JPH07280216A - プレミックスバーナ - Google Patents
プレミックスバーナInfo
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- JPH07280216A JPH07280216A JP6510194A JP6510194A JPH07280216A JP H07280216 A JPH07280216 A JP H07280216A JP 6510194 A JP6510194 A JP 6510194A JP 6510194 A JP6510194 A JP 6510194A JP H07280216 A JPH07280216 A JP H07280216A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nozzle
- wire mesh
- burner
- recess
- mixed gas
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 プレミックスバーナ１において、バーナハウ
ジング２の開口部５に、複数のワイヤメッシュ１６を積
層したノズル８を設けた。このノズル８は、複数のワイ
ヤメッシュ１６を積層して形成され、外側の端部に凹部
１７、すなわち燃焼室が形成されている。 【効果】 バーナ１に供給された混合ガス１５は、ワイ
ヤメッシュ１６の積層面に沿って移動し、凹部１７に吐
出して燃焼される。したがって、火炎は根元が凹部１７
で保護され、周囲の空気の流れによって消えることがな
い。
ジング２の開口部５に、複数のワイヤメッシュ１６を積
層したノズル８を設けた。このノズル８は、複数のワイ
ヤメッシュ１６を積層して形成され、外側の端部に凹部
１７、すなわち燃焼室が形成されている。 【効果】 バーナ１に供給された混合ガス１５は、ワイ
ヤメッシュ１６の積層面に沿って移動し、凹部１７に吐
出して燃焼される。したがって、火炎は根元が凹部１７
で保護され、周囲の空気の流れによって消えることがな
い。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、予め燃料と燃焼用空気
とを混合して得られたガスをノズルから吐出して燃焼す
るプレミックスバーナに関する。
とを混合して得られたガスをノズルから吐出して燃焼す
るプレミックスバーナに関する。
【０００２】
【従来の技術】プレミックスバーナにおいては、予混合
ガスの噴出孔が単なる筒状をしていたり、単に孔を開け
ただけの平面ノズルであると、火炎が吹き飛ぶリフティ
ング現象が発生し易いうえ、周囲の空気により火炎が乱
れたり消火するという問題点がある。この欠点に対処す
るため、従来のプレミックスバーナは、例えば筒状バー
ナでは特公平４−４５７２７号、また、ラインバーナで
は実公昭４０−１８２３５号や実公昭５５−３１３８５
号に見られるように、ノズル前部に保炎機構が取り付け
られている。
ガスの噴出孔が単なる筒状をしていたり、単に孔を開け
ただけの平面ノズルであると、火炎が吹き飛ぶリフティ
ング現象が発生し易いうえ、周囲の空気により火炎が乱
れたり消火するという問題点がある。この欠点に対処す
るため、従来のプレミックスバーナは、例えば筒状バー
ナでは特公平４−４５７２７号、また、ラインバーナで
は実公昭４０−１８２３５号や実公昭５５−３１３８５
号に見られるように、ノズル前部に保炎機構が取り付け
られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
知例では、保炎機構が酸化消耗し易く、加工製作費が高
くつくという問題点があった。
知例では、保炎機構が酸化消耗し易く、加工製作費が高
くつくという問題点があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】そこで、本出願は上記問
