JP2003184854A - プロペラシャフト及びその製造方法並びにfrp製シャフト - Google Patents

プロペラシャフト及びその製造方法並びにfrp製シャフト

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JP2003184854A
JP2003184854A JP2001386283A JP2001386283A JP2003184854A JP 2003184854 A JP2003184854 A JP 2003184854A JP 2001386283 A JP2001386283 A JP 2001386283A JP 2001386283 A JP2001386283 A JP 2001386283A JP 2003184854 A JP2003184854 A JP 2003184854A
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frp
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shaft
joint
pipe
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JP2001386283A
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Yasunori Nonogaki
保紀 野々垣
Yoshiaki Takahashi
良彰 高橋
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Toyota Industries Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 金属製の継手を備えたFRP製のプロペラシ
ャフトを従来の金属製プロペラシャフトと同様にして生
産性良く製造することができるFRP製シャフトを提供
する。 【解決手段】 FRP製パイプ12の両端部に、外周面に
軸方向に延びるセレーション15aを有する金属製の円筒
部材15が接合されてFRP製シャフト20が形成されてい
る。円筒部材15は、一端が前記FRP製パイプ12の端部
から突出する状態で接合され、その突出部15bにプロペ
ラシャフトの自在継手の一部を構成する金属製の継手部
13a,14aを溶着可能に形成されている。FRP製パイ
プ12の両端部に接合された円筒部材15の突出部15bに、
金属製の継手部13a,14aが摩擦圧接や溶接により溶着
されて、プロペラシャフトが製造される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プロペラシャフト
及びその製造方法並びにFRP製シャフトに係り、詳し
くはシャフトの本体部にFRP(繊維強化プラスチッ
ク)製の筒体を使用し、両端部に金属製の継手等が接合
された車両用のプロペラシャフト及びその製造方法並び
にFRP製シャフトに関するものである。
【0002】
【従来の技術】車両のエンジンで発生する回転動力を車
両の駆動輪に伝達するプロペラシャフトは、一般に金属
製中実棒又は金属製中空パイプからなるシャフト部材の
両端に駆動軸や従動軸と連結する金属製の継手部を溶接
したもの(以下、金属製プロペラシャフトという)が使
用されている。
【0003】近年、車両の軽量化を図るために各構造部
材のさらなる軽量化が要求され、プロペラシャフトにお
いても繊維強化プラスチック(FRP)製のものに切り
替えることによる軽量化が図られている。このようなF
RP製プロペラシャフトは、図7に示すように、FRP
製パイプ51の両端(片側のみ図示)に、FRP製パイ
プ51を駆動軸や従動軸等の連結軸54と連結する金属
製のヨーク(継手)53を圧入接合した構造になってい
る。
【0004】ヨーク53にはFRP製パイプ51との接
合部53aの外周面に、FRP製パイプ51の端部内径
より大きな外径のセレーション(図示せず)が形成され
ている。そして、FRP製パイプ51にヨーク53の接
合部53aを圧入することで、ヨーク53のセレーショ
ンの歯によって、FRP製パイプ51の内周面に溝が刻
設され、歯が溝に深く喰い込むことでヨーク53とFR
P製パイプ51とが一体回転するための接合強度が確保
