JPH07280709A - 石炭灰品質管理方法及び装置 - Google Patents

石炭灰品質管理方法及び装置

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JPH07280709A
JPH07280709A JP6095854A JP9585494A JPH07280709A JP H07280709 A JPH07280709 A JP H07280709A JP 6095854 A JP6095854 A JP 6095854A JP 9585494 A JP9585494 A JP 9585494A JP H07280709 A JPH07280709 A JP H07280709A
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coal
silo
coal ash
dust collector
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俊夫 井上
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弘 五百川
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正泰 牧原
Takahiro Yasuda
孝弘 安田
Taisuke Shibata
泰典 柴田
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Kawasaki Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 集塵機捕集石炭灰を自動採取して、コンパク
トで精度の高い灰移送装置により分析建屋近傍まで移送
し、分析装置で自動分析を行うことにより、石炭灰品質
に応じて石炭灰を用途別の回収サイロ、捨灰サイロに振
り分ける。 【構成】 石炭燃焼排ガスの集塵機10捕集灰を中継ホ
ッパ12を介して、又は介さずに少なくとも1個の回収
サイロ14、16、18及び捨灰サイロ20のいずれか
に空気搬送し、集塵機10の入口から回収サイロ14、
16、18又は捨灰サイロ20の入口までの間で、石炭
灰を自動採取し、採取された石炭灰試料を分析建屋22
近傍まで移送して、複数の石炭灰試料に分割した後、少
なくとも1個の自動分析装置24、26、28に分配・
供給して自動分析を行い、分析結果から、集塵機石炭灰
又は中継ホッパ石炭灰を回収サイロ14、16、18の
いずれに送るか、捨灰サイロ20に送るかを判断する石
炭灰品質管理方法において、石炭灰試料の分析建屋22
近傍までの移送を、ピニオンラック式の灰移送装置34
を用いて行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、セメント混和材、人工
軽量骨材等として利用されている品質に優れた石炭灰を
効率よく、かつより多くを自動運転にて回収する石炭灰
品質管理方法及び装置、詳しくは、石炭焚きボイラ等の
石炭燃焼装置から発生する石炭灰を自動採取して、ピニ
オンラック式の灰移送装置にて分析建屋又は分析建屋近
く(以下、分析建屋近傍という)まで搬送し、必要に応
じて一時貯蔵した後、分析装置で自動分析を行うことに
より、石炭灰品質に応じて電気集塵機等の集塵機、中継
ホッパ、又はブレンディングサイロの石炭灰を用途別の
回収サイロ、捨灰サイロに振り分けする石炭灰品質管理
方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在行われている石炭灰の品質管理方法
は、電気集塵機下のディフューザフィーダ部に設けたバ
ルブを手動操作して少量の石炭灰を採取し、分析建屋ま
で車又は徒歩で運び、手分析を行い、品質が適正であれ
