JPH0727801A - コンデンサ容量診断装置 - Google Patents

コンデンサ容量診断装置

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JPH0727801A
JPH0727801A JP16794893A JP16794893A JPH0727801A JP H0727801 A JPH0727801 A JP H0727801A JP 16794893 A JP16794893 A JP 16794893A JP 16794893 A JP16794893 A JP 16794893A JP H0727801 A JPH0727801 A JP H0727801A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンデンサの容量診断装置において、その診
断時間を短くする。 【構成】 コンデンサ6の診断時にコンデンサ電圧Vcを
検出し、このコンデンサ電圧が予め設定された第1の閾
値Va1,Vb1 を超えてから第2の閾値Va2,Vb2 を超えるま
での時間を測定し、この測定した時間が第1の設定時間
Ta,Tb より短いとき前記コンデンサ容量に異常があると
診断するコンデンサ容量診断装置15において、前記設定
時間より長い第2の設定時間Tc,Td が経過してもコンデ
ンサ電圧Tcが前記第2の閾値を超えないときはコンデン
サ容量診断を終了させる判定手段を設けたことを特徴と
するコンデンサ容量診断装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンデンサの容量を診
断する装置に関し、特に、自動車等に備えられたエアバ
ッグ装置のバックアップ電源用コンデンサの容量診断に
適用して好適なコンデンサ容量診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】エアバッグ装置は、自動車の衝突時に乗
員の前方にエアバッグを展開して乗員を保護する。エア
バッグを展開させるときは、自動車バッテリからエアバ
ッグ装置の起爆剤に点火するためのスクイブに電流を流
す。万一、このバッテリ系が故障をするとエアバッグ装
置が作動しないため、エアバッグ装置の近傍にコンデン
サからなるバックアップ電源を設けるようにしている。
【0003】このコンデンサは使用時に破損したり、経
年変化を受けて容量低下を来すことがある。このような
場合、コンデンサがバックアップ電源としての機能を発
揮できなくなり、自動車の衝突時にエアバッグ装置が動
作をしないことがあり得る。そこで、自動車の運転開始
時等のマイクロコンピュータによる各種機器の動作チェ
ックと同時に、バックアップ電源用のコンデンサの容量
を診断することが行われている。
【0004】従来のコンデンサ容量の診断装置は、電源
から充電抵抗を介してコンデンサを充電する際の、コン
デンサ電圧の変化を監視することによりコンデンサ容量
を診断していた。コンデンサの充電電圧は、時定数CR
により決まる曲線を描いて上昇していく。この時定数
は、コンデンサの容量Cと充電抵抗Rにより決まるもの
であり、コンデンサの容量Cが低下しているときは、容
量が正常の時と比べてコンデンサの充電電圧は急激に上
昇する。
【0005】従来のコンデンサ容量の診断装置は、この
ようなコンデンサの充電電圧の特性を利用し、コンデン
サ電圧が第1の設定電圧を超えてから第2の設定電圧に
達するまでの時間を測定し、この時間が所定の時間より
も長ければ、コンデンサ容量は正常であり、短ければ、
コンデンサ容量に異常があると診断していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の診断装置では、コンデンサ電圧が第1の設定電圧を
超えてから第2の設定電圧に達するまでの時間が何らか
の事情で長くなった場合、その時間が終了するまで、コ
ンデンサ容量診断を終了させることができない。なお、
このような時間が長くなる原因としては、充電抵抗Rが
大きくなる、または、コンデンサに他のコンデンサ回路
