JPH0535416Y2 - - Google Patents

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JPH0535416Y2
JPH0535416Y2 JP1984111771U JP11177184U JPH0535416Y2 JP H0535416 Y2 JPH0535416 Y2 JP H0535416Y2 JP 1984111771 U JP1984111771 U JP 1984111771U JP 11177184 U JP11177184 U JP 11177184U JP H0535416 Y2 JPH0535416 Y2 JP H0535416Y2
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JP
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rocking
shaft
rocking table
support shaft
hydraulic cylinder
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JP1984111771U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、台をピツチングおよびローリング方
向に変位できるようにした揺動台装置に関するも
のである。
〔従来技術〕
例えば、遊戯者が操縦桿を操作することによつ
てCRTでの表示画面を変化させ、さらに遊戯者
が座つているシートをその操縦操作に応じて傾け
るようにしたフライトシミユレータゲーム機にお
いては、遊戯者が座つているシートを様々な状態
に傾けるための機構が必要となる。このために
は、例えば前記シートが固定されている台を3個
所で支持しておき、そのうちの1個所を空間的に
固定された支点とし、残りの2個所を作用点とし
て前記支点に対してそれぞれ上下動できるように
しておけば、前後方向に台を傾けるピツチング方
向の変位と、前後方向を中心軸として台を傾ける
ローリング方向の変位、さらにはこれらを組み合
わせた変位を行うことができるようになる。
このように、台を揺動自在に支持する揺動台装
置を構成するためには、固定基板に支軸を植立
し、その上端を球軸受を介して前記台に取り付け
て支点とし、さらに固定基板に支持されている2
つの上下動機構、例えば油圧シリンダ装置のピス
トンを、やはり球軸受などを介して台に取り付
け、これを作用点とすればよい。
しかしながら上記構成によれば、台がピツチン
グ、ローリングあるいはこれらが組み合わされた
変位を行うにしても、結局は、台は前記支点を通
る軸の回りに傾くことになるため、前記上下動機
構を固定基板に固定して植立することができな
い。従つて、上下動機構を固定基板に取り付ける
際には、台の様々な傾きに応じて、ある程度揺動
できるように遊びをもたせておくことが必要とな
る。この結果、前記台に面内方向の外力、特に前
記支軸を中心とする回転方向の外力が加わつたり
すると、前記上下動機構にもたせた遊びによつて
台がぐらつき、非常に不安定である。
さらに、上述したフライトシミユレータゲーム
機のみならず、例えば医療用に用いられる揺動ベ
ツドなどにおいても、ピツチング、ローリング方
向の変位のためには、基本的に上述の機構が利用
されるので、同様の欠点をもつている。
〔考案の目的〕
本考案は、上記の技術的背景に鑑みてなされた
もので、ピツチングおよびローリング方向の変位
ができるようにされた揺動台を、安定に支持でき
るようにした揺動台装置を提供することを目的と
する。
〔考案の構成〕
上記目的の達成にあたり、本考案においては、
台が回動される時に支点となる固定支軸と台とを
接続するにあたり、台の回動中心となる2つの軸
の軸方向とそれぞれ一致した回動軸をもつたユニ
バーサルジヨイントを利用するものである。
〔実施例の構成〕
本考案が適用されたフライトシミユレータゲー
ム機を示す第2図において、基体部1に対して揺
動される揺動台2には、シート3が固定されてい
る。揺動台2の前方には、操縦桿4、スロツトル
レバー5、CRT6が設けられており、シート3
に座つた遊戯者は、CRT6の表示画面を観察し
ながら、操縦桿4、スロツトルレバー5を操作し
てゲームを行う。そして、ゲームの進行に応じ
て、CRT6の画面表示が変化すると共に、操縦
桿4、スロツトルレバー5の操作に応じて、揺動
台2がピツチング方向およびローリング方向に揺
動される。
第1図および第3図に示すように、基体部1の
外装カバー11内には、フレーム12および台板
13を介して、オイルタンク14が強固に固定さ
れている。このオイルタンク14の上面には、上
端にユニバーサルジヨイント15が設けられた支
軸16が固定して植立されている。このユニバー
サルジヨイント15は、十字形に交叉して固定さ
れた2つの軸17,18(後述するように、この
軸17,18は回動軸として作用する)と、支軸
16の上端に固定され、前記軸17を回動自在に
支持する軸受19と、前記軸18に回動自在に挿
通された軸受20とからなつている。そして、前
記軸受20は、揺動台2の底面に固着される。
オイルタンク14の上面には、取り付け部材3
8,39を介して、球軸受21,22の球23,
24が固定されている。そして、前記球23,2
4は、油圧シリンダ装置25,26の中間部に固
定されている球受け部27,28内に嵌合してお
り、従つて油圧シリンダ装置25,26は、上記
の球軸受21,22により、オイルタンク14す
なわち基体部1に対して全方向に自在に揺動でき
るようになつている。また、前記油圧シリンダ装
置25,26のピストン30,31の上端には、
球軸受32,33の球受け部34,35が固定さ
れている。そして、ピストン30,31のそれぞ
れの上端に固定された球受け部34,35、揺動
台2の底部に固定された球36,37が転動自在
に嵌合している。従つて、揺動台2は、ユニバー
サルジヨイント15およびそれぞれの球軸受2
1,22を介して、支軸16、油圧シリンダ装置
25,26によつて支持されることになる。
ユニバーサルジヨイント15、球軸受32,3
3の平面的な位置関係は、第4図の概略図のとお
りである。すなわち、ユニバーサルジヨイント1
5は、揺動台2の中央を前後方向に通る軸40上
に位置し、また、球軸受32,33は、前記軸4
0とユニバーサルジヨイント15の位置で直交す
る軸41と平行な軸42上に、対称に位置してい
る。このようにユニバーサルジヨイント15と球
軸受32,33の位置を設定すると、揺動台2を
支持する上で安定性が増す。なお、ユニバーサル
ジヨイント15の軸17と18は、それぞれ軸4
0,41と一致しており、この軸40,41が揺
動台2の回動中心となる。また、前記軸41と軸
42との前後関係が逆になるように、球軸受3
2,33の設置位置を変更してもよい。
なお、第3図における符号44は油圧ポンプを
示し、符号45は油圧ポンプ駆動用のモータを示
している。
前記油圧シリンダ装置25,26を作動させる
ための電気回路および油圧回路は、例えば第5図
のように構成されている。第5図において、操縦
桿4が回動操作あるいは押し引き操作されると、
それぞれの操作量は、例えばポテンシヨメータ等
を介し、回転量検出回路47、押し引き量検出回
路48により電気信号として検出され、この電気
信号は演算処理部49に入力される。演算処理部
49は、前記回転量検出回路47および押し引き
量検出回路48のそれぞれからの電気信号に基づ
いて演算を行い、サーボバルブ制御回路50,5
1を介して、サーボバルブ52,53の作動を制
御する。
こうしてサーボバルブ52,53が作動される
と、油圧ポンプ44による加圧オイルによつて、
フイルタ54を介して油圧シリンダ装置25,2
6が駆動され、ピストン30,31が昇降動作さ
れることになる。前述のように、ピストン30,
31には、球軸受32,33を介して揺動台2が
取り付けられているので、揺動台2はピストン3
0,31の昇降に応じて傾くことになる。
〔実施例の作用〕
上記の構成によれば、遊戯者がシート3に座つ
てゲームを行い、操縦桿4を操作すると、その操
作に応じてサーボバルブ52,53を介して、油
圧シリンダ装置25,26が作動される。例えば
操縦桿4が右方向に回動操作されると、油圧シリ
ンダ装置25,26が作動されピストン30が上
昇し、ピストン31が下降する。この結果、揺動
台2は、第6図中で実線で示した位置から2点鎖
線で示した位置に回動する。すなわち、揺動台2
はユニバーサルジヨイント15の軸17(第4図
における軸40と均等)を回動中心にしてローリ
ング(遊戯者の左手側が上昇)することになる。
この場合には、第6図から明らかなように、油圧
シリンダ装置25,26の両者は、それぞれの球
軸受21,22により、揺動台2の傾き作動に従
動して横方向に揺動することになる。
また、操縦桿4が手前に引かれると、油圧シリ
ンダ装置25,26が作動され、ピストン30,
31が共に下降する。これにより揺動台2は、ユ
ニバーサルジヨイント15の軸18(第4図にお
ける軸41と均等)を回動中心として後方が下降
されるピツチング変位を行う。また、操縦桿4を
回動しながら押し引き操作した場合には、上述の
ローリング、ピツチング変位を組み合わせること
によつて、いかようにも揺動台2を傾けるように
することができる。
このように、揺動台2がピツチング、ローリン
グおよびこれらが組み合わされた変位を行う時に
は、支軸16に設けられているユニバーサルジヨ
イント15の2つの軸17,18の回りに揺動台
2が回動する。すなわち、揺動台2は、ユニバー
サルジヨイント15の2つの軸17,18と無関
係には変位しないことになる。従つて、揺動台2
を変位させるために設けられている油圧シリンダ
装置25,26のそれぞれが、球軸受21,22
により全方向に遊びをもつていても、前記軸1
7,18を中心とする変位以外は制限される。こ
の結果、揺動台2の回動支点となる支軸16を中
心とした回転方向のがたつきが解消され、例えば
第4図において、揺動台2に対して矢印S方向の
外力が及んだとしても、揺動台2は安定な状態に
保たれる。
