JPH07279984A - トランスミツシヨンメインギヤアツセンブリの製造方法 - Google Patents

トランスミツシヨンメインギヤアツセンブリの製造方法

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Publication number
JPH07279984A
JPH07279984A JP6097883A JP9788394A JPH07279984A JP H07279984 A JPH07279984 A JP H07279984A JP 6097883 A JP6097883 A JP 6097883A JP 9788394 A JP9788394 A JP 9788394A JP H07279984 A JPH07279984 A JP H07279984A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
main shaft
spline
regular main
regular
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6097883A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Osako
勇夫 大迫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hino Motors Ltd
Original Assignee
Hino Motors Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hino Motors Ltd filed Critical Hino Motors Ltd
Priority to JP6097883A priority Critical patent/JPH07279984A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 総スプラインのメインシヤフトに対して、こ
のシヤフトに組み付けるべき歯車、ブツシユ、シンクロ
機構等の部品を、短時間内に組み付けることを可能とし
た、トランスミツシヨンメインギヤアツセンブリの製造
方法に関する。 【構成】 トランスミツシヨンの正規のメインシヤフト
2にその全長に亘つてスプライン4を形成し、このスプ
ライン4と同位相のスプライン3を備える仮組用シヤフ
ト1に前記正規のメインシヤフト2に組み付けるべき部
品10をあらかじめ組み付け、前記仮組用シヤフト1に
付して正規のメインシヤフト2を位置合わせ及びスプラ
インの位相合わせを行なつて同一軸線上に配列させ、前
記正規のメインシヤフト2を押動して、前記仮組用シヤ
フトに仮りに組み付けた部品10を正規のメインシヤフ
ト2に移行させるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、総スプラインのメイ
ンシヤフトに対して、このシヤフトに組み付けるべきギ
ヤ、ブツシユ、シンクロ機構等の部品を、短時間内に組
み付けることを可能とした、トランスミツシヨンメイン
ギヤアツセンブリの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来はトランスミツシヨンのメインシヤ
フトに対して、ギヤ、ブツシユ、シンクロ機構等の部品
を個々に組み付けてメインギヤアツセンブリを製造して
おり、特に総スプラインのメインシヤフトを低温に冷却
した状態で組み付ける場合においては、それぞれの部品
を組み付ける作業を行なつている間に、前記メインシヤ
フトが暖たまつてしまい、部品とシヤフトとの間に隙間
のない組み付けを行なうには不都合が生じた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ここにおいてこの発明
は、あらかじめギヤ、ブツシユ、シンクロ機構等の部品
を仮組用シヤフトにセツトしておき、これをそつくり、
正規のメインシヤフトに移行させることにより、組み付
けに要する時間を短縮し、冷却した総スプラインシヤフ
トが温たまらないうちに組み付けを完了することによ
り、従来の技術における不都合な点を改善しようとする
ものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわちこの発明はトラ
ンスミツシヨンの正規のメインシヤフトにその全長に亘
つてスプラインを形成し、このスプラインと同位相のス
プラインを備える仮組用シヤフトに前記正規のメインシ
ヤフトに組み付けるべき部品をあらかじめ組み付け、前
記仮組用シヤフトに付して正規のメインシヤフトを位置
合わせ及びスプラインの位相合わせを行なつて同一軸線
上に配列させ、前記正規のメインシヤフトを押動して、
前記仮組用シヤフトに仮りに組み付けた部品を正規のメ
インシヤフトに移行させるようにしたことを特徴とす
る、トランスミツシヨンメインギヤアツセンブリの製造
方法を提案するものである。
【0005】
【作用】上記発明において、先ず仮組用シヤフトに、ギ
ヤ、ブツシユ、シンクロ機構等の部品を組み付けてお
き、一方正規のメインシヤフトは、液体窒素等を用いて
極く低温に冷却してから、スプライン位置合わせ治具を
用いて仮組用シヤフトと正規のメインシヤフトのスプラ
イン位相合わせとを行ない、かつ位置合わせピンを用い
てする両シヤフトを一直線上に並べる位置合わせを行な
う。
【0006】次に仮組用シヤフトに組み付けられた部品
を受け止め、かつ前記仮組用シヤフトが通過しうる貫通
孔を有する治具に最先端の前記部品を押し当てた状態
で、あらかじめ極く低温に冷却した正規のメインシヤフ
トの後端部を、プレスを用いて押動することにより、前
記仮組用シヤフトに組み付けられていた部品を、正規の
メインシヤフトに移行させるのである。
【0007】
【実施例】図1において、1は仮組用シヤフトであつ
て、後述する正規のメインシヤフト2と同形で、かつそ
の全長に亘るスプライン3の外径4は、正規のメインシ
ヤフト2のスプライン5の外径6より、若干小さ目にし
てある。
【0008】前記仮組用シヤフト1に、ギヤ7、ブツシ
