JPH0727785U - 掴み装置 - Google Patents

掴み装置

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JPH0727785U
JPH0727785U JP6151293U JP6151293U JPH0727785U JP H0727785 U JPH0727785 U JP H0727785U JP 6151293 U JP6151293 U JP 6151293U JP 6151293 U JP6151293 U JP 6151293U JP H0727785 U JPH0727785 U JP H0727785U
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JP
Japan
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gripping
hand
cylinder
grip
fork
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Application number
JP6151293U
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English (en)
Inventor
精一 田中
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Kobelco Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Kobelco Construction Machinery Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来技術の掴み装置では把持部材を掴むこと
はできるが、把持部材をかき寄せたり、かき集めたりし
ながら、さらに掴むことは困難であった。また壁面など
に固着している付着部材を除去するような、かき落し作
業が困難であった。この問題点を解決する。 【構成】 本考案の掴み装置では、掴み本体の下部に下
部フォーク体を形成し、また上部にハンド体を前後の上
下方向に揺動自在に枢支し、そのハンド体を掴み本体の
内部に設けた油圧シリンダで作動するようにし、またハ
ンド体の前端部に上部フォーク体を前後の上下方向に回
動自在に枢支し、ハンド体の上面側に設けた油圧シリン
ダで作動するようにした。また上部及び下部フォーク体
のうち少くとも一方のフォーク体の先端爪部を着脱可能
に設けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、主として油圧ショベルなど建設機械,作業車両の作業アタッチメン ト先端部に取付けられ、把持部材のかき集めや掴みを行う掴み装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図示しないが、従来より油圧ショベルでは、そのフロント部に装着した作業ア タッチメントのアーム先端部に一対のフォーク体を開閉自在に取付け、油圧シリ ンダを伸縮作動せしめることによって丸棒材など把持部材を把持せしめる作業を 行っている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
油圧ショベルの作業アタッチメントに掴み装置を取付けて丸棒材,木の枝材な どの掴み作業を行うときには、その丸棒材などをかき寄せたり、またかき集めた りしなければならない。従来より種々の掴み装置が勘案されていて、たとえば実 開平3−115767号公報に記載された掴み爪装置が開示されている。しかし 従来技術の掴み装置では把持部材を掴むことはできるが、把持部材をかき寄せた り、かき集めたりしながら、さらに掴むことは困難であった。また壁面などに固 着している付着部材を除去するような、かき落し作業が困難であった。本考案は 、上記の問題点を解決できる掴み装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案の掴み装置では、建設機械のフロント部に装着した作業アタッチメント のアーム先端部に一対のフォーク体を開閉自在に取付け、油圧シリンダの作動に よって把持部材を把持せしめるようにした掴み装置において、アーム先端部及び アーム上面側に装備されたバケットシリンダに対して連結するための装着部をそ なえた掴み本体を設け、その掴み本体の下部に下部フォーク体を形成し、また上 部に前後方向に長いハンド体を枢支し、そのハンド体の後端部を掴み本体の内部 に設けたハンド体用シリンダの一端部に連結し、またハンド体の前端部に上部フ ォーク体を枢支し、その上部フォーク体の上端部と、ハンド体の後部との間に上 部フォーク体用シリンダを設けて構成した。また、上記上部フォーク体と下部フ ォーク体の少くとも一方のフォーク体の先端爪部を着脱可能に設けた。
【0005】
【作用】
