JPH0728005A - 半導体ゲート型光スイッチおよびその製造方法 - Google Patents

半導体ゲート型光スイッチおよびその製造方法

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JPH0728005A
JPH0728005A JP15404293A JP15404293A JPH0728005A JP H0728005 A JPH0728005 A JP H0728005A JP 15404293 A JP15404293 A JP 15404293A JP 15404293 A JP15404293 A JP 15404293A JP H0728005 A JPH0728005 A JP H0728005A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 半導体ゲート型光スイッチのゲート部と合波
・分岐導波路部のガイド層を連続して設け、光をゲート
で効率良く増幅し、注入電流の低減化を図る。 【構成】 ゲート部7では、n−InP基板1上に1.
3μm組成InGaAsPアクティブガイド層3、p−
InPクラッド層4、p−InGaAsキャップ層5、
Au/Tiメタル層が積層され、合波・分岐導波路部8
では、n−InP基板1上に1.15μm組成InGa
AsPパッシブガイド層2、p−InPクラッド層4、
p−InGaAsキャップ層5、Au/Tiメタル層6
が積層されている。波長組成1.15μmのパッシブガ
イド層からなる光アンプをゲートとするゲート領域と、
波長組成1.15μmのパッシブガイド層からなる分岐
・合波導波路領域が同一基板上に集積されており、アク
ティブガイド層とパッシブガイド層は導波方向に連続し
て形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】光アンプをゲートとし、そのゲー
トと合波・分岐導波路から構成される半導体マトリクス
光スイッチ及び製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】光スイッチは将来の高速通信システム、
光交換システム等のキーエレメントの一つと考えられ
る。光スイッチとしては、LiNbO3 等の誘電体を用
いたものと、GaAsやInP等の半導体を用いたもの
とが考えられるが、光アンプ等の他の光素子やFET等
の電子回路との集積化が可能で、小型化、多チャネンル
化も容易な半導体光スイッチへの期待が近年高まりつつ
ある。このような半導体光スイッチのうち、使用光の偏
光に依存せず、挿入損失をOdBとすることが容易な半
導体ゲート型光スイッチが近年発に研究開発されてい
る。この光スイッチは、半導体光アンプをゲートとし、
電流注入時は光を増幅するためゲートオン状態、非電流
注入時は光を吸収するためゲートオフ状態となることを
利用し、複数個のゲートを合・分岐半導体光導波路で接
続し、マトリクス光スイッチを構成するものである。こ
の様な半導体ゲート型光スイッチとしては、M.Jan
sonらがエレクトロニクス レターズ(Electr
onics Letters)vol.28(199
2)p.776に報告している。この光スイッチは、光
アンプをゲートとして動作させるためのいわゆるアクテ
ィブ導波路と合・分岐するためのいわゆるパッシブ導波
路を集積するため、図5に示す層構造を採用している。
すなわち、使用波長よりも波長組成の短い組成からなる
第1のアンドープ半導体ガイド層51はアクティブ導波
路領域とパッシブ導波路領域とにわたって連続して構成
され、アクティブ導波路領域のみ前記第1のガイド層の
上にアンドープ半導体クラッド層を挿入した上でさらに
使用波長と同じ波長組成の第2のアンドープ半導体ガイ
ド層52を積層した構成となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図5の構造では、パッ
シブ導波路領域では光は第1のガイド層を伝搬し、アク
ティブ導波路領域では、第1のガイド層から第2のガイ
ド層へしみだした光が実際にはゲート動作を受ける動作
原理となっている。このため、パッシブ導波路領域を伝
搬してきた光が全てゲート動作を受けるわけではなく、
ゲートオン状態にしても光増幅量が小さいこと、さら
に、ゲート動作時の注入電流が本来注入される必要の無
い第1のガイド層にも注入されてしまうことから、必要
な注入電流が大きくなってしまうという問題があった。
また、導波路作製方法としてウェットエッチングを用い
ており、再現性や歩留まりに問題があった。さらに、エ