題点を解決するためになされたもので、第１の発明は、
燃料と燃焼用空気との混合ガスを吐出して燃焼するプレ
ミックスバーナにおいて、複数のワイヤメッシュを積層
するとともに、上記ワイヤメッシュの端部を連ねて形成
した一側部に凹部を設けてノズルを構成し、上記凹部を
外側に向けて上記ノズルをバーナハウジングの開口部に
設けたことを特徴とするものである。なお、上記凹部を
ワイヤメッシュの端部に沿って延設してプレミックス型
ラインバーナとしてもよい。また、上記ワイヤメッシュ
は渦巻き状に巻回して積層し、上記凹部をワイヤメッシ
ュの端部を連ねて形成した一端部中央に設けてもよい。
題点を解決するためになされたもので、第１の発明は、
燃料と燃焼用空気との混合ガスを吐出して燃焼するプレ
ミックスバーナにおいて、複数のワイヤメッシュを積層
するとともに、上記ワイヤメッシュの端部を連ねて形成
した一側部に凹部を設けてノズルを構成し、上記凹部を
外側に向けて上記ノズルをバーナハウジングの開口部に
設けたことを特徴とするものである。なお、上記凹部を
ワイヤメッシュの端部に沿って延設してプレミックス型
ラインバーナとしてもよい。また、上記ワイヤメッシュ
は渦巻き状に巻回して積層し、上記凹部をワイヤメッシ
ュの端部を連ねて形成した一端部中央に設けてもよい。
【０００５】本出願の第２の発明は、燃料と燃焼用空気
との混合ガスを吐出して燃焼するプレミックスバーナに
おいて、断熱部材を挟んでその両側に複数のワイヤメッ
シュを積層するとともに上記断熱部材の一端部から両側
のワイヤメッシュ積層部をそれぞれ突出させて該ワイヤ
メッシュ積層部の間に凹部を有するノズルを構成し、上
記凹部を外側に向けて上記ノズルをバーナハウジングの
開口部に設けたことを特徴とするものである。
との混合ガスを吐出して燃焼するプレミックスバーナに
おいて、断熱部材を挟んでその両側に複数のワイヤメッ
シュを積層するとともに上記断熱部材の一端部から両側
のワイヤメッシュ積層部をそれぞれ突出させて該ワイヤ
メッシュ積層部の間に凹部を有するノズルを構成し、上
記凹部を外側に向けて上記ノズルをバーナハウジングの
開口部に設けたことを特徴とするものである。
【０００６】本出願の第３の発明は、燃料と燃焼用空気
との混合ガスを吐出して燃焼するプレミックスバーナに
おいて、断熱部材の周囲にワイヤメッシュを巻回すると
ともに、該ワイヤメッシュの端部をこれに囲まれた断熱
部材の端部から突出させて凹部を有するノズルを構成
し、上記凹部を外側に向けて上記ノズルをバーナハウジ
ングの開口部に設けたことを特徴とするものである。な
お、上記断熱部材は非通気性の部材で構成してもよい
し、凹部に通じる孔を有する通気性の部材で構成しても
よい。
との混合ガスを吐出して燃焼するプレミックスバーナに
おいて、断熱部材の周囲にワイヤメッシュを巻回すると
ともに、該ワイヤメッシュの端部をこれに囲まれた断熱
部材の端部から突出させて凹部を有するノズルを構成
し、上記凹部を外側に向けて上記ノズルをバーナハウジ
ングの開口部に設けたことを特徴とするものである。な
お、上記断熱部材は非通気性の部材で構成してもよい
し、凹部に通じる孔を有する通気性の部材で構成しても
よい。
【０００７】
【作用】上記第１の発明にかかるプレミックスバーナで
は、バーナハウジングに供給された混合ガスは、バーナ
ハウジングの内部空間に臨む部分−すなわち凹部と反対
側の部分−からノズル内の空隙に侵入し、開口部出口に
向かって移動する。また、ノズルでは、ワイヤメッシュ
積層方向の通気性が積層面と平行な方向のそれよりも優
れているので、凹部側壁を形成しているワイヤメッシュ
積層部を通過する混合ガスは、凹部の近傍に達するとワ
イヤメッシュ積層方向に移動方向を転じて凹部に吐出
