JPH0419088Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0419088Y2
JPH0419088Y2 JP1989150690U JP15069089U JPH0419088Y2 JP H0419088 Y2 JPH0419088 Y2 JP H0419088Y2 JP 1989150690 U JP1989150690 U JP 1989150690U JP 15069089 U JP15069089 U JP 15069089U JP H0419088 Y2 JPH0419088 Y2 JP H0419088Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bucket
clamp
main body
sides
movable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1989150690U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0389758U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1989150690U priority Critical patent/JPH0419088Y2/ja
Publication of JPH0389758U publication Critical patent/JPH0389758U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0419088Y2 publication Critical patent/JPH0419088Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Shovels (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、パワーシヨベルの先端に装着して地
面等の掘削作業と各種資材等の把持運搬作業とに
兼用できるようにしたクランプ付きバケツトに関
するものである。
〔従来の技術〕
従来、地面を掘削するためには、パワーシヨベ
ルの先端にバケツトを取付けて掘削し、掘削した
土砂を掬い取つてトラツク等に積み込むようにし
ている。
しかし、従来のバケツトには、物品を把持する
機能はないため、物品を把持して運搬する必要が
ある場合には、バケツトを取り外してクランプ手
段に付け替えて行う必要があつた。
〔考案が解決しようとする課題〕
道路工事では車両の通行を制限して作業を遂行
し、また、鉄道工事では、夜間に作業を行うもの
で、いずれの作業にしても、短い時間に能率よく
作業を遂行できることが必要であるが、従来のバ
ケツトには把持機能がなく、2台のパワーシヨベ
ルで掘削作業と把持運搬作業とを分担するように
するか、1台のパワーシヨベルで先端アタツチメ
ントの付け替えを行うしか方法がなかつた。
しかし、2台のパワーシヨベルで掘削作業と把
持運搬作業とを分担して行う方法は、広い場所で
あればよいが、道路工事や鉄道工事等の制約の多
い狭い場所では、持ち込みが不可能であつたり、
2台を十分能率的に使用できない等の問題点があ
つた。
また、1台のパワーシヨベルで先端アタツチメ
ントを付け替える方法は、この付け替え中、工事
を中断しなければならず、時間制約のある工事に
は不利であり、特に、掘削作業と把持運搬作業と
を交互に繰り返さなければならない場合では致命
的欠陥となつている。
本考案は、従来技術の上記問題点に鑑みて提案
されたもので、その目的とするところは、掘削機
能と把持運搬機能とを兼備させ、かつ、相互の作
業に支障とならないようにしてなるクランプ付き
バケツトを提供しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は上記目的を達成するため、パワーシヨ
ベル等のアームの先端に装着されたバスケツト本
体と、このバケツト本体の開口部前面両側に開閉
可能に枢着された一対の可動側クランプアーム
と、前記バケツト本体の背面に当該バケツト本体
の両側面よりも内側になるように設置され、か
つ、前記可動側クランプアームに連結された一対
の開閉作動用流体圧シリンダと、前記可動側クラ
ンプアームに対応してバケツト本体の両側面に当
該バケツト本体の開口部上面より僅かに上方へ突
出させて固着された一対の固定側クランプ部材と
で構成したものである。
〔作用〕
掘削作業時には、可動側クランプアームを閉状
態としておくことにより、従来のバケツトと同様
に掘削作業を行うことができる。また、可動側ク
ランプアームを流体圧シリンダによつて開閉作動
することによつて、物品や資材を、可動側クラン
プアームと、バケツト本体の先端爪や開口部両側
面との間で把持して運搬することができる。
〔実施例〕
第1図は本考案に係るクランプ付きバケツトを
装着したパワーシヨベルの外観側面図、第2図は
クランプ付きバケツトの拡大側面図、第3図はク
ランプ付きバケツトの前面側より見た斜視図、第
4図はクランプ付きバケツトの後面図である。
第1図において、Aは本考案のクランプ付きバ
ケツトを総体的に示し、Bはパワーシヨベル本
体、Cはアームを示している。
アームCはパワーシヨベル本体Bに油圧又はエ
ア等の流体圧シリンダを介して2段に屈伸可能に
取付けられており、このアームCの先端に本考案
のクランプ付きバケツトAが油圧又はエア等の流
体圧シリンダD及びリンクEを介して屈伸可能に
取付けられている。
本考案のクランプ付きバケツトAは、第2図〜
第4図に示す様に、バケツト本体1の開口部前面
両側に可動側クランプアーム2,2を開閉可能に
枢着している。
可動側クランプアーム2,2の枢着位置は、バ
ケツト本体1の開口部前面両側の後端側位置とし
てあり、この位置に支持ブラケツト3,3を固着
し、この支持ブラケツト3,3に枢軸4,4を介
して可動側クランプアーム2,2の後端を枢着し
てある。
両側の可動側クランプアーム2,2はバケツト
本体1の両側開口部上面1a,1aを含むバケツ