ば、電気集塵機の石炭灰を回収サイロに搬送し、有価灰
としている。また、出荷用の石炭灰品質は、回収サイロ
下部にあるロータリフィーダ下に設けたバルブを手動操
作して少量の石炭灰を採取し、分析建屋まで車又は徒歩
で運び、手分析を行い、品質が適正であるかを見定めて
いる。一方、特公平5−63239号公報には、自動灰
採取装置による石炭灰をカプセルに入れ、分析建屋まで
空気搬送し、一時貯蔵した後、自動分析を行い、電気集
塵機、中継ホッパの石炭灰を回収サイロ、捨灰サイロに
振り分けする石炭灰品質管理方法及び装置が記載されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】現在行われている手動
採取・手分析による品質管理方法は、発電所規模が小さ
い場合、使用石炭種類が少ない場合、石炭灰の利用率が
低い場合等に限られている。最近の発電所は、大型化、
多炭種の使用、昼夜による負荷調整等により、品質の優
れた石炭灰を効率よく、かつより多く回収するには、石
炭灰の品質管理を昼夜連続で行う必要があり、省力化、
省人化が重視されている昨今では、対応困難である。ま
た、特公平5−63239号公報記載のカプセル方式の
移送装置による石炭灰品質管理方法及び装置は、灰採取
個所が分散し、分析建屋と灰採取個所とが大きく離れて
いる際には有効であるが、装置コストが高いという問題
がある。
【0004】本発明は、上記の点を鑑みてなされたもの
で、本発明の目的は、石炭焚きボイラ等の石炭燃焼装置
から発生する石炭灰を自動採取して、ピニオンラック式
の灰移送装置にて分析建屋近傍まで搬送し、必要に応じ
て一時貯蔵した後、分析装置で自動分析を行うことによ
り、石炭灰品質に応じて電気集塵機等の集塵機、中継ホ
ッパ、又はブレンディングサイロの石炭灰を回収サイ
ロ、捨灰サイロに振り分けする、昼夜連続の無人による
石炭灰品質管理方法及び装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用】上記の目的を達
成するために、本発明の石炭灰品質管理方法は、図1に
示すように、石炭燃焼排ガスの集塵機10捕集灰を中継
ホッパ12を介して、又は介さずに少なくとも1個の回
収サイロ14、16、18(図1では一例として3個)
及び捨灰サイロ20のいずれかに空気搬送し、集塵機1
0の入口から回収サイロ14、16、18又は捨灰サイ
ロ20の入口までの間で、石炭灰を自動採取し、採取さ
れた石炭灰試料を分析建屋22近傍まで移送して、複数
の石炭灰試料に分割した後、少なくとも1個の自動分析
装置24、26、28(図1では一例として3個)に分
配・供給して自動分析を行い、分析結果から、集塵機石
炭灰又は中継ホッパ石炭灰を回収サイロ14、16、1
8のいずれに送るか、捨灰サイロ20に送るかを判断す
る石炭灰品質管理方法において、石炭灰試料の分析建屋
22近傍までの移送を、ピニオンラック式の搬送により
行うことを特徴としている。
【0006】本発明の石炭灰品質管理装置は、図1に示
すように、石炭燃焼排ガスの集塵機10捕集灰を中継ホ
ッパ12を介して、又は介さずに少なくとも1個の回収
サイロ14、16、18及び捨灰サイロ20のいずれか
に空気搬送し、集塵機10の入口、出口、気流輸送管3
0又は中継ホッパ12の入口に自動灰採取装置32を接
続し、この自動灰採取装置32で採取された石炭灰試料
を分析建屋22近傍まで移送して自動分析し、分析結果
から、石炭灰を回収サイロ14、16、18のいずれに
送るか、捨灰サイロ20に送るかを判断する石炭灰品質
管理装置において、前記自動灰採取装置32に、採取さ
れた石炭灰試料を分析建屋22近傍まで移送する灰移送
装置34を接続し、この灰移送装置34に、石炭灰試料
を複数の試料に分割する分割装置36(図1では一例と
して3分割装置)及び分配装置38を介して少なくとも
