JPH07280178A - ヘッドの主軸支持部の潤滑装置 - Google Patents

ヘッドの主軸支持部の潤滑装置

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JPH07280178A
JPH07280178A JP9052194A JP9052194A JPH07280178A JP H07280178 A JPH07280178 A JP H07280178A JP 9052194 A JP9052194 A JP 9052194A JP 9052194 A JP9052194 A JP 9052194A JP H07280178 A JPH07280178 A JP H07280178A
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passage
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 潤滑油の排出路に吸引装置を設けることによ
り、ベアリング部に潤滑油を安定して供給する。 【構成】 コラム、クロスフレーム等の支持部材に支持
されるヘッド1を設け、該ヘッドの主軸支持部に、外部
から主軸支持ベアリング8,9の収容部に向かって連通
する供給路15,16と前記収容部から外部に向かって
連通する排出路17,18とを周方向に所定の間隔をお
いて形成し、前記供給路の外端にオイルミストを圧送す
る供給管20を接続し、前記排出路の外端部に吸引装置
25を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ヘッドの主軸を支持す
るベアリング部に潤滑油を供給する主軸支持部の潤滑装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術として、コラム、クロスフレ
ーム等の支持部材に支持されるヘッドを設け、該ヘッド
の主軸支持部に、外部から主軸支持ベアリングの収容部
に向かって連通する供給路と、上記主軸支持ベアリング
の収容部から外部に向かって連通する排出路とを周方向
に所定の間隔をおいて形成し、上記供給路の外端にオイ
ルミストを圧送する供給管を接続し、供給管から圧送し
たオイルミストを供給路を介して主軸支持ベアリング部
に供給した後、上記排出路から排出するようにしたもの
があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のものは、供
給管からの圧力のみでオイルミストを主軸支持ベアリン
グ部に供給した後、排出路から排出するようにしていた
ので、通路抵抗によってオイルミストが円滑に流通せ
ず、ベアリング部が潤滑不足になる欠点があった。本発
明は上記欠点を解消した新規なヘッドの主軸支持部の潤
滑装置を得ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、以下の如く構成したものである。即ち、コ
ラム、クロスフレーム等の支持部材に支持されるヘッド
を設け、該ヘッドの主軸支持部に、外部から主軸支持ベ
アリングの収容部に向かって連通する供給路と前記収容
部から外部に向かって連通する排出路とを周方向に所定
の間隔をおいて形成し、前記供給路の外端にオイルミス
トを圧送する供給管を接続し、前記排出路の外端部に吸
引装置を設ける構成にしたものである。前記吸引装置
は、前記排出路の外端部に圧縮空気を出口方向に向けて
噴出するノズルを設ける構成にするとよい。
【0005】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基いて説明す
る。図面において、図1は本発明の実施例を示す要部断
面側面図である。図1において、1はコラムあるいはク
ロスフレーム等の支持部材に支持されるヘッドである。
このヘッド1は筒状のケース2内にモーター3を倒立さ
せて収容し、その回転軸つまり主軸4を下方に突出さ
せ、該突出端部に工具14を着脱可能に連結する。
【0006】上記主軸4はモーターケーシング5の上下
の端部壁からなる主軸支持部6,7にベアリング8,9
を介して回転自在に支持される。上部のベアリング8を
収容する収容部10は上部の主軸支持部6の上下面に取
付けたオイルシール、キャップあるいはラビリンスシー
ル等のシール部材12,12により密閉状にし、また、
下部のベアリング9を収容する収容部11は下部の主軸
支持部7の上下面に取付けた前述と同様のシール部材1
3,13により密閉状にする。
【0007】上記各主軸支持部6,7に供給路15,1
6と排出路17,18とを周方向に所定の間隔、例えば
180度の間隔をおいて形成する。上記供給路15,1
6は、ベアリング8,9の収容部10,11から主軸支
持部6,7の右側外周に向かって延長形成し、各外周部
にてモーターケーシング5の胴部に上下方向に形成した
連通路19により互いに連通させる。この連通路19は
モーターケーシング5の上部に開口させ、該開口部にオ
イルミストを圧送する供給管20を接続する。なお、2
1,21は埋め栓である。
【0008】また、上記排出路17,18は、主軸支持
部6,7の左側外周に向かって延長形成し、モーターケ
ーシング5の左側面から外部に開口させ、該開口部に吸
引装置25を設ける。この吸引装置25は、図2に示す
ように、排出路17(18)の開口部にブロック26を
ねじ止め固定し、このブロック26に排出路17(1
8)を外部に開口させるL形の吐出路27を形成し、ま
たブロック26の背面部に吐出路27の出口27aに向
かう小径のノズル28を形成し、該ノズル28にエアポ
ンプ(図示省略)から圧縮空気が供給されるホース29
を接続する。
【0009】上記吸引装置25は、図3に示すように、
出口部30aが小径に絞られた吐出管30を前述した排
出路17(18)の開口部に接続し、この吐出管30に
圧縮空気が供給されるノズル31を挿通するとともに、
その吐出口31aを吐出管30の出口に向けるようにし
てもよく。また、図4に示すように、ストレート状の吐
出管33を前述した排出路17(18)の開口部に接続
し、この吐出管33に上記ノズル管31を挿通するとと
もに、その吐出口31aを吐出管33の出口に向けるよ
うにしてもよい。
【0010】上記実施例によれば、供給管20から圧送
されたオイルミストを含んだ気流は、供給路15,16
を介して収容部10,11に流入し、ベアリング8,9
部を通過した後、排出路17,18に向かうことにな
る。一方、ノズル28(31)から吐出された圧縮空気
は、吐出路27の出口27a(吐出管30,33の出
口)から外部に向かって噴出し、この噴出する気流によ
って吐出路27内の気体が誘引されて外部に排出され、
吐出路27内、従って排出路17,18の出口部が負圧
になる。これにより、上記オイルミストを含んだ気流
は、供給路15,16、収容部10,11、ベアリング
8,9部、排出路17,18に向かって円滑に流通し、
オイルミストがベアリング8,9に安定して付着し、該
ベアリング8,9部を円滑に潤滑することになる。
【0011】
【発明の効果】以上の説明から明らかな如く、本発明
は、排出路の外端部に吸引装置を設けるようにしたの
で、ベアリング部に潤滑油が安定して供給され、ベアリ
ングの焼損を防止することができる。また、上記吸引装
置は、排出路の外端部に圧縮空気を出口方向に向けて噴
出するノズルを設けるようにしたので、構造が簡素にな
り安価に得ることができる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の実施例を示す要部断面側面図で
ある。
【図2】本発明による吸引装置部の第1実施例を示す拡
大断面図である。
【図3】本発明による吸引装置部の第2実施例を示す拡
大断面図である。
【図4】本発明による吸引装置部の第3実施例を示す拡
大断面図である。
【符号の説明】
1 ヘッド 2 ケース 3 モーター 4 主軸 5 モーターケーシング 6 主軸支持部 7 主軸支持部 8 ベアリング 9 ベアリング 10 収容部 11 収容部 12 シール部材 13 シール部材 14 工具 15 供給路 16 供給路 17 排出路 18 排出路 19 連通路 20 供給管 25 吸引装置 26 ブロック 27 吐出路 27a 出口 28 ノズル 29 ホース 30 吐出管 30a 出口部 31 ノズル 31a 吐出口 33 吐出管