ト本体1の前面の先端爪部1bを固定側クランプ
アームとして利用することにより、資材その他の
物品を把持するもので、バケツト本体1の両側開
口部上面1a,1aの位置で開閉動作するように
略直杆形状をしている。そして、可動側クランプ
アーム2,2の物品把持面は物品を係止させる滑
り止め面として、凹凸面2a,2aとしてあり、
これと対応してバケツト本体1の開口部前面両側
に固定側クランプ部材5,5が固着してあり、こ
の固定側クランプ部材5,5の上面には可動側ク
ランプアーム2,2の凹凸面2a,2aと噛合す
る凹凸面5a,5aが形成してあり、この凹凸面
5a,5aは、バケツト本体1の両側開口部上面
1a,1aより僅かに上方へ突出させてあり、物
品を把持する際、両側開口部上面1a,1aが把
持物品で損傷することを防止し、また、閉状態で
バケツトとして地面の掘削作業を行う際、可動側
クランプアーム2,2の横振れを凹凸面2a,2
a,5a,5aの噛合で防止させるものである。
両側の支持ブラケツト3,3は、両側の可動側
クランプアーム2,2を夫々両側で両持支持する
ようにバケツト本体1に固着してあり、枢軸4,
4も両側で別体としてあり、これによりバケツト
本体1を第1図において掬い方向(反時計方向)
へ最大屈曲したとき、上記枢軸4,4がパワーシ
ヨベル本体BのアームCの先端と当接干渉して、
バケツト本体1の最大屈曲位置への操作を妨害す
ることを防止させている。
両側の可動側クランプアーム2,2の後端には
レバー2b,2bを一体的に延設し、このレバー
2b,2bと、バケツト本体1の後端に固着した
取付けブラケツト6,6との間に油圧又はエア等
の流体圧シリンダ7,7を連結している。
上記流体圧シリンダ7,7は、バケツト本体1
の両側面よりも内側になるように取り付けて、溝
掘り作業時に溝の両側面に干渉せず邪魔にならな
いようにしている。
バケツト本体1の後端面中央には、パワーシヨ
ベル本体BのアームCの先端に取付けるためのブ
ラケツト8が一体的に取付けられており、流体圧
シリンダ7,7は、このブラケツト8の両側に配
置されている。
尚、上記流体シリンダ7,7は、複動式の場合
を示しているが、一方、例えば、可動側クランプ
アーム2の開放側作動をバネで行わせ、他方の流
体圧で行わせる単動式としてもよい。また流体圧
シリンダ7,7のピストンロツドに防塵カバーを
設置するものである。
本考案のクランプ付きバケツトAは、以上の構
成からなり、次に動作を説明する。
先ず、掘削作業を行う時には、流体圧シリンダ
7,7を伸長作動させて、可動側クランプアーム
2,2を閉状態に保持させて行う。可動側クラン
プアーム2,2は略直杆状でバケツト本体1の開
口部両側に密着し、固定側クランプ部材5,5と
の凹凸面2a,2a,5a,5aの噛合によつて
横振れが確実に防止されるため、地面を掘削する
時の妨げとならず、従来と同様に掘削作業ができ
る。
次に、物品を把持運搬する場合には、流体圧シ
リンダ7,7を収縮作動させて可動側クランプア
ーム2,2を開放状態とし、この状態で物品に近
接して流体圧シリンダ7,7を伸長作動させると
可動側クランプアーム2,2が閉方向に回動して
バケツト本体1の先端爪部1bとの間で、又、固
定側クランプ部材5との間で物品を把持させるこ
とができ、運搬ができる。
このように、本考案のクランプ付きバケツトA
は、掘削作業時と把持運搬作業時とでアタツチメ
ントの交換等を要しないのである。尚、可動側ク
ランプアーム2,2の背面2c,2cは、掘削作
業時の地面に対する掘削抵抗を軽減するために断
面山形等の形状としてもよい。
〔考案の効果〕
本考案のクランプ付きバケツトによれば、掘削
作業と物品や資材等の把持運搬作業を1アタツチ
メントで共用することができ、作業能率の向上に
貢献でき、道路工事や鉄道工事等の時間的制約及
び場所的制約の多い作業現場での作業向上及び作
作業時間の短縮が図れる利点がある。また、一対
の可動側クランプアームに夫々流体圧シリンダを
連結してあるので、一対の可動側クランプアーム
を夫々の流体圧シリンダによつて別々に開閉作動
することができ、これにより、把持物品の厚みが
部分的に違つている場合でも両方の可動側クラン
プアームによつて物品を確実に把持することでき
る。更に、固定側クランプ部材をバケツト本体の
両側に当該バケツト本体の開口部上面より僅かに
上方へ突出させて固着してあるので、物品を把持
する際にバケツト本体の両側開口部上面が把持物
品で損傷されるのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るクランプ付きバケツトを
装着したパワーシヨベルの外観側面図、第2図は
クランプ付きバケツトの拡大側面図、第3図はク
ランプ付きバケツトの前面側より見た斜視図、第
4図はクランプ付きバケツトの後面図である。 A……クランプ付きバケツト、B……パワーシ
ヨベル本体、C……アーム、1……バケツト本
体、2……可動側クランプアーム、7……流体圧
シリンダ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 パワーシヨベル等のアームの先端に装着された
    バスケツト本体と、 このバケツト本体の開口部前面両側に開閉可能
    に枢着された一対の可動側クランプアームと、 前記バケツト本体の背面に当該バケツト本体の
    両側面よりも内側になるように設置され、かつ、
    前記可動側クランプアームに連結された一対の開
    閉作動用流体圧シリンダと、 前記可動側クランプアームに対応してバケツト
    本体の両側面に当該バケツト本体の開口部上面よ
    り僅かに上方へ突出させて固着された一対の固定
    側クランプ部材とで構成したことを特徴とするク
    ランプ付きバケツト。
JP1989150690U 1989-12-26 1989-12-26 Expired JPH0419088Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989150690U JPH0419088Y2 (ja) 1989-12-26 1989-12-26