される。従って、FRP製プロペラシャフトに使われて
いるヨーク53には、FRP製パイプ51の両端に圧入
接合するための接合部53aが必要となる。
【0005】即ち、FRP製プロペラシャフトに使われ
ているヨーク53は、FRP製パイプ51の端部に圧入
接合するための接合部53aと、駆動軸や従動軸と連結
するための継手部53bとを備えている。そして、継手
部53bは金属製プロペラシャフトに使われている継手
部に相当する。言い換えれば、FRP製プロペラシャフ
トに使われているヨーク53は、金属製プロペラシャフ
トに使われている継手部に、FRP製パイプ51の両端
に圧入接合するための接合部53aが延出形成された構
造になっている。
【0006】ところで、プロペラシャフトを構成する継
手部は、車種やメーカーによってその形状や大きさ等が
異なる。従って、FRP製プロペラシャフトの場合、F
RP製パイプ51が同じ場合でもその継手部に合わせた
継手部53bを有するヨーク53が必要となり、多種類
のヨーク53が必要となる。従来は、前記ヨーク53
は、継手部53bと接合部53aとが鍛造等にて一体に
形成されている。そして、接合部53aをFRP製パイ
プ51の内径に合わせて形成し、継手部53bを金属製
プロペラシャフトに使われている継手部に対応させて形
成する必要がある。従って、継手部の種類に合わせて異
なるヨーク53を形成する必要があり、種類に応じた鍛
造型が必要となって、プロペラシャフト(特に、少量生
産の車種の場合)の製造コストアップに繋がるという問
題があった。
【0007】前記の問題を解消するため、特開2000
−337343号公報には、FRP製筒体の端部に接合
する接合部と、駆動源の駆動軸又は被駆動部の従動軸を
連結する継手部(連結部)とを備えたヨークを有するプ
ロペラシャフトのユニバーサルジョイント(自在継手)
が開示されている。そして、前記ヨークは、それぞれ接
合部となる接合部材と、継手部となる連結部材とを溶接
手段にて結合させて形成されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前記特開2000−3
37343号公報では、FRP製パイプを使用したプロ
ペラシャフトのユニバーサルジョイントのヨークを、別
々に形成した連結部材と接合部材と溶接することにより
形成する。従って、ヨークの製造コストを低減すること
ができる。しかし、ヨークを備えたFRP製パイプの製
造は、従来と同様に、FRP製パイプに対してヨークの
接合部を嵌合させることで行われる。
【0009】FRP製パイプに接合されるヨーク(継
手)の接合部に必要とされることは、必要な伝達トルク
を確保することと、圧入時に圧入力がFRP製パイプに
与える損傷をできる限り少なくすることとである。ま
た、ヨークはその軸心がFRP製パイプの軸心と一致し
た状態でFRP製パイプに嵌合される必要があり、ヨー
クのFRP製パイプに対する嵌合作業も完成したプロペ
ラシャフトがエンジンの動力を車輪に円滑に伝達する上
で重要となる。
【0010】そして、自動車の組立メーカーでは、FR
P製プロペラシャフトも従来の金属製プロペラシャフト
と同様な取扱いができることが望まれている。しかし、
従来は、FRP製プロペラシャフトは、FRP製パイプ
に接合部を備えた金属製のヨークを圧入することでヨー
クを備えたFRP製プロペラシャフトが完成する。一
方、金属製プロペラシャフトは、金属製シャフトに金属
製ヨークを溶接で接合(溶着)することでヨークを備え
た金属製シャフトが完成する。即ち、ヨークとシャフト
との接合工程が、FRP製シャフトと金属製シャフトと
で異なるため、接合設備が2系統必要となり、その分、
接合設備の稼働率が悪くなってコストアップになる。
【0011】本発明は、前記従来の問題点に鑑みてなさ
れたものであって、その第1の目的は、金属製のヨーク
(継手)を備えたFRP製のプロペラシャフトを従来の
金属製プロペラシャフトと同様にして生産性良く製造す
ることができるプロペラシャフトを提供することにあ
り、第2の目的はその製造方法を提供することにある。
また、第3の目的は、その製造方法に適したFRP製シ
ャフトを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記第2の目的を達成す
るため、請求項1に記載の発明では、FRP製パイプの
