JPH07280334A - 空気調和装置の吹出口 - Google Patents
空気調和装置の吹出口Info
- Publication number
- JPH07280334A JPH07280334A JP6092929A JP9292994A JPH07280334A JP H07280334 A JPH07280334 A JP H07280334A JP 6092929 A JP6092929 A JP 6092929A JP 9292994 A JP9292994 A JP 9292994A JP H07280334 A JPH07280334 A JP H07280334A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat insulating
- louver
- insulating material
- air
- insulating member
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- Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
- Air-Flow Control Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ルーバの摺動性を確実に保ちながら、安価な
吹出口を提供する。 【構成】 空気調和装置の風吹出通路及び風向きを可変
するルーバ１を有し、かつこのルーバ１の摺動面に接す
るようにゴム材等の断熱材３を配設した吹出口６におい
て、前記ルーバ１の摺動面に接する断熱材３と、風吹出
通路の断熱材４，７とを分割して構成する。さらにルー
バ摺動面に接する断熱材３はルーバ摺動に適する断熱材
の硬度及び表面摩擦係数を有し、風吹出通路の断熱材
４，７は断熱の目的を達成するものとして夫々その材質
を選定する。これによりルーバに接する断熱材はルーバ
の摺動に適する断熱材硬度、摩擦係数の材料を少量使用
し、風通路に配設された断熱材は断熱目的のみの機能を
有する安価な材料で構成できる。
吹出口を提供する。 【構成】 空気調和装置の風吹出通路及び風向きを可変
するルーバ１を有し、かつこのルーバ１の摺動面に接す
るようにゴム材等の断熱材３を配設した吹出口６におい
て、前記ルーバ１の摺動面に接する断熱材３と、風吹出
通路の断熱材４，７とを分割して構成する。さらにルー
バ摺動面に接する断熱材３はルーバ摺動に適する断熱材
の硬度及び表面摩擦係数を有し、風吹出通路の断熱材
４，７は断熱の目的を達成するものとして夫々その材質
を選定する。これによりルーバに接する断熱材はルーバ
の摺動に適する断熱材硬度、摩擦係数の材料を少量使用
し、風通路に配設された断熱材は断熱目的のみの機能を
有する安価な材料で構成できる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、安価で、かつルーバの
摺動性を備えた空気調和装置の吹出口に関するものであ
る。
摺動性を備えた空気調和装置の吹出口に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】従来の空気調和装置では、例えば実公平
６−５５５３号公報に示されるように、吹出口の結露を
防止するため、発泡ゴム等の厚手の断熱材を風案内板に
貼り付けている。さらに、ルーバのたわみを防止するた
め、断熱材にルーバもしくはその支え板を密着させてい
る。
６−５５５３号公報に示されるように、吹出口の結露を
防止するため、発泡ゴム等の厚手の断熱材を風案内板に
貼り付けている。さらに、ルーバのたわみを防止するた
め、断熱材にルーバもしくはその支え板を密着させてい
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のものではルーバを支える必要上、断熱材は高硬度の
品が要求される。さらにはルーバの摺動を妨げないため
に、断熱材とルーバの接触部は滑らかでなければなら
ず、ルーバの接触部の断熱材で風通路の断熱も兼用して
いたため、高価な断熱材を多量に使用していた。そのた
め、断熱材、及び断熱材成形用の金型が大型化するた
め、断熱材の費用及び金型費が高価になるなどの問題が
あった。
来のものではルーバを支える必要上、断熱材は高硬度の
品が要求される。さらにはルーバの摺動を妨げないため
に、断熱材とルーバの接触部は滑らかでなければなら
ず、ルーバの接触部の断熱材で風通路の断熱も兼用して
いたため、高価な断熱材を多量に使用していた。そのた
め、断熱材、及び断熱材成形用の金型が大型化するた
め、断熱材の費用及び金型費が高価になるなどの問題が
あった。
【０００４】本発明は上記のような問題点を解消するた
めになされたもので、ルーバの摺動性を確実に保ちなが
ら、安価な吹出口を提供することにある。
めになされたもので、ルーバの摺動性を確実に保ちなが
ら、安価な吹出口を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになしたもので、空気調和装置の吹出口のルー
バの摺動部と接触する部分の断熱材と、風通路に配設す
る断熱材とを分割し、ルーバに接する断熱材はルーバの
摺動に適する断熱材硬度、摩擦係数の材料を少量使用
し、風通路に配設された断熱材は断熱目的のみの機能を
有する安価な材料で構成することを要旨とする。