1個の自動分析装置24、26、28に接続し、該自動
分析装置24、26、28と回収サイロ14、16、1
8及び捨灰サイロ20とを制御装置40を介して接続
し、前記灰移送装置34が、ピニオンラック式の灰移送
装置であることを特徴としている。42は捨灰容器、4
4は空気ブロワ、46は切換バルブ、48はダストレス
アンローダである。
【0007】図2は、本発明の石炭灰品質管理装置の他
の例を示している。図2の場合の石炭灰品質管理方法
は、石炭燃焼排ガスの集塵機10捕集灰をブレンディン
グサイロ50を介して、又は介さずに少なくとも1個の
回収サイロ14、16、18(図2では一例として3
個)及び捨灰サイロ20のいずれかに空気搬送し、集塵
機10の入口から回収サイロ14、16、18又は捨灰
サイロ20の入口までの間で、石炭灰を自動採取し、採
取された石炭灰試料を分析建屋22近傍まで移送し、一
旦灰貯蔵装置52に貯蔵するか、又は貯蔵することなく
複数の石炭灰試料に分割した後、少なくとも1個の自動
分析装置24、26、28(図2では一例として3個)
に分配・供給して自動分析を行い、分析結果から、集塵
機石炭灰又はブレンディングサイロ石炭灰を回収サイロ
14、16、18のいずれに送るか、捨灰サイロ20に
送るかを判断する石炭灰品質管理方法において、石炭灰
試料の分析建屋22近傍までの移送を、ピニオンラック
式の搬送により行うことを特徴としている。
【0008】図2における石炭灰品質管理装置は、石炭
燃焼排ガスの集塵機10捕集灰をブレンディングサイロ
50を介して、又は介さずに少なくとも1個の回収サイ
ロ14、16、18及び捨灰サイロ20のいずれかに空
気搬送し、集塵機10入口、出口、気流輸送管30又は
ブレンディングサイロ50の入口に自動灰採取装置32
を接続し、この自動灰採取装置32で採取された石炭灰
試料を分析建屋22近傍まで移送して自動分析し、分析
結果から、石炭灰を回収サイロ14、16、18のいず
れに送るか、捨灰サイロ20に送るかを判断する石炭灰
品質管理装置において、前記自動灰採取装置32に、採
取された石炭灰試料を分析建屋22近傍まで移送する灰
移送装置34を接続し、この灰移送装置34に、石炭灰
を一旦貯蔵する灰貯蔵装置52を介して、又は介さずに
石炭灰試料を複数の試料に分割する分割装置36a、3
6b(いずれも一例として2分割装置)を接続し、この
分割装置36a、36bに分配装置38を介して少なく
とも1個の自動分析装置24、26、28に接続し、該
自動分析装置24、26、28と回収サイロ14、1
6、18及び捨灰サイロ20とを制御装置40を介して
接続し、前記灰移送装置34が、ピニオンラック式の灰
移送装置であることを特徴としている。54はエアスラ
イダーである。
【0009】図1及び図2においては、集塵機10とし
て電気集塵機を示しているが、他の集塵機、例えばバグ
フィルター、サイクロン、グラニュラー式集塵機等を使
用することも可能である。また、石炭燃焼排ガスの発生
源としては、石炭焚きボイラ、石炭焚き流動層ボイラ等
の石炭焚き燃焼装置を挙げることができる。
【0010】自動分析装置としては、粒度、未燃炭素
計、蛍光X線計、ブレーン比表面積計及びメチレンブル
ー吸着計のうち、少なくとも1つが用いられ、有効利用
すべき用途における管理すべき品質に応じて、上記1〜
5種類の分析装置が組み合わせて用いられる。
【0011】また、粒度計による粒径20μm 以下の重
量割合が40%以上又は以下か、未燃炭素計による未燃
炭素量が3%以上又は以下か、蛍光X線計によるCaO
量が7%以上又は以下か、CaO+Na2 O+K2 O+
Fe2 3 量が5〜15%の範囲内か又は範囲外か、R
2 O(Na2 O+0.658K2 O)が1.8%以上又
は以下か、SiO2 /Al2 3 モル比が2以上又は以
下か、ブレーン比表面積計によるブレーン比表面積が3