が結合することにより、コンデンサ容量Cが増加すると
いうようなことが考えられる。
【0007】このような場合、コンデンサ容量の診断の
終了を待ち続けると、チェックが終了したと判定される
までの時間が長くなるので、次の制御に移ることができ
なくなる。例えば、前述のようなエアバッグの制御に速
やかに移行できなくなる。本発明は、コンデンサの容量
診断装置において、その診断時間を短くすることを目的
とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、コンデンサの診断時にコンデンサ充電電
圧を検出し、このコンデンサ電圧が予め設定された第1
の閾値を超えてから第2の閾値を超えるまでの時間を測
定し、この測定した時間が設定時間より短いとき前記コ
ンデンサの容量に異常があると診断するコンデンサ容量
診断装置において、前記第1の設定時間より長い第2の
設定時間が経過してもコンデンサ電圧が前記第2の閾値
を超えないときはコンデンサ容量診断を終了させる判定
手段を設ける。
【0009】本発明は、さらに、コンデンサ容量診断を
終了させる際に、コンデンサ容量に異常は無いと診断す
ることもできる。
【0010】
【作用】上記第2の設定時間を適当な値に設定しておく
ことにより、コンデンサ電圧が第2の閾値になかなか達
しないときでも、コンデンサ容量診断を所望の時間内に
終了させることができる。そして、チェック終了後の制
御に速やかに移行をすることができることとなる。
【0011】また、第2の閾値に達するまでの時間が長
くなるということは、充電抵抗Rが大きくなるか、また
はコンデンサ容量Cが増加するといった理由によるもの
であるから、例えばコンデンサをバックアップ電源とし
て使用する場合等には、コンデンサをそのまま使用して
も支障がない。したがって、このような場合には、コン
デンサ容量に異常がないと診断して、そのまま通常の制
御に移るようにすることができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明を、エアバッグ装置のバックア
ップ電源に使用するコンデンサの容量診断に適用した例
について図を用いて説明する。なお、実施例を説明する
各図において、同一機能を有するものについては同一の
符号を付して、重複する説明は省略する。
【0013】始めに、エアバッグ装置の概略について、
図7のエアバッグ装置のブロック図を用いて説明する。
エアバッグECU(Electronic Control Unit)1は、自
動車の衝突の衝撃を検出する加速度センサ2からの検出
結果に応じ、加速度がある一定値以上であればラインm
1に信号を信号を出力しエアバッグの展開を制御するマ
イクロコンピュータ3と、スイッチング素子でありスク
イブに電流を流すためのトランジスタTR1 と、IGス
イッチ9のオンによって供給されてくるバッテリ5の電
圧(12V)を昇圧(24V)するDC/DC変換器4
と、バックアップコンデンサ6と、抵抗R1 の各両端に
発生する電圧値をディジタル値に変換するA/D変換器
7と、IGスイッチ9を介して供給されるバッテリ5の
電圧を一定の電圧(5V)に変換してマイクロコンピュ
ータ3に供給する定電圧回路8と、ダイオード10と、
抵抗R2 を含んで構成される。
【0014】前記コンデンサ6は、バッテリ5からの電
力が確保されなくても、エアバッグの展開を保証する非
常用の電源として設けられており、衝突によりバッテリ
5とECU1とを結ぶエアバッグの電源ラインが断線し
たとしても、コンデンサ6に蓄電されている電力によっ
て確実に24Vの電圧でエアバッグを展開させるように
している。
【0015】また、このエアバッグECU1外には、例
えば自動車のバンパーに設けられ、車の衝突を機械的に
検知するスイッチ11と、衝突時に大電流が流れること
によって点火し、窒素ガスをエアバッグ内に放出して瞬
時にエアバッグを展開させるスクイーブ12と、例えば
インパネ等に設けられ、コンデンサ6やスクイーブ12
等のECU1の異常をドライバーに報知するインジケー
