基板４の屈曲部Ｄ及びＥで
は局所的に小さな曲げ半径（Ｒ＝3mm程度）は生じずに
比較的大きな曲げ半径（Ｒ＝10mm以上）しか生じなくな
る。
際、該フレキシブルプリント基板４の屈曲部Ｄ及びＥで
は局所的に小さな曲げ半径（Ｒ＝3mm程度）は生じずに
比較的大きな曲げ半径（Ｒ＝10mm以上）しか生じなくな
る。
尚、フレキシブルプリント基板の耐久性の向上を図るた
めには、屈伸運動に伴いねじれ応力が発生しないよう
に、前述した補強板の形状を左右対称にすることも大切
なことである。
めには、屈伸運動に伴いねじれ応力が発生しないよう
に、前述した補強板の形状を左右対称にすることも大切
なことである。
本発明は、前述の実施例のように移動体が水平直線移動
する場合に限らず、例えば、円弧状に移動する場合のよ
うに、移動体が一方向から見て直線移動するあらゆる場
合に適応可能である。
する場合に限らず、例えば、円弧状に移動する場合のよ
うに、移動体が一方向から見て直線移動するあらゆる場
合に適応可能である。
（発明の効果） 以上説明したように、本発明は従来の屈伸運動に伴う屈
曲部を有するフレキシブルプリント基板において、前記
フレキシブルプリント基板の固定部近傍に複数の穴が設
けられた補強板を設け、前記穴は前記フレキシブルプリ
ント基板の長さ方向において前記固定部に近づくほど穴
の数が減少するように穴の数を増減させて形成されてい
ることによって、該フレキシブルプリント基板の耐久性
を大幅に向上させる効果を有するものである。
曲部を有するフレキシブルプリント基板において、前記
フレキシブルプリント基板の固定部近傍に複数の穴が設
けられた補強板を設け、前記穴は前記フレキシブルプリ
ント基板の長さ方向において前記固定部に近づくほど穴
の数が減少するように穴の数を増減させて形成されてい
ることによって、該フレキシブルプリント基板の耐久性
を大幅に向上させる効果を有するものである。
第１図は本発明のフレキシブルプリント基板の一実施例
を示す概略図、第２図は、従来のフレキシブルプリント
基板を示す概略図、第３図は補強板とフレキシブルプリ
ント基板の断面構造を示す概略図である。 １…基台、2a,2b…レール ３…移動台、４…フレキシブルプリント基板 53a,53b…補強板 6a,6b…軸受
を示す概略図、第２図は、従来のフレキシブルプリント
基板を示す概略図、第３図は補強板とフレキシブルプリ
ント基板の断面構造を示す概略図である。 １…基台、2a,2b…レール ３…移動台、４…フレキシブルプリント基板 53a,53b…補強板 6a,6b…軸受
Claims (1)
- 【請求項１】屈伸運動に伴う屈曲部を有するフレキシブ
ルプリント基板において、前記フレキシブルプリント基
板の固定部近傍に複数の穴が設けられた補強板を設け、
前記穴は前記フレキシブルプリント基板の長さ方向にお
いて前記固定部に近づくほど穴の数が減少するように穴
の数を増減させて形成されていることを特徴とするフレ
キシブルプリント基板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62152354A JPH0728106B2 (ja) | 1987-06-17 | 1987-06-17 | フレキシブルプリント基板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62152354A JPH0728106B2 (ja) | 1987-06-17 | 1987-06-17 | フレキシブルプリント基板 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63314884A JPS63314884A (ja) | 1988-12-22 |
| JPH0728106B2 true JPH0728106B2 (ja) | 1995-03-29 |
Family
ID=15538709
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62152354A Expired - Fee Related JPH0728106B2 (ja) | 1987-06-17 | 1987-06-17 | フレキシブルプリント基板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0728106B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2537635Y2 (ja) * | 1992-02-05 | 1997-06-04 | 日本メクトロン株式会社 | 取付板付可撓性回路基板 |
| JPH0818174A (ja) * | 1994-07-04 | 1996-01-19 | Canon Inc | フレキシブルプリント基板 |
| JPH08186335A (ja) * | 1994-12-28 | 1996-07-16 | Teac Corp | フレキシブル配線板 |
| US5760465A (en) * | 1996-02-01 | 1998-06-02 | International Business Machines Corporation | Electronic package with strain relief means |
| US10863625B2 (en) | 2017-05-01 | 2020-12-08 | Mitsubishi Electric Corporation | Flexible printed circuit board and joined body |
| JP6679662B2 (ja) * | 2018-06-25 | 2020-04-15 | キヤノン株式会社 | 撮像装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59187159U (ja) * | 1983-05-31 | 1984-12-12 | 株式会社東芝 | フレキシブル基板 |
-
1987
- 1987-06-17 JP JP62152354A patent/JPH0728106B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63314884A (ja) | 1988-12-22 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |