JPH07280944A - X線画像センサ、そのホルダおよびその位置決め具 - Google Patents

X線画像センサ、そのホルダおよびその位置決め具

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JPH07280944A
JPH07280944A JP6068792A JP6879294A JPH07280944A JP H07280944 A JPH07280944 A JP H07280944A JP 6068792 A JP6068792 A JP 6068792A JP 6879294 A JP6879294 A JP 6879294A JP H07280944 A JPH07280944 A JP H07280944A
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ray image
sensor
container
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JP6068792A
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Masakazu Suzuki
正和 鈴木
Keisuke Mori
恵介 森
Akifumi Tachibana
昭文 橘
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J Morita Manufaturing Corp
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J Morita Manufaturing Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外乱ノイズやサージに強いX線画像センサを
提供し、清潔にかつ安全に収納できるX線画像センサの
ホルダを提供し、さらにX線照射方向に対する位置およ
び角度を高精度に設定できるX線画像センサの位置決め
具を提供する。 【構成】 X線画像センサ2は、X線蛍光板26と、光
ファイバ25と、光ファイバ25で伝達された蛍光分布
を受光して電気信号に変換するCCDセンサ24と、基
板23と、各構成部品を収納するための合成樹脂などの
容器20などで構成される。基板23の背面には、通過
X線を遮蔽しかつ後部散乱X線の入射を防止するための
鉛板などのX線遮蔽部材21が設けられる。容器20の
内部には、X線蛍光板26、光ファイバ25、CCDセ
ンサ24および基板23を下面まで包囲するように、ア
ルミニウム箔などの導電部材22が設けられ、電気的に
接地される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、口腔内部位など被検体
のX線像を電気信号として検出して、CRT(陰極線
管)等に画像表示するためのX線画像センサに関する。
また本発明は、X線画像センサを確実に収納するための
ホルダに関する。また本発明は、X線照射方向に対して
適切な位置および角度にX線画像センサを位置決めする
ための位置決め具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、口腔内部位のX線画像を得るため
には、銀塩フィルム等の感光記録材料を用いてX線撮影
を行なった後、現像・定着処理を行なうフィルム方式が
広く採用されている。
【0003】しかし、このフィルム方式では、1)X線
撮影時から観察までに約2分以上の時間が必要である。
2)現像・定着処理を行なうための現像装置や処理液が
不可欠である。3)銀塩のX線感度に限界があり、所望
の画像濃度を得るためには一定のX線量が必要である。
4)一旦定着した画像は修正が不可能である。などの問
題がある。
【0004】このような問題を解決するため、CCD
(電荷結合素子)等の撮像素子を用いてX線像を電気信
号に変換した後、CRT(陰極線管)等に画像表示する
X線画像撮影装置が提案されている。このX線画像撮影