するためになしたもので、空気調和装置の吹出口のルー
バの摺動部と接触する部分の断熱材と、風通路に配設す
る断熱材とを分割し、ルーバに接する断熱材はルーバの
摺動に適する断熱材硬度、摩擦係数の材料を少量使用
し、風通路に配設された断熱材は断熱目的のみの機能を
有する安価な材料で構成することを要旨とする。
【０００６】
【作用】空気調和装置の吹出口のルーバの摺動部と接触
する部分の断熱材と、風通路に配設する断熱材とを分割
し、ルーバに接する断熱材はルーバの摺動に適する断熱
材硬度、摩擦係数の材料を少量使用し、風通路に配設さ
れた断熱材は断熱目的のみの機能を有する安価な材料で
構成し、これにより、ルーバの摺動を容易に、かつ確実
に行える安価な吹出口を提供できる。
する部分の断熱材と、風通路に配設する断熱材とを分割
し、ルーバに接する断熱材はルーバの摺動に適する断熱
材硬度、摩擦係数の材料を少量使用し、風通路に配設さ
れた断熱材は断熱目的のみの機能を有する安価な材料で
構成し、これにより、ルーバの摺動を容易に、かつ確実
に行える安価な吹出口を提供できる。
【０００７】
【実施例】以下本発明空気調和装置の吹出口の一実施例
を図に基づき説明する。図１は本発明の実施例による空
気調和装置の吹出口付近の構造を示す。図において１は
吹出口の風向きを可変させるルーバで、吹出口パネル９
に支軸１Ｓにて揺動自在に支持される。２は風通路の一
部を構成する風案内板で、吹出口パネル９の所定位置に
形成される。３はルーバ１の摺動部に接するように配設
した断熱材で、ルーバの摺動性を考慮して、所望の硬度
及び摩擦係数を備えた断熱材料、例えばＥＰＤＭゴムを
ルーバに対して摺動する形状に成形したもので、前記風
案内板２の内面に、接着剤で貼り付けられている。
を図に基づき説明する。図１は本発明の実施例による空
気調和装置の吹出口付近の構造を示す。図において１は
吹出口の風向きを可変させるルーバで、吹出口パネル９
に支軸１Ｓにて揺動自在に支持される。２は風通路の一
部を構成する風案内板で、吹出口パネル９の所定位置に
形成される。３はルーバ１の摺動部に接するように配設
した断熱材で、ルーバの摺動性を考慮して、所望の硬度
及び摩擦係数を備えた断熱材料、例えばＥＰＤＭゴムを
ルーバに対して摺動する形状に成形したもので、前記風
案内板２の内面に、接着剤で貼り付けられている。
【０００８】４は風通路の一部を構成するようにして風
案内板２の内側に貼り付けられた断熱材で、一般に安価
なウレタン材で構成し、前記断熱材３と連設されるよう
にして、風案内板２の内側に形成し、必要に応じて風案
内板２に接着している。
案内板２の内側に貼り付けられた断熱材で、一般に安価
なウレタン材で構成し、前記断熱材３と連設されるよう
にして、風案内板２の内側に形成し、必要に応じて風案
内板２に接着している。
【０００９】５は吹出口パネル９の風通路入口で、図２
に示す空気調和装置の本体８からの吹出空気が、該入口
に流入するようになす。６は空気調和装置の本体８より
供給される冷温風を吹き出す吹出口である。７は風案内
板２及び断熱材３，４と対向するように配設され、かつ
風通路の一部を構成する断熱材で、一般には断熱材３と
同じ材質をもって構成される。上記の吹出口６は図２に
示すように本体８に設けた吹出口パネル９に組み込まれ
ている。１０は空気調和機の本体８を取り付けた天井材
である。
に示す空気調和装置の本体８からの吹出空気が、該入口
に流入するようになす。６は空気調和装置の本体８より
供給される冷温風を吹き出す吹出口である。７は風案内
板２及び断熱材３，４と対向するように配設され、かつ
風通路の一部を構成する断熱材で、一般には断熱材３と
同じ材質をもって構成される。上記の吹出口６は図２に
示すように本体８に設けた吹出口パネル９に組み込まれ
ている。１０は空気調和機の本体８を取り付けた天井材
である。
【００１０】上記の如き構成において、風通路入口５よ
り流入した冷温風は、風通路の断熱材４，７の間の通路
を通り、ルーバ１に当たり、ルーバ１で吹出方向を決定
され、室内に流出する。そして冷風吹出時と温風吹出時
とではルーバ１を揺動させるもので、図１において実線
で示したルーバ位置は冷房時のもので、二点鎖線で示し
た位置は暖房時のルーバ位置を示すものである。
り流入した冷温風は、風通路の断熱材４，７の間の通路
を通り、ルーバ１に当たり、ルーバ１で吹出方向を決定
され、室内に流出する。そして冷風吹出時と温風吹出時
とではルーバ１を揺動させるもので、図１において実線
で示したルーバ位置は冷房時のもので、二点鎖線で示し
た位置は暖房時のルーバ位置を示すものである。
【００１１】
【発明の効果】本発明によれば、空気調和装置の風吹出
口通路及び風向きを可変するルーバを有し、該ルーバの
摺動面に接するようにゴム等の断熱材を配設した吹出口
において、前記ルーバの摺動面に接する断熱材と、風吹
出通路の断熱材とを分割して構成し、ルーバ摺動面に接
する断熱材はルーバ摺動に適する断熱材の硬度及び表面
摩擦係数に、また風吹出通路の断熱材は断熱の目的を達
成するようにして夫々材質を選定するようになしている
ため、安価で確実なルーバの摺動を実現することができ
る。
口通路及び風向きを可変するルーバを有し、該ルーバの
摺動面に接するようにゴム等の断熱材を配設した吹出口
において、前記ルーバの摺動面に接する断熱材と、風吹
出通路の断熱材とを分割して構成し、ルーバ摺動面に接