し、凹部底部を形成しているワイヤメッシュ積層部から
吐出した混合ガスと共に凹部で燃焼する。
は、バーナハウジングに供給された混合ガスは、バーナ
ハウジングの内部空間に臨む部分−すなわち凹部と反対
側の部分−からノズル内の空隙に侵入し、開口部出口に
向かって移動する。また、ノズルでは、ワイヤメッシュ
積層方向の通気性が積層面と平行な方向のそれよりも優
れているので、凹部側壁を形成しているワイヤメッシュ
積層部を通過する混合ガスは、凹部の近傍に達するとワ
イヤメッシュ積層方向に移動方向を転じて凹部に吐出
し、凹部底部を形成しているワイヤメッシュ積層部から
吐出した混合ガスと共に凹部で燃焼する。
【０００８】同様に、第２、第３の発明にかかるプレミ
ックスバーナでは、断熱部材を囲むワイヤメッシュ積層
部から凹部に混合ガスが吐出して燃焼する。また、断熱
部材を通気性の部材で構成したものでは、断熱部材を通
過する混合ガスは凹部底部から吐出し、凹部側壁から吐
出した混合ガスと共に燃焼する。したがって、火炎の根
元が凹部で保護され、周囲の空気の流れによって火炎が
吹き飛ばされて消えることはない。また、ワイヤメッシ
ュを渦巻き状に巻回したものでは、凹部の周囲から均一
に混合ガスが吐出するので、理想的な火炎形状が得られ
る。
ックスバーナでは、断熱部材を囲むワイヤメッシュ積層
部から凹部に混合ガスが吐出して燃焼する。また、断熱
部材を通気性の部材で構成したものでは、断熱部材を通
過する混合ガスは凹部底部から吐出し、凹部側壁から吐
出した混合ガスと共に燃焼する。したがって、火炎の根
元が凹部で保護され、周囲の空気の流れによって火炎が
吹き飛ばされて消えることはない。また、ワイヤメッシ
ュを渦巻き状に巻回したものでは、凹部の周囲から均一
に混合ガスが吐出するので、理想的な火炎形状が得られ
る。
【０００９】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の実施例を
説明する。図１から図３は、第１の発明にかかるプレミ
ックス型ラインバーナ１（以下「バーナ１」と省略す
る。）を示し、そのバーナハウジング２は耐熱金属から
なる矩形断面又は円筒断面の筒状本体３で構成されてお
り、このバーナハウジング２の内部空間が混合ガス分配
室４としてある。また、本体３は、長手方向に直線状に
伸びるスリット開口部５と、両端部の開口部６，７を備
えており、スリット開口部５にノズル８が配置され、両
端部の開口部６，７がそれぞれパッキン９，１０を介し
てそれぞれ側板１１，１２で閉鎖されている。さらに、
本体３の略中央部下部にはガス供給口１３が形成され、
これに混合ガス供給管１４が接続されており、該混合ガ
ス供給管１４からガス供給口１３を介して混合ガス分配
室４に、燃焼ガスと燃焼用空気を混合した混合ガス１５
が供給されるようになっている。
説明する。図１から図３は、第１の発明にかかるプレミ
ックス型ラインバーナ１（以下「バーナ１」と省略す
る。）を示し、そのバーナハウジング２は耐熱金属から
なる矩形断面又は円筒断面の筒状本体３で構成されてお
り、このバーナハウジング２の内部空間が混合ガス分配
室４としてある。また、本体３は、長手方向に直線状に
伸びるスリット開口部５と、両端部の開口部６，７を備
えており、スリット開口部５にノズル８が配置され、両
端部の開口部６，７がそれぞれパッキン９，１０を介し
てそれぞれ側板１１，１２で閉鎖されている。さらに、
本体３の略中央部下部にはガス供給口１３が形成され、
これに混合ガス供給管１４が接続されており、該混合ガ
ス供給管１４からガス供給口１３を介して混合ガス分配
室４に、燃焼ガスと燃焼用空気を混合した混合ガス１５
が供給されるようになっている。
【００１０】上記ノズル８は、図４に詳細を示すよう
に、スリット開口部５の長手方向の長さと同一の長さを
有する帯状のワイヤメッシュ１６を多数枚積層し一体化