本考案では、アーム上面側のバケットシリンダを伸縮作動させると、掴み本体 はアーム先端ピンを中心として下方又は上方に向けて傾動する。それにより把持 部材に対するかき寄せまた掴み操作の方向を調整することができる。また、掴み 本体の内部に配置したハンド体用シリンダを伸縮作動させると、ハンド体は掴み 本体の上部前端ピンを中心として下方又は上方に向けて揺動する。それにより、 ハンド体の前端部に枢支している上部フォーク体の、下部フォーク体に対する動 き範囲を調整することができる。また、ハンド体の上面側に設けた上部フォーク 体用シリンダを伸縮作動させると、上部フォーク体はハンド体前端ピンを中心と して後方又は前方に向けて回動する。それにより、把持部材のかき寄せまた掴み 操作を行うことができる。また、上部フォーク体と下部フォーク体のうちその先 端爪部を着脱可能に設けたものは、爪部が摩耗又は損傷したときに新品と取付け 替えすることができる。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基いて詳細に説明する。図1は、本考案の掴み 装置1を装備している油圧ショベル2の要部側面図である。図において、3は油 圧ショベル2のフロント部に装着している作業アタッチメント、4は作業アタッ チメント3のブーム、5はブームシリンダ、6はアームシリンダ、7はアーム、 8はバケットシリンダである。図2は、図1における掴み装置1の開口状態を示 す側面図である。図において、9は掴み装置1の掴み本体、19は掴み本体9に 一体形に形成されている下部フォーク体、11はハンド体、12は上部フォーク 体、13は掴み本体9の内部側に配設しているハンド体用シリンダ、14はハン ド体11の上面側に配設している上部フォーク体用シリンダ、15はアーム7先 端部と掴み本体9とを連結しているアーム先端ピン、16はバケットシリンダロ ッドピン、17はハンド体用シリンダ13を掴み本体9に連結しているピン、1 8はハンド体11を掴み本体9に枢支している上部前端ピン、19はハンド体1 1の後部上面に立設したブラケット、20はハンド体前端ピン、21,22,2 3はそれぞれピン、24は上部フォーク体12先端部の爪部である。図3は、図 2のAより見た平面図である。図4は、丸棒材(イ)をかき寄せ一掴み操作した 状態を示す掴み装置1の側面図である。図5は、図2における爪部24を示す側 面図である。図において、25は上部フォーク体12に溶着しているアダプタ、 26はツースポイント、27はアダプタ25に対してツースポイント26を固定 しているロックピンである。
【0007】 次に、本考案の掴み装置1の構成を図1〜図5について述べる。本考案では、 油圧ショベル2用作業アタッチメント3のアーム7先端部及びアーム7上面側に 装備されたバケットシリンダ8に対して連結するための装着部(図1及び図2に 示すピン結合部28及び29をいう)をそなえた掴み本体9を設け、その掴み本 体9の下部フォーク体10を一体形に形成し、また上部に前後方向に長いハンド 体11を上下方向に揺動自在に枢支し、そのハンド体11の後端部を掴み本体9 の内部に設けたハンド体用シリンダ13のロッド先端部にピン23にて連結し、 またハンド体11の前端部に上部フォーク体12を前後の上下方向に回動自在に 枢支し、その上部フォーク体12の上端部と、ハンド体11の後部との間に上部 フォーク体用シリンダ14を設けて構成した。また、上記上部フォーク体12と 下部フォーク体10の少くとも一方のフォーク体の先端部にアダプタ25を溶着 し、そのアダプタ25に対してツースポイント26を着脱できるように爪部24 を構成した。
【0008】 次に、本考案の掴み装置1の作用について述べる。図6は、複数長尺の枝部材 (ロ)をかき集め一掴み操作している掴み装置1の側面図である。掴み装置1で は、アーム7上面側のバケットシリンダ8を伸縮作動させると、掴み本体9はア ーム先端ピン15を中心として下方又は上方に向けて傾動する。それにより枝部 材(ロ)に対するかき寄せ(かき集めを含む)また掴み操作の方向を調整するこ とができる。また、掴み本体9の内部に配置したハンド体用シリンダ13を伸縮 作動させると、ハンド体11は掴み本体9の上部前端ピン18を中心として下方 又は上方に向けて揺動する。それにより、ハンド体11の前端部に枢支している 上部フォーク体12の、下部フォーク体10に対する動き範囲を調整することが できる。またハンド体11の上面側に設けた上部フォーク体用シリンダ14を伸 縮作動させると、上部フォーク体12はハンド体前端ピン20を中心として後方 又は前方に向けて回動する。それにより、掴み装置1による枝部材(ロ)のかき 集め一掴み操作を行うことができる。
【0009】 図7は、複数部材(ハ)のかき集め操作を行っている掴み装置1の側面図であ る。図7における掴み装置1では、このかき集め操作を行うとき下部フォーク体 10を使用しないので、ハンド体用シリンダ13を伸長状態にしてハンド体11 の前部を下部フォーク体10の上面に近接せしめている。それにより上部フォー ク体12の先端側が下部フォーク体10の下面側に突出するので、上部フォーク 体用シリンダ14を作動させることによって、複数部材(ハ)のかき集め操作を 行うことができる。また図8は、図7における状態にしている掴み装置1で壁面 に固着した付着部材(ニ)をかき落し操作している側面図である。また図9は、 棒部材(ホ)のつまみ上げ操作を行っている掴み装置1の側面図である。上記の ように作業アタッチメント3の先端部に掴み装置1を取付けて、丸棒材(材料は 木材,鋼材等)などをかき寄せ、かき集めながら下部フォーク体10ですくうよ うにするとともに上部フォーク体12で掴んで、トラックなどに積込むことがで きる。