000cm2 /g 以上又は以下か、メチレンブルー吸着計
によるメチレンブルー吸着量が0.4mg/g 以下又は以
上か、によって、石炭灰をいずれの回収サイロ14、1
6、18へ搬送すべきか、捨灰サイロ20へ搬送すべき
かが判別される。
【0012】自動分析装置24、26、28は、通常、
粒度計、未燃炭素計、蛍光X線計であるが、粒度計をブ
レーン比表面積計、あるいはメチレンブルー吸着計にす
ること、あるいは、粒度計、未燃炭素計、メチレンブル
ー吸着計、蛍光X線装置の4台にすること等の組み合わ
せができ、有効利用すべき用途における管理すべき品質
より、適正な組み合わせが定まる。例えば、石炭灰をセ
メント混和材、路盤材、人工軽量骨材用として回収する
場合、分析計として、蛍光X線装置、未燃炭素計、メチ
レンブルー吸着計を組み合わせ、自動採取した石炭灰
が、CaO量が7%以下、未燃炭素量が3%以下及びメ
チレンブルー吸着量が0.4mg/g 以下を満足する場合
には、電気集塵機10、中継ホッパ12、又はブレンデ
ィングサイロ50の石炭灰を、セメント混和材用の回収
サイロ14に搬送する。また、未燃炭素量が3%以上
で、CaO量が7%以下の場合には、路盤材用の回収サ
イロ16に搬送する。さらに、CaO+Na2 O+K2
O+Fe2 3 量が5〜15%の範囲で、未燃炭素量が
3%以上の場合には、人工軽量骨材用の回収サイロ18
に搬送する。それ以外の石炭灰は、捨灰サイロ20に搬
送される。
【0013】分配装置38は、円筒容器内の仕切板をロ
ータリアクチュエータにて回転させ、分析計が正常の際
には分析計側に切り替え、故障の際には廃棄側に切り替
えるものである。分割装置36、36a、36bは、振
動式トラフに設けられた溝にて採取灰を2〜5分割する
装置で、実願平4−68845号に示された構造のもの
が用いられる。灰貯蔵装置52は、回転円盤の周方向に
円筒容器が複数個接続され、底を閉めた状態で灰を受け
取った後、排出口まで円盤を回転させてエアシリンダー
駆動エレベータを用いて円筒容器の底を開ける装置で、
特公平5−63239号公報に示された構造のものが用
いられる。
【0014】灰移送装置34は、図3に示すように、パ
イプ60を通してギヤードモータ62付きの灰容器64
で灰を受け取った後、停止位置精度の高いピニオンラッ
ク66を用いて横移動させ、所定の位置でエアシリンダ
ー駆動エレベータ68にて円錐コーン70を下げ、灰を
貯蔵装置52、あるいは分割装置36に移す構造の装置
である。72、74はフレキシブルジョイント、76、
78はバネ、80は灰容器固定座、82、84、86は
パッキング、88は支持部材、90はエレベータであ
る。なお、ギヤードモータ62はブレーキ付きギヤード
モータである。灰容器64、灰容器固定座80及びブレ
ーキ付きギヤードモータ62は一体となっており、ピニ
オンラック66に係合して二点鎖線で示される位置に移
送された後、円錐コーン70が下げられ、灰容器64内
の石炭灰試料は、支持部材88の隙間から落下する。な
お、装置全体は、屋外設置等の場合、フードで覆われて
密封され、マイナス圧にしておくことができるものであ
る。また、本装置は、特公平5−63239号公報に示
されたカプセル式よりは、装置が簡素であり、低コスト
化、省スペース化を図ることができるので、灰採取装置
32の近くに分析建屋スペースが確保できる際には、有
効な装置である。自動灰採取装置32は、気流輸送管か
ら採取する実開平4−34649号公報に示された構造
の装置、あるいはホッパの入口又は出口の灰落下部にエ
アシリンダー駆動で定容量容器を出し入れする公知の構
造のものが用いられる。
【0015】本発明の方法及び装置により、電気集塵機
10等の集塵機で捕集される灰容量毎に、製品としての
可否の判断を行うことができる。すなわち、電気集塵機
下、電気集塵機灰が送られる気流輸送管30、中継ホッ