して形成されており、それぞれのワイヤメッシュ１６の
長手方向一端部を連ねて形成されたノズル一端部８ａ−
すなわち吐出側端部（図４における上端部）−には、凹
部すなわち燃焼室１７がワイヤメッシュ積層面に沿って
連続的に形成されている。このノズル８は、燃焼室１７
を外側に向けて開口部５に配置され、図示しない固定手
段で固定されている。なお、ワイヤメッシュ１６のメッ
シュサイズは、バーナ１に要求される燃焼量、ノズル８
及び燃焼室１７の寸法に応じて適当なものを選択すれば
よい。
に、スリット開口部５の長手方向の長さと同一の長さを
有する帯状のワイヤメッシュ１６を多数枚積層し一体化
して形成されており、それぞれのワイヤメッシュ１６の
長手方向一端部を連ねて形成されたノズル一端部８ａ−
すなわち吐出側端部（図４における上端部）−には、凹
部すなわち燃焼室１７がワイヤメッシュ積層面に沿って
連続的に形成されている。このノズル８は、燃焼室１７
を外側に向けて開口部５に配置され、図示しない固定手
段で固定されている。なお、ワイヤメッシュ１６のメッ
シュサイズは、バーナ１に要求される燃焼量、ノズル８
及び燃焼室１７の寸法に応じて適当なものを選択すれば
よい。
【００１１】このような構成を有するバーナ１では、混
合ガス供給管１４から分配室４に供給された混合ガス１
５は、供給圧に基づいて、ノズル８にその分配室４を臨
む端部８ｂから侵入する。次に、混合ガス１５は、ワイ
ヤメッシュ１６の隙間を、ワイヤメッシュ１６の積層面
に沿って吐出側端部に向かって移動する。そして、燃焼
室１７を挟んで対向する両側のワイヤメッシュ積層部２
０，２０を移動する混合ガス１５の殆どは、燃焼室１７
の近傍に達するとそれぞれ移動方向を対向方向に転じ
て、燃焼室側壁部１７ａから吐出する。これは、ワイヤ
メッシュ１６の積層体−すなわちノズル８−では、各ワ
イヤメッシュ１６の細かい孔が連通している積層方向
（図４の矢印ａ方向）の通気性が、積層方向と直交する
方向（図４の矢印ｂ，ｂ’方向）の通気性よりも優れて
いるからである。一方、両側のワイヤメッシュ積層部２
０，２０に挟まれた中央のワイヤメッシュ積層部２１を
移動する混合ガス１５は、その殆どが燃焼室底部１７ｂ
から吐出し、燃焼室側壁部１７ａから吐出した混合ガス
１５とともに燃焼される。したがって、燃焼室１７で火
炎の根元部分が保護され、周囲の空気の流れ等によって
消えることはない。
合ガス供給管１４から分配室４に供給された混合ガス１
５は、供給圧に基づいて、ノズル８にその分配室４を臨
む端部８ｂから侵入する。次に、混合ガス１５は、ワイ
ヤメッシュ１６の隙間を、ワイヤメッシュ１６の積層面
に沿って吐出側端部に向かって移動する。そして、燃焼
室１７を挟んで対向する両側のワイヤメッシュ積層部２
０，２０を移動する混合ガス１５の殆どは、燃焼室１７
の近傍に達するとそれぞれ移動方向を対向方向に転じ
て、燃焼室側壁部１７ａから吐出する。これは、ワイヤ
メッシュ１６の積層体−すなわちノズル８−では、各ワ
イヤメッシュ１６の細かい孔が連通している積層方向
（図４の矢印ａ方向）の通気性が、積層方向と直交する
方向（図４の矢印ｂ，ｂ’方向）の通気性よりも優れて
いるからである。一方、両側のワイヤメッシュ積層部２
０，２０に挟まれた中央のワイヤメッシュ積層部２１を
移動する混合ガス１５は、その殆どが燃焼室底部１７ｂ
から吐出し、燃焼室側壁部１７ａから吐出した混合ガス
１５とともに燃焼される。したがって、燃焼室１７で火
炎の根元部分が保護され、周囲の空気の流れ等によって
消えることはない。
【００１２】なお、燃焼室１７は、図５に示すように複
数列設けてもよいし、不連続的に所定の間隔ごとに設け
てもよい。また、燃焼室１７の横断面形状は、長方形に
限らず、台形、Ｖ字状、Ｕ字状としてもよい。さらに、
燃焼室１７の大きさ、およびノズル８に対する燃焼室１