両端部に、外周面に軸方向に延びるセレーションを有す
る金属製の円筒部材を、一端が前記FRP製パイプの端
部から突出する状態に接合する。そして、そのFRP製
パイプの円筒部材の突出部に金属製の継手部を溶着す
る。溶着は摩擦圧接(摩擦溶接)や溶接により行われ
る。
【0013】この発明の製造方法では、金属製の円筒部
材が、そのセレーション部においてFRP製パイプの端
部に嵌合される。そして、FRP製パイプの端部から突
出する前記円筒部材の端部に金属製の継手部が摩擦圧接
や溶接により溶着される。従って、従来のFRP製プロ
ペラシャフトと異なり、金属製プロペラシャフトと同様
に、継手部をシャフトに対して溶接や摩擦圧接で溶着す
ることができる。その結果、FRP製プロペラシャフト
も従来の金属製プロペラシャフトと同様な取扱いがで
き、FRP製シャフト用及び金属製シャフト用の2系統
の異なる接合設備を設ける必要がなくなり、接合設備の
稼働率が向上するとともにFRP製プロペラシャフトの
製造コストの低減を図れる。
【0014】第3の目的を達成するため、請求項2に記
載の発明では、FRP製パイプの両端部に、金属製の円
筒部材が、一端が前記FRP製パイプの端部から突出す
る状態で、かつその突出部に金属製の継手部を溶着可能
に接合されている。
【0015】この発明では、FRP製パイプの両端部に
金属製の円筒部材が接合されているため、前記円筒部材
の突出部に、金属製の継手部を摩擦圧接や溶接により溶
着することができる。従って、金属製プロペラシャフト
の場合と同様に、車種に対応した継手部をFRP製パイ
プの両端部に溶着でき、車両の組立メーカーにおいてF
RP製シャフトと金属製シャフトとを同様な取扱いでプ
ロペラシャフトに組み立てることができる。
【0016】請求項3に記載の発明では、請求項2に記
載の発明において、前記円筒部材には、その外周面に軸
方向に延びるセレーションが形成されており、前記円筒
部材と前記FRP製パイプとの接合は圧入によって行わ
れる。この発明では、円筒部材の外周面に軸方向に延び
るセレーションが形成されているため、円筒部材とFR
P製パイプとが一体回転可能に良好に接合される。
【0017】請求項4に記載の発明では、請求項3に記
載の発明において、前記円筒部材の突出部の内側に周方
向に延びる凸条が形成されている。FRP製パイプは熱
に比較的弱いため、FRP製パイプに接合された円筒部
材に金属製の継手部を摩擦圧接により溶着する際、摩擦
圧接による熱がFRP製パイプに伝わるのを抑制する必
要がある。この発明では、円筒部材の突出部の内側に形
成された前記凸条の作用により、FRP製パイプへの熱
の伝達が少なくなる。
【0018】請求項5に記載の発明では、請求項3又は
請求項4に記載の発明において、前記円筒部材の突出部
の外周面に回止め部が形成され、該回止め部より先端側
に前記金属製の継手部が溶着可能に構成されている。こ
の発明では、円筒部材の突出部の外周面に回止め部が形
成されているため、円筒部材の突出部に摩擦圧接で金属
製の継手部を溶着する際、円筒部材をFRP製パイプと
ともに所定位置にその回転を阻止した状態で固定するの
が容易となる。
【0019】請求項6に記載の発明では、請求項5に記
載の発明において、前記回止め部としてセレーションが
形成され、該セレーションは前記FRP製パイプの端部
に接合される前記円筒部材のセレーションと同時に切削
加工可能である。この発明では、円筒部材の突出部に摩
擦圧接で金属製の継手部を溶着する際に、円筒部材をF
RP製パイプとともに所定位置に固定するのに利用する
ための回止め部を、前記円筒部材のセレーションと同時
に切削加工することができる。従って、回止め部を別に
加工する場合に比較して、円筒部材の生産性が向上す
る。
【0020】請求項7に記載の発明では、請求項3又は
請求項4に記載の発明において、前記円筒部材の突出部
の先端には、前記金属製の継手部を溶接する際に、該継
手部に嵌合可能な凸部が形成されている。この発明で
は、金属製の継手部を溶接により円筒部材の突出部に溶
着する際、前記凸部を金属製の継手部に嵌合することに
より、継手部と円筒部材とを所定の位置関係に固定する
のが容易になる。
【0021】第1の目的を達成するため、請求項8に記
載の発明では、請求項4〜請求項7のいずれか一項に記