ユ8、シンクロ機構9等の部品10を組み付ける。この
場合、これら部品10の谷径11より、前記仮組用シヤ
フト1の外径4は若干小さ目とされている。
【0009】次に正規のメインシヤフト2のスプライン
5と、前記仮組用シヤフト1のスプライン3とを、内径
にスプライン溝12を有する中空筒状のスプライン位置
合わせ治具13にスプライン嵌合させて、スプライン位
相を合致させ、かつ前記仮組用シヤフト1の後端部14
と、前記正規のメインシヤフト2の先端部15とをそれ
らに形成した中心溝16,17間を位置合わせピン18
で結合することにより、仮組用シヤフト1と正規のメイ
ンシヤフト2の位置合わせ、すなわち芯合せを行なう。
【0010】上記のように構成した後、前記仮組用シヤ
フト1に組み付けた部品10の中、最も先端側すなわ
ち、正規のメインシヤフト2から遠い側の部品10すな
わちギヤ7の端面19を、前記仮組用シヤフト3が通過
しうる貫通孔20を有する治具21に突き当てた状態
で、前記正規のメインシヤフト2の後端を、プレス等の
押圧手段22によつて押動する。
【0011】その結果、正規のメインシヤフト2は、前
記仮組用シヤフト1を、図1において矢印F方向へ押
し、仮組用シヤフト1は、前記貫通孔20を通つて移動
し、この仮組用シヤフト1に組み付けてあつた部品10
は、前記治具21に突き当てられて前記貫通孔20を通
過できないため、正規のメインシヤフト2の進行に伴な
い、逐次この正規のメインシヤフト2に移行するのであ
る。この状態を図2に示す。
【0012】すべての部品10を仮組用シヤフト1から
正規のメインシヤフト2に移行させるに先立つて、すな
わち、前記スプライン位置合わせ治具13と位置合わせ
ピン18を用いて、これら仮組用シヤフト1と正規のメ
インシヤフト2とを連結する前後のいずれかの時点で、
この発明では前記正規のメインシヤフト2を、液体窒素
等を用いて極く低温に冷却しておくのである。
【0013】上述のようにして、すべての部品10を正
規のメインシヤフト2に移行させた後、前記位置合わせ
ピン18を外し、以後の作業に付するものとする。
【0014】
【発明の効果】この発明の方法によれば、正規のメイン
シヤフトに組み付けるべき部品を、あらかじめ仮組用シ
ヤフトにセツトしておき、これら部品を極めて短時間で
正規のメインシヤフトに移行させて組み付けることがで
きるので、正規のメインシヤフトを極く低温に冷却し
て、部品の組み付けを容易に図る場合において、前記正
規のメインシヤフトが暖たまる前に、組付作業を完了さ
せることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の方法を実施するための一段階を示す
図である。
【図2】この発明の方法を実施するための更に進んだ段
階を示す図である。
【符号の説明】
1 仮組用シヤフト 2 正規のメインシヤフト 3 スプライン(仮組用シヤフト1の) 4 外径(仮組用シヤフト1の) 5 スプライン(正規のメインシヤフト2の) 10 部品 11 谷径(部品10の)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トランスミツシヨンの正規のメインシヤ
    フトにその全長に亘つてスプラインを形成し、このスプ
    ラインと同位相のスプラインを備える仮組用シヤフトに
    前記正規のメインシヤフトに組み付けるべき部品をあら
    かじめ組み付け、前記仮組用シヤフトに付して正規のメ
    インシヤフトを位置合わせ及びスプラインの位相合わせ
    を行なつて同一軸線上に配列させ、前記正規のメインシ
    ヤフトを押動して、前記仮組用シヤフトに仮りに組み付
    けた部品を正規のメインシヤフトに移行させるようにし
    たことを特徴とする、トランスミツシヨンメインギヤア
    ツセンブリの製造方法。
JP6097883A 1994-04-13 1994-04-13 トランスミツシヨンメインギヤアツセンブリの製造方法 Pending JPH07279984A (ja)

Priority Applications (1)

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JP6097883A JPH07279984A (ja) 1994-04-13 1994-04-13 トランスミツシヨンメインギヤアツセンブリの製造方法

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ID=14204153

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JP6097883A Pending JPH07279984A (ja) 1994-04-13 1994-04-13 トランスミツシヨンメインギヤアツセンブリの製造方法

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JP (1) JPH07279984A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015105022A (ja) * 2013-11-29 2015-06-08 ダイハツ工業株式会社 車両における走行用駆動装置の組み立て用治具、およびこの治具を用いた車両における走行用駆動装置の組立方法
US11587802B2 (en) * 2019-10-30 2023-02-21 Taiwan Semiconductor Manufacturing Co., Ltd. Semiconductor fabrication tool having gas manifold assembled by jig

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015105022A (ja) * 2013-11-29 2015-06-08 ダイハツ工業株式会社 車両における走行用駆動装置の組み立て用治具、およびこの治具を用いた車両における走行用駆動装置の組立方法
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