７の寸法比率等は、混合ガス１５の吐出量、ワイヤメッ
シュ１６のメッシュサイズ等に応じて適宜変更できる。
数列設けてもよいし、不連続的に所定の間隔ごとに設け
てもよい。また、燃焼室１７の横断面形状は、長方形に
限らず、台形、Ｖ字状、Ｕ字状としてもよい。さらに、
燃焼室１７の大きさ、およびノズル８に対する燃焼室１
７の寸法比率等は、混合ガス１５の吐出量、ワイヤメッ
シュ１６のメッシュサイズ等に応じて適宜変更できる。
【００１３】さらにまた、ノズル８の燃焼室１７はライ
ン状に設ける必要はなく、例えば燃焼室の平面形状を円
形又は矩形とすれば面バーナとすることもでき、特に、
図６に示すように、帯状のワイヤメッシュ２２を幾重に
も巻回してノズル２３を形成し、ワイヤメッシュ２２の
端部を連ねて形成されたノズル２３の一端部中央に凹部
すなわち燃焼室２４を設けるようにすれば、この燃焼室
２４に対して周囲から均一に混合ガス１５が吐出して理
想的な火炎形状を得ることができる。
ン状に設ける必要はなく、例えば燃焼室の平面形状を円
形又は矩形とすれば面バーナとすることもでき、特に、
図６に示すように、帯状のワイヤメッシュ２２を幾重に
も巻回してノズル２３を形成し、ワイヤメッシュ２２の
端部を連ねて形成されたノズル２３の一端部中央に凹部
すなわち燃焼室２４を設けるようにすれば、この燃焼室
２４に対して周囲から均一に混合ガス１５が吐出して理
想的な火炎形状を得ることができる。
【００１４】図７は、第２の発明にかかるプレミックス
型ラインバーナのノズル２５を示す。このノズル２５
は、矩形断面の非通気性断熱部材２６を備えており、そ
の両側部にワイヤメッシュ積層部２７，２７が配置され
ている。ワイヤメッシュ積層部２７，２７の一端側は対
応する断熱部材２６の端部から所定長さ突出し、これら
突出部３０，３０の間に凹部すなわち燃焼室３１が形成
されている。なお、突出部３０，３０は、図示するよう
に、燃焼室３１に臨む部分の上端側を斜めに切除しても
よい。
型ラインバーナのノズル２５を示す。このノズル２５
は、矩形断面の非通気性断熱部材２６を備えており、そ
の両側部にワイヤメッシュ積層部２７，２７が配置され
ている。ワイヤメッシュ積層部２７，２７の一端側は対
応する断熱部材２６の端部から所定長さ突出し、これら
突出部３０，３０の間に凹部すなわち燃焼室３１が形成
されている。なお、突出部３０，３０は、図示するよう
に、燃焼室３１に臨む部分の上端側を斜めに切除しても
よい。
【００１５】このノズル２５は、上記第１の発明と同様
に、燃焼室３１を外側に向けて、バーナハウジング２の
開口部５に配置されて固定される。したがって、分配室
４に供給された混合ガス１５は、両側のワイヤメッシュ
積層部２７，２７を積層面に沿って移動し、殆どが燃焼
室側壁部３１ａから吐出して燃焼される。そのため、燃
焼室３１で火炎の根元部分が保護され、周囲の空気の流
れ等により消えることはない。
に、燃焼室３１を外側に向けて、バーナハウジング２の
開口部５に配置されて固定される。したがって、分配室
４に供給された混合ガス１５は、両側のワイヤメッシュ
積層部２７，２７を積層面に沿って移動し、殆どが燃焼
室側壁部３１ａから吐出して燃焼される。そのため、燃
焼室３１で火炎の根元部分が保護され、周囲の空気の流
れ等により消えることはない。
【００１６】なお、中央の断熱部材２６は、燃焼室３１
を臨む面とその反対側の面とを連通するガス流路を多数
備えた通気性の部材で構成してもよく、この場合、断熱
部材２６の連通孔に侵入した混合ガス１５は燃焼室底部
３１ｂに吐出し、両側の燃焼室側壁部３１ａから吐出し
た混合ガス１５と共に燃焼室３１で燃焼される。
を臨む面とその反対側の面とを連通するガス流路を多数
備えた通気性の部材で構成してもよく、この場合、断熱
部材２６の連通孔に侵入した混合ガス１５は燃焼室底部