装置は、銀塩フィルム等の感光記録材料を用いない、い
わゆるフィルムレス方式であり、1)X線撮影時からリ
アルタイムで観察可能である。2)現像装置や処理液が
全く不要である。3)撮像素子のX線感度特性がリニア
であるため、X線照射量の低減化が可能である。4)検
出したX線像に種々の画像処理を行なったり、複写・保
存が容易になる。などの特徴を有する。
【0005】このようなX線画像撮影装置において、撮
像素子の光電面へ侵入する外光を遮蔽するために、光電
面の前面にアルミ箔等の可視光不透過X線易透過箔膜を
設けたX線像受像装置が開示されている(特開平1−2
76049号)。
【0006】また、蛍光板等のシンチレータと撮像素子
との間に、鉛ガラス等の可視光半透明かつX線吸収性の
物質が介在する放射線画像供給装置が開示されている
(特公平4−25012号)。
【0007】また、X線入射側の前面に軟X線吸収部材
を設けたり、背面にX線遮蔽部材を設けたX線画像検出
装置が開示されている(特開平5−130990号、特
開平5−130991号)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このような撮像素子は
CCD(電荷結合素子)で構成され、微弱な信号で動作
しているため外来からの誘導ノイズを拾い易く、撮像さ
れた画像にノイズが乗って画質の低下をもたらすことが
ある。
【0009】また、CCDやこの駆動回路に最大許容電
圧の低い素子、たとえばFET(電界効果トランジス
タ)等が使用されているため、静電破壊電圧が約10V
程度と非常に低い。一方、たとえば乾燥した室内での患
者や術者の衣服摩擦等による静電帯電は数千Vに達する
ため、帯電した作業者が撮像素子に接触すると、撮像素
子の絶縁破壊が頻繁に発生する。
【0010】また、撮像素子に入射したX線の一部がそ
のまま通過したり散乱して後方の生体組織を被爆した
り、逆に撮像素子に入射しなかったX線が生体組織によ
って散乱を受けて、撮像素子の背面から散乱X線が侵入
してノイズになることがある。
【0011】また、歯科診察用に使用される撮像素子
は、口腔内に容易に挿入するため、小型化や軽量化が要
求されているが、誘導ノイズ対策、静電気対策、散乱X
線対策などを行うと撮像素子がより大型化する傾向があ
る。
【0012】さらに、撮像素子は患者の皮膚に接触した
り口腔内に挿入されるため、使用の際に滅菌や無菌の状
態に保つ必要がある。そのため、撮像素子は普段から塵
埃を避けて清潔に保ち、また落下等の衝撃による破損を
防止する必要があるが、使い勝手の良い撮像素子のホル
ダは未だ開発されていない。
【0013】さらに、口腔内に挿入された撮像素子は、
X線を発生する照射筒の軸方向に対して正しい姿勢に保
持される必要があり、撮像領域がX線照射野から外れる
現象、いわゆるコーンカットを極力回避しなければなら
ない。そのため、X線照射筒と撮像素子との相対位置を
設定するための治具が幾つか開発されているが、従来の
治具は位置決め精度が低く、しかも右側歯列用と左側歯
列用の別個の治具がそれぞれ必要になる。
【0014】本発明の目的は、外乱ノイズやサージに強
く、高品質のX線画像が得られるX線画像センサを提供
することである。
【0015】本発明の他の目的は、X線画像センサを清
潔にかつ安全に収納でき、取扱いが簡便なX線画像セン
サのホルダを提供することである。
【0016】本発明の他の目的は、X線照射方向に対す
る位置および角度を高精度に設定可能で、取扱いが簡便
なX線画像センサの位置決め具を提供することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、X線像を電気
信号に変換するX線撮像手段と、前記X線撮像手段を内
部に収納する容器とを備えるX線画像センサにおいて、
前記容器内部に前記X線撮像手段を包囲するように導電
部材が設けられ、かつ前記導電部材は電気的に接地され
ていることを特徴とするX線画像センサである。
【0018】また本発明は、前記X線撮像手段は、X線
蛍光板と、固体撮像素子と、該X線蛍光板からの蛍光を