チングにともなってガイド層側壁に荒れが生じる為導波
損失の増大を招き、この導波損失の増大分を補償するた
めに、必要な注入電流がさらに増大するという問題があ
った。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述の問題点を解決する
ために、本発明による半導体ゲート型光スイッチは、導
伝型半導体基板上に少なくとも、前記半導体基板より屈
折率の高いアンドープ半導体ガイド層、前記アンドープ
半導体ガイド層より屈折率の低い逆導伝型半導体クラッ
ド層が積層され、前記アンドープ半導体ガイド層が、光
伝搬方向で少なくとも使用光の波長と同じ波長組成であ
るアンドープ半導体ガイド層と、使用光の波長より短い
波長組成のアンドープ半導体ガイド層の2つの異なる波
長組成の半導体ガイド層が接続されており且つ光伝搬方
向に連続して形成されており、使用光の波長と同じ波長
組成のアンドープ半導体ガイド層からなる導波路領域を
ゲートとし、使用光の波長より短い波長組成のアンドー
プ半導体ガイド層からなる導波路領域を合・分岐光導波
路として構成されることを特徴とする。
【0005】本発明による半導体ゲート型光スイッチの
製造方法は、半導体基板上に少なくとも誘電体膜を堆積
する工程と、該誘電体膜を光ゲート部と合波・分岐光導
波路とでストライプ幅の異なる一対のストライプ状マス
クに加工する工程と、前記一対のストライプ状マスクの
空隙部に選択的結晶成長法により半導体ガイド層を形成
する工程と、前記一対のストライプ状マスクの空隙部の
幅を広げる若くしは前記ストライプ状マスクを除去した
後に新たに一対のストライプ状マスクを形成する工程
と、再び選択的結晶成長法により該ストライプ状マスク
の空隙部に半導体埋め込み層若くしは半導体装荷層を形
成する工程と、光ゲート部に電流注入の為の電極を形成
する工程とを含むことを特徴とする。
【0006】半導体ガイド層を形成する第1の選択的結
晶成長工程において、ストライプ状マスクのストライプ
幅が光ゲート部で広く、分岐・合波光導波路部で狭いこ
とを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明では、加藤らによってエレクトロニクス
レターズ(Electronics Letter
s)vol.28(1992)p.153に報告されて
いるMO−VPE選択成長のバンドギャップエネルギー
制御技術を利用し、バンドギャップの異なるアクティブ
ガイド層とパッシブガイド層を1回の結晶成長で光伝搬
導波方向に連続して形成している。
【0008】図6は選択成長マスクのマスク幅とInG
aAsPの波長組成との関係を示すものであるが、マス
ク幅が広くなるとInの結晶中への取り込み率が増大
し、バンドギャップエネルギーが小さくなることを利用
している。この原理を利用し、光伝搬方向でマスク幅を
変化させることにより1回の成長でアクティブガイド層
とパッシブガイド層を連続して形成することができる。
【0009】従って、本発明による半導体ゲート型光ス
イッチではアクティブガイド層とパッシブガイド層が光
伝搬方向に連続して形成されており、パッシブ導波路領
域を伝搬してきた光が完全にアクティブ導波路領域に進
入するため、ゲートオン時の光増幅量は大きく、また不
要な被電流注入領域を持たないため、注入電流を少なく
することができる。アクティブガイド層およびパッシブ
ガイド層は有機金属気相成長法を用い、一度の結晶成長
で同時に形成しているため簡単な製造工程であり、再現
性・歩留まりを向上させことができる。また、エッチン
グを用いない製造方法であるので、ガイド層に側壁荒れ
が生じないため散乱損失等が生じず、必要な注入電流量
の増大を防ぐことができる。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明を詳細に説明す
る。
【0011】図1は本発明による第1の実施例である半
導体ゲート型光スイッチのゲート部と分岐・合波導波路
との集積部分の斜視図(図1(a))及び、2×2マト
リクス光スイッチのマトリクス構成図(図1(b))で
ある。ゲート部7では、n−InP基板1上に1.3μ
m組成InGaAsPアクティブガイド層3、p−In
Pクラッド層4、p−InGaAsキャップ層5、Au
/Tiメタル層が積層され、合波・分岐導波路部8で
は、n−InP基板1上に1.15μm組成InGaA
sPパッシブガイド層2、P−InPクラッド層4、p
−InGaAsキャップ層5、Au/Tiメタル層が積
層された構造となっている。このように、波長組成1.
