JP2544055Y2 - ボリウム操作装置 - Google Patents
ボリウム操作装置Info
- Publication number
- JP2544055Y2 JP2544055Y2 JP10812587U JP10812587U JP2544055Y2 JP 2544055 Y2 JP2544055 Y2 JP 2544055Y2 JP 10812587 U JP10812587 U JP 10812587U JP 10812587 U JP10812587 U JP 10812587U JP 2544055 Y2 JP2544055 Y2 JP 2544055Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- volume
- shaft
- operation device
- volume element
- operation knob
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Mechanical Control Devices (AREA)
- Adjustable Resistors (AREA)
Description
この考案はボリウム操作装置に関し、さらに詳しく
は、ボリウム素子自体に偏荷重が加わらないようにした
ボリウム操作装置に関する。
は、ボリウム素子自体に偏荷重が加わらないようにした
ボリウム操作装置に関する。
従来知られているボリウム操作装置は第2図に示され
ているように、パネル1に取付けられたボリウム素子2
の操作軸3に操作ノブ4が取付けられた構成になってい
て、この操作ノブ4を回転することで音量などの調整を
行うことができるようになっている。
ているように、パネル1に取付けられたボリウム素子2
の操作軸3に操作ノブ4が取付けられた構成になってい
て、この操作ノブ4を回転することで音量などの調整を
行うことができるようになっている。
上述のようなボリウム操作装置では、操作ノブ4の重
量がパネル1の一側に張出している操作軸3に悉く加わ
り、その操作軸3が重量による荷重Pの方向に傾き、操
作ノブ4を回転させた場合に摺動子の接触面に偏接触圧
が加わり、音質などに悪影響を及ぼしている問題があっ
た。
量がパネル1の一側に張出している操作軸3に悉く加わ
り、その操作軸3が重量による荷重Pの方向に傾き、操
作ノブ4を回転させた場合に摺動子の接触面に偏接触圧
が加わり、音質などに悪影響を及ぼしている問題があっ
た。
そこで、この考案はボリウム素子に操作ノブなどの荷
重がモーメントとして加わることがないようにしようと
するもので、そのために、ボリウム軸に対して接手を介
して接続した操作軸と、この操作軸を支持する軸受部
と、この操作軸の軸端に固定された操作ノブとを備え、
前記軸受部を中心としてその両側に生じるモーメントの
和が等しく、向きが逆である構成にしたことを特徴とす
るものである。
重がモーメントとして加わることがないようにしようと
するもので、そのために、ボリウム軸に対して接手を介
して接続した操作軸と、この操作軸を支持する軸受部
と、この操作軸の軸端に固定された操作ノブとを備え、
前記軸受部を中心としてその両側に生じるモーメントの
和が等しく、向きが逆である構成にしたことを特徴とす
るものである。
以下、この考案の実施例を第1図に沿って説明する。
この図において符号11はハニカム構造のフレームを示
し、このフレーム11にボリウムカバー12が取付けられる
と共に、このボリウムカバー12にはプリント配線基板13
や、ボリウム素子14が取付けられる。このボリウム素子
14の操作軸14Aは取付けねじを兼ねる軸受部12Aを貫いて
ボリウムカバー12の外側に突出しており、この操作軸14
Aの軸端には自在接手15を介して黄銅製の操作軸16が連
結されている。 そして、操作軸16はハニカム構造のフレーム11を貫い
て外部に延長突出しており、フレーム11に穿けた取付孔
17に取付けてある軸受18により支持され、突出端部には
操作ノブ19が取付けられる。 この軸受18に関するモーメントの釣合いは、第2図、
ならびに、下記式(1)に示されるところである。 即ち、第2図において軸受18で支持された中立点Nよ
り右側では、操作軸16の重量16W,操作ノブ19の重量19W
が、それぞれの重心位置に加わり、それらのモーメント
は16W×16L+19W×19Lで表わされる。 また、操作軸16の中立点Nより左側では、操作軸16の
重量16R,自在接手15の重量15R、さらには、ボリウム素
子14の操作軸14Aの重量14Rと、それぞれの重心位置と中
立点Nとの距離を16D,15D,14Dとするとき、中立点Nに
関するモーメントは16R×16D+15R×15D+14R×14Dの和
が前記モーメントの和に等しく、向きが逆になる。 即ち、{(16W×16L)+(19W×19L)}−{(16R×1
6D)+(15R×15D)×(14R×14D)}=0・・・(1)
になるように定める。 言換えると、ボリウム素子14の操作軸14A,自在接手1
5,操作軸16,操作ノブ19の重量に伴うモーメントは、中
立点Nにおいて左右相殺されており、ボリウム素子14の
摺動面に偏荷重を加えることがない。
この図において符号11はハニカム構造のフレームを示
し、このフレーム11にボリウムカバー12が取付けられる
と共に、このボリウムカバー12にはプリント配線基板13