該固体撮像素子へ伝達する光ファイバ部材とを有するこ
とを特徴とする。
【0019】また本発明は、前記導電部材は、アルミニ
ウムまたは銅の薄層から成ることを特徴とする。
【0020】また本発明は、前記X線撮像手段のX線照
射方向背面側に、X線遮蔽部材が設けられることを特徴
とする。
【0021】また本発明は、前記X線撮像手段と外部装
置とを電気的に接続するケーブルが、シールド線である
ことを特徴とする。
【0022】また本発明は、X線画像センサを収納する
封止空間が形成され、互いに着脱自在な1対の収納容器
と、X線画像センサからの画像信号を受け入れる画像表
示装置に取付けられ、前記収納容器を支持するための支
持部材とを備えることを特徴とするX線画像センサのホ
ルダである。
【0023】また本発明は、X線画像センサを支持する
ためのセンサ支持手段と、前記センサ支持手段から延び
る長手部材と、前記長手部材が着脱自在に装着され、被
検者が把持するための把持手段と、X線照射筒の外周面
に当接する当接端部が形成され、かつX線照射方向と平
行な面内に延出する板状部材とを備え、前記板状部材
が、前記センサ支持手段と前記把持手段とを結ぶ直線に
対して右方向または左方向の何れかの方向に延出するよ
うに、前記把持手段に着脱自在に装着されることを特徴
とするX線画像センサの位置決め具である。
【0024】
【作用】本発明に従えば、容器内部にX線撮像手段を包
囲するように導電部材を設けることによって、導電部材
の内部が静電シールドされ、さらに導電部材を電気的に
接地することによって、外来からの誘導ノイズや静電サ
ージ等がX線撮像手段に及ばなくなるため、耐ノイズ性
や耐サージ性が向上する。したがって、ノイズの少ない
X線画像が得られ、しかも静電破壊を防止することがで
きる。
【0025】また、X線撮像手段は、X線蛍光板と、固
体撮像素子と、該X線蛍光板からの蛍光を該固体撮像素
子へ伝達する光ファイバ部材とを有することによって、
X線像が固体撮像素子の感度が高くなる蛍光に効率良く
変換され、光ファイバ部材によって画像が忠実に伝送さ
れて、固体撮像素子に入射する。したがって、X線検出
能が大幅に向上するとともに、光ファイバ部材の存在に
よって透過X線が弱められ、X線による固体撮像素子へ
の悪影響を回避できる。
【0026】また、導電部材はアルミニウムまたは銅の
薄層から成ることによって、導電部材を簡単かつ低コス
トで形成することができる。
【0027】また、X線撮像手段のX線照射方向背面側
に鉛板などのX線遮蔽部材を設けることによって、X線
撮像手段を通過したX線による患者被爆量を低減でき、
さらにセンサ背面からの散乱X線の入射を防止すること
ができる。
【0028】また、X線撮像手段と外部装置とを電気的
に接続するケーブルがシールド線であることによって、
ケーブルに侵入する誘導ノイズを防ぐとともに、帯電し
た使用者がケーブルに接触しても静電気はX線撮像手段
に到達せずにグランドに逃げることになる。したがっ
て、ノイズの少ないX線画像が得られ、しかも静電破壊
を防止できる。
【0029】また本発明に従えば、1対の収納容器にX
線画像センサを収納して密閉するとX線画像センサが封
止されて、塵埃などの異物の付着を防止でき、取扱いが
簡便になる。また、収納容器の材質として高温高湿に耐
え得る材料を用いることによって、X線画像センサを容
器に収納した状態でオートクレーブが可能になる。さら
に、収納容器を支持するための支持部材を画像表示装置
に取付けることによって、X線撮影作業の際、センサの
取扱いが便利になり、また不注意による落下破損を防止
できる。
【0030】また本発明に従えば、X線照射方向と平行
な面内に延出する板状部材の当接端部をX線照射筒の外
周面に当接することによって、X線照射方向に対する位
置決めが可能になる。また、板状部材の平面性を視準す
ることによって、位置決め具の姿勢を明確に判別するこ
とができる。さらに、板状部材が、センサ支持手段と把
持手段とを結ぶ直線に対して右方向または左方向の何れ
かの方向に延出するように、把持手段に着脱自在に装着