15μmのパシブガイド層からなる光アンプをゲートと
するゲート領域と、波長組成1.15μmのパッシブガ
イド層からなる分岐・合波導波路領域が同一基板上に集
積されており、アクティブガイド層とパッシブガイド層
は導波方向に連続して形成された構造となっている。
【0012】まず、本発明による半導体ゲート型光スイ
ッチの製造方法を図3を用いながら説明する。図3
(a)に示すように、n型InP基板上1に熱化学気相
堆積法(熱CVD法)によってSiO2 膜21を100
0A(オングストローム)程度堆積する。この後図3
(b)の平面図の示す平面図のように、SiO2 膜31
を通常のフォトリソグラフィ工程を用いて選択成長マス
ク32のストライプ形状に加工する。選択成長用のSi
2 マスク32のマスク幅は、アクティブガイド層を形
成するための幅30μmのゲート部7とパッシブガイド
層を形成するための幅5μmの分岐・合波導波路部8の
2種類が連続して形成されてている。ゲート部7の長さ
は500μm程度、また、選択成長用マスクの空隙33
は1μm程度である。
【0013】この後、図3(c)に示すように有機金属
気相成長法(MO−VPE法)を用いアンドープInG
aAsPガイド層を厚さ2000A程度成長する。この
とき、ゲート部7の空隙33には波長組成1.3μmの
InGaAsPアクティブガイド層3が、合波分岐導波
路の領域8の空隙33には波長組成1.15μmのIn
GaAsPパッシブガイド層2が形成される。この後、
通常のフォトリソグラフィ工程を用いて選択成長用Si
2 マスク32の空隙33の幅を広げる。空隙33の幅
は7μm程度である。この後p−InPクラッド層42
およびp−InGaAsキャップ層5をMO−VPE法
を用いて成長する。p−InPクラッド層4の厚さは1
μm程度、p−InGaAs5の厚さは2000A程度
である。
【0014】この後、図3(d)に示すように通常のフ
ォトリソグラフィ工程を用いて分岐・合波導波路部8の
p型InGaAsキャップ層5を除去する。最後に、ゲ
ート部7のp型InGaAs3の上にAu/Tiメタル
層6を電子ビーム蒸着法(EB法)を用いて形成する。
選択成長用マスク32はこの後、除去してもしなくても
良い。こうして図1(a)の光スイッチが完成する。
【0015】以上が本発明による半導体ゲート型スイッ
チの構造及び製造方法の第1の実施例である。本発明に
よる半導体ゲート型光スイッチの注入電流が小さくかつ
再現性・歩留まりに優れる製造方法である原理を以下に
述べる。本発明による半導体ゲート型光スイッチでは、
アクティブガイド層とパッシブガイド層が連続して形成
されている。従って、パッシブ導波路領域を伝搬してき
た光が完全にアクティブ導波路領域に進入するため、ゲ
ートオン時の光増幅量は大きく、また不要な被注入電流
領域を持たないため、注入電流を少なくすることができ
る。アクティブガイド層とパッシブガイド層はMO−V
PE法を用い、一度の結晶成長で同時に形成している。
この形成方法は、MO−VPE法においてInGaAs
P若くしはInGaAlAs4元ガイド層の波長組成の
マスク幅依存性を利用するものである。このためアクテ
ィブガイドとパシブガイド層を2度の結晶成長工程に分
けて成長する場合に比べて簡単な製造工程であり、再現
性・歩留まりを向上させることができる。また、エッチ
ングを用いない製造方法であるので、ガイド層に側壁荒
れ等が生じないため散乱損失等が生じず、必要な注入電
流量の増大を防ぐことができる。
【0016】図2は本発明による第2の実施例である半
導体ゲート型光スイッチのゲート部と分岐・合波導波路
との集積部分の斜視図図2(a)とA−A’での断面図
図2(b)及び、2×2マトリクス光スイッチのマトリ
クス構成図図2(c)である。ゲート部28では、n−
InP基板21上に1.3μm組成InGaAsPアク
ティブガイド層23、p−InP第1クラッド層24、
p−InP第2クラッド層25、p−InGaAsキャ
ップ層26、Au/Tiメタル層27が積層され、合波
・分岐導波路部29では、n−InP基板21上に1.