載の発明のFRP製シャフトの前記円筒部材の突出部
に、金属製の継手部が溶着されている。この発明では、
プロペラシャフトを製造する際、請求項4〜請求項7の
いずれか一項に記載の発明のFRP製シャフトに対応す
る効果が得られる。
【0022】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)以下、本発
明を、具体化した第1の実施の形態を図1〜図4に基づ
いて説明する。
【0023】図1に示すように、プロペラシャフト11
は、FRP製パイプ12と、その第1端部に接合された
金属製の継手としてのヨーク13と、第2端部に接合さ
れた金属製の継手としての滑り継手14とを備えてい
る。
【0024】FRP製パイプ12は、ヨーク13及び滑
り継手14との接合部12aが肉厚に形成され、接合部
12aはFRP製パイプ12の本体部12b側で肉厚が
最も薄く、端部側に向かって厚くなるように形成された
テーパ部12cを備えている。FRP製パイプ12はフ
ィラメントワインディング法(FW法)によって作製さ
れ、強化繊維としては炭素繊維が使用され、マトリック
ス樹脂としてはエポキシ樹脂が使用されている。そし
て、樹脂含浸繊維をマンドレル(芯材)に巻き付けて筒
体に成形した後、繊維に含浸された樹脂を熱硬化させ、
その後、マンドレルを抜き取ることによってFRP製パ
イプ12が作製される。
【0025】ヨーク13及び滑り継手14は、外周面に
軸方向に延びるセレーション15aを有する金属製の円
筒部材15の一端に、金属製の継手部13a,14aが
溶着されることにより形成されている。継手部13aに
は、自在継手(例えば十字軸式ジョイント)を取り付け
るための孔13bが形成されている。ヨーク13及び滑
り継手14は、別々に形成された円筒部材15と、継手
部13a,14aとを摩擦圧接により溶着することで形
成されたものである。詳述すると、円筒部材15がFR
P製パイプ12の接合部12aに接合された状態で、そ
の突出部15bに継手部13a,14aが摩擦圧接によ
り溶着されて形成されたものである。継手部13a,1
4aは、金属製プロペラシャフトの製造に使用される部
品を流用する。
【0026】円筒部材15には、FRP製パイプ12に
セレーション15aを嵌合した状態でFRP製パイプ1
2から突出する突出部15bの外周面に回止め部16が
形成されている。この実施の形態では回止め部16とし
てセレーションが形成され、該セレーションはFRP製
パイプ12の端部に接合されるセレーション15aと同
時に切削加工されたものである。円筒部材15のセレー
ション15a及び回止め部16のセレーションは、例え
ばトッピングホブを使用して同時に加工される。
【0027】図4に示すように、回止め部16は、FR
P製パイプ12に接合された円筒部材15の突出部15
bに、継手部13a,14aを摩擦圧接により溶着する
際、軸方向の推力を受けるための治具17が回止め部1
6のセレーション15a側端面と係合可能な位置に形成
されている。回止め部16は、前記治具17が所定位置
に配置された際、回止め部16のセレーションと噛合す
る溝18aが形成された治具18と係合可能に形成され
ている。円筒部材15には、回止め部16より先端側
に、摩擦圧接時の芯出しのための治具19に係合する係
合部15cが形成されている。なお、治具17〜19は
一体に形成されている。各治具17〜19は突出部15
bと対向する側が半円弧状に形成されたものが一対ずつ
設けられている。治具17〜19は金属で形成されてい
る。
【0028】次に前記のよう構成されたプロペラシャフ
ト11の製造方法を説明する。先ず、図2(a)に示す
ように、FW法により作製されたFRP製パイプ12
と、セレーション15a及び回止め部16が形成された
円筒部材15とを準備する。そして、FRP製パイプ1
2の両端部に、円筒部材15を、突出部15bがFRP
製パイプ12の端部から突出する状態に接合する。FR
P製パイプ12と円筒部材15とを接合する際は、FR
P製パイプ12を治具で固定し、FRP製パイプ12と
円筒部材15とを芯出しした状態で、工具を用いてFR
P製パイプ12の端部(接合部12a)にセレーション
15aを圧入する。その結果、図2(b)に示すよう
に、突出部15bに継手部13a,14aを溶着可能な
円筒部材15が、一端(突出部15b)がFRP製パイ