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コラム、クロスフレーム等の支持部材に
    支持されるヘッドを設け、該ヘッドの主軸支持部に、外
    部から主軸支持ベアリングの収容部に向かって連通する
    供給路と前記収容部から外部に向かって連通する排出路
    とを周方向に所定の間隔をおいて形成し、前記供給路の
    外端にオイルミストを圧送する供給管を接続し、前記排
    出路の外端部に吸引装置を設けたことを特徴とするヘッ
    ドの主軸支持部の潤滑装置。
  2. 【請求項2】 前記吸引装置は、前記排出路の外端部に
    圧縮空気を出口方向に向けて噴出するノズルを設けてな
    ることを特徴とするヘッドの主軸支持部の潤滑装置。
JP6090521A 1994-04-04 1994-04-04 ヘッドの主軸支持部の潤滑装置 Expired - Fee Related JP2837806B2 (ja)

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JPH07280178A true JPH07280178A (ja) 1995-10-27
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04101747A (ja) * 1990-08-21 1992-04-03 Nippon Seiko Kk ジェット潤滑装置
JP3057599U (ja) * 1998-09-08 1999-06-02 上田 宣昭 小指・薬指の挿入部を握り型状にし握力強化と固定度 を高めたグローブ

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04101747A (ja) * 1990-08-21 1992-04-03 Nippon Seiko Kk ジェット潤滑装置
JP3057599U (ja) * 1998-09-08 1999-06-02 上田 宣昭 小指・薬指の挿入部を握り型状にし握力強化と固定度 を高めたグローブ

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