できるため、右側歯列用と左側歯列用を1つの位置決め
具で兼用できる。
【0031】
【実施例】図1は、本発明に係るX線画像撮影装置の使
用状態図であり、被検体が口腔内部位である例を示す。
X線発生装置10は、自在アーム12に対して上下揺動
自在および水平回転自在に取付けられ、患者1の口腔内
部位に向けてX線が照射されるようにX線照射筒11の
向きが調整される。
【0032】一方、口腔内部位を挟んでX線照射筒11
と対向する位置に、口腔内部位を通過したX線強度分
布、すなわちX線像を検出するためのX線画像センサ2
が位置決めされる。図1では、X線画像センサ2の撮像
面がX線照射方向に適切に向くように、X線画像センサ
2を支持するための位置決め具2aを患者自身が指で保
持する。
【0033】X線画像センサ2に入射したX線像は電気
信号に変換され、信号ケーブル3を通って、X線画像表
示装置4に入力される。X線画像表示装置4は、X線画
像センサ2からの信号をデジタル化してメモリに格納し
た後、所定の画像処理を施して、CRT(陰極線管)な
どのモニタ装置5に表示したり、記録紙に印画してハー
ドコピーを得る。なお、X線画像表示装置4の筐体およ
び電気回路のグランド線は、アース線6によって電気的
に接地されている。
【0034】図2は、本発明の一実施例であるX線画像
センサ2を示す断面図であり、図2(a)は図2(b)
中A−A線に沿った水平断面図で、図2(b)は図2
(a)中B−B線に沿った縦断面図である。X線画像セ
ンサ2は、X線光子をたとえば可視光に変換するための
希土類元素化合物などから成るX線蛍光板26と、X線
蛍光板26から放射される蛍光の2次元分布をそのまま
伝達する光ファイバ25と、光ファイバ25で伝達され
た蛍光分布を受光して発生した電荷を蓄積し、所定時間
蓄積した電荷を順次読出して電気信号に変換するCCD
センサ24と、CCDセンサ24を支持するためのセラ
ミックなどの基板23と、各構成部品を収納するための
容器20などで構成されている。CCDセンサ24は、
フォトダイオードなどの複数の光電変換素子がマトリク
ス状に配列され、光の2次元分布を時系列の電気信号に
変換して出力する。
【0035】基板23の背面には、通過X線を遮蔽しか
つ後部散乱X線の入射を防止するための鉛板などのX線
遮蔽部材21が設けられる。容器20は、患者等の使用
者に対する電気絶縁を確保するため、合成樹脂などの電
気絶縁性材料で形成されており、さらにX線の吸収や散
乱が少なく、かつノイズ光となる可視光を完全に遮断す
る遮光性材料で形成することが好ましい。
【0036】X線画像センサ2で検出されたX線像はC
CDセンサによって電気信号に変換され、信号ケーブル
3を通って、X線画像表示装置4に入力される。
【0037】容器20の内部には、X線蛍光板26、光
ファイバ25、CCDセンサ24および基板23を包囲
するようにアルミニウムまたは銅の薄層などの導電部材
22が設けられる。なお、導電部材22の材質は、アル
ミニウムやベリリウムなどの原子量の小さいものが好ま
しく、その厚さは極力薄く、たとえば0.01mm〜
0.1mm程度の厚さに形成されているため、X線画像
センサ2に入射するX線の減衰や散乱を殆ど引き起こさ
ない。信号ケーブル3は、信号線や電源線などの内部導
線31と、内部導線の外周を絶縁体を介して包囲する外
部導体(図示せず)とで構成される同軸ケーブル等のシ
ールド線であることが好ましく、容器20内の導電部材
22はアース線32および信号ケーブル3の外部導体と
接続され、さらに図1に示すように、X線画像表示装置
4のアース線6を介して電気的に接地されている。
【0038】このような構成によって、外来からの誘導
ノイズや静電サージ等がCCDセンサ24等に及ばなく
なるため、耐ノイズ性や耐サージ性が向上する。また、
ケーブルに侵入する誘導ノイズを防ぐとともに、帯電し
た使用者がケーブルに接触しても静電気はCCDセンサ
24に到達せずにグランドに逃げることになる。したが
って、ノイズの少ないX線画像が得られ、しかもサージ
等による静電破壊を防止できる。