プ12の端部から突出する状態で、両端部に接合された
FRP製シャフト20が作製される。
【0029】次に、図3に示すように、基端の外径が円
筒部材15の突出部15bの外径と同径の継手部13
a,14aを準備し、FRP製シャフト20の端部、即
ち突出部15bの端部に、継手部13a及び継手部14
aを、いずれか一方から先に、摩擦圧接により順次溶着
する。
【0030】摩擦圧接を行う場合は、FRP製シャフト
20を固定し、継手部13a,14a側を回転させた状
態で、継手部13a,14aの端面を突出部15bの端
面に圧接させる。このとき、摩擦圧接装置(図示せず)
に装備された治具17〜19は、図4に示す位置から円
筒部材15の突出部15b、回止め部16及び係合部1
5cと係合する位置に配置される。そして、治具19が
係合部15cと当接することにより円筒部材15の芯出
しが行われ、治具18が回止め部16と噛合することに
より円筒部材15の回転が阻止され、治具17が回止め
部16のセレーション15a側の端面と当接することに
より円筒部材15に作用する軸方向の推力が担われた状
態で摩擦圧接が行われる。そして、両継手部13a,1
4aの溶着が完了すると、図1に示すプロペラシャフト
11が完成する。
【0031】FRP製パイプ12は熱に比較的弱いた
め、FRP製パイプ12に接合された円筒部材15に金
属製の継手部13a,14aを摩擦圧接により溶着する
際、摩擦圧接による熱でFRP製パイプ12が加熱され
るのを抑制する必要がある。この実施の形態では、各治
具17〜19が円筒部材15に接触した状態で摩擦圧接
が行われるため、摩擦圧接の際に発生する熱が治具17
〜19を介して逃げる状態となる。
【0032】この実施の形態では以下の効果を有する。 (1) FRP製パイプ12の両端部に、金属製の円筒
部材15を、一端がFRP製パイプ12の端部から突出
する状態に接合する。そして、その円筒部材15の突出
部15bに、プロペラシャフトの自在継手の一部を構成
する金属製の継手部13a,14aを溶着することによ
り、プロペラシャフト11が製造される。
【0033】従って、従来のFRP製プロペラシャフト
と異なり、金属製プロペラシャフトと同様な取扱いで、
金属製の継手部13a,14aをFRP製シャフト20
に対して溶接や摩擦圧接で溶着することができる。その
結果、FRP製シャフト用及び金属製シャフト用の2系
統の異なる接合設備を設ける必要がなくなり、接合設備
の稼働率が向上するとともにコスト低減を図れる。ま
た、継手部13a,14aは現有の金属製プロペラシャ
フトに使用されている継手部を流用することができるた
め、現有の生産設備とプロセスはそのまま利用すること
ができ、プロペラシャフト11のコストダウンを図るこ
とができるとともに、多品種のプロペラシャフトに対応
し易い。また、車両の組立メーカーは、部品メーカーか
らFRP製シャフト20を購入し、継手部13a,14
aは独自のものを使用してプロペラシャフトを製造する
こともできる。
【0034】(2) 摩擦圧接装置は、FRP製シャフ
ト20側を固定する治具の構成を変更するだけで、金属
製シャフトに使用する装置を使用できるため、既存の摩
擦圧接装置の僅かな改造で使用できる。
【0035】(3) 継手部13a,14aと円筒部材
15との溶着が摩擦圧接により行われる。従って、溶着
作業の際に火花が飛ぶ虞がなく、火花の飛散防止処置が
不要になる。
【0036】(4) 円筒部材15はその外周面に軸方
向に延びるように形成されたセレーション15aが、F
RP製パイプ12の接合部12aに溝を刻設した状態で
嵌合されている。従って、セレーション15aを設けず
に、円筒部材15を接着剤でFRP製パイプ12の接合
部に接着して接合した場合に比較して、高い接合強度を
確保できてトルク伝達を確実に行うことができるととも
に耐久性も向上する。
【0037】(5) 継手部13a,14aが溶着され
る前の円筒部材15にセレーション15aが形成され
る。従って、セレーション加工を行う素材が共通化でき
るとともに形状が単純になり、セレーション加工用の加
工機へのワーク即ち円筒部材15のセットが容易になる
とともに、セレーション加工方法の選択肢が増える。ま
た、継手部13a,14aでは高硬度が必要なため、素
材全体の硬度を高めたものにセレーション加工するのは