タランプ等の警報手段13が備えられている。
【0016】ここで、エアバッグ装置の基本的な動作を
説明する。IGスイッチ9がオンされて自動車が通常の
走行をしているとき、例えば前車に自車が追突すると、
加速度センサ2により検出された減加速度に基づき、マ
イクロコンピュータ3は自車が追突したと判断する。こ
の時、マイクロコンピュータ3はラインmlにHiのパ
ルス波を出力し、トランジスタTR1 をオンさせる。ま
た、このとき自車の衝突によってスイッチ11も機械的
にオンしているので、バッテリ5からの電源、およびコ
ンデンサ6からのバックアップ電源によって確実に供給
されうる電圧によってスクイーブ12に大電流が流れ
る。そしてスクイーブ12の点火により瞬時にエアバッ
グが展開し、ドライバーを保護する。
【0017】次に、コンデンサ6の容量診断について説
明する。図1は、前記図7のエアバッグ装置におけるコ
ンデンサ容量診断装置に関連する部分を示したブロック
図であり、前記のマイクロコンピュータ3により実行さ
れる機能を実現する手段をブロック図として示したもの
である。図2は、コンデンサ電圧Vcの変化を示すグラ
フであり、横軸に時間をとり、縦軸にコンデンサ電圧V
cと電源電圧Vdの比を%でとっている。
【0018】IGスイッチ9がオンされると、コンデン
サ電圧Vcは、図2に示すように、時定数CR(Cはコ
ンデンサ6の容量、Rは充電抵抗R1 の抵抗値)により
決まるカーブを描いて徐々に上昇していく。なお、図2
には、コンデンサ電圧Vcの初期値が0%の場合と、I
Gスイッチ9をオフしてすぐにオンしたときに、コンデ
ンサが完全に放電をせずに、初期値α%を有していると
きの2つの場合が図示されている。
【0019】コンデンサ電圧Vcおよび電源電圧Vd
は、診断装置15の計算手段16に入力される。計算手
段16は、コンデンサ電圧Vcの初期値と電源電圧Vd
との比を計算し、それに応じて記憶手段17から必要な
数値を読み出し、コンデンサ電圧Vcと第1の閾値と比
較し、これを超えると、タイマー18の動作を開始させ
る。また、コンデンサ電圧Vcが第2の閾値に達する
と、タイマー18の動作を停止させる。
【0020】本実施例においては、コンデンサ電圧Vc
の初期値が0の場合と、0でないα%の場合のいずれの
場合でもコンデンサ容量の診断を確実に行えるように、
2種類の閾値が用意されている。すなわち、コンデンサ
電圧Vcの初期値が電源電圧Vdの50%以下の場合の
第1の閾値Va1 と第2の閾値Va2 、および50%以
上の場合の第1の閾値Vb1 と第2の閾値Vb2 が用意
される。
【0021】なおここで、本実施例において、閾値また
は設定時間を2段階としている理由について簡単に説明
をする。コンデンサが充分に放電をする前に、再度IG
スイッチ9がオンされると、図2に示すように、コンデ
ンサ電圧Vcの初期値はある値α%を有したものとな
る。このため、コンデンサ電圧Vcの初期値がある程度
高くても、それをカバーできる値に、高い値の第1の閾
値Vb1 と第2の閾値Vb2 を設定している。
【0022】また、コンデンサ電圧Vcの初期値が低い
ときに、早く第1および第2の閾値に達することができ
るように、低い値の第1の閾値Va1 および第2の閾値
Va 2 を設定している。これにより、コンデンサ電圧V
cの初期値の大小に関係なく、かつ早い時期にコンデン
サ容量の診断を終了できるようにしている。計算手段1
6は、電源電圧VdとIGスイッチ9投入時のコンデン
サ電圧Vcからコンデンサ電圧Vcの初期値が電源電圧
Vdの50%未満か以上かを判定し、その結果により、
記憶手段17から所定の第1の閾値Va1 またはV
1 、および第2の閾値Va2 またはVb2 を呼び出
し、コンデンサ電圧Vcが第1の閾値Va1 またはVb
1 以上となると、タイマー18を動作させ、さらに進ん
でコンデンサ電圧Vcが第2の閾値Va2 またはVb2
以上となるとタイマー18の動作を停止させる。
【0023】判定手段19は、記憶手段20から必要な
数値を読み出し、タイマー18の測定した時間T1 (コ
