JPH07280337A - 熱交換器用防塵ネット - Google Patents

熱交換器用防塵ネット

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Publication number
JPH07280337A
JPH07280337A JP6100606A JP10060694A JPH07280337A JP H07280337 A JPH07280337 A JP H07280337A JP 6100606 A JP6100606 A JP 6100606A JP 10060694 A JP10060694 A JP 10060694A JP H07280337 A JPH07280337 A JP H07280337A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat exchanger
mesh
region
net
central region
Prior art date
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Pending
Application number
JP6100606A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichiro Kikuchi
孝一郎 菊池
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Radiator Co Ltd
Original Assignee
Toyo Radiator Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Radiator Co Ltd filed Critical Toyo Radiator Co Ltd
Priority to JP6100606A priority Critical patent/JPH07280337A/ja
Publication of JPH07280337A publication Critical patent/JPH07280337A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 熱交換器コア1の各部における単位面積当た
りの通風量を均一にするため、防塵ネット2の各部にお
ける網目に粗密を配する。 【構成】 熱交換器コア1表面の各部における単位面積
当たりの通風量に差異がある場合、その差異をなくすよ
うにコア表面に被着される防塵ネット2の網目の大きさ
に粗密を与える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多数の並列したチュー
ブ及びフィンからなる熱交換器コアの表面に着脱自在に
被着される防塵ネットの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】各種車両の内燃機関の冷却水冷却用熱交
換器は、多数のチューブとフィンとによりコアを構成
し、夫々のチューブの両端部がタンクに連通され、その
タンクと内燃機関のウォータージャケットの内部とが連
通され、ポンプを介して冷却水が循環される。そして、
熱交換器の背面側にはファンが取付けられると共に、熱
交換器コア表面に防塵ネットが取付けられる。通常、防
塵ネットは金網の外周に枠部を設け、その枠部を熱交換
器のサイドメンバー等に着脱自在に取り付けたものであ
った。この防塵ネットの金網のメッシュの大きさは、熱
交換器の使用場所等を考慮し、適宜なものを選定してい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の車両用熱交換器
は、アイドリング時及び低速走行時にはファンによって
起風し、コアの前面側から後面側に或いは後面側から前
面側に空気を流通させ、その空気とチューブ内の冷却水
との間に熱交換を行うものであった。又、高速走行時に
おいてはファンの回転を停止し、走行に伴って生ずる空
気流により冷却水を冷却していた。このような熱交換器
において、熱交換器の周縁部と中心部とは単位面積当た
りの空気流通量か異なっていた。そこで従来、熱交換器
のフィンピッチ等を場所によって変化させる提案があっ
た。しかしながら、そのような熱交換器は量産性に乏し
く実用的ではなかった。そこで本発明は、熱交換器用防
塵ネットに着目し、その通風抵抗を変えることにより熱
交換器に流通する空気流を均一化し、それによって熱交
換器各部における熱交換性能を可能な限り最大限に引き
出すようにすることを目的とし、その目的達成のために
次の構成をとる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、熱交換器コア
1表面の各部における単位面積当たりの通風量に差異の
ある熱交換器に被着される防塵ネット2において、網目
状のネット本体3を、その中心部に位置する中心領域4
とその回りの環状の一以上の周辺領域5,6,7とに分
け、前記通風量の大なる領域では前記網目を細かくし、
前記通風量の小なる領域ではそれを粗くしたことを特徴
とする。また本発明の好ましい実施態様は、熱交換器コ
アの中心領域4の網目を細かくし、周辺領域のそれを粗
くしたものである。
【0005】
【実施例】次に、図面に基づいて本発明の熱交換器用防
塵ネットの実施例につき説明する。図1は本発明の防塵
ネット付き熱交換器の分解説明図である。この熱交換器
は、多数のチューブとその外面に接触固定されたフィン
とにより熱交換器コア1を構成し、そのチューブ両端が
上下一対のタンクに連通され、上部側タンクから下部側
タンクに冷却水が流通するものである。熱交換器コア1
の背面側にはファン9が設けられ、それにより前面側か
ら後面側に空気流が流通する。なお、ファン9により後
面側から前面側に空気流が流通する場合もある。前者の
場合には、防塵ネット2が熱交換器コア1の前面側に取
付けられ、後者の場合は、防塵ネット2が熱交換器コア
1の後面側に取付けられる。その取付けは、ボルト及び
ナットを用いたり、或いは上下方向にスライドする案内
溝を用いたりして行われる。
【0006】この防塵ネット2は、ネット本体3とその
外周に設けられた枠8とからなる。図1の実施例では、
ネット本体3の中心部に方形に設けた中心領域4と、そ
の外周に夫々四角の環状に設けた第一〜第三の周辺領域
5,6,7とに区分され、中心領域4は最も網目が細か
くされ、その中心領域から遠い周辺領域程網目は大きく
形成されている。これは、通常の車両において平均的な
単位面積当たりの通風量が中心程大きいからである。そ
して各網目の大きさは、熱交換器の通常の使用状態おい
て熱交換器各部の単位面積当たりの通風量が可能な限り
均一になるように設定される。それにより、熱交換器各
部の熱交換性能を最大限に引き出すものである。即ち、
防塵ネット2の網目の大きさは熱交換器とベストマッチ
ングするように決められる。
【0007】次に図2は本発明の第二実施例であり、こ
の実施例では中心領域4及び第一及び第二の周辺領域
5,6が円形及び外周が円形の環状に形成され、第三の
周辺領域7外周が矩形に形成されるものである。この実
施例は、熱交換器コア1背面に配置されるファンのボス
部が比較的大きなものを用いるとき、そのボス部に邪魔
されて中心部の空気通風抵抗が比較的大きくなる場合の
ネットである。そこで、中心領域4の網目がその外周の
第一周辺領域5よりも粗く、その第一周辺領域5のさら
に外周の第二周辺領域6と略同一に形成されている。そ
して第二周辺領域6の外周の第三周辺領域7が、最も粗
い網目とされている。次に図3は本発明の第三実施例で
あり、この実施例では中心領域4と周辺領域5,6とが
夫々楕円形に形成されたものである。
【0008】
【発明の作用・効果】本発明の熱交換器用防塵ネット
は、熱交換器コア1の通風量の大なる領域でその網目を
細かくし、通風量の小なる領域ではそれを粗くしたか
ら、熱交換器コア1各部における単位面積当たりの通風
量を均一化し、熱交換器各部における放熱性能を最大限
に引き出すことができる。その結果、全体として熱交換
性能を向上させ得る。即ち、熱交換器における通風系が
ベストマッチングされるため、熱交換性能が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の防塵ネット2を有する熱交換器の分解
斜視図。
【図2】本発明の防塵ネット2の第二実施例を示す正面
図。
【図3】同第三実施例を示す正面図。
【符号の説明】
1 熱交換器コア 2 防塵ネット 3 ネット本体 4 中心領域 5〜7 周辺領域 8 枠 9 ファン 10 ボルト孔 11 ボルト