パ12の入口又は出口、あるいはブレンディングサイロ
50の入口又は出口で灰を自動採取した後、自動分析を
行い、良質灰であれば、回収サイロ14、16、18の
いずれかへ送ることができる。これによって、多炭種等
により、品質の変動する灰の性状管理をきめ細かく行う
ことができ、良質灰を効率的よく回収できる。また、本
発明の方法は、多数の灰採取及び分析が短時間で可能で
あるため、灰品質精度が高く、かつ、ボイラの燃焼状態
監視のバックアップを図ることができる。
【0016】
【実施例】以下、70万KWの石炭火力発電所に、本発明
の石炭灰品質管理方法及び装置を適用した好適な実施例
を、図面を参照して説明する。ただし、この実施例に記
載されている構成機器の形状、その相対配置等は、特に
特定的な記載がない限り、本発明の範囲をそれらのみに
限定する趣旨のものではなく、単なる説明例にすぎな
い。 実施例1 図1は、本発明の石炭灰品質管理装置の一実施例を示
し、中継ホッパ12を設置し、灰貯蔵装置を設置しない
場合で、石炭灰をセメント混和材、人工軽量骨材、セメ
ント原料用として回収する場合のものである。2系列あ
る灰処理系統の一系統の電気集塵機10の1室(入り口
に一番近いホッパ)、2室の灰が気流輸送管30に流れ
ている時に、自動灰採取装置32を用いて各2000ml
の灰を採取し、縮分にて400mlとした後、余剰灰は気
流輸送管30に戻し、400mlの灰はピニオンラック式
灰移送装置34で横方向に移送し、3分割装置36で3
分割し、分析計24(蛍光X線計)、26(粒度計)、
28(未燃炭素計)の3台が分析可能であれば、3台の
分配装置38を分析計に切り替え、灰を分析計に送り、
自動分析を行う。電気集塵機10の1室、2室の灰量を
各々が気流輸送されている時の圧力と変動時間より算出
し、灰量の比率と分析値で、電気集塵機の代表的な灰性
状を算出する。未燃炭素が3%以下、20μm 以下の割
合が40%以上、CaO量が7%以下の時は中継ホッパ
12の灰を回収サイロ14(セメント混和材用)に送
る。CaO+Na2 O+K2 O+Fe2 3 の合計が5
〜15%、CaOが7%以下、20μm 以下が40%以
上の時は、中継ホッパ12の灰を回収サイロ18(人工
軽量骨材用)に送る。上記以外の性状で、SiO2 /A
2 3 モル比が2以上、R2 O(Na2 O+0.65
8K2 O)が1.8%以下の時は、中継ホッパ12の灰
を回収サイロ16(セメント原料用)に送る。その他の
性状では、中継ホッパ12の灰を捨灰サイロ20に送
る。以上の昼夜連続無人運転による石炭灰品質管理方法
により、多炭種、ボイラ負荷変動に対応し、品質の優れ
た石炭灰を効率よく、かつ、多く回収することが可能と
なる。
【0017】実施例2 図2は、本発明の石炭灰品質管理装置の他の実施例を示
し、中継ホッパを設置せず、ブレンディングサイロ5
0、灰貯蔵装置52を設置する場合である。灰採取を電
気集塵機10の1室、2室より各2回行い、分析計との
連係のために灰を一時貯蔵する灰貯蔵装置52に貯蔵し
た後、分析計が測定可能となれば、灰貯蔵装置52より
逐次灰を排出し、2台の2分割装置36a、36b、分
配装置38を経由して分析計に送り、自動分析を行う。
電気集塵機10の1室の平均値と2室の平均値と電気集
塵機10の1室、2室の灰量でもって電気集塵機の代表
的な灰性状を算出する。灰性状により、電気集塵機の1
室〜4室の灰を均質化するために空気を供給しながら混
合したブレンディングサイロ50の石炭灰を、実施例1
と同様な方法で、各サイロ14、16、18又は20に
振り分ける。
【0018】
【発明の効果】本発明は上記のように構成されているの
で、次のような効果を奏する。 (1) ピニオンラック式の灰移送装置は、装置がコン
パクトであるとともに、停止位置精度がきわめて高く、
灰採取個所と分析建屋との距離が短い場合にはきわめて