ンデンサ電圧Vcの初期値が50%以下のときの時間)
またはT2 (コンデンサ電圧Vcの初期値が50%以上
のときの設定時間)と予め定めた第1の設定時間Ta
(コンデンサ電圧Vcの初期値が50%以下のときの時
間)またはTb(コンデンサ電圧Vcの初期値が50%
以上のときの設定時間)と比較をする。なお、この第1
の設定時間TaまたはTbは、200ms〜500ms
程度の値に設定される。
【0024】そして、タイマー18の測定した時間T1
が第1の設定時間Taより短い場合および時間T2 が設
定時間Tbより短い場合は、コンデンサ容量の低下によ
り、コンデンサ電圧Vcの上昇が速くなったのであるか
ら、インジケータランプ等の警報手段13により、コン
デンサ容量に異常があるという表示を行う。判定手段1
9は、さらに、タイマー18の測定した時間T1 ,T2
と第2の予め定めた設定時間Tc,Tdとの比較を行
う。なお、設定時間Tcは、コンデンサ電圧Vcの初期
値が50%以下のときの設定時間であり、設定時間Td
は、コンデンサ電圧Vcの初期値が50%以上のときの
設定時間である。この第2の設定時間T1 ,T2 は1秒
程度の値に設定される。
【0025】そして、判定手段19は、タイマー18が
動作を開始してから、これら第2の設定時間Tcまたは
Tdを経過しても動作を終了しない場合に、コンデンサ
容量診断の動作を強制的に終了させる。これにより、何
らかの原因でコンデンサ容量が増加して、コンデンサ電
圧Vcの上昇率が低下したときでも、所定の時間内にコ
ンデンサ容量の診断を終了することができる。
【0026】また、このような場合は、コンデンサ容量
は通常時より増加しているのであるから、バックアップ
電源として動作する場合には、そのまま使用しても格別
の支障はない。したがって、コンデンサ容量に異常なし
と判定してコンデンサ容量の診断を終了し、各種チェッ
ク動作に続くエアバッグの制御に速やかに移行すること
ができる。
【0027】次に、図3〜図6のフローチャートを用い
て、コンデンサ容量の診断の手順を詳細に説明する。図
に示すフローは、一定時間毎に割り込みにより動作させ
られるものである。IGスイッチ9が投入されると、チ
ェック動作が開始され、図3のフローが開始される。最
初の動作では、ステップS31からステップS32へ進
み、電源電圧Vdとコンデンサ電圧Vcが検出される。
電源電圧VdはIGスイッチ9の投入と同時に所定の値
になるから、ステップS33からステップS34へ進
む。ここで、電源電圧VdがOKでなければ、このフロ
ーを終了する。また、最初のフローではステップS34
〜36を通過して図4のステップS41へ進む。
【0028】ステップS41でコンデンサ電圧Vcが電
源電圧Vdの50%未満であるか否かで振り分けられ、
コンデンサ電圧Vcの初期値が電源電圧Vdの50%未
満であれば、ステップS43でフラグ2にHiがセット
され、50%以上であれば、ステップS42でフラグ2
にLoがセットされる。そして、ステップS45でフラ
グ1にHiがセットされ、最初のフローを終了する。た
だし、初期値が80%を超えているときは、ステップS
44から図6のステップS68へ進み異常表示がされて
チェックを終了する。
【0029】次に、再び図3のフローに入ると、フラグ
1にHiがセットされているのであるから、ステップS
36から図5のステップS51へ進む。コンデンサ電圧
Vcの初期値が電源電圧Vdの50%未満のときは、ス
テップS52へ進み、50%以上のときは、ステップS
55へ進む。そして、コンデンサ電圧Vcがそれぞれス
テップS52,55で比較される第1の閾値(ステップ
S52では、Vc/Vdの50%、ステップS55では
Vc/Vdの80%)となるまで、以上のフローが繰り
返される。
【0030】コンデンサ電圧Vcが第1の閾値以上とな
ると、ステップS52からステップS53へ進み、タイ
マー18が動作を開始し時間T1 の測定が開始され、ま
たはステップS55からステップS56へ進み、タイマ
ー18が動作を開始し時間T 2 の測定が開始され、フロ