３１ｂに吐出し、両側の燃焼室側壁部３１ａから吐出し
た混合ガス１５と共に燃焼室３１で燃焼される。
【００１７】また、図８に示すように、ノズル３２は、
通気性又は非通気性の円柱状断熱部材３３の周囲に帯状
のワイヤメッシュ３４を巻回すると共に、巻回したワイ
ヤメッシュ３４の端部３４ａを断熱部材３３の端部から
所定長さ突出させて燃焼室３５を形成してもよい。この
場合、燃焼室３５には周囲から均一に混合ガスが吐出す
るので理想的な火炎形状を得ることができる。
通気性又は非通気性の円柱状断熱部材３３の周囲に帯状
のワイヤメッシュ３４を巻回すると共に、巻回したワイ
ヤメッシュ３４の端部３４ａを断熱部材３３の端部から
所定長さ突出させて燃焼室３５を形成してもよい。この
場合、燃焼室３５には周囲から均一に混合ガスが吐出す
るので理想的な火炎形状を得ることができる。
【００１８】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、ワイヤ
メッシュ積層体の端部に凹部を設けた本発明のプレミッ
クスバーナでは、凹部側壁部を形成しているワイヤメッ
シュ積層部を移動する混合ガスは凹部に吐出し、凹部底
部から吐出した混合ガスと共に凹部で燃焼し、その火炎
の根元部分が保護される。したがって、火炎が周囲の空
気の流れ等によって消えることはない。また、断熱部材
をワイヤメッシュ積層体で囲んだプレミックスバーナで
も同様に凹部で火炎が保護される。さらに、ワイヤメッ
シュを巻回し、一端部中央に凹部を設けたプレミックス
バーナでは、凹部に対して周囲から均一に混合ガスが吐
出して理想的な火炎形状が得られる。しかも、従来の保
炎機構のように、酸化消耗がなく加工製作も容易で、そ
の費用も安価で済む。
メッシュ積層体の端部に凹部を設けた本発明のプレミッ
クスバーナでは、凹部側壁部を形成しているワイヤメッ
シュ積層部を移動する混合ガスは凹部に吐出し、凹部底
部から吐出した混合ガスと共に凹部で燃焼し、その火炎
の根元部分が保護される。したがって、火炎が周囲の空
気の流れ等によって消えることはない。また、断熱部材
をワイヤメッシュ積層体で囲んだプレミックスバーナで
も同様に凹部で火炎が保護される。さらに、ワイヤメッ
シュを巻回し、一端部中央に凹部を設けたプレミックス
バーナでは、凹部に対して周囲から均一に混合ガスが吐
出して理想的な火炎形状が得られる。しかも、従来の保
炎機構のように、酸化消耗がなく加工製作も容易で、そ
の費用も安価で済む。
【図１】 本発明に係るプレミックス型ラインバーナの
斜視図である。
斜視図である。
【図２】 図１のII−II線断面図である。
【図３】 図１のIII−III線断面図である。
【図４】 ノズルの斜視図である。
【図５】 燃焼室を複数有するノズルの斜視図である。
【図６】 ワイヤメッシュを巻回して形成されたノズル
の斜視図である。
の斜視図である。
【図７】 断熱部材を有するノズルの斜視図である。
【図８】 断熱部材の周囲にワイヤメッシュを巻回して
形成されたノズルの斜視図である。
形成されたノズルの斜視図である。
１…プレミックス型ラインバーナ、２…バーナハウジン
グ、３…本体、４…混合ガス分配室、５…スリット開口
部、８…ノズル、１６…ワイヤメッシュ、１７…燃焼室
（凹部）。
グ、３…本体、４…混合ガス分配室、５…スリット開口
部、８…ノズル、１６…ワイヤメッシュ、１７…燃焼室
（凹部）。
Claims (7)
- 【請求項１】 燃料と燃焼用空気との混合ガスを吐出し
て燃焼するプレミックスバーナにおいて、複数のワイヤ
メッシュを積層するとともに上記ワイヤメッシュの端部
を連ねて形成した一側部に凹部を設けてノズルを構成
し、上記凹部を外側に向けて上記ノズルをバーナハウジ
ングの開口部に設けたことを特徴とするプレミックスバ
ーナ。 - 【請求項２】 上記凹部がワイヤメッシュの端部に沿っ