や、ボリウム素子14が取付けられる。このボリウム素子
14の操作軸14Aは取付けねじを兼ねる軸受部12Aを貫いて
ボリウムカバー12の外側に突出しており、この操作軸14
Aの軸端には自在接手15を介して黄銅製の操作軸16が連
結されている。 そして、操作軸16はハニカム構造のフレーム11を貫い
て外部に延長突出しており、フレーム11に穿けた取付孔
17に取付けてある軸受18により支持され、突出端部には
操作ノブ19が取付けられる。 この軸受18に関するモーメントの釣合いは、第2図、
ならびに、下記式(1)に示されるところである。 即ち、第2図において軸受18で支持された中立点Nよ
り右側では、操作軸16の重量16W,操作ノブ19の重量19W
が、それぞれの重心位置に加わり、それらのモーメント
は16W×16L+19W×19Lで表わされる。 また、操作軸16の中立点Nより左側では、操作軸16の
重量16R,自在接手15の重量15R、さらには、ボリウム素
子14の操作軸14Aの重量14Rと、それぞれの重心位置と中
立点Nとの距離を16D,15D,14Dとするとき、中立点Nに
関するモーメントは16R×16D+15R×15D+14R×14Dの和
が前記モーメントの和に等しく、向きが逆になる。 即ち、{(16W×16L)+(19W×19L)}−{(16R×1
6D)+(15R×15D)×(14R×14D)}=0・・・(1)
になるように定める。 言換えると、ボリウム素子14の操作軸14A,自在接手1
5,操作軸16,操作ノブ19の重量に伴うモーメントは、中
立点Nにおいて左右相殺されており、ボリウム素子14の
摺動面に偏荷重を加えることがない。
以上の説明から明らかなように、この考案のボリウム
操作装置は、ボリウム素子の操作軸に、自在接手を介し
てフレームに軸受支持された操作軸を連結し、その操作
軸の端部に操作ノブを取付け、軸受支持点を中立点とし
てその両側のモーメントが互に相殺されるように構成し
たから、ボリウム素子に操作軸や、操作ノブの重量によ
るモーメントが作用することがなく、ボリウム素子の摺
動面に偏荷重による接触不均一が生ぜず、音質を損うこ
とがない。。
操作装置は、ボリウム素子の操作軸に、自在接手を介し
てフレームに軸受支持された操作軸を連結し、その操作
軸の端部に操作ノブを取付け、軸受支持点を中立点とし
てその両側のモーメントが互に相殺されるように構成し
たから、ボリウム素子に操作軸や、操作ノブの重量によ
るモーメントが作用することがなく、ボリウム素子の摺
動面に偏荷重による接触不均一が生ぜず、音質を損うこ
とがない。。
第1図はこの考案によるボリウム操作装置の断面図、第
2図はモーメント図、第3図は従来のボリウム操作装置
の断面図である。 11……フレーム、12……ボリウムカバー、13……プリン
ト配線基板、14……ボリウム素子、15……自在接手、16
……操作軸、17……取付孔、18……軸受、19……操作ノ
ブ
2図はモーメント図、第3図は従来のボリウム操作装置
の断面図である。 11……フレーム、12……ボリウムカバー、13……プリン
ト配線基板、14……ボリウム素子、15……自在接手、16
……操作軸、17……取付孔、18……軸受、19……操作ノ
ブ
Claims (1)
- 【請求項1】ボリウム軸に回転用の操作ノブを取付けて
構成したボリウム操作装置において、ボリウム軸に対し
て接手を介して接続した操作軸と、この操作軸を支持す
る軸受部と、この操作軸の軸端に固定された操作ノブと
を備え、前記軸受部を中心としてその両側に生じるモー
メントの和が等しく、向きが逆である構成にしたことを
特徴とするボリウム操作装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10812587U JP2544055Y2 (ja) | 1987-07-13 | 1987-07-13 | ボリウム操作装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10812587U JP2544055Y2 (ja) | 1987-07-13 | 1987-07-13 | ボリウム操作装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6413106U JPS6413106U (ja) | 1989-01-24 |
JP2544055Y2 true JP2544055Y2 (ja) | 1997-08-13 |
Family
ID=31343165
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10812587U Expired - Lifetime JP2544055Y2 (ja) | 1987-07-13 | 1987-07-13 | ボリウム操作装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2544055Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-07-13 JP JP10812587U patent/JP2544055Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6413106U (ja) | 1989-01-24 |
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