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989150690U JPH0419088Y2 (ja) 1989-12-26 1989-12-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0389758U JPH0389758U (ja) 1991-09-12
JPH0419088Y2 true JPH0419088Y2 (ja) 1992-04-28

Family

ID=31697030

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989150690U Expired JPH0419088Y2 (ja) 1989-12-26 1989-12-26

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0419088Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012147302A (ja) * 2011-01-13 2012-08-02 Mitsubishi Electric Corp リモコン装置

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020090994A (ko) * 2002-11-04 2002-12-05 (주)거성건설 환경생태 인조석
KR100548191B1 (ko) * 2003-11-22 2006-02-02 김명구 굴삭기의 회전식 집게용 유압 공급장치

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6168935A (ja) * 1984-09-13 1986-04-09 Hitachi Constr Mach Co Ltd シヨベル系掘削機

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5074703U (ja) * 1973-11-08 1975-06-30

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6168935A (ja) * 1984-09-13 1986-04-09 Hitachi Constr Mach Co Ltd シヨベル系掘削機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012147302A (ja) * 2011-01-13 2012-08-02 Mitsubishi Electric Corp リモコン装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0389758U (ja) 1991-09-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4283866A (en) Convertible bucket attachment capable of excavation and clasping
US4519739A (en) Backhoe clamping device
US3767070A (en) Lifting and excavating apparatus
US20190119881A1 (en) Skid loader attachment including a rotatable and extendable claw
US6742291B2 (en) Thumb for scooping tool arm
FR2465033A1 (fr) Benne preneuse pour pelle mecanique
US6126216A (en) Bucket attachment for log grapple
US4928410A (en) Reversible clam shell bucket
US6260294B1 (en) Grab attachment for backhoe and excavator buckets
CA2175409C (en) Excavator bucket linkage
JPH08199619A (ja) バケットのリフトアーム・リンク機構
JPH0419088Y2 (ja)
US4818005A (en) Grapple with powered top and bottom jaw
JPS6154061U (ja)
US5176491A (en) Overcenter backhoe apparatus
US20040261301A1 (en) High rotation linkage assembly
JP2002187688A (ja) バケット付きフォークグラップル装置
JPH1068140A (ja) 作業アタッチメント
JPH0444682Y2 (ja)
JPH0346043Y2 (ja)
US10414633B1 (en) Grappling assembly for use with utility equipment
US20220267987A1 (en) Variable grip grapple
JPH10195912A (ja) 油圧ショベル用の簡易型把持装置
JP2681443B2 (ja) ショベル系掘削機のフロントアタッチメント
JP2565803Y2 (ja) 油圧ショベル用作業アタッチメント