て延設されていることを特徴とする請求項１のプレミッ
クスバーナ。 - 【請求項３】 上記ワイヤメッシュは渦巻き状に巻回さ
れて積層され、上記凹部がワイヤメッシュの端部を連ね
て形成した一端部中央に形成されていることを特徴とす
る請求項１のプレミックスバーナ。 - 【請求項４】 燃料と燃焼用空気との混合ガスを吐出し
て燃焼するプレミックスバーナにおいて、断熱部材を挟
んでその両側に複数のワイヤメッシュを積層するととも
に上記断熱部材の一端部から両側のワイヤメッシュ積層
部をそれぞれ突出させて該ワイヤメッシュ積層部の間に
凹部を有するノズルを構成し、上記凹部を外側に向けて
上記ノズルをバーナハウジングの開口部に設けたことを
特徴とするプレミックスバーナ。 - 【請求項５】 燃料と燃焼用空気との混合ガスを吐出し
て燃焼するプレミックスバーナにおいて、断熱部材の周
囲にワイヤメッシュを巻回するとともに該ワイヤメッシ
ュの一端部をこれに囲まれた断熱部材の端部から突出さ
せて凹部を有するノズルを構成し、上記凹部を外側に向
けて上記ノズルをバーナハウジングの開口部に設けたこ
とを特徴とするプレミックスバーナ。 - 【請求項６】 上記断熱部材が非通気性の部材で構成さ
れていることを特徴とする請求項４又は５のプレミック
スバーナ。 - 【請求項７】 上記断熱部材が凹部に通じる孔を有する
通気性の部材で構成されていることを特徴とする請求項
４又は５のプレミックスバーナ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6510194A JPH07280216A (ja) | 1994-04-01 | 1994-04-01 | プレミックスバーナ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6510194A JPH07280216A (ja) | 1994-04-01 | 1994-04-01 | プレミックスバーナ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07280216A true JPH07280216A (ja) | 1995-10-27 |
Family
ID=13277187
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6510194A Pending JPH07280216A (ja) | 1994-04-01 | 1994-04-01 | プレミックスバーナ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07280216A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AU719752B2 (en) * | 1996-07-05 | 2000-05-18 | Origin Energy Lpg Limited | Improved concentrated heat agricultural flame cultivator apparatus |
-
1994
- 1994-04-01 JP JP6510194A patent/JPH07280216A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AU719752B2 (en) * | 1996-07-05 | 2000-05-18 | Origin Energy Lpg Limited | Improved concentrated heat agricultural flame cultivator apparatus |
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