なお、上記実施例において、油圧シリンダ装置
の一方を軸40上に、他方を軸41上に配置し、
ピツチング、ローリングの各方向の変位をそれぞ
れの油圧シリンダ装置に分担させて行うようにし
てもよい。さらに、上述のフライトシミユレータ
ーゲーム機以外の、例えば医療用の揺動ベツド等
において、ヨーイング方向すなわち揺動台2の方
位をかえる機能を付加する場合においても、上記
構成を適用することにより、そこで用いられてい
るピツチング、ローリング変位機構のもつている
がたつきを防ぐことができる。
〔考案の効果〕
以上に説明したとおり、本考案によれば、台の
ピツチング方向およびローリング方向の変位作動
をなんら阻害することなく台のがたつきを防ぐこ
とができるので、台の静止時における安定性、さ
らに台の変位作動時における円滑な作動が実現さ
れ、ピツチングおよびローリング変位を行う各種
の揺動台に適用して非常に効果的である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示す要部斜視図
である。第2図は、本考案を適用したフライトシ
ミユレータゲーム機の斜視図である。第3図は、
第2図に示したフライトシミユレータゲーム機を
部分的に破断した側面図である。第4図は、揺動
台の軸受個所を平面的に示す説明図である。第5
図は、揺動台の作動制御系の一例を示すブロツク
図である。第6図は、ローリング変位した揺動台
を、後方から見た場合の概念図である。 1……基体部、2……揺動台、4……操縦桿、
14……オイルタンク、15……ユニバーサルジ
ヨイント、16……支軸、21,22……球軸
受、25,26……油圧シリンダ装置、32,3
3……球軸受、52,53……サーボバルブ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 上下動される少なくとも2つの支持手段と、
    固定支軸とによつて台を支持し、前記支持手段
    を上下動させることにより、前記固定支軸を支
    点として互いに直交する2つの軸の回りに前記
    台を傾けるようにした揺動台装置において、 前記固定支軸と台とを、前記2つの軸の軸方
    向とそれぞれ一致した回動軸のみを有するユニ
    バーサルジヨイントを介して接続したことを特
    徴とする揺動台装置。 (2) 前記固定支軸は前記2つの軸の一方の軸方向
    上に設置され、前記2つの支持手段は他方の軸
    の軸方向外であり、かつこの他方の軸と平行な
    線上に設置されていることを特徴とする実用新
    案登録請求の範囲第1項記載の揺動台装置。 (3) 前記2つの支持手段は、油圧シリンダ装置に
    より構成されていることを特徴とする実用新案
    登録請求の範囲第1項記載の揺動台装置。
JP11177184U 1984-07-25 1984-07-25 揺動台装置 Granted JPS6129785U (ja)

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JP11177184U JPS6129785U (ja) 1984-07-25 1984-07-25 揺動台装置

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JP11177184U JPS6129785U (ja) 1984-07-25 1984-07-25 揺動台装置

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JPS6129785U JPS6129785U (ja) 1986-02-22
JPH0535416Y2 true JPH0535416Y2 (ja) 1993-09-08

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JP11177184U Granted JPS6129785U (ja) 1984-07-25 1984-07-25 揺動台装置

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Families Citing this family (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2560930Y2 (ja) * 1990-02-22 1998-01-26 株式会社セガ・エンタープライゼス 揺動遊戯機

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JPS56143185A (en) * 1980-04-10 1981-11-07 Toyo Gorakuki Kk Recreation device for game

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JPS6129785U (ja) 1986-02-22

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