15μm組成InGaAsPパッシブガイド層22、p
−InP第1クラッド層24、p−InP第2クラッド
層25、p−InGaAsキャップ層26、Au/Ti
メタル層27が積層された構造となっている。ここで
は、第1の実施例とは違い、分岐・合波導波路領域はい
わゆるストリップローデッド型導波路となっている。
【0017】まず、本発明による半導体ゲート型光スイ
ッチの製造方法を図4を用いながら説明する。図4
(a)に示すように、n−InP基板上に熱化学気相堆
積法(熱CVD法によって)SiO2 膜31を1000
A程度堆積する。この後図4(b)の平面図に示すよう
に、SiO2 膜31を通常のフォトリソフラフィ工程を
用いて第1のSiO2 のマスク42形状に加工する。第
1のSiO2 マスク42のマスクは、アクティブガイド
層を形成する領域のみ幅30μmのゲート部28形成さ
れている。ゲート部28の長さは500μm程度、ま
た、選択成長用マスクの空隙43は1μm程度である。
【0018】この後、有機金属気相成長法(MO−VP
E法)を用い図4(c)に示すようにアンドープInG
aAsPガイド層、p−InP第1クラッド層24をそ
れぞれ厚さ2000A程度成長する。このとき、ゲート
部28の空隙43は波長組成1.3μmのInGaAs
Pアクティブガイド層23が、合波分岐導波路の領域の
空隙43には波長組成1.15μmのInGaAsPパ
ッシブガイド層22が形成される。この後、一度SiO
2 膜31を除去した後再び全面にSiO2 膜31を堆積
し、図4(d)の平面図に示すように第2のSiO2
スク44形状に加工する。マスクの空隙は、7μmであ
る。この後p−InP第2クラッド層25およびp型I
nGaAsキャップ層26をMO−VPE法を用いて成
長する。p−InP第2クラッド層25の厚さは1μm
程度、p−InGaAsキャップ層の厚さは2000A
程度である。
【0019】この後、図4(e)に示すように通常のフ
ォトリソグラフィ工程を用いて分岐・合波導波路部25
のp型InGaAsキャップ層26を除去する。最後
に、ゲート部28のp−InGaAsキャップ層26の
上にAu/Tiメタル層27を電子ビーム蒸着法(EB
法)を用いて形成する。SiO2 膜は除去してもしなく
ても良い。こうして図2(a)の光スイッチが完成す
る。
【0020】以上が本発明による半導体ゲート型光スイ
ッチの構造及び製造方法の第2の実施例である。本発明
による半導体ゲート型光スイッチの注入電流が小さくか
つ再現性・保留まりに優れる製造方法である原理を以下
に述べる。第1の実施例と同様に、本発明による半導体
ゲート型光スイッチでは、アクティブガイド層とパッシ
ブガイド層が連続して形成されている。従って、パッシ
ブ導波路領域を伝搬してきた光が完全にアクティブ導波
路領域に進入するため、ゲートオン時の光増幅量は大き
く、また不要な被電流注入領域を持たないため、注入電
流を少なくすることができる。アクティブガイド層とパ
ッシブガイド層はMO−VPE法を用い、一度の結晶成
長で同時に形成している。この形成方法は、MO−VP
E法においてInGaAsP若くしはInGaAlAs
4元ガイド層の波長組成のマスク幅依存性を利用するも
のである。このためアクティブガイド層とパッシブガイ
ド層を2度の結晶成長工程に分けて成長する場合に比べ
簡単な製造工程であり、再現性・歩留まりを向上させる
ことができる。また、エッチングを用いない製造方法で
あるので、ガイド層に側壁荒れが生じないため散乱損失
等が生じず、必要な注入電流量の増大を防ぐことができ
る。
【0021】さらに、本実施例では分岐・合波導波路が
ストリップローデッド型になっており、横方向の光の閉
じ込めが大きく、合波・分岐導波路の曲線部での放射損
失が生じにくい構造であり、ゲートに注入すべき電流を
さらに低減することができる。
【0022】尚、本発明は使用光を1.3μmとしてい
たがもちろん他の波長でも良く、例えば1.55μmに
対する構造・製造方法でも本発明は適用可能である。
【0023】
【発明の効果】以上述べたように、本発明による半導体
ゲート型光スイッチは注入電流が少なくてすむ。また、
本発明による製造方法は簡単な製造方法であり、再現性
・歩留りを向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例である半導体ゲート型光
スイッチの構造を示す斜視図(a)及びマトリクス構成
図(b)である。
【図2】本発明の第2の実施例である半導体ゲート型光
スイッチの構造を示す斜視図(a)及び断面図(b)と
マトリクス構成図(c)である。
【図3】本発明の第1の実施例である半導体ゲート型光
スイッチの製造方法の工程図である。
【図4】本発明の第2の実施例である半導体ゲート型光
スイッチの製造方法の工程図である。
【図5】従来の半導体ゲート型光スイッチを示す図で、
(a)は層構造、(b)はマトリクス構造を示す。
【図6】MO−VPE選択成長技術においてマスクの幅
と結晶成長の波長組成の関係を示す図である。