【0010】 また本考案では、上部フォーク体12と下部フォーク体10のうち上部フォー ク体12先端部にアダプタ25を溶着し、そのアダプタ25に対してツースポイ ント26を着脱できるようにしたので、ツースポイント26が摩耗又は損傷した ときには、図5に示すロックピン27を抜き外し、短時間のうちに新品のツース ポイントと取付け替えすることができる。
【0011】
【考案の効果】
従来技術の掴み装置では把持部材を掴むことはできるが、把持部材をかき寄せ たり、かき集めたりしながら、さらに掴むことは困難であった。また壁面などに 固着している付着部材を除去するような、かき落し作業が困難であった。しかし 本考案の掴み装置では、掴み本体の下部に下部フォーク体を形成し、また上部に ハンド体を前後の上下方向に揺動自在に枢支し、そのハンド体を掴み本体の内部 に設けた油圧シリンダで作動するようにし、またハンド体の前端部に上部フォー ク体を前後の上下方向に回動自在に枢支し、ハンド体の上面側に設けた油圧シリ ンダで作動するようにした。それにより、ハンド体を前後の上下方向に動かすこ とによって掴み装置の開口と、上部フォーク体の下部フォーク体に対する動き範 囲を調整することができる。また上部フォーク体を前後の上下方向に動かすこと によって丸棒材などをかき寄せ、かき集め操作を行い、下部フォーク体ですくう ようにしながら、上部フォーク体で掴むことができる。また下部フォーク体を使 わないようにして、上部フォーク体によるかき落し操作を行うことができる。す なわち本考案の掴み装置では、把持部材,付着部材に対し、人間の手指を動かす ような動きを行ってかき寄せ,かき集め,かき落し,掴みの操作を行うことがで きる。また上部フォーク体と下部フォーク体の少くとも一方のフォーク体の先端 爪部を着脱可能に設けたので、爪部のツースポイントが摩耗又は損傷したときに は短時間のうちに取付け替えできるから便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の掴み装置を装備している油圧ショベル
の要部側面図である。
【図2】図1における掴み装置の開口状態を示す側面図
である。
【図3】図2のAより見た平面図である。
【図4】本考案の掴み装置の実施例操作を示す側面図で
ある。
【図5】図2における上部フォーク体の爪部を示す側面
図である。
【図6】本考案の掴み装置の実施例操作を示す側面図で
ある。
【図7】本考案の掴み装置の実施例操作を示す側面図で
ある。
【図8】本考案の掴み装置の実施例操作を示す側面図で
ある。
【図9】本考案の掴み装置の実施例操作を示す側面図で
ある。
【符号の説明】
1 掴み装置 3 作業アタッチメント 7 アーム 8 バケットシリンダ 9 掴み本体 10 下部フォーク体 11 ハンド体 12 上部フォーク体 13 ハンド体用シリンダ 14 上部フォーク体用シリンダ 18 上部前端ピン 20 ハンド体前端ピン 24 爪部 26 ツースポイント

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建設機械のフロント部に装着した作業ア
    タッチメントのアーム先端部に一対のフォーク体を開閉
    自在に取付け、油圧シリンダの作動によって把持部材を
    把持せしめるようにした掴み装置において、アーム先端
    部及びアーム上面側に装備されたバケットシリンダに対
    して連結するための装着部をそなえた掴み本体を設け、
    その掴み本体の下部に下部フォーク体を形成し、また上
    部に前後方向に長いハンド体を枢支し、そのハンド体の
    後端部を掴み本体の内部に設けたハンド体用シリンダの
    一端部に連結し、またハンド体の前端部に上部フォーク
    体を枢支し、その上部フォーク体の上端部と、ハンド体
    の後部との間に上部フォーク体用シリンダを設けたこと
    を特徴とする掴み装置。
  2. 【請求項2】 実用新案登録請求の範囲請求項1記載の
    掴み装置において、上部フォーク体と下部フォーク体の
    少くとも一方のフォーク体の先端爪部を着脱可能に設け
    たことを特徴とする掴み装置。
JP6151293U 1993-10-19 1993-10-19 掴み装置 Pending JPH0727785U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040037345A (ko) * 2002-10-28 2004-05-07 한국전력공사 전신주행거밴드와 주상변압기의 연결부 고정 장치
CN114433512A (zh) * 2022-02-16 2022-05-06 武汉诺得佳科技有限公司 一种具有分拣功能的智能机器人抓取机构

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