【0039】図3(a)は図2に示す導電部材22の展
開図であり、図3(b)は図2に示すX線画像センサ2
の分解組立図である。図3(a)において、導電部材2
2はアルミニウム箔で容器20の内部空間に対応する直
方体を展開したものであり、端面の一部に信号ケーブル
3を引出すための切欠22aが形成され、図3(a)に
示す破線に沿って折り曲げられる。
【0040】図3(b)において、X線蛍光板26、光
ファイバ25、CCDセンサ24および基板23を互い
に接合して、その上から覆うように導電部材22を載せ
た後、導電部材22の上面にアース線32が接続され
る。次に、鉛板などのX線遮蔽部材21の中に基板23
を収納して、図2(b)に示すように、導電部材22を
X線遮蔽部材21と重ね合せて、X線遮蔽部材21をシ
ールド部材として兼用する。こうして組み立てられたセ
ンサ部は容器20内に収納されて、必要に応じてセンサ
部の周囲空間に絶縁ゴムなどの充填材が隙間無く充填さ
れ、容器20が封止される。こうして防水性を高め、高
温高湿のオートクレーブ処理やエタノール等の薬剤に対
する耐久性を向上している。
【0041】図4は、本発明の他の実施例であるX線画
像センサ2を示す断面図であり、図4(a)は図4
(b)中C−C線に沿った水平断面図で、図4(b)は
図4(a)中D−D線に沿った縦断面図である。図4に
示すX線画像センサ2は、図2に示すものと同様な構成
であるが、導電部材22がX線蛍光板26、光ファイバ
25、CCDセンサ24および基板23を下面まで包囲
している点が相違する。
【0042】X線画像センサ2は、X線蛍光板26と、
光ファイバ25と、光ファイバ25で伝達された蛍光分
布を受光して電気信号に変換するCCDセンサ24と、
基板23と、各構成部品を収納するための合成樹脂など
の容器20などで構成されている。基板23の背面に
は、通過X線を遮蔽しかつ後部散乱X線の入射を防止す
るための鉛板などのX線遮蔽部材21が設けられる。
【0043】X線画像センサ2で検出されたX線像はC
CDセンサによって電気信号に変換され、信号ケーブル
3を通って、図1のX線画像表示装置4に入力される。
【0044】容器20の内部には、X線蛍光板26、光
ファイバ25、CCDセンサ24および基板23を下面
まで包囲するように、アルミニウム、ベリリウム、銅な
どの薄層の導電部材22が設けられる。薄層の導電材料
の形成方法として、これら導電部材22が容器内面に蒸
着またはメッキされていても良いし、また容器内面に導
電性塗料を塗布して形成しても良い。こうして導電部材
22が隙間無くセンサ部を覆うことによって、耐ノイズ
性、耐サージ性がより向上する。信号ケーブル3は、同
軸ケーブル等のシールド線で構成され、容器20内の導
電部材22はアース線および信号ケーブル3の外部導体
と接続され、さらに図1に示すように、X線画像表示装
置4のアース線6を介して電気的に接地されている。
【0045】図5(a)は図4に示す導電部材22の展
開図であり、図5(b)は図4に示すX線画像センサ2
の分解組立図である。図5(a)において、導電部材2
2は容器20の内部空間に対応する直方体を展開したも
のであり、端面の一部に信号ケーブル3を引出すための
切欠22aが形成され、図5(a)に示す破線に沿って
折り曲げられる。
【0046】図5(b)において、X線蛍光板26、光
ファイバ25、CCDセンサ24および基板23を互い
に接合して、その上から包み込むように導電部材22で
覆った後、導電部材22の下面の一部にアース線32が
接続される。次に、X線遮蔽部材21が内底部に組み込
まれた容器20内に収納されて、必要に応じてセンサ部
の周囲空間に絶縁ゴムなどの充填材が隙間無く充填さ
れ、容器20が封止される。
【0047】こうしてX線センサ部を導電部材22で覆
うとともに、信号ケーブル3をシールド線で構成するこ
とによって、外来からの誘導ノイズや静電サージ等がC
CDセンサ24等に及ばなくなるため、耐ノイズ性や耐
サージ性が向上する。
【0048】なお、以上の実施例において、X線像をX
線蛍光板26によって蛍光を発生させ、その蛍光強度分