困難で加工コストが高くなるが、セレーション加工する
部分を別体にすることにより、セレーションの加工を低
硬度材で実施可能になり、セレーション加工が容易にな
るとともに加工コストを低減できる。
【0038】(6) 円筒部材15の突出部15bの外
周面に回止め部16が形成され、回止め部16より先端
側に継手部13a,14aが溶着可能に構成されてい
る。従って、突出部15bに摩擦圧接で金属製の継手部
13a,14aを溶着する際、円筒部材15をFRP製
パイプ12とともに所定位置にその回転を阻止した状態
で固定するのが容易となる。
【0039】(7) 回止め部16としてセレーション
が形成され、該セレーションはFRP製パイプ12の端
部に接合されるセレーション15aと同時に切削加工可
能に形成されている。従って、回止め部16を、セレー
ション15aと同時に切削加工することができ、回止め
部16を別に加工する場合に比較して、円筒部材15の
生産性が向上する。
【0040】(8) FRP製シャフト20の円筒部材
15に継手部13a,14aを摩擦圧接で溶着する際に
使用される各治具17〜19が、円筒部材15と接触し
た状態に保持され、各治具17〜19が金属製のため摩
擦圧接で発生する熱を逃がす役割を果たす。従って、摩
擦圧接の際に発生した熱でFRP製パイプ12が加熱さ
れ難くなる。
【0041】(第2の実施の形態)次に第2の実施の形
態を図5(a),(b)に従って説明する。この実施の
形態では、継手部13a,14aをFRP製シャフト2
0の円筒部材15に溶着する方法として摩擦圧接に代え
て、加熱源を摩擦熱ではなく電熱や燃焼熱とする溶接方
法で行う点が前記実施の形態と異なっている。前記実施
の形態と同一部分は同一符号を付して詳しい説明を省略
する。また、ヨーク13と滑り継手14とは溶接に関し
ては同じため、継手部13aについてのみ説明する。
【0042】この実施の形態では、溶着作業時に継手部
13aを円筒部材15に圧接しながら回転させる操作は
不要で、継手部13aとFRP製シャフト20とを芯出
しした状態で、継手部13aの端面を突出部15bの端
面に当接する状態に保持すればよい。従って、円筒部材
15の回止め部16は不要となる。また、溶接時に円筒
部材15を保持する治具17〜19のうち、推力を受け
るための治具17と、回転トルクを担う回止め用の治具
18とが不要になる。
【0043】図5(a)に示すように、円筒部材15の
突出部15bの先端に、継手部13aに嵌合可能な凸部
15dが形成されている。また、突出部15bの長さ
は、回止め部16に対応する分と、治具17と対応する
分とをなくすことにより、前記実施の形態のものより短
く形成されている。凸部15dは円環状に形成されてい
る。
【0044】FRP製シャフト20の円筒部材15に継
手部13aを溶着する際、治具19を突出部15bに係
合させて芯出しした状態でFRP製シャフト20を保持
し、凸部15dに継手部13aの基端を嵌合させた状態
で、溶接が行われる。継手部14aについても同様に溶
接が行われる。
【0045】この実施の形態では前記実施の形態の
(1),(4),(5)と同様の効果の他に次の効果を
有する。 (9) 継手部13a,14aを突出部15bに溶着す
る際、継手部13a,14aを回転させたり圧接する必
要がないため、円筒部材15を保持する治具の構成が簡
単になる。
【0046】(10) 突出部15bに回止め部16や
推力を治具17に担わせる部分を設ける必要がないた
め、円筒部材15の構造が簡単になるとともに、突出部
15bの長さを短くできる。
【0047】(11) 突出部15bに凸部15dが形
成されているため、凸部15dを設けずに継手部13a
の基端面と突出部15bの端面とを当接させる場合に比
較して、溶接時に継手部13a,14aと円筒部材15
とを所定の位置関係に保持するのが容易になる。
【0048】(12) 摩擦圧接に比較して、継手部1
3a,14aを突出部15bに溶着する際、発生する熱
は一度に大量に発生せずに溶接点毎に順次発生するた
め、発生する熱がFRP製パイプ12に伝達され難くな
る。
【0049】実施の形態は前記に限定されるものではな
く、例えば、次のように具体化してもよい。 ○ 継手部13a,14aを摩擦圧接で円筒部材15に
溶着する場合、図6に示すように、円筒部材15の突出
部15bの内側に周方向に延びる凸条21を形成しても