有効であり、コストも安価になる。 (2) 石炭灰品質の良否の判断を、昼夜連続無人運転
により行うことができ、省力化、省人化に優れた方法で
ある。 (3) 石炭火力発電所の大型化、多種類の石炭の使
用、1日数回のボイラ負荷変動等に対応でき、品質に優
れた石炭灰を効率よく、かつ、多く回収することができ
る。 (4) 多数の灰採取及び分析を短時間に行うことがで
き、石炭灰の品質精度が高められ、かつ、ボイラの燃焼
状態の監視のバックアップが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の石炭灰品質管理装置の一実施例を示す
システムフロー図である。
【図2】本発明の装置の他の実施例を示すシステムフロ
ー図である。
【図3】図1及び図2における灰移送装置まわりの詳細
を示す立面説明図である。
【図4】図3における円錐コーンの平面図である。
【符号の説明】
10 集塵機 12 中継ホッパ 14 回収サイロ 16 回収サイロ 18 回収サイロ 20 捨灰サイロ 22 分析建屋 24 自動分析装置 26 自動分析装置 28 自動分析装置 32 自動灰採取装置 34 灰移送装置 36 分割装置 36a 分割装置 36b 分割装置 38 分配装置 40 制御装置 50 ブレンディングサイロ 62 ブレーキ付きギヤードモータ 64 灰容器 66 ピニオンラック 70 円錐コーン 74 フレキシブルジョイント 78 バネ 80 灰容器固定座
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 五百川 弘 愛知県名古屋市緑区大高町北関山20番地の 1 中部電力株式会社電力研究所内 (72)発明者 牧原 正泰 愛知県名古屋市緑区大高町北関山20番地の 1 中部電力株式会社電力研究所内 (72)発明者 安田 孝弘 東京都江東区南砂2丁目11番1号 川崎重 工業株式会社東京設計事務所内 (72)発明者 柴田 泰典 兵庫県明石市川崎町1番1号 川崎重工業 株式会社明石工場内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 石炭燃焼排ガスの集塵機捕集灰を中継ホ
    ッパを介して、又は介さずに少なくとも1個の回収サイ
    ロ及び捨灰サイロのいずれかに空気搬送し、集塵機の入
    口から回収サイロ又は捨灰サイロの入口までの間で、石
    炭灰を自動採取し、採取された石炭灰試料を分析建屋近
    傍まで移送して、複数の石炭灰試料に分割した後、少な
    くとも1個の自動分析装置に分配・供給して自動分析を
    行い、分析結果から、集塵機石炭灰又は中継ホッパ石炭
    灰を回収サイロに送るか、捨灰サイロに送るかを判断す
    る石炭灰品質管理方法において、 石炭灰試料の分析建屋近傍までの移送を、ピニオンラッ
    ク式の搬送により行うことを特徴とする石炭灰品質管理
    方法。
  2. 【請求項2】 石炭燃焼排ガスの集塵機捕集灰をブレン
    ディングサイロを介して、又は介さずに少なくとも1個
    の回収サイロ及び捨灰サイロのいずれかに空気搬送し、
    集塵機の入口から回収サイロ又は捨灰サイロの入口まで
    の間で、石炭灰を自動採取し、採取された石炭灰試料を
    分析建屋近傍まで移送し、一旦灰貯蔵装置に貯蔵する
    か、又は貯蔵することなく複数の石炭灰試料に分割した
    後、少なくとも1個の自動分析装置に分配・供給して自
    動分析を行い、分析結果から、集塵機石炭灰又はブレン
    ディングサイロ石炭灰を回収サイロに送るか、捨灰サイ
    ロに送るかを判断する石炭灰品質管理方法において、 石炭灰試料の分析建屋近傍までの移送を、ピニオンラッ
    ク式の搬送により行うことを特徴とする石炭灰品質管理
    方法。