布をCCDセンサ24で電気信号に変換する例を説明し
たが、X線像を直接受光して電気信号に変換する構成、
またはシリコン等の薄膜やシートによって2次X線を発
生させて、これを直接受光して電気信号に変換する構成
でも構わない。
【0049】図6〜図8は、本発明の一実施例であるX
線画像センサのホルダを示す構成図である。図6(a)
はホルダ容器40の正面図であり、図6(b)は図6
(a)中のE−E線に沿った断面図である。図7(a)
はホルダ容器45の正面図であり、図7(b)は図7
(a)中のF−F線に沿った断面図である。図8(a)
は容器受座50の正面図であり、図8(b)は図8
(a)中のG−G線に沿った断面図である。
【0050】図6において、ホルダ容器40は、円盤状
部材の平坦部から円周縁42を残すように円形状に切削
して、さらにX線画像センサ2の外寸法より僅かに大き
い矩形状の台座41を形成して得られる。なお、円周縁
42の一部には、信号ケーブル3が装着可能なように引
出孔43が左右に形成される。
【0051】図7において、ホルダ容器45は、円盤状
部材の稜線を切削して円周台座47を形成して、さらに
円盤状部材の平坦部においてX線画像センサ2の外寸法
より僅かに大きい矩形状の台座46を形成して得られ
る。なお、円周側面の一部には、信号ケーブル3が装着
可能なように引出孔48が左右に形成される。図6のホ
ルダ容器40と図7のホルダ容器とを装着する場合、円
周縁42と円周台座47とがほぼ嵌合するため、容器内
部が引出孔43、48の部分を除いて、ほぼ気密に封止
される。
【0052】図8において、容器受座50は、円盤状部
材を2本の平行線で切り出した板部材53の部分円周上
に、板部材53に対して垂直に延びる1対の部分円筒部
材51が形成され、各部分円筒部材51の端部から内側
に延びるように1対の係止部52が形成されている。な
お、板部材53には、固定ねじが貫通する1対の貫通孔
54が穿設される。
【0053】図9は、X線画像センサのホルダの使用状
態を示す斜視図である。直方体形状のX線画像センサ2
は、図6のホルダ容器40および図7のホルダ容器45
によって両面側から挟まれるように収納され、ホルダ容
器40および図7のホルダ容器45を装着すると円盤状
のセンサホルダが完成する。
【0054】一方、容器受座50は、図1のX線画像表
示装置4の側面にねじ55によって固定されており、X
線画像センサ2が収納されたセンサホルダを、容器受座
50の部分円筒部材51に収納することが可能になる。
【0055】このように1対のホルダ容器40、45に
X線画像センサ2を収納して密閉するとX線画像センサ
が封止されて、塵埃などの異物の付着を防止でき、取扱
いが簡便になる。また、ホルダ容器40、45の材質と
してフッ素樹脂、シリコーン樹脂、ポリエーテルイミド
など高温高湿に耐え得る材料を用いることによって、X
線画像センサ2をホルダ容器40、45に収納した状態
でオートクレーブが可能になる。またホルダ容器40、
45が透明材料で形成されることによって、センサや容
器内部の状態を明瞭に観察できる。さらに、ホルダ容器
40、45を装着したセンサホルダを支持するための容
器受座50をX線画像表示装置4に取付けることによっ
て、X線撮影作業の際、センサの取扱いが便利になり、
また不注意による落下破損を防止できる。
【0056】図10は、本発明の一実施例であるX線画
像センサの位置決め具を示す分解斜視図である。この位
置決め具2aは、X線画像センサ2を支持するためのセ
ンサ支持部材65と、センサ支持部材65から延びるロ
ッド部材64と、ロッド部材64が着脱自在に装着さ
れ、患者などの被検者が把持するための把持部材61
と、X線照射筒11の外周面に当接する当接端部68が
形成され、かつX線照射方向と平行な面内に延出する板
状部材66などで構成される。
【0057】センサ支持部材65は可撓性の1対の爪6
5aを有し、直方体形状のX線画像センサ2を縦向き、
横向き、表向きまたは裏向きに着脱自在に装着すること
ができる。