よい。凸条21を有する円筒部材15を形成するには、
内径の小さな金属パイプを使用し、切削加工により凸条
21を形成する。突出部15bの内側に前記凸条21を
形成した場合は、凸条21の作用により、FRP製パイ
プ12への熱の伝達が少なくなる。即ち、凸条21は摩
擦圧接による熱がFRP製パイプ12に直接伝わるのを
抑制する役割を果たす。
【0050】○ 摩擦圧接による熱がFRP製パイプ1
2に直接伝わるのを抑制する手段として、突出部15b
の内側に凸条21を形成する代わりに、円筒部材15の
肉厚を厚くしてもよい。また、円筒部材15の肉厚を厚
くするとともに、突出部15bの内側に凸条21を形成
してもよい。
【0051】○ プロペラシャフト11として、ヨーク
13と滑り継手14とを備えた構成に代えて、両端部に
ヨーク13を備えた構成としてもよい。乗用車のプロペ
ラシャフトの場合は、この形式のプロペラシャフト11
が使用される割合が多く、トラック等の大型の自動車の
場合にヨーク13と滑り継手14とを備えた構成のプロ
ペラシャフト11が多く使用される。
【0052】○ 各治具17〜19を熱伝導性の良い金
属(例えば、銅やアルミニウム)で形成する。この場
合、継手部13a,14aを円筒部材15に溶着する作
業(摩擦圧接や溶接)の際に発生する熱が治具17〜1
9を介して逃げ易くなり、FRP製パイプ12がより加
熱され難くなる。
【0053】〇 回止め部16はセレーションに限ら
ず、治具18との係合による回止めが容易な形状、例え
ば、円形の複数箇所を切り欠いた形状や、四角形、五角
形、六角形成等の多角形状にしてもよい。
【0054】○ 継手部13a,14aを突出部15b
に溶接で溶着する場合に使用する円筒部材15に形成す
る凸部15dは、1個の円環状部で構成されるものに限
らず、突出部15bの周方向に間隔をおいて当接された
複数の凸部で構成してもよい。
【0055】〇 継手部13a,14aとして既存の金
属製プロペラシャフトの製造に使用される部品を流用せ
ずに、新たに製造したものを使用してもよい。 ○ 円筒部材15は金属パイプの切削加工により、セレ
ーション15aや凸条21等を形成する製造方法にかぎ
らず、例えば鍛造(冷間、熱間)でセレーション15a
や凸条21を形成するようにしてもよい。製造する数が
少ない場合は、切削加工の方が製造コストを安くでき
る。
【0056】○ FRP製パイプ12の形状は全体を円
筒状とするものに限定されず、両端部を円筒状とし、中
間部を多角形筒状としてもよい。 〇 プロペラシャフト11として、FRP製シャフト2
0の端部にヨーク13及び滑り継手14を連結するだけ
でなく、他部品と組み付けられたものに適用してもよ
い。他部品としては、例えば、従来技術の図7で示した
ように、ヨーク13に自在継手の構成部品であるエンジ
ン側の連結軸や従動側の軸がある。
【0057】○ FRP製シャフト20の両端部に接合
される円筒部材15を、セレーション15aを介して接
合せずに、セレーション15aを設けずに接着剤を使用
して円筒部材をFRP製シャフト20に接合してもよ
い。
【0058】○ 自在継手を構成するヨーク13及び滑
り継手14の継手部13a,14aの形状は図1〜図3
及び図5に示すような形状に限らず、他の形状としても
よい。
【0059】○ FRP製パイプ12の製造方法はフィ
ラメントワインディング法に限定されない。例えばシー
トワインディング法を採用することもできる。FRP製
パイプ12がプロペラシャフトの部品として使用される
ときに必要な特性を満足できるようにFRP製パイプ1
2を製造できれば、製造方法は特に限定されないが、フ
ィラメントワインディング法の方が好ましい。
【0060】○ FRP製パイプ12の材料であるFR
Pは、強化繊維として炭素繊維を、マトリックス樹脂と
してエポキシ樹脂を使用したものに限らない。例えば、
強化繊維として、アラミド繊維、ガラス繊維等の一般に
高弾性・高強度といわれるその他の繊維を採用したり、
マトリックス樹脂として、不飽和ポリエステル樹脂、フ
ェノール樹脂、ポリイミド樹脂等のその他の熱硬化性樹
脂を採用してもよい。
【0061】○ FRPのマトリックス樹脂が熱硬化性
樹脂であることに限定されない。例えば紫外線硬化樹脂
や熱可塑性樹脂をマトリックス樹脂として使用すること
もできる。