  3. 【請求項3】 集塵機が、石炭焚きボイラにおける電気
    集塵機であることを特徴とする請求項1又は2記載の石
    炭灰品質管理方法。
  4. 【請求項4】 自動分析装置として、粒度、未燃炭素
    計、蛍光X線計、ブレーン比表面積計及びメチレンブル
    ー吸着計のうち、少なくとも1つを用いることを特徴と
    する請求項1、2又は3記載の石炭灰品質管理方法。
  5. 【請求項5】 粒度計による粒径20μm 以下の重量割
    合が40%以上又は以下か、未燃炭素計による未燃炭素
    量が3%以上又は以下か、蛍光X線計によるCaO量が
    7%以上又は以下か、CaO+Na2 O+K2 O+Fe
    2 3 量が5〜15%の範囲内か又は範囲外か、R2
    (Na2 O+0.658K2 O)が1.8%以上又は以
    下か、SiO2 /Al2 3 モル比が2以上又は以下
    か、ブレーン比表面積計によるブレーン比表面積が30
    00cm2 /g 以上又は以下か、メチレンブルー吸着計に
    よるメチレンブルー吸着量が0.4mg/g 以下又は以上
    か、によって、石炭灰をいずれの回収サイロへ搬送すべ
    きか、捨灰サイロへ搬送すべきかを判別することを特徴
    とする請求項1〜4のうちいずれか記載の石炭灰品質管
    理方法。
  6. 【請求項6】 石炭燃焼排ガスの集塵機捕集灰を中継ホ
    ッパを介して、又は介さずに少なくとも1個の回収サイ
    ロ及び捨灰サイロのいずれかに空気搬送し、集塵機の入
    口、出口、気流輸送管又は中継ホッパの入口に自動灰採
    取装置を接続し、この自動灰採取装置で採取された石炭
    灰試料を分析建屋近傍まで移送して自動分析し、分析結
    果から、石炭灰を回収サイロに送るか、捨灰サイロに送
    るかを判断する石炭灰品質管理装置において、 前記自動灰採取装置に、採取された石炭灰試料を分析建
    屋近傍まで移送する灰移送装置を接続し、この灰移送装
    置に、石炭灰試料を複数の試料に分割する分割装置及び
    分配装置を介して少なくとも1個の自動分析装置に接続
    し、該自動分析装置と回収サイロ及び捨灰サイロとを制
    御装置を介して接続し、前記灰移送装置が、ピニオンラ
    ック式の灰移送装置であることを特徴とする石炭灰品質
    管理装置。
  7. 【請求項7】 石炭燃焼排ガスの集塵機捕集灰をブレン
    ディングサイロを介して、又は介さずに少なくとも1個
    の回収サイロ及び捨灰サイロのいずれかに空気搬送し、
    集塵機入口、出口、気流輸送管又はブレンディングサイ
    ロの入口に自動灰採取装置を接続し、この自動灰採取装
    置で採取された石炭灰試料を分析建屋近傍まで移送して
    自動分析し、分析結果から、石炭灰を回収サイロに送る
    か、捨灰サイロに送るかを判断する石炭灰品質管理装置
    において、 前記自動灰採取装置に、採取された石炭灰試料を分析建
    屋近傍まで移送する灰移送装置を接続し、この灰移送装
    置に、石炭灰を一旦貯蔵する灰貯蔵装置を介して、又は
    介さずに石炭灰試料を複数の試料に分割する分割装置を
    接続し、この分割装置に分配装置を介して少なくとも1
    個の自動分析装置に接続し、該自動分析装置と回収サイ
    ロ及び捨灰サイロとを制御装置を介して接続し、前記灰
    移送装置が、ピニオンラック式の灰移送装置であること
    を特徴とする石炭灰品質管理装置。
  8. 【請求項8】 集塵機が、石炭焚きボイラにおける電気
    集塵機であることを特徴とする請求項6又は7記載の石
    炭灰品質管理装置。
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