【0058】把持部材61は略円柱状に形成され、その
下部にロッド部材64が着脱自在に装着される。また、
図10に示すロッド部材64は途中2箇所で鈍角に屈曲
した形状であるが、ロッド部材64は任意の形状で構わ
ず、また把持部材61の装着位置も任意である。たとえ
ばロッド部材64が屈曲部が無い直線形状の場合は、把
持部材61の中央付近に装着しても構わない。把持部材
61の上部には、板状部材66の1対の突起片67を受
ける円錐状の台座62が形成される。台座62の中央に
は、円柱を軸方向に対して平行に切り欠いて1対の平坦
部63aを形成したねじ部材63が形成され、ねじ部材
63の円周面に形成されたねじ部に対してナット70が
螺合する。
【0059】板状部材66の突起片67がねじ部材63
の平坦部63aを挟むように、板状部材66を把持部材
61に装着した後、ナット70で突起片67を締め付け
ることによって、把持部材61の軸方向に対して垂直方
向に板状部材66が取付けられる。図10において、板
状部材66は、センサ支持部材65と把持部材61とを
結ぶ直線に対して直角左方向に延出するように取付けら
れる。
【0060】板状部材66の先端には直線状の当接端部
68が形成されており、当接端部68をX線照射筒11
の外周面に当接して、X線照射筒11の母線方向に対し
て平行に設定することによって、板状部材66はX線照
射方向と平行な面内に延出することになる。したがっ
て、センサ支持部材65に装着されるX線画像センサ2
の向きをX線照射方向に対して垂直に設定することが容
易になり、また把持部材61に対するロッド部材64の
装着位置やロッド部材64の形状等を調節することによ
って、X線照射野の中心とX線画像センサ2の撮像中心
とを一致させることが容易になる。また、板状部材66
の平面性を視準することによって、位置決め具の姿勢を
明確に判別することができる。なお、図10の使用態様
は、X線画像センサ2を口腔内に挿入した場合、左側歯
列のX線撮影に好適となる。
【0061】図11は、図10に示す位置決め具2aの
異なる使用態様を示す分解斜視図である。図11におい
て、X線画像センサ2は図10とは反対向きにセンサ支
持部材65に装着され、かつ板状部材66は表裏を逆
に、すなわちセンサ支持部材65と把持部材61とを結
ぶ直線に対して直角右方向に延出するように取付けられ
る。したがって、図11の使用態様は、X線画像センサ
2を口腔内に挿入した場合、右側歯列のX線撮影に好適
となる。
【0062】このように板状部材66を右左何れかの方
向に延出するように把持部材61に着脱自在に装着でき
るため、右側歯列用と左側歯列用を1つの位置決め具で
兼用できる。
【0063】
【発明の効果】以上詳説したように本発明によれば、外
来からの誘導ノイズや静電サージ等がX線撮像手段に及
ばなくなるため、耐ノイズ性や耐サージ性が向上する。
したがって、ノイズの少ないX線画像が得られ、しかも
静電破壊を防止することができ、しかも患者に対する安
全性が高まる。
【0064】また、X線撮像手段のX線照射方向背面側
に鉛板などのX線遮蔽部材を設けることによって、X線
撮像手段を通過したX線による患者被爆量を低減でき、
さらにセンサ背面からの散乱X線の入射を防止すること
ができる。
【0065】また本発明によれば、X線画像センサが封
止されて、塵埃などの異物の付着を防止でき、さらにX
線撮影作業の操作性が向上し、不注意による落下破損を
防止できる。
【0066】また本発明によれば、X線照射方向に対す
るX線画像センサの位置決めが簡単かつ高精度で実現で
き、さらに右側歯列用と左側歯列用を1つの位置決め具
で兼用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るX線画像撮影装置の使用状態図で
ある。
【図2】本発明の一実施例であるX線画像センサ2を示
す断面図であり、図2(a)は図2(b)中A−A線に
沿った水平断面図で、図2(b)は図2(a)中B−B
線に沿った縦断面図である。
【図3】図3(a)は図2に示す導電部材22の展開図
であり、図3(b)は図2に示すX線画像センサ2の分