【0062】前記実施の形態から把握できる発明(技術
的思想)について、以下に記載する。 (1) 請求項1に記載の発明において、前記突出部に
対する前記継手部の溶着は、摩擦圧接により行われ、摩
擦圧接の際に前記円筒部材を保持する治具を、摩擦圧接
の際に発生する熱が該治具を介して逃げるように構成し
たプロペラシャフトの製造方法。
【0063】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1及び請求
項8に記載の発明によれば、プロペラシャフトの自在継
手を構成するヨーク(継手)を備えたプロペラシャフト
を、従来の金属製プロペラシャフトと同様にして生産性
良く製造することができる。請求項2〜請求項7に記載
の発明のFRP製シャフトは、請求項1に記載の発明の
製造方法を実施するのに適している。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施の形態のプロペラシャフトの一部
破断模式側面図。
【図2】 (a)はFRP製パイプと円筒部材とを示す
一部破断模式側面図、(b)はFRP製シャフトの一部
破断模式側面図。
【図3】 FRP製シャフトと継手部とを示す一部破断
模式側面図。
【図4】 円筒部材と治具との関係を示す一部破断部分
模式側面図。
【図5】 第2の実施の形態を示し、(a)はFRP製
シャフトと継手部を示す一部破断模式側面図、(b)は
プロペラシャフトの部分模式断面図。
【図6】 別の実施の形態の一部破断部分模式側面図。
【図7】 従来技術のFRP製プロペラシャフトの部分
断面図。
【符号の説明】
11…プロペラシャフト、12…FRP製パイプ、13
a,14a…継手部、15…円筒部材、15a…セレー
ション、15b…突出部、15d…凸部、16…回止め
部、20…FRP製シャフト、21…凸条。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3J033 AA01 AB02 AB03 AC01 BA02 BA07 BA08 BC03 BC06 4F211 AB11 AD03 AD12 AG08 AG23 AH12 AH17 TA01 TA14 TC07 TC11 TD15

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 FRP製パイプの両端部に、金属製の円
    筒部材を、一端が前記FRP製パイプの端部から突出す
    る状態に接合した後、前記円筒部材の突出部に金属製の
    継手部を溶着するプロペラシャフトの製造方法。
  2. 【請求項2】 FRP製パイプの両端部に、金属製の円
    筒部材が、一端が前記FRP製パイプの端部から突出す
    る状態で、かつその突出部に金属製の継手部を溶着可能
    に接合されているFRP製シャフト。
  3. 【請求項3】 前記円筒部材には、その外周面に軸方向
    に延びるセレーションが形成されており、前記円筒部材
    と前記FRP製パイプとの接合は圧入によって行われる
    請求項2に記載のFRP製シャフト。
  4. 【請求項4】 前記円筒部材の突出部の内側に周方向に
    延びる凸条が形成されている請求項3に記載のFRP製
    シャフト。
  5. 【請求項5】 前記円筒部材の突出部の外周面に回止め
    部が形成され、該回止め部より先端側に前記金属製の継
    手部が溶着可能に構成されている請求項3又は請求項4
    に記載のFRP製シャフト。
  6. 【請求項6】 前記回止め部としてセレーションが形成
    され、該セレーションは前記FRP製パイプの端部に接
    合される前記円筒部材のセレーションと同時に切削加工
    可能である請求項5に記載のFRP製シャフト。
  7. 【請求項7】 前記円筒部材の突出部の先端には、前記
    金属製の継手部を溶接する際に、該継手部に嵌合可能な
    凸部が形成されている請求項3又は請求項4に記載のF
    RP製シャフト。
  8. 【請求項8】 請求項4〜請求項7のいずれか一項に記
    載のFRP製シャフトの前記円筒部材の突出部に、金属
    製の継手部が溶着されているプロペラシャフト。
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