ーが終了する。時間T1 またはT2 の測定が開始される
と、次回のフローからは図3のステップS34またはス
テップS35から図6のステップS61またはステップ
S64へ進む。ステップS61またはステップS64で
は、コンデンサ電圧Vcと第2の閾値95%または70
%とが比較される。コンデンサ電圧Vcが第2の閾値以
上とならないときは、ステップS63,66を通ってフ
ローを終了する。
【0031】コンデンサ電圧Vcが第2の閾値以上とな
ると、タイマー18の動作が停止され、タイマー18の
動作時間T1 またはT2 がステップS62またはステッ
プS65で第1の設定時間TaまたはTbと比較され
る。もし、タイマー18の動作時間T1 またはT2 が第
1の設定時間TaまたはTb未満であれば、コンデンサ
容量が低下をしたのであるから、ステップS68へ進
み、異常と判断されてインジケータランプ13が点灯さ
れ、ステップS69でチェックを終了させる。また、タ
イマー18の動作時間T1 またはT2 が第1の設定時間
TaまたはTb以上であれば、コンデンサ容量はバック
アップ電源としては充分にあるのであるから、ステップ
S67へ進み、正常と判断されてステップS69でチェ
ックを終了させる。
【0032】次に、タイマー18が動作を開始してか
ら、第2の設定時間Tc(コンデンサ電圧Vcの初期値
が50%未満の場合)またはTd(コンデンサ電圧Vc
の初期値が50%以上の場合)を経過してもタイマー1
8が停止しない場合、ステップS63,66からステッ
プS67へ進む。この場合、コンデンサ容量は充分にあ
るのであるから、ステップS67で正常と判断して、ス
テップS69でチェックを終了させる。
【0033】以上本発明をエアバッグのバックアップ用
電源に用いるコンデンサの容量の診断に適用した実施例
について説明をしてきたが、コンデンサの用途として
は、この用途に限定されるものではなく、本発明は、一
般的なコンデンサに対して適用可能なものである。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、コンデンサの容量診断
装置において、その診断時間を短くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のブロック図。
【図2】本発明の実施例の動作を説明するためのコンデ
ンサ電圧を示すグラフ。
【図3】本発明の実施例の動作を説明するためのフロー
チャートのその1。
【図4】本発明の実施例の動作を説明するためのフロー
チャートのその2。
【図5】本発明の実施例の動作を説明するためのフロー
チャートのその3。
【図6】本発明の実施例の動作を説明するためのフロー
チャートのその4。
【図7】エアバッグ装置のブロック図。
【符号の説明】
5…電源 6…コンデンサ 9…IGスイッチ 13…警報手段 15…診断装置 16…計算手段 17,20…記憶手段 18…タイマー 19…判定手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンデンサの診断時にコンデンサ充電電
    圧を検出し、このコンデンサ電圧が予め設定された第1
    の閾値を超えてから第2の閾値を超えるまでの時間を測
    定し、この測定した時間が第1の設定時間より短いとき
    前記コンデンサの容量に異常があると診断するコンデン
    サ容量診断装置において、前記第1の設定時間より長い
    第2の設定時間が経過してもコンデンサ電圧が前記第2
    の閾値を超えないときはコンデンサ容量診断を終了させ
    る判定手段を設けたことを特徴とするコンデンサ容量診
    断装置。
  2. 【請求項2】 前記判定手段は、前記第2の設定時間が
    経過してもコンデンサ電圧が前記第2の閾値を超えない
    ときはコンデンサに異常が無いと判定することを特徴と
    する請求項1記載のコンデンサ容量診断装置。
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