解組立図である。
【図4】本発明の他の実施例であるX線画像センサ2を
示す断面図であり、図4(a)は図4(b)中C−C線
に沿った水平断面図で、図4(b)は図4(a)中D−
D線に沿った縦断面図である。
【図5】図5(a)は図4に示す導電部材22の展開図
であり、図5(b)は図4に示すX線画像センサ2の分
解組立図である。
【図6】図6(a)はホルダ容器40の正面図であり、
図6(b)は図6(a)中のE−E線に沿った断面図で
ある。
【図7】図7(a)はホルダ容器45の正面図であり、
図7(b)は図7(a)中のF−F線に沿った断面図で
ある。
【図8】図8(a)は容器受座50の正面図であり、図
8(b)は図8(a)中のG−G線に沿った断面図であ
る。
【図9】X線画像センサのホルダの使用状態を示す斜視
図である。
【図10】本発明の一実施例であるX線画像センサの位
置決め具を示す分解斜視図である。
【図11】図10に示す位置決め具2aの異なる使用態
様を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 患者 2 X線画像センサ 2a 位置決め具 3 信号ケーブル 4 X線画像表示装置 5 モニタ装置 6 アース線 10 X線発生装置 11 X線照射筒 20 容器 21 X線遮蔽部材 22 導電部材 23 基板 24 CCDセンサ 25 光ファイバ 26 X線蛍光板 31 内部導線 32 アース線 40、45 ホルダ容器 50 容器受座 61 把持部材 64 ロッド部材 65 センサ支持部材 66 板状部材 68 当接端部
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 5/32

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 X線像を電気信号に変換するX線撮像手
    段と、 前記X線撮像手段を内部に収納する容器とを備えるX線
    画像センサにおいて、 前記容器内部に前記X線撮像手段を包囲するように導電
    部材が設けられ、かつ前記導電部材は電気的に接地され
    ていることを特徴とするX線画像センサ。
  2. 【請求項2】 前記X線撮像手段は、X線蛍光板と、固
    体撮像素子と、該X線蛍光板からの蛍光を該固体撮像素
    子へ伝達する光ファイバ部材とを有することを特徴とす
    る請求項1記載のX線画像センサ。
  3. 【請求項3】 前記導電部材は、アルミニウムまたは銅
    の薄層から成ることを特徴とする請求項1記載のX線画
    像センサ。
  4. 【請求項4】 前記X線撮像手段のX線照射方向背面側
    に、X線遮蔽部材が設けられることを特徴とする請求項
    1記載のX線画像センサ。
  5. 【請求項5】 前記X線撮像手段と外部装置とを電気的
    に接続するケーブルが、シールド線であることを特徴と
    する請求項1記載のX線画像センサ。
  6. 【請求項6】 X線画像センサを収納する封止空間が形
    成され、互いに着脱自在な1対の収納容器と、 X線画像センサからの画像信号を受け入れる画像表示装
    置に取付けられ、前記収納容器を支持するための支持部
    材とを備えることを特徴とするX線画像センサのホル
    ダ。
  7. 【請求項7】 X線画像センサを支持するためのセンサ
    支持手段と、 前記センサ支持手段から延びる長手部材と、 前記長手部材が着脱自在に装着され、被検者が把持する
    ための把持手段と、 X線照射筒の外周面に当接する当接端部が形成され、か
    つX線照射方向と平行な面内に延出する板状部材とを備
    え、 前記板状部材が、前記センサ支持手段と前記把持手段と
    を結ぶ直線に対して右方向または左方向の何れかの方向
    に延出するように、前記把持手段に着脱自在に装着され
    ることを特徴とするX線画像センサの位置決め具。
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