【符号の説明】
1 n−InP基板 2 1.15μm−InGaAsPパッシブガイド層 3 1.3μm−InGaAsPアクティブガイド層 4 p−InPクラッド層 5 p−InGaAsキャップ層 6 Au/Tiメタル層 7 ゲート部 8 合波・分岐導波路部 21 n−InP基板 22 1.15μm−InGaAsPパッシブガイド層 23 1.3μm−InGaAsPアクティブガイド層 24 p−InP第1クラッド層 25 p−InP第2クラッド層 26 p−InGaAsキャップ層 27 Au/Tiメタル層 28 ゲート部 29 合波・分岐導波路部 31 SiO2 膜 32 SiO2 マスク 42 第1のSiO2 マスク 43 第2のSiO2 マスク 51 第1のアンドープ半導体ガイド層 52 第2のアンドープ半導体ガイド層 58 ゲート部 59 合波・分岐導波路部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年3月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】図1は本発明による第1の実施例である半
導体ゲート型光スイッチのゲート部と分岐・合波導波路
との集積部分の斜視図(図1(a))及び、2×2マト
リクス光スイッチのマトリクス構成図(図1(b))で
ある。ゲート部7では、n−InP基板1上に1.3μ
m組成InGaAsアクティブガイド層3、p−InP
クラッド層4、p−InGaAsキャップ層5、Au/
Tiメタル層6が積層され、合波・分岐導波路部8で
は、n−InP基板1上に1.15μm組成InGaA
sPパッシブガイド層2、P−InPクラッド層4、p
−InGaAsキャップ層5、Au/Tiメタル層6
積層された構造となっている。このように、波長組成
1.3μmのアクティブガイド層3からなる光アンプを
ゲートとするゲート領域と、波長組成1.15μmの
ッシブガイド層2からなる分岐・合波同波路領域が同一
基板上に集積されており、アクティブガイド層とパッシ
ブガイド層は導波方向に連続して形成された構造となっ
ている。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導伝型半導体基板上に少なくとも、前記
    半導体基板より屈折率の高いアンドープ半導体ガイド層
    と、前記アンドープ半導体ガイド層より屈折率の低い逆
    導伝型半導体クラッド層が積層され、前記アンドープ半
    導体ガイド層が、光伝搬方向で少なくとも使用光の波長
    と同じ波長組成であるアンドープ半導体ガイド層と、使
    用光の波長より短い波長組成のアンドープ半導体ガイド
    層の2つの異なる波長組成の半導体ガイド層が接続され
    ており且つ光伝搬方向に連続して形成されており、使用
    光の波長と同じ波長組成のアンドープ半導体ガイド層か
    らなる導波路領域をゲートとし、使用光の波長より短い
    波長組成のアンドープ半導体ガイド層からなる導波路領
    域を合・分岐光導波路として構成されることを特徴とす
    る半導体ゲート型光スイッチ。
  2. 【請求項2】 半導体基板上に少なくとも誘電体膜を堆
    積する工程と、該誘電体膜を光ゲートと合波・分岐光導
    波路とでストライプ幅の異なる一対のストライプ状マス
    クに加工する工程と、前記一対のストライプ状マスクの
    空隙部に選択的結晶成長法により半導体ガイド層を形成
    する工程と、前記一対のストライプ状マスクの空隙部の
    幅を広げる若くしは前記ストライプ状マスクを除去した
    後に新たに一対のストライプ状マスクを形成する工程
    と、再び選択的結晶成長法により該ストライプ状マスク
    の空隙部に半導体埋め込み層若くしは半導体装荷層を形
    成する工程と、光ゲート部に電流注入の為の電極を形成
    する工程とを含むとを特徴とする半導体ゲート型光スイ
    ッチの製造方法。
  3. 【請求項3】 半導体ガイド層を形成する第1の選択的
    結晶成長工程に、ストライプ状マスクのストライプ幅が
    光ゲート部で広く、分岐・合波光導波路部で狭いことを
    特徴とする請求項2記載の半導体ゲート型光スイッチの
    製造方法。
JP5154042A 1993-01-07 1993-06-25 半導体ゲート型光スイッチ又は半導体マトリクス光スイッチ及びその製造方法 Expired - Lifetime JP2682379B2 (ja)

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JPH04114133A (ja) * 1990-09-05 1992-04-15 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光スイッチ
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