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱交換器コア1表面の各部における単位
    面積当たりの通風量に差異のある熱交換器に被着される
    防塵ネット2において、 網目状のネット本体3を、その中心部に位置する中心領
    域4とその回りの環状の一以上の周辺領域5,6,7と
    に分け、前記通風量の大なる領域では前記網目を細かく
    し、前記通風量の小なる領域ではそれを粗くしたことを
    特徴とする熱交換器用防塵ネット。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記中心領域4の前
    記網目を細かくし、周辺領域のそれを粗くした熱交換器
    用防塵ネット。
JP6100606A 1994-04-13 1994-04-13 熱交換器用防塵ネット Pending JPH07280337A (ja)

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JP6100606A JPH07280337A (ja) 1994-04-13 1994-04-13 熱交換器用防塵ネット

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JP6100606A JPH07280337A (ja) 1994-04-13 1994-04-13 熱交換器用防塵ネット

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106403250A (zh) * 2016-10-27 2017-02-15 青岛海尔空调器有限总公司 空调室内机的滤网及其设计方法
WO2020082347A1 (zh) * 2018-10-26 2020-04-30 深圳市锐明技术股份有限公司 车载设备及其防尘通风结构

Cited By (3)

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CN106403250A (zh) * 2016-10-27 2017-02-15 青岛海尔空调器有限总公司 空调室内机的滤网及其设计方法
CN106403250B (zh) * 2016-10-27 2019-11-05 青岛海尔空调器有限总公司 空调室内机的滤网及其设计方法
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