する断熱材はルーバ摺動に適する断熱材の硬度及び表面
摩擦係数に、また風吹出通路の断熱材は断熱の目的を達
成するようにして夫々材質を選定するようになしている
ため、安価で確実なルーバの摺動を実現することができ
る。
【図１】本発明実施例に係る空気調和装置の吹出口の構
造を示す断面図である。
造を示す断面図である。
【図２】本発明実施例に係る空気調和装置の側面図であ
る。
る。
１ ルーバ ２ 風案内板 ３ 断熱材 ４ 断熱材 ５ 風通路入口 ６ 吹出口 ７ 断熱材 ８ 空気調和装置本体 ９ パネル １０ 天井材
Claims (1)
- 【請求項１】 空気調和装置の風吹出通路及び風向きを
可変するルーバを有し、かつこのルーバの摺動面に接す
るようにゴム材等の断熱材を配設した吹出口において、
前記ルーバの摺動面に接する断熱材と、風吹出通路の断
熱材とを分割して構成し、ルーバ摺動面に接する断熱材
はルーバ摺動に適する断熱材の硬度及び表面摩擦係数を
有し、風吹出通路の断熱材は断熱の目的を達成するもの
として夫々その材質を選定することを特徴とする空気調
和装置の吹出口。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6092929A JP2813300B2 (ja) | 1994-04-05 | 1994-04-05 | 空気調和装置の吹出口の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6092929A JP2813300B2 (ja) | 1994-04-05 | 1994-04-05 | 空気調和装置の吹出口の構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07280334A true JPH07280334A (ja) | 1995-10-27 |
| JP2813300B2 JP2813300B2 (ja) | 1998-10-22 |
Family
ID=14068192
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6092929A Expired - Fee Related JP2813300B2 (ja) | 1994-04-05 | 1994-04-05 | 空気調和装置の吹出口の構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2813300B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100583416B1 (ko) * | 2004-12-01 | 2006-05-26 | 위니아만도 주식회사 | 룸 에어컨의 커버 조립구조 |
| WO2015035738A1 (zh) * | 2013-09-16 | 2015-03-19 | 广东美的制冷设备有限公司 | 空调器用密封装置及空调器 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56164447U (ja) * | 1980-05-09 | 1981-12-05 | ||
| JPS6435350U (ja) * | 1987-08-24 | 1989-03-03 | ||
| JPH03204549A (ja) * | 1989-12-30 | 1991-09-06 | Toyoda Gosei Co Ltd | 空調用グリル |
| JPH03295627A (ja) * | 1990-04-13 | 1991-12-26 | Bridgestone Corp | 回転ロール式多層押出し装置及び異種ゴムの多層押出し方法 |
-
1994
- 1994-04-05 JP JP6092929A patent/JP2813300B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56164447U (ja) * | 1980-05-09 | 1981-12-05 | ||
| JPS6435350U (ja) * | 1987-08-24 | 1989-03-03 | ||
| JPH03204549A (ja) * | 1989-12-30 | 1991-09-06 | Toyoda Gosei Co Ltd | 空調用グリル |
| JPH03295627A (ja) * | 1990-04-13 | 1991-12-26 | Bridgestone Corp | 回転ロール式多層押出し装置及び異種ゴムの多層押出し方法 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100583416B1 (ko) * | 2004-12-01 | 2006-05-26 | 위니아만도 주식회사 | 룸 에어컨의 커버 조립구조 |
| WO2015035738A1 (zh) * | 2013-09-16 | 2015-03-19 | 广东美的制冷设备有限公司 | 空调器用密封装置及空调器 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2813300B2 (ja